JPH05330032A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH05330032A
JPH05330032A JP14119192A JP14119192A JPH05330032A JP H05330032 A JPH05330032 A JP H05330032A JP 14119192 A JP14119192 A JP 14119192A JP 14119192 A JP14119192 A JP 14119192A JP H05330032 A JPH05330032 A JP H05330032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
print head
paper
recording sheet
recording medium
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14119192A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Watabe
延夫 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP14119192A priority Critical patent/JPH05330032A/ja
Publication of JPH05330032A publication Critical patent/JPH05330032A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】インク液滴の乾燥のための加熱手段による記録
用紙のプラテン面からの浮き上がりを防止する。 【構成】このインクジェット記録装置は、プリントヘッ
ド1のノズルから記録情報に応じて液滴を記録用紙13
に向けて吐出飛翔させて文字や画像の記録を行なう記録
部と、記録用紙13を記録位置に案内しその裏面に加熱
部6を設けたプラテンプレート5とを備える。また、プ
ラテンプレート5の表面での記録用紙13の浮き上がり
を押えプリントヘッド1もしくはキャリアフレーム2に
設けた用紙押え部2aおよび2bを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット記録装置は、記録
用紙上にインク滴を吐出被着させるノズルを持ったプリ
ントヘッドを備えていて、このプリントヘッドで供給す
るインクは水溶性のものが多い。そのため、記録後記録
用紙上のインクを定着させるには水分を蒸発させる必要
がある。この方法として記録後の記録用紙を加熱したプ
ラテン面を通過させ水分の蒸発を促進させる方法があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のインクジェ
ット記録装置のインク乾燥方法は、水分の蒸発時間が長
く掛かりプリンタのプリント速度が遅くなることを避け
るため、加熱温度を安全上支障のない最高限度まで上げ
なければならない。通常の記録動作では記録用紙は記録
と同時に送られ常に加熱箇所が変化するので、記録用紙
の変形は起こりにくい。しかし、記録動作が止まると、
加熱手段の設けられている位置に対向する記録用紙の箇
所が長時間加熱されるため、記録用紙が極度に乾燥して
用紙面が反ってプラテン面から浮き上がり、次の記録動
作の際、プリントヘッドと接触したり、プリントヘッド
が記録用紙端に引っ掛かったりして、正常な記録動作が
損なわれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置は、プリントヘッドのノズルから記録情報に応
じて液滴を被記録媒体に向けて吐出飛翔させて文字や画
像の記録を行なう記録手段と、前記被記録媒体を記録位
置に案内しその裏面に加熱手段を設けたプラテン手段
と、前記プラテン手段の表面での前記被記録媒体の浮き
上がりを押え前記プリントヘッドもしくは前記プリント
ヘッドの支持部材に設けた押え手段とを備える。
【0005】また、本発明のインクジェット記録装置
は、プリントヘッドのノズルより記録情報に応じて液滴
を被記録媒体に向けて吐出飛翔させて文字や画像の記録
を行なう記録手段と、前記被記録媒体を記録位置に案内
しその裏面に加熱手段を設けたプラテン手段と、前記記
録手段による記録動作が中断される時前記被記録媒体を
前記記録位置より外れた位置に移動させ、前記記録手段
による記録動作が再開される時前記被記録媒体を前記記
録位置に戻す手段とを備える。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の用紙押え部を設けた記録
部の平面図であり、図2はその側面図である。図1およ
び図2を参照すると、プリントヘッド1を搭載したキャ
リアフレーム2は案内軸3および4により案内されて図
示省略の駆動手段により矢印AおよびB方向に移動可能
である。また、接続ケーブル7は図示省略の制御部から
プリントヘッド1に記録信号を送信する。記録用紙13
はトラクタ12によってトラクタ12と連動して回転す
るフィードローラ8と用紙ガイド板9との間を通りプラ
テンプレート5の面に案内され排出ローラ10と排出補
助ローラ11との間に挟み込まれて通常矢印D方向に送
られる。プラテンプレート5の裏面に設けられた加熱部
6はプリントヘッド1のノズルから吐出されたインクが
記録用紙13上に形成する文字や画像インク滴の水分の
蒸発を促進する。
【0007】本発明の要点である用紙押え部2aおよび
2bはキャリアフレーム2に設置されている。これら用
紙押え部2aおよび2bの働きについて図3および図4
を参照して説明する。図3は記録動作が中断して記録用
紙13が停止した時の加熱部6付近の記録用紙13の状
態を示し、図4はこの時の記録部の側面図である。記録
動作が中断して記録用紙13が停止すると、記録用紙1
3は加熱部6により加熱され矢印Eの方向に変形しプラ
テンプレート5の表面から浮き上がる。このように記録
用紙13が浮き上がったままの状態でキャリアフレーム
2が記録用紙13の端から離れたところから記録動作の
ために移動を始めると、プリントヘッド1は記録用紙1
3を損傷させたり、逆に記録用紙13がプリントヘッド
1の先端部を損傷させたりして、正常な記録動作を不可
能にする。しかし、プリントヘッド1の両側に用紙押え
部2aおよび2bを設けることにより、記録用紙13の
浮き上がりが矯正され、プリントヘッド1は記録用紙1
3を損傷させることなく、また記録用紙13がプリント
ヘッド1の先端部を損傷させることなく、プリントヘッ
ド1は正常な記録動作をすることができる。記録動作中
断時に加熱部6の加熱を停止する方法で記録用紙13の
変形を少なくすることも考えられるが、加熱部6により
加熱されたプラテンプレート5を短時間で常温に戻すこ
とは困難であり、次に記録動作が始まったとき所定の温
度に短時間で上げることができないなどの理由から、実
用上は加熱部6の電源断接は装置の電源断接と連動する
ことが望ましい。また、通常の記録動作を行なっている
時は、記録用紙13は矢印Dの方向に順次おくられるの
で、記録用紙13の変形はほとんどおきないので、用紙
押え部2aおよび2bの働きは生じない。記録動作が一
時的に中断し記録用紙13の送りが止まって記録用紙1
3の変形が生じるときにのみ用紙押え部2aおよび2b
は用紙押えとして機能する。用紙押え部2aおよび2b
がプラテンプレート5から浮き上がった記録用紙13を
押えるとき、記録用紙13に記録された文字や画像は、
用紙押え部2aおよび2bと互いに擦れあったとしても
ある一定時間以上を経ているため既に水分が蒸発し完全
に定着しているので、汚れの発生はない。
【0008】次に、本発明の別の実施例の用紙押え部を
設けた記録部の平面図である図5およびその側面図であ
る図6を参照すると、この実施例は用紙押え部1aをプ
リントヘッド1の先端部ノズル周辺に設けている。この
用紙押え部1aの動作は前述の実施例と同様なため省略
する。
【0009】次に、本発明のさらに別の実施例を示す図
7および図8を参照すると、この実施例は、記録動作中
断時に記録用紙13の次に記録する部分15をプラテン
プレート5の裏面に設けた加熱部6の位置からずらすこ
とにより、この部分15の変形を防止する。図7におい
て、記録済み部分14aおよび14bに対して次に記録
する部分15が加熱部6の位置に来て、記録信号が記録
用紙13の加熱部6による変形が始まる時間以内の所定
時間に送信されないとき、記録用紙13は矢印F方向へ
逆送され、図8に示すように次に記録する部分15は加
熱部6から離される。次に、記録信号が送信されると記
録用紙13は再度次の記録位置まで送られ、正常な記録
動作が行なわれる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリントヘッドのノズルから記録情報に応じて液滴を被
記録媒体に向けて吐出飛翔させて文字や画像の記録を行
ない、この被記録媒体を記録位置に案内しその裏面に加
熱手段を設け、この加熱手段による被記録媒体の変形に
よる浮き上がりをプリントヘッドもしくはプリントヘッ
ドの支持部材に設けた押え手段により押えることによ
り、記録動作中断時に加熱手段の設けられている位置に
対向する記録用紙の箇所が長時間加熱されるため、記録
用紙が極度に乾燥して用紙面が反ってプラテン面から浮
き上がり、次の記録動作の際、プリントヘッドと接触し
たり、プリントヘッドが記録用紙端に引っ掛かったりし
て、正常な記録動作が損なわれることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の用紙押え部を設けた記録部
の平面図である。
【図2】図1における側面図である。
【図3】同実施例の加熱部付近の記録用紙の状態を示す
図である。
【図4】図3の状態における記録部の側面図である。
【図5】本発明の別の実施例の用紙押え部を設けた記録
部の平面図である。
【図6】図5における側面図である。
【図7】本発明のさらに別の実施例を説明する図であ
る。
【図8】同実施例における説明図である。
【符号の説明】
1 プリントヘッド 1a 用紙押え部 2 キャリアフレーム 2a,2b 用紙押え部 3,4 案内軸 5 プラテンプレート 6 加熱部 7 接続ケーブル 8 フィードローラ 9 用紙ガイド 10 排出ローラ 11 排出補助ローラ 12 トラクタ 13 記録用紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドのノズルから記録情報に
    応じて液滴を被記録媒体に向けて吐出飛翔させて文字や
    画像の記録を行なう記録手段と、前記被記録媒体を記録
    位置に案内しその裏面に加熱手段を設けたプラテン手段
    と、前記プラテン手段の表面での前記被記録媒体の浮き
    上がりを押え前記プリントヘッドもしくは前記プリント
    ヘッドの支持部材に設けた押え手段とを備えることを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 プリントヘッドのノズルより記録情報に
    応じて液滴を被記録媒体に向けて吐出飛翔させて文字や
    画像の記録を行なう記録手段と、前記被記録媒体を記録
    位置に案内しその裏面に加熱手段を設けたプラテン手段
    と、前記記録手段による記録動作が中断される時前記被
    記録媒体を前記記録位置より外れた位置に移動させ、前
    記記録手段による記録動作が再開される時前記被記録媒
    体を前記記録位置に戻す手段とを備えることを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
JP14119192A 1992-06-02 1992-06-02 インクジェット記録装置 Withdrawn JPH05330032A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14119192A JPH05330032A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 インクジェット記録装置

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JP14119192A JPH05330032A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05330032A true JPH05330032A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15286281

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14119192A Withdrawn JPH05330032A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 インクジェット記録装置

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JP (1) JPH05330032A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6379443B1 (en) 1999-03-12 2002-04-30 Seiko Epson Corporation Ink jet recording method and ink composition for use in said method
US6830612B1 (en) 1998-08-06 2004-12-14 Seiko Epson Corporation Ink for ink jet recording
JP2006088389A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Ricoh Co Ltd 画像記録装置及びそれに搭載される記録液カートリッジ
JP2014008657A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Showa Aluminum Kan Kk 画像形成装置および筒状体支持部材

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