JPH05325928A - 電池取付装置および照明器具 - Google Patents

電池取付装置および照明器具

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JPH05325928A
JPH05325928A JP4135410A JP13541092A JPH05325928A JP H05325928 A JPH05325928 A JP H05325928A JP 4135410 A JP4135410 A JP 4135410A JP 13541092 A JP13541092 A JP 13541092A JP H05325928 A JPH05325928 A JP H05325928A
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JP
Japan
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battery
mounting
attached
insertion hole
plate
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Application number
JP4135410A
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English (en)
Inventor
Itsuo Shimoyama
逸夫 下山
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05325928A publication Critical patent/JPH05325928A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 下面を照射開口36とした箱状の器具本体31の
一端側の端面部33に立上板部51を屈曲形成する。この立
上板部51に矩形状の電池挿通孔65を形成する。電池取付
装置92により、電池体Bを器具本体31の外側に突出した
状態で保持する。電池取付装置92は、電池挿通孔65を遮
蔽する状態で立上板部51の内側面に取付けられる遮蔽板
94と、電池体Bを収納した状態で遮蔽板94の外側面に取
付けられるケース体95とから構成する。遮蔽板94を立上
板部51の内側面に取付けた状態で、ケース体95および内
部の電池体Bが電池挿通孔65を挿通する。器具本体31を
天井面に形成した埋込口に埋込み設置する。 【効果】 電池体Bに対する熱的影響を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池体を保持する電池
取付装置および天井面などの器具取付部に器具本体を埋
込み設置する埋込型の照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井面などの取付面に埋込み設置
される照明器具として、図4に示す構成が知られてい
る。
【0003】この照明器具は、下面を照射開口1とした
四角形箱状の器具本体2を有し、この器具本体2の相対
向する一対の内壁面にそれぞれソケット取付金具3を取
付け、これと隣り合う相対向する一対の内壁面にそれぞ
れ複数のばね受金具4を取付け、さらに、上面の平面板
2aの下面に非常灯点灯ユニット5、図示しない安定器、
および非常灯用電池6などが取付けられている。
【0004】そして、この器具本体2は、天井板7に形
成された埋込口7aに下方から挿入され、照射開口1の周
囲に形成された取付縁部2bを天井板7の下面に当接した
状態で、この天井板7の上方の天井構造物に植設された
吊下げボルト8の下端部に器具本体2の平面板2aを介し
て下方から図示しないナットを締付けて固定されてい
る。
【0005】また、両端のソケット取付金具3間には複
数枚の反射板9が取付けられているとともに、一端のソ
ケット取付金具3には各反射板9に対向する片口金型の
蛍光ランプ11を装着する複数個のランプソケット12が取
付けられている。そして、各反射板9には、それぞれ蛍
光ランプ11を保持するランプホルダ14が取付けられてい
る。
【0006】さらに、器具本体2の照射開口1の周囲に
は、器具本体2の取付縁部2bを覆い天井板7に当接する
状態で、四角形枠状の枠体15が取付けられている。この
枠体15には、複数個のVばね16が取付けられており、こ
れらの各Vばね16を各ばね受金具4に係止することによ
り、このVばね16のばね作用により上方に引上げられる
状態で枠体15が器具本体2に取付けられている。また、
この枠体15の内側の照射開口1の周囲には、係止段部16
a が形成されており、この係止段部16a に周辺部を載置
して照射開口1を覆うルーバ17が支持されている。
【0007】また、器具本体2の平面板2aに取付けられ
た非常灯用電池6は、ボルト18および蝶ナット19により
器具本体2の平面板2aの下面に取付けられる箱状の遮熱
金具20により外周面を覆われた状態で固定されていると
ともに、周囲に複数個の放熱孔2cが穿設され、非常灯用
電池6の表面温度を低下させるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造では、
器具本体2内部の温度上昇を抑制し、特に蛍光ランプ11
の発熱から非常灯用電池6を保護するために、器具本体
2に複数の放熱孔2cを穿設したり、非常灯用電池6の外
周面の全体を覆う遮熱金具20を用いたり、あるいは、器
具本体2の高さ寸法を大きくするなどの必要がある。
【0009】そして、複数の放熱孔2cを穿設する場合に
は、器具本体2の構造的強度を維持するために製造コス
トが上昇するなどの問題を有している。また、非常灯用
電池6の外周面の全体を覆う遮熱金具20を用いる場合に
は、この遮熱金具20が大型化し、器具本体2の内部に大
きな空間を必要とするとともに製造コストが上昇するな
どの問題を有している。さらに、器具本体2の高さ寸法
を大きくする場合には、材料の使用量の増加により重量
および製造コストが増加するうえに、梱包費用なども増
加し、さらに器具本体2の取付け作業が煩雑になり作業
時間が長くなるなどの問題を有している。
【0010】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、電池体を容易に電池取付面の外側に突出した状態
で支持できる電池取付装置を提供するとともに、内蔵す
る電池体への熱的影響を抑制しつつ大型化することなく
安価で取付け作業性も良好な照明器具を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電池取付
装置は、電池取付面に設けられた電池挿通孔と、この電
池挿通孔を遮蔽した状態で前記電池取付面の内側面に係
止して取付けられる遮蔽板と、電池体を係止して保持し
た状態で前記遮蔽板の外側面に係止して取付けられ、こ
の遮蔽板を前記電池取付面の内側面に取付けた状態で前
記電池体を前記電池挿通孔を挿通して電池取付面の外側
に突出した状態で保持する電池抑え具とを具備したもの
である。
【0012】請求項2記載の照明器具は、ランプを内包
した器具本体を器具取付部に埋込み設置する埋込み型の
照明器具において、前記器具本体の一側部に設けられた
電池取付面と、この電池取付面に設けられ器具本体の側
方に開口した電池挿通孔と、この電池挿通孔を遮蔽した
状態で前記電池取付面の内側面に係止して取付けられる
遮蔽板と、電池体を係止して保持した状態で前記遮蔽板
の外側面に係止して取付けられ、この遮蔽板を前記電池
取付面の内側面に取付けた状態で前記電池体を前記電池
挿通孔を挿通して照明器具の外側に突出した状態で保持
する電池抑え具とを具備したものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の電池取付装置では、遮蔽板の外
側面に電池体を保持した電池抑え具を係止して取付け、
この遮蔽板を電池取付面の内側面に係止して取付けるこ
とにより、電池体が電池取付面に設けられた電池挿通孔
を挿通して電池取付面の外側に突出した状態で保持され
るとともに、電池挿通孔は遮蔽板により遮蔽される。
【0014】請求項2記載の照明器具では、ランプを内
包した器具本体を器具取付部に埋込み設置する埋込み型
の照明器具において、器具本体の一側部を電池取付面と
して電池挿通孔を形成するとともに、遮蔽板の外側面に
電池体を保持した電池抑え具を係止して取付け、この遮
蔽板を電池取付面の内側面に係止して取付けることによ
り、電池体が電池挿通孔を挿通して器具本体の外側に突
出した状態で保持されるとともに、電池挿通孔は遮蔽板
により遮蔽される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の照明器具の一実施例の構成を
図1ないし図3を参照して説明する。
【0016】この実施例の照明器具は、略円柱形状の電
池体Bを備え、非常時にはこの電池体Bの電力によりラ
ンプLを点灯する非常用の照明器具になっている。
【0017】図1ないし図3において、31は器具本体
で、この器具本体31は、基板部32および相対向する一対
の端面部33を屈曲して形成した主枠部材34と、両側一対
の側面板35とを組み合わせ、下面に照射開口36を形成し
た略箱状に形成されている。
【0018】また、主枠部材34の基板部32は、照射開口
36に対向する矩形平板状で、四隅の近傍にそれぞれ吊下
げ孔41が穿設されているとともに、中央部近傍に電源孔
42が穿設されている。
【0019】さらに、この基板部32には、図示しない非
常用点灯ユニット取付孔、安定器取付孔などが形成され
ており、これらの取付孔を利用して、基板部32の下面に
非常用点灯ユニット44および安定器45などが取付けられ
ている。
【0020】そして、この基板部32の両端部がそれぞれ
クランク状に屈曲され、相対向する一対の端面部33が形
成されている。これらの各端面部33には、それぞれ基板
部32の端縁部を下方に向けてほぼ直角に屈曲してなる電
池取付面としての立上板部51と、各立上板部51の下端縁
部を外方に向けてほぼ直角に屈曲してなる水平板部52
と、各水平板部52の端縁部を下方に向けてほぼ直角に屈
曲してなる端板部53とが形成されている。
【0021】また、これらの端板部53の下端縁部は外方
に略L字状に屈曲され、それぞれ取付縁部54が形成され
ている。さらに、各立上板部51および各端板部53の両側
部には、それぞれ器具本体31の内側に向かってほぼ直角
に屈曲された取付片部55が形成され、これらの各取付片
部55にそれぞれ取付孔56が形成されている。
【0022】そして、一端側の水平板部52の下面には、
複数個の片口金型の蛍光ランプLを装着するランプソケ
ット61がこの水平板部52の長手方向に沿って所定の間隔
を介して取付けられているとともに、これらのランプソ
ケット61の取付け位置に対応して、両水平板部52にそれ
ぞれ反射板取付孔62が形成され、さらに、両水平板部52
にそれぞれ各ランプソケット61の中間に位置して水平板
部52の長手方向に長い長孔63が形成されている。
【0023】また、ランプソケット61が取付けられた水
平板部52の反対側に位置する立上板部51には、図2およ
び図3に示すように、この水平板部52の長手方向に長い
矩形状の電池挿通孔65が形成されている。そして、この
電池挿通孔65の長手方向一端部からは、器具本体31の外
側に向い、電池体Bの直径寸法よりも奥行き寸法の短い
縁片66がほぼ直角に屈曲形成されている。さらに、この
水平板部52の電池挿通孔65の一端部近傍には、上下一対
のいわゆる切りダボ67が内側に突設され、それぞれこの
水平板部52の長手方向に沿って開口した係止孔68が形成
されている。また、この水平板部52の電池挿通孔65の他
端部近傍には、ねじ孔69が形成されている。
【0024】さらに、図1に示すように、この主枠部材
34の基板部32および両端面部33の両側に形成される開口
に、それぞれこれらの開口を閉塞する側面板35が取付け
られている。そして、各側面板35には、長手方向の両端
上部にそれぞれ切欠部35a が形成されているとともに、
各切欠部35a の近傍にそれぞれねじ孔35b が形成されて
おり、各立上板部51および各端板部53の各取付片部55の
取付孔56とこれらのねじ孔35b とを位置合わせした状態
で、各取付孔56を挿通する取付ねじをこれらのねじ孔35
b に螺着することにより、主枠部材34と各側面板35とが
固定され、器具本体31が構成されている。
【0025】さらに、各側面板35の下端縁部は外方に略
L字状に屈曲され、それぞれ取付縁部71が形成されてい
る。
【0026】また、図1および図2において、73は反射
板で、これらの反射板73は、各ランプソケット61に装着
される蛍光ランプLに対向する状態で両水平板部52間に
架設されている。そして、各反射板73は、ランプソケッ
ト61が取付けられた水平板部52の下面に接合するととも
に、各反射板73を介して取付ねじ74を両水平板部52の取
付孔62に螺着して締付け固定されている。
【0027】さらに、各反射板73には、それぞれ蛍光ラ
ンプLを弾性的に掴持するランプホルダ75がねじ76にて
取付けられている。
【0028】また、図2において、77は四角形枠状の枠
体で、この枠体77は、器具本体31の各取付縁部54,71を
収容する上方に開口した凹条部78が形成され、中央部に
照射開口36に対向する中央開口部79を有しているととも
に、この中央開口部79に沿って内周部に断面略L字状の
載置部80が形成され、さらに、この載置部80の立上がり
部分には、器具本体31の各長孔63の位置に対応してそれ
ぞれVばね取付金具83が取付けられている。
【0029】また、85は略四角形状のルーバで、このル
ーバ85は、蛍光ランプLの照射光を制光するよう格子状
に形成されており、周辺部を枠体77の載置部80に載置し
て支持された状態で中央開口部79に配設されている。
【0030】さらに、87はVばねで、これらのVばね87
は、それぞれ線ばね材などから形成され、環状に巻回さ
れたコイル部と、このコイル部の両端からV字状に突出
され拡開方向に弾性を有する引出部と、この引出部の先
端から外方に向けて略L字状に屈曲された引掛け部とか
ら構成されている。そして、これらのVばね87のコイル
部を各Vばね取付金具83に取付け、各引出部を水平板部
52の各長孔63に挿通して係止した状態で、ルーバ85を支
持した枠体77が器具本体31に取付けられている。
【0031】そして、図1ないし図3に示すように、電
池体Bは、電池取付装置92により保持されて、水平板部
52の電池挿通孔65から器具本体31の外側に突出した状態
で保持されている。
【0032】この電池取付装置92は、電池挿通孔65を器
具本体31の内側から遮蔽する略矩形板状の遮蔽板94と、
電池体Bを収納する略箱状の電池抑え具としてのケース
体95とを有している。
【0033】そして、この遮蔽板94は、長手方向の一端
部に、水平板部52の各切りダボ67の係止孔68に係止され
る先端部が略くの字状に屈曲された上下一対の係止片97
が突設されているとともに、これらの係止片97の中間位
置が器具本体31の内側に向かって半円錐状に凹設されて
電線挿通部98が形成されており、さらに、遮蔽板94の長
手方向の他端部および中央部にはそれぞれ通孔99,100
が穿設されている。
【0034】また、ケース体95は、電池挿通孔65を挿通
しうる寸法の矩形状の底面部101 と、この底面部101 の
長手方向に沿った両側部からほぼ垂直状に設けられた電
池振止片部102 と、底面部101 の長手方向の一端部およ
び他端部からそれぞれほぼ垂直状に設けられた電池振止
片部103 ,104 とにより、一面を開口面106 とした略箱
状に形成されている。そして、底面部101 の略中央部に
は、遮蔽板94の中央部の通孔100 に対応する通孔107 が
形成されている。また、底面部101 の長手方向の一端部
に設けられた電池振止片部103 は電池体Bの直径寸法よ
りも小さく、他の電池振止片部102 ,104 は電池体Bの
直径寸法よりもやや大きくなっている。
【0035】さらに、各電池体Bの長手方向一端部から
はリード線110 が導出され、これらのリード線110 の先
端部にコネクタ111 が接続されている。
【0036】そして、各電池体Bをリード線110 が電池
振止片部103 側に位置する状態でケース体95の内側に並
べて収納し、ケース体95の開口面106 を遮蔽板94の外側
面に向けた状態で、遮蔽板94およびケース体95の各通孔
100 ,107 を挿通するボルト114 の先端部に蝶ナット11
5 を螺合して締付けることにより、各電池体Bを保持し
た状態でケース体95が遮蔽板94に取付けられている。さ
らに、このケース体95を電池挿通孔65を挿通させて器具
本体31の外側に突出させた状態で、遮蔽板94の各係止片
97をそれぞれ水平板部52の各切りダボ67の係止孔68に係
止し、遮蔽板94の通孔99を挿通する取付ねじ117 を水平
板部52のねじ孔に螺着して、電池取付装置92が器具本体
31の水平板部52に取付けられている。
【0037】なお、この状態で、各電池体Bのリード線
110 が導出された側の端部は、ケース体95の電池振止片
部103 および水平板部52の縁片66により係止して振止め
され、リード線110 は遮蔽板94の電線挿通部98を介して
器具本体31の内側に導出されている。
【0038】次に、本実施例の作用を説明する。
【0039】照明器具の施工にあたっては、図2に示す
ように、器具取付部としての天井面120 に開口された埋
込口121 に下方から器具本体31を挿入するとともに、天
井面120 の上方の図示しない天井構造部に植設されてい
る吊下げボルト122 を基板部32の各吊下げ孔41に挿通
し、器具本体31の各取付縁部54,71を天井面120 に当接
させる。この状態で、基板部32の下方に突出した吊下げ
ボルト122 に図示しないナットを螺合し、器具本体31の
各取付縁部54,71を天井面120 に圧接する状態で締め付
け固定する。
【0040】そして、基板部32の電源孔42を通じて引き
込んだ電源線と安定器45などとの配線接続を行った後、
電池体Bの器具本体31への取付け作業を行う。すなわ
ち、各電池体Bを収納したケース体95を遮蔽板94にボル
ト114 および蝶ナット115 により固定して電線挿通部98
からリード線110 を導出した状態で、遮蔽板94の各係止
片97をそれぞれ水平板部52の各切りダボ67の係止孔68に
挿入する。そして、この遮蔽板94を回動しながらケース
体95を電池挿通孔65に挿入して挿通させ、遮蔽板94を水
平板部52の内側面に密着させる。この状態で、遮蔽板94
の通孔99を挿通する取付ねじ117 を水平板部52のねじ孔
に螺着して、電池取付装置92を器具本体31の水平板部52
に取付ける。
【0041】そして、リード線110 に接続されたコネク
タ111 を非常用点灯ユニット44に接続された図示しない
コネクタに接続する。
【0042】次に、各反射板73をランプソケット61が取
付けられた水平板部52の下面に接合するとともに、取付
ねじ74を両水平板部52の取付孔62に螺着して締付け固定
する。
【0043】そして、各ランプソケット61にそれぞれ蛍
光ランプLを装着し、ランプホルダ75により弾性的に掴
持して保持する。
【0044】さらに、Vばね87を取付けるとともにルー
バ85を支持した枠体77を器具本体31の下方に近接させ、
Vばね87の一対の引出部の先端の拡開を縮めて各水平板
部52の各長孔63に挿入した状態で、この枠体77を押し上
げることにより、Vばね87の一対の引出部が拡開しよう
とする弾性が枠体77を上方に引き上げる方向に作用し、
枠体77が取付縁部54,71を覆って天井面120 の下面に当
接した状態で支持する。
【0045】そして、本実施例の照明器具によれば、遮
蔽板94およびケース体95などからなる電池取付装置92を
用い、器具本体31の端面部33に屈曲形成した立上板部51
に穿設した電池挿通孔65を介して、非常用の電池体Bを
器具本体31の外側に容易に保持できるとともに、この電
池挿通孔65を電池取付装置92の遮蔽板94により遮蔽でき
るため、片口金型の蛍光ランプLや安定器45などから発
生する熱による電池体Bに対する熱的影響を抑制するこ
とができる。
【0046】そして、このように電池体Bに対する熱的
影響を抑制することができるため、器具本体31の高さ寸
法を小さくできるとともに放熱孔を形成する必要がなく
なり、器具本体31を強度を向上するとともに鋼板の使用
量を低減して小型化、軽量化でき、器具本体31の天井面
120 への埋込み設置の作業性を向上して短時間での設置
が可能になるとともに製造コストや梱包費用を低減する
ことができる。
【0047】また、両側の側面板35にそれぞれ切欠部35
a を形成して主枠部材34に水平板部52を形成することに
より、器具本体31の上部形状を天井面120 に形成した埋
込口121 に比べて小さくできるとともに、この水平板部
52の上方に電池取付装置92を配置できるため、電池取付
装置92を器具本体31の外側に配置しても、器具本体31を
天井面120 の埋込口121 に下方から挿入しやすく、器具
本体31の天井面への埋込み設置の作業性を向上できると
ともに、天井の内部に電池取付装置92が突出することを
防止できる。
【0048】さらに、主枠部材34に一体形成した水平板
部52にランプソケット61および反射板73を取付けるとと
もに、Vばね87を係着することができるので、従来のよ
うにソケット取付金具やばね受金具を用いる必要がない
とともにそれらの金具を取付ける手間もかからず、コス
トを低減することができる。
【0049】なお、蛍光ランプLは片口金型に限らず、
直管型ランプでもよく、この直管型ランプの場合には、
両水平板部52にランプソケットを取付ければよい。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の電池取付装置によれば、
遮蔽板の外側面に電池体を保持した電池抑え具を係止し
て取付けた状態で、この遮蔽板を電池取付面の内側面に
係止して取付けることにより、電池取付面の外側に突出
した状態で電池体を容易に保持できるとともに、電池挿
通孔を遮蔽板により遮蔽することができる。
【0051】請求項2記載の照明器具によれば、器具本
体の外側に突出した状態で電池体を容易に保持すること
ができ、さらに、器具本体に設けられた電池挿通孔は電
池取付装置の遮蔽板により遮蔽できるため、ランプなど
から発生する熱による電池体に対する熱的影響を抑制す
ることができる。そして、電池体に対する熱的影響を抑
制することができるため、器具本体の高さ寸法を小さく
できるとともに放熱孔などを形成する必要がなくなり、
器具本体の強度を向上できるとともに小型化、軽量化で
き、器具本体の器具取付部への埋込み設置の作業性を向
上して短時間での設置が可能になるとともに製造コスト
や梱包費用を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施例を示す一部を切り
欠いた斜視図である。
【図2】同上照明器具の断面図である。
【図3】同上電池取付装置の分解斜視図である。
【図4】従来の照明器具の断面図である。
【符号の説明】
31 器具本体 51 電池取付面としての立上板部 65 電池挿通孔 92 電池取付装置 94 遮蔽板 95 電池抑え具としてのケース体 120 器具取付部としての天井面 B 電池体 L ランプとしての蛍光ランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池取付面に設けられた電池挿通孔と、 この電池挿通孔を遮蔽した状態で前記電池取付面の内側
    面に係止して取付けられる遮蔽板と、 電池体を係止して保持した状態で前記遮蔽板の外側面に
    係止して取付けられ、この遮蔽板を前記電池取付面の内
    側面に取付けた状態で前記電池体を前記電池挿通孔を挿
    通して電池取付面の外側に突出した状態で保持する電池
    抑え具とを具備したことを特徴とする電池取付装置。
  2. 【請求項2】 ランプを内包した器具本体を器具取付部
    に埋込み設置する埋込み型の照明器具において、 前記器具本体の一側部に設けられた電池取付面と、 この電池取付面に設けられ器具本体の側方に開口した電
    池挿通孔と、 この電池挿通孔を遮蔽した状態で前記電池取付面の内側
    面に係止して取付けられる遮蔽板と、 電池体を係止して保持した状態で前記遮蔽板の外側面に
    係止して取付けられ、この遮蔽板を前記電池取付面の内
    側面に取付けた状態で前記電池体を前記電池挿通孔を挿
    通して照明器具の外側に突出した状態で保持する電池抑
    え具とを具備したことを特徴とする照明器具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009054487A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示装置、および誘導灯

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