JPH0533004U - 線材長さ測定器 - Google Patents

線材長さ測定器

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JPH0533004U
JPH0533004U JP8091491U JP8091491U JPH0533004U JP H0533004 U JPH0533004 U JP H0533004U JP 8091491 U JP8091491 U JP 8091491U JP 8091491 U JP8091491 U JP 8091491U JP H0533004 U JPH0533004 U JP H0533004U
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wire
electric wire
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drum
length measuring
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文久 小林
利秋 竹本
建 小林
利幸 酒向
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Central Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業所床面積に関係なく、周囲の作業者等に
じゃまにならず、簡単かつ正確に電線の長さを測定す
る。 【構成】 バネ7で相対的に押し付けられている案内ド
ラム5と回転ドラム9との間に、電線25をセットす
る。回転ドラム9には、その回転量を計数するカウンタ
15が設けられ、その目盛り23が「000」になった
時にリード線21が導通状態となり、豆電球19が点灯
される。カウンタ15は回転ドラム9の回転量に応じて
減算するタイプのものであり、最初にカウンタ15に所
定の初期値を設定しておけば、電線25を所定寸法引き
出したときに豆電球19を点灯させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線の寸法取りになどに便利な電線長さ測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電線を配線等する場合に、設計図等に従ってその長さを測定し、寸法取り作業 を行わなければならない。従来は、電線を大量に巻き付けた電線ドラムから電線 引き出す作業を実行する作業所の床に、予め長さの印を付けておき、これに電線 を当てて寸法取りを行っていた。この様な床がない場合には、電線ドラムから電 線を引き出しつつスケールを当てて長さを測定して寸法取りを行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
床に印を付しておくやり方は、広い作業所がなければ実施できない上に、広い 作業所においても他の作業者のじゃまになるという問題があった。一方、スケー ルを当てながら長さを測定するやり方は、短い電線を測定する場合にはそれほど 面倒ではないが、長い電線を測定しなければならない場合には、一人で作業する のが困難であるという問題があった。
【0004】 そこで、作業所床面積に関係なく、周囲の作業者等にじゃまにならず、簡単か つ正確に長さを測定することのできる線材長さ測定器を提供することを目的とし て本考案を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】
かかる目的を達成するためになされた本考案の線材長さ測定器は、所定の押圧 状態で線材と接触し、線材の引き出しと共に回転する回転部材と、この回転部材 の回転量を累積的に計数する計数部材と、この計数部材の計数値が所定値になっ たら作動する報知部材とを備えた。
【0006】 本考案の線材長さ測定器によれば、作業者は、回転部材に線材、例えば電線を 接触させ、報知部材が作動するまで電線を引き出すだけで電線の寸法取りをする ことができる。 なお、計数部材は、回転部材の回転量に基づいて計数値を減算する構成のもの であっても積算する構成のものであっても構わない。減算する構成のものならば 、計数部材に予め所定値を設定し、計数値が「0」になったら報知部材を作動さ せるという構成にすることができる。積算する構成のものにおいても同様で、こ の場合は、予めマイナスの計数値を設定しておけばよい。勿論、「0」以外の計 数値で報知部材が作動する構成としても構わない。
【0007】 加えて、計数部材の計数値が所定カウントに達する毎、例えば10カウントす る毎に報知部材が作動する構成とし、作業者は報知部材の作動回数にて単位長さ の何倍の線材を引き出したかを知ることができる様にしても構わない。 回転部材と線材との接触は、バネなどを利用し、回転部材と何等かの支持部材 (これも回転部材であってもよい)との間に線材を挟む様にすれば簡単に実現す ることができる。この場合、本考案にいう回転部材側を支持部材に押し付ける構 成としてもよいし、逆に支持部材を回転部材に押し付ける構成としてもよい。つ まり、押し付ける側と押し付けられる側の少なくともいずれか一方が回転する構 造であり、係数部材がこの回転量を係数することができればよいのである。
【0008】 なお、回転部材には、線材との接触部にローレット目を設けるなどの滑り防止 構造を持たせておくと一層よい。 また、この線材長さ測定器を電線ドラム等に固定できる様にしておけば、一層 作業性が向上する。
【0009】
【実施例】
次に、本考案を適用した電線長さ測定器1の実施例を説明する。 電線長さ測定器1は、図1,図2に示す様に、「コ」字状の本体3と、本体3 に回転自在に支持された案内ドラム5と、この案内ドラム5と平行に配設される と共にバネ7にて案内ドラム5に押し付けられる回転ドラム9と、この回転ドラ ム9の回転軸11に対してギヤ機構13を介して連結されたカウンタ15と、本 体3上部に乾電池ホルダ17を介して取り付けられた豆電球19と、乾電池ホル ダ17と豆電球19とを結ぶリード線21とを備えている。
【0010】 ここで、リード線21は、途中にカウンタ15を介装する形で配線されている 。そして、カウンタ15の目盛り23が「000」になったときに通電がなされ る様に構成されている。即ち、カウンタ15が豆電球19のスイッチの役割を果 たしている。具体的には、目盛り23の一,十,百の各位の駒23a〜23cが それぞれ接点の役割を果たし、「000」の時にだけ一の位の駒23aから百の 位の駒23cまでが導通状態となる様に構成されている。また、リード線21は 、例えばモータブラシに類似した接点を介して、一方21aが一の位の駒23a に、他方21bが百の位の駒23cに接触させておき、目盛り23が「000」 になったら一方21aと一の位の駒23a及び他方21bと百の位の駒23cと が導通状態となる様に取り付けてられている。従って、目盛り23が「000」 になると、一方のリード線21aと一の位の駒23a,一の位の駒23aと十の 位の駒23b,十の位の駒23bと百の位の駒23c,百の位の駒23cと他方 のリード線21bとがそれぞれ導通して全体としてのスイッチが閉成される。
【0011】 一方、本体3の背面には、大量の電線25を巻き付けられた電線ドラムの枠2 7に蝶ネジ29にて取り付けることができる様に、取付部材31が配設されてい る。その取り付け状態は図3,図4に示す通りである。図示の様に、蝶ネジ29 の上下に並んで配設された摺動ピン33,35にはバネ37,39が取り付けら れており、クランプ部材41,43と電線ドラムの枠27とを密着固定すること ができる。
【0012】 また、本体3は、案内ドラム5と回転ドラム9の接触部へ電線25を案内する 案内穴45,47を有する「コ」字状の横部材49をも備えている。電線25は 、図5に示す様に、一方の案内穴45から本体3の内部へ挿入され、案内ドラム 5と回転ドラム9の間を通してから反対側の案内穴47を通って本体3の外へ引 き出される様にセットされる。
【0013】 このとき、回転ドラム9は、バネ7にて案内ドラム5に押し付けられている。 従って、電線25は案内ドラム5と回転ドラム9の間に挟まれることになる。ま た、回転ドラム9はその周囲にローレット加工が施されている。従って、電線2 5が図示矢印の方向へ引き出される際には、その引き出し量と対応して回転ドラ ム9が回転することになる。
【0014】 カウンタ15のギヤ機構13は、電線25が図示矢印の方向に長さ10cm引 き出されると目盛り23の一の位の駒23aが一コマ減算される様なギヤ比に設 定されている。実施例では、回転ドラム9として、電線引き出し長さ10cmに 対して一回転半する直径のものを使用している。つまり、ギヤ機構13のギヤ比 は、回転ドラム9の一回転半とカウンタ15の目盛り23の一の位の駒23aの 一コマの切り替わりとが対応するギヤ比となっている。なお、図2中にある符号 51はカウンタ15のリセットスイッチである。
【0015】 次に、この電線長さ測定器1にて電線長さ10mの寸法取り作業を行う場合を 説明する。 作業者は、まず、図5に示した様な状態に電線25をセットし、カウンタ15 の目盛り23を「100」に合わせる。その後、作業者が電線25を引き出して いくと、それにつれて10cm引き出される毎にカウンタ15の目盛り23が一 コマづつ減算されていく。そして、目盛り23が「000」になったときに、豆 電球19が点灯される。作業者は、この豆電球19の点灯を確認することで長さ 10mの寸法取りを簡単に行うことができるのである。次にまた同じ作業を繰り 返せば、順次長さ10mの寸法取りを実行することができる。寸法取りの長さは 目盛り23の初期値で調整できるから、この電線長さ測定器1によれば、種々の 長さの寸法取りを簡単に実行することができる。
【0016】 以上説明した様に、本実施例によれば、広い作業所床面積を要さず、一人の作 業者が簡単・確実に寸法取りを実行することができる。また、豆電球19の点灯 により寸法取りの完了を判断する構成であるから、離れた位置からも簡単にその 確認をすることができる。
【0017】 さらに、バネ7にて回転ドラム9を案内ドラム5に押し付ける構成を採用した ことにより、各種の径の電線に対応することができる。このバネ7は、回転部材 9と電線25との滑り防止の役割も果たし、正確な寸法取りを行うことを可能に する役割も果たしている。
【0018】 加えて、蝶ネジ29にて電線ドラムの枠27に簡単に取り付け得る構成を採用 したから、この電線長さ測定器1を誰かが支えている必要もなく、極めて使い勝 手がよい。 以上本考案の一実施例を説明したが、本考案はこれに限定されず、本考案の要 旨を逸脱しない範囲内の種々なる態様を採用することができる。
【0019】 例えば、カウンタ15を積算型のものとし、所定値にカウントアップしたら豆 電球19が点灯する様な構成にすることもできる。また、例えば一の位の駒23 aが「0」になる毎、即ち所定長さが引き出される毎に豆電球19を点灯する構 成とすることもできる。加えて、豆電球ではなく、ブザーなどにより寸法取りの 完了を報知する構成とすることもできる。
【0020】 また、カウンタをメカニカルなスイッチとして組み込むのではなく、カウント 値が「000」になった場合に制御信号を発する様なマイクロコンピュータ等を 用いたカウンタとしてもよい。 さらに、電線に限らず、ロープや紐の寸法取りに適用することができることは 勿論である。
【0021】
【考案の効果】 以上の如く本考案の線材長さ測定器によれば、作業所床面積に関係なく、周囲 の作業者等にじゃまにならず、簡単かつ正確に長さを測定することができる。こ の結果、電線等の寸法取り作業を、どこでも、効率的に、少人数で実行すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の電線長さ測定器の斜視図である。
【図2】 そのカウンタの斜視図である。
【図3】 その取付部材の斜視図である。
【図4】 その取付部材の正面図である。
【図5】 電線を挿入した状態の断面図である。
【符号の説明】
1・・・電線長さ測定器、3・・・本体、5・・・案内
ドラム、7・・・バネ、9・・・回転ドラム、11・・
・回転軸、13・・・ギヤ機構、15・・・カウンタ、
17・・・乾電池ホルダ、19・・・豆電球、21・・
・リード線、23・・・目盛り、25・・・電線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の押圧状態で線材と接触し、線材の
    引き出しと共に回転する回転部材と、この回転部材の回
    転量を累積的に計数する計数部材と、この計数部材の計
    数値が所定値になったら作動する報知部材とを備えた線
    材長さ測定器。
JP1991080914U 1991-10-04 1991-10-04 線材長さ測定器 Expired - Fee Related JP2570167Y2 (ja)

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JPH0533004U true JPH0533004U (ja) 1993-04-30
JP2570167Y2 JP2570167Y2 (ja) 1998-05-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019140872A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 株式会社東芝 携帯型ケーブル測長・切断器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63142703U (ja) * 1987-03-12 1988-09-20
JPH02120495A (ja) * 1988-10-28 1990-05-08 Raito Kogyo Co Ltd 穿孔機における穿孔ロッドの検尺装置

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JP2570167Y2 (ja) 1998-05-06

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