JPH05326395A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH05326395A
JPH05326395A JP12835692A JP12835692A JPH05326395A JP H05326395 A JPH05326395 A JP H05326395A JP 12835692 A JP12835692 A JP 12835692A JP 12835692 A JP12835692 A JP 12835692A JP H05326395 A JPH05326395 A JP H05326395A
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JP
Japan
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photoresist
semiconductor device
wafer
polishing
unevenness
Prior art date
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Pending
Application number
JP12835692A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichiro Aoki
利一郎 青木
Katsuya Okumura
勝弥 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】転写誤差を最小限に止め、短時間でできるフォ
トレジストの平坦化工程を有する半導体装置の製造方法
を提供することを目的とする。 【構成】まず、ウエハ上にフォトレジストを塗布する工
程8を行なう。次に、塗布されたフォトレジストを研磨
する工程9を行なう。続いて、露光工程10を行なう。 【効果】多層構造にせずにフォトレジストを平坦化で
き、転写誤差を最小限に止め、短時間で半導体装置を製
造することができる。さらに、フォトレジストの凹凸を
打ち消すためのフォトマスクの加工も必要なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、特にフォトレジストの平坦化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を[図6]乃至[図10]を参
照して説明する。
【0003】露光時のマスクパタ−ン転写精度を上げる
ため、ウエハ上に塗布されたフォトレジストの平坦化が
必要となる。フォトレジストが平坦でないと、露光時の
焦点がフォトレジスト最表面にある箇所や、フォトレジ
スト内部にある箇所、フォトレジストから離れた所にあ
る箇所などと、フォトレジスト表面の凹凸によりばらつ
いてしまい、マスクパタ−ンの忠実な転写は難しい。
【0004】そこで、例えば、第1の従来技術として3
層レジスト法が用いられている(特許公告公報 昭61
−52567号参照)。[図6]乃至[図8]は、この
3層レジスト法を用いた製造工程の一部を示す断面図で
ある。まず、ウエハ1上に順に、第1層のフォトレジス
ト2、例えばスピンオンガラスを用いた第2層の平坦化
層3、第3層のフォトレジスト4を形成する([図
6])。第1層のフォトレジスト2はウエハ1との密着
性を重視し、第2層の平坦化層3で平坦化を図り、第3
層のフォトレジスト4でパタ−ニングする。露光時の焦
点は、第3層のフォトレジスト4最表面に設定し露光す
る。続いて、第3層のフォトレジスト4のみを現像し
([図7])、このパタ−ニングされた第3層のフォト
レジスト4をマスクとして第1層のフォトレジスト2、
第2層の平坦化層3をパタ−ニングする([図8])。
【0005】また、第2の従来技術として、フォトレジ
スト2の平坦化をある程度軽減し、フォトレジスト2の
凹凸を打ち消すためにフォトマスク5自体にリサイズを
掛けるという手段がある。[図9]はこの手段を用いた
場合のフォトマスク5とウエハ1、フォトレジスト2の
関係を示す平面図及びA−A′断面図である。フォトマ
スク5のパタ−ン6は、仕上り幅一定の細長いパタ−ン
を作るためのものである。すなわち、ウエハ1の表面の
凹凸によりフォトレジスト2の表面に凹凸ができること
を予め計算し、フォトレジスト2の凹部に対応するフォ
トマスク5のパタ−ン6の部分は幅を太くリサイズして
いる。これは、露光時の焦点をフォトレジスト2の最表
面にするため、フォトレジスト2の凹部では、焦点から
ずれフォトマスク5のパタ−ン幅と、仕上がり幅が異な
ってしまうことの補正である。
【0006】なお、フォトレジスト2を単に厚く塗布す
るだけでは、露光エリア全域に渡る平坦性は得られな
い。[図10]はフォトレジスト2を厚く塗布した例を
示す断面図である。ウエハ1上にAl−Si−Cuで幅
1.0μm厚さ1.0μmのパタ−ンが形成されてい
る。その上に、フォトレジスト2を厚く回転塗布したも
のである。パタ−ン間隔の狭い部分aでは、フォトレジ
スト2は平坦であるが、間隔が5μm程度に広くなった
部分bでは、フォトレジスト2は0.7μmから0.8
μm程度凹になり、さらに間隔が広がった部分cでは、
フォトレジスト2は1.0μm凹になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術の様
に、フォトレジストを平坦化するために多層構造にする
ことは、マスクパタ−ンの複数回の転写を伴なうことに
なる。転写は誤差を含むものであり、転写を繰り返すこ
とは、それだけこの誤差が大きくなるということを意味
する。従って、平坦化による転写誤差の軽減効果が、複
数回の転写に起因する転写誤差の蓄積により十分生かさ
れていなかった。また、フォトレジストを多層構造にし
たり、転写を繰り返したりすることで、必然的に半導体
装置の製造に要する時間が増大している。
【0008】第2の従来技術の様に、フォトマスクを加
工する対策は、半導体装置の製造工程におけるウエハの
凹凸のばらつきに対応することが難しい。すなわち、膜
厚のばらつきやウエハ自体の厚さのばらつきがあり、ま
た、製造時の温度、気圧、湿度、塗布条件などのばらつ
きにより、フォトレジストの凹凸はばらついてしまう。
そのため、ウエハ毎はもちろんウエハ内の同一パタ−ン
箇所であってもフォトレジストの凹凸は異なり、例え製
造ライン毎にフォトマスクを変えても完全に対応するこ
とはできない。
【0009】また、フォトマスクの加工にも問題があ
る。パタ−ンのどの箇所がウエハ上の凹凸に対応するの
か精密に予測することはかなり困難である。その上、リ
サイズする上での最適値を求めることもまた困難であ
る。
【0010】上記したようにフォトレジストの平坦化に
伴う転写誤差の積み重ねと半導体装置の製造に要する時
間の増大という問題があった。また、フォトマスクの加
工では、フォトレジストの凹凸に追従しきれないという
問題があった。
【0011】そこで、本発明は上記欠点を除去し、転写
誤差を最小限に止め、短時間でできるフォトレジストの
平坦化工程を有する半導体装置の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、ウエハ上にフォトレジストを塗
布する工程と、塗布されたフォトレジストを研磨する工
程と、研磨されたフォトレジストを露光する工程とを備
えた半導体装置の製造方法を提供する。さらに、前記研
磨工程において削除するフォトレジストの厚さが1μm
以下である半導体装置の製造方法を提供する。
【0013】
【作用】このように構成された本発明に係わる半導体装
置の製造方法においては、フォトレジストを多層構造に
しなくても平坦化でき、そのため、パタ−ン転写を繰り
返さずに済み、転写誤差は最小になる。また、同様に製
造に要する時間も短くすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を[図1]乃至[図
5]を参照して説明する。
【0015】[図1]は、本発明の一実施例の製造工程
の一部を流れ図で示したものである。[図2]並びに
[図3]は、本発明の一実施例の製造工程を示す断面図
である。まず、ウエハ1上にフォトレジスト2を塗布す
る工程8を行なう([図2])。次に、塗布されたフォ
トレジスト2を研磨する工程9を行なう([図3])。
続いて、露光工程10を行なう。
【0016】[図4]を参照して本発明の一実施例の具
体例を説明する。ウエハ1上の段差が3000堯ある場
合、フォトレジスト2は広く平坦な部分で2.7μmの
厚さになるように回転塗布する。次に、研磨装置を用い
ウエハ1上に塗布されたフォトレジスト2を研磨する。
研磨剤として径が200堯以下のシリカ粒子を用いた。
研磨は、フォトレジスト2が前記2.7μmの厚さをも
つ部分で1.2μm削除される如く行なう。平坦化の効
果を示すため、[図4]の露光時間をパラメ−タとした
ベストフォ−カスからの距離と転写誤差、すなわち、フ
ォトマスクとフォトレジスト2とのパタ−ン寸法の差と
の関係を示すグラフを参照する。グラフより、ベストフ
ォ−カスからの距離、すなわち、フォトレジスト2の凹
凸の値が0.25μmあると、フォトレジスト2のパタ
−ン寸法が、0.02μmから0.03μm変化するこ
とが判る。ウエハ1上の段差が3000堯であるので、
フォトレジスト2の凹凸の値は、少なくとも0.25μ
mはある。従って、最小線幅0.5μmのポリシリコン
のパタ−ンを形成した場合、フォトレジスト2の研磨を
行なわずに形成すると、ポリシリコンのパタ−ン寸法の
ばらつきは、0.02μmから0.03μmであった
が、前述の如くフォトレジスト2を研磨した場合は、
0.003μm以下であった。この事から、本発明によ
れば、フォトレジスト2が平坦化され、フォ−カス面と
フォトレジスト2の表面が合致していることが判る。
【0017】本発明のフォトレジストを研磨する工程に
おいて、どの程度の厚さだけ研磨してフォトレジストを
削除することが最適であるのかという問題がある。すな
わち、この研削量と研磨後のフォトレジスト表面の凹凸
の関係が問題となる。露光時のフォトレジストの厚さの
最適値は、露光工程の条件により求めることができる。
すなわち、薄くなればマスク材としての信頼性が小さく
なり、逆に厚くなれば露光時の光の回析等による誤差が
増え、また、エッチング誤差も増える。この様に研磨後
のフォトレジストの厚さは決まった値にすることが望ま
しく、フォトレジストの研削量は、塗布時の厚さにより
制限される。[図5]は、フォトレジストの研削量と研
磨後の表面の凹凸との関係を示すグラフである。これよ
り、研削量が多すぎるとフォトレジスト表面のばらつき
が大きくなることが判る。これは、研磨時にフォトレジ
ストに物理的な力が加わるためダメ−ジを与えるからで
あると考えられる。研削量が少なすぎると、塗布時のフ
ォトレジストの凹凸に追従できず、凹凸がそのまま残っ
てしまう。現在の半導体装置の製造工程におけるウエハ
表面の凹凸は、各工程により異なり、0.5μmから
1.2μmの値をとっている。そこで、研削量は1.0
μmを越えるとダメ−ジが大きくなるため、1.0μm
以下とし、各々の工程におけるウエハ表面の段差に合わ
せた値とする。
【0018】なお、以上の説明では、研磨剤としてシリ
カ粒子を用いたが、酸化セリウムなどを用いても構わな
い。また、径が200堯以下としたが、この値に限定す
るものではない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多層構造にせずにフォトレジストを平坦化でき、転写誤
差を最小限に止め、短時間で半導体装置を製造すること
ができる。さらに、フォトレジストの凹凸を打ち消すた
めのフォトマスクの加工も必要なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の製造工程の一部を示す流れ
【図2】本発明の一実施例の製造工程を示す断面図
【図3】本発明の一実施例の製造工程を示す断面図
【図4】ベストフォ−カスからの距離と転写誤差との関
係を示すグラフ
【図5】フォトレジストの研削量と研磨後の表面の凹凸
との関係を示すグラフ
【図6】第1の従来技術の製造工程の一部を示す断面図
【図7】第1の従来技術の製造工程の一部を示す断面図
【図8】第1の従来技術の製造工程の一部を示す断面図
【図9】第2の従来技術の製造工程の一部を示す平面図
及びA−A′断面図
【図10】従来技術を示す断面図
【符号の説明】
8 フォトレジスト塗布工程 9 フォトレジスト研磨工程 10 露光工程

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハ上にフォトレジストを塗布する工
    程と、塗布されたフォトレジストを研磨する工程と、研
    磨されたフォトレジストを露光する工程とを具備するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記研磨工程において削除するフォトレ
    ジストの厚さが1μm以下であることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置の製造方法。
JP12835692A 1992-05-21 1992-05-21 半導体装置の製造方法 Pending JPH05326395A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012529377A (ja) * 2009-06-12 2012-11-22 ニヴァロックス−ファー ソシエテ アノニム 金属小型構造体を製造する方法、およびその方法で製造した小型構造体
JP2018170505A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 ローム アンド ハース エレクトロニック マテリアルズ シーエムピー ホウルディングス インコーポレイテッド カチオン性粒子含有スラリー及びスピンオン炭素膜のcmpのためのその使用方法

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