JPH05325973A - 正極活物質並びにそれを用いた電池 - Google Patents

正極活物質並びにそれを用いた電池

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JPH05325973A
JPH05325973A JP4124398A JP12439892A JPH05325973A JP H05325973 A JPH05325973 A JP H05325973A JP 4124398 A JP4124398 A JP 4124398A JP 12439892 A JP12439892 A JP 12439892A JP H05325973 A JPH05325973 A JP H05325973A
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battery
chemical
fluorine
phenylalkyl
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Kazunori Takada
和典 高田
Noboru Aotani
登 青谷
Shigeo Kondo
繁雄 近藤
Tetsuji Kawakami
哲司 川上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フッ化物イオン伝導性固体電解質を用いた電
池において、作動電圧が1.0V以上である電池を構成
する。 【構成】 第4級複素環式窒素化合物のハロゲン化物、
あるいはそのフッ素錯体を正極活物質として用い、フッ
化物イオン伝導性固体電解質を用いた電池を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電解質としてフッ化物
イオン伝導性固体電解質を用いた電池と、その正極活物
質に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電解質として固体電解質を用いた
室温動作型電池としてはリチウムイオン伝導性固体電解
質、銀イオン伝導性固体電解質あるいは銅イオン伝導性
固体電解質などの陽イオン伝導性固体電解質を用いた電
池が主として検討されてきたが、フッ化物イオンのよう
な陰イオン伝導性固体電解質を用いた電池については殆
ど検討が行われていなく、一部正極材料として銅/フッ
化銅を用い、負極材料としてフッ化鉛/鉛を用いた研究
が報告されているにすぎない。これら電池の特性として
は放電電圧が約0.7V以下で動作するもので、電池と
しては実用性に欠けるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、正極材料と
して1.0V以上で動作する材料を用い、高エネルギー
密度の電池系を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の正極活物質は、第4級複素環式窒素化合物
のハロゲン化物、あるいは第4級複素環式窒素化合物の
ハロゲン化物とフッ素からなる錯体を主成分とすること
を特徴とする。
【0005】前記第4級複素環式窒素化合物のハロゲン
化物としては、下記一般式 (I)、(II)、または (III)
(ただし、R1 はアルキル基、シクロアルキル基、フェ
ニル基、フェニルアルキル基またはアルコキシカルボニ
ル基を示し、R2 は水素原子、アルキル基、フェニル
基、フェニルアルキル基、ニトロ基またはニトリル基を
示し、R3 は水素原子、アルキル基、シクロアルキル
基、フェニル基、フェニルアルキル基またはアルコキシ
カルボニル基を示し、Yはヨウ素、臭素、塩素およびフ
ッ素の群から選択されたハロゲン原子を示す。)、で表
される化合物からなる群より選択された化合物を用いる
のが好ましい。
【0006】
【化13】
【0007】
【化14】
【0008】
【化15】
【0009】また、前記第4級複素環式窒素化合物のハ
ロゲン化物とフッ素からなる錯体としては、下記一般式
(IV)、 (V)、または(VI)(ただし、R1 はアルキル基、
シクロアルキル基、フェニル基、フェニルアルキル基ま
たはアルコキシカルボニル基を示し、R2 は水素原子、
アルキル基、フェニル基、フェニルアルキル基、ニトロ
基またはニトリル基を示し、R3 は水素原子、アルキル
基、シクロアルキル基、フェニル基、フェニルアルキル
基またはアルコキシカルボニル基を示し、Yはヨウ素、
臭素、塩素およびフッ素の群から選択されたハロゲン原
子を示し、xはフッ素の含有量を表し、1以上の実数を
示す。)、で表される化合物からなる群より選択された
化合物を用いるのが好ましい。
【0010】
【化16】
【0011】
【化17】
【0012】
【化18】
【0013】また、前記第4級複素環式窒素化合物のハ
ロゲン化物としては、下記一般式 (VII)、(VIII)、また
は(IV)(ただし、R1 はアルキル基、シクロアルキル
基、フェニル基、フェニルアルキル基またはアルコキシ
カルボニル基を示し、R2 は水素原子、アルキル基、フ
ェニル基、フェニルアルキル基、ニトロ基またはニトリ
ル基を示し、R3 は水素原子、アルキル基、シクロアル
キル基、フェニル基、フェニルアルキル基またはアルコ
キシカルボニル基を示し、R4 はアルキレン基を示し、
Yはヨウ素、臭素、塩素およびフッ素の群から選択され
たハロゲン原子を示し、またn1 は重合度で1以上の整
数を示し、n2 はハロゲンの陰イオンの含有量であり、
1 と等しい整数を示す。)、で表される化合物からな
る群より選択された高分子化合物を用いるのが好まし
い。
【0014】
【化19】
【0015】
【化20】
【0016】
【化21】
【0017】また、前記第4級複素環式窒素化合物のハ
ロゲン化物とフッ素からなる錯体としては、下記一般式
(X)、(XI)、または (XII)(ただし、R1 はアルキル
基、シクロアルキル基、フェニル基、フェニルアルキル
基またはアルコキシカルボニル基を示し、R2 は水素原
子、アルキル基、フェニル基、フェニルアルキル基、ニ
トロ基またはニトリル基を示し、R2 、R3 は水素原
子、アルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、フェ
ニルアルキル基またはアルコキシカルボニル基を示し、
4 はアルキレン基を示し、Yはヨウ素、臭素、塩素お
よびフッ素の群から選択されたハロゲン原子を示し、x
はフッ素の含有量を表し、1以上の実数を示し、またn
1 は重合度で1以上の整数を示し、n2 はハロゲンの陰
イオンの含有量であり、n1 と等しい整数を示す。)、
で表される化合物からなる群より選択された高分子化合
物を用いるのが好ましい。
【0018】
【化22】
【0019】
【化23】
【0020】
【化24】
【0021】また、本発明の電池は、電解質としてフッ
化物イオン伝導性固体電解質を用いた電池において、前
記本発明の正極活物質を用いることを特徴とする。
【0022】また、前記フッ化物イオン伝導性固体電解
質としては、PbSnF4 もしくはPb1-X Sn1-y
x+y 4+2x+2y で表される固体電解質を用いるのが好
ましい。
【0023】
【作用】正極活物質として用いられる第4級複素環式窒
素化合物のハロゲン化物は、フッ素と反応しポリフッ素
化合物を形成する。n−メチルアイオドポリフロライド
を例にとると、下記反応式(A)で表されるように、フ
ッ素イオンとn−メチルアイオダイドの遊離・会合反応
が電気化学的に可逆に起こり、その結果フッ化物イオン
伝導性固体電解質を用いた電池の正極活物質として作用
する。
【0024】
【化25】
【0025】ポリフッ素化合物を正極活物質として用
い、負極活物質として例えばフッ化鉛を用いた場合の電
池反応は、下記反応式(B)で表される。
【0026】
【化26】
【0027】ここで、放電種であるフッ素は、ポリフッ
素化合物で補われるものであり、上記のn−メチルアイ
オドポリフロライドを例にとると、下記反応式(C)、
(D)、(E)、のように放電とともに漸次フッ素が該
化合物より遊離してくるものと考えられる。
【0028】
【化27】
【0029】
【化28】
【0030】
【化29】
【0031】前記一般式 (I)〜(XII) で表される化合物
のうちフッ素錯体の具体例を下記(化30)〜(化4
8)に示す。
【0032】
【化30】
【0033】
【化31】
【0034】
【化32】
【0035】
【化33】
【0036】
【化34】
【0037】
【化35】
【0038】
【化36】
【0039】
【化37】
【0040】
【化38】
【0041】
【化39】
【0042】
【化40】
【0043】
【化41】
【0044】
【化42】
【0045】
【化43】
【0046】
【化44】
【0047】
【化45】
【0048】
【化46】
【0049】
【化47】
【0050】
【化48】
【0051】本発明の第4級複素環式窒素化合物のポリ
フッ化物錯体は、一般に第4級アンモニウム基を有する
有機化合物にフッ素を反応させることにより得ることが
できる。
【0052】例えば、一般式(I) で表される化合物の1
つであるn−メチルピリジニウムアイオドポリフルオラ
イドは、下記反応式(F)のように、ピリジンとヨウ化
メチルとを直接あるいはニトロベンゼン中で反応させ、
先ずn−メチルピリジニウムアイオダイドをつくる。
【0053】
【化49】
【0054】この他、ピリジンおよびピリジン誘導体と
反応させるヨウ化メチル以外にヨウ化エチル、塩化メチ
ル、臭化エチル、フッ化ヘキシル等のハロゲン化アルキ
ルやハロゲン化水素を用いることにより、容易に複素環
式窒素化合物を得ることができる。
【0055】ついで、このような化合物にフッ素を接触
させれば、下記反応式(G)に示したように容易にn−
メチルアイオドポリフロライドを得ることができる。
【0056】
【化50】
【0057】他の第4級複素環式窒素化合物も同様の反
応を行うことでポリフロライド化合物を得ることができ
る。
【0058】また、ポリフッ素錯体を用いない場合に
も、電気化学的過程により同様の効果を得ることができ
る。
【0059】同様にn−メチルピリジニウムアイオダイ
ドを例にとり説明を行う。メチルピリジニウムアイオダ
イドは、(化51)で示される構造を持つ化合物である
が、メチルピリジニウムアイオダイドを正極活物質とし
て、負極活物質として例えばフッ化鉛(PbF2 )を用
いて電池を構成した場合、その充電過程において正極で
は下記反応式(H)で表される反応が生じる。なお反応
式(H)の反応により消費されるフッ化物イオンは、充
電過程の負極における下記反応式(J) で表される還元
反応により供給される。以上のように電気化学的過程に
おいてn−ピリジニウムアイオドポリフロライドが生じ
るため、ポリフッ素錯体以外の第4級複素環式窒素化合
物も同様に用いることができる。
【0060】
【化51】
【0061】
【化52】
【0062】
【化53】
【0063】また、フッ化物イオン伝導性固体電解質と
しては、PbSnF4 もしくはPb 1-X Sn1-y Zr
x+y 4+2x+2y が、イオン伝導性に優れ、かつ大気中の
湿度などに対して安定であることから特に好ましく用い
られる。
【0064】
【実施例】以下、本発明について実施例を用いて詳細に
説明する。 (実施例1)本発明の一実施例として、第4級複素環式
窒素化合物としてn−メチルピリジニウムアイオダイド
を、フッ化物イオン伝導性固体電解質としてPbSnF
4 を用いた電池について説明を行う。
【0065】図1は本発明による電池の一構成例を示す
もので、1は直径10mmφ、厚さ0.5mmの負極
で、フッ化鉛(PbF2 )と固体電解質(PbSn
4 )を5:5の重量割合で混合したものをステンレス
網2を中心にしてプレスによりペレット状に加圧成形し
たものである。3は直径10mmφ、厚さ0.25mm
の固体電解質(PbSnF4 )層である。4は正極で、
メチルピリジンーヨウ素錯体と固体電解質(PbSnF
4 )を5:5の重量割合で混合したものに、電子伝導性
材料としてカーボン粉末を3重量%を混合し、ステンレ
ススティール製の集電体を中心にしてペレット状に加圧
成形したものである。5、6は夫々負極および正極リー
ド端子であり、全体をエポキシ系樹脂7で封止した。
【0066】この電池を用い、1.5Vの電圧で10時
間充電し、1kΩの定抵抗で放電を行う、充放電サイク
ル試験を行った。
【0067】その結果、電池の作動電圧は、図2に示す
ように約1.0V以上を示し、50サイクルの充放電の
後もその放電曲線に大きな変化はみられず、安定に作動
した。 (実施例2)実施例1におけるn−メチルピリジニウム
アイオダイドに代えて、そのフッ素錯体であるn−メチ
ルピリジニウムアイオドポリフロライドを用い、電池を
構成した以外は実施例1と全く同様に電池を構成した。
【0068】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、ほぼ実施例1と同様の充放電
特性を示した。 (実施例3)実施例1におけるPbSnF4 に代えて、
Pb0.9 Sn0.9 Zr0.2 4.4 で表されるフッ化物イ
オン伝導性固体電解質を用い、電池を構成した以外は実
施例1と同様に電池を構成した。
【0069】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、実施例1とほぼ同様の充放電
特性を示した。 (実施例4)実施例1におけるメチルピリジニウムアイ
オダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ素
錯体であるn−ブチルピリジニウムアイオドポリフロラ
イドを用い、電池を構成した以外は実施例1と全く同様
に電池を構成した。
【0070】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例5)実施例1におけるメチルピリジニウムアイ
オダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ素
錯体であるn−ヘキシルピリジニウムポリフロライドを
用い、電池を構成した以外は実施例1と全く同様に電池
を構成した。
【0071】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例6)実施例1におけるメチルピリジニウムアイ
オダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ素
錯体であるn−メチルピリジニウムブロモポリフロライ
ドを用い、電池を構成した以外は実施例1と全く同様に
電池を構成した。
【0072】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例7)実施例1におけるメチルピリジニウムアイ
オダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ素
錯体であるn−メチルピリジニウムクロロポリフロライ
ドを用い、電池を構成した以外は実施例1と全く同様に
電池を構成した。
【0073】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例8)実施例1におけるメチルピリジニウムアイ
オダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ素
錯体であるn−ヘキシルピリジニウムポリフロライドを
用い、電池を構成した以外は実施例1と全く同様に電池
を構成した。
【0074】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例9)実施例1におけるメチルピリジニウムアイ
オダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ素
錯体であるn−ピリジニウムブロモポリフロライドを用
い、電池を構成した以外は実施例1と全く同様に電池を
構成した。
【0075】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例10)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ
素錯体であるn−メチル−2−メチルピリジニウムブロ
モポリフロライドを用い、電池を構成した以外は実施例
1と全く同様に電池を構成した。
【0076】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例11)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ
素錯体であるn−メチル−2,6−ジメチルピリジニウ
ムブロモポリフロライドを用い、電池を構成した以外は
実施例1と全く同様に電池を構成した。
【0077】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例12)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素高分子化合物
であるポリ−4−ビニル−n−ヘキシルピリジニウムフ
ロライドを用い、電池を構成した以外は実施例1と全く
同様に電池を構成した。
【0078】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例13)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素高分子化合物
のフッ素錯体であるポリ−4−ビニル−n−ヘキシルピ
リジニウムポリフロライドを用い、電池を構成した以外
は実施例1と全く同様に電池を構成した。
【0079】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例14)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素高分子化合物
のフッ素錯体であるポリ−4−ビニル−n−ブチルピリ
ジニウムブロモポリフロライドを用い、電池を構成した
以外は実施例1と全く同様に電池を構成した。
【0080】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例15)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素高分子化合物
であるポリ−2−ビニル−n−ブチルピリジニウムフロ
ライドを用い、電池を構成した以外は実施例1と全く同
様に電池を構成した。
【0081】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例16)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素高分子化合物
のフッ素錯体であるポリ−2−ビニル−n−ブチルピリ
ジニウムポリフロライドを用い、電池を構成した以外は
実施例1と全く同様に電池を構成した。
【0082】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例17)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物である
n−メチルキノリニウムアイオダイドを用い、電池を構
成した以外は実施例1と全く同様に電池を構成した。
この電池を用い実施例1と同様の電池の充放電試験を行
ったところ、作動電圧、放電容量に若干の違いがみられ
たものの、電池の作動電圧は1.0V以上であり、また
50サイクルの充放電を安定に行うことができた。 (実施例18)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ
素錯体であるn−メチルキノリニウムアイオドポリフロ
ライドを用い、電池を構成した以外は実施例1と全く同
様に電池を構成した。
【0083】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例19)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ
素錯体であるn−ヘキシルキノリニウムポリフロライド
を用い、電池を構成した以外は実施例1と全く同様に電
池を構成した。
【0084】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例20)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ
素錯体であるn−ヘキシル−2−メチルキノリニウムポ
リフロライドを用い、電池を構成した以外は実施例1と
全く同様に電池を構成した。
【0085】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例21)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ
素錯体であるn−ブチルキノリニウムブロモポリフロラ
イドを用い、電池を構成した以外は実施例1と全く同様
に電池を構成した。
【0086】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例22)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物である
n,n’−ジメチル−4,4’−ジピリジニウムジブロ
マイドを用い、電池を構成した以外は実施例1と全く同
様に電池を構成した。
【0087】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例23)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ
素錯体であるn,n’−ジメチル−4,4’−ジピリジ
ニウムジブロモポリフロライドを用い、電池を構成した
以外は実施例1と全く同様に電池を構成した。
【0088】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例24)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ
素錯体であるn,n’−ジヘキシル−4,4’−ジピリ
ジニウムジフロロポリフロライドを用い、電池を構成し
た以外は実施例1と全く同様に電池を構成した。
【0089】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例25)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ
素錯体であるn,n’−ジメチル−4,4’−ジピリジ
ニウムジアイオドポリフロライドを用い、電池を構成し
た以外は実施例1と全く同様に電池を構成した。
【0090】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例26)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素化合物のフッ
素錯体であるn,n’−ジブチル−4,4’−ジピリジ
ニウムジアイオドポリフロライドを用い、電池を構成し
た以外は実施例1と全く同様に電池を構成した。
【0091】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。 (実施例27)実施例1におけるメチルピリジニウムア
イオダイドに代えて、第4級複素環式窒素高分子化合物
のフッ素錯体であるポリn−エチレン−4,4’−ジピ
リジニウムジアイオドポリフロライドを用い、電池を構
成した以外は実施例1と全く同様に電池を構成した。
【0092】この電池を用い実施例1と同様の電池の充
放電試験を行ったところ、作動電圧、放電容量に若干の
違いがみられたものの、電池の作動電圧は1.0V以上
であり、また50サイクルの充放電を安定に行うことが
できた。
【0093】以上の実施例により、本発明によると作動
電圧が1.0V以上の電池が得られることがわかった。
【0094】なお、前記本発明の実施例としては、複素
環式窒素化合物としてn−メチルピリジニウムアイオダ
イド、n−メチルピリジニウムアイオドポリフロライ
ド、ポリ−4−ビニル−n−ヘキシルピリジニウムフロ
ライド、ポリ−4−ビニル−n−ヘキシルピリジニウム
ポリフロライド、n−ヘキシルキノリニウムポリフロラ
イド、n,n’−ジメチル−4,4’−ジピリジニウム
ジブロマイド、n,n’−ジメチル−4,4’−ジピリ
ジニウムジブロモポリフロライドなどのピリジン、キノ
リンあるいはジピリジン、あるいはそれらの誘導体なら
びにそられのフッ素錯体を用いた例について説明を行っ
たが、感応基としてその他のアルキル基、シクロアルキ
ル基、フェニル基、フェニルアルキル基、アルコシキシ
カルボニル基でも同様の特性が得られることはいうまで
もなく、本発明はこれら実施例に挙げた感応基を有する
複素環式窒素化合物に限定されるものではない。
【0095】また、複素環式窒素化合物として、ピリジ
ン、キノリンあるいはジピリジン、あるいはそれらの誘
導体についてのみ説明を行ったが、他の複素環式窒素化
合物、例えばアントラゾリンなどの6員環が3つ縮合し
たもの、あるいはピリドインドールなどのように含窒素
5員環と6員環をともに有する化合物などを用いても同
様の特性が得られることはいうまでもなく、本発明これ
ら実施例に挙げた複素環式窒素化合物に限定されるもの
ではない。
【0096】また、フッ化物イオン伝導性固体電解質と
しては、PbSnF4 もしくはPb 1-X Sn1-y Zr
x+y 4+2x+2y を用いたものについてのみ説明を行った
が、Pb1-X Nax 2-X あるいはLaF3 などの他の
フッ化物イオン伝導性固体電解質を用いても、レート特
性などに違いがみられる他はほぼ同様の特性が得られる
ことはいうまでもなく、本発明はこれら実施例に挙げた
フッ化物イオン伝導性固体電解質に限定されるものでは
ない。
【0097】また、本発明の実施例においては、フッ化
鉛を負極活物質として用いた電池を例にとり説明を行っ
たが、本発明は負極活物質としてフッ化鉛を用いた電池
に限定されるものではないこともいうまでもない。
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明にれば、フッ化物
イオン伝導性固体電解質を用いた電池の正極活物質とし
て第4級複素環式窒素化合物のハロゲン化物、あるいは
第4級複素環式窒素化合物のハロゲン化物とフッ素から
なる錯体を用いることで、1.0V以上で作動する高エ
ネルギー密度の電池系を得ることができる。
【0099】また、特にフッ化物イオン伝導性固体電解
質として、PbSnF4 もしくはPb1-X Sn1-y Zr
x+y 4+2x+2y を用いることで、優れた特性を示す電池
系を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電池の断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における電池の充放電試験に
よる放電曲線図である。
【符号の説明】
1 負極 2 ステンレス網 3 固体電解質 4 正極 5 負極リード端子 6 正極リード端子 7 エポキシ系樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 哲司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第4級複素環式窒素化合物のハロゲン化
    物、あるいは第4級複素環式窒素化合物のハロゲン化物
    とフッ素からなる錯体を主成分とすることを特徴とする
    正極活物質。
  2. 【請求項2】 前記第4級複素環式窒素化合物のハロゲ
    ン化物が、下記一般式(I)、(II)、または (III)(ただ
    し、R1 はアルキル基、シクロアルキル基、フェニル
    基、フェニルアルキル基またはアルコキシカルボニル基
    を示し、R2 は水素原子、アルキル基、フェニル基、フ
    ェニルアルキル基、ニトロ基またはニトリル基を示し、
    3 は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、フェ
    ニル基、フェニルアルキル基またはアルコキシカルボニ
    ル基を示し、Yはヨウ素、臭素、塩素およびフッ素の群
    から選択されたハロゲン原子を示す。)、で表される化
    合物からなる群より選択された化合物であることを特徴
    とする請求項1記載の正極活物質。 【化1】 【化2】 【化3】
  3. 【請求項3】 前記第4級複素環式窒素化合物のハロゲ
    ン化物とフッ素からなる錯体が、下記一般式(IV)、
    (V)、または(VI)(ただし、R1 はアルキル基、シクロ
    アルキル基、フェニル基、フェニルアルキル基またはア
    ルコキシカルボニル基を示し、R2 は水素原子、アルキ
    ル基、フェニル基、フェニルアルキル基、ニトロ基また
    はニトリル基を示し、R3 は水素原子、アルキル基、シ
    クロアルキル基、フェニル基、フェニルアルキル基また
    はアルコキシカルボニル基を示し、Yはヨウ素、臭素、
    塩素およびフッ素の群から選択されたハロゲン原子を示
    し、xはフッ素の含有量を表し、1以上の実数を示
    す。)、で表される化合物からなる群より選択された化
    合物であることを特徴とする請求項1記載の正極活物
    質。 【化4】 【化5】 【化6】
  4. 【請求項4】 前記第4級複素環式窒素化合物のハロゲ
    ン化物が、下記一般式(VII)、(VIII)、または(IV)(た
    だし、R1 はアルキル基、シクロアルキル基、フェニル
    基、フェニルアルキル基またはアルコキシカルボニル基
    を示し、R2 は水素原子、アルキル基、フェニル基、フ
    ェニルアルキル基、ニトロ基またはニトリル基を示し、
    3 は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、フェ
    ニル基、フェニルアルキル基またはアルコキシカルボニ
    ル基を示し、R4 はアルキレン基を示し、Yはヨウ素、
    臭素、塩素およびフッ素の群から選択されたハロゲン原
    子を示し、またn1 は重合度で1以上の整数を示し、n
    2 はハロゲンの陰イオンの含有量であり、n1 と等しい
    整数を示す。)、で表される化合物からなる群より選択
    された高分子化合物であることを特徴とする請求項1記
    載の正極活物質。 【化7】 【化8】 【化9】
  5. 【請求項5】 前記第4級複素環式窒素化合物のハロゲ
    ン化物とフッ素からなル錯体が、下記一般式 (X)、(X
    I)、または (XII)(ただし、R1 はアルキル基、シクロ
    アルキル基、フェニル基、フェニルアルキル基またはア
    ルコキシカルボニル基を示し、R2 は水素原子、アルキ
    ル基、フェニル基、フェニルアルキル基、ニトロ基また
    はニトリル基を示し、R2 、R3 は水素原子、アルキル
    基、シクロアルキル基、フェニル基、フェニルアルキル
    基またはアルコキシカルボニル基を示し、R4 はアルキ
    レン基を示し、Yはヨウ素、臭素、塩素およびフッ素の
    群から選択されたハロゲン原子を示し、xはフッ素の含
    有量を表し、1以上の実数を示し、またn1 は重合度で
    1以上の整数を示し、n2 はハロゲンの陰イオンの含有
    量であり、n1 と等しい整数を示す。)、で表される化
    合物からなる群より選択された高分子化合物であること
    を特徴とする請求項1記載の正極活物質。 【化10】 【化11】 【化12】
  6. 【請求項6】 電解質としてフッ化物イオン伝導性固体
    電体解質を用いた電池において、正極活物質として請求
    項1乃至5の何れかに記載の正極活物質を用いたことを
    特徴とする電池。
  7. 【請求項7】 前記フッ化物イオン伝導性固体電解質
    が、PbSnF4 もしくはPb1-X Sn1-y Zrx+y
    4+2x+2y で表される固体電解質であることを特徴をする
    請求項6記載の電池。
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