JPH05328553A - 制動機構付きケーブル金車 - Google Patents

制動機構付きケーブル金車

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JPH05328553A
JPH05328553A JP15428592A JP15428592A JPH05328553A JP H05328553 A JPH05328553 A JP H05328553A JP 15428592 A JP15428592 A JP 15428592A JP 15428592 A JP15428592 A JP 15428592A JP H05328553 A JPH05328553 A JP H05328553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
braking mechanism
frame
wheel
electric
Prior art date
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Pending
Application number
JP15428592A
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English (en)
Inventor
Kiyouji Fujisawa
劫爾 藤沢
Kazuto Matsumura
和人 松村
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HIROSHIMA KENSETSU KOGYO KK
Original Assignee
HIROSHIMA KENSETSU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル金車を通過し、架渉されたケーブル
が逆行し、垂れ下がることがなく、下方を通る人・車の
通行の支障にならない制動機構を備えたケーブル金車を
提供する。 【構成】 電柱10間に電線用ケーブル20を架渉する
に当たって、そのケーブル20を架けるところの、逆U
字状のフレーム31にホィール32を回転可能に支承
し、且つ前記フレーム31の上部に吊下げ用フック33
を脱着可能に結合してなるケーブル金車30であって、
さらに前記ケーブル20に当接し、その逆行を阻止する
ところカム面を持つ制動体51を備えたケーブル制動機
構50を前記フレーム20に取付けてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電柱間に電話用や電力
用等の電線用ケーブルを架渉する際、ケーブルの垂れ下
がりを防止するよう制動機構を備えたケーブル金車に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図3を参考にして説明する。従
来、図1に示すように、各電柱10にそれぞれ取付けた
ケーブル金車30を使って、地上に置いたケーブルドラ
ム40から繰出した電線用ケーブル20を電柱10間に
架渉しているが、ケーブル金車30に電線用ケーブル2
0の制動機能がなく、そのため電線用ケーブル20が自
重で垂れ下がって、下方を通行する人・車の交通の支障
になるのを避けるため、作業員1人がつきっきりで、そ
の都度、ロープ等を使用して、繰出した電線用ケーブル
20を引き戻し、垂れ下がらないようにしている。
【0003】すなわち、上記従来のケーブル金車30
は、ケーブルドラム40から繰出した電線用ケーブル2
0を電柱10間に架渉する際、電線用ケーブル20が自
重で垂れ下がり、交通の支障になるのを防止するため
に、作業員1人がつきっきりでその都度、繰出した電線
用ケーブル20を引き戻すと言う煩わしさがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のケーブル金車30は、電線用ケーブル
20を電柱10間に架渉する際、電線用ケーブル20が
自重で垂れ下がり、交通の支障になるのを避けるため作
業員1人が必要であったが、その作業員を省こうとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1・図4乃至図7を参
考にして説明する。本発明は、電柱10間に電線用ケー
ブル20を架渉するに当たって、そのケーブル20を架
けるところの、逆U字状のフレーム31にホィール32
を回転可能に支承し、且つ前記フレーム31の上部に吊
下げ用フック33を結合してなるケーブル金車30であ
って、さらに前記ケーブル20に当接し、その逆行を阻
止するところカム面を持つ制動体51を備えたケーブル
制動機構50を前記フレーム20に取付けてなるもので
ある。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、10は電柱、2
0はその電柱10間に架渉する電線用ケーブル、30は
そのケーブル20を架けるケーブル金車であって、次の
ように構成される。31はホィール32を回転可能に支
承する逆U字状のフレーム、33は前記フレーム31の
上部に脱着可能に結合した吊下げ用フック、34はその
フック33をフレーム31に取付ける蝶ボルトである。
50はケーブル20の逆行を阻止するケーブル制動機構
であって、ケーブル20に当接するカム面を持つ制動体
51、その制動体51を回動可能に支承する支承枠5
2、及びその支承枠52の上部に結合したところのフレ
ーム31上部に、固定する腕部53よりなる。
【0007】作用について図により説明すると、各電柱
10に本発明のケーブル制動機構50を備えたケーブル
金車30をフック31を介して取付けたうえ、ケーブル
ドラム40から繰出しながら、電線用ケーブル20を電
柱10間に架渉して行く。その際、ケーブル制動機構5
0の制動体51は、ケーブル20が引張られて、何れか
一方に動き、それによって制動体51が回動して、その
先端が浮上がる場合は、ケーブル20に対して何等の制
動は働かないが、ケーブル20が反対方向に動き、その
先端が沈み、ケーブル20に食い込む場合は、ケーブル
20の動きを制止するため、一旦ケーブル金車30を通
過し、架渉されたケーブル20は、逆行することがな
く、従って垂れ下がることはない。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
一旦ケーブル金車30を通過し、架渉されたケーブル2
0は、逆行し、垂れ下がることはく、下方を通る人・車
の通行の支障にならないので、作業員1人を省くことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電線用ケーブルを架渉する状態を示す側面図で
ある。
【図2】従来例を示す側面図である。
【図3】従来例を示す正面図である。
【図4】本発明のケーブル制動機構を示す側面図であ
る。
【図5】本発明の実施例を示す側面図である。
【図6】本発明の実施例を示す正面図である。
【図7】本発明の使用状態示す側面図である。
【符号の説明】
10 電柱 20 電線用ケーブル 30 ケーブル金車 31 フレーム 32 ホィール 33 吊下げ用フック 34 蝶ボルト 40 ケーブルドラム 50 ケーブル制動機構 51 制動体 52 支承枠 53 腕部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電柱(10)間に電線用ケーブル(2
    0)を架渉するに当たって、そのケーブル(20)を架
    けるところの、逆U字状のフレーム(31)にホィール
    (32)を回転可能に支承し、且つ前記フレーム(3
    1)の上部に吊下げ用フック(33)を結合してなるケ
    ーブル金車(30)において、さらに前記ケーブル(2
    0)に当接し、その逆行を阻止するところカム面を持つ
    制動体(51)を備えたケーブル制動機構(50)を前
    記フレーム(20)内上部に取付けてなる制動機構付き
    ケーブル金車。
JP15428592A 1992-05-20 1992-05-20 制動機構付きケーブル金車 Pending JPH05328553A (ja)

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