JPS6056865A

JPS6056865A - 線材の表面疵取装置

Info

Publication number: JPS6056865A
Application number: JP16234883A
Authority: JP
Inventors: Chuzo Sudo; 須藤　忠三; Tatsuo Hiroshima; 廣嶋　龍夫; Takahide Sakamoto; 隆秀坂本; Motoo Asakawa; 基男浅川
Original assignee: Sumitomo Metal Industries Ltd
Current assignee: Nippon Steel Corp
Priority date: 1983-09-03
Filing date: 1983-09-03
Publication date: 1985-04-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、伸線ライン等における線材の表面疵を研削
除去する装置に関する。

伸線材等の表面疵の除去方法と１〜ては、線材表面を全
長全面にわたり皮削りするピーリング方式、ブライディ
ング方式等が知られているが、このような方式は、疵部
以外の健全部も除去するため歩留りが悪く、線材製造コ
ストの高騰を招く欠点がある。

との他に、歩留りを向上させる方法として、切削バイト
を用いて疵の存在部位のみを切削除去する部分価数装置
がある。しか１２、この部分価数装置による手入れ法は
、前記の全長皮削り法よりは歩留り１は高いが、表面疵
の存在する部分の円周全体を切削するため、歩留り向上
対策としては十分とｆｄ言い得ないものであり、またそ
の手入りｔ後の線材を引抜いた場合切削の影４！−ｈｈ
寸法変動として残るという短点がある。

壕だ、疵の存在部位のみを切削除去する方法として、線
材の全外周を切削１〜だ後で、さらに皮むきダイスを用
いて切削除去する方法が提案されているが、表面疵の全
てを除去することはできても、歩留りが悪いという難点
がちる。

この発明は、歩留りの、向上と寸法、形状の安定化を目
的と１２て々されたものである。

この発明の特徴とするところは、内面砥石研削法を採用
して、線材の表面疵の存在部位のみを研削（除去するこ
とができる点にある。

ここで、内面砥石研削法の１京埋について簡単に説明す
る。この研削法は、回転する円筒状の砥石の内面を利用
して研削する方法であり、線材の特定円周上の部分に砥
石を一定負荷でｔｉｌｌ　１．当てることにより、表面
疵の存在する特定の部分を選択的に研削除去する方法で
ある。この方法によれば、線材の特定円周部分だけを選
択的に手入れすることができるので、従来の全周切削あ
るいは研削方式の線材部分Ｉｎし取装置による方法に比
べはるかに歩留りよく手入れすることができる。また、
表面疵手入れ跡がなめらかで、手入れ後の線材の寸法、
形状の変動も少なく、手入れ跡の次工程への影以下、こ
の発明の一実施例装置を図面に基づいて説明する。

との発明は、基台（１）の上面に所望の間隔をおいてＡ
・■平行する２本のレー）Ｖ　ｔ２＋を設け、このレー
ル−ヒに後述する内面砥石研削治具を塔載する摺動台（
３）を凹凸嵌合方式により摺動可能に載置する。この摺
動台（３）は、基台（１）上にブラケット（４）を介し
て設置した左右送りシリンダー（５）のロンド（６）と
該摺動台底面に突設した連結治具（７）を介しで連結さ
れており、左右送りシリンダー（５）にてレール（２）
上を矢印入方向に水平に往復摺動する仕組み、となって
いる。

上記摺動台（３）の上に設置している内面砥石研削治具
ｕ−１−１摺動台の後端部に設けた受台（８）に該摺動
台の移動方向と直角方向に設けた支軸（９）にて上下方
向に回動可能な可動台（ｌＯ）、この可動台の後端部に
設けた砥石駆動モータ（１１）、とのモータにて回転駆
動される円筒状の内面砥石（１り、可動台の先端部を支
持して矢印Ｂ方向に移動させる上下送りシリンダー（１
３）とから構成されている。上記円筒状の内面砥石（１
２）は、第３図に拡大して示すごとく、可動台ｕＯ）に
摺動台（３）の移動方向と直角方向に一体に設けた外筒
側にベアリング（１５）を介して回転自在に内嵌支持し
た内筒（１６）の端部に着脱可能に装着されており、内
筒（１Ｇ）の他端に取付けたブーｖ　（１７）と砥石駆
動モータ（１１）側のブー’Ｊ　（１８）との間に掛け
た回転伝達ベル）　（１９）　ｉ介して内筒（１６）と
一体に回転駆動される仕組みとなっている。熱論、線材
（２０）は内筒（１６）および円筒状内面砥石（口の内
部中心部を通るようになって因る。

すなわち、この発明装置は、内筒（１６）および円筒状
砥石（１２１内を通る線材図）に対し、左右送りシリン
ダー（５）、または上下送りシリンダー（１３）によっ
て回転中の円筒状砥石（１２）の内面を押付けて表面疵
を研削除去する機構となっている。この場合、研削圧は
左右送りシリンダー（５）、上下送りシリンダー（１３
）のそれぞれに圧力計（２１１（２２＋を設け、この圧
力計により両シリンダーにかかる圧力を検出して制御す
る。

上記装置１９により線材の表面疵を研削除去する場合は
、内筒（１６）および円筒状砥石（１２の内部中央に線
材（２０）を通し、表面疵が線材の上下面に存在してい
る場合は、左右送りシリンダー（５）はその壕まで、上
下送りシリンダー０３）を矢印Ｂ方向に作動させて可動
台（１０）を上下方向に移動させて回転中の円筒状砥石
（１２＋の内面を所定の研削圧で当該庇部に押し当てて
研削除去する。また、表面疵が線材の側面部に存在して
いる場合は、上下送シシリンダー（１３）はそのままで
、左右送υシリンダー（５）を作動させて摺動台（３）
を線材（イ）と直角方向（矢印Ａ方向）に移動させて回
転中の円筒状砥石（１２１の内面を所定の研削圧で当該
庇部に押し当てて研削除去する。また、表面疵が線材の
上面と側面との中間に存在する場合は、上下送りシリン
ダーと左右送りシリンダーを合成変位させることにより
該疵部を研削除去する。

なお、表面疵の研削除去は、線材を停止させた状態、あ
るいは走行させながら行なうことができる。また、表面
疵が同一円周上に多数存在する場合は、円筒状砥石凹）
を線材□□□に押し当てた状態で上下送りシリンダー（
１３）と左右送りシリンダー（５）を合成して偏心運１
１ｉａさせることにより研削除去することができる。

この発明は上記のごとく、モータ駆動される円筒状回転
砥石の内面をシリンダーにて線材表面に押付けて表面疵
を研削除去する方式であるから、表面疵の存在する部位
のみを研削除去することができ高歩留りを達成できる利
点がある。また、円筒状砥石の内面で研削除去するので
手入れ跡がなめらかで、形状および寸法の変動も少ない
効果がある。従って、この発明は特に、表面疵を皆無に
することが要求される炭素鋼、ステンレヌ鋼、軸受鋼（
３ン・の高級冷間鍛浩用綿材の表面離散りに大なる効果
を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図ｒよこの発明の一実施例装置を示す正面図、第２
図ｄ、同上平面図、第３図は円筒状内面砥石取付は部を
拡大して示す側面図である。１　・・・・基台、　２・・・・ソール、　３・・・・
摺動台、　５゛°°°左右送りシリンダー、８・・・・
受台、９・・・・支軸、１０・・・・可動台、１１・・
・・砥石駆動モータ、１２・・・・円筒状砥石、１３・
・・・上下送りシリンダー、１４・・・・外筒、１６・
・・・内筒、２０・・・・線材、２１．２２・・・・圧
力計。出願人　住友金属工業株式会社病、ハ、代理人　押　１）　良　久：・Ｆ、、：、１１１Ｐ１１
図第２図４０３第３回

Claims

【特許請求の範囲】

基台の上面に左右送りシリンダーにて線材と直角方向に
水平（（往復摺動するごとく設けた摺動台上に、一端を
支点に上下方向に回動可能に支持され、かつ他端部を上
下送りシリンダーにて支持された可動台を載設し、該可
動台に線材と同軸に固設した外筒に、同可動台上に設置
したモータにて回転駆動される内筒をベアリングを介し
て内嵌支持するとともに、該内筒の一端に線材の直径よ
り大きい内径を有し、かつ線材がその中心孔を通る表面
疵研削用円筒状砥石を装着し、前記左右送りシリンダー
と上下送りシリンダーを組み合わせて円筒状回転砥石の
内面を線材に当接させて表面疵をＪｆ削除去する仕組み
となし、研削圧検出用圧力計を左右送りシリンダーと上
下送りシリンダ一部に設けて力る線材の表面併収装置。