JPH05332330A - アンカー - Google Patents
アンカーInfo
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- JPH05332330A JPH05332330A JP13535992A JP13535992A JPH05332330A JP H05332330 A JPH05332330 A JP H05332330A JP 13535992 A JP13535992 A JP 13535992A JP 13535992 A JP13535992 A JP 13535992A JP H05332330 A JPH05332330 A JP H05332330A
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- pulling
- anchor
- claw member
- tension
- cut piece
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Abstract
(57)【要約】
【目的】切り込み片を拡開状態に保持し、基礎等に強固
に、しかも、見栄え良く係止する。 【構成】基端部にネジ部2aを設け、先端部に引っ張り
部2bを形成した引っ張り部材2と、引っ張り部材2に
挿入され、基端部3aが引っ張り部材2のネジ部2aに
対して着脱可能に螺合され、側部に複数の切り込み3c
を形成して引っ張り部材2の引っ張り部2b側に向けて
切り込み片3dを形成した爪部材3と、前記引っ張り部
材2に挿入され、爪部材3の切り込み片3dと係合し、
引っ張り部材2を介して爪部材3を引っ張り部2b側に
引っ張り、前記切り込み片3dを拡開させる筒体4とか
ら構成されている。
に、しかも、見栄え良く係止する。 【構成】基端部にネジ部2aを設け、先端部に引っ張り
部2bを形成した引っ張り部材2と、引っ張り部材2に
挿入され、基端部3aが引っ張り部材2のネジ部2aに
対して着脱可能に螺合され、側部に複数の切り込み3c
を形成して引っ張り部材2の引っ張り部2b側に向けて
切り込み片3dを形成した爪部材3と、前記引っ張り部
材2に挿入され、爪部材3の切り込み片3dと係合し、
引っ張り部材2を介して爪部材3を引っ張り部2b側に
引っ張り、前記切り込み片3dを拡開させる筒体4とか
ら構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機械等の据え付け、建築
に付帯する電気、ガス、水道、通信等の工事などに要す
る機械、器具などの部材を天井、壁、床などに取り付け
る際に用いられるアンカーに関するものである。
に付帯する電気、ガス、水道、通信等の工事などに要す
る機械、器具などの部材を天井、壁、床などに取り付け
る際に用いられるアンカーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば図6
に示すアンカーが提案されている。このアンカーは上下
両端が開放された筒本体31を備え、その内部には縮径
部32が形成されるとともに、同筒本体31の下半部に
は切り込みが入れられることにより、複数の切り込み片
33が形成されている。そして、筒本体31を基礎Cに
埋没した後、縮径部32にピン34を打ち込むことによ
り、複数の切り込み片33が各々外方に拡開しアンカー
は基礎Cに係止される。
に示すアンカーが提案されている。このアンカーは上下
両端が開放された筒本体31を備え、その内部には縮径
部32が形成されるとともに、同筒本体31の下半部に
は切り込みが入れられることにより、複数の切り込み片
33が形成されている。そして、筒本体31を基礎Cに
埋没した後、縮径部32にピン34を打ち込むことによ
り、複数の切り込み片33が各々外方に拡開しアンカー
は基礎Cに係止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術においては、切り込み片33の強度が十分でな
く、アンカーに対して引張力が作用した場合、拡開され
た切り込み片33が縮径され、その結果、アンカーと基
礎Cとの間にガタが生じたり抜けたりするおそれがあっ
た。
来技術においては、切り込み片33の強度が十分でな
く、アンカーに対して引張力が作用した場合、拡開され
た切り込み片33が縮径され、その結果、アンカーと基
礎Cとの間にガタが生じたり抜けたりするおそれがあっ
た。
【0004】しかも、打ち込んだピン34は引き抜くこ
とができない。その結果、そのピン34が座等から突出
することになり、外観上見栄えが良くないという問題が
あった。
とができない。その結果、そのピン34が座等から突出
することになり、外観上見栄えが良くないという問題が
あった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は切り込み片を拡開状態に
保持し、基礎等に強固に、しかも、見栄え良く係止する
ことができるアンカーを提供することにある。
れたものであって、その目的は切り込み片を拡開状態に
保持し、基礎等に強固に、しかも、見栄え良く係止する
ことができるアンカーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、基端部にネジ部を設け、先端部に引っ張り
部を形成した引っ張り部材と、前記引っ張り部材に挿入
され、基端部が引っ張り部材のネジ部に対して着脱可能
に螺合され、側部に複数の切り込みを形成して引っ張り
部材の引っ張り部側に向けて切り込み片を形成した爪部
材と、前記引っ張り部材に挿入され、爪部材の切り込み
片と係合し、引っ張り部材を介して爪部材を引っ張り部
側に引っ張り、前記切り込み片を拡開させる筒体とから
なることをその要旨とする。
決するため、基端部にネジ部を設け、先端部に引っ張り
部を形成した引っ張り部材と、前記引っ張り部材に挿入
され、基端部が引っ張り部材のネジ部に対して着脱可能
に螺合され、側部に複数の切り込みを形成して引っ張り
部材の引っ張り部側に向けて切り込み片を形成した爪部
材と、前記引っ張り部材に挿入され、爪部材の切り込み
片と係合し、引っ張り部材を介して爪部材を引っ張り部
側に引っ張り、前記切り込み片を拡開させる筒体とから
なることをその要旨とする。
【0007】
【作用】従って、本発明によれば、爪部材を引っ張り部
材のネジ部に螺着するとともに、引っ張り部材に筒体を
挿入した状態で、前記引っ張り部材、爪部材及び筒体
を、例えば、基礎等に穿孔された孔に挿入する。そし
て、前記筒体を孔内に固定した状態で、前記爪部材を上
方へ引っ張り上げる。すると、前記筒体の下面と前記切
り込み片が係合する。さらに、引っ張り部材を引っ張り
上げることによって、筒体の下面が前記切り込み片を押
し拡げ、切り込み片は基礎内に上方に向かって拡開しな
がら侵入していく。この結果、爪部材は基礎内に完全に
固定される。
材のネジ部に螺着するとともに、引っ張り部材に筒体を
挿入した状態で、前記引っ張り部材、爪部材及び筒体
を、例えば、基礎等に穿孔された孔に挿入する。そし
て、前記筒体を孔内に固定した状態で、前記爪部材を上
方へ引っ張り上げる。すると、前記筒体の下面と前記切
り込み片が係合する。さらに、引っ張り部材を引っ張り
上げることによって、筒体の下面が前記切り込み片を押
し拡げ、切り込み片は基礎内に上方に向かって拡開しな
がら侵入していく。この結果、爪部材は基礎内に完全に
固定される。
【0008】また、引っ張り部材は爪部材と螺合してい
るだけなので、同引っ張り部材を取り外すことができ、
例えば、取付治具等を引っ張り部材に代えて螺合させる
ことができる。
るだけなので、同引っ張り部材を取り外すことができ、
例えば、取付治具等を引っ張り部材に代えて螺合させる
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明をアンカーに具体化した一実施
例を図1〜図4に従って説明する。
例を図1〜図4に従って説明する。
【0010】図1(a),(b)に示すように、アンカ
ー1には引っ張り部材としての円柱形の軸2が設けられ
ている。この軸2の基端部には雄ねじが切られたネジ部
2aが形成されるとともに、その先端部は図示しない引
っ張り装置が取着される引っ張り部2bとなっている。
そして、前記ネジ部2aには爪部材3が着脱可能に螺合
されている。この爪部材3は中空円筒形状をなしてお
り、頭部3aと爪部3bとから形成されている。そし
て、その頭部3aと軸2とが螺合している。前記爪部3
bにはその先端部から互いに平行に延びる複数本(本実
施例では4本)の切り込み3cが形成され、隣接する両
切り込み3c間には切り込み片3dが先端に向かって形
成されている。そして、この切り込み片3dの先端部に
は尖塔部3eが形成されており、例えばコンクリート等
の基礎に食い込み易いようになっている。さらに、同切
り込み片3d基部の外周面には切欠部3fが設けられ、
同外周面は基礎から先端部にかけて拡開する向きにテー
パ状に形成されている。このため、前記切り込み片3d
の肉厚は先端部から基部にかけて薄くなるようになって
おり、前記切り込み片3dが基部から拡開し易いように
なっている。
ー1には引っ張り部材としての円柱形の軸2が設けられ
ている。この軸2の基端部には雄ねじが切られたネジ部
2aが形成されるとともに、その先端部は図示しない引
っ張り装置が取着される引っ張り部2bとなっている。
そして、前記ネジ部2aには爪部材3が着脱可能に螺合
されている。この爪部材3は中空円筒形状をなしてお
り、頭部3aと爪部3bとから形成されている。そし
て、その頭部3aと軸2とが螺合している。前記爪部3
bにはその先端部から互いに平行に延びる複数本(本実
施例では4本)の切り込み3cが形成され、隣接する両
切り込み3c間には切り込み片3dが先端に向かって形
成されている。そして、この切り込み片3dの先端部に
は尖塔部3eが形成されており、例えばコンクリート等
の基礎に食い込み易いようになっている。さらに、同切
り込み片3d基部の外周面には切欠部3fが設けられ、
同外周面は基礎から先端部にかけて拡開する向きにテー
パ状に形成されている。このため、前記切り込み片3d
の肉厚は先端部から基部にかけて薄くなるようになって
おり、前記切り込み片3dが基部から拡開し易いように
なっている。
【0011】さらに、この軸2には筒体4が挿入されて
いる。そして、この筒体4の下面4aと前記切り込み片
3dの尖塔部3eが係合し、その筒体4の下面4aが前
記切り込み片3dの尖塔部3eを押し拡げることによっ
て、切り込み片3dを拡開させるよう構成されている。
いる。そして、この筒体4の下面4aと前記切り込み片
3dの尖塔部3eが係合し、その筒体4の下面4aが前
記切り込み片3dの尖塔部3eを押し拡げることによっ
て、切り込み片3dを拡開させるよう構成されている。
【0012】次に、上記のように構成されたアンカーを
用いて、機械類の取り付け金具をコンクリート、ALC
等からなる基礎Cに取り付ける場合の手順について説明
する。
用いて、機械類の取り付け金具をコンクリート、ALC
等からなる基礎Cに取り付ける場合の手順について説明
する。
【0013】まず、据え付け作業に先立ち、図2に示す
ように、アンカー1が挿入可能な孔Hを基礎Cに穿孔す
る。続いて、爪部材3が軸2のネジ部2aに螺合されて
いるとともに、軸2に筒体4が挿入されたアンカー1を
孔Hに挿入する。この状態では軸2の上部の引っ張り部
2bが基礎Cから突出し、筒体4の上面は基礎Cの上面
と面一になっている。そして、その軸2の引っ張り部2
bには筒体4の上面を固定するための治具5を挿入する
とともに筒体4の上面、即ち基礎Cの上面に固定する。
そして、図示しない引っ張り手段によって、前記軸2の
引っ張り部2bを引っ張り上げる。このとき、爪部材3
が上方に引っ張り上げられるのに対して、筒体4は前記
治具5によってその上面が基礎Cの上面と常に面一に保
たれている。このため、前記爪部材3が軸2とともに上
方へ引っ張りあげられることによって、前記筒体4の下
面4aでは、その下面4aと前記切り込み片3dの尖塔
部3eが係合する。さらに、爪部材3を上方へ引っ張り
上げると、筒体4の下面4aが前記切り込み片3dの尖
塔部3eを押し拡げ、切り込み片3dは基礎C内に上方
に向かって拡開しながら侵入していく。
ように、アンカー1が挿入可能な孔Hを基礎Cに穿孔す
る。続いて、爪部材3が軸2のネジ部2aに螺合されて
いるとともに、軸2に筒体4が挿入されたアンカー1を
孔Hに挿入する。この状態では軸2の上部の引っ張り部
2bが基礎Cから突出し、筒体4の上面は基礎Cの上面
と面一になっている。そして、その軸2の引っ張り部2
bには筒体4の上面を固定するための治具5を挿入する
とともに筒体4の上面、即ち基礎Cの上面に固定する。
そして、図示しない引っ張り手段によって、前記軸2の
引っ張り部2bを引っ張り上げる。このとき、爪部材3
が上方に引っ張り上げられるのに対して、筒体4は前記
治具5によってその上面が基礎Cの上面と常に面一に保
たれている。このため、前記爪部材3が軸2とともに上
方へ引っ張りあげられることによって、前記筒体4の下
面4aでは、その下面4aと前記切り込み片3dの尖塔
部3eが係合する。さらに、爪部材3を上方へ引っ張り
上げると、筒体4の下面4aが前記切り込み片3dの尖
塔部3eを押し拡げ、切り込み片3dは基礎C内に上方
に向かって拡開しながら侵入していく。
【0014】この結果、図3に示すように、切り込み片
3dは基礎C内に固着され、爪部材3は基礎C内に完全
に固定される。次に、前記軸2から治具5を取り外すと
ともに、そのネジ部2aに爪部材3が螺合された軸2
を、前記爪部材3から取り外す。そして、図4に示すよ
うに、基礎C上面から前記爪部材3が基礎C内に固着さ
れた深さに相当する最適な長さのボルト6を選択して、
そのボルト6を基礎C上面に配設された機械類の取り付
け金具7等に挿通する。そして、そのボルト6を基礎C
内に完全に固着された前記爪部材3に螺入し、螺着す
る。このとき、前記ボルト6は前記金具7の上方よりネ
ジ部6aを突出させることなく、同金具7を基礎Cに固
定させる。
3dは基礎C内に固着され、爪部材3は基礎C内に完全
に固定される。次に、前記軸2から治具5を取り外すと
ともに、そのネジ部2aに爪部材3が螺合された軸2
を、前記爪部材3から取り外す。そして、図4に示すよ
うに、基礎C上面から前記爪部材3が基礎C内に固着さ
れた深さに相当する最適な長さのボルト6を選択して、
そのボルト6を基礎C上面に配設された機械類の取り付
け金具7等に挿通する。そして、そのボルト6を基礎C
内に完全に固着された前記爪部材3に螺入し、螺着す
る。このとき、前記ボルト6は前記金具7の上方よりネ
ジ部6aを突出させることなく、同金具7を基礎Cに固
定させる。
【0015】このように、上方に向かって形成された各
切り込み片3dは基礎C内に上方に向かって拡開しなが
ら侵入する。従って、ボルト6に対し大きな引張力が作
用して、切り込み片3dが上方へ押し上げられても、切
り込み片3dは基礎Cに食いつく方向にさらに拡開され
るので、基礎C内により強固に係止される。
切り込み片3dは基礎C内に上方に向かって拡開しなが
ら侵入する。従って、ボルト6に対し大きな引張力が作
用して、切り込み片3dが上方へ押し上げられても、切
り込み片3dは基礎Cに食いつく方向にさらに拡開され
るので、基礎C内により強固に係止される。
【0016】また、軸2は爪部材3に螺合されているだ
けなので、自由に取り外すことができる。従って、前記
軸2に代えて基礎C上面から爪部材3が基礎C内に固着
された深さに相当する長さのボルト6を選択して前記爪
部材3に螺合することにより、取り付け金具7を基礎C
に固着することができる。このため、前記ボルト6は前
記取り付け金具7をその上面よりネジ部6aが突出して
外観上見栄えを損ねることなく、基礎Cに固着させるこ
とができる。同様に、例えば、前記軸2のネジ部2aに
ナットを螺合することによって、取り付け金具7を固着
する場合と比しても、軸2の頭部2bからネジ部2aが
突出して外観上見栄えを損ねる事がなく、前記取り付け
金具7を固着することができる。
けなので、自由に取り外すことができる。従って、前記
軸2に代えて基礎C上面から爪部材3が基礎C内に固着
された深さに相当する長さのボルト6を選択して前記爪
部材3に螺合することにより、取り付け金具7を基礎C
に固着することができる。このため、前記ボルト6は前
記取り付け金具7をその上面よりネジ部6aが突出して
外観上見栄えを損ねることなく、基礎Cに固着させるこ
とができる。同様に、例えば、前記軸2のネジ部2aに
ナットを螺合することによって、取り付け金具7を固着
する場合と比しても、軸2の頭部2bからネジ部2aが
突出して外観上見栄えを損ねる事がなく、前記取り付け
金具7を固着することができる。
【0017】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば以下の
ように構成することもできる。 (1)上記実施例では、引っ張り部材として基端部にネ
ジ部2aを形成した軸2を使用したが、軸2全体にネジ
部2aを形成したボルトであってもよい。このとき、こ
のボルトを引っ張り上げる手段として、ボルト上部にナ
ットを螺合させ、このナットをボルトに対して回転させ
ることによって、ボルトを引っ張り上げてもよい。
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば以下の
ように構成することもできる。 (1)上記実施例では、引っ張り部材として基端部にネ
ジ部2aを形成した軸2を使用したが、軸2全体にネジ
部2aを形成したボルトであってもよい。このとき、こ
のボルトを引っ張り上げる手段として、ボルト上部にナ
ットを螺合させ、このナットをボルトに対して回転させ
ることによって、ボルトを引っ張り上げてもよい。
【0018】(2)上記実施例では、切り込み片3d下
部の外周面に切欠部3fを前記切り込み片3dが拡開し
易いように形成したが、図5(a),(b)に示すよう
に、、切り込み片3dの下部の内周面に切欠部3fを設
けてもよい。
部の外周面に切欠部3fを前記切り込み片3dが拡開し
易いように形成したが、図5(a),(b)に示すよう
に、、切り込み片3dの下部の内周面に切欠部3fを設
けてもよい。
【0019】(3)上記実施例では、切り込み片3dを
4個形成したが、切り込み片3dの数は2個以上の複数
個であればよい。
4個形成したが、切り込み片3dの数は2個以上の複数
個であればよい。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、切
り込み片を拡開状態に保持し、基礎等に強固に、しか
も、見栄え良く係止することができる優れた効果があ
る。
り込み片を拡開状態に保持し、基礎等に強固に、しか
も、見栄え良く係止することができる優れた効果があ
る。
【図1】(A)は本実施例におけるアンカーを示す側面
図であり、(B)は同アンカーを示す上面図である。
図であり、(B)は同アンカーを示す上面図である。
【図2】本実施例におけるアンカーの作用を示す側面図
である。
である。
【図3】本実施例におけるアンカーの作用を示す側面図
である。
である。
【図4】本実施例において、アンカーによる金具の固着
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図5】(A)は爪部材の別例を示す側面図であり、
(B)は爪部材の別例を示す上面図である。
(B)は爪部材の別例を示す上面図である。
【図6】従来例のアンカーを示す側面図である。
2…引っ張り部材としての軸、2a…ネジ部、2b…引
っ張り部、3…爪部材、3a…基端部、3c…切り込
み、3d…切り込み片、4…筒体。
っ張り部、3…爪部材、3a…基端部、3c…切り込
み、3d…切り込み片、4…筒体。
Claims (1)
- 【請求項1】 基端部にネジ部(2a)を設け、先端部
に引っ張り部(2b)を形成した引っ張り部材(2)
と、 前記引っ張り部材(2)に挿入され、基端部(3a)が
引っ張り部材(2)のネジ部(2a)に対して着脱可能
に螺合され、側部に複数の切り込み(3c)を形成して
引っ張り部材(2)の引っ張り部(2b)側に向けて切
り込み片(3d)を形成した爪部材(3)と、 前記引っ張り部材(2)に挿入され、爪部材(3)の切
り込み片(3d)と係合し、引っ張り部材(2)を介し
て爪部材(3)を引っ張り部(2b)側に引っ張り、前
記切り込み片(3d)を拡開させる筒体(4)と、から
なるアンカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13535992A JPH05332330A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | アンカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13535992A JPH05332330A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | アンカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05332330A true JPH05332330A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15149902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13535992A Pending JPH05332330A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | アンカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05332330A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074988A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Total Electric Management Service | 締結装置、締結方法および締結解除方法 |
JP2016176284A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 鹿島建設株式会社 | ロックボルト及びその施工方法 |
WO2022163742A1 (ja) * | 2021-01-28 | 2022-08-04 | 晃 三宅 | アンカーボルトとその施工方法 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP13535992A patent/JPH05332330A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074988A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Total Electric Management Service | 締結装置、締結方法および締結解除方法 |
JP2016176284A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 鹿島建設株式会社 | ロックボルト及びその施工方法 |
WO2022163742A1 (ja) * | 2021-01-28 | 2022-08-04 | 晃 三宅 | アンカーボルトとその施工方法 |
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