JPH0970774A - 打撃工具 - Google Patents

打撃工具

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JPH0970774A
JPH0970774A JP22883995A JP22883995A JPH0970774A JP H0970774 A JPH0970774 A JP H0970774A JP 22883995 A JP22883995 A JP 22883995A JP 22883995 A JP22883995 A JP 22883995A JP H0970774 A JPH0970774 A JP H0970774A
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JP
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chisel
damper
pressure
pressure chamber
holder
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JP22883995A
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English (en)
Inventor
Eiichiro Uchida
栄一郎 内田
Yasunori Akiyama
泰範 秋山
Shinichi Sugita
真一 杉田
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空打撃時における工具自身への衝撃をなくし
工具自身の寿命を向上させると共に、被打撃物への打撃
状態を検出可能にする。 【解決手段】 チゼルホルダ11内に進退移動可能に支
持されたチゼル15と、チゼルホルダ15の後方に形成
されたシリンダ12内を進退移動するスプール14とか
らなり、スプール14をチゼル15の後端に衝突させて
チゼル15を前進し、チゼル15の先端にて被打撃物を
打撃する打撃工具10において、チゼル15と共に移動
し、チゼルハウジング11内を摺動移動するダンパピス
トン18と、ダンパピストン18、チゼル15およびチ
ゼルホルダ11形成される圧力室Aに圧縮空気を供給す
るダンパエア供給孔31と、圧力室Aと外部とを連通
し、チゼル15が前進した際にダンパピストン18によ
り圧力室Aと外部との連通が閉塞されるダンパエア排気
孔28とからなるエアダンパ部Eを備えたことからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に鋳物工作物の
バリ取りや鋳砂落としに使用される打撃工具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳物工作物から突出したバリを除
去するバリ取り加工において、バリに直接打撃力を与え
折損除去させる打撃工具が用いられている。この種の打
撃工具として、例えば図7に示すような打撃工具50が
使用されている。すなわち、この打撃工具50は、圧縮
空気供給装置60から切換弁を61を介して選択的に供
給される圧縮空気によってシリンダ52内を所定周期
(例えば26Hz)で往復運動するスプール54を、こ
のスプール54の前進端位置に待機しているチゼル55
に衝突させてチゼル55に運動エネルギーを与え、チゼ
ル55を前方(図面右方向)に断続的に飛び出させてバ
リを打撃するものである。そして、上記打撃工具50を
ロボットハンド等の移動手段に取り付け、チゼル55先
端を鋳物工作物から突出したバリに沿って移動させてバ
リ取り加工が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の打撃工具において、スプール54の衝突によりチゼル
55に与えられた運動エネルギーは、通常バリを折損さ
せるために消費されるが、打撃した先にバリが存在しな
い、いわゆる空打撃の場合には、チゼル55に与えられ
たエネルギーは打撃工具50自身が受けとめることにな
り、チゼル55を原位置に戻すリターンスプリング5
9、リターンスプリング59の共振を抑えるダンパゴム
57、チゼル55と共に移動しチゼル55の前進端を規
制するチゼルストッパ58およびチゼルストッパ58が
その前進端で衝突するチゼルホルダ51先端内面等に衝
撃荷重が作用して打撃工具の寿命を短くするといった問
題があった。
【0004】また、上記従来の打撃工具50は、圧縮空
気により往復運動するスプール54をチゼル55に衝突
させることによりチゼル55から一定のエネルギーを周
期的に出力するだけの工具であるため、打撃によりバリ
が確実に折損除去されたか否かを検出する手段を有して
いない。このため、バリ取り加工完了後にバリが完全に
折損除去されていない工作物が発生する場合があり工作
物の品質を管理することが困難であるといった問題や、
バリ取りが不十分な工作物を再度バリ取加工することに
よりタクトタイムが遅延するといった問題があった。
【0005】したがって、本発明の目的は、空打撃時に
おける工具自身への衝撃をなくし工具自身の寿命を向上
させると共に、チゼルの運動状態ひいては被打撃物への
打撃状態を検出し得る打撃工具の提供である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るための請求項1に記載の発明の手段は、チゼルホルダ
内に進退移動可能に支持され、先端を前記チゼルホルダ
から突出したチゼルと、前記チゼルホルダの後方に形成
されたシリンダ内を進退移動するスプールとからなり、
前記スプールを前記チゼルの後端に衝突させることによ
り前記チゼルを前進させ、前記チゼルの先端にて被打撃
物を打撃する打撃工具において、前記チゼルの移動に伴
って移動し、前記チゼルホルダ内を摺動移動するダンパ
ピストンと、前記ダンパピストン、前記チゼルの外周面
および前記チゼルホルダの内周面にて形成される空間を
気密的にした圧力室とからなるエアダンパ部を備えたこ
とからなる。この打撃工具においては、スプールがチゼ
ルに衝突することによって発生する運動エネルギーは、
エアダンパ部にて吸収されてチゼルの前進が規制される
ため、空打撃時においてダンパピストンおよびチゼルは
チゼルホルダに衝突することがない。
【0007】請求項2に記載の発明の手段は、チゼルホ
ルダ内に進退移動可能に支持され、先端を前記チゼルホ
ルダから突出したチゼルと、前記チゼルホルダの後方に
形成されたシリンダ内を進退移動するスプールとからな
り、前記スプールを前記チゼルの後端に衝突させること
により前記チゼルを前進させ、前記チゼルの先端にて被
打撃物を打撃する打撃工具において、前記チゼルの移動
に伴って移動し、前記チゼルホルダ内を摺動移動するダ
ンパピストンと、前記チゼルホルダに設けられ、前記ダ
ンパピストン、前記チゼルの外周面および前記チゼルホ
ルダの内周面にて形成される圧力室に圧縮空気供給装置
から供給される圧縮空気を供給するダンパエア供給孔
と、前記チゼルホルダに設けられ、前記圧力室と外部と
を連通し、前記チゼルが前進した際に前記ダンパピスト
ンにより圧力室と外部との連通が閉塞されるダンパエア
排気孔とからなるエアダンパ部を備えたことからなる。
この打撃工具においても請求項1の打撃工具と同様に、
エアダンパ部によりチゼルの前進が規制されるため、空
打撃時においてダンパピストンおよびチゼルがチゼルホ
ルダに衝突することがない。また、ダンパエア供給孔に
供給する圧縮空気の圧力を変更するだけでスプールの衝
突によりチゼルに与えられる運動エネルギーに応じたダ
ンパエア部が構成される。その上、このダンパエア供給
孔に供給する圧縮空気の圧力を調節することによりチゼ
ルのストロークが変更される。
【0008】請求項3に記載の発明の手段は、前記請求
項1もしくは請求項2に記載の打撃工具において、前記
圧力室の内圧を測定する圧力センサをさらに備えたもの
である。この打撃工具においては、圧力室の内圧を測定
することによりチゼルの運動状態ひいてはチゼルの打撃
状態を検出可能となる。
【0009】
【発明の実施形態】以下に、図面に基づき本発明の実施
形態である打撃工具を説明する。図1は本実施形態の打
撃工具10を適用したバリ取り装置のシステム全体を示
した構成図である。打撃工具10は6自由度汎用型のロ
ボット40(移動手段)のアーム先端に振動絶縁ホルダ
45を介して取り付けられており、ロボット40を駆動
することにより後述する打撃工具10のチゼル15先端
をテーブルTに載置された工作物Wから突出するバリB
(被打撃物)に沿って移動されるようになっている。ロ
ボット40の駆動は、シーケンサ41からの信号に基づ
いて処理がなされるロボットコントローラ62により制
御される。
【0010】次に、図2に基づき打撃工具10について
詳細に説明する。打撃工具10は、主に、ロボット40
のアーム先端に支持されたシリンダ12と、シリンダ1
2と同軸的に連結されたチゼルホルダ11と、先端をチ
ゼルホルダ11から突出しチゼルホルダ11内を往復移
動可能に支持されたチゼル15と、シリンダ12内で往
復運動しその前進端でチゼル15に衝突するスプール1
4と、チゼル15の移動を規制するエアダンパ部Eと、
圧力センサ33とから構成される。
【0011】シリンダ12は軸線方向に中心孔12aを
有した筒状の部材であり、外周面で図略の振動絶縁ホル
ダ45を介してロボット40のアーム先端に支持されて
いる。中心孔12aの先端側には大径部12bおよび小
径部12cが設けられており、小径部12cより先端側
の中心孔12aには、後述するチゼル15の後端側を摺
動可能に挿通するスリーブ21が嵌合されている。シリ
ンダ12の後端にはエンドブロック22が当接されてお
り中心孔12aは閉塞されている。そして、このエンド
ブロック22を覆うようにエンドカバー13がシリンダ
12の後端に固定されている。また、シリンダ12には
中心孔12aと平行な孔であり前記大径部12bと後述
するエンドブロック22の第2連通孔22bとを連通す
る供給通路24が設けられている。
【0012】エンドカバー13には後述する圧縮空気供
給装置60から供給される圧縮空気をシリンダ12の中
心孔12aに導くための第1供給孔23および第2供給
孔25が軸線方向および半径方向にそれぞれ設けられて
いる。また、エンドブロック22には前記中心孔12a
と前記第1供給孔23とを連通させる第1連通孔22
a、および、前記第2供給孔25と前記供給通路24と
を連通するL字状に屈曲した第2連通孔22bが形成さ
れている。
【0013】チゼルホルダ11は一端が開口し他端の閉
口面に貫通孔11aが形成された筒状部材であり、開口
端内周に形成された雌ねじ11dが、前記シリンダ12
の先端外周面に形成された雄ねじ12dと螺合して同軸
的にシリンダ12に固定されている。チゼルホルダ11
とシリンダ12の間にはスプリング26が介挿されてお
り、チゼルホルダ11とシリンダ12との螺合の緩みを
防止するようになっている。
【0014】チゼルホルダ11には、貫通孔11aを貫
通して先端を突出させたチゼル15が、チゼルホルダ1
1内を進退移動可能に嵌装されている。チゼル15は、
後方にフランジ部15aが形成された棒状の部材であ
り、チゼルホルダ11から突出した先端にてバリB(被
打撃物)を打撃するようになっている。チゼル15の外
周面とチゼルホルダ11の内周面との間の空間には、チ
ゼル15のフランジ部15aからチゼル15の先端に向
かって、ダンパゴム17、ダンパピストン18およびス
トッパ20がこの順序で介挿されている。ダンパゴム1
7は、弾性体からなる筒状の部材であり、チゼル15に
摺動可能に嵌装され、一端をチゼル15のフランジ部1
5aに当接させている。ダンパピストン18は円筒状の
部材であり、後端面は前記ゴムダンパ17に当接されて
いる。このダンパピストン18はチゼル15およびチゼ
ルホルダ11の内周面の両方に対して摺動可能に嵌装さ
れると共に、外周面に嵌装されたシール材18aによっ
て、チゼルホルダ11の内周面、チゼル15の外周面、
ダンパピストン18および後述するストッパ20にて形
成される空間(以下この空間を圧力室Aという)を気密
的に摺動するピストンを形成している。ストッパ20は
円筒状の部材であり、チゼル11に対して摺動可能に嵌
装されており、一端はチゼルホルダ11の先端内面に当
接している。また、ストッパ20とダンパピストン18
との間にはスプリング19が介挿されており、ダンパピ
ストン18およびダンパゴム17を介してチゼル15の
フランジ部15aを後方に付勢し、結果として通常は、
チゼル15のフランジ部15aの後端側端面が前記シリ
ンダ12の先端面に当接する位置まで付勢されている。
この時、チゼル15の後端側は、前記スリーブ21を貫
通して、その後端面15bが上述した中心孔14の大径
部14bにわずかに突出した位置にある。
【0015】スプール14は先端がテーパ状に面取りさ
れた柱状の部材であり、シリンダ14の中心孔14aに
摺動可能に嵌装されており、第1供給孔23もしくは第
2供給孔25から選択的に供給される圧縮空気によって
中心孔12a内を往復移動するようになっている。そし
て、スプール14は、その前進端(図中二点鎖線位置)
において、中心孔12aの大径部14bに突出したチゼ
ル15の後端面15bに衝突するようになっている。
【0016】また、上記チゼルホルダ11の前記圧力室
Aに対応する位置には、その半径方向にダンパエア供給
孔31、ダンパエア排気孔28および圧力エア導入孔2
9がそれぞれ形成されておりチゼルホルダ11の内部と
外部を連通している。ダンパエア供給孔31には後述す
る圧縮空気供給装置60が連結され、常時圧縮空気が供
給されるようになっている。ダンパエア排気孔28は、
図2に図示したように上記ダンパピストン18が後退端
に位置する場合には圧力室Aと外部とを連通し、ダンパ
ピストン18が前進された場合にはダンパピストン28
により閉塞される位置に形成されている。したがって、
チゼル15がスプリング19の付勢により後退端(現位
置)にある場合には、ダンパエア供給孔31から供給さ
れる圧縮空気はダンパエア排気孔28から外部に流出す
るため圧力室Aの内圧は上昇しないが、スプール14の
衝突によるチゼル15の前進に伴ってダンパピストン1
8が前進されるとダンパエア排気孔28は閉塞されて圧
力室Aの内圧が上昇し、ダンパピストン28、すなわ
ち、チゼル15の前進移動を規制するようになってい
る。以上によりエアダンパ部Eが構成されている。ま
た、圧力エア導入孔29には接続ブロック30を介して
圧力センサ33が接続されており、圧力室Aの内圧が測
定されるようになっている。
【0017】上述したエンドカバー13の第1供給孔2
3および第2供給孔25には、図1に示すように、コン
プレッサー等からなる圧縮空気供給装置60が圧力設定
器44および切換弁61を介して接続されている。圧力
設定器44は電磁比例弁等からなり、ロボットコントロ
ーラ62からの指令信号(電圧)に応じて圧縮空気供給
装置60から供給される圧縮空気の圧力を所望の圧力に
設定するようになっている。切換弁61はあらかじめ設
定された周期で切り換えられ圧力設定器44を介して供
給される圧縮空気を第1供給孔23もしくは第2供給孔
25に選択的に供給し、中心孔12a内のスプール14
を所定の周期(例えば26Hz)にて進退移動させるよ
うになっている。また、上述したダンパエア供給孔31
には、上記圧力設定器44と同様の圧力設定器43を介
して圧縮空気供給装置60が接続され、常時所望圧力の
圧縮空気が圧力室Aに供給されるようになっている。さ
らに、圧力センサ33には、図1に示すように、判別装
置42が接続されており、この判別装置42は圧力セン
サ33にて測定した圧力室Aの内圧とあらかじめ設定さ
れている圧力の設定値とを比較した結果や、圧力センサ
33から入力した圧力室Aの内圧の変動に応じてシーケ
ンサ41に種々の指令信号を出力するようになってい
る。
【0018】上述した構成の打撃工具10を用いたバリ
取り装置の作用を図3から図5のフローチャートを参照
して説明する。ただし、バリ取り加工を開始するに際
し、あらかじめテーブルTには工作物Wが載置され、ロ
ボットコントローラ62にはロボット40を駆動して打
撃工具10のチゼル15先端をこの工作物WのバリBに
沿って移動させる軌跡が教示されているものとする。
【0019】まず、バリ取り加工を開始すると、図3の
ステップ101にて圧縮空気供給装置60からの圧縮空
気の供給が開始され打撃工具10の空打撃が開始され
る。すなわち、ロボットコントローラ62は、圧力設定
器43,44をそれぞれ所定の圧力に設定し、打撃工具
10のダンパエア供給孔31と、第1供給孔23もしく
は第2供給孔25とに圧縮空気を供給する。図2に示す
ように、圧力設定器43を介してダンパエア供給孔31
に供給された圧縮空気は圧力室Aに流入し、ダンパピス
トン18(チゼル15)が後退端(図2に図示した位
置)にある場合には、圧力室Aに供給された圧縮空気は
ダンパエア排気孔28から放出され圧力室Aの内圧は上
昇しない。一方、圧力設定器44および切換弁61を介
して第1供給孔23もしくは第2供給孔25に選択的に
供給された圧縮空気により、スプール14は中心孔12
a内を所定周期(例えば26Hz)で進退運動する。す
ると、進退運動されたスプール14は、その前進端(図
中二点鎖線位置)でチゼル15の後端面15bに衝突
し、チゼル15に運動エネルギーを与える。運動エネル
ギーを得たチゼル15はこれにより前方へ飛び出され
る。このとき、このチゼル15の前進に伴ってダンパピ
ストン18が前進され、ダンパエア排気孔28がダンパ
ピストン28により閉塞される。すると、圧力室Aの内
圧が上昇し、この内圧によりダンパピストン18(チゼ
ル15)はダンパピストン18がストッパ20に衝突す
る前に減速停止される。このとき、圧力室Aの圧縮とダ
ンパゴム17の作用によりスプリング19の共振は発生
しない。そしてこの直後に、スプリング19の付勢力に
よってチゼル15はフランジ部15aがシリンダ12の
先端面に当接する原位置まで押し戻される。また、この
時のフランジ部15aとシリンダ12の先端との衝突の
エネルギーはダンパゴム17が吸収するため、チゼル1
5が振動することはない。さらに、チゼル15が後端に
移動すると、ダンパエア排気孔28のダンパピストン1
8による閉塞が解除され圧力室Aの内圧は再び降下す
る。以上の動作が所定周期にて繰り返し行われ、打撃工
具10の空打撃が行われる。なお、ダンパエア供給孔3
1から供給する圧縮空気の圧力を圧力設定器43にて変
更することにより、チゼル15のストロークSを変更す
ることができる。
【0020】ステップ101にて空打撃が開始される
と、ステップ102に移行して初期異常判別処理が実行
される。この初期異常判別処理では、圧力センサ33に
て測定される圧力室Aの内圧Pをあらかじめ設定された
空打撃時の内圧P1と比較することで、チゼル15の打
撃力を調節すると共に、チゼル15の打撃状態の異常を
判別することが行われる。この初期異常処理について図
4のフローチャートに基づいて説明する。
【0021】ステップ201にて圧力センサ33にて測
定された圧力室Aの内圧Pが判別装置42に入力され
る。入力される内圧Pは例えば図6[a]に示すよう
に、内圧に対応した電圧値Vとして入力される。図6
[a]は空打撃時における圧力室Aの内圧Pを圧力セン
サ33の電圧値Vとして測定したグラフである。ステッ
プ202に移行すると判別装置42は、ステップ201
にて入力した圧力室Aの内圧P(電圧V)とあらかじめ
設定されている空打撃時の内圧の設定値P0(電圧V
0)を比較する。この比較としては、例えば入力された
電圧のピーク値Vmaxで比較することにより行われ
る。そして、判別装置42はステップ201にて測定し
た内圧Pが上記設定値P0と等しい、すなわち、入力さ
れた電圧のピーク値Vmaxが設定値P0に対応した電
圧値V0に等しい場合には、チゼル15は所望の打撃力
にあると判別して初期異常判別処理を完了して図3のス
テップ103に移行する。また、内圧Pが設定値P0よ
り大きい(Vmax>V0)場合には、チゼル15は所
望の打撃力を越えていると判別されステップ204に移
行する。さらに、圧力Pが圧力設定値P0より小さい
(Vmax<V0)場合には、チゼル15は所望の打撃
力に達していないと判別されステップ205に移行す
る。
【0022】ステップ204に移行した場合には、判別
装置42は第1供給孔23に供給する圧縮空気の圧力を
下げる旨の指令信号をシーケンサ41に出力する。判別
装置24からの指令信号を入力したシーケンサ41はロ
ボットコントローラ62に指令信号を出力し、この指令
信号を入力したロボットコントローラ62は圧力設定器
44を制御して第1供給孔23に供給する圧縮空気の圧
力を低下させ、再度ステップ201に移行する。
【0023】一方、ステップ205に移行した場合に
は、判別装置42はステップ204と同様に第1供給孔
23に供給する圧縮空気の圧力を上げる旨の指令信号を
シーケンサ41に出力し、シーケンサ41からの出力信
号に応じてロボットコントローラ62は圧力設定器44
を制御して第1供給孔23に供給する圧縮空気の圧力を
上昇させる。そして、ステップ206にて、ステップ2
01と同様に圧力センサ33から圧力室Aの内圧P(電
圧V)が判別装置42に入力される。続いてステップ2
07に移行すると、ステップ201(2回目以降は、前
回ステップ206)にて測定された内圧Pに対してステ
ップ206にて入力した圧力Pが上昇しているか否かが
判断され、上昇している場合には再度ステップ202に
移行し、上昇していない場合にはステップ208に移行
し、打撃工具10の異常を警告して異常終了とする。す
なわち、圧力室A内の内圧が上昇しないということは、
ダンパピストン18がダンパエア排気孔28を閉塞しな
いことを意味し、したがってチゼル15が何らかの原因
(例えば、貫通孔11aとチゼル15との隙間にバリ等
の異物が介在する等)で前進しない異常状態にあること
示す。以上により、初期異常判別処理が完了する。
【0024】図3のステップ103に移行すると、ロボ
ットコントローラ62はロボット40のアームを駆動
し、打撃工具10のチゼル15先端をバリ取り開始位置
に移動してバリ取り加工を開始する。ステップ104に
て圧力センサ33にて測定された圧力室Aの内圧P(電
圧V)が判別装置42に入力される。続いて、ステップ
107に移行すると判別装置42は、ステップ104に
て入力した内圧Pがあらかじめ設定されたバリ打撃時の
内圧の設定値P1と比較される。この比較も上述した初
期異常判別処理のステップ202と同様に、測定した内
圧Pに対応する圧力センサ33の電圧のピーク値Vma
xと設定値P1に対応する電圧値V1とが比較されるこ
とにより行われる。そして、測定された内圧Pが設定値
P1以上の場合(Vmax≧V1)にはステップ108
に移行し、一方、測定された内圧Pが設定値P1より小
さい場合(Vmax<V1)には図5のステップ110
に移行する。
【0025】ここで、圧力室Aの内圧Pについて説明す
る。図6[b]はチゼル15がバリBを打撃した場合に
おける圧力室Aの内圧Pの変化を圧力センサ33の電圧
値Vとして測定したグラフである。図6[b]に示すよ
うに、チゼル15がバリBを打撃した場合の圧力室Aの
内圧Pの上昇は、上述した図6[a]に示す空打撃時の
内圧Pの上昇よりも小さくなる。これは、チゼル15が
その全ストロークを移動する前にバリBと衝突し、チゼ
ル15はその反動で後方に戻される。このため、バリ打
撃時は、ダンパエア排気孔28がダンパピストン18に
て閉塞される時間が空打撃時のそれより短いか、もしく
は、ダンパエア排気孔28がダンパピストン18にて完
全に閉塞されないためである。また、バリ打撃時にバリ
Bが厚くチゼル15の打撃によりバリBが折損除去でき
ない場合には、チゼル15の移動量はさらに少ないた
め、圧力室Aの内圧Pの上昇はさらに小さくなる。した
がって、ステップ107では、ステップ104にて入力
した圧力室Aの内圧Pが、空打撃時における内圧の設定
値P0(電圧V0)よりも小さいバリ打撃時の設定値P
1(電圧V1)と比較され、内圧P(電圧のピーク値V
max)が設定値P1(電圧V1)より小さい場合には
バリBが完全に除去できなかったと判別するようになっ
ている。
【0026】ステップ108に移行した場合は、チゼル
15の打撃によりバリBが折損除去された場合であるの
で、ロボットコントローラ62はロボット40を正常に
駆動し、打撃工具10をあらかじめ教示された軌跡に従
って移動させる。そして、ステップ109にてバリ取り
加工が全て完了したか、すなわち、打撃工具10が所定
の終了位置に達したか否かが判断され、打撃工具10が
終了位置に達した場合にはバリ取り加工を終了し、終了
位置に達していない場合にはステップ104に移行して
上記処理を繰り返す。
【0027】一方、ステップ110に移行した場合は、
チゼル15の打撃によりバリBが折損除去できなかった
場合であるので、ロボットコントローラ62はロボット
40のアームの移動を停止させ、この停止した位置にて
バリBの打撃を行う。そして、ステップ111にて、ス
テップ104と同様に圧力センサ33から圧力室Aの内
圧Pを入力し、ステップ112にてステップ107と同
様に内圧P(電圧V1)と設定値P1(電圧V1)とを
比較することにより、バリBが除去できたか否かが判別
される。バリBが除去できた場合(Vmax>V1)に
は図3のステップ108に移行してロボット40のアー
ムの駆動を再開し、バリBが除去できない場合(Vma
x<V1)には、ステップ113に移行してタイムカウ
ンタtcを増加する。そして、ステップ114にてタイ
ムカウンタtcが設定値Tに達したか否かが判別され、
設定値Tに達しない場合にはステップ111に戻ってそ
の場所での打撃を繰り返し、設定値Tに達した場合に
は、バリBを除去することが不可能であったと判断して
異常終了するようになっている。
【0028】なお、上述した実施形態のバリ取り装置に
おいては、図3のステップ107にてバリBが除去され
ていないと判断した場合には、ステップ110にてロボ
ット40のアームの駆動を停止し、同じ場所での打撃を
繰り返すようにしているが、圧力設定器44にて供給す
る圧縮空気の圧力を上昇させチゼル15の打撃力を増加
させても良いし、ロボット40のアームを戻るように駆
動させて再度打撃させるようにしても良い。
【0029】以上に述べたように、本実施形態の打撃工
具10は、チゼル15の前進を規制するエアダンパ部E
を設け、空打撃時においてもダンパピストン18がスト
ッパ20に衝突することなくチゼル15を前進端で減速
停止するようにしたため、いかなる場合においてもダン
パピストン18、ストッパ20、ダンパゴム17および
スプリング19等には衝撃荷重が作用することがなく打
撃工具10の寿命が向上するといった効果がある。ま
た、圧力室A内に供給する圧縮空気の圧力を変更するだ
けで、チゼル15に与えられる運動エネルギーに応じた
ダンパ部Eが構成でき、さらに、この圧力室Aに供給す
る圧縮空気の圧力を調節することにより、チゼル15の
ストロークを変更できるといった利点を持っている。そ
の上、本実施形態の打撃工具10は圧力室Aの内圧Pを
圧力センサ33にて測定することにより、チゼル15の
運動状態ひいてはバリ取り加工の状態が監視できるた
め、バリ取りの加工状態に応じた打撃工具10やロボッ
ト40の駆動が制御でき、バリ取りが不十分な工作物を
生ずる恐れがない。また、これによりバリ取り加工のタ
クトタイムの短縮が図れるといった効果がある。
【0030】なお、上述した実施形態の打撃工具10に
おけるエアダンパ部Eは、ダンパエア供給孔31から圧
力室Aに圧縮空気を供給するように構成されているが、
ダンパエア供給孔31およびダンパエア排気孔を廃止し
て圧力室Aを気密的に保つように構成しても構わない。
また、上述した実施形態においては切換弁61は打撃工
具10と別体に設けているが、エンドブロック22やエ
ンドカバー13等に設けた一体型でも構わない。さら
に、本実施形態においては、圧力センサ33にて測定さ
れた圧力室Aの圧力を判別装置42にて判別しシーケン
サ41に指令信号を出力するように構成しているが、シ
ーケンサ41にて同様の判別処理が行える場合には、判
別装置42を省略し直接圧力センサ33をシーケンサ4
1に接続しても構わない。
【0031】また、本実施形態では打撃工具10を移動
する手段として6軸の汎用ロボット40を使用している
が、必要な軌跡を移動可能な装置であればこれに限られ
ず、直交3軸型のロボット等でも構わない。なお、上述
した実施形態において、打撃工具10はバリ取りに使用
される例として説明しているが、鋳物工作物に付着した
鋳砂を落とす打撃工具等にも使用できることは勿論のこ
とである。
【0032】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の打撃工具
は、チゼルの前進を規制するエアダンパ部を設け、空打
撃時にチゼルやダンパピストンがチゼルホルダに衝突す
ることなくチゼルを前進端で減速停止するようにしたた
め、いかなる場合にもダンパピストンやチゼルホルダに
は衝撃荷重が作用せず打撃工具の寿命を大幅に向上する
といった効果がある。
【0033】また、圧力室に圧縮空気を供給してエアダ
ンパ部を構成する打撃工具においては、圧力室に供給す
る圧縮空気の圧力を変更するだけで、チゼルに与えられ
る運動エネルギーに応じたエアダンパ部が構成でき、そ
の上、圧力室に供給する圧縮空気の圧力を調節すること
によりチゼルのストロークを可変にできるといった効果
がある。
【0034】さらに、この圧力室の内圧を測定する圧力
センサをさらに設けた打撃工具においては、この内圧を
測定することによりチゼルの運動状態ひいてはチゼルの
打撃状態が検出できるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である打撃工具を用いたバリ
取り装置の全体構成図である。
【図2】本発明の実施形態である打撃工具を示した縦断
面図である。
【図3】本発明の実施形態である打撃工具を用いたバリ
取り装置の作用を示したフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態である打撃工具を用いたバリ
取り装置の作用を示したフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態である打撃工具を用いたバリ
取り装置の作用を示したフローチャートである。
【図6】空打撃時およびバリ打撃時における圧力室の内
圧を圧力センサの電圧値として測定したグラフである。
【図7】従来の打撃工具を示した断面図である。
【符号の説明】
10 打撃工具 11 チゼルホルダ 12 シリンダ 14 スプール 15 チゼル 18 ダンパピストン 20 ストッパ 28 ダンパエア排気孔 31 ダンパエア供給孔 33 圧力センサ A 圧力室 B バリ E エアダンパ部 W 工作物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チゼルホルダ内に進退移動可能に支持さ
    れ、先端を前記チゼルホルダから突出したチゼルと、前
    記チゼルホルダの後方に形成されたシリンダ内を進退移
    動するスプールとからなり、前記スプールを前記チゼル
    の後端に衝突させることにより前記チゼルを前進させ、
    前記チゼルの先端にて被打撃物を打撃する打撃工具にお
    いて、前記チゼルの移動に伴って移動し、前記チゼルホ
    ルダ内を摺動移動するダンパピストンと、前記ダンパピ
    ストン、前記チゼルの外周面および前記チゼルホルダの
    内周面にて形成される空間を気密的にした圧力室とから
    なるエアダンパ部を備えたことを特徴とする打撃工具。
  2. 【請求項2】 チゼルホルダ内に進退移動可能に支持さ
    れ、先端を前記チゼルホルダから突出したチゼルと、前
    記チゼルホルダの後方に形成されたシリンダ内を進退移
    動するスプールとからなり、前記スプールを前記チゼル
    の後端に衝突させることにより前記チゼルを前進させ、
    前記チゼルの先端にて被打撃物を打撃する打撃工具にお
    いて、前記チゼルの移動に伴って移動し、前記チゼルホ
    ルダ内を摺動移動するダンパピストンと、前記チゼルホ
    ルダに設けられ、前記ダンパピストン、前記チゼルの外
    周面および前記チゼルホルダの内周面にて形成される圧
    力室に圧縮空気供給装置から供給される圧縮空気を供給
    するダンパエア供給孔と、前記チゼルホルダに設けら
    れ、前記圧力室と外部とを連通し、前記チゼルが前進し
    た際に前記ダンパピストンにより圧力室と外部との連通
    が閉塞されるダンパエア排気孔とからなるエアダンパ部
    を備えたことを特徴とする打撃工具。
  3. 【請求項3】 前記圧力室の内圧を測定する圧力センサ
    をさらに備えてなる前記請求項1もしくは前記請求項2
    に記載の打撃工具。
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