JPH0532940A - 洗浄つや出し剤組成物 - Google Patents

洗浄つや出し剤組成物

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JPH0532940A
JPH0532940A JP19417491A JP19417491A JPH0532940A JP H0532940 A JPH0532940 A JP H0532940A JP 19417491 A JP19417491 A JP 19417491A JP 19417491 A JP19417491 A JP 19417491A JP H0532940 A JPH0532940 A JP H0532940A
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cleaning
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silicone resin
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wood
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Katsumi Saegusa
克己 三枝
Naoki Iso
直樹 磯
Yasuhiko Makino
康彦 牧野
Masaki Tsumadori
正樹 妻鳥
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シリコーン樹脂、界面活性剤及びシリコーン
オイルを特定割合で含有してなる洗浄つや出し剤組成
物。 【効果】 乾燥までの速度が速く、しかも処理後の表面
のすべりが少ないため、種々の材質からなる製品に対し
て、つや出し処理が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄つや出し剤組成
物、特に木、ビニールなどの材質からなる床や家具等の
表面の汚れを除去し、且つ、つやを与えるのに適した洗
浄つや出し剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】木質の床の保護つや出しに
関しては、カルナバワックスを乳化したワックスエマル
ションやスチレン−アクリル共重合体ラテックス等をベ
ースとした樹脂ポリマーなどが床の材質用途別に使用さ
れている。これらのつや出し剤はいずれのタイプも使用
する前に使用場所の汚れを取り除く作業をしなくてはな
らない。又、つや出し剤を塗布した後、乾燥するまでに
時間がかかることもあり、作業が非常に困難である。
又、家具等の木製品、プラスチック製品、ゴム製品、皮
革製品等の保護つや出し剤としてシリコーンオイルやワ
ックスを主成分とした製品が市販されているが、つや出
し処理後の対象面がすべり易くなり、階段、床等には使
用できない為、上記の樹脂ポリマーからなるつや出し剤
との使い分けを強いられている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意研究した結果、シリコーン樹脂、界面活
性剤及びシリコーンオイルを特定割合で配合した洗浄つ
や出し剤組成物が、家具等の木製品、プラスチック製
品、ゴム製品、皮革製品等に使用でき、更に木、ビニー
ルなどの材質からなる床、階段等の表面に使用してもす
べらず、しかも洗浄効果も優れ、洗浄後の表面に好まし
い仕上がり感(艶)を与え、べたつきもないことを見出
し、本発明を完成した。
【0004】すなわち、本発明は、シリコーン樹脂0.01
〜50重量%、界面活性剤0.01〜10重量%及びシリコーン
オイル0.01〜10重量%を含有してなる洗浄つや出し剤組
成物を提供するものである。
【0005】本発明の洗浄つや出し剤組成物は従来の床
用の樹脂ポリマーからなるつや出し剤と異なり、洗浄と
つや出しを一度に行うことができ、且つ乾燥速度が速い
ため、手間が掛からないという利点を有する。従来の樹
脂ポリマータイプの洗浄つや出し剤組成物ではトリガー
等に入れると、ノズルがつまる為使用できないが、本発
明の洗浄つや出し剤組成物はトリガーでの使用も可能で
ある為、簡単に作業できる。又、従来の家具等の木製
品、プラスチック製品、ゴム製品、皮革製品等の洗浄保
護つや出し剤はスプレータイプがほとんどである為、使
用中に床に飛散し、床が非常にすべりやすくなるという
欠点がある。これに対して、本発明の洗浄つや出し剤組
成物は、家具等の木製品、プラスチック製品、ゴム製
品、皮革製品等にも使用でき、且つすべりにくいという
今までにない特徴をもっていることから、用途が広くな
る。
【0006】本発明に使用されるシリコーン樹脂は、三
次元網状構造を有するか又は形成し得るもので、シリコ
ーン本来の性質によりそのような構造が得られる純シリ
コーン樹脂と、他の樹脂と変性して得られ、多様な特性
を有する変性シリコーン樹脂を含むものである。変性シ
リコーン樹脂としては、アルキッド変性シリコーン樹
脂、ポリエステル変性シリコーン樹脂、アクリル変性シ
リコーン樹脂、エポキシ変性シリコーン樹脂、フェノー
ル変性シリコーン樹脂、ウレタン変性シリコーン樹脂、
メラミン変性シリコーン樹脂等が挙げられる。シリコー
ン樹脂は組成物中に0.01〜50重量%、好ましくは1〜20
重量%配合される。
【0007】本発明の組成物に配合されるシリコーンオ
イルは、表面のベタツキをおさえる役割があるが、多量
に配合すると処理面がすべりやすくなる為、シリコーン
樹脂の種類により配合量を調整することが望ましい。シ
リコーンオイルとしては、ジメチルシリコーンオイル、
メチルフェニルシリコーンオイル、メチルハイドロジエ
ンシリコーンオイル等のストレートシリコーンオイル
で、粘度が25℃で 100〜10万cst 、好ましくは 100〜10
000cstを有するものが好ましく、組成物中に0.01〜10重
量%配合される。
【0008】本発明に用いられる界面活性剤としてはノ
ニオン界面活性剤が好ましい。ノニオン界面活性剤とし
ては、セカンダリアルコールエトキシレート、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテルが、特に有用である。これらのノ
ニオン界面活性剤の中、HLB が8以上、好ましくは11〜
15の範囲のものが洗浄性能面で良い。界面活性剤は組成
物中に0.01〜10重量%配合される。
【0009】本発明の洗浄つや出し剤組成物には、更に
洗浄効果を高め、殺菌効果を付与し衛生感を高める目的
で、低級アルコール及び/又はグリコール系溶剤を配合
するのが好ましい。低級アルコールとしては、エタノー
ル、イソプロパノール等が挙げられる。また、グリコー
ル系溶剤としては、下記一般式 RO(C2H4O)x(C3H6O)yR' 〔ここで、R, R' はそれぞれH 又は炭素数1〜8のアル
キル基を表し、R, R' が同時にH であることはない。x,
yは0≦x ≦8,0≦y ≦8の整数であってx, yが同時
に0であることはない。〕で表される化合物、具体的に
はエチレングリコールアルキルエーテル、ジエチレング
リコールアルキルエーテル、プロピレングリコールモノ
アルキルエーテル等が挙げられる。特に好ましい溶剤は
エタノールである。低級アルコール及び/又はグリコー
ル系溶剤は組成物中に1〜10重量%配合されるのが好ま
しい。
【0010】本発明の洗浄つや出し剤組成物を油汚れの
多い場所で使用する際には、モノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノ
ールアミン類を加え、組成物のpHを8〜11に調整して使
用するのが好ましい。また、本発明の組成物にはその
他、香料、色素などを配合することができる。
【0011】
【実施例】以下実施例にて本発明を説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0012】以下に示す種々のつや出し剤組成物を調製
し、これらをテストサンプルとして以下の評価試験を行
った。 .本発明品 メチルシリコーン樹脂 5.0 重量% (K-41,東レダウコーニングシリコーン社製) ジメチルシリコーンオイル(1300cst) 1.0 ノニオン界面活性剤 0.5 〔C12H25O(CH2CH2O)nH (n=6)〕 ジエタノールアミン 0.5 プロピレングリコールモノメチルエーテル 1.0 エタノール
3.0 水 バランス ・比較品;樹脂ポリマー(床用)…市販の床用ワック
スのモデル配合 ポリスチレン/ブチルメタクリレートポリマー 14 重量% ポリエチレンワックス 2.0 トリブトキシエチルホスフェート 0.5 エチルカルビトール 5.0 アンモニア 0.3 アニオン界面活性剤 0.002 (パーフルオロアルキルカルボン酸カリウム) 水 バランス ・比較品;シリコーンワックス(家具、プラスチック
用)…市販の家具用、プラスチック製品用、皮革製品
用、ゴム製品用保護つや出し剤のモデル配合 ジメチルシリコーンオイル(500cst) 15 重量% グリセリン 5 ノニオン界面活性剤 0.5 〔C12H25O(CH2CH2O)nH (n=6)〕 水 バランス ・洗浄力評価法 ナタネ油に油溶性色素スダンIII を微量加えたもの 0.5
gを、10×30cmの木片(ナラ材)にハケで薄くのばす。
この木片にテストサンプルを2ml滴下し、布でこすり、
洗浄力及びつやを肉眼で判定する。 洗浄力評価基準 ○:きれいに落ちている。 △:少しピンク色が残っている。 ・すべり試験法(静摩擦係数) 10×20cmの木片(ナラ材)の上にテストサンプルを1ml
滴下した後、布でふき乾燥後、静摩擦試験機(HEIDON−
10型静摩擦係数測定機)により表面の静摩擦係数を求め
た。静摩擦係数の測定は静摩擦試験機に処理した木片を
設置し、この上におもり(重さ200 g,3.5cm ×7.5cm
のおもりを布で包むため、木片表面との接点は布とな
る)をのせ16cm/min の速度で傾けていき、滑り出した
時の角度(θ)より求めた tanθの値を静摩擦係数とし
て示す。尚、未処理の場合の静摩擦係数は0.32である。 ・乾燥速度 10×30cmの木片(ナラ材)の上にテストサンプルを1ml
滴下した後、布でふき、乾燥するまでの時間を測る。 ・つやの評価 上記乾燥速度測定後の木片のつやを肉眼で判定する。 つや評価基準 ○:水のみで拭いた場合に比べ、つやがある。
【0013】
【表1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコーン樹脂0.01〜50重量%、界面活
    性剤0.01〜10重量%及びシリコーンオイル0.01〜10重量
    %を含有してなる洗浄つや出し剤組成物。
  2. 【請求項2】 界面活性剤がノニオン界面活性剤である
    請求項1記載の洗浄つや出し剤組成物。
  3. 【請求項3】 更に低級アルコール及び/又はグリコー
    ル系溶剤を1〜10重量%含有する請求項1又は2記載の
    洗浄つや出し剤組成物。
  4. 【請求項4】 グリコール系溶剤が下記一般式 RO(C2H4O)x(C3H6O)yR' 〔ここで、R, R' はそれぞれH 又は炭素数1〜8のアル
    キル基を表し、R, R' が同時にH であることはない。x,
    yは0≦x ≦8,0≦y ≦8の整数であってx, yが同時
    に0であることはない。〕で表される化合物である請求
    項3記載の洗浄つや出し剤組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021080325A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 株式会社リンレイ 床用洗浄剤
CN114806728A (zh) * 2022-06-09 2022-07-29 家至洁(绍兴)日化科技有限公司 一种日用清洁剂及其制备方法

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JP2021080325A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 株式会社リンレイ 床用洗浄剤
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