JPH05327072A - 固体レーザ用冷却装置 - Google Patents

固体レーザ用冷却装置

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JPH05327072A
JPH05327072A JP12520992A JP12520992A JPH05327072A JP H05327072 A JPH05327072 A JP H05327072A JP 12520992 A JP12520992 A JP 12520992A JP 12520992 A JP12520992 A JP 12520992A JP H05327072 A JPH05327072 A JP H05327072A
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JP
Japan
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cooling water
temperature
lamp
solid
laser medium
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JP12520992A
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Taiji Narita
太治 成田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一次冷却水の温度、流量および励起用ランプ、
レーザ媒質からの発熱容量の大小に関係なく、二次冷却
水の温度変化を少なくすることにより、レーザ媒質の温
度を一定に維持可能にし、レーザ光の出力安定性を向上
させる。 【構成】演算回路A17は、温度センサ8により検出され
た二次冷却水温度と励起用ランプ2への電源装置1から
の供給電力値より、インバータ回路16を介して誘導電動
機15の回転数を制御し、二次冷却水の循環流量を連続的
に変化させることによって二次冷却水の温度を精度よく
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業機器、医療機器と
して利用されるフラシュランプ、アークランプなどの励
起ランプの光によって励起される固体レーザ装置の冷却
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体レーザ装置は産業機器として
は半導体分野のトリミング、スクライビングをはじめと
してマーキング、半田付け、溶接および切断とその利用
分野が年々拡大し、医療分野においても内科、外科、歯
科治療器としての利用拡大が著しくなり、レーザ装置の
出力安定性の向上に対する要求が著しい。レーザ装置に
おいては、レーザ光の出力安定性はレーザ装置を駆動す
るための電源装置の出力安定性とともに固体レーザ装置
を構成する光学部品の安定性が重要である。特に、固体
レーザ装置においてはレーザ媒質の温度変化によってレ
ーザ媒質の形状が変化するため、安定したレーザ光の出
力安定性を向上させるにはレーザ媒質および励起用ラン
プの温度を一定に保つための冷却装置の温度管理精度の
向上、小型化が必要とされている。
【0003】以下、従来の固体レーザ装置の冷却装置に
ついて説明する。図7に従来から用いられている固体レ
ーザ装置の冷却装置の構成を示す。図7において、1は
励起用ランプに電力を供給するための駆動用の電源装
置、2はレーザ媒質を励起するための励起用ランプ、3
はレーザ媒質、4は全反射鏡、5は部分反射鏡、6は二
次冷却水18内に励起用ランプ2およびレーザ媒質3を納
めるための水槽、18は励起用ランプ2およびレーザ媒質
3を冷却するための二次冷却水(純水)、19は二次冷却
水18を冷却するための一次冷却水、7は二次冷却水18の
熱を一次冷却水19に伝達するための熱交換器、12は二次
冷却水18を循環させるための電動機(水ポンプ)、8,
9は二次冷却水18の温度を検出するための温度センサ、
10は一次冷却水19の熱交換器7への流入を制御するため
の開閉器、13は温度センサ8あるいは9の出力値により
開閉器10を制御するための温度調節器、11は二次冷却水
18用の水タンクである。ただし、以下説明において、一
次冷却水温度は二次冷却水温度より低いこととする。
【0004】このように構成された固体レーザ用冷却装
置について、その動作を説明する。図7に示すレーザ媒
質3を励起用ランプ2によって励起する固体レーザ用冷
却装置において、電源装置1から励起用ランプ2に電力
が供給され、励起用ランプ2から発せられた励起光はレ
ーザ媒質3に照射され全反射鏡4と部分反射鏡5からな
る光共振器によってレーザ光として放出される。
【0005】このとき、励起用ランプ2より放出された
励起光はすべてレーザ媒質3により吸収されず熱に変換
させる。励起用ランプ2およびレーザ媒質3で発生した
熱は電動機12により一定手速度で循環される二次冷却水
18によって水槽6内で冷却される。二次冷却水18は温度
センサ8,9によって検出され、二次冷却水温度が設定
温度以上のときは、温度調節器13によって開閉器10を開
き、一次冷却水19を熱交換器7に導いて二次冷却水18の
温度を設定値以下に下げる。二次冷却水18が設定温度以
下のときは、温度調節器13によって開閉器10を閉じ、二
次冷却水温度を設定値に維持する(低下を防ぐ)。二次
冷却水18の循環系内の水タンク11は、開閉器10の開閉に
よって急激に冷却された二次冷却水18の温度変化を平滑
化するとともに、励起用ランプなどの発熱による二次冷
却水18の温度上昇を緩やかにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、熱交換器7の熱変換能力(容量)は、熱
交換器7の一次冷却水19の流量、二次冷却水18の流量お
よび一次冷却水19と二次冷却水18の温度差によって決定
されるが、一次冷却水19の温度、流量によって熱交換器
7の冷却能力が変化するため、常に一定の冷却能力を維
持することができない。このため二次冷却水18の温度管
理精度を一定に維持することは難かしい。
【0007】また、レーザ出力を変化させた場合(固体
レーザにおいてレーザ光出力の可変は電源装置1から励
起用ランプ2への投入電力量を変化させる)、励起用ラ
ンプ2への投入電力量によって励起用ランプ2およびレ
ーザ媒質3の発生熱容量が変化する。このとき、従来の
方式では熱交換器7の熱容量は開閉器10の開状態、閉状
態の二状態でしか実現できないため、熱交換器7の熱交
換容量が大きい場合で、励起用ランプ2およびレーザ媒
質3からの発生熱量が少ない場合は、開閉器10が開かれ
たときに二次冷却水18の温度が急激に低下する。逆に熱
交換器7の熱容量が小さい場合で、励起用ランプ2およ
びレーザ媒質3からの発生熱量が大きい場合は、熱交換
器7の容量が不足するため十分な冷却能力が得られな
い。
【0008】また、発生熱量が少ない場合の二次冷却水
18の急激な温度変化を水タンク11の設置によって緩和し
ても、水タンク11の出口側の温度センサ8によって温度
調節器13をコントロールするときは、水タンク11が不感
帯となるため二次冷却水18の温度管理精度(範囲)が大
きくなる。また、水タンク11の入口側の温度センサ9に
よって温度調節器13をコントロールするときは、開閉器
10の開閉頻度が多くなるため二次冷却水18の温度の平滑
度(ハウジングが発生する)悪くなる。
【0009】このように、固体レーザのレーザ光出力
(発振条件)の種々の変化に対して二次冷却水18を一定
に精度よく管理することは困難であるため(二次冷却水
温度の変化は、レーザ媒質などの温度変化となる)、レ
ーザ光の出力を安定に維持することは難しいなどの問題
を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、電源装置からの励起用ランプへの投入電力量と二次
冷却水の温度より二次冷却水の循環流量を連続的に変化
させ、一次冷却水の温度、流量および励起用ランプ、レ
ーザ媒質からの発熱容量の大小に関係なく二次冷却水18
の温度変化少なくすることにより、レーザ媒質の温度を
一定に維持可能な固体レーザ用冷却装置を提供すること
を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の固体レーザ用冷却装置は、二次冷却水の流量
を連続的に可変、制御するために、従来の二次冷却水の
温度を制御するための温度調節器と開閉器の代わりに、
第1の手段としては、二次冷却水を循環させるための交
流電動機と、交流電動機の回転数を制御するために前記
交流電動機の駆動周波数を変化させるためのインバータ
回路と、二次冷却水の温度を検出するための温度センサ
と、励起用ランプへの入力電力を制御する電源装置と、
前記電源装置から励起用ランプへの入力電力値信号と前
記温度センサからの出力信号により前記インバータ回路
の交流電動機駆動用出力周波数を制御するための演算回
路Aを付加した構成としたものである。
【0012】第2の手段としては、二次冷却水を循環さ
せるための直流電動機と、直流電動機の回転数を制御す
るために前記直電動機の駆動電圧を変化させるための位
相制御回路と、二次冷却水の温度を検出するための温度
センサと、励起用ランプへの入力電力を制御する電源装
置と、前記電源装置から励起用ランプへの入力電力値信
号と前記温度センサからの出力信号より前記位相制御回
路の直流電動機駆動用出力電圧を制御するための演算回
路Bを付加した構成としたものである。
【0013】
【作用】上記の構成によって、電源装置からの励起用ラ
ンプへの入力電力値(励起用ランプの発熱量は入力電力
に比例する)と二次冷却水の温度により、演算回路Aあ
るいは演算回路Bで電動機の回転数を連続的に制御し、
冷却装置である熱交換器の熱交換容量を連続的に変化さ
せることによって、励起用ランプおよびレーザ媒質の発
熱源からの発熱容量の大小にかかわらず、二次冷却水の
温度変化を一定に保つことができ、レーザ媒質へ流入す
る二次冷却水の温度変化量を少なくすることが可能とな
る。また、一次冷却水の温度、流量変化による熱交換器
の熱交換率の変化に対しても二次冷却水温度を検出して
電動機の回転数を補正することにより、一次冷却水の温
度、流量変化に関係なく二次冷却水温度の温度管理精度
を向上させかつ平滑度の高い温度管理が可能な固体レー
ザ用冷却装置を実現できる。また、二次冷却水の平滑度
を向上させるための水タンクを必要としないため従来の
技術に比べ小型化が図れる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図1
を用いて説明する。図1は固体レーザ装置に用いられる
本発明の固体レーザ用冷却装置の第1の実施例を示す構
成図である。図1において、1はフラシュランプ、アー
クランプなどの励起用ランプへの入力電力を制御するた
めの電源装置、2はレーザ媒質3を励起するための励起
用ランプ、3はレーザ媒質、4は全反射鏡、5は部分反
射鏡、6は二次冷却水18内に励起用ランプ2およびレー
ザ媒質3を納めるための水槽、18は励起用ランプ2およ
びレーザ媒質3を冷却するための二次冷却水(純水)、
19は二次冷却水18を冷却するための一次冷却水、7は二
次冷却水18の熱を一次冷却水19に伝達するための冷却装
置としての熱交換器、15は二次冷却水18を循環させるた
めの交流電動機としての誘導電動機、8は二次冷却水の
温度を検出するための温度センサ、16は誘導電動機15の
回転数を変化させるために誘導電動機15への供給電力の
周波数を可変するためのインバータ回路、17はインバー
タ回路16の誘導電動機15への供給電力の周波数を制御す
るための演算回路Aである。
【0015】このように構成された固体レーザ用冷却装
置について、図1、図5を用いてその動作を説明する。
図5はインバータ回路の基本構成の一例を示す回路であ
る。まず、電源装置1から励起用ランプ2への入力電力
がなく励起用ランプ2が点灯していない場合は、温度セ
ンサ8からの出力信号を演算回路A17が受取り、二次冷
却水18の温度が設定温度に対して低いか高いかを判断す
る。低い場合はインバータ回路16に対して誘導電動機15
への出力電力を温度センサ8からの検出温度が設定温度
になるまで低周波数とするように、図5に示すインバー
タ回路16内のスイッチング素子16aの駆動周波数を下げ
る。逆に高い場合は温度センサ8の検出温度が二次冷却
水18の設定温度になるようインバータ回路16内のスイッ
チング素子16aの駆動周波数を上げる。インバータ回路
16内のスイッチング素子16aの駆動周波数はインバータ
回路16の出力電力の周波数と比例し、スイッチング素子
16aの駆動周波数の増減により誘導電動機15の回転数が
変化するため二次冷却水18の循環流量が変化する。
【0016】電源装置1から励起用ランプ2へ電力を供
給しレーザ媒質3を励起することによりレーザ光を発振
させている場合は、励起用ランプ2への供給電力量を表
す信号と温度センサ8によって検出された二次冷却水温
度を表す信号を演算回路17で取り込み、インバータ回路
16から誘導電動機15への入力電力の周波数を制御するこ
とにより、励起用ランプおよびレーザ媒質の発熱による
二次冷却水温度上昇を一定に保ち、励起用ランプ2およ
びレーザ媒質3からの発熱による二次冷却水の温度上昇
と熱交換器7の冷却熱量が等しくなるように誘導電動機
15の回転数を制御して、二次冷却水温度が設定温度にな
るようにする。
【0017】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図2を参照しながら説明する。図2は、固体レー
ザ装置に用いられる本発明の固体レーザ用冷却装置の第
2の実施例を示す構成図である。図2において、1は電
源装置、2は励起用ランプ、3はレーザ媒質、4は全反
射鏡、5は部分反射鏡、6は水槽、7は熱交換器、8は
温度センサ、15は誘導電動機、16はインバータ回路、17
は演算回路A、18は二次冷却水、19は一次冷却水で、こ
れらは図1の構成と同様なものである。
【0018】図1の構成と異なるのは、一次冷却水19の
熱交換器7への流入温度を検出するための温度センサ23
と、一次冷却水19の熱交換器7への流量を検出するため
の流量センサ14を付加することにより、温度センサ23と
流量センサ14からの信号を演算回路A17のインバータ回
路16の制御因子として処理する点であり、図1において
は、二次冷却水19の流量、温度変化による熱交換器7の
熱交換容量の変化を温度センサ8によって間接的に補正
していたが、図2においては、直接一次冷却水19の流
量、温度を検出し、一次冷却水19の流量、温度変化に対
する熱交換器7の熱交換容量の変化に対しても誘導電動
機15の回転数を補正することにより、二次冷却水18の温
度管理精度を向上させるようにしている。
【0019】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図3を参照しながら説明する。図3は固体レーザ
装置に用いられる本発明の固体レーザ用冷却装置の第3
の実施例を示す構成図、図6は位相制御回路の基本的な
構成の一例を示す回路図である。図3において、1は電
源装置、2は励起用ランプ、3はレーザ媒質、4は全反
射鏡、5は部分反射鏡、6は水槽、7は熱交換器、8は
温度センサ、18は二次冷却水、19は一次冷却水で、これ
らは図1の構成と同様なものである。
【0020】図1の構成と異なるのは、二次冷却水18を
循環させるための電動機として交流電動機15(誘導電動
機)の代わりに直流電動機20を用いた点で、直流電動機
20への入力電圧を制御するために位相制御回路21と、電
源装置1からの励起用ランプ2への入力電力値を表す信
号と温度センサ8からの信号によって、図7に示す位相
制御回路21内の複数のサイリスタ素子21aのゲート信号
を制御するための演算回路B22を用いることにより、図
1と同様の働きをするようにしている。固体レーザ用冷
却装置としての冷却能力が低容量(二次冷却水18の最大
流量値が低い場合)の場合、二次冷却水18を循環させる
ための電動機として、直流電動機20を用いることにより
冷却装置を小型化できる。
【0021】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて図4を参照しながら説明する。図4は固体レーザ
装置に用いられる本発明の固体レーザ用冷却装置の第4
の実施例を示す構成図である。図4において、1は電源
装置、2は励起用ランプ、3はレーザ媒質、4は全反射
鏡、5は部分反射鏡、6は水槽、7は熱交換器、8は温
度センサ、20は直流電動機、21は位相制御回路、22は演
算回路B、18は二次冷却水、19は一次冷却水で、これら
は図3の構成と同様なものである。
【0022】図3の構成と異なるのは、一次冷却水19の
熱交換器7への流入温度を検出するための温度センサ23
と、一次冷却水19の熱交換器7への流量を検出するため
の流量センサ14を付加することにより、温度センサ23と
流量センサ14からの信号を演算回路B22の位相制御回路
21の制御因子として処理する点にあり、図3において
は、二次冷却水19の流量、温度変化による熱交換器7の
熱交換容量の変化を温度センサ8によって間接的に補正
していたが、図4においては、直接一次冷却水19の流
量、温度を検出し、一次冷却水19の流量、温度変化に対
する熱交換器7の熱交換容量の変化に対しても直流電動
機20の回転数を補正することにより、二次冷却水18の温
度管理精度を向上させるようにしている。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、二次冷却
水を循環させるための交流電動機あるいは直流電動機の
回転数を連続的に変化させることによって、二次冷却水
の流量を連続的に変化させ、電源装置からの励起用ラン
プへの入力電力値(励起用ランプの発熱量は入力電力に
比例する)と二次冷却水の温度より、演算回路Aあるい
は演算回路Bによって電動機の回転数を制御して、励起
用ランプおよびレーザ媒質などの発熱源による二次冷却
水の温度変化を一定に保つことにより、二次冷却水温度
の温度管理精度を向上させかつ平滑度の高い温度管理が
可能となり、かつ、二次冷却水の平滑度を向上さるため
の水タンクを必要としないため従来の技術に比べ小型で
二次冷却温度管理精度の優れた固体レーザ用冷却装置を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における固体レーザ用冷
却装置の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例における固体レーザ用冷
却装置の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例における固体レーザ用冷
却装置の構成図である。
【図4】本発明の第4の実施例における固体レーザ用冷
却装置の構成図である。
【図5】インバータ回路の基本構成図である。
【図6】位相制御回路の基本構成図である。
【図7】従来例の固体レーザ用冷却装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 電源装置 2 励起用ランプ 3 レーザ媒質 4 光共振器を構成する全反射鏡 5 光共振器を構成する部分反射鏡 6 水槽 7 熱交換器(冷却装置) 8 二次冷却水用温度センサ 14 流量センサ 15 誘導電動機(交流電動機) 16 インバータ回路 17 演算回路A 18 二次冷却水 19 一次冷却水 20 直流電動機 21 位相制御回路 22 演算回路B 23 一次冷却水用温度センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラシュランプ、アークランプなどの励
    起用ランプの光を固体レーザ媒質に照射することによっ
    て、励起する固体レーザ装置に用いられて、励起用ラン
    プおよびレーザ媒質の温度を一定に保つための冷却装置
    であって、前記励起用ランプおよびレーザ媒質を冷却す
    る冷却水の循環速度を一定に保つ手段を設け、励起用ラ
    ンプおよびレーザ媒質の温度を一定に保つように構成し
    た固体レーザ用冷却装置。
  2. 【請求項2】 フラシュランプ、アークランプなどの励
    起用ランプの光を固体レーザ媒質に照射することによっ
    て、励起する固体レーザ装置に用いられて、励起用ラン
    プおよびレーザ媒質の温度を一定に保つ冷却装置であっ
    て、前記励起用ランプへの入力電力を制御するための電
    源装置と、レーザ媒質および励起用ランプを冷却する二
    次冷却水を循環させるための交流電動機と、二次冷却水
    の温度を検出するための温度センサAと、前記励起用ラ
    ンプからの熱源により温められた二次冷却水より熱を奪
    うための冷却装置と、前記交流電動機の駆動周波数を制
    御するためのインバータ回路と、前記電源装置からの励
    起用ランプへの入力電力と温度センサAからの信号によ
    り前記インバータ回路の交流電動機駆動用出力周波数を
    制御するための演算回路Aとを備えた固体レーザ用冷却
    装置。
  3. 【請求項3】 熱交換器の一次冷却水の温度を検出する
    ための温度センサBと、一次冷却水の流量を検出するた
    めの流量センサとを備え、演算回路Aは、励起用ランプ
    への入力電力と温度センサAの信号処理に加えて、前記
    温度センサBおよび前記流量センサからの信号処理を行
    い、インバータ回路の交流電動機駆動用出力周波数を制
    御するように構成した請求項2記載の固体レーザ用冷却
    装置。
  4. 【請求項4】 フラシュランプ、アークランプなどの励
    起用ランプの光を固体レーザ媒質に照射することによっ
    て、励起する固体レーザの冷却装置に用いられて、励起
    用ランプおよびレーザ媒質の温度を一定に保つ冷却装置
    であって、前記励起用ランプへの入力電力を制御するた
    めの電源装置と、レーザ媒質および励起用ランプを冷却
    する二次冷却水を循環させるための直流電動機と、二次
    冷却水の温度を検出するための温度センサAと、前記励
    起用ランプからの熱源により温められた二次冷却水より
    熱を奪うための冷却装置と、前記直流電動機の駆動電圧
    を制御するための位相制御回路と、前記電源装置からの
    励起用ランプへの入力電圧と温度センサAからの信号に
    より前記位相制御回路の直流電動機駆動用出力電圧を制
    御するための演算回路Bとを備えた固体レーザ用冷却装
    置。
  5. 【請求項5】 熱交換器の一次冷却水の温度を検出する
    ための温度センサBと、一次冷却水の流量を検出するた
    めの流量センサとを備え、演算回路Bは、励起用ランプ
    への入力電力と温度センサーAの信号処理に加えて、前
    記温度センサBおよび前記流量センサからの信号処理を
    行い、位相制御回路の直流電動機駆動用出力電圧を制御
    するように構成した請求項4記載の固体レーザ用冷却装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004045032A1 (en) * 2002-04-18 2004-05-27 The Boeing Company Systems and methods for thermal management of diode-pumped solid-state lasers

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WO2004045032A1 (en) * 2002-04-18 2004-05-27 The Boeing Company Systems and methods for thermal management of diode-pumped solid-state lasers
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