JPH0533230Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0533230Y2 JPH0533230Y2 JP7030188U JP7030188U JPH0533230Y2 JP H0533230 Y2 JPH0533230 Y2 JP H0533230Y2 JP 7030188 U JP7030188 U JP 7030188U JP 7030188 U JP7030188 U JP 7030188U JP H0533230 Y2 JPH0533230 Y2 JP H0533230Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- rotary grinding
- grinding body
- slide base
- tube axis
- base
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Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 238000007514 turning Methods 0.000 claims description 8
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、ネジ切り装置によつて管体の端部に
形成された雄ネジのベベル面に付着したバリを除
去する装置に関する。
形成された雄ネジのベベル面に付着したバリを除
去する装置に関する。
<従来の技術>
鋼管などの管体の端部に型成される雄ネジは、
通常チエザーのようなネジ切り装置によつて加工
される。このようなチエザーによつて鋼管端部に
ネジ切り加工を行うと、第4図に示すようにその
ベベル面26にバリ27が発生する。
通常チエザーのようなネジ切り装置によつて加工
される。このようなチエザーによつて鋼管端部に
ネジ切り加工を行うと、第4図に示すようにその
ベベル面26にバリ27が発生する。
このようなバリ27は、通常ハンドグラインダ
などを用いて手作業で除去するのが普通である。
などを用いて手作業で除去するのが普通である。
<考案が解決しようとする課題>
しかしながら、上記のような手作業によるバリ
除去では、ネジ山や管端稜部などの除去すべきバ
リ以外の部分に疵をつける恐れがあるから、非常
に能率の悪い作業となり問題である。
除去では、ネジ山や管端稜部などの除去すべきバ
リ以外の部分に疵をつける恐れがあるから、非常
に能率の悪い作業となり問題である。
ところで、このような問題を解消する手段とし
て、例えば実開昭63−13619号公報に開示されて
いるようなバリ除去装置が提案されている。
て、例えば実開昭63−13619号公報に開示されて
いるようなバリ除去装置が提案されている。
このバリ除去装置は、第5図に示すように、端
部に雄ネジ25が切られた管体23をその軸線を
中心に回転させるためのターニングローラ24
と、雄ネジ25のネジ山頂部に接触し、このネジ
山頂部のバリを研削により除去するフラツプホイ
ールなどの回転研削体17を回転するエアグライ
ンダ5と、このエアグラインダ5を支持する基台
1上に立設された柱体2の下部に装着された第1
枠体4に一端が軸着された支持板6からなる支持
機構18と、柱体2の上部に挿着された第2枠体
3の上面に情報に向けて取付けられた、その先端
にプーリ8が軸支されている第1アーム7と、第
2枠体3の側面に水平に取付けられた、その先端
にプーリ10が軸支されている第2アーム9と、
一端がエアグラインダ5に固定された他端が柱体
2の下部の水平アーム15にバネ式の接触圧測定
器11に取付けられた上部フツク12を介して係
止されているワイヤ13とからなる接触圧調整機
構19とで構成されるものである。なお、接触圧
測定器11の下部フツク14は水平アーム15の
先端に係止されている。
部に雄ネジ25が切られた管体23をその軸線を
中心に回転させるためのターニングローラ24
と、雄ネジ25のネジ山頂部に接触し、このネジ
山頂部のバリを研削により除去するフラツプホイ
ールなどの回転研削体17を回転するエアグライ
ンダ5と、このエアグラインダ5を支持する基台
1上に立設された柱体2の下部に装着された第1
枠体4に一端が軸着された支持板6からなる支持
機構18と、柱体2の上部に挿着された第2枠体
3の上面に情報に向けて取付けられた、その先端
にプーリ8が軸支されている第1アーム7と、第
2枠体3の側面に水平に取付けられた、その先端
にプーリ10が軸支されている第2アーム9と、
一端がエアグラインダ5に固定された他端が柱体
2の下部の水平アーム15にバネ式の接触圧測定
器11に取付けられた上部フツク12を介して係
止されているワイヤ13とからなる接触圧調整機
構19とで構成されるものである。なお、接触圧
測定器11の下部フツク14は水平アーム15の
先端に係止されている。
そして、支持機構18でエアグラインダ5の傾
斜角度を決め、接触圧調整機構19で回転研削体
17の接触圧を決め手エアグラインダ5を回転さ
せ、同時に管体23も回転させてネジ部のベベル
面26のバリを除去するものである。
斜角度を決め、接触圧調整機構19で回転研削体
17の接触圧を決め手エアグラインダ5を回転さ
せ、同時に管体23も回転させてネジ部のベベル
面26のバリを除去するものである。
しかしながら、このようなバリ除去装置を用い
る場合には、以下のような問題がある。
る場合には、以下のような問題がある。
回転研削体17とベベル面26の位置関係を
適正に保つ機能がないから、ネジ山や管端稜部
などに疵を付ける恐れがあること。
適正に保つ機能がないから、ネジ山や管端稜部
などに疵を付ける恐れがあること。
回転研削体17の摩耗による研削速度低下を
防止する機能がないから、研削能率が低下する
恐れがあること。
防止する機能がないから、研削能率が低下する
恐れがあること。
本考案は、上記のような課題を解消すべくして
なされたネジ部ベベル面のバリ除去装置を提供す
ることを目的とする。
なされたネジ部ベベル面のバリ除去装置を提供す
ることを目的とする。
<課題を解決するための手段>
本考案は、端部に雄ネジが型成された管体のベ
ベル面に生じるバリを除去する装置であつて、管
体をその管軸を中心として回転させるターニング
ローラと、上面にタツチローラを支持したフレー
ムを傾動自在に設けるとともに中央部に傾斜部を
設け、この傾斜部に管軸方向に平行にガイドレー
ルを敷設してなるスライドベースと、上部に敷設
されたガイドレールに前記スライドベースを移動
自在に載置し、前記スライドベースを管軸方向に
摺動自在とするエアシリンダを設けてなる基台
と、前記スライドベースの傾斜部に敷設されたガ
イドレール上に載置されて、油圧シランダを介し
て管軸方向に摺動自在とされる支持台と、この支
持台の上部に管軸に対して直角な方向に設けられ
た軸体に吊り部材を介して揺動自在に吊下される
とともに、前記支持台に突出して設けられた支持
部材に回動自在に取付けられたエアシリンダによ
つて揺動自在とされる傾斜受け台と、この傾斜受
け台の前記スライドベース側に載置されて電動機
を介して回転自在とされる回転研削体と、前記傾
斜受け台の前記回転研削体の反対側の端部に載置
されて前記回転研削体を前記管体のベベル面に所
定の押圧力で当接させるバランスウエイトと、前
記支持部材に取付けられて前記回転研削体の摩耗
量を検知する摩耗量検知器と、この摩耗量検知器
で検知された摩耗量に応じて前記回転研削体の回
転数を制御する回転数制御装置と、からなること
を特徴とするネジ部ベベル面のバリ除去装置であ
る。
ベル面に生じるバリを除去する装置であつて、管
体をその管軸を中心として回転させるターニング
ローラと、上面にタツチローラを支持したフレー
ムを傾動自在に設けるとともに中央部に傾斜部を
設け、この傾斜部に管軸方向に平行にガイドレー
ルを敷設してなるスライドベースと、上部に敷設
されたガイドレールに前記スライドベースを移動
自在に載置し、前記スライドベースを管軸方向に
摺動自在とするエアシリンダを設けてなる基台
と、前記スライドベースの傾斜部に敷設されたガ
イドレール上に載置されて、油圧シランダを介し
て管軸方向に摺動自在とされる支持台と、この支
持台の上部に管軸に対して直角な方向に設けられ
た軸体に吊り部材を介して揺動自在に吊下される
とともに、前記支持台に突出して設けられた支持
部材に回動自在に取付けられたエアシリンダによ
つて揺動自在とされる傾斜受け台と、この傾斜受
け台の前記スライドベース側に載置されて電動機
を介して回転自在とされる回転研削体と、前記傾
斜受け台の前記回転研削体の反対側の端部に載置
されて前記回転研削体を前記管体のベベル面に所
定の押圧力で当接させるバランスウエイトと、前
記支持部材に取付けられて前記回転研削体の摩耗
量を検知する摩耗量検知器と、この摩耗量検知器
で検知された摩耗量に応じて前記回転研削体の回
転数を制御する回転数制御装置と、からなること
を特徴とするネジ部ベベル面のバリ除去装置であ
る。
<作用>
本考案によれば、管体の端部に当接するタツチ
ローラを設けたスライドベース上に回転研削体の
支持台を載置して、回転研削体を揺動自在にかつ
摺動自在に支持するようにしたので、回転研削体
を常にネジ部ベベル面に一定の押圧力で接触させ
ることができる。
ローラを設けたスライドベース上に回転研削体の
支持台を載置して、回転研削体を揺動自在にかつ
摺動自在に支持するようにしたので、回転研削体
を常にネジ部ベベル面に一定の押圧力で接触させ
ることができる。
また、摩耗量検知器を用いて回転研削体の摩耗
量をオンラインで検出するようにしたので、回転
研削体の径が減少しても研削速度を一定に保持す
ることができる。
量をオンラインで検出するようにしたので、回転
研削体の径が減少しても研削速度を一定に保持す
ることができる。
<実施例>
以下に、本考案の実施例について、図面を参照
して詳しく説明する。
して詳しく説明する。
第1図は、本考案の実施例を示す側面図であ
り、第2図はそのA−A矢視図である。
り、第2図はそのA−A矢視図である。
図において、1はスライドベースであり、その
中央部には所定の勾配の傾斜部1aが設けられて
おり、この傾斜部1aの上に管体23の管軸と平
行な方向にガイドレール2が敷設される。また、
スライドベース1の下面には突片1bと案内子1
cが取付けられる。
中央部には所定の勾配の傾斜部1aが設けられて
おり、この傾斜部1aの上に管体23の管軸と平
行な方向にガイドレール2が敷設される。また、
スライドベース1の下面には突片1bと案内子1
cが取付けられる。
3は基台であり、その上部に管軸に平行な方向
にガイドレール4が敷設される。このガイドレー
ル4上には前記したスライドベース1が案内子1
cを介して摺接するとともに、突片1bを介して
エアシリンダ5によつて管軸方向すなわち矢示F
方向に摺動自在とされる。
にガイドレール4が敷設される。このガイドレー
ル4上には前記したスライドベース1が案内子1
cを介して摺接するとともに、突片1bを介して
エアシリンダ5によつて管軸方向すなわち矢示F
方向に摺動自在とされる。
6は管体23の端部に当接するタツチローラで
ある。
ある。
7は、スライドベース1の上部に蝶番などの傾
動部材8を介して傾動自在に取付けられて、タツ
チローラ6をその先端に回転自在に支持するL字
状のフレームである。このフレーム7は油圧シリ
ンダ9によつて作動されるクランプ10を介して
スライドベース1の上面にクランプされる。
動部材8を介して傾動自在に取付けられて、タツ
チローラ6をその先端に回転自在に支持するL字
状のフレームである。このフレーム7は油圧シリ
ンダ9によつて作動されるクランプ10を介して
スライドベース1の上面にクランプされる。
11は、その上部に管軸に対して直角な方向に
設けられた軸体12を介して後述する回転研削体
17などを支持する支持台であり、案内片13を
介してスライドベース1のガイドレール2上に摺
接され、その下面に取付けられる突片11aに連
結される油圧シリンダ14により管軸に平行な方
向に摺動自在とされる。
設けられた軸体12を介して後述する回転研削体
17などを支持する支持台であり、案内片13を
介してスライドベース1のガイドレール2上に摺
接され、その下面に取付けられる突片11aに連
結される油圧シリンダ14により管軸に平行な方
向に摺動自在とされる。
15は傾斜受け台であり、その両側に取付けら
れた吊り部材15a,15aを介して軸体11に
傾動自在に軸支される。なお、その一方の上面に
は架台15bが取付けられる。
れた吊り部材15a,15aを介して軸体11に
傾動自在に軸支される。なお、その一方の上面に
は架台15bが取付けられる。
16は、架台15b上に固設される伝動軸受箱
であり、その軸16aに例えばフラツプホイール
などの回転研削体17が取付けられる。なお、回
転研削体17の取付け、取り外しのときは、フレ
ーム7のクランプ10を外してタツチローラ6を
上向きにすると作業が容易である。
であり、その軸16aに例えばフラツプホイール
などの回転研削体17が取付けられる。なお、回
転研削体17の取付け、取り外しのときは、フレ
ーム7のクランプ10を外してタツチローラ6を
上向きにすると作業が容易である。
18は、傾斜受け台15の上に設置される電動
機であり、その軸18aに取付けられるプーリ1
8bに巻回されるベルト18cを介して伝動軸受
箱16の軸16aに取付けられるプーリ16bと
結合される。
機であり、その軸18aに取付けられるプーリ1
8bに巻回されるベルト18cを介して伝動軸受
箱16の軸16aに取付けられるプーリ16bと
結合される。
19は、支持台11から突き出して取付けられ
る支持部材11bにピン1cを介して回転自在に
取付けられるエアシリンダであり、そのロツド1
9aは傾斜受け台15の端部に固定される突片1
5cに係合される。
る支持部材11bにピン1cを介して回転自在に
取付けられるエアシリンダであり、そのロツド1
9aは傾斜受け台15の端部に固定される突片1
5cに係合される。
20は、傾斜受け台15の上に移動可能に載置
されるバランスウエイトである。
されるバランスウエイトである。
21は、回転研削体17の摩耗量を検知する摩
耗量検知器であり、例えば支持部材11bの下側
に取付けられて傾斜受け台15の上面との間の距
離を測定する距離計などが用いられる。
耗量検知器であり、例えば支持部材11bの下側
に取付けられて傾斜受け台15の上面との間の距
離を測定する距離計などが用いられる。
22は、電動機18の回転数を制御する例えば
周波数変換制御方式の回転制御装置であり、摩耗
量検知器21からの摩耗量信号を入力して設定値
と比較し、設定値に達したら電動機18に指令を
出して回転研削体17の回転数を上げる機能を有
する。
周波数変換制御方式の回転制御装置であり、摩耗
量検知器21からの摩耗量信号を入力して設定値
と比較し、設定値に達したら電動機18に指令を
出して回転研削体17の回転数を上げる機能を有
する。
なお、23はその端面に雄ネジ25およびベベ
ル面26を有する鋼管などの管体、24は管体2
3を回転するターニングローラである。
ル面26を有する鋼管などの管体、24は管体2
3を回転するターニングローラである。
このように構成される本考案のバリ除去装置の
動作を以下に説明する。
動作を以下に説明する。
端面に雄ネジ25およびベベル面26の加工
が施された管体23をターニングローラ24に
載置して回転させる。
が施された管体23をターニングローラ24に
載置して回転させる。
エアシリンダ19を作動させて、傾斜受け台
15を矢示G方向に所定の角度に傾動させる。
15を矢示G方向に所定の角度に傾動させる。
油圧シリンダ9を作動させて、フレーム7を
クランプ10を介してスライドベース1の上面
にクランプさせた状態で、エアシリンダ5を作
動させてスライドベース1を矢示F方向(管体
23の管軸方向)に移動させ、タツチローラ6
が管体23の端部に当接した時点でエアシリン
ダ5をその位置に保持する。
クランプ10を介してスライドベース1の上面
にクランプさせた状態で、エアシリンダ5を作
動させてスライドベース1を矢示F方向(管体
23の管軸方向)に移動させ、タツチローラ6
が管体23の端部に当接した時点でエアシリン
ダ5をその位置に保持する。
そこで、回転数制御装置22からの指令に従
つて電動機18が回転し、回転研削体17が回
転を開始する。
つて電動機18が回転し、回転研削体17が回
転を開始する。
油圧シリンダ14を管軸方向に前後進させ
て、回転研削体17がベベル面26に当接した
位置で停止する。
て、回転研削体17がベベル面26に当接した
位置で停止する。
回転研削体17のベベル面26への押圧力が
所定値になるようにバランスウエイト20の位
置を調整した状態で、エアシリンダ19のエア
を抜く。そうすると、傾斜受け台15は矢示G
方向と反対方向に傾動し、回転研削体17がベ
ベル面26に当接して、バリ27を除去する。
所定値になるようにバランスウエイト20の位
置を調整した状態で、エアシリンダ19のエア
を抜く。そうすると、傾斜受け台15は矢示G
方向と反対方向に傾動し、回転研削体17がベ
ベル面26に当接して、バリ27を除去する。
このようにして、本考案のバリ除去装置を用い
ることにより、管体23のベベル面26に的確な
押圧力で回転研削体17を確実に当接させてバリ
27を除去することができる。また、摩耗量検知
器21を取付けることにより、回転研削体17の
摩耗量を確実に把握することができるので、回転
研削体17を常に適正な回転速度に制御すること
ができる。
ることにより、管体23のベベル面26に的確な
押圧力で回転研削体17を確実に当接させてバリ
27を除去することができる。また、摩耗量検知
器21を取付けることにより、回転研削体17の
摩耗量を確実に把握することができるので、回転
研削体17を常に適正な回転速度に制御すること
ができる。
なお、支持台11を油圧シリンダ14によつて
前後進させるようにすれば、回転研削体17の片
減りを防止することができる。
前後進させるようにすれば、回転研削体17の片
減りを防止することができる。
つぎに、本考案のバリ除去装置の適用例につい
て説明する。回転研削体として、新品時の外径が
150mmφで粒度が100番のフラツプホイールを用い
て、外径が73.0mmφの雄ネジの加工の施された鋼
管を、外径160mmφのターニングローラで15rpm
の回転速度で回転させながらベベル面のバリを除
去した。
て説明する。回転研削体として、新品時の外径が
150mmφで粒度が100番のフラツプホイールを用い
て、外径が73.0mmφの雄ネジの加工の施された鋼
管を、外径160mmφのターニングローラで15rpm
の回転速度で回転させながらベベル面のバリを除
去した。
そのときの電動グラインダの傾斜角度を65°と
し、回転数を6000〜12000rpmの範囲で、第3図
に示すようにフラツプホイールの外径に対応させ
て調整した。この図は、標準研削速度を2827m/
minとして設定したものである。なお、電動グラ
インダの接触圧は、0.5〜2.0Kg/mm2の範囲になる
ように調整した。
し、回転数を6000〜12000rpmの範囲で、第3図
に示すようにフラツプホイールの外径に対応させ
て調整した。この図は、標準研削速度を2827m/
minとして設定したものである。なお、電動グラ
インダの接触圧は、0.5〜2.0Kg/mm2の範囲になる
ように調整した。
その結果、バリ除去作業を長時間継続しても研
削能率はほとんど低下することはなかつた。ま
た、手入れの完了した鋼管のベベル面におけるバ
リは完全に除去され、ネジ山や管端稜部における
疵発生は皆無であることが確認された。
削能率はほとんど低下することはなかつた。ま
た、手入れの完了した鋼管のベベル面におけるバ
リは完全に除去され、ネジ山や管端稜部における
疵発生は皆無であることが確認された。
<考案の効果>
本考案によれば、ネジ部ベベル面のバリを一定
の押圧力でかつ一定の速度で研削除去することが
できるから、ネジ切削加工ラインの連続的な流れ
を阻害することなく、また品質の優れたネジ切削
加工製品を製造することが可能である。
の押圧力でかつ一定の速度で研削除去することが
できるから、ネジ切削加工ラインの連続的な流れ
を阻害することなく、また品質の優れたネジ切削
加工製品を製造することが可能である。
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は第1図のA−A矢視図、第3図は回転研削体の
外径とその回転数の関係を示す特性図、第4図は
管体端部に雄ネジの切削加工を施すときのベベル
面におけるバリの発生状況を示す側面図、第5図
は従来例を示す側面図である。 1……スライドベース、1a……傾斜部、2,
4……ガイドレール、3……基台、5,19……
エアシリンダ、6……タツチローラ、7……フレ
ーム、11……支持台、12……軸体、14……
油圧シリンダ、15……傾斜受け台、16……伝
動軸受箱、17……回転研削体、18……電動
機、20……カウンタウエイト、21……摩耗量
検知器、22……回転数制御装置、23……管体
(鋼管)、24……ターニングローラ、25……雄
ネジ、26……ベベル面、27……バリ。
は第1図のA−A矢視図、第3図は回転研削体の
外径とその回転数の関係を示す特性図、第4図は
管体端部に雄ネジの切削加工を施すときのベベル
面におけるバリの発生状況を示す側面図、第5図
は従来例を示す側面図である。 1……スライドベース、1a……傾斜部、2,
4……ガイドレール、3……基台、5,19……
エアシリンダ、6……タツチローラ、7……フレ
ーム、11……支持台、12……軸体、14……
油圧シリンダ、15……傾斜受け台、16……伝
動軸受箱、17……回転研削体、18……電動
機、20……カウンタウエイト、21……摩耗量
検知器、22……回転数制御装置、23……管体
(鋼管)、24……ターニングローラ、25……雄
ネジ、26……ベベル面、27……バリ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 端部に雄ネジが形成された管体のベベル面に生
じるバリを除去する装置であつて、 管体をその管軸を中心として回転させるターニ
ングローラと、 上面にタツチローラを支持したフレームを傾動
自在に設けるとともに中央部に傾斜部を設け、こ
の傾斜部に管軸方向に平行にガイドレールを敷設
してなるスライドベースと、 上部に敷設されたガイドレールに前記スライド
ベースを移動自在に載置し、前記スライドベース
を管軸方向に摺動自在とするエアシリンダを設け
てなる基台と、 前記スライドベースの傾斜部に敷設されたガイ
ドレール上に載置されて、油圧シリンダを介して
管軸方向に摺動自在とされる支持台と、 この支持台の上部に管軸に対して直角な方向に
設けられた軸体に吊り部材を介して揺動自在に吊
下されるとともに、前記支持台に突出して設けら
れた支持部材に回動自在に取付けられたエアシリ
ンダによつて揺動自在とされる傾斜受け台と、 この傾斜受け台の前記スライドベース側に載置
されて電動機を介して回動自在とされる回転研削
体と、 前記傾斜受け台の前記回転研削体の反対側の端
部に載置されて前記回転研削体を前記管体のベベ
ル面に所定の押圧力で当接させるバランスウエイ
トと、 前記支持部材に取付けられて前記回転研削体の
摩耗量を検知する摩耗量検知器と、 この摩耗量検知器で検知された摩耗量に応じて
前記回転研削体の回転数を制御する回転数制御装
置と、 からなることを特徴とするネジ部ベベル面のバリ
除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7030188U JPH0533230Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7030188U JPH0533230Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01175127U JPH01175127U (ja) | 1989-12-13 |
JPH0533230Y2 true JPH0533230Y2 (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=31295553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7030188U Expired - Lifetime JPH0533230Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0533230Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP7030188U patent/JPH0533230Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01175127U (ja) | 1989-12-13 |
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