JPH05325735A - 開閉器の監視装置 - Google Patents
開閉器の監視装置Info
- Publication number
- JPH05325735A JPH05325735A JP12732092A JP12732092A JPH05325735A JP H05325735 A JPH05325735 A JP H05325735A JP 12732092 A JP12732092 A JP 12732092A JP 12732092 A JP12732092 A JP 12732092A JP H05325735 A JPH05325735 A JP H05325735A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accelerometer
- monitoring device
- link mechanism
- movable
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 開閉時における機構の動作位置と検出器の位
置合せの調整をする必要のなく、精度よく監視できる開
閉器の監視装置を得る。 【構成】 固定接触子2と駆動軸によりリンク機構を介
して開閉される可動接触子3とからなる開閉器におい
て、リンク機構の操作ロッド14に加速度計35を取り付
け、加速度計35の出力波形を用いてリンク機構の動作の
監視を行う。
置合せの調整をする必要のなく、精度よく監視できる開
閉器の監視装置を得る。 【構成】 固定接触子2と駆動軸によりリンク機構を介
して開閉される可動接触子3とからなる開閉器におい
て、リンク機構の操作ロッド14に加速度計35を取り付
け、加速度計35の出力波形を用いてリンク機構の動作の
監視を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉器の動作の監視装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば実開昭61-100857 号公報に
示された従来の開閉器の監視装置の概略図であり、図に
おいて、2は固定接触子、3は可動接触子、4は可動ロ
ッドで、可動接触子3に連動する。5はレバー、6は絶
縁ロッドで、可動ロッド4とレバー5と絶縁ロッド6は
順次回転自在に接続されている。10は主軸で、機構固定
部(図示せず)に取り付けられ、絶縁ロッド6、操作レ
バー13と一体で回転可能である。操作レバー13、操作ロ
ッド14、駆動レバー17、リンク19、カム18は順次回転自
在に接続されている。16は操作機構出力軸で、機構固定
部に取り付けられ回転できる。22は操作機構軸で、機構
固定部に取り付けられ、カム18と一体で回転できる。31
aは入用圧電素子、31bは切用圧電素子、32は検出監視
装置で、入用圧電素子31a、切用圧電素子31bの検出信
号が入力される。
示された従来の開閉器の監視装置の概略図であり、図に
おいて、2は固定接触子、3は可動接触子、4は可動ロ
ッドで、可動接触子3に連動する。5はレバー、6は絶
縁ロッドで、可動ロッド4とレバー5と絶縁ロッド6は
順次回転自在に接続されている。10は主軸で、機構固定
部(図示せず)に取り付けられ、絶縁ロッド6、操作レ
バー13と一体で回転可能である。操作レバー13、操作ロ
ッド14、駆動レバー17、リンク19、カム18は順次回転自
在に接続されている。16は操作機構出力軸で、機構固定
部に取り付けられ回転できる。22は操作機構軸で、機構
固定部に取り付けられ、カム18と一体で回転できる。31
aは入用圧電素子、31bは切用圧電素子、32は検出監視
装置で、入用圧電素子31a、切用圧電素子31bの検出信
号が入力される。
【0003】操作機構軸22は蓄勢できるばね(図示せ
ず)が接続されている。指令信号により開閉操作用コイ
ルまたは引外コイル(図示せず)に電流が流れるとラッ
チ(図示せず)がはずれ、操作機構軸22に接続されてい
るばねの力で操作機構軸22を回転させ、カム18、リンク
19を駆動させて、駆動レバー17を回転させる。この回転
を操作ロッド14で操作レバー13に伝え、主軸10を回転さ
せる。主軸10の回転を絶縁ロッド6、レバー5で、可動
ロッド4に伝え可動ロッド4を図中の上下方向に動か
し、可動接触子3を上下動させて、固定接触子2と可動
接触子3とを開閉させる。ここで、開路時には切用圧電
素子31bに操作レバー13が当り、切用圧電素子31bが信
号を出す。また、閉路時には入用圧電素子31aに操作レ
バー13が当り、信号をだす。これらの信号と開閉操作用
の投入コイル、引外コイル(図示せず)の励磁電流波形
とより開閉動作時間を測定して、開閉動作を監視する。
ず)が接続されている。指令信号により開閉操作用コイ
ルまたは引外コイル(図示せず)に電流が流れるとラッ
チ(図示せず)がはずれ、操作機構軸22に接続されてい
るばねの力で操作機構軸22を回転させ、カム18、リンク
19を駆動させて、駆動レバー17を回転させる。この回転
を操作ロッド14で操作レバー13に伝え、主軸10を回転さ
せる。主軸10の回転を絶縁ロッド6、レバー5で、可動
ロッド4に伝え可動ロッド4を図中の上下方向に動か
し、可動接触子3を上下動させて、固定接触子2と可動
接触子3とを開閉させる。ここで、開路時には切用圧電
素子31bに操作レバー13が当り、切用圧電素子31bが信
号を出す。また、閉路時には入用圧電素子31aに操作レ
バー13が当り、信号をだす。これらの信号と開閉操作用
の投入コイル、引外コイル(図示せず)の励磁電流波形
とより開閉動作時間を測定して、開閉動作を監視する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉器の監視装
置は以上のように構成されているので、圧電素子を操作
レバーに当てることにより信号を検出するため、圧電素
子の取付け位置を開閉時のリンク機構の動作位置に正確
にあわせる必要がある。また、開閉動作によって可動部
の動きによる反力で圧電素子の取付部が振動するために
正確な信号がとれないなどの問題点がある。
置は以上のように構成されているので、圧電素子を操作
レバーに当てることにより信号を検出するため、圧電素
子の取付け位置を開閉時のリンク機構の動作位置に正確
にあわせる必要がある。また、開閉動作によって可動部
の動きによる反力で圧電素子の取付部が振動するために
正確な信号がとれないなどの問題点がある。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、検出器の取付位置の調整が不要
で、検出器の取付部の振動の影響を受けず精度良く監視
できる開閉器の監視装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、検出器の取付位置の調整が不要
で、検出器の取付部の振動の影響を受けず精度良く監視
できる開閉器の監視装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る開閉器の
監視装置は、可動接触子駆動のリンク機構の可動部に加
速度計を取り付け、リンク機構の動作を監視するもので
ある。
監視装置は、可動接触子駆動のリンク機構の可動部に加
速度計を取り付け、リンク機構の動作を監視するもので
ある。
【0007】
【作用】この発明における開閉器の監視装置は、可動接
触子駆動のリンク機構の可動部に加速度計を取り付け
て、加速度波形よりリンク機構の移動開始から停止まで
の時間を測定し、可動接触子の移動距離とより平均速度
を求め、それの基準値と比較してリンク機構の可動部の
動きを監視する。
触子駆動のリンク機構の可動部に加速度計を取り付け
て、加速度波形よりリンク機構の移動開始から停止まで
の時間を測定し、可動接触子の移動距離とより平均速度
を求め、それの基準値と比較してリンク機構の可動部の
動きを監視する。
【0008】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、2〜22は前記従来例と同一または
相当品である。35は加速度計で、リンク機構の一部の操
作ロッド14に取り付けられている。36は動作監視装置で
ある。図2に動作監視装置36まわりのブロック図を示
す。37は表示器で、38は警報出力器である。加速度計3
5、開閉操作用の投入コイル電流、引外コイル電流の信
号を動作監視装置36に入力し、動作時間、および速度な
どの判別を行い結果を表示器37に出力し、また、異常の
場合には警報出力器38へ出力する。
する。図1において、2〜22は前記従来例と同一または
相当品である。35は加速度計で、リンク機構の一部の操
作ロッド14に取り付けられている。36は動作監視装置で
ある。図2に動作監視装置36まわりのブロック図を示
す。37は表示器で、38は警報出力器である。加速度計3
5、開閉操作用の投入コイル電流、引外コイル電流の信
号を動作監視装置36に入力し、動作時間、および速度な
どの判別を行い結果を表示器37に出力し、また、異常の
場合には警報出力器38へ出力する。
【0009】開閉器の開閉動作は従来例と同様である。
図3に動作説明図を示す。この図は、閉路位置から開路
位置に動く場合の各部の波形を示す。(A)は引外コイ
ル電流波形、(B)は可動接触子3のトラベル波形、
(C)は加速度計35の出力信号波形を示す。開路信号に
より引外コイル電流(A)が流れるとコイル動作時間T
O 後に操作機構軸22が動き始める。この場合、操作機構
軸22から可動接触子3までの可動部は、所定の速度にな
るまで加速され、所定速度になった後、減速されて、開
路位置で停止する。ここで、厳密には各部の速度波形は
異なるが、ほぼ同じ形になる。この場合、加減速時に対
応して加速度計35からは、図3の(C)の波形が得られ
る。この加速度計35の出力信号から図3に示す開極時の
動作時間Tを計測し、可動接触子3の所定の開極距離L
より、開極速度V=L/Tを計測する。この開極速度V
の基準値からの差を監視することにより、可動部の動作
の異常を検出する。また、コイル動作時間TO の基準値
からの差を監視することにより、引外コイルの異常を検
出する。
図3に動作説明図を示す。この図は、閉路位置から開路
位置に動く場合の各部の波形を示す。(A)は引外コイ
ル電流波形、(B)は可動接触子3のトラベル波形、
(C)は加速度計35の出力信号波形を示す。開路信号に
より引外コイル電流(A)が流れるとコイル動作時間T
O 後に操作機構軸22が動き始める。この場合、操作機構
軸22から可動接触子3までの可動部は、所定の速度にな
るまで加速され、所定速度になった後、減速されて、開
路位置で停止する。ここで、厳密には各部の速度波形は
異なるが、ほぼ同じ形になる。この場合、加減速時に対
応して加速度計35からは、図3の(C)の波形が得られ
る。この加速度計35の出力信号から図3に示す開極時の
動作時間Tを計測し、可動接触子3の所定の開極距離L
より、開極速度V=L/Tを計測する。この開極速度V
の基準値からの差を監視することにより、可動部の動作
の異常を検出する。また、コイル動作時間TO の基準値
からの差を監視することにより、引外コイルの異常を検
出する。
【0010】このように構成しているので、加速度計の
取付位置は従来例とは異なり開閉時のリンク機構の動作
位置に関係なく、選ぶことができる。また、開閉動作に
よる可動部の動きによる反力で、加速度計の取付部が振
動することがなく、精度良く監視できる。ここでは、閉
路位置から開路位置に動く場合について説明したが、逆
の開路位置から閉路位置へ動く場合についても同様であ
る。なお、ここで、加速度計35を操作ロッド14に取付け
た例を示したが、操作機構軸22から可動接触子3までの
機構の可動部のどこでも同様の効果を奏する。
取付位置は従来例とは異なり開閉時のリンク機構の動作
位置に関係なく、選ぶことができる。また、開閉動作に
よる可動部の動きによる反力で、加速度計の取付部が振
動することがなく、精度良く監視できる。ここでは、閉
路位置から開路位置に動く場合について説明したが、逆
の開路位置から閉路位置へ動く場合についても同様であ
る。なお、ここで、加速度計35を操作ロッド14に取付け
た例を示したが、操作機構軸22から可動接触子3までの
機構の可動部のどこでも同様の効果を奏する。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、可動
接触子駆動のリンク機構の可動部に加速度計を取り付
け、加速度波形からリンク機構の動作を監視することに
より開閉器の動作を監視するように構成したので、加速
度計の取付け位置を開閉時のリンク機構の動作位置に合
せる必要がなく、また、開閉動作によって可動部の動き
の反作用によって検出器の取付部が振動することがない
ので、精度よく監視できる効果がある。
接触子駆動のリンク機構の可動部に加速度計を取り付
け、加速度波形からリンク機構の動作を監視することに
より開閉器の動作を監視するように構成したので、加速
度計の取付け位置を開閉時のリンク機構の動作位置に合
せる必要がなく、また、開閉動作によって可動部の動き
の反作用によって検出器の取付部が振動することがない
ので、精度よく監視できる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による開閉器の監視装置を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図2】図1の開閉器の監視装置の動作監視装置まわり
のブロック図である。
のブロック図である。
【図3】図1の開閉器の監視装置の動作説明図である。
【図4】従来の開閉器の監視装置を示す概略図である。
2 固定接触子 3 可動接触子 14 操作ロッド 35 加速度計 36 動作監視装置 37 表示器 38 警報出力器
Claims (1)
- 【請求項1】固定接触子と、駆動軸によりリンク機構を
介して駆動される可動接触子とからなる開閉器におい
て、前記リンク機構の可動部に加速度計を取り付け、こ
の加速度計の出力で前記リンク機構の動作を監視するこ
とを特徴とする開閉器の監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12732092A JPH05325735A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 開閉器の監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12732092A JPH05325735A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 開閉器の監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05325735A true JPH05325735A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14957020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12732092A Pending JPH05325735A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 開閉器の監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05325735A (ja) |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP12732092A patent/JPH05325735A/ja active Pending
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