JPH0439526Y2 - - Google Patents

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JPH0439526Y2
JPH0439526Y2 JP1795786U JP1795786U JPH0439526Y2 JP H0439526 Y2 JPH0439526 Y2 JP H0439526Y2 JP 1795786 U JP1795786 U JP 1795786U JP 1795786 U JP1795786 U JP 1795786U JP H0439526 Y2 JPH0439526 Y2 JP H0439526Y2
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measuring
measuring roller
roller
counter
measure
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JP1795786U
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JPS6222501U (ja
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  • Tape Measures (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、常時はケース本体内に内蔵され、
測定時にはケース開口部から引出し自在とされる
測尺の、その移動検出量を電気信号に変換し、測
長結果を任意の単位系に換算してデジタル表示で
きるようにしたデジタル巻尺に関する。
〔従来の技術〕
第4図に示すようなデジタル巻尺にあつては、
測尺(テープ)2がケース本体1内の巻枠3から
引き出されて計測ローラ7とピンチローラ9との
間を通されているが、測尺(テープ)2と計測ロ
ーラ7とは単に点接触しているに過ぎないため、
測尺2の移動を計測ローラ7に正確に伝達するこ
とが困難であり、何らかの原因ですべりが生じた
りする結果、測尺移動量とデジタル表示とが一致
しないといつたことが起こる。そこで、測尺2と
計測ローラ7との間のすべりをなくすために、測
尺2を計測ローラ7の周面に掛け回したデジタル
巻尺が案出されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、測尺を計測ローラの周面に単に
掛け回しただけでは、あるいはさらに計測ローラ
の周面上の1点でピンチローラとの間を通すだけ
では、未だ測尺と計測ローラとのすべりを完全に
防止することはできない。
そこでこの考案は、測尺と計測ローラとのすべ
りを完全に防止して、測尺移動量とデジタル表示
とを正確に一致させ、精度の高い測長を可能にす
るデジタル巻尺を提供しようとしてなされたもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記課題を達成するための技術的
手段として、ケース本体内の巻枠に巻き付けら
れ、常時はそのケース本体内に内蔵されており、
測定時にはケース開口部から引出し自在とされる
測尺と、ケース本体内に回転自在に取り付けられ
るとともに、その周面に前記測尺がすべりなしに
掛け回され、これによつて測尺の引出し量を回転
量に変換する計測ローラと、この計測ローラの回
転軸に連結され、その計測ローラによつて変換さ
れた回転量を符号化するためのロータリエンコー
ダと、このロータリエンコーダからの出力を計数
するカウンタと、測定時においてそのカウンタの
出力を演算し、所定の制御を行なうためのカウン
タ制御回路と、このカウンタ制御回路からの出力
をデジタル表示する表示器とを備えてなるデジタ
ル巻尺において、前記計測ローラの周面に掛け回
された前記測尺を計測ローラの周面に対して押圧
するピンチローラを、計測ローラの周面に所定角
度を保つて2個以上配設し、それぞれのピンチロ
ーラを、その押圧方向が計測ローラの回転中心を
指向するように弾発的に保持したことを特徴とし
てデジタル巻尺を構成した。
〔作用〕
この考案は以上のように構成されているので、
この考案に係るデジタル巻尺においては、ピンチ
ローラが計測ローラの回転中心を指向するように
弾発的に保持されていて測尺を計測ローラの周面
に対して常時押圧し、そしてピンチローラは計測
ローラの周囲に所定角度離れて2個以上配設され
ていることから、測尺は計測ローラの周面に密接
して両者間でのすべりが完全に防止され、測尺の
移動量が正確に計測ローラの回転量に変換され
る。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図を参照しながら、こ
の考案の好適な実施例について説明する。
第1図は、この考案の1実施例であるデジタル
巻尺の内部構造を示す正面断面図であり、第2図
は、計測ローラとロータリエンコーダとの配設関
係を示す側断面図であり、第3図は、デジタル巻
尺の外観を示す斜視図である。第1図及び第2図
において、ケース本体1の内部には、測尺(テー
プ)2を巻き戻すためのうず巻きスプリングを有
する巻き枠3が回転自在に取り付けられている。
ケース本体1の前方部には、測尺2の移動を止め
るための測尺ストツパ4が設けられ、後方部に
は、ケース本体1に固設された軸受5に支持され
た回転軸6と、この回転軸6と一体となつて回転
する計測ローラ7とが設けられている。測尺2は
計測ローラ7の周面に掛け回され、測尺2を案内
するガイドローラ8に接してケース開口部25か
ら引出し自在とされる。
そして、測尺2を挟んで計測ローラ2と対接す
るピンチローラ9を設ける。ピンチローラ9はホ
ルダー10に回転可能な状態で取り付けられ、ホ
ルダー10から出ているボルト11に挿通したス
プリング12の片方は、ケース本体1から突き出
たブロツク13に当接し、常にホルダー10を計
測ローラ17に向かつて押し付けている。ナツト
14は、このスプリング12の力を調整する役目
をもつ。ケース本体1に設けた窓15は、ナツト
14を調整するボツクスドライバの差込み口であ
る。このようなピンチローラ9を、計測ローラ2
の周囲に所定角度を保つて複数個、第1図に示し
た実施例では2個配設する。そして、それぞれの
ピンチローラ9は、その弾発方向が計測ローラの
回転中心を指向するように保持されている。
計測ローラ7と回転軸6とは止めねじ(図示せ
ず)で固定し一体化されたものであり、回転軸6
の一端は、ケース1の貫通穴16を貫通して接点
式のロータリエンコーダ17の回転子18に連結
している。回転子18につながるブラシ19は接
点基板20の接点を回転摺動する。接点基板20
から出ている出力端子21は、カウンタ及びカウ
ンタ制御回路22につながつている。そして、ロ
ータリエンコーダ17の固定板23は、接点基板
20を支え、ケース本体1にネジ等で取り付けら
れている。
以上のように構成されたデジタル巻尺におい
て、測尺2を移動させると、測尺2を挟んで常時
押圧力をもつて複数のピンチローラ9に複数個所
で押えられている計測ローラ7は、測尺2との間
でのスリツプを生じることなく測尺2の移動に対
して的確に連動回転する。そして計測ローラ7の
回転は、止めねじ(図示せず)で計測ローラ7に
一体固着された回転軸6を介して、その回転軸6
に連結されたロータリエンコーダ17の回転子1
8伝達される。この回転子18のブラシ19は、
接点基板20に設けられたパターン電極と接触
し、出力端子21は互いに位相のずれたパルス信
号が得られる。この位相のずれによつて回転子1
8の回転方向を検知し(その詳細な説明は省略す
る)、またパルス数をカウンタによつてカウント
し回転量を検知する。そしてカウンタ制御回路2
2からの出力は、長さの単位に換算され、表示器
24(第3図参照)にデジタル表示される。
〔効果〕
この考案は以上説明したように構成され、かつ
作用するので、この考案に係るデジタル巻尺によ
れば、測尺と計測ローラとの間ですべりを生じる
ことは全くなく、測尺の移動量と計測ローラの回
転量とが正確に一致し、測尺移動量が忠実にデジ
タル表示されて高い精度で測長を行なうことでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の1実施例であるデジタル
巻尺の内部構造を示す正面断面図、第2図は、そ
の計測ローラとロータリエンコーダとの配設関係
を示す側断面図、第3図は、デジタル巻尺の外観
を示す斜視図であり、第4図は、従来のデジタル
巻尺の概略構成を示す図である。 1……ケース本体、2……測尺、3……巻枠、
6……回転軸、7……計測ローラ、8……ガイド
ローラ、9……ピンチローラ、12……スプリン
グ、17……ロータリエンコーダ、22……カウ
ンタ及びカウンタ制御回路、24……表示器、2
5……ケース開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体内の巻枠に巻き付けられ、常時はそ
    のケース本体内に内蔵されており、測定時にはケ
    ース開口部から引出し自在とされる測尺と、ケー
    ス本体内に回転自在に取り付けられるとともに、
    その周面に前記測尺がすべりなしに掛け回され、
    これによつて測尺の引出し量を回転量に変換する
    計測ローラと、この計測ローラの回転軸に連結さ
    れ、その計測ローラによつて変換された回転量を
    符号化するためのロータリエンコーダと、ロータ
    リエンコーダからの出力を計数するカウンタと、
    測定時においてそのカウンタの出力を演算し、所
    定の制御を行なうためのカウンタ制御回路と、こ
    のカウンタ制御回路からの出力をデジタル表示す
    る表示器とを備えてなるデジタル巻尺において、
    前記計測ローラの回転中心を指向するように弾発
    的に保持されて、計測ローラの周囲に掛け回され
    た前記測尺を計測ローラの周面に対して押圧する
    ピンチローラを複数個配設したことを特徴とする
    デジタル巻尺。
JP1795786U 1986-02-10 1986-02-10 Expired JPH0439526Y2 (ja)

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JP1795786U JPH0439526Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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JP1795786U JPH0439526Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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Publication Number Publication Date
JPS6222501U JPS6222501U (ja) 1987-02-10
JPH0439526Y2 true JPH0439526Y2 (ja) 1992-09-16

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