JPH05326389A - レジストパターンの形成方法 - Google Patents

レジストパターンの形成方法

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JPH05326389A
JPH05326389A JP12728692A JP12728692A JPH05326389A JP H05326389 A JPH05326389 A JP H05326389A JP 12728692 A JP12728692 A JP 12728692A JP 12728692 A JP12728692 A JP 12728692A JP H05326389 A JPH05326389 A JP H05326389A
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JP
Japan
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resist
resist pattern
development
forming
amount
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JP12728692A
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English (en)
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Hiroyuki Tanaka
裕之 田中
Akira Oikawa
朗 及川
Nobuaki Santo
伸明 山東
Shuichi Miyata
修一 宮田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、レジストパターンの形成方法に関
し、レジストパターンを微細に形成する際にレジストパ
ターン上部に庇が生じないようにすることができ、レジ
ストパターン線幅を所望の寸法で安定に形成することが
でき、エッチング後のパターン線幅を所望の寸法で安定
に形成することができるレジストパターンの形成方法を
提供することを目的とする。 【構成】 ポジ型の化学増幅レジストのレジストパター
ンを形成する際に、現像後の未露光部の膜厚がレジスト
塗布後の膜厚に比べて500Å以上2000Å以下の範
囲で薄くなるように設定するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジストパターンの形
成方法に係り、詳しくは、半導体集積回路のフォトリソ
グラフィー技術に通用することができ、特に、レジスト
パターンを微細に形成する際、レジストパターン上部に
庇が生じないようにすることができるレジストパターン
の形成方法に関する。
【0002】近年のLSIには、回路の高集積化に伴
い、パターンの微細化が要求されている。このため、短
波長(KrFエキシマの波長:248nm)の光源を用
いた露光装置であるエキシマ・ステッパに適したレジス
ト材料が要求されている。
【0003】
【従来の技術】従来、感光性レジストには、ノボラック
樹脂やノボラック樹脂とナフトキノンジアジドの混合樹
脂が用いられている。これらの感光性レジスト樹脂はg
線、i線で用いると、透過率が80%〜90%と高くて
解像力に優れているという利点を有する。
【0004】しかしながら、これらの樹脂では、パター
ンを更に微細化しようとしてKrF用で用いると、透過
率が20〜40%と極端に低下し、解像力が低下してし
まうという欠点を有する。このため、従来では、KrF
用で用いる場合は、触媒化学反応を利用した化学増幅レ
ジストを用いる方法が知られている。この化学増幅レジ
ストでは触媒化学反応の為、透過率劣化の要因の1つで
ある感光剤の量を減らすことができ、KrF用で用いて
も透過率を約60%と高くすることができ、上記のg
線、i線用レジストの場合よりも解像力を上げることが
できるという利点を有する。この化学増幅レジストに
は、主に2成分系と3成分系の2種のものが知られてい
る。2成分系のものは、酸触媒下でベークするとアルカ
リ可溶になる樹脂と光酸発生剤とからなるものである。
3成分系のものは、アルカリ可溶樹脂と酸触媒下でベー
クするとアルカリ可溶になる溶解抑止剤と光酸発生剤と
からなるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の化学増
幅レジストでは、図4(a)に示す如く基板31上にポジ
型の化学増幅レジスト32を塗布し、図4(b)に示す如
く露光すると、露光されたレジスト32領域内で酸
(H+ )が発生すると同時に、処理雰囲気中に含まれる
アミン等の不純物の影響を受けて露光されたレジスト32
領域表面の酸が消費され始め、図4(c)に示す如くベ
ークすると、表面の酸が更に消費されてしまい、図4
(d)に示す如くアルカリ現像液で現像すると、酸が抜
けたレジスト32上部はアルカリ現像液で溶け難くなって
しまうため、レジストパターン32a上部に庇が発生しま
うという現象があった。そして、このレジストパターン
32a上部に発生する庇はパターン32a底部の寸法よりも
大きく形成されるため、この庇が生じたパターン32aを
マスクとしてドライエッチングすると、エッチング後の
パターン線幅が所望の寸法よりも細ってしまっていた。
しかも、この庇は一様な形状で再現性良く形成されるの
ではなく、雰囲気の影響の受け方でばらつき易いため、
パターン32の線幅が不安定になってしまい、結局エッチ
ング後のパターン線幅は不安定になってしまっていた。
そして、パターンが更に微細化されると、図4(d)に
示す如く、パターンが現像されずにレジストパターン32
a上部が繋がってしまって、マスクとしての役割を果た
せなくなってしまうということがあった。
【0006】このように、従来のレジストパターンの形
成方法では、微細パターンが解像しないとか、レジスト
パターン線幅やエッチング後のパターン線幅が不安定に
なるといった問題が生じていた。そこで本発明は、レジ
ストパターンを微細に形成する際にレジストパターン上
部に庇が生じないようにすることができ、レジストパタ
ーン線幅を所望の寸法で安定に形成することができ、エ
ッチング後のパターン線幅を所望の寸法で安定に形成す
ることができるレジストパターンの形成方法を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるレジストパ
ターンの形成方法は上記目的達成のため、ポジ型の化学
増幅レジストのレジストパターンを形成する際に、現像
後の未露光部の膜厚がレジスト塗布後の膜厚に比べて5
00Å以上2000Å以下の範囲で薄くなるように設定
するものである。
【0008】本発明に係る化学増幅レジストは、アルカ
リ可溶な樹脂のアルカリ可溶基の一部をアルカリ不溶の
保護基に変えたものを、酸と熱によってアルカリ可溶な
基に戻すタイプのレジスト及び、アルカリ可溶な樹脂に
酸と熱によって崩壊、又はアルカリ可溶になる溶解抑止
剤と光酸発生剤を加えたタイプのレジストである。本発
明においては、前記現像する際の現像液の濃度を調整す
ることによって現像後の未露光部の膜減り量を所望の値
にする場合であってもよく、この場合、現像液の濃度を
濃くすることによって未露光部の現像速度を増大させて
膜減り量を増大させることができる。また、前記レジス
ト塗布後のベーク温度及びベーク時間の少なくともどち
らか一方を調整することによって現像後の未露光部の膜
減り量を所望の値にする場合であってもよく、この場
合、レジスト塗布後のプリベーク温度を下げたり、プリ
ベーク時間を短くしたりすることによって、未露光部の
現像速度を増大させて膜減り量を増大させることができ
る。また、前記レジスト中の樹脂の現像液溶解速度、若
しくは現像液溶解抑止剤の種類または量を調整すること
によって現像後の未露光部の膜減り量を所望の値にする
場合であってもよく、この場合、例えば樹脂のt−BO
C化率を下げたり、現像抑止剤の種類を低溶解抑止効果
のものにしたり、現像液抑止剤の量を減らしたりするこ
とによって未露光部の現像速度を増大させて膜減り量を
増大させることができる。
【0009】次に、本発明においては、濃い現像液を用
いて前記レジスト上部を現像し、その後引き続いて、該
現像液でより薄い現像液でレジスト下部を現像する場合
であってもよく、レジスト上部の現像速度を増大させる
ことができるとともに、レジスト下部の形状を良好にす
ることができる。また、露光部及び未露光部を非選択的
に表面のみを溶解除去し、その後現像する場合であって
もよく、この場合、良好なパターン形状にすることがで
きる。また、前記化学増幅レジストのアルカリ可溶基の
数に対する保護基の数の割合を調整することによって現
像後の未露光部の膜減り量を所望の値にする場合であっ
てもよく、この場合、例えば樹脂のt−BOC化率を下
げることによって未露光部の現像速度を増大させること
ができる。
【0010】次に本発明においては、前記露光部と未露
光部の現像速度比が100以下である場合であってもよ
く、この場合、光があたっていようがいまいが、未露光
部を効率良く現像することができる。また、前記ポジ型
の化学増幅レジストの溶解抑止材料の量を少な目に配合
することによって現像後の未露光部の膜減り量を所望の
値にする場合であってもよく、この場合、酸と熱で崩壊
する溶解抑止剤を含有する3成分等のポジ型化学増幅レ
ジストにおいて、未露光部の現像速度を増大させて膜減
り量を増大させることができる。
【0011】本発明においては、露光用の光源には、超
高圧水銀ランプ、エキシマレーザ、電子ビーム、X線等
が挙げられる。
【0012】
【作用】図1は本発明の原理説明図である。図1におい
て、1は基板であり、2は基板1上に塗布されたポジ型
の化学増幅レジストであり、2a、2bはポジ型の化学
増幅レジスト2が露光、現像によりパターニングされレ
ジストパターンである。従来では、現像後の未露光部の
膜厚(レジストパターン2b厚)が、レジスト塗布後の
膜厚(レジストパターン2b厚)と略同じになるように
設定して、レジストパターン2bを形成していたため、
前述の如く表面の酸が消費されてレジストパターン2b
上部に庇が発生してしまっていたが、本発明では、現像
後の未露光部の膜厚(レジストパターン2a厚)がレジ
スト塗布後の膜厚(レジストパターン2厚)に比べて5
00Å以上2000Å以下の範囲で薄くなるように設定
して、上部に庇が発生しないようにレジストパターン2
aを形成する。このように、現像終了時点で、従来発生
していた庇の膜厚分だけ、未露光部が膜減りするように
する。この庇の部分は光が照射された部分なので、未露
光部と同じ状態になっているとは限らないが、アルカリ
現像液に不溶という意味では両者は良く似た特性を示す
ので、このように、未露光部もアルカリ現像液で適量削
れるようにすることで、庇部を除去することができる。
このため、レジストパターンを微細に形成する際にレジ
ストパターン上部に庇部をなくすることができるため、
レジストパターン線幅を所望の寸法で安定に形成するこ
とができ、エッチング後のパターン線幅を所望の寸法で
安定に形成することができる。従って、正確なレジスト
・パターンボトム寸法を測定することができるため、安
定したデバイス特性を得ることができる他、環境の影響
を低減することができるため、LSI量産工場毎に、環
境対策したり、レジストプロセスの条件出しをしたりす
る必要を無くすことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
3は本発明の一実施例に則したレジストパターンの形成
方法を説明する図である。図2において図1と同一符号
は同一または相当部分を示す。ここで、この図1を用い
てそのレジストパターンの形成方法を説明する。本実施
例では、t−BOC化PVPと光酸発生剤(以下PAG
(Photo Acid Generator))から
なるポジ型化学増幅レジストを用いて下記のプロセスを
通す。
【0014】まず、図2(a)に示すように、基板1上
にポジ型の化学増幅レジスト2をスピン塗布した後、例
えば90℃、90秒でプリベークする。次に、図2
(b)に示すように、KrFエキシマステッパ(入=2
48nm)でレジスト2に露光する。この時、露光され
たレジスト2領域内に酸(H+ )が発生すると同時に処
理雰囲気中に含まれるアミン等の不純物の影響を受けて
露光されたレジスト2領域表面の酸が消費され始める。
【0015】次に、図2(c)に示すように、例えば1
00℃、60秒でベーク(PEB:Post Expo
rre Bake)する。この時、レジスト2領域表面
の酸が更に消費される。前述したように、通常、レジス
ト上部の庇の厚さは500Å以上2000Å以下である
ので、この部分の厚さ分だけ、光が当たっていようがい
まいが削れて除去されるように、レジスト材料の条件、
プロセス条件を設定してやるとよい。即ち、現像後の未
露光部の膜厚がレジスト塗布後の膜厚に比べて500Å
以上2000Å以下の範囲で膜減りするように、例えば
TMAH(テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイ
ド)の2.38wt%水溶液、60秒でポジ型化学増幅
レジスト2をアルカリ現像することにより、図2(d)
に示すようなレジストパターン2aを得ることができ
る。
【0016】このように本実施例では、現像後の未露光
部の膜厚がレジスト塗布後の膜厚に比べて500Å以上
2000Å以下の範囲で膜減りさせて薄くなるようにポ
ジ型化学増幅レジスト2をアルカリ現像するようにした
ため、ポジ型化学増幅レジスト2の未露光部を膜減りさ
せると同時に、レジストパターン2a上部の庇部を除去
することができる。このため、レジストパターン2a線
幅を所望の寸法で安定に形成することができ、エッチン
グ後のパターン線幅を所望の寸法で安定に形成すること
ができる。なお、膜減り後のレジストパターン2a厚が
設定値になるように予めポジ型化学増幅レジスト2厚を
厚目に塗布するのは言うまでもない。
【0017】なお、本発明においては、前記現像する際
の現像液の濃度を調整することによって現像後の未露光
部の膜減り量を所望の値にする場合であってもよく、こ
の場合、現像液濃度を濃くすることによって未露光部の
現像後の膜減り量を増大させることができ、現像後の未
露光部の膜減り量を所望の値にすることができる。上記
実施例でも説明したように通常は2.38wt%のTM
AH水溶液が良く使われているが、この濃度を例えば3
〜4wt%にすると、膜減り量を増大させることができ
る。また、現像時間を長くすることで、未露光部の膜減
り量を増加させることも可能であるが、あまり現像時間
を長くするとスループットを低下させるので好ましくな
い。
【0018】次に、本発明においては、前記レジスト塗
布後のベーク温度及びベーク時間の少なくともどちらか
一方を調整することによって現像後の未露光部の膜減り
量を所望の値にする場合であってもよく、この場合、レ
ジスト塗布後のプリベーク温度を下げたり、プリベーク
時間を短くしたりすることによって、未露光部の現像温
度を増大させて膜減り量を増大させることができ、現像
後の未露光部の膜減り量を増大させることができる。例
えば、プリベーク温度を50〜60℃程度で行ったり、
プリベーク時間を5〜20秒と短い時間で行うと、上記
実施例の場合よりも膜減り量を増大させることができ
る。
【0019】次に、上記したものでは、現像条件とか、
ベーク条件を変えて膜減り量を増大させる方法について
説明したが、本発明においては、レジスト材料そのもの
を変えて、即ち、レジスト中の樹脂の現像液溶解速度、
若しくは現像液溶解抑止剤の種類または量を調整するこ
とによって、現像後の未露光部の膜減り量を増大させる
場合であってもよい。例えば、後述の如く樹脂のt−B
OC化率を下げたり、現像抑止剤の種類を低抑止効果の
ものにしたり、現像抑止剤の量を減らしたりすることに
よって現像後の未露光部の膜減り量を増大させることが
できる。
【0020】次に、本発明においては、濃い現像液を用
いて前記レジスト上部を現像し、その後引き続いて、現
像液でより薄い現像液でレジスト下部を現像する場合で
あってもよく、この場合、レジスト上部の庇部を速く現
像除去することができるとともに、レジスト上部の形状
を濃い現像液で現像する場合よりも良好にすることがで
きる。
【0021】次に、本発明においては、庇部の厚さ相当
の表面のレジストを有機溶剤の混合液で露光部及び未露
光部を非選択的に溶解除去してスピン乾燥し、その後ア
ルカリ現像する場合であってもよく、この場合、パター
ン形状を良好にすることができる。なお、有機溶剤とし
ては、アルコール水溶液や、2種以上の有機溶剤の混合
液等を用いるとよい。
【0022】次に、本発明においては、化学増幅レジス
トのアルカリ可溶基の数に対する保護膜基の数の割合を
調整することによって現像後の未露光部の膜減り量を所
望の値にする場合であってもよく、この場合、例えば図
3に示すような樹脂(パラ(ターシャリーブトキシカル
ボニロキシ)スチレンとビニルフェノールの共重合体)
のt−BOC化率(例えば15%以下)を下げることに
よって膜減り量を増大させることができる。なお、樹脂
としては、図3に示すものには限らず様々なタイプのも
のがあるが、基本的にはアルカリ不溶基とアルカリ可溶
基からなるものであればよい。但し、樹脂の種類が異な
れば、図2のn/m+nの最適値も異なるのは言うまで
もない。
【0023】通常、ポジ型レジストにおいては、パター
ンのコントラストを上げるために適正露光での露光部
と、未露光部の現像速度比を100以上にするが、本発
明においては、前記露光部と未露光部の現像速度比が1
00以下である場合であってもよく、この場合、光があ
たっていようがいまいが未露光部を効率良く現像するこ
とができる。
【0024】次に、本発明においては、元々アルカリ可
溶の樹脂と、アルカリ不溶の溶解抑止剤とPAGを混合
してある3成分系のポジ型化学増幅レジストにおいて、
この溶解抑止剤の量を少な目に設定して、未露光部の膜
減り量を増すようにする場合であってもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、レジストパターンを微
細に形成する際にレジストパターン上部に庇が生じない
ようにすることができ、レジストパターン線幅を所望の
寸法で安定に形成することができ、エッチング後のパタ
ーン線幅を所望の寸法で安定に形成することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例に則したレジストパターンの
形成方法を説明する図である。
【図3】ポジ型化学増幅レジストの構造式の一例を示す
図である。
【図4】従来例の課題を説明する図である。
【符号の説明】
1 基板 2 ポジ型の化学増幅レジスト 2a レジストパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 修一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポジ型の化学増幅レジストのレジストパ
    ターンを形成する際に、現像後の未露光部の膜厚がレジ
    スト塗布後の膜厚に比べて500Å以上2000Å以下
    の範囲で薄くなるように設定することを特徴とするレジ
    ストパターンの形成方法。
  2. 【請求項2】 前記現像する際の現像液の濃度を調整す
    ることによって現像後の未露光部の膜減り量を所望の値
    にすることを特徴とする請求項1記載のレジストパター
    ンの形成方法。
  3. 【請求項3】 前記レジスト塗布後のベーク温度及びベ
    ーク時間の少なくともどちらか一方を調整することによ
    って現像後の未露光部の膜減り量を所望の値にすること
    を特徴とする請求項1記載のレジストパターンの形成方
    法。
  4. 【請求項4】 前記レジスト中の樹脂の現像液溶解速
    度、若しくは現像液溶解抑止剤の種類または量を調整す
    ることによって現像後の未露光部の膜減り量を所望の値
    にすることを特徴とする請求項1記載のレジストパター
    ンの形成方法。
  5. 【請求項5】 濃い現像液を用いて前記レジスト上部を
    現像し、その後引き続いて、該現像液でより薄い現像液
    でレジスト下部を現像することを特徴とする請求項1記
    載のレジストパターンの形成方法。
  6. 【請求項6】 露光部及び未露光部を非選択的に表面の
    みを溶解除去し、その後現像することを特徴とする請求
    項1記載のレジストパターンの形成方法。
  7. 【請求項7】 前記化学増幅レジストのアルカリ可溶基
    の数に対する保護基の数の割合を調整することによって
    現像後の未露光部の膜減り量を所望の値にすることを特
    徴とする請求項4記載のレジストパターンの形成方法。
  8. 【請求項8】 前記露光部と未露光部の現像速度比が1
    00以下であることを特徴とする請求項1記載のレジス
    トパターンの形成方法。
  9. 【請求項9】 前記ポジ型の化学増幅レジストの溶解抑
    止材料の量を少な目に配合することによって現像後の未
    露光部の膜減り量を所望の値にすることを特徴とする請
    求項4記載のレジストパターンの形成方法。
JP12728692A 1992-05-20 1992-05-20 レジストパターンの形成方法 Withdrawn JPH05326389A (ja)

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