JP2550871Y2 - 打込機のアタッチメント - Google Patents

打込機のアタッチメント

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JP2550871Y2
JP2550871Y2 JP122392U JP122392U JP2550871Y2 JP 2550871 Y2 JP2550871 Y2 JP 2550871Y2 JP 122392 U JP122392 U JP 122392U JP 122392 U JP122392 U JP 122392U JP 2550871 Y2 JP2550871 Y2 JP 2550871Y2
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勇 丹治
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は打込機の被打込材に接触
するアタッチメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来周知の打込機の一例を示した
ものである。射出部2に上下動自在に装着されたプッシ
ュレバー3の先端を後述する被打込材5に押し当て、更
にプッシュレバー3の他端と連動したスイッチ16を操
作することにより、メインバルブ15が作動し、アキュ
ームレータ19内に蓄積された圧縮気体がピストン17
の上部に流入し、ピストン17がシリンダ18内を急激
に下降し、射出口4内に給送されている止具6を打込
む。図7に示すようにプッシュレバー3は、打込機1を
傾けて止具6を斜め打ちする時、ピストン17の射出部
2からの出張る量が、垂直打ちに比べて少なくならない
ように面取りまたはプッシュレバー3の側面が凹部8と
なっていた。
【0003】また、図8は実開平2−27873号公報
に記載の射出部2近傍を示すもので、プッシュレバー3
の先端が、ハンドル20側の先端部12のみを残した凹
部8となっており、前方、左右のほぼ中央部には、先端
部12よりも上がった位置に小さな突起部7が複数個設
けられている。
【0004】図10に示す射出部2は、図8のプッシュ
レバー3の先端部をゴム等の可撓性のある材料で覆った
ものである。更に図12に示す実開平1−132381
号公報に記載のものは、打込機1のプッシュレバー3の
先端部12にノーズキャップ10を取り付け、該ノーズ
キャップ10の先端よりも出張らない位置に、先端が鋭
くなっている針要素11をノーズキャップ10よりも突
出させている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図6に示す従来の打込
機1の射出部2の構造では、図7に示すように、打込機
1を傾けて止具6を斜め打ちをする時、プッシュレバー
3の先端がすべりやすいため、打ち込み位置が決めづら
く、操作しづらいものとなっていた。図8に示す構造で
は上記欠点を補うためプッシュレバー3の凹部8の左右
中央部に突起部7を形成し、図9に示すように止具6を
斜め打ちする時に、突起部7が被打込材5に喰い込むの
で、打込機1の位置決めが容易になるという利点があ
る。しかし、プッシュレバー3は従来金属でできてお
り、被打込材5の表面に必ずプッシュレバー3を押し当
てた傷が残ってしまうという欠点がある。従来かかる打
込機1により止具6が打込まれる被打込材5は、建築物
の下地材となっていたため傷に対する問題がなかった
が、最近になって、前記下地材を止める作業のみでなく
建築物の表に出る内装材止めにも使用されるようにな
り、特に石膏ボード等の表面の柔らかい材料では、必ず
プッシュレバー3の傷が残ってしまう。そのため、内装
材の被打込材5に止具6を打ち込む場合には、図10に
示すような可撓性のあるゴム等の材料からなるノーズキ
ャップ10をプッシュレバー3先端に取り付けること
で、被打込材5への表面の傷を防止していた。しかし、
プッシュレバー3の先端にノーズキャップ10を取り付
けた状態で、図11の如く斜め打ちを行うと、以前のよ
うに先端のノーズキャップ10が被打込材6に喰い込ま
ないため、位置決めがしづらくなってしまった。そこ
で、内装材止めではノーズキャップ10をプッシュレバ
ー3の先端に装着し、下地材止めでは、ノーズキャップ
10を外して使用しなければならず、その操作がわずら
わしいものになっていた。また、ノーズキャップ10を
着脱するという作業は、打込機1の射出部2周りで行わ
れ、プッシュレバー3は打込み動作と連動しているた
め、止具6が誤発射する恐れがあり、非常に危険なもの
となっていた。
【0006】次に、図12に示す構造では、上記欠点を
補うため、ノーズキャップ10の周りに針要素11をノ
ーズキャップ10から突出させているため、ノーズキャ
ップ10をゴム等の可撓性の材料で構成すれば、被打込
材5の表面に傷が付くのを防止でき、斜め打ちの時は、
針要素11が被打込材5に喰い込んで、容易に位置決め
が可能となった。しかし、ノーズキャップ10に予め針
要素11を埋め込まなければならないので、ノーズキャ
ップ10が非常に高価なものとなっていた。本考案の目
的は、上記した従来技術の欠点をなくし、下地材を止め
る際にもノーズキャップを取り外す必要がなく、操作性
がよい打込機を安価に提供できるようにすることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プッシュレ
バーの突起部をノーズキャップで被うことなく、外部に
突出させて形成することにより達成される。
【0008】
【作用】上記のように構成された射出部を有する打込機
において打込み動作を行うと、被打込材に垂直に打込機
を当てた時は、ゴムからなるノーズキャップが被打込材
に当り、打込機を斜めに当てた時は、ノーズキャップよ
り外かくに突出したプッシュレバーの突起部が被打込材
の表面に喰い込むようになる。
【0009】
【実施例】図1は本考案の射出部近傍の一実施例を示す
ものである。プッシュレバー3に設けられた凹部8のほ
ぼ中央部には、プッシュレバー3の先端部12よりも上
方の位置に突起部7が1〜数個所形成されている。ま
た、プッシュレバー3の先端部12は可撓性のあるゴム
等からなるノーズキャップ10で覆われており、該ノー
ズキャップ10の左右には面取り部9が設けられてい
る。このため、前記突起部7は、ノーズキャップ10の
面取り部9よりも突出した状態となる。図2に示す如
く、打込機1を被打込材5に垂直に当てた状態では、被
打込材5が石膏ボード等の柔らかい材料であっても、プ
ッシュレバー3の先端部12はノーズキャップ10で覆
われているため、被打込材5の表面に傷を付けることは
ない。また図3は被打込材5に打込機1を斜めに押し当
てた状態を示すものである。この時ノーズキャップ10
は、左右に面取り部9が設けられているため、射出部2
からのピストン17の出張り量を少なくすることがな
く、前記面取り部9より突出した突起部7が被打込材5
に喰い込むため、打込機1の位置決めが容易になる。
【0010】図4は本考案の他の実施例を示すもので、
前記突起部7が止具6の射出方向に対して直角に曲げら
れ、ノーズキャップ10の外周より外方に突出してい
る。またノーズキャップ10は、射出部2先端に向けて
先細りした円錐形になっている。このため、止具6を斜
めに打ち込む時に、ピストン17の出張り量が小さくな
らないようになっている。
【0011】図5は本考案の更に他の実施例を示すもの
で、前記突起部7がプッシュレバー3の先端部12より
突出しており、ノーズキャップ10の先端は突起部7よ
りも射出部2先端方向に大きく出張っている。前記突起
部7は、ノーズキャップ10の面取り部9より突出して
いる。上記した実施例においては、上下動するプッシュ
レバー3の先端部12付近に突起部7を設けるとした
が、射出部2の先端付近に突起部7を設けても同様の効
果を奏することができる。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば、プッシュレバーの先端
にゴム等からなるノーズキャップを取り付け、更にプッ
シュレバーに突起を設け、該突起をノーズキャップから
突出するようにしたので、垂直打ちの時は被打込材の表
面に傷を付けることがなく、また斜め打ちの時は突起部
が被打込材に喰い込んで位置決めがしやすいので、作業
毎にノーズキャップを取り外す必要がなく操作性が向上
する。またノーズキャップの交換時に発生する恐れがあ
る止具の誤発射もないため非常に安全である。更に、ノ
ーズキャップ内に針要素等を埋め込んだのではなく、既
成の要素を利用して構成しているため大変安価であると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案アタッチメントの一実施例を示す要部
断面図である。
【図2】 図1の打込み動作状態を示す正面図である。
【図3】 図1の他の打込み動作状態を示す縦断面図で
ある。
【図4】 本考案の他の実施例を示す要部正面図であ
る。
【図5】 本考案の更に他の実施例を示す要部正面図で
ある。
【図6】 従来周知の打込機の一例を示す側面図であ
る。
【図7】 図6の打込み動作状態を示す縦断面図であ
る。
【図8】 従来のアタッチメントの一例を示す要部側面
図である。
【図9】 図8の打込み動作状態を示す縦断面図であ
る。
【図10】 従来のアタッチメントの一例を示す縦断面
図である。
【図11】 図10の打込み動作状態を示す正面図であ
る。
【図12】 従来のアタッチメントの一例を示す要部正
面図である。
【符号の説明】
1は打込機、2は射出部、3はプッシュレバー、4は射
出口、5は被打込材、6は止具、7は突起部、8は凹
部、12は先端部、16はスイッチである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 止具を打込むための射出部と、該射出部
    に対して上下動自在に取付けられ、一端を打撃を制御す
    るスイッチ操作子に連動すると共に少なくとも2個の先
    が被打込材に接するプッシュレバーを有する打込機
    において、 前記プッシュレバー先端部をゴム等の可撓性の材料から
    り、プッシュレバー先端部より下方に突出した先端及
    び面取り部を有するノーズキャップで覆うと共にプッシ
    ュレバーにノーズキャップの面取り部より外方に突出
    し、下端がプッシュレバー先端部より上方に位置する
    起部を複数個設けたことを特徴とする打込機のアタッチ
    メント。
JP122392U 1992-01-17 1992-01-17 打込機のアタッチメント Expired - Lifetime JP2550871Y2 (ja)

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JP122392U JP2550871Y2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 打込機のアタッチメント

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JP122392U JP2550871Y2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 打込機のアタッチメント

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JPH0556364U JPH0556364U (ja) 1993-07-27
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JP6930566B2 (ja) * 2016-06-21 2021-09-01 マックス株式会社 打ち込み工具
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