JPH05327758A - 画像符号化データのパケット化方式 - Google Patents

画像符号化データのパケット化方式

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JPH05327758A
JPH05327758A JP15747192A JP15747192A JPH05327758A JP H05327758 A JPH05327758 A JP H05327758A JP 15747192 A JP15747192 A JP 15747192A JP 15747192 A JP15747192 A JP 15747192A JP H05327758 A JPH05327758 A JP H05327758A
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JP15747192A
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Takashi Hamano
崇 浜野
Kiyoshi Sakai
潔 酒井
Kiichi Matsuda
喜一 松田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は画像符号化データを例えばATMセ
ルなどにパケット化して送信するための画像符号化デー
タのパケット化方式に関するものであり、セル損失が生
じた場合にもそれに起因する画質劣化を局所化して再生
画質が大幅に劣化しないようにすることを目的とするも
のである。 【構成】 符号化単位の列からなる画像符号化データを
パケット化する際に、そのパケット内に現れる符号化単
位のパケット内における位置を示す情報SPを、パケッ
ト単位に付加することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像符号化データを例え
ばATMセルなどにパケット化して送信するための画像
符号化データのパケット化方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まずCCITT勧告H.261で高能率
符号化された動画像の符号化データを例にして画像デー
タ構造を説明する。H.261においては、符号化デー
タは図12に示すような階層構造を有する。すなわち、
1フレーム(1画面に相当)は12個のブロック群GO
B(Group of Block)で構成され、各ブロック群GOBは
最大33個のマクロブロックMB(Macro Block) で構成
される。マクロブロックMBはMBヘッダを有して16
×16画素のY信号と、各々8×8画素のCr,Cb 信
号との各ブロックからなる符号化単位である。
【0003】この符号化データの同期は、フレームの先
頭のフレームヘッダ中および各ブロック群GOBの先頭
のGOBヘッダ中に入れられたユニークワードUWを用
いて確立される。また、画像の構造は、フレームヘッダ
内のフレーム番号TR、GOBヘッダ内のGOB番号G
N、およびMBヘッダ内の相対アドレスMBA(直前に
符号化された有効なマクロブロックMBとの相対アドレ
ス)で決定される。なお、マクロブロックMBは必要な
ものだけが送られ、フレーム間で無効と判断されたマク
ロブロックMBのデータは送られない。
【0004】広帯域ISDNなどでは、かかる画像符号
化データをATM(非同期転送モード)を用いて伝送す
ることが考えられている。図11にはATMで用いられ
る固定長パケットであるセル(以下、ATMセルと称す
る)の構造の一例を示す。この例ではATMセルは53
バイトからなり、そのうちの5バイトがセルヘッダ、4
8バイトがユーザ情報を入れる情報フィールドからな
り、この情報フィールドはこの例ではさらにSAR−P
DU(Segmentation And Reassembly-Protocol Data Uni
t)ヘッダとSAR−PDUペイロードとからなる。この
SAR−PDUヘッダは、セル損失検出のためのシーケ
ンス番号の格納およびシーケンス番号内のエラー検出等
を行うために割り当てた1バイトの領域であり、SAR
−PDUペイロードは画像符号化データの伝送のために
割り当てた47バイトの領域である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、前述の図12の
画像符号化データを図13のATMセルにセル化する場
合に、最も効率的な方法は、図14に示すように、符号
化部1”で符号化された画像信号の符号化データを、セ
ル化部2”において順次にセルのSAR−PDUペイロ
ード長ずつに区切ってセルに詰め込むことである。しか
しながら、セル損失がいったん発生すると、次のユニー
クワードUWを検出するまで、そのセル損失が発生した
ブロック群GOB内の全てのデータが復号できないこと
になる。この結果、再生画質が大幅な劣化を引き起こす
可能性がある。
【0006】この対策として、一個または数個のマクロ
ブロックMB単位で、それらにユニークワードを付加す
ることによって、ユニークワードがカバーする領域を小
さくすることが考えられる。しかしながら、ユニークワ
ードは一般に多くのビットを必要とするため、この方法
によるときには、符号化データ中でユニークワードが占
める割合が多くなって符号化効率の低下が問題となる。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、セル損失が生じた
場合にもそれに起因する画質劣化を局所化して再生画質
が大幅に劣化しないようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る原理
説明図である。本発明の画像符号化データのパケット化
方式は、一つの形態として、図1の(A)に示されるよ
うに、符号化単位の列からなる画像符号化データをパケ
ット化する際に、そのパケット内に現れる符号化単位の
パケット内における位置を示す情報SPを、パケット単
位に付加することを特徴とするものである。
【0009】また本発明の画像符号化データのパケット
化方式は、他の形態として、図1の(B)に示されるよ
うに、符号化単位の列からなる画像符号化データをパケ
ット化する際に、そのパケット内に現れる符号化単位の
パケット内における位置を示す情報SPと、その符号化
単位が画面内のどの位置のデータであるかを示す情報A
Aとを、パケット単位に付加することを特徴とするもの
である。
【0010】上記の各パケット化方式は、画像符号化デ
ータを非同期転送モードにおける固定長のセルにパケッ
ト化するよう構成することができる。
【0011】
【作用】パケット損失の影響を、その失われたパケット
に含まれる符号化単位に局所化するためには、各パケッ
トで独立にデータの同期が確保できればよい。そこで、
任意のパケット内の最初の符号化単位から復号可能であ
るように、パケット内に現れる符号化単位の位置を示す
情報SPをパケット単位に付加して伝送する。受信側で
は、この情報SPに基づいてパケットから符号化単位を
取り出すことができ、この符号化単位に含まれる自身の
画面内の位置情報に基づいてそれを復号することができ
る。
【0012】一方、符号化単位内に含まれる符号化単位
の位置情報が例えばH.261方式の相対アドレスのよ
うに復号された符号化単位の画面内の位置を知ることが
困難な種類の情報である場合には、パケットから符号化
単位を取り出してもそれだけでは画面の再生が難しい。
そこで、パケット損失時の復号処理をより容易にするた
めに、パケット内位置情報SPで示された符号化単位が
画面内のどの位置のものであるかを示す情報AAもパケ
ット単位に付加する。
【0013】このようにすることによって、パケット損
失が生じても、その後の正常に受信できたパケットは、
それに含まれる情報SP等に基づいて画面上に復号する
ことができ、パケット損失による影響を局所化すること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2には本発明の一実施例としての画像符号化デ
ータのパケット化方式が示される。ここで図2の(A)
は送信装置の全体構成を示すものであって、符号化部1
とセル化部2からなり、図2の(B)はセル化部2で組
み立てられるATMセル(図13を参照)のSAR−P
DUペイロードの構造を示すものである。
【0015】符号化部1は画像信号入力を符号化する部
分であり、画像信号入力を符号化した図12の構成の符
号化データ、この符号化データ中のマクロブロックMB
の先頭位置に同期したタイミングで“1”となる先頭ク
ラグ、符号化データとして現在出力中のマクロブロック
MBのアドレスをそれぞれ生成してセル化部2に出力す
る。
【0016】図3には上述の符号化部1の詳細な構成例
が示される。図示のように、情報源符号化部11、ビデ
オ信号多重化部12、バッファ13、符号化制御部14
を含み構成されている。
【0017】情報源符号化部11は画像信号入力の空間
方向あるいは時間方向の冗長性を抑圧するための符号化
を行う回路であり、例えばフレーム間予測あるいは離散
コサイン変換等を行うものである。この情報源符号化部
11では、例えば図5に示されるように、マクロブロッ
クMBの列、フレーム先頭に同期したフレームフラグ、
ブロック群GOB先頭に同期したGOBフラグ、マクロ
ブロックMB先頭に同期したMBフラグが生成されて出
力される。
【0018】ビデオ信号多重化部12は、図12の符号
化データにおけるフレームヘッダ、GOBヘッダ等を生
成し多重化するとともに、画像データの可変長符号化に
より統計的な冗長性を抑圧する回路であり、マクロブロ
ックMBの可変長符号化に際して、マクロブロックMB
の先頭位置に同期したタイミングでMB先頭フラグを生
成して出力するとともに、そのマクロブロックMBの画
面中における位置を示すアドレスを生成して出力するよ
うに構成されている。
【0019】バッファ13はビデオ信号多重化部12の
出力信号をバッファリングしてセル化部2に送出するメ
モリ、符号化制御部14は符号化部1内の全体的制御を
司る回路であり、このバッファ13および符号化制御部
14により、符号化データのビットレートが制御され
る。
【0020】図4にはビデオ信号多重化部12の詳細な
構成例が示される。図4において、フレームフラグカウ
ンタ121は、フレームフラグが入力するごとに順次に
カウントアップしてフレーム番号TRを出力する。フレ
ームヘッダ生成部125は、このフレーム番号TRに基
づいてフレームヘッダを生成し多重化部128へ供給す
る。
【0021】GOBフラグカウンタ122は、GOBフ
ラグが入力するごとに順次にカウントアップされてGO
B番号GNを出力するとともに、フレームフラグにより
フレーム単位にクリアされる。GOBヘッダ生成部12
6は、このGOB番号GNに基づいてGOBヘッダを生
成し多重化部128へ供給する。
【0022】MBフラグカウンタ123は、MBフラグ
に入力されるごとに順次にカウントアップされて、その
カウント値は、フレームを通してのMB番号として可変
長符号化部127に出力されるとともに、フレームフラ
グによりフレーム単位にクリアされる。一方、MBフラ
グカウンタ124は、MBフラグに入力されるごとに順
次にカウントアップされて、そのカウント値は、GOB
内におけるMB番号として可変長符号化部127に出力
されるとともに、GOBフラグによりブロック群GOB
単位にクリアされる。
【0023】可変長符号化部127は、入力されたマク
ロブロックMBのデータを可変長符号化する回路であ
り、その符号化に際してマクロブロックMBの先頭位置
のタイミングで“1”のMB先頭フラグを生成し出力す
るMB先頭フラグ生成部と、MBフラグカウンタ123
からのフレームのMB番号に基づいて画面内における
(すなわちフレームにおける)マクロブロックMBの位
置を示すアドレスを生成するアドレス生成部を含む。
【0024】図6にはこの可変長符号化部127におけ
る可変長符号化の処理手順が示される。ブロック群GO
B内では、有効な(すなわち時間的に変化のあった)マ
クロブロックMBのデータと、直前の有効MB番号と現
有効MB番号との差分値(MBA)が符号化される。こ
のため、処理の最初に、「直前の有効MB番号」を0に
初期化する(ステップS20)。その後、MBフラグカ
ウンタ124からGOBのMB番号、MBフラグカウン
タ123からフレームのMB番号を取り込み、このフレ
ームのMB番号をアドレス生成部で生成するアドレスと
し、またマクロブロックMBデータを一つ分取り込む
(ステップS21)。
【0025】取り込んだマクロブロックMBが有効なデ
ータであるか否か判定し(ステップS22)、有効なデ
ータであれば、そのマクロブロックMBのデータを可変
長符号化し(ステップS23)、1ビットずつ多重化部
128に出力する(ステップS25、S26)。
【0026】この際、可変長符号化したマクロブロック
MBが最初のビットであったか否か(すなわちマクロブ
ロックMBの先頭位置であったか否か)を判定し、最初
のビットであった場合には、アドレス生成部からアドレ
スを、またMB先頭フラグ生成部から先頭フラグをそれ
ぞれ出力する(ステップS25)。
【0027】ステップS22において有効なデータでな
いと判定されたときは、当該ブロック群GOBのマクロ
ブロックMBが無くなるまで、逐次にマクロブロックM
Bの取込みを繰り返して上記の同じ処理を行う(ステッ
プS29、S21、S22)。
【0028】多重化部128はこれらマクロブロックM
Bの列、フレームヘッダ、GOBヘッダ等を多重化して
図12の符号化データを生成してセル化部2に出力する
とともに、可変長符号化部127からの先頭フラグとア
ドレスも出力する。
【0029】図7にはセル化部2の構成例が示される。
図示のように、SAR−PDUペイロード組立て部2
0、SAR−PDUヘッダ生成部21、セルヘッダ生成
部22、多重化部23等からなる。セルヘッダ生成部2
2はATMセルのヘッダを生成する。SAR−PDUヘ
ッダ生成部21はATMセルにおける情報フィールド中
のSAR−PDUヘッダ(図13を参照)を生成する。
SAR−PDUペイロード組立て部20は符号化部1か
らの符号化データ、アドレス、先頭フラグに基づいて図
2の(B)に示す構造のSAR−PDUペイロードの組
立てを行う回路である。
【0030】この図2の(B)に示されるSAR−PD
Uペイロードにおいて、 SP:SAR−PDUペイロードの符号化データ内に現
れる符号化単位(すなわちマクロブロックMB)の先頭
ビットの当該SAR−PDUペイロードにおけるビット
位置を示す符号(9ビット).なお、この符号にはセル
内に符号化単位の区切り目が存在しないという意味も定
義されているものとする. AA:SAR−PDUペイロードの符号化データ内に先
頭が現れる最初のマクロブロックMBのアドレス(9ビ
ット).である。
【0031】このセル化部2におけるセル組立ての手順
が図8に示される。すなわち、まずSAR−PDUペイ
ロード組立て部20でSAR−PDUペイロードの組立
てを行い(ステップS1)、そのSAR−PDUペイロ
ードにSAR−PDUヘッダ生成部21で生成したSA
R−PDUヘッダを多重化部23において付加し(ステ
ップS2)、さらにそれらにセル化部2で生成したセル
ヘッダを付加して(ステップS3)、ATMセルとして
送出する。
【0032】SAR−PDUペイロード組立て部20に
おけるSAR−PDUペイロードの組立ての手順(図8
のステップS1)が図9に示され、またそのタイムチャ
ートが図10に示される。
【0033】まず、SAR−PDUペイロードのビット
数をカウントするためのカウンタの値xを“0”にクリ
アし、マクロブロックMBの先頭位置符号SPを保持す
るレジスタ(以下、SPレジスタと称する)も“0”に
クリアする(ステップS10)。次に符号化部1から符
号化データを1ビット読み込むとともに、先頭フラグと
アドレスを読み込み(ステップS11)、カウンタの値
xを一つインクリメントする(ステップS12)。そし
て読み込んだ符号化データをSAR−PDUペイロード
における符号化データ(図2の(B)参照)のxビット
目のデータとなるようデータメモリに格納する。
【0034】次に、読み込んだ先頭フラグは“1”か否
かを判定する(ステップS14)。“1”であればその
タイミング(SAR−PDUペイロードにおける符号化
データのxビット目で、図10の例では5ビット目)で
マクロブロックMBの先頭が到来したことになるので、
その時のカウンタの値xをSPレジスタの内容(すなわ
ち先頭位置を示す符号SP)とし、またその時に読み込
んだアドレスaをマクロブロックMBのアドレスAAと
する(ステップS16)。
【0035】ただし、これらSAR−PDUペイロード
における先頭符号SPとアドレスAAは、SAR−PD
Uペイロードの符号化データ中にマクロブロックMBが
複数個ある場合には先頭が最初に現れたマクロブロック
MBについてのものとする必要がある。そこで、ステッ
プS14で先頭フラグを検出したら、次にはSPレジス
タの内容が“0”か否かを判定する。“0”であれば当
該SAR−PDUペイロード組立て処理では以前にはマ
クロブロックMBの先頭を検出していないことになるの
で、今回ステップS14で検出した先頭フラグが最初の
マクロブロックMBとなるから、前述のステップS16
の処理を行って先頭符号SPとアドレスAAを決定す
る。
【0036】このような処理をカウンタの値xが358
になるまで繰り返して行う(ステップS11〜S1
7)。カウンタ値xが358になると(ステップS1
7)、SAR−PDUペイロードにおける符号化データ
は最終ビットとなるので、マクロブロックMBの先頭を
表す符号SP、またマクロブロックMBの画面中におけ
る位置を表すアドレスAA、データメモリの符号化デー
タD1〜D358を図2の(B)の形に組み立てて多重
化部23に出力する。
【0037】以上のようにすることにより、例えば通信
網においてセル損失が発生した場合でも、その損失セル
の後のセルが正常に受信されれば、受信側においては、
そのセル内の情報フィールドに挿入された先頭位置符号
SPとアドレスAAを読み取ることによって、その情報
フィールド内のどの位置にマクロブロックMBが格納さ
れているか、またそのマクロブロックMBが画面内のど
の位置の画像データであるかを知ることができる。これ
により損失セルがあったブロック群GOBが全て再生不
能となることを防止でき、そのブロック群GOB内にお
いて実際に情報を失われたマクロブロックMBだけにセ
ル損失による画質劣化を局所化することができる。
【0038】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えば上述の実施例は、H.261のよ
うに符号化単位(マクロブロックMB)の位置情報が前
の有効MBとの相対アドレスであるため、この相対アド
レスだけでは復号された符号化単位の画面内の位置を知
ることが困難な場合に適用されるもので、この対策とし
て符号化単位の画面内の位置を表示するためのアドレス
(AA)を符号化データに付加して伝送しているもので
あるが、符号化単位自体に上述の相対アドレスではなく
画面内の位置アドレスを含ましているようなシステムで
は、実施例のようなアドレスAAを付加する必要はな
く、例えば図11に示されるように、SAR−PDUペ
イロードに符号化データの他に、その符号化データ中の
最初の符号化単位の先頭位置を表す符号SPだけを付加
すればよい。そのため、符号化部1’からセル化部2’
へは、付加情報として先頭フラグだけを出力すればよ
い。
【0039】また上述の実施例では、符号化単位として
マクロブロックMBを例にしたが、もちろんこれに限ら
れるものではなく、種々のデータの区切りの単位(特に
ユニークワードなどの同期語を含まない単位)を符号化
単位とすることができる。また上述の実施例では、SA
R−PDUペイロードに符号SPあるいはアドレスAA
を挿入したが、これらの情報を挿入する場所はSAR−
PDUペイロードに限られるものでないことは明らかで
ある。
【0040】また実施例では先頭位置情報SPとアドレ
スAAをSAR−PDUペイロードの先頭側に挿入した
が、これに限られるものではなく、例えば最後尾側に挿
入するものであってもよい。
【0041】また、実施例では画像符号化データをAT
Mセルにパケット化する場合について説明したが、もち
ろんこれに限らず、ATMセル以外のものにパケット化
する場合も本発明の適用が可能である。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、セル損失が生じた場合にも、それに起因する画質劣
化を局所化して、再生画質が大幅に劣化することを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例としての画像符号化データの
パケット化方式を説明するための図である。
【図3】実施例における符号化部の構成例を示す図であ
る。
【図4】実施例におけるビデオ信号多重化部の構成例を
示す図である。
【図5】情報源符号化部の出力の例を示す図である。
【図6】可変長符号化の処理手順を示す流れ図である。
【図7】実施例におけるセル化部の構成例を示す図であ
る。
【図8】実施例のセル化部におけるセル組立て手順を示
す流れ図である。
【図9】実施例のセル化部のSAR−PDUペイロード
組立て部におけるSAR−PDUペイロード組立て手順
を示す流れ図である。
【図10】SAR−PDUペイロード組立てのタイムチ
ャートを示す図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す図である。
【図12】画像信号の符号化データの階層構造を説明す
る図である。
【図13】ATMセルの構造を説明する図である。
【図14】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1、1’、1” 符号化部 1、2’、2” セル化部 11 情報源符号化部 12 ビデオ信号多重化部 13 バッファ 14 符号化制御部 20 SAR−PDUペイロード組立て部 21 SAR−PDUヘッダ生成部 22 セルヘッダ生成部 23 多重化部 121 フレームフラグカウンタ 122 GOBフラグカウンタ 123、124 MBフラグカウンタ 125 フレームヘッダ生成部 126 GOBヘッダ生成部 127 可変長符号化部 128 多重化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/00 Z 9070−5C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化単位の列からなる画像符号化デー
    タをパケット化する際に、そのパケット内に現れる符号
    化単位のパケット内における位置を示す情報(SP)
    を、パケット単位に付加することを特徴とする画像符号
    化データのパケット化方式。
  2. 【請求項2】 符号化単位の列からなる画像符号化デー
    タをパケット化する際に、そのパケット内に現れる符号
    化単位のパケット内における位置を示す情報(SP)
    と、その符号化単位が画面内のどの位置のデータである
    かを示す情報(AA)とを、パケット単位に付加するこ
    とを特徴とする画像符号化データのパケット化方式。
  3. 【請求項3】 画像符号化データを非同期転送モードに
    おける固定長のセルにパケット化するものである請求項
    1または2記載の画像符号化データのパケット化方式。
JP15747192A 1992-05-25 1992-05-25 画像符号化データのパケット化方式 Withdrawn JPH05327758A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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