JPH05327288A - 電子部品自動挿入機のリード切屑回収装置 - Google Patents
電子部品自動挿入機のリード切屑回収装置Info
- Publication number
- JPH05327288A JPH05327288A JP4133173A JP13317392A JPH05327288A JP H05327288 A JPH05327288 A JP H05327288A JP 4133173 A JP4133173 A JP 4133173A JP 13317392 A JP13317392 A JP 13317392A JP H05327288 A JPH05327288 A JP H05327288A
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- JP
- Japan
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- chip
- lead
- electronic component
- anvil
- discharge hose
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子部品自動挿入機によりプリント基板のマ
ウント孔に挿入されてカットされた異形電子部品のリー
ドの切屑を、詰まらせることなくスムーズに回収させ
る。 【構成】 アンビル2の切屑排出口2bと排出ホース4
の一端4aを接続する連結管3の上側には、切屑排出口
2bに圧縮エアAを吹き出すエア吹出口6を設けてあ
る。排出ホース4の中途部4cには、振動発生手段10
を取付けてある。この振動発生手段10は、エアシリン
ダ11と、このエアシリンダ11のピストンロッド12
の先端12aに取付けられて排出ホース4の中途部4c
を嵌合するように保持する合成樹脂製のクリップ13と
で構成されている。
ウント孔に挿入されてカットされた異形電子部品のリー
ドの切屑を、詰まらせることなくスムーズに回収させ
る。 【構成】 アンビル2の切屑排出口2bと排出ホース4
の一端4aを接続する連結管3の上側には、切屑排出口
2bに圧縮エアAを吹き出すエア吹出口6を設けてあ
る。排出ホース4の中途部4cには、振動発生手段10
を取付けてある。この振動発生手段10は、エアシリン
ダ11と、このエアシリンダ11のピストンロッド12
の先端12aに取付けられて排出ホース4の中途部4c
を嵌合するように保持する合成樹脂製のクリップ13と
で構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、半固定ボリ
ューム,タクトスイッチ,円筒コンデンサ,ダイオード
等の異形電子(ラジアルチップ)部品のリードを、電子
部品自動挿入機によりプリント基板の穿孔(マウント
孔)に自動挿入してカットした後に生じる上記リードの
切屑をスムーズに回収するようにした電子部品自動挿入
機のリード切屑回収装置に関する。
ューム,タクトスイッチ,円筒コンデンサ,ダイオード
等の異形電子(ラジアルチップ)部品のリードを、電子
部品自動挿入機によりプリント基板の穿孔(マウント
孔)に自動挿入してカットした後に生じる上記リードの
切屑をスムーズに回収するようにした電子部品自動挿入
機のリード切屑回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半固定ボリューム,タクトスイ
ッチ等の各異形電子部品のリードを、プリント基板に穿
設された各穿孔にそれぞれ自動挿入する電子部品自動挿
入機が知られている。この各異形電子部品のリードは上
記プリント基板の穿孔に挿入された後でカット及びクリ
ンチされ、このカット後の各リードの切屑は電子部品自
動挿入機のアンビルの下部に設けられた切屑排出口より
排出してそれぞれ回収されるようになっている。この電
子部品自動挿入機のリード切屑回収装置を、図3によっ
て具体的に説明すると、1は電子部品自動挿入機のリー
ド切屑回収装置である。このリード切屑回収装置1は、
電子部品のリードを基板の穿孔に挿入する挿入ヘッド
(いずれも図示しない)に対向するように配置され、下
部側に斜め形成された切屑排出通路2aに連通する切屑
排出口2bを有するアンビル2と、このアンビル2の切
屑排出口2bに連結されたホース接続結合部としての連
結管3と、この連結管3に、一端4a側が接続結合さ
れ、上記プリント基板のマウント孔に挿入後にカットさ
れたリードの切屑9を排出するフレキシルブな合成樹脂
管製等の排出ホース4と、この排出ホース4の他端4b
側に接続連結された切屑収集容器5と、上記排出ホース
4内等を負圧にしてリードの切屑9を切屑収集容器5内
に吸引して回収し易くする図示しないバキュームポンプ
で構成されている。そして、上記電子部品自動挿入機よ
り生じるリードの切屑9は、アンビル2の切屑排出通路
2aに落ちてその切屑排出口2bから排出ホース4の中
を通って(流れて)切屑収集容器5内に回収される。
ッチ等の各異形電子部品のリードを、プリント基板に穿
設された各穿孔にそれぞれ自動挿入する電子部品自動挿
入機が知られている。この各異形電子部品のリードは上
記プリント基板の穿孔に挿入された後でカット及びクリ
ンチされ、このカット後の各リードの切屑は電子部品自
動挿入機のアンビルの下部に設けられた切屑排出口より
排出してそれぞれ回収されるようになっている。この電
子部品自動挿入機のリード切屑回収装置を、図3によっ
て具体的に説明すると、1は電子部品自動挿入機のリー
ド切屑回収装置である。このリード切屑回収装置1は、
電子部品のリードを基板の穿孔に挿入する挿入ヘッド
(いずれも図示しない)に対向するように配置され、下
部側に斜め形成された切屑排出通路2aに連通する切屑
排出口2bを有するアンビル2と、このアンビル2の切
屑排出口2bに連結されたホース接続結合部としての連
結管3と、この連結管3に、一端4a側が接続結合さ
れ、上記プリント基板のマウント孔に挿入後にカットさ
れたリードの切屑9を排出するフレキシルブな合成樹脂
管製等の排出ホース4と、この排出ホース4の他端4b
側に接続連結された切屑収集容器5と、上記排出ホース
4内等を負圧にしてリードの切屑9を切屑収集容器5内
に吸引して回収し易くする図示しないバキュームポンプ
で構成されている。そして、上記電子部品自動挿入機よ
り生じるリードの切屑9は、アンビル2の切屑排出通路
2aに落ちてその切屑排出口2bから排出ホース4の中
を通って(流れて)切屑収集容器5内に回収される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子部品自動挿入機によりプリント基板のマウント
孔に挿入された後カットされる異形電子部品は、近年の
粘着テープ式のテーピング対応により少し長めのリード
を使用しているために、リードの切屑9がアンビル2の
切屑排出通路2aに落ちる際にその切屑排出口2bに詰
まって排出ホース4側に流れにくくなったり、排出ホー
ス4内の途中にリードの切屑9の先の尖った切口端9a
が刺さって流れにくくなって排出ホース4が詰まる欠点
があった。特に、上記リードの切屑9の長さが排出ホー
ス4の内径より長い場合には頻繁に詰まり易かった。そ
して、上記アンビル2の切屑排出口2bや排出ホース4
が詰まる度にリードの切屑9を取り除かなければなら
ず、その取り除く作業や清掃作業に時間がかかると共に
無駄な作業工数が増えていた。
来の電子部品自動挿入機によりプリント基板のマウント
孔に挿入された後カットされる異形電子部品は、近年の
粘着テープ式のテーピング対応により少し長めのリード
を使用しているために、リードの切屑9がアンビル2の
切屑排出通路2aに落ちる際にその切屑排出口2bに詰
まって排出ホース4側に流れにくくなったり、排出ホー
ス4内の途中にリードの切屑9の先の尖った切口端9a
が刺さって流れにくくなって排出ホース4が詰まる欠点
があった。特に、上記リードの切屑9の長さが排出ホー
ス4の内径より長い場合には頻繁に詰まり易かった。そ
して、上記アンビル2の切屑排出口2bや排出ホース4
が詰まる度にリードの切屑9を取り除かなければなら
ず、その取り除く作業や清掃作業に時間がかかると共に
無駄な作業工数が増えていた。
【0004】そこで、この発明は、電子部品のリードの
切屑をアンビルの排出口及び排出ホースにスムーズに通
して確実に回収することができる電子部品自動挿入機の
リード切屑回収装置を提供するものである。
切屑をアンビルの排出口及び排出ホースにスムーズに通
して確実に回収することができる電子部品自動挿入機の
リード切屑回収装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】電子部品のリードを基板
の穿孔に挿入する挿入ヘッドに対向するアンビルの切屑
排出口に上記基板の穿孔挿入後にカットされたリードの
切屑を吸引排出する排出ホースの一端側を接続し、この
排出ホースの他端側を切屑収集容器に接続し、この切屑
収集容器に上記電子部品自動挿入機より生じるリードの
切屑を上記アンビルの切屑排出口から上記排出ホースの
中を通して回収するようにした電子部品自動挿入機のリ
ード切屑回収装置において、上記アンビルの切屑排出口
にエアを吹き出すエア吹出口を該アンビルの切屑排出口
と上記排出ホースとの接続結合部分側に設けてある。
の穿孔に挿入する挿入ヘッドに対向するアンビルの切屑
排出口に上記基板の穿孔挿入後にカットされたリードの
切屑を吸引排出する排出ホースの一端側を接続し、この
排出ホースの他端側を切屑収集容器に接続し、この切屑
収集容器に上記電子部品自動挿入機より生じるリードの
切屑を上記アンビルの切屑排出口から上記排出ホースの
中を通して回収するようにした電子部品自動挿入機のリ
ード切屑回収装置において、上記アンビルの切屑排出口
にエアを吹き出すエア吹出口を該アンビルの切屑排出口
と上記排出ホースとの接続結合部分側に設けてある。
【0006】電子部品のリードを基板の穿孔に挿入する
挿入ヘッドに対向するアンビルの切屑排出口に上記基板
の穿孔挿入後にカットされたリードの切屑を吸引排出す
る排出ホースの一端側を接続し、この排出ホースの他端
側を切屑収集容器に接続し、この切屑収集容器に上記電
子部品自動挿入機より生じるリードの切屑を上記アンビ
ルの切屑排出口から上記排出ホースの中を通して回収す
るようにした電子部品自動挿入機のリード切屑回収装置
において、上記排出ホースの中途部に振動発生手段を取
付けてある。
挿入ヘッドに対向するアンビルの切屑排出口に上記基板
の穿孔挿入後にカットされたリードの切屑を吸引排出す
る排出ホースの一端側を接続し、この排出ホースの他端
側を切屑収集容器に接続し、この切屑収集容器に上記電
子部品自動挿入機より生じるリードの切屑を上記アンビ
ルの切屑排出口から上記排出ホースの中を通して回収す
るようにした電子部品自動挿入機のリード切屑回収装置
において、上記排出ホースの中途部に振動発生手段を取
付けてある。
【0007】
【作用】アンビルの切屑排出口と排出ホースとの接続結
合部分側に該アンビルの切屑排出口にエアを吹き出すエ
ア吹出口を設けてあるので、例えば、排出ホースの内径
より長いリードの切屑がアンビルの切屑排出口を通る際
に、エア吹出口より吹き出されたエアにより上記リード
の切屑は吹き飛ばされる。これにより、上記長めのリー
ドの切屑はアンビルの切屑排出口に詰まることなく、排
出ホース側にスムーズに流れる。
合部分側に該アンビルの切屑排出口にエアを吹き出すエ
ア吹出口を設けてあるので、例えば、排出ホースの内径
より長いリードの切屑がアンビルの切屑排出口を通る際
に、エア吹出口より吹き出されたエアにより上記リード
の切屑は吹き飛ばされる。これにより、上記長めのリー
ドの切屑はアンビルの切屑排出口に詰まることなく、排
出ホース側にスムーズに流れる。
【0008】また、上記排出ホースの中途部に振動発生
手段を取付けてあるので、この振動発生手段により排出
ホースは振動する。これにより、排出ホース内にリード
の切屑が刺さったりして詰まることがなく、リードの切
屑は排出ホース内をスムーズに流れて切屑収集容器に回
収される。
手段を取付けてあるので、この振動発生手段により排出
ホースは振動する。これにより、排出ホース内にリード
の切屑が刺さったりして詰まることがなく、リードの切
屑は排出ホース内をスムーズに流れて切屑収集容器に回
収される。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。尚、従来の構成と同一部分には同一符号を付して
説明する。
する。尚、従来の構成と同一部分には同一符号を付して
説明する。
【0010】図1において、1は電子部品自動挿入機の
リード切屑回収装置であり、電子部品のリードを基板の
穿孔に挿入する挿入ヘッド(いずれも図示しない)に対
向するように配置され、下部側に斜め形成された切屑排
出通路2aに連通する切屑排出口2bを有するアンビル
2と、このアンビル2の切屑排出口2bに連結されたホ
ース接続結合部としての連結管3と、この連結管3に、
一端4a側が接続結合され、上記プリント基板の穿孔に
挿入後にカットされたリードの切屑9を排出するフレキ
シルブな合成樹脂管製等の排出ホース4と、この排出ホ
ース4の他端4b側に接続された切屑収集容器5と、上
記排出ホース4内等を負圧にしてリードの切屑9を切屑
収集容器5内に吸引して回収し易くする図示しないバキ
ュームポンプで構成してある点は、従来の構成と同様で
ある。
リード切屑回収装置であり、電子部品のリードを基板の
穿孔に挿入する挿入ヘッド(いずれも図示しない)に対
向するように配置され、下部側に斜め形成された切屑排
出通路2aに連通する切屑排出口2bを有するアンビル
2と、このアンビル2の切屑排出口2bに連結されたホ
ース接続結合部としての連結管3と、この連結管3に、
一端4a側が接続結合され、上記プリント基板の穿孔に
挿入後にカットされたリードの切屑9を排出するフレキ
シルブな合成樹脂管製等の排出ホース4と、この排出ホ
ース4の他端4b側に接続された切屑収集容器5と、上
記排出ホース4内等を負圧にしてリードの切屑9を切屑
収集容器5内に吸引して回収し易くする図示しないバキ
ュームポンプで構成してある点は、従来の構成と同様で
ある。
【0011】ここで、上記アンビル2の切屑排出口2b
と上記排出ホース4の一端4aを接続結合する連結管3
の上側には、上記切屑排出口2bに圧縮エアAを吹き出
すエア吹出口6を上記連結管3内に少し突出するように
設けてある。このエア吹出口6には上記圧縮エアAを供
給するエア供給ホース7を接続してある。また、上記排
出ホース4の中途部4cには振動発生手段10を取付け
てある。上記振動発生手段10は、エアシリンダ11
と、このエアシリンダ11のピストンロッド12の先端
12aに取付けられて上記排出ホース4の中途部4cを
嵌合するように保持する合成樹脂製のクリップ13で構
成されている。このエアシリダン11のピストンロッド
12は、例えば電子部品自動挿入機側のリードをカット
するリードカッタのON,OFF信号に連動してソレノ
イドバルブ(いずれも図示しない)がONすることによ
り、上記排出ホース4を上下方向にゆするように上下方
向に往復移動するようになっている。
と上記排出ホース4の一端4aを接続結合する連結管3
の上側には、上記切屑排出口2bに圧縮エアAを吹き出
すエア吹出口6を上記連結管3内に少し突出するように
設けてある。このエア吹出口6には上記圧縮エアAを供
給するエア供給ホース7を接続してある。また、上記排
出ホース4の中途部4cには振動発生手段10を取付け
てある。上記振動発生手段10は、エアシリンダ11
と、このエアシリンダ11のピストンロッド12の先端
12aに取付けられて上記排出ホース4の中途部4cを
嵌合するように保持する合成樹脂製のクリップ13で構
成されている。このエアシリダン11のピストンロッド
12は、例えば電子部品自動挿入機側のリードをカット
するリードカッタのON,OFF信号に連動してソレノ
イドバルブ(いずれも図示しない)がONすることによ
り、上記排出ホース4を上下方向にゆするように上下方
向に往復移動するようになっている。
【0012】以上実施例のリード切屑回収装置1によれ
ば、電子部品自動挿入機より生じるリードの切屑9は、
アンビル2の切屑排出通路2aに落ちてその切屑排出口
2bから排出ホース4の中を流れて切屑収集容器5内に
回収される。この際に、上記アンビル2の切屑排出口2
bと排出ホース4の一端4aを接続する連結管3の上側
に上記切屑排出口2bに圧縮エアAを吹き出すにエア吹
出口6を設けてあるので、例えば、排出ホース4の内径
より長いリードの切屑9がアンビル2の切屑排出口2b
を流れる時に、上記エア吹出口6より吹き出された圧縮
エアAにより上記リードの切屑9は1度吹き飛ばされ、
切屑排出口2b側をスムーズに流れる。従って、リード
の切屑9はアンビル2の切屑排出口2bに詰まることな
く、排出ホース4側にスムーズに流れて切屑収集容器5
に回収される。
ば、電子部品自動挿入機より生じるリードの切屑9は、
アンビル2の切屑排出通路2aに落ちてその切屑排出口
2bから排出ホース4の中を流れて切屑収集容器5内に
回収される。この際に、上記アンビル2の切屑排出口2
bと排出ホース4の一端4aを接続する連結管3の上側
に上記切屑排出口2bに圧縮エアAを吹き出すにエア吹
出口6を設けてあるので、例えば、排出ホース4の内径
より長いリードの切屑9がアンビル2の切屑排出口2b
を流れる時に、上記エア吹出口6より吹き出された圧縮
エアAにより上記リードの切屑9は1度吹き飛ばされ、
切屑排出口2b側をスムーズに流れる。従って、リード
の切屑9はアンビル2の切屑排出口2bに詰まることな
く、排出ホース4側にスムーズに流れて切屑収集容器5
に回収される。
【0013】また、上記排出ホース4の中途部4cに振
動発生手段10を設けてあるので、この振動発生手段1
0により上記排出ホース4は上下方向にゆらされる。こ
れにより、排出ホース4内に従来のようにリードの切屑
9の先端9aが刺さったりして詰まることがなく、リー
ドの切屑9は排出ホース4内をスムーズに流れて切屑収
集容器5に確実に回収される。その結果、従来のように
アンビル2の切屑排出口2bや排出ホース4にリードの
切屑9が詰まることがないので、バキュームポンプが過
負荷状態になることがなく、その寿命が延びると共に、
従来のように、詰まったリードの切屑9を取り除く作業
や清掃作業が不要となり、電子部品自動挿入機の稼働効
率が大幅に向上する。
動発生手段10を設けてあるので、この振動発生手段1
0により上記排出ホース4は上下方向にゆらされる。こ
れにより、排出ホース4内に従来のようにリードの切屑
9の先端9aが刺さったりして詰まることがなく、リー
ドの切屑9は排出ホース4内をスムーズに流れて切屑収
集容器5に確実に回収される。その結果、従来のように
アンビル2の切屑排出口2bや排出ホース4にリードの
切屑9が詰まることがないので、バキュームポンプが過
負荷状態になることがなく、その寿命が延びると共に、
従来のように、詰まったリードの切屑9を取り除く作業
や清掃作業が不要となり、電子部品自動挿入機の稼働効
率が大幅に向上する。
【0014】尚、前記実施例によれば、振動発生手段の
駆動源をエアシリンダ等で構成するようにしたが、エア
シリンダに限られず油圧シリダン等やソレイノドバルブ
等で構成してもよい。
駆動源をエアシリンダ等で構成するようにしたが、エア
シリンダに限られず油圧シリダン等やソレイノドバルブ
等で構成してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明の電子部品自動挿
入機のリード切屑回収装置によれば、アンビルの切屑排
出口と排出ホースとの接続結合部分側に該アンビルの切
屑排出口にエアを吹き出すにエア吹出口を設けてあるの
で、例えば、排出ホースの内径より長いリードの切屑が
アンビルの切屑排出口を通る際に、エア吹出口より吹き
出されたエアにより上記リードの切屑を吹き飛ばすこと
ができる。これにより、リードの切屑をアンビルの切屑
排出口に詰まらせることなく、排出ホース側にスムーズ
に流して切屑収集容器に確実に回収することができる。
また、上記排出ホースの中途部に振動発生手段を取付け
てあるので、この振動発生手段により排出ホースを振動
させることができる。これにより、排出ホース内にリー
ドの切屑が刺さったりして詰まることがなく、リードの
切屑を排出ホース内にスムーズに流して切屑収集容器に
回収することができる。その結果、従来のようにアンビ
ルの切屑排出口や排出ホースにリードの切屑が詰まるこ
とがないので、詰まったリードの切屑を取り除く作業や
清掃作業が不要となり、電子部品自動挿入機の稼働効率
を大幅に上げることができる。
入機のリード切屑回収装置によれば、アンビルの切屑排
出口と排出ホースとの接続結合部分側に該アンビルの切
屑排出口にエアを吹き出すにエア吹出口を設けてあるの
で、例えば、排出ホースの内径より長いリードの切屑が
アンビルの切屑排出口を通る際に、エア吹出口より吹き
出されたエアにより上記リードの切屑を吹き飛ばすこと
ができる。これにより、リードの切屑をアンビルの切屑
排出口に詰まらせることなく、排出ホース側にスムーズ
に流して切屑収集容器に確実に回収することができる。
また、上記排出ホースの中途部に振動発生手段を取付け
てあるので、この振動発生手段により排出ホースを振動
させることができる。これにより、排出ホース内にリー
ドの切屑が刺さったりして詰まることがなく、リードの
切屑を排出ホース内にスムーズに流して切屑収集容器に
回収することができる。その結果、従来のようにアンビ
ルの切屑排出口や排出ホースにリードの切屑が詰まるこ
とがないので、詰まったリードの切屑を取り除く作業や
清掃作業が不要となり、電子部品自動挿入機の稼働効率
を大幅に上げることができる。
【図1】この発明の一実施例の電子部品自動挿入機のリ
ード切屑回収装置を示す概略構成図。
ード切屑回収装置を示す概略構成図。
【図2】上記リード切屑回収装置に用いられる排出ホー
スを上下方向に揺らした状態を示す説明図。
スを上下方向に揺らした状態を示す説明図。
【図3】従来の電子部品自動挿入機のリード切屑回収装
置を示す概略構成図。
置を示す概略構成図。
1…リード切屑回収装置 2…アンビル 2b…切屑排出口 3…連結管 4…排出ホール 4a…一端 4b…他端 4c…中途部 5…切屑収集容器 6…エア吹出口 9…リードの切屑 10…振動発生手段 11…エアシリンダ 12…ピストンロッド 12a…先端 13…クリップ A…圧縮エア
Claims (3)
- 【請求項1】 電子部品のリードを基板の穿孔に挿入す
る挿入ヘッドに対向するアンビルの切屑排出口に、上記
基板の穿孔挿入後にカットされたリードの切屑を吸引排
出する排出ホースの一端側を接続し、この排出ホースの
他端側を切屑収集容器に接続し、この切屑収集容器に上
記電子部品自動挿入機より生じるリードの切屑を上記ア
ンビルの切屑排出口から上記排出ホースの中を通して回
収するようにした電子部品自動挿入機のリード切屑回収
装置において、 上記アンビルの切屑排出口にエアを吹き出すエア吹出口
を該アンビルの切屑排出口と上記排出ホースとの接続結
合部分側に設けたことを特徴とする電子部品自動挿入機
のリード切屑回収装置。 - 【請求項2】 電子部品のリードを基板の穿孔に挿入す
る挿入ヘッドに対向するアンビルの切屑排出口に、上記
基板の穿孔挿入後にカットされたリードの切屑を吸引排
出する排出ホースの一端側を接続し、この排出ホースの
他端側を切屑収集容器に接続し、この切屑収集容器に上
記電子部品自動挿入機より生じるリードの切屑を上記ア
ンビルの切屑排出口から上記排出ホースの中を通して回
収するようにした電子部品自動挿入機のリード切屑回収
装置において、 上記排出ホースの中途部に振動発生手段を取付けたこと
を特徴とする電子部品自動挿入機のリード切屑回収装
置。 - 【請求項3】 上記振動発生手段を、シリンダと、この
シリンダのピストンロッドの先端に取付けられて上記排
出ホースを保持するクリップで構成したことを特徴とす
る請求項2記載の電子部品自動挿入機のリード切屑回収
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4133173A JPH05327288A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 電子部品自動挿入機のリード切屑回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4133173A JPH05327288A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 電子部品自動挿入機のリード切屑回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05327288A true JPH05327288A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15098386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4133173A Pending JPH05327288A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 電子部品自動挿入機のリード切屑回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05327288A (ja) |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4133173A patent/JPH05327288A/ja active Pending
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