JPH05332035A - ワイヤーソー及び切断装置 - Google Patents

ワイヤーソー及び切断装置

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JPH05332035A
JPH05332035A JP14391492A JP14391492A JPH05332035A JP H05332035 A JPH05332035 A JP H05332035A JP 14391492 A JP14391492 A JP 14391492A JP 14391492 A JP14391492 A JP 14391492A JP H05332035 A JPH05332035 A JP H05332035A
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pulley
wire saw
hydraulic motor
cutting device
driving
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    • B23D61/00Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
    • B23D61/18Sawing tools of special type, e.g. wire saw strands, saw blades or saw wire equipped with diamonds or other abrasive particles in selected individual positions
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    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/08Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with saw-blades of endless cutter-type, e.g. chain saws, i.e. saw chains, strap saws
    • B28D1/088Sawing in situ, e.g. stones from rocks, grooves in walls

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 ワイヤーソーによる鉄筋コンクリート構造
物の切断時、ワイヤーソーが鉄筋コンクリート構造物に
噛み込んでロックされた状態になってもワイヤーソー駆
動装置が引きずり出されたり、ワイヤーソーが破断して
超硬質ビーズが飛散することのないようにする。 【構 成】 ワイヤーソー17は、等長の二本のワイヤ
ーソーをジョイントスリーブよりなるコネクター18で
かしめ付けしてエンドレス状に連結し、一定以上の張力
がかゝったときワイヤー端がコネクター18より抜け出
るようにしてある。ワイヤーソー17が掛けられるプー
リ13を駆動する油圧モータの油圧回路には、圧力検出
スイッチが設けられ、油圧が高圧側の設定圧まで上昇
し、或いは低圧側の設定圧まで低下したとき、油圧モー
タ駆動用電動モータを停止すると共に、電磁弁を切換
え、油圧シリンダー14によるプーリ13の牽引を停止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート構造
物や石材等(以下、単に鉄筋コンクリート構造物等とい
う)の切断に用いられるワイヤーソー及び切断装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート構造物、なかでも比較
的部厚い鉄筋コンクリート構造物に適した切断工法とし
て近年、レール上に移動可能に装着される架台と、架台
に取着され、油圧モータによって回転駆動されるプーリ
と、架台に連結され、架台をレールに沿って一方向に牽
引する油圧シリンダーと、鉄筋コンクリート構造物の被
切断部と上記プーリとに掛けられるエンドレスなワイヤ
ーソーとよりなる切断装置を用い、架台を油圧シリンダ
ーにより後退させてワイヤーソーに適度な張力に掛けた
状態にしてプーリを回転駆動させ、ワイヤーソーを循環
走行させながら架台を後退させて被切断部を切断する工
法が試みられている。
【0003】この工法で用いられるワイヤーソーは、ワ
イヤーにダイヤモンドビーズ等の超硬質ビーズと、コイ
ルスプリングやスリーブ等のスペーサを交互に取付けて
なるもので、図1に示すように、ワイヤーソー3の一端
に固着したジョイント金具の雄金具1を他端に固着した
雌金具2に捩込むことにより、或いは図2に示すように
ワイヤーソー3の各端部をジョイントスリーブ4等でか
しめ付けすることにより、エンドレスに連結していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述するワイヤーソー
による鉄筋コンクリート構造物等の切断時においては、
プーリの駆動モータの負荷は、図3に示すように切断時
において上昇し、切断後無負荷状態に戻るが、切断作業
中、ワイヤーソーに異物が絡んだり、ワイヤーソーが鉄
筋コンクリート構造物等に噛み込んでロック状態になる
と、図4及び図5に示すように、その負荷が異常に増大
してワイヤーソーの張力、ことに張り側の張力が急激に
増加し、このためワイヤーソーが切れて装着したダイヤ
モンドビーズ等の超硬質ビーズが飛散したり、切れない
場合でも、プーリがウインチの働きをして切断装置が鉄
筋コンクリート構造物側に引きずられる危険性があった
(図4はワイヤーソーが切れたとき、負荷が急激に増大
してプーリが空回りし、ついで無負荷状態に戻る状況
を、図5は装置が引きずられて負荷が減少する状況をそ
れぞれ示している)。
【0005】本発明は、切断作業中における異物の絡
み、ワイヤーソーの噛み込み等により、ワイヤーソーが
ロック状態になったときに生ずる上記の問題を解消する
ことができるワイヤーソー及び切断装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題の解決手段及び作用】上記の目的を達成するため
のワイヤーソーは、一定間隔ごとの複数か所を一定以上
の引張力でワイヤー端が抜け出るように摩擦保持するコ
ネクターで連結してなるものである。すなわち、上記の
問題を達成するための発明は、レール上に移動可能に装
着される架台と、架台に回転自在に軸支されるプーリ
と、プーリを回転駆動する油圧モータ、電動モータ等の
駆動モータと、プーリを後方に牽引する油圧シリンダ
ー、ウインチ等の作動装置と、上記プーリと鉄筋コンク
リート構造物等の被切断部とに掛けられるエンドレスな
ワイヤーソーとよりなり、油圧モータと作動装置の駆動
により、プーリを回転させながら後退させてワイヤーソ
ーに張力をかけた状態で、循環走行させ、被切断部を切
断する切断装置における上記ワイヤーソーであって、一
定間隔ごとの複数か所を一定以上の引張力でワイヤー端
が抜け出るように摩擦保持するコネクターで連結したこ
とを特徴とするものである。
【0007】本発明のワイヤーソーによれば、一定間隔
ごとの複数か所がコネクターで連結されていることによ
り、張り側に常時一以上のコネクターが位置するように
なり、切断作業時に異物がワイヤーソーに絡んだり、ワ
イヤーソーが鉄筋コンクリート構造物等に噛み込んでロ
ックされ、一定以上の引張力が加わったとき、コネクタ
ーよりワイヤー端が抜け出てワイヤーソーの張力が急減
するため(図6は、プーリの駆動モータの負荷が図4に
示す程急増する前にワイヤー端の抜け出しにより急減す
る状況を示している)、切断装置が引きずり出されるよ
うなことがなくなり、またワイヤー端がコネクターより
抜け出る以外に、ワイヤーソーが破断されるようなこと
がなくなるため、ワイヤーソーの破断による超硬質ビー
ズの飛散が防止される。
【0008】切断装置に関しては、ワイヤーソーがロッ
ク状態となって張力が増大し、プーリの駆動モータに異
常な負荷が発生したとき、これを検出するセンサーから
の出力信号によりプーリの駆動モータと、プーリを後方
に牽引する作動装置とを停止させるようにしたことを特
徴とするもので、プーリの駆動モータとしては、電動モ
ータ好ましくは油圧モータが、作動装置としては、ウイ
ンチや油圧シリンダー等が用いられ、プーリの駆動モー
タとして油圧モータを、作動装置として油圧シリンダー
を用いた例についていえば、油圧モータ駆動回路に圧力
スイッチ等の圧力検出センサーを取付け、圧力が設定圧
にまで上昇したとき、センサーからの出力により油圧モ
ータ駆動用ポンプを駆動する電動モータの制御スイッチ
をOFF操作して電動モータを停止させるか、或いは油
圧モータ駆動回路に設けた切換弁を切換えて油圧モータ
への送油を停止し、また油圧シリンダー駆動回路に設け
た切換弁を切換えて油圧シリンダーへの送油を停止して
油圧モータ及び油圧シリンダーによるプーリの牽引をそ
れぞれを停止させ、プーリがワイヤーソーの引張りによ
り前方に動きうるようになる。
【0009】プーリの駆動モータとして電動モータを、
作動装置としてウインチを用いた場合では、電動モータ
の電流値或いはトルクを検出するセンサーを設け、電流
値或いはトルクが設定値以上に達したとき、センサーか
らの出力により電動モータ及びウインチ駆動用電動モー
タの制御スイッチをそれぞれOFF操作して各電動モー
タを停止させ、ウインチはワイヤーソーの引張りにより
巻戻されるようになる。したがって上記の目的を達成す
る発明は、レール上に移動可能に装着される架台と、架
台に回転自在に軸支されるプーリと、プーリを回転駆動
する油圧モータと、プーリを後方に牽引する油圧シリン
ダー、ウインチ等の作動装置と、上記プーリと鉄筋コン
クリート構造物等の被切断部とに掛けられるエンドレス
なワイヤーソーとよりなり、油圧モータと作動装置の駆
動により、プーリを回転させながら後退させてワイヤー
ソーに張力をかけた状態で循環走行させ、被切断部を切
断切断装置において、上記油圧モータの駆動回路に圧力
検出スイッチ等の圧力検出センサーを設け、圧力が設定
圧まで上昇したとき、該センサーからの出力により油圧
モータ及び作動装置の駆動を停止させるようにしたこと
を特徴とするものである。
【0010】上記の目的を達成する別の発明において
は、油圧モータの代わりに電動モータが、圧力検出セン
サーの代わりにトルクを検出するセンサーが設けられ、
トルクが設定値以上に達したとき、これを検出するセン
サーからの出力により電動モータ及び作動装置の駆動が
それぞれ停止するようにされる。上記各発明の切断装置
によれば、切断作業時にワイヤーソーがロック状態にな
ったときは、ワイヤーソーが切れたり、駆動装置が引き
ずり出される前にプーリの駆動モータ及びプーリを牽引
する作動装置の駆動がそれぞれ停止する。
【0011】上記の目的を達成する別の切断装置では、
切断作業中にワイヤーソーが切れ、ワイヤーソーの張力
が解消されてプーリが慣性及び切断時の負荷により空回
りをし、駆動モータに−の負荷が掛かったとき、これを
検出するセンサーからの出力信号により、プーリの駆動
モータとプーリを牽引する作動装置の駆動がそれぞれ停
止する。したがってこの目的を達成するための発明は、
レール上に移動可能に装着される架台と、架台に回転自
在に軸支されるプーリと、プーリを回転駆動する油圧モ
ータと、プーリを後方に牽引する油圧シリンダー、ウイ
ンチ等の作動装置と、上記プーリと鉄筋コンクリート構
造物等の被切断部とに掛けられるエンドレスなワイヤー
ソーとよりなり、油圧モータと作動装置の駆動により、
プーリを回転させながら後退させてワイヤーソーに張力
をかけた状態で循環走行させ、被切断部を切断する切断
装置において、上記油圧モータの駆動回路に低圧用の圧
力スイッチ等よりなる圧力検出センサーを設け、圧力が
設定圧まで低下したとき、該センサーからの出力により
油圧モータ及び作動装置を停止させるようにしたことを
特徴とするものである。 別の発明においては、前述し
たと同様、油圧モータの代わりに電動モータが、圧力検
出センサーの代わりにトルク検出センサーが設けられ、
トルクが設定値以下に低下したとき、電動モータ及び作
動装置によるプーリの牽引がそれぞれ停止するようにさ
れる。
【0012】上記各発明によれば、切断時におけるワイ
ヤーソーのロック状態により、ワイヤーが切れると、プ
ーリの駆動モータ及びプーリを牽引する作動装置の駆動
がそれぞれ停止する。上記各発明は、上述のワイヤーソ
ーと組合わせて用いることもできる。この場合、切断時
におけるワイヤーソーのロック状態により、ワイヤー端
がコネクターより抜け出ると同時にプーリの駆動モータ
及びプーリを牽引する作動装置の駆動がそれぞれ停止す
るようになる。
【0013】上記の目的を達成する更に別の切断装置で
は、ワイヤーソーを繰込むアイドルプーリが設けられ、
ワイヤーソーがロック状態となって張力が増大し、アイ
ドルプーリがワイヤーソーを繰出すようにして一定量移
動したとき、これを検出するセンサーからの出力信号に
よりプーリの駆動モータと、プーリを後方に牽引する作
動装置の駆動とをそれぞれ停止させるようにしたことを
特徴とするものである。
【0014】したがってこの目的を達成するための発明
は、レール上に移動可能に装着される架台と、架台に回
転自在に軸支されるプーリと、プーリを回転駆動する油
圧モータと、プーリを後方に牽引する油圧シリンダー、
ウインチ等の作動装置と、上記プーリと鉄筋コンクリー
ト構造物等の被切断部とに掛けられるエンドレスなワイ
ヤーソーとよりなり、油圧モータと作動装置の駆動によ
り、プーリを回転させながら後退させてワイヤーソーに
張力をかけた状態で循環走行させ、被切断部を切断する
切断装置において、上記ワイヤーソーを繰込むアイドル
プーリを設け、ワイヤーソーがロック状態となって張力
が増大し、アイドルプーリがワイヤーソーを繰出すよう
にして一定量移動したとき、これを検出するセンサーか
らの出力信号によりプーリの駆動モータと、プーリを後
方に牽引する作動装置の駆動とをそれぞれ停止させるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0015】本発明で用いられるセンサーとしては、構
造の簡単なリミットスイッチが好ましい例として挙げら
れる。
【0016】
【実施例】ワイヤーソー駆動装置は、図7に概略的に示
されるように、取付台11に設置したレール上に移動可
能に支持される架台12と、架台12に回転自在に軸支
され、油圧モータにより回転駆動されるプーリ13と、
取付台上に設置されて架台12に連結され、架台12を
レールに沿って牽引する油圧シリンダー14と、ワイヤ
ーソーのガイドプーリ15とより構成され、鉄筋コンク
リート構造物16の切断時においては、プーリ13と鉄
筋コンクリート構造物16に掛けたワイヤーソー17
を、プーリ13の回転駆動により循環走行させながら油
圧シリンダー14の牽引によりプーリ13を後退させて
ワイヤーソー17に一定の張力を付与した状態で切断作
業を行うようになっている。
【0017】ワイヤーソー17は、等長二本のワイヤー
を図2に示すようなジョイントスリーブよりなるコネク
ター18で連結してエンドレス状にした構成を有してお
り、切断においては常に図示するように、コネクター1
8がワイヤーソー17の張り側と緩み側に位置し、ワイ
ヤーソー17の噛み込み等によってロック状態となり、
ワイヤーソー17の張り側に一定以上の張力が掛かった
とき、ワイヤー端がコネクター18より抜け出るように
なっている。
【0018】図8は、上述する油圧モータ及び油圧シリ
ンダー14の油圧回路を示すもので、電動モータ21に
より駆動されるポンプ22及び23のうち、ポンプ22
からの圧油が管路24を通ってプーリ13を駆動する油
圧モータ25に送られ、またポンプ23からの圧油が管
路26を通り、電磁弁27を経て油圧シリンダー14に
送られるようになっており、管路24には、油圧が高圧
側の設定圧まで上昇したとき、これを検出する圧力検出
スイッチ28と、低圧側の設定圧まで低下したとき、そ
れを検出する圧力検出スイッチ29とが取付けられ、切
断作業中のワイヤーソー17のロックにより管路24内
の油圧が設定値まで上昇し、圧力検出スイッチ28がそ
れを検出すると、該スイッチ28からの出力により電動
モータ21駆動回路のスイッチ31がOFFに切換わ
り、またワイヤーソー17のロックにより張力が大とな
り、ワイヤー端がコネクター18より抜け出て張力が解
消され、管24内の油圧が設定圧まで低下したとき、圧
力検出スイッチ29からの出力によりスイッチ32がO
FFに切換わるようになっている。いづれかのスイッチ
28、29からの出力により電磁弁27が切換わり、油
圧シリンダー14への送油を停止してプーリ13の牽引
を停止するようになっており、停止後プーリ17はワイ
ヤーソーの引張りにより引出される。
【0019】図9は、別の実施例を示すもので、支柱3
4に中間部を軸着したレバー35の両端には、アイドル
プーリ36がそれぞれ軸着され、切断時おいてワイヤー
ソー37に張力がかゝると、レバー35がストッパーピ
ン38に係止するまで回動するようになっており、ワイ
ヤーソー37がロック状態となり、その張力が急激に増
加すると、ストッパーピン38が折損してレバー35で
リミットスイッチ39がON操作され、プーリ駆動用の
電動モータ及びプーリ牽引用の作動装置が停止するよう
になっており、停止後、プーリはワイヤーソーの引張り
により引出される。
【0020】図10は別の例について示すもので、支柱
41にてそれぞれ軸支される一対のガイドプーリ42間
には、アイドルプーリ43がコイルバネ44により上下
動可能に支持されており、切断時にはワイヤーソー45
の張力により持ち上げられ、ワイヤーソー45のロック
状態により、その張力が急激に増加すると、更に持ち上
げられてリミットスイッチ46をON操作し、プーリ駆
動用の電動モータ及びプーリ牽引用の作動装置を停止さ
せるようになっており、停止後プーリは同様にして引張
出される。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、次のよ
うな効果を奏する。請求項1記載のワイヤーソーによれ
ば、鉄筋コンクリート構造物等の切断時において、ワイ
ヤーソーの張り側には常に一定以上の引張力が加わった
とき、ワイヤーソーが抜け出るコネクターが位置するた
め、ワイヤーソーに異物が絡んだり、ワイヤーソーが噛
み込んでロックされるようなことがあっても、コネクタ
ーからワイヤーソー端が抜け出るため、プーリがウイン
チの働きをしてワイヤーソー駆動装置が引きずり出され
たり、ワイヤーソーの破断に伴う超硬質ビーズの飛散等
の危険性が解消される。
【0022】請求項2、3及び7記載の切断装置によれ
ば、ワイヤーソーに異物が絡んだり、ワイヤーソーが噛
み込んでロックされるようなことがあっても、プーリの
駆動モータが停止すると共にプーリを牽引する作動装置
の駆動がそれぞれが停止するため、ワイヤー駆動装置が
引きずり出されたり、ワイヤーソーの破断による超硬質
ビーズが飛散するような危険性が解消される。
【0023】請求項4及び5記載の切断装置によれば、
切断作業中、ワイヤーソーが破断したときには、プーリ
の駆動モータ及びプーリを牽引する作動装置の駆動がそ
れぞれが停止する。請求項6記載の切断駆動装置によれ
ば、ワイヤーソーの張力が増大してワイヤー端がコネク
ターにより抜け出るときも、プーリの駆動モータ及びプ
ーリを牽引する作動装置の駆動がそれぞれが停止する。
【0024】請求項8記載の切断装置によれば、構成の
簡単なリミットスイッチを用いることにより、プーリの
駆動モータ及びプータを牽引する作動装置の駆動がそれ
ぞれを停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来用いられたジョイント金具の断面図。
【図2】ジョイントスリーブの断面図。
【図3】通常の切断時におけるプーリの駆動モータの負
荷状態を示す図。
【図4】ワイヤーソーが破断したときの負荷状態を示す
図。
【図5】切断装置が引きずり出されるときの負荷状態を
示す図。
【図6】ワイヤー端がコネクターより抜け出たときの負
荷状態を示す図。
【図7】本発明に係る切断装置を用いた切断作業時の概
略図。
【図8】切断装置の油圧回路図。
【図9】ワイヤーソー繰込み装置の正面図。
【図10】別のワイヤーソー繰込み装置の正面図。
【符号の説明】
11・・・取付台 12・・・架台 13・・・プーリ 14・・・油圧
シリンダー 17、37、45・・・ワイヤーソー 18・・・コネ
クター 21・・・電動モータ 22、23・・
・ポンプ 25・・・油圧モータ 27・・・電磁
弁 28、29・・・圧力検出スイッチ 31、32・・
・スイッチ 35・・・レバー 36、43・・
・アイドルプーリ 38・・・ストッパーピン 39、46・・
・リミットスイッチ 42・・・ガイドプーリ
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール上に移動可能に装着される架台
    と、架台に回転自在に軸支されるプーリと、プーリを回
    転駆動する油圧モータ、電動モータ等の駆動モータと、
    プーリを後方に牽引する油圧シリンダー、ウインチ等の
    作動装置と、上記プーリと鉄筋コンクリート構造物等の
    被切断部とに掛けられるエンドレスなワイヤーソーとよ
    りなり、駆動モータと作動装置の駆動により、プーリを
    回転させながら後退させてワイヤーソーに張力をかけた
    状態で循環走行させ、被破断部を切断する切断装置にお
    ける上記ワイヤーソーであって、一定間隔ごとの複数か
    所を一定以上の引張力でワイヤー端が抜け出るように摩
    擦保持するコネクターで連結したことを特徴とするワイ
    ヤーソー。
  2. 【請求項2】 レール上に移動可能に装着される架台
    と、架台に回転自在に軸支されるプーリと、プーリを回
    転駆動する油圧モータと、プーリを後方に牽引する油圧
    シリンダー、ウインチ等の作動装置と、上記プーリと鉄
    筋コンクリート構造物等の被切断部とに掛けられるエン
    ドレスなワイヤーソーとよりなり、油圧モータと作動装
    置の駆動により、プーリを回転させながら後退させてワ
    イヤーソーに張力をかけた状態で循環走行させ、被切断
    部を切断する切断装置において、上記油圧モータの駆動
    回路に圧力検出スイッチ等の圧力検出センサーを設け、
    圧力が設定圧まで上昇したとき、該センサーからの出力
    により油圧モータ及び作動装置の駆動をそれぞれ停止さ
    せるようにしたことを特徴とする切断装置。
  3. 【請求項3】 油圧モータの代わりに電動モータが、圧
    力検出センサーの代わりにトルクを検出するセンサーが
    設けられ、トルクが設定値以上に達したとき、これを検
    出するセンサーからの出力により電動モータ及び作動装
    置の駆動がそれぞれ停止するようにされる請求項2記載
    の切断装置。
  4. 【請求項4】 レール上に移動可能に装着される架台
    と、架台に回転自在に軸支されるプーリと、プーリを回
    転駆動する油圧モータと、プーリを後方に牽引する油圧
    シリンダー、ウインチ等の作動装置と、上記プーリと鉄
    筋コンクリート構造物等の被切断部とに掛けられるエン
    ドレスなワイヤーソーとよりなり、油圧モータと作動装
    置の駆動により、プーリを回転させながら後退させてワ
    イヤーソーに張力をかけた状態で循環走行させ、被切断
    部を切断する切断装置において、上記油圧モータの駆動
    回路に低圧用の圧力スイッチ等よりなる圧力検出センサ
    ーを設け、圧力が設定圧まで低下したとき、該センサー
    からの出力により油圧モータ及び作動装置の駆動をそれ
    ぞれ停止させるようにしたことを特徴とする切断装置。
  5. 【請求項5】 油圧モータの代わりに電動モータが、圧
    力検出センサーの代わりにトルクを検出するセンサーが
    設けられ、トルクが設定値以上に達したとき、これを検
    出するセンサーからの出力により電動モータ及び作動装
    置の駆動をそれぞれ停止するようにされる請求項4記載
    の切断装置。
  6. 【請求項6】 ワイヤーソーは、一定間隔ごとの複数カ
    所が一定以上の引張力でワイヤー端が抜け出るように摩
    擦保持するコネクターで連結されている請求項4又は5
    のいづれかの請求項に記載の切断装置。
  7. 【請求項7】 レール上に移動可能に装着される架台
    と、架台に回転自在に軸支されるプーリと、プーリを回
    転駆動する油圧モータと、プーリを後方に牽引する油圧
    シリンダー、ウインチ等の作動装置と、上記プーリと鉄
    筋コンクリート構造物等の被切断部とに掛けられるエン
    ドレスなワイヤーソーとよりなり、油圧モータと作動装
    置の駆動により、プーリを回転させながら後退させてワ
    イヤーソーに張力をかけた状態で循環走行させ、被切断
    部を切断する切断装置において、上記ワイヤーソーを繰
    込むアイドルプーリを設け、ワイヤーソーがロック状態
    となって張力が増大し、アイドルプーリがワイヤーソー
    を繰出すようにして一定量移動したとき、これを検出す
    るセンサーからの出力信号によりプーリの駆動モータ
    と、プーリを後方に牽引する作動装置の駆動をそれぞれ
    停止させるようにしたことを特徴とする切断装置。
  8. 【請求項8】 センサーはリミットスイッチである請求
    項7記載の切断装置。
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