JPH05331476A - 潤滑油組成物 - Google Patents

潤滑油組成物

Info

Publication number
JPH05331476A
JPH05331476A JP4161687A JP16168792A JPH05331476A JP H05331476 A JPH05331476 A JP H05331476A JP 4161687 A JP4161687 A JP 4161687A JP 16168792 A JP16168792 A JP 16168792A JP H05331476 A JPH05331476 A JP H05331476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
acid
group
phosphite
antioxidant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4161687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3229652B2 (ja
Inventor
Shozo Matsushita
庄蔵 松下
Toshiaki Kuribayashi
利明 栗林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15739949&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH05331476(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Tonen Corp filed Critical Tonen Corp
Priority to JP16168792A priority Critical patent/JP3229652B2/ja
Publication of JPH05331476A publication Critical patent/JPH05331476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3229652B2 publication Critical patent/JP3229652B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧装置が小型化、高速化されるに伴なって
油温が従来の60〜70℃から100℃前後で使用され
るケースが多くなって来ている。しかし、従来油では、
熱酸化安定性が十分でなく高温サイドで十分な特性を発
揮しえず、本発明はこれを解消するものである。 【構成】 鉱油系水添油及び/又は合成潤滑油を含む潤
滑油基油と酸化防止剤と摩耗防止剤から成る潤滑油組成
物において、(i) 酸化防止剤が、アルキル化フェニル−
α−アルキル化ナフチルアミンまたは前記アルキル化ナ
フチルアミンとホスファイトで構成され、かつ(ii) 摩
耗防止剤が、リン酸トリエステル及び/又はリン酸エス
テルアミン塩で構成されることを特徴とする潤滑油組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐酸化性でかつ耐摩耗
性に優れた潤滑油組成物に関する。更に詳しくは、本発
明は高温高圧条件下で使用される各種機器用の油圧作動
油などとして有用な長期に亘り酸化安定性と摩耗防止性
を示す潤滑油組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】潤滑油組成物の特性向上を図るために種
々の提案がなされている。 (i) 例えば、芳香族含有量の低い鉱油または合成油から
成る潤滑油基油に、アルキル基としてプロピレンのオリ
ゴマーから誘導される炭素数12〜15を有するアルキ
ル化フェニル−α−ナフチルアミンを酸化防止剤として
配合し、酸化安定性の向上とスラッジ発生を抑制したも
のが知られている(特開昭62−181396号)。 (ii) また、潤滑油基油、例えば溶剤精製鉱油(硫黄分
100ppm 以上,窒素分10 ppm以上、粘度比重恒数
0.80以上)に、アミンまたはフェノール系酸化防止
剤、及び摩耗防止剤としてチオリン酸亜鉛を複合させて
配合した耐酸化性で耐摩耗性の油圧作動油が知られてい
る。1
【0003】しかしながら、従来の潤滑油組成物は、特
に高温、高圧条件下で使用される油圧作動油としては不
適当なものである。即ち、最近においては、油圧装置が
小形化、高速化されて来ており、これに伴なって油温も
従来の60〜70℃のレンジから100℃前後で使用さ
れケースが多くなって来ている。このため従来の潤滑油
では熱酸化安定性が十分なものでなく、油が酸化を受け
て油中にスラッジを発生し、油圧バルブ等に不具合をも
たらしている。
【0004】周知の如く、鉱油系もしくは合成油系の潤
滑油基油が酸化を受けると、自動酸化によりラジカル反
応が進行し、酸素との反応によりアルコール類やケトン
類が生成する。そして、これらアルコール類やケトン類
などの酸化物は縮重合して基油に不溶解性のスラッジを
生成し、これが潤滑系統に大きな障害をもたらす。即
ち、潤滑油の酸化により生成するスラッジは油圧バルブ
の閉塞、オイルタンクの目詰り、冷却機の効率低下など
を引き起こす。一方、酸化反応の進行にともなって、潤
滑油の特性は急速に低下する。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、従来の潤
滑油において達成することが困難であった特性、特に高
温、高圧条件下で優れた耐熱酸化性と耐摩耗性を発現す
ることができる潤滑油組成物を提供しようとするもので
ある。前記した特性の向上は、本発明者らにより、潤滑
油基油に対して、特定のアミン系酸化防止剤(アルキル
化フェニル−α−アルキル化ナフチルアミン)またはこ
れにホスファイトを併用、及び特定の摩耗防止剤(リン
酸トリエステル,即ちトリホスフェート及び/又はリン
酸エステルアミン塩)を併用することにより達成される
ことが見い出された。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明を概説すれば、
本発明は、鉱油系水添油及び/又は合成潤滑油を含む潤
滑油基油と酸化防止剤と摩耗防止剤から成る潤滑油組成
物において、(i) 酸化防止剤が、アルキル化フェニル−
α−アルキル化ナフチルアミンまたは前記アルキル化ナ
フチルアミンとホスファイトで構成され、かつ(ii) 摩
耗防止剤が、リン酸トリエステル及び/又はリン酸エス
テルアミン塩で構成される、ことを特徴とする潤滑油組
成物に関するものである。
【0007】以下、本発明の技術的構成を詳しく説明す
る。本発明の潤滑油組成物を構成する基油成分は、鉱油
系水添油及び/又は合成潤滑油を含むものであれば特に
制限を受けるものではない。
【0008】本発明で使用される、鉱油系水添油は、例
えば還元ニッケル含有触媒の存在下に水添温度200〜
400℃、圧力120〜250Kg/cm2 、液空間速度(S
V)0.1〜2.0V/V 時という条件下で水素と反応させ
ることにより調製されるものである。前記した鉱油系水
添油は、以下の物性値を示すのが特徴である; 1.炭化水素のタイプ CP 60以上,CN 40以下,CA 0、好ましくはCP
70以上,CN 30以下,CA 0のもの(環分析法(n
−d−M)により測定) 2.全硫黄量(重量 ppm) 100以下、好まし
くは10以下、特に好ましくは1.0以下 3.全窒素量(重量 ppm) 10以下、好ましく
は1.0以下、特に好ましくは0.2以下 4.残留炭素(重量%) 0.02以下、好ま
しくは0.01以下 5.アニリン点 100〜130、好
ましくは110〜120 6.動粘度(mm2 /S,40℃) 2.2〜1500、
好ましくは3〜500
【0009】本発明において使用される合成潤滑油は、
前記した鉱油系水添油の物性値のうちアニリン点を別に
すれば他の諸物性を満足するものである。この種の合成
潤滑油としては、オレフィンオリゴマー,ポリブテン,
ジエステル,ポリオールエステル,ポリアルキレングリ
コール、シリコーンオイル、アルキルベンゼンなどの合
成油がある。
【0010】(オレフィンオリゴマー)本発明で使用さ
れる前記オレフィンオリゴマーは、通常、炭素数2〜1
4、このましくは4〜12の範囲の、直鎖状あるいは分
岐状のオレフィン系炭化水素から選択された任意の1種
の単独重合または2種以上の共重合により得られるもの
である。オレフィンオリゴマーは、通常、100℃で、
1〜130mm2 /S、好ましくは1.5〜25mm2 /Sの動
粘度を有するものである。その平均分子量は、通常、約
100〜2000、このましくは約200〜1000の
範囲である。本発明で使用するオレフィンオリゴマーと
しては、特に、水素添加により不飽和結合を飽和させた
ものが好ましい。
【0011】オレフィンオリゴマーとしては、例えば、
α−オレフィンオリゴマー,エチレン/α−オレフィン
オリゴマー等がある。α−オレフィンオリゴマーとして
は炭化水素または低級オレフィン3〜6量体化により得
られるる炭素数6〜12のα−オレフィンの混合物、例
えば、25〜50重量%のヘキセン−1、30〜40重
量%のオクテン−1および25〜40重量%のデセン−
1からなる混合物を共重合したものを挙げることができ
る。デセン−1のごとき単独モノマーから得られるオリ
ゴマーおよびその水素添加物も好適である。エチレン/
α−オレフィンオリゴマーとしては、例えば、40〜9
0重量%のエチレンと10〜60重量%のプロピレンと
を共重合させたものを挙げることができる。
【0012】これらのオレフィンオリゴマーは、触媒と
して、塩化アルミニウム,フッ化ホウ素等のフリーデル
クラフト型触媒、チーグラー触媒または酸化クロム等の
酸化物触媒等を使用して製造することができる。オレフ
ィンオリゴマーの水素添加は、重合反応生成物から触媒
を除去した後、加温、加圧下において、例えば、ニッケ
ル−モリブデン/アルミナのような水素化触媒の存在下
に、水素と接触させることにより行なうことができる。
【0013】(ポリブテン)本発明で使用される前記ポ
リブテン(ポリイソブチレン)はα−オレフィンオリゴ
マーの1種であり、通常はイソブチレンを主体とする出
発原料から塩化アルミニウムを触媒として重合させて調
製され、そのまま用いることも、あるいは水素添加して
用いることもある。
【0014】(ジエステル)本発明で使用される前記ジ
エステルは、炭素数4〜14の脂肪族二塩基酸及び/又
は炭素数8の芳香族二塩基酸と炭素数4〜14のアルコ
ールとの脱水縮合によって得られるジエステルである。
このジエステルは、通常、100℃で2〜7mm2 /Sの動
粘度を有する。炭素数4〜14の脂肪族二塩基酸として
は、例えは、コハク酸,グルタル酸,アジピン酸,ピペ
リン酸,スベリン酸,アゼライン酸,セバシン酸,ウン
デカン二酸,ドデカン二酸,ブラジリン酸,およびテト
ラデカン二酸などを挙げることができる。これらの中で
も、アジピン酸,アゼライン酸およびセバシン酸が好ま
しく、アジピン酸およびセバシン酸が特に好ましい。
又、炭素数8の芳香族二塩基酸としてフタル酸、イソフ
タル酸を挙げることができる。
【0015】炭素数4〜14のアルコールとしては、例
えば、n−ブタノール、イソブタノール、n−アルミア
ルコール、イソアルミアルコール、n−ヘキサノール、
2−エチルブタノール、シクロヘキサノール、n−ヘブ
タノール、イソヘブタノール、メチルシクロヘキサノー
ル、n−オクタノール、ジメチルヘキサノール、2−エ
チルヘキサノール、2,4,4−トリメチルペンタノー
ル、イソオクタノール、3,5,5−トリメチルヘキサ
ノール、イソノナノール、イソデカノール、イソウンデ
カノール、2−ブチルオクタノール、トリデカノールお
よびイソテトラデカノールなどを挙げることができる。
これらの中でも、2−エチルヘキサノールおよびイソデ
カノールが特に好ましい。
【0016】これらの脂肪族二塩基酸または芳香族二塩
基酸と炭素数4〜14のアルコールから得られるジエス
テルとしては、例えば、ジ−(1−エチルプロピル)ア
ジペート、ジ−(3−メチルブチル)アジペート、ジ−
(1,3−メチルブチル)アジペート、ジ−(2−エチ
ルヘキシル)アジペート、ジ−(イソノニル)アジペー
ト、ジ−(イソデシル)アジペート、ジ−(ウンデシ
ル)アジペート、ジ−(トリデシル)アジペート、ジ−
(イソテトラデシル)アジペート、ジ−(2,2,4−
トリメチルベンチル)アジペート、ジ−[混合(2−エ
チルヘキシル,イソノニル)]アジペート、ジ−(1−
エチルプロピル)アゼレート、ジ−(3−メチルブチ
ル)アゼレート、ジ−(2−エチルブチル)アゼレー
ト、ジ−(2−エチルヘキシル)アゼレート、ジ−(イ
ソオクチル)アゼレート、ジ−(イソノニル)アゼレー
ト、ジ−(イソデシル)アゼレート、ジ−(トリデシ
ル)アゼレート、ジ−[混合(2−エチルヘキシル,イ
ソノニル)]アゼレート、ジ−[混合(2−エチルヘキ
シル,デシル)]アゼレート、ジ−[混合(2−エチル
ヘキシル,イソデシル)]アゼレート、ジ−[混合(2
−エチルヘキシル,2−プロピルヘブチル)]アゼレー
ト、ジ−(n−ブチル)セバケート、ジ−(イソブチ
ル)セバケート、ジ−(1−エチルプロピル)セバケー
ト、ジ−(1,3−メチルブチル)セバケート、ジ−
(2−メチルブチル)セバケート、ジ−(2−エチルヘ
キシル)セバケート、ジ−[2−(2−エチルブトキ
シ)エチル]セバケート、ジ−(2,2,4−トリメチ
ルベンジル)セバケート、ジ−(イソノニル)セバケー
ト、ジ−(イソデシル)セバケート、ジ−(イソウンデ
シル)セバケート、ジ−(トリデシル)セバケート、ジ
−(イソテトラデシル)セバケート、ジ−[混合(2−
エチルヘキシル,イソノニル)]セバケート、ジ−(2
−エチルヘキシル)グルタレート、ジ−(イソウンデシ
ル)グルタレート、ジ−(イソテトラデシル)グルタレ
ート、2−エチルヘキシルフタレート、ジイソノニルフ
タレート、及びジイソデシルフタレートなどを挙げるこ
とができる。
【0017】これらのジエステルは、通常、100℃
で、2〜7mm2 /S、好ましくは2.2〜6mm2 /Sの動粘
度を有するものである。動粘度が低すぎると、耐引火
性、耐揮発性および耐荷重性に問題があり、高すぎると
低温での粘度が大きくなり、低温流動性が損なわれる。
【0018】(ポリオールエステル)本発明で使用され
る前記ポリオールエステルは、炭素数5〜9のネオぺン
チルポリオールと炭素数4〜18の有機酸との合成によ
って作られる。本発明においてネオぺンチルポリオール
とはネオぺンチル基を有する多価アルコールであり、例
えば2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール(即
ち、ネオぺンチルグリコール)、2−エチル−2−ブチ
ル−プロパン−1,3−ジオール、2,2−ジエチルプ
ロパン−1,3−ジオール、2,2−ジブチルプロパン
−1,3−ジオール、2−メチル−2−プロピルプロパ
ン−1,3−ジオール、2−エチル−2−ブチルプロパ
ン−1,3−ジオール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリ
スリトール、好ましくはネオぺンチルグリコール、2−
メチル−2−プロピルプロパン−1,3−ジオール、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトールであり、
特に好ましいのは、ネオぺンチルグリコール、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトールである。又、有
機酸は例えばn−ブタン酸、イソプタン酸、n−ペンタ
ン酸、イソペンタン酸、n−ヘキサン酸、2−エチルブ
タン酸、シクロヘキサン酸、n−ヘプタン酸、イソヘプ
タン酸、メチルシクロヘキサン酸、n−オクタン酸、ジ
メチルヘキサン酸、2−エチルヘキサン酸、2,4,4
−トリメチルペンタン酸、イソオクタン酸、3,5,5
−トリメチルヘキサン酸、n−ノナン酸、イソノナン
酸、イソデカン酸、イソウンデカン酸、2−ブチルオク
タン酸、トリデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン
酸及びオクタデカン酸であり、好ましくはヘプタン酸、
n−オクタン酸、2−エチルヘキサン酸である。ネオペ
ンチルポリオールと有機酸からのネオペンチルポリオー
ルエステルの合成は、従来の方法、例えば酸性触媒下に
脱水縮合する方法によって行なうことができる。例えば
ネオペンチルポリオールエステルとしては(以下、ネオ
ペンチルをNPG、トリメチロールプロパンをTMP、
ペンタエリスリトールをPEと略称する。)、NPG・
ジ−(ヘプタノエート)、NPG・ジ−(2−エチルブ
チレート)、NPG・ジ−(シクロヘキサノエート)、
NPG・ジ−(ヘプタノエート)、NPG・ジ−(イソ
ヘプタノエート)、NPG・ジ−(オクチレート)、N
PG・ジ−(2−エチルヘキサノエート)、NPG・ジ
−(イソオクタノエート)、NPG・ジ−(イソノニレ
ート)、NPG・ジ−(イソデカノエート)、NPG・
ジ−[混合(ヘキサノエート,ヘプタノエート)]、N
PG・ジ−[混合(ヘキサノエート,オクタノエー
ト)]、NPG・ジ−[混合(ヘキサノエート,ノニレ
ート)]、NPG・ジ−[混合(ヘプタノエート,オク
タノエート)]、NPG・ジ−[混合(ヘプタノエー
ト,ノニレート)]、NPG・ジ−[混合(ヘプタノエ
ート,イソオクタノエート)]、NPG・ジ−[混合
(ヘプタノエート,イソノニレート)]、NPG・ジ−
[混合(イソオクタノエート,イソノニレート)]、N
PG・ジ−[混合(プタノエート,トリデカノエー
ト)]、NPG・ジ−[混合(プタノエート,テトラデ
カノエート)]、NPG・ジ−[混合(プタノエート,
オクタデカノエート)]、NPG・ジ−[混合(ヘキサ
ノエート,イソオクタノエート,イソノニレート)]、
NPG・ジ−[混合(ヘキサノエート,イソオクタノエ
ート,イソデカノエート)]、NPG・ジ−[混合(ヘ
プタノエート,イソオクタノエート,イソノニレー
ト)]、NPG・ジ−[混合(ヘプタノエート,イソオ
クタノエート,イソノデカノエート)]、NPG・ジ−
[混合(オクタノエート,イソノニレート,イソノデカ
ノエート)]、TMP・トリ−(ペンタノエート)、T
MP・トリ−(ヘキサノエート)、TMP・トリ−(ヘ
プタノエート)、TMP・トリ−(オクタノエート)、
TMP・トリ−(ノニレート)、TMP・トリ−(イソ
ペンタノエート)、TMP・トリ−(2−エチルブチレ
ート)、TMP・トリ−(イソオクタノエート)、TM
P・トリ−(2−エチルヘキサノエート)、TMP・ト
リ−(イソノニレート)、TMP・トリ−(イソデカノ
エート)、TMP・トリ−[混合(ブチレート,オクタ
デカノエート)]、TMP・トリ−[混合(ヘキサノエ
ート,ヘキサデカノエート)]、TMP・トリ−[混合
(ヘプタノエート,トリデカノエート)]、TMP・ト
リ−[混合(オクタノエート,デカノエート)]、TM
P・トリ−[混合(オクタノエート,ノニレート)]、
TMP・トリ−[混合(ブチレート,ヘプタノエート,
オクタデカノエート)]、TMP・トリ−[混合(ペン
タノエート,ヘプタノエート,トリデカノエート)]、
TMP・トリ−[混合(ヘキサノエート,ヘプタノエー
ト,オクタノエート)]、又、PE・テトラ(ペンタノ
エート)、PE・テトラ(ヘキサノエート)、PE・テ
トラ(イソペンタノエート)、PE・テトラ(2−エチ
ルブチレート)、PE・テトラ(イソヘプタノエー
ト)、PE・テトラ(イソオクタノエート)、PE・テ
トラ(2−エチルヘキサノエート)、PE・テトラ(イ
ソノニレート)及びPEと炭素数4〜8の直鎖状又は分
岐状カルボン酸の混合物とのエステル等である。又、N
PG、TMP及びPE以外のネオペンチルポリオール、
即ち2−メチル−2−プロピルプロパン−1,3−ジオ
ール、2,2−ジエチルプロパンジオール、トリメチロ
ールエタン及びトリメチロールヘキサンと上記のごとき
有機酸単独、又は混合とのポリオールエステル等が挙げ
られる。
【0019】(ポリアルキレングリコール)本発明で使
用される前記ポリアルキレングリコールは、アルキレン
基の炭素数が2〜5、好ましくは2〜3の直鎖状又は分
岐状アルキレンオキサイドの開環重合体又は開環共重合
体である。アルキレンオキサイドとしては、エチレンオ
キサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド、あるいはそれらの混合物がよい。好ましくはポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコールを挙げる
ことができ、分子量範囲100〜2000のもの、好ま
しくは200〜1000のものである。
【0020】(シリコーンオイル)本発明で使用される
シリコーンオイルとしては、下記一般式(1) で示される
オルガノポリシロキサンが挙げられる。 Si(R)3 −O−〔Si(R)2 −O〕n −Si(R)3 ………(1) (式中、Rは1〜18の炭素原子を有する、同じか又は
異なる、場合によりハロゲン化された炭化水素基を示
し、nは1〜3000の整数である。)前記Rとして
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピ
ル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、n
−ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル
基、オクチル基、デシル基、及びオクタデシル基のよう
なアルキル基、フェニル基、ナフチル基のようなアリー
ル基、ベンジル基、1−フェニルエチル基、2−フェニ
ルエチル基のようなアラルキル基、o−、m−、p−ジ
フェニル基のようなアルアリール基、o−、m−、p−
クロルフェニル基、o−、m−、p−ブロムフェニル
基、3,3,3−トリフルオルプロピル基、1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオル−2−プロピル基、ヘ
プタフルオルイソプロピル基及びヘプタフルオル−n−
プロピル基のようなハロゲン化炭化水素基である。特
に、前記Rとしては脂肪族不飽和基を除く1〜8の炭素
原子を有する弗素化炭化水素基が有利であり、またメチ
ル基、フェニル基も有利であり、更にメチルポリシロキ
サン、フェニルポリシロキサンの混合物を使用してもよ
い。
【0021】(アルキルベンゼン)本発明で使用される
アルキルベンゼンとしては側鎖アルキル基が炭素数10
〜25の分岐型アルキルベンゼン、炭素数10〜25の
直鎖型アルキルベンゼン等を挙げることができる。
【0022】本発明において、前記した潤滑油基油成
分、即ち鉱油系水添油と合成潤滑油はそれぞれ単独にあ
るいは混合して使用することができる。例えば、鉱油系
水添油の1種またはそれ以上を使用するか、合成潤滑油
の1種またはそれ以上を使用するか、あるいは鉱油系水
添油の1種またはそれ以上と合成潤滑油の1種またはそ
れ以上を組合せて使用してもよい。
【0023】次に、本発明において大きな特徴をなして
いる酸化防止剤系について説明する。 (i)-1. アルキル化フェニル−α−アルキル化ナフチル
アミン成分:本発明で使用されるアルキル化フェニル−
α−アルキル化ナフチルアミンは、下記の化1で示され
るものである。
【0024】
【化1】 (但し、R1 は水素またはC1 〜C10の直鎖または分岐
アルキル基を示す。R2〜R8 は、存在するかまたは存
在しなくてもよく、存在する場合はC1 〜C10のアルキ
ル基を示す。) この種の典型的な化合物は、オクチルフェニル−α−ナ
フチルアミン、などである。
【0025】(i)-2. ホスファイト成分;本発明におい
て、前記アルキル化フェニル−α−アルキル化ナフチル
アミンと併用してもよいホスファイトは、下記化2で示
されるトリ−アルキル化フェニルホスファイトである。
【0026】
【化2】 (但し、R1 ,R2 はHもしくはC4 〜C12の直鎖また
は分岐アルキル基を示す。好ましくは、t-ブチル基を示
す。)
【0027】また、本発明において、前記ホスファイト
成分として化3、及び化4で示されるホスファイト類も
使用することがてきる。
【0028】
【化3】 (但し、Rは炭素数12〜18のアルキル基、ジ−t−
ブチルフェニル基、ノニルフェニル基を示す。好ましく
はジ−t−ブチルフェニル基を示す。)
【0029】
【化4】 (但し、R1 は炭素数4〜30のアルキル基、R2 ,R
3 ,R4 は炭素数1〜4のアルキル基を示す。好ましく
は炭素数4のアルキル基を示す。) 前記したホスファイト成分の典型的な化合物は、トリス
−ジ−t−ブチルフェニルホスファイトである。
【0030】次に、本発明において大きな特徴をなして
いる摩耗防止剤系について説明する。本発明で使用され
る摩耗防止剤は、前記した酸化防止剤系との関連で、リ
ン酸トリエステル(トリホスフェート)及び/又はリン
酸エステルアミン塩を必須とするものである。 (ii)-1. リン酸トリエステル(トリホスフェート)成
分:本発明で使用されるリン酸トリエステル(トリホス
フェート)は、下記の化5で示されるものである。
【0031】
【化5】 (但し、Rは水素、C4 〜C12の直鎖または分岐アルキ
ル基、またはC1 〜C4 のアルキル基で置換されたフェ
ニル基を示す。Xは酸素原子または硫黄原子を示す。) この種の典型的な化合物は、トリクレジルホスフェー
ト、トリブチルホスフェートなどである。
【0032】(ii)-2. リン酸エステルアミン塩成分:本
発明で使用されるリン酸エステルアミン塩成分、下記一
般式(2) ,(3) で示されるものである。 〔HOP(O)(OR)2 〕〔NH2 −R´〕…………(2) 〔(HO)2 P(O)OR〕〔NH2 −R´〕2 ………(3) (式中、RはC4 〜C18の直鎖または分岐アルキル基、
または二重結合1個を含むアルキレン基を示す。R´は
4 〜C18の直鎖または分岐アルキル基、または二重結
合1個を含むアルキレン基を示す。)
【0033】本発明において、前記した酸化防止剤及び
摩耗防止剤の使用割合は、次の通りである。 (i) 酸化防止剤を構成するアルキル化フェニル−α−ア
ルキル化ナフチルアミンの潤滑油組成物における使用割
合は、0.01〜10.0重量%であり、好ましくは、
0.01〜3.0重量%である。0.01重量%以下で
はラジカル捕捉剤としての作用が小さく、10.0重量
%以上では拮抗作用が出て酸化防止効果が低下する。ま
た、併用されるホスファイトは、0.01〜3.0重量
%であり、好ましくは、0.1〜1.0重量%である。
0.01重量%以下では過酸化物分解作用が小さく、
3.0以上ではそれ自体の酸化劣化物の溶解性が低下し
スラッジを生成する。 (ii) 摩耗防止剤を構成するリン酸トリエステル(トリ
ホスフェート)の潤滑油組成物における使用割合は0.
1〜10.0重量%であり、好ましくは、0.1〜3.
0重量%である。0.1重量%以下では、例えばV−1
04Cベーンポンプに対する摩耗防止性に効果がなく、
10.0重量%以上ではNBRなどのオイルシールとの
適合性が悪くなる。
【0034】本発明において、前記した特定の酸化防止
剤系と摩耗防止剤系が必須の添加成分であるが、所望に
より既知の下記に示される他の添加剤を配合することが
できる。 (イ)流動点降下剤……PMA(ポリメタクリレー
ト)、PIB(ポリイソブチレン)、EPC(エチレン
−プロピレン共重合体)、SBC(スチレン−ブタジエ
ン水添加共重合体)など。なお、これらは粘度指数向上
剤という観点でも使用されるものである。 (ロ)防錆剤……アルケニルコハク酸またはその部分エ
ステル、あるいはザルコシン、ソルビタンエステルおよ
びこれらの誘導体。 (ハ)消泡剤……ジメチルポリシロキサン、ポリアクリ
レートなど。 (ニ)金属不溶性化剤……トリアゾール系、チアジアゾ
ール系金属不溶性化剤など。 (ホ)抗乳化剤……エチレンオキシドがプロピレンオキ
シドに対して10〜80重量%で、平均分子量が1,000
〜15,000のポリオキシプロピレン共重合体などのアルキ
レングリコールおよびその誘導体。 などがあり、これらを適宜に組合せて使用すればよい。
【0035】本発明の前記した各成分により構成される
潤滑油組成物は、特に高温、高圧条件下において優れた
酸化安定性と摩耗防止性を発揮する。即ち、鉱油系水添
油は芳香族硫黄化合物、芳香族窒素化合物などの不純物
が少ないため、使用する酸化防止剤とのレスポンスが良
好であること、また酸化防止剤の中で特にアルキル化ナ
フチルアミンがこれら鉱油系水添油との相溶性(マッチ
ング)が良く、RBOT酸化試験(後述)で極めて長い
誘導期間を示す。また、摩耗防止剤において、従来のチ
オリン酸亜鉛は、それ自身が酸化分解してスラッジ化す
る傾向にあるのに対して本発明のリン酸トリエステルは
酸化安定性が良くスラッジ化しにくいものである。
【0036】前記したように、本発明の潤滑油組成物
は、油圧機器全般の潤滑油として使用されるものである
が、特に、高温、高圧条件で使用されるプラスチックの
射出成形機、金属の圧縮成形機、打抜き機、連機用など
の油圧作動油として有用なものである。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳しく説明
するが、本発明はこれら実施例により限定されないこと
はいうまでもないことである。
【0038】<試験油の調製>下記表1〜3に示される
ように各種の潤滑油、酸化防止剤、及び摩耗防止剤を用
いて試験油を調製した。なお、表1〜3における各成分
は、次のものを意味する; 高圧水添油:粘度−比重恒数0.79、硫黄分1 ppm、
窒素分0 ppm、粘度46mm2 /s (40℃)、n−d−
M法環分析でCA 0%、CN 30%、CP 70%のパラ
フィン系基油。 溶剤精製湯:粘度−比重恒数0.81、硫黄分1100
ppm、窒素分10 ppm、粘度46mm2 /s (40℃)、
n−d−M法環分析でCA 10%、CN 20%、CP
0%のパラフィン系基油。 合成潤滑油:ポリ−α−オレフィンオリゴマー(粘度4
6mm2 /s (40℃))。 アルキル化PAN:オクチルフェニル−α−ナフチルア
ミン。 アルキル化DPA:ジオクチルフェニルアミン。 フェノール:4.4´メチレン−ビス−2.6−ジ−t
−ブチルフェノール。 ホスファイト:トリス−ジ−t −ブチルフェニルホスフ
ァイト。 チオリン酸亜鉛:Pri−イソオクチルチオリン酸亜鉛。
【0039】(実施例1〜4/比較例1〜6)の試験油
の評価 (i)酸化安定性(修正ISOT法)の試験 各試験油の高温下での酸化安定性を調べた。結果を表1
に示す。なお、酸化安定性は修正ISOT法によった。
これは、次の方法によるものである。即ち、油250ml
をガラスビーカーに張込み、鉄板と銅版を触媒として油
中に浸漬する。酸化を促進させるために空気吹込み管を
通して10 l/hr の割合で空気を吹込むようにする。そ
して、油を165.5℃に加熱し、鉄、銅触媒の存在
下、空気吹込みをしながら攪拌し、96時間加熱して油
を加速して高温酸化させる。次に試験前後の油の粘度及
び全酸化の変化、ならびにスラッジ量(0.8μmフィ
ルターでの捕捉量 mg/100ml)を測定する。
【0040】(ii) 修正ISOT法による性能評価 表1より、次のことが判明する。 (1) 基油に酸化防止剤(アルキル化PAN)と摩耗防止
剤(トリクレジルホスフェート)を併用すると酸化安定
性が向上する。更にホスファイトを併用すると酸化安定
性が大幅に向上する(実施例1〜4)。 (2) 酸化防止剤としてホスファイトのみ(比較例1)、
アルキル化DPAとホスファイト(比較例2)、及びフ
ェノールとホスファイト(比較例3)を使用したもの
は、高圧水添油の酸化安定性を改善しない。 (3) 実施例2の添加剤系において、摩耗防止剤をトリク
レジルホスフェートから同じリン系の耐摩耗防止剤ジラ
ウリルハイドロジエンホスファイトに変更したもの(比
較例4)、チオリン酸亜鉛に変更したもの(比較例
5)、はいずれも酸化安定性、特にスラッジ生成量が悪
化する。 (4) 実施例2の基油を高圧水添油から、従来の溶剤精製
油に変更すると、酸化安定性が極端に悪化する(比較例
6)。以上のことから、本発明の特定の基油成分と特定
の酸化防止剤と摩耗防止剤とからなる潤滑油組成物にお
いてのみ、優れた酸化安定性が発現されることが判る。
【0041】
【表1】
【0042】(実施例2/比較例5〜7)の試験油の評
価 (i) 試験油の調製 下記表2に示される組成の試験油を調製した。なお、実
施例2及び比較例5〜6のものは前述(表1)したもの
と同じ組成のものである。
【0043】(ii) 酸化安定性(RBOT法)の試験 各試験油の酸化防止能をRBOT法により調べた。結果
を表2に示す。RBOT法は潤滑油の酸化防止能を評価
する方法の1つであり、JIS K2514により制定
されている。回転ボンベ式酸化安定度により評価を行う
ものである。このRBOT法は、潤滑油50gに水5ml
を加え、銅触媒を入れた密閉系に酸素を6.3kg/cm2
まで圧入し、150℃で酸化させる。そして酸素吸収に
より圧力低下が生じるが、これを規定量の圧力低下に至
るまでの時間(誘導時間:分)を測定して評価するもの
である。
【0044】(iii)RBOT法による性能評価 表2より、次のことが判明する。 (1) 実施例2のものは、酸化安定性が最も重視されてい
る比較例7(スクリューコンプレッサー用潤滑油)以上
の酸化安定性を発揮している。 (2) 摩耗防止剤として従来技術において一般に使用され
ているチオリン酸亜鉛を使用したもの(比較例5)は、
実施例2の1/3以下である。 (3) また基油を従来の溶剤精製油に置換した場合(比較
例6)も、実施例2の寿命の1/3以下になってしま
う。
【0045】
【表2】
【0046】(実施例2〜3/比較例4,5,8)の試
験油の評価 (i) 試験油の調製 下記表3に示される組成の試験油を調製した。なお、実
施例2のものは前述(表1)したものと同じ組成のもの
である。
【0047】(ii) 耐摩耗性の試験 各試験油の耐摩耗性をシエル式四球摩耗試験法により調
べた。結果を表3に示す。シエル式四球摩耗試験法と
は、1/2インチ鋼球、1200 rpm,30kgf 、30
分の摩耗試験後の鋼球3個の摩耗痕経を測定するもので
ある。なお、摩耗痕経の小さいもの程、耐摩耗性に優れ
るものである。
【0048】(iii) 耐摩耗性の評価 表3より次のことが判明する。本発明で使用する特定の
リン酸トリエステル(トリホスフェート)は、従来から
耐摩耗性潤滑油の摩耗性防止剤として使用されているホ
スファイト類あるいはチオリン酸亜鉛(比較例4,5,
8)と比較して、非常に良い耐摩耗特性を発揮する。
【0049】
【表3】
【0050】
【発明の効果】本発明の特定の潤滑油基油と特定の酸化
防止剤及び摩耗防止剤とから成る潤滑油組成物は、特に
高温、高圧条件下において優れた特性(耐酸化性、耐摩
耗性)を発揮することができる。従って、本発明の潤滑
油組成物は小型化、高速化に伴なって油温レンジが高温
サイドへシフトしている油圧機器、あるいは高温、高圧
条件下で使用される油圧機機器用の油圧作動油として極
めて有用なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 137:02) C10N 30:06 30:10 40:08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉱油系水添油及び/又は合成潤滑油を含
    む潤滑油基油と酸化防止剤と摩耗防止剤から成る潤滑油
    組成物において、 (i) 酸化防止剤が、アルキル化フェニル−α−アルキル
    化ナフチルアミンまたは前記アルキル化ナフチルアミン
    とホスファイトで構成され、かつ(ii) 摩耗防止剤が、
    リン酸トリエステル及び/又はリン酸エステルアミン塩
    で構成される、ことを特徴とする潤滑油組成物。
JP16168792A 1992-05-29 1992-05-29 潤滑油組成物 Expired - Lifetime JP3229652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16168792A JP3229652B2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 潤滑油組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16168792A JP3229652B2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 潤滑油組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05331476A true JPH05331476A (ja) 1993-12-14
JP3229652B2 JP3229652B2 (ja) 2001-11-19

Family

ID=15739949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16168792A Expired - Lifetime JP3229652B2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 潤滑油組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3229652B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077406A (ja) * 2006-11-24 2007-03-29 Idemitsu Kosan Co Ltd 油圧作動油組成物
JP2008519127A (ja) * 2004-11-04 2008-06-05 ユナイテッド テクノロジーズ コーポレイション 多機能潤滑剤添加剤パッケージ
JP2008163166A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Nippon Oil Corp 緩衝器用油圧作動油組成物
JP2009280681A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Idemitsu Kosan Co Ltd 潤滑油組成物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519127A (ja) * 2004-11-04 2008-06-05 ユナイテッド テクノロジーズ コーポレイション 多機能潤滑剤添加剤パッケージ
JP2007077406A (ja) * 2006-11-24 2007-03-29 Idemitsu Kosan Co Ltd 油圧作動油組成物
JP4689583B2 (ja) * 2006-11-24 2011-05-25 出光興産株式会社 油圧作動油組成物
JP2008163166A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Nippon Oil Corp 緩衝器用油圧作動油組成物
JP2009280681A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Idemitsu Kosan Co Ltd 潤滑油組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP3229652B2 (ja) 2001-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4466850B2 (ja) 軸受用潤滑油
EP2870134B1 (en) The use of carboxylic acid esters as lubricants
JP2539677B2 (ja) 潤滑油組成物
JP6033303B2 (ja) 改善された酸化安定性と耐用寿命を有する潤滑剤組成物
JP2954744B2 (ja) 潤滑油組成物
US11149226B2 (en) Preparation and use of aminoalkylphosphonic acid dialkyl ester compounds in a lubricant for antiwear, friction reduction, and/or micropitting prevention
EP0640681A1 (en) Lubricating oil composition
US6177387B1 (en) Reduced odor and high stability aircraft turbine oil base stock
JPH07150175A (ja) 潤滑油組成物
KR20140029419A (ko) 낮은 노아크 휘발성을 갖는 폴리알킬렌 글리콜 디에테르를 포함하는 윤활제 조성물
WO1996001302A1 (fr) Composition d'huile de moteur
JPH11501682A (ja) 相乗的抗酸化剤系
JP3229652B2 (ja) 潤滑油組成物
US20110021392A1 (en) Method for preparing a lubricating composition
JPH0570788A (ja) 油圧作動油
JP3250584B2 (ja) 潤滑油組成物
KR930011077B1 (ko) 윤활유조성물
JP2510088B2 (ja) 潤滑油組成物
JP6480324B2 (ja) 潤滑油組成物
US3296138A (en) Extreme pressure lubricant additives
EP0927151B1 (en) Reduced odor and high stability aircraft turbine oil base stock
JP6480323B2 (ja) 潤滑油組成物
JPH0565491A (ja) 油圧作動油
JPH08217862A (ja) 油溶性ポリエステル、その製法、潤滑油用添加剤、および潤滑油組成物
JP2022531533A (ja) ポリアルキレングリコール潤滑剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees