JPH05328128A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH05328128A
JPH05328128A JP4128553A JP12855392A JPH05328128A JP H05328128 A JPH05328128 A JP H05328128A JP 4128553 A JP4128553 A JP 4128553A JP 12855392 A JP12855392 A JP 12855392A JP H05328128 A JPH05328128 A JP H05328128A
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Takahiro Kiyohara
崇広 清原
Masami Kato
政美 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】再生紙原稿の場合にノイズの少ない鮮明な画像
を得ることが可能である。 【構成】原稿読取部6によって原稿画像が読み取られ、
ラインバッファ部1,レジスタ部2によって3×3画素
マトリックスを構成し、エッジ強調処理回路3によって
エッジ量を算出し、エッジ処理を行うが、このとき、操
作部4より再生紙モードが指定されると、算出されたエ
ッジ量の符号が判定され、符号がプラスの場合には、後
段の2値化回路5によって2値化処理を行い、符号がマ
イナスの場合には、エッジ強調処理回路3によってエッ
ジ量と所定の係数との乗算結果に従ってエッジ強調処理
を行い、後段の2値化回路5によって2値化処理を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、例
えば、通信機能を有する画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フアクシミリ等の画像処理装置に
おいては、図2のようなラプラシアンフイルタ、あるい
はラプラシアンフイルタの係数を変えた出力値におもみ
づけをした値を処理対象画素である注目画素に加えるこ
とにより、画像のエッジを強調するような処理を行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例のようなエッジ強調処理においては、空間周波
数の高い領域程強調する度合いが大きくなるため、近年
頻繁に用いられる様になった再生紙などを読みとつた場
合には、原稿上のノイズ成分を強調してしまい、画像が
ノイジーになるなどの欠点があった。
【0004】またノイズ成分の強調を抑えるために、エ
ッジ強調を行わなかったり、あるいは強調度を抑える様
にすると、文字や図形のエッジ部がぼけたり、細線の再
現性が悪くなるどの欠点があった。
【0005】本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、画像の
ノイズの発生を抑えて画質の向上を図れる画像処理装置
を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る画像処置装置は、入
力された多値画像データに基づいてエッジ量を算出する
算出手段と、所定のモードの場合に前記算出手段によっ
て算出されたエッジ量の符号を判定する判定手段と、前
記判定手段の判定結果に従って前記入力された多値画像
データのエッジ強調を制御する制御手段とを備える。
【0007】
【作用】かかる構成によれば、算出手段は入力された多
値画像データに基づいてエッジ量を算出し、判定手段は
所定のモードの場合に算出手段によって算出されたエッ
ジ量の符号を判定し、制御手段は判定手段の判定結果に
従って入力された多値画像データのエッジ強調を制御す
る。
【0008】
【実施例】以下に、添付図面を参照して、本発明に係る
好適な実施例を詳細に説明する。 <第1の実施例>図1は本発明の第1の実施例によるブ
ロツク図である。同図において、1は複数ライン分の画
像データを蓄積するラインバツフア部、2は画素マトリ
ックスのパターンを蓄積するレジスタ部、3は注目画素
にエッジ強調処理を施すエッジ強調処理回路、4は本装
置の操作部、5はエッジ強調処理回路3より出力された
多値画像データを2値化する2値化回路、6は原稿の読
取部、7は本装置全体の制御を行うCPU、8はCPU
7が動作する為のプログラムを格納したROM、9は各
種プログラムのワークエリアとして用いるRAMであ
る。
【0009】尚、上記操作部4は、本実施例による再生
紙対応のモード、即ち、再生紙モードを指定するキーを
具備している。
【0010】次に本構成による動作を説明する。
【0011】原稿読取部6で読み込まれた画像データ
は、シエーデイング補正、ABC処理等を施され、A/
D変換されてデイジタル信号に変換された後、画素単位
にシリアルに転送され、ラインバツフア部1に入力され
る。レジスタ部2ではラインバツフア部1の出力より画
素マトリックスを構成する。ここで、ABC(Auto
Background Control)は、原稿の
背景に一様な濃度がある場合など(例:青地の原稿に文
字が書かれている場合など)に、白地(スキャナ部の白
基準板等)を基準にして原稿を読とり画像処理(2値
化)を行うと、背景部にノイズが現われたり、文字の再
現性が劣化する。そのため、原稿の背景濃度により、2
値化のしきい値を変化させたり、あるいはA/D変換器
の基準電圧を変化させる処理である。
【0012】図3は第1の実施例によるラインバファ部
1及びレジスタ部2の内部構成を示すブロツク図であ
る。本実施例において、ラインバッファ部及びレジスタ
部2は3×3の画素マトリックスを構成する。
【0013】図3において、201,202は1ライン
分の画像データを蓄積出来るラインバツフア(LB)、
201〜209は3×3の画素マトリックスパターンを
蓄積するためのレジスタマトリックス(R)である。
【0014】エッジ強調処理回路3ではレジスタ部2の
出力より、注目がそのエッジ量を算出し、注目画素に加
えることによりエッジ強調を行う。例えば図2のラプラ
シアンフィルタの場合には、エッジ量EGは、次式
(1)のように表すことができる。即ち、 EG=4X−(A+B+C+D) …(1) であり、Xは注目画素データ、A,B,C,Dは周辺画
素データを示す。
【0015】上記式(1)で算出されるエッジ量EGに
適当な係数を乗じて注目画素データに加えることにより
エッジ強調が行われる。
【0016】図6は第1の実施例によるエッジ強調処理
回路3の内部構成を示すブロツク図である。同図におい
て、3−1は注目画素エッジ量を算出するための演算回
路、3−2はエッジ量の符号判定回路、3−3はエッジ
量を定数倍する乗算器、3−4は演算回路3−3の出力
と注目がその値を加算する加算器、3−5は判定回路3
−2の出力及び操作部4からの制御信号によりエッジ強
調を施した画像データ、エッジ強調をしない画像データ
のいずれか一方を選択して出力するセレクタである。図
4は第1の実施例による再生紙のパターン例を3×3の
画素マトリックスの場合で表わした図である。なお、図
4中の数値は各画素データの濃度を示している。
【0017】同図に従ってエッジ強調した場合、即ち、
エッジ量EGを1/2倍して、即ち、係数を1/2とし
て注目画素(濃度の値を15とする)に加えた場合に
は、注目画素の値は、 15+EG/2=15+(4×15−(7+7+7+7))/2=31 となる。しきい値を30として2値化した場合には、3
1>30のため、黒となり雑音として現れる。一方、操
作部4で“再生紙モード”が選択され、セレクタ3−5
において、エッジ量EGが正の場合には、エッジ強調を
行わないデータを出力する様に設定し、エッジ量EGが
負の場合には、エッジ強調された値を出力する様に設定
すれば、図4のパターン例においても、2値化しても白
となり雑音として現れてこないように制御できる。
【0018】以上の処理手順を図5のフローチャートに
示す。尚、以下に説明する処理手順はCPU7によって
制御され、個々の処理は、図1に示した各回路によって
実行される。
【0019】ステツプS51、S52において、原稿読
取部6で読み取られた画像データはエッジ量演算回路3
−1でエッジ量の算出が行われる。ステツプS53にお
いて、操作部4で原稿が上質紙だと指示された場合には
符号判定は行わず、ステツプS55において注目画素に
エッジ量を加算することによりエッジ強調が行われる。
【0020】一方、ステツプS53において、操作部4
で原稿が再生紙原稿であると指示された場合は、ステツ
プS54において符号判定回路3−2でエッジ量が正か
負か判断される。負の場合には上質紙原稿の場合と同様
にステツプS55において注目画素にエッジ量が加算さ
れ、エッジ強調が行われる。正の場合にはエッジ量の加
算は行われずに注目画素データがそのまま出力され、ス
テツプS56において2値化回路5で2値化処理が行わ
れる。
【0021】以上説明した様に、第1の実施例によれ
ば、読取原稿が再生紙原稿の場合にはエッジ強調の為の
補正量の符号により、エッジ強調の程度を変えるような
構成にしたことで、再生紙原稿の場合にノイズの少ない
鮮明な画像を得ることが可能である。 <第2の実施例>第2の実施例でも、再生紙モードに従
って、ノイズ発生を抑制する方法を挙げる。
【0022】図7は第2の実施例によるエッジ強調処理
回路の内部構成を示すブロツク図である。同図におい
て、図1と対応の構成には、同一の参照番号にダッシュ
(’)を付加して表す。
【0023】またエッジ強調処理回路3’において、3
−6は乗算器3−3とは別の係数を注目画素のエッジ量
に掛ける第2の乗算器である。
【0024】前述の図4のパターン例に従い、エッジ量
EGを1/4倍して注目画素に加えた場合には、エッジ
強調後の注目画素の値は、 15+EG/4=15+(4×15−(7+7+7+7))/4=23 である。しきい値を30として2値化処理を行っても、
23<30の関係から、白となり雑音として現れてこな
い様に制御できる。
【0025】操作部4’で“再生紙モード”キーが押下
された場合、セレクター3−5において、エッジ量が正
の場合には、乗算器3−3,3−7のうち係数の小さい
方のデータを出力し、それ以外の場合には、係数の大き
い方のデータを選択して出力する様にすれば、再生紙の
地の部分が2値化時に点ドットとなるのを抑制でき、再
生紙原稿を読み取った場合でも、ノイズの発生を抑える
ことができる。
【0026】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、再
生紙原稿の場合にノイズの少ない鮮明な画像を得ること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるブロツク図であ
る。
【図2】ラプラシアンフイルタを示す図である。
【図3】第1の実施例によるラインバファ部1及びレジ
スタ部2の内部構成を示すブロツク図である。
【図4】再生紙原稿のパターン例を示す図である。
【図5】第1の実施例による動作を説明するフローチヤ
ートである。
【図6】第1の実施例によるエッジ強調処理回路3の内
部構成を示すブロツク図である。
【図7】第2の実施例によるエッジ強調処理回路の内部
構成を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1 ラインバツフア部 2 レジスタ部 3 エッジ強調処理回路 3−1 演算回路 3−2 符号判定回路 3−3 乗算器 3−4 加算器 3−5 セレクタ 4 操作部 5 2値化回路 6 原稿読取部 7 CPU 8 ROM 9 RAM 101,102 ラインバツフア 201〜209 レジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された多値画像データに基づいてエッ
    ジ量を算出する算出手段と、 所定のモードの場合に前記算出手段によって算出された
    エッジ量の符号を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に従って前記入力された多値画
    像データのエッジ強調を制御する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記所定のモードは再生紙のモードである
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記符号がマイナスの場
    合に、前記エッジ強調を実行させ、前記符号がプラスの
    場合に、前記エッジ強調を実行させないことを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記算出手段によって算
    出されたエッジ量と所定の係数との乗算結果に従って前
    記エッジ強調の程度を決定することを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】さらに前記制御手段によって得られた多値
    画像データを2値化する2値化手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置。
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