JPH10274743A - 回転式管内カメラ並びに回転式管内カメラにおけるケーブル測長方法 - Google Patents

回転式管内カメラ並びに回転式管内カメラにおけるケーブル測長方法

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JPH10274743A
JPH10274743A JP9080503A JP8050397A JPH10274743A JP H10274743 A JPH10274743 A JP H10274743A JP 9080503 A JP9080503 A JP 9080503A JP 8050397 A JP8050397 A JP 8050397A JP H10274743 A JPH10274743 A JP H10274743A
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JP
Japan
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coil spring
rotary
rollers
pipe
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP9080503A
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English (en)
Inventor
Hideki Furukawa
秀樹 古川
Michinori Komaki
充典 小牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管内に送り込まれるカメラユニットを搭載し
たコイルばねの移動量を、コイルばねを挟持する一対の
ロ−ラの回転量から求めるようにする。 【解決手段】 ロ−ラ保持体15における一対のロ−ラ
14,14間に、コイルばね11を挟んだ状態で、コイ
ルばね11を移動させることによって前記ロ−ラ14,
14を回転させ、一つのロ−ラ14の回動軸に連結した
ロータリエンコーダ23から、所定のパルスを発生さ
せ、このパルスをカウントすることにより、パルス数に
応じたコイルばね11の移動量を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端にカメラユニ
ットを備えた長尺ケーブルを内装するコイルばねを、巻
き取り収容した回転ドラムを有する回転式管内カメラに
おいて、管内の損傷箇所を把握するために、送り込まれ
るコイルばねの移動量を、コイルばねの移動に追随して
回転するロ−ラの回転量から求めるようにした、回転式
管内カメラ並びに回転式管内カメラにおけるケーブル測
長方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば管内壁の損傷の有無を点検するの
に、先端にカメラユニットを搭載した長尺なケーブルを
内装した可撓性のコイルばねを管内に送り込んで走行さ
せ、損傷箇所を画像で捉えるようにした管内走行式のカ
メラが使用されている。すなわち図5に示すように、こ
の管内走行式のカメラでは、先端にカメラユニットを搭
載した長尺なケーブルを内装した可撓性のコイルばね1
を、回転ドラム2に巻いておき、管内にコイルばね1を
送り込む際に、コイルばね1の引き出された長さを監視
することにより、管内の損傷箇所の割り出しを行うよう
にしていた。その際、コイルばね1の引き出された長さ
を知る手段として、(1)コイルばね1に目盛りをマー
キングする方法、(2)挿入時に、コイルばね1に現在
の位置をマーキングしておき、抜き取った後でその位置
までの距離を測定する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら(1)の
方法では、使用中に管内壁をコイルばね1表面が擦れな
がら移動するため、何回か使用しているうちに、目盛り
が擦り消えてしまう。一方、(2)の方法では、作業が
煩雑であり、長さがその場でわからないため、有効な方
法とはいえない。本発明はこのような課題を改善するた
めになされたものであって、先端にカメラユニットを備
えた長尺ケーブルを内装するコイルばねを、巻き取り収
容した回転ドラムを有する回転式管内カメラにおいて、
管内の損傷箇所を把握するために、送り込まれるコイル
ばねの移動量を、コイルばねの移動に追随して回転する
ロ−ラの回転量から求めるようにした、回転式管内カメ
ラ並びに回転式管内カメラにおけるケーブル測長方法を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、先端にカメラユニットを備えた長尺
ケーブルを内装するコイルばねを、巻き取り収容した回
転ドラムを有し、前記コイルばねを検査すべき管内に送
り込んで、管内の損傷箇所の画像を捉えるようにした回
転式管内カメラにおいて、前記回転ドラムにおける、コ
イルばねの引き出し、巻き取り導入側に、一対のロ−ラ
を設けて、コイルばねを前記一対のロ−ラによって互い
に対向する側から挟む状態で引き出し、または引き戻し
する構成とし、前記一対のロ−ラのうちのいずれかのロ
−ラの回動軸に連結して、ロ−ラの回転と共に作動する
ように回転検出器を取り付けた。前述の回転式管内カメ
ラにおいて、コイルばねを回転ドラム外側に引き出した
り、巻き取り収容する際に、一対のローラ間にコイルば
ねを狭持しつつ、コイルばねを移動させることで、前記
ローラを回転させて、この回転量を検出して、この回転
量にかかる検出信号から、前記コイルばねの移動量を求
めるようにすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる回転式管内
カメラ並びに回転式管内カメラのケーブル測長方法につ
いて、一つの実施の形態を挙げ、添付の図面に基づい
て、以下説明する。図1に、回転式管内カメラにおける
ケーブル収容装置を構成する回転ドラム10を示し、こ
の回転ドラム10は、検査すべき管(図示省略)内に導
入して、管内の状態を画像で捉えるようにした、先端側
にカメラユニットを有する長尺なケーブルを内装するフ
レキシブルなコイルばね11を、巻き取り収容する機能
のものである。すなわち前記回転ドラム10は、基台1
2に、図中、水平方向に指向する軸を回動軸として回動
可能に支持されたもので、かかる回転ドラム10内部
に、前記長尺なコイルばね11を巻き取り収容するため
の小ドラム13を備えている。また、前記回転ドラム1
0は、基台12に支持した箇所の一端側寄り、すなわち
コイルばね11の引き出し、巻き取り導入側を外形円錐
状とし、他端側寄りを外形円筒状とし、前記引き出し、
巻き取り導入側に、コイルばね11を互いに対向する側
から挟むようにした一対のロ−ラ14,14を保持する
ロ−ラ保持体15を設けている。また前記回転ドラム1
0の他端側には、回転ドラム10に回動力を与えるため
の動力源(図示省略)および伝達機構(図示省略)が配
置してある。また前記回転ドラム10の他端側におい
て、前記ロ−ラ保持体15に取り付けられる回転検出器
(後述)における検出信号を信号線16から検査装置
(図示省略)に至る導線17にもたらすように、回転接
触子であるスリップリング18によって接続するように
している。
【0006】以上のような構成の回転ドラム10におい
て、さらに図2に基づいて、詳細に説明する。すなわ
ち、前述のように回転ドラム10のコイルばね11の引
き出し、巻き取り導入側には、ロ−ラ保持体15が設け
られ、回転ドラム10の他端側には、動力源からの動力
を受ける伝達機構を構成する歯車19が取り付けられて
いる。前記ロ−ラ保持体15において、図3に示すよう
に箱状の外枠体20の内側に、ばね部材21を介して一
対のロ−ラ14,14を支持する内枠体22を設ける構
成としている。この内枠体22は、一対のロ−ラ14,
14をロ−ラ14,14の外周部間によってコイルばね
11を挟むことができるように間隔を取って回動自在に
保持するようにしている。またこれらロ−ラ14,14
の外周部は、コイルばね11外周面と適合するように凹
面状に形成している。そして、前記外枠体20には、ロ
−ラ14,14のうちの一つのロ−ラ14の回動軸に連
結して、ロ−ラ14の回転と共に作動するように回転検
出器23(以下、ロータリエンコーダ23)が取り付け
られている。なお、前記回転検出器23には、ロータリ
エンコーダの他に、機械式回転計を適用することもでき
る。
【0007】前記ロータリエンコーダ23からは、信号
線16が回転ドラム10内を通って、回転ドラム10の
他端側の歯車19中央位置に設けられたスリップリング
18に繋がるコネクタ24に検出信号がもたらされるよ
うに配線されている(図2参照)。前記ロータリエンコ
ーダ23は、ロ−ラ14の回転量を、デジタル符号(パ
ルス)に変換するもので、このパルス数にあらかじめ求
めておいた換算値を掛けることによりコイルばね11の
移動量を導出することができるようにしている。かかる
ロータリエンコーダ23には、例えば一回転当たり50
0パルスを出力するものを適用することができる。な
お、回転検出器に機械式回転計を適用したときは、表示
値を見ることで、移動距離を知ることができるようにし
ている。
【0008】以上のような回転式管内カメラにおける回
転ドラム10において、図示しない押し込み手段により
コイルばね11を回転ドラム10から、コイルばね11
先端側のカメラユニット(図示省略)を、検査すべき管
内に導入して管内の損傷箇所を画像で捉えることができ
る。前記コイルばね11が回転ドラム10から引き出さ
れる際、コイルばね11は、コイルばね11の引き出
し、巻き取り導入側のロ−ラ保持体15における一対の
ロ−ラ14,14間に、互いに対向する側から挟まれた
状態であるので、コイルばね11を引き出すことによっ
て前記一対のロ−ラ14,14が回転する(図4参
照)。一方、前記コイルばね11を回転ドラム10内に
収容する際も、コイルばね11は前記ロ−ラ保持体15
における一対のロ−ラ14,14間に挟まれた状態で通
過するので、これらロ−ラ14,14は回転する。な
お、前記ロ−ラ14,14は、回転ドラム10が回転し
ても、コイルばね11が前後に移動しなければ、回転す
ることはない。以上のようにコイルばね11が前後に移
動すると、移動距離に応じて一対のロ−ラ14,14が
回転するので、ロータリエンコーダ23は、所定のパル
スを発生する。このパルスをカウントすることにより、
パルス数に応じたコイルばね11の移動量を求めること
ができる。すなわち前記ロータリエンコーダ21からの
信号より、予め求められたロ−ラ14一回転あたりのコ
イルばね11の移動距離を基にコイルばね11の送り出
し量を求めることができる。
【0009】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、 (1)現在のコイルばねの送り出し量がその場でわかる
ので、管内の損傷箇所の把握が容易である。 (2)目盛りをマーキングする方法とは異なり、使用途
中でメインテナンスは不要となる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における回転式管内カメラにおける回転
ドラムの模式的な構成説明図である。
【図2】図1に示す回転ドラムの模式的な、拡大側面説
明図である。
【図3】図2に示す回転ドラムのロ−ラ保持体の構成を
示した、模式的な断面説明図である。
【図4】図3に示すロ−ラ保持体におけるロ−ラの作用
を説明するための、模式的な斜視説明図である。
【図5】現行の回転式管内カメラを構成する回転ドラム
の一例を示す、模式的な構成説明図である。
【符号の説明】
10 回転ドラム 11 コイルばね 12 基台 13 小ドラム 14 ロ−ラ 15 ロ−ラ保持体 16 信号線 17 導線 18 スリップリング 19 歯車 20 外枠体 21 ばね部材 22 内枠体 23 ロータリエンコーダ 24 コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にカメラユニットを備えた長尺ケ
    ーブルを内装するコイルばねを、巻き取り収容した回転
    ドラムを有し、前記コイルばねを検査すべき管内に送り
    込んで、管内の損傷箇所の画像を捉えるようにした回転
    式管内カメラにおいて、前記回転ドラムにおける、コイ
    ルばねの引き出し、巻き取り導入側に、一対のロ−ラを
    設けて、コイルばねを前記一対のロ−ラによって互いに
    対向する側から挟む状態で引き出し、または引き戻しす
    る構成とし、前記一対のロ−ラのうちのいずれかのロ−
    ラの回動軸に連結して、ロ−ラの回転と共に作動するよ
    うに回転検出器を取り付けたことを特徴とする回転式管
    内カメラ。
  2. 【請求項2】 前記回転式管内カメラにおいて、コイ
    ルばねを回転ドラム外側に引き出したり、巻き取り収容
    する際に、一対のローラ間にコイルばねを狭持しつつ、
    コイルばねを移動させることで、前記ローラを回転させ
    て、この回転量を検出して、この回転量にかかる検出信
    号から、前記コイルばねの移動量を求めるようにしたこ
    とを特徴とする回転式管内カメラにおけるケーブル測長
    方法。
JP9080503A 1997-03-31 1997-03-31 回転式管内カメラ並びに回転式管内カメラにおけるケーブル測長方法 Pending JPH10274743A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6846285B2 (en) 1998-09-16 2005-01-25 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope apparatus with drum part to wind insertion part therearound
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