JP2806150B2 - 開閉器の監視装置 - Google Patents

開閉器の監視装置

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JP2806150B2 JP14743392A JP14743392A JP2806150B2 JP 2806150 B2 JP2806150 B2 JP 2806150B2 JP 14743392 A JP14743392 A JP 14743392A JP 14743392 A JP14743392 A JP 14743392A JP 2806150 B2 JP2806150 B2 JP 2806150B2
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movable
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稔正 丸山
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉器の動作の監視装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば実開昭61-100857 号公報に
示された従来の開閉器の監視装置の概略図であり、図に
おいて、2は固定接触子、3は可動接触子、4は可動ロ
ッドで、可動接触子3に連動する。5はレバー、6は絶
縁ロッドで、可動ロッド4とレバー5と絶縁ロッド6は
順次回転自在に接続されている。10は主軸で、機構固定
部(図示せず)に取り付けられ、絶縁ロッド6、操作レ
バー13と一体で回転可能である。操作レバー13、操作ロ
ッド14、駆動レバー17、リンク19、カム18は順次回転自
在に接続されている。16は操作機構出力軸で、機構固定
部に取り付けられ回転できる。22は操作機構軸で、機構
固定部に取り付けられ、カム18と一体で回転できる。31
a は入用圧電素子、31b は切用圧電素子、32は検出監視
装置で、入用圧電素子31a 、切用圧電素子31b の検出信
号が入力される。
【0003】操作機構軸22は蓄勢できるばね(図示せ
ず)が接続されている。指令信号により開閉操作用コイ
ルまたは引外コイル(図示せず)に電流が流れるとラッ
チ(図示せず)がはずれ、操作機構軸22に接続されてい
るばねの力で操作機構軸22を回転させ、カム18、リンク
19を駆動させて、駆動レバー17を回転させる。この回転
を操作ロッド14で操作レバー13に伝え、主軸10を回転さ
せる。主軸10の回転を絶縁ロッド6、レバー5で、可動
ロッド4に伝え可動ロッド4を図中の上下方向に動か
し、可動接触子3を上下動させて、固定接触子2と可動
接触子3とを開閉させる。ここで、開路時には切用圧電
素子31b に操作レバー13が当り、切用圧電素子31b が信
号を出す。また、閉路時には入用圧電素子31a に操作レ
バー13が当り、信号をだす。これらの信号と開閉操作用
の投入コイル、引外コイル(図示せず)の励磁電流波形
とより開閉動作時間を測定して、開閉動作を監視する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉器の監視装
置は以上のように構成されているので、開閉の動作時間
を基にして監視しているので、機構部の摩耗によるあそ
びの増大、部品の位置ずれ、変形、部分的な破損などに
よるこまかい動きに対して精度よく監視できないなど問
題があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、リンク機構のこまかい動きに対
しても精度よく監視できる開閉器の監視装置を得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る開閉器の
監視装置は、可動接触子駆動のリンク機構の可動部の2
箇所に運動測定センサを取付け、この2個の運動測定セ
ンサの出力を互に比較することにより、リンク機構の動
作を監視するものである。
【0007】
【作用】この発明における開閉器の監視装置は、リンク
機構の可動部の2箇所に運動測定センサを取り付け、こ
の2個の運動測定センサの出力を互に比較し、それの基
準波形と比較して、リンク機構の可動部の細かい動きを
監視する。
【0008】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、2〜22は前記従来例と同一または
相当品である。35a は第1の運動測定センサとしての角
度測定の第1のポテンショメータで、リンク機構の一部
の操作機構軸22に取り付けられている。35b は第2の運
動測定センサとしての角度測定の第2のポテンショメー
タで、リンク機構の一部の主軸10に取り付けられてい
る。
【0009】図2は動作監視装置36まわりのブロック図
を示す。37は表示器で、38は警報出力器である。第1と
第2のポテンショメータ35a,35b の出力信号を動作監視
装置36に入力し、リンク機構の動作の判別を行い結果を
表示器37に出力し、また、異常の場合には警報出力器38
に出力する。
【0010】開閉器の開閉動作は従来例と同様である。
図3に動作説明図を示す。この図は、閉路位置から開路
位置に動く場合の波形を示す。Aは第1のポテンショメ
ータ35a の出力波形、Bは第2のポテンショメータ35b
の出力波形である。開路信号により操作機構軸22が動き
始める。この場合、操作機構軸22から可動接触子3まで
の可動部は、所定の速度まで加速され、所定速度になっ
た後、減速されて、開路位置で停止する。ここで、厳密
には各部の速度波形は異なるが、ほぼ同じ形になる。
【0011】ここで得た第1と第2のポテンショメータ
35a,35b の出力波形を動作監視装置36に入力して、両者
の差を算出する。ここで、この差の波形を基準波形と比
較することにより、開閉器の劣化に伴うリンク機構部の
監視をする。たとえば、第1と第2のポテンショメータ
35a,35bのそれぞれが取り付けられている操作機構軸22
と主軸10の間の機構が摩耗してあそびが大きくなると第
1と第2のポテンショメータ35a,35b の出力波形の差が
基準状態の波形より変動する。これにより機構の動作が
監視できる。このようにリンク機構の2点間の運動の差
を計測しているのでこまかい動きを監視できる。さらに
精度よく監視するには、基準状態について運動の測定点
の2点、即ち操作機構軸22と主軸10との間の運動の関係
式をあらかじめ求めておき、この関係式より一方の測定
波形を、他方へ変換してから2点の波形の差をとる。こ
こでは、第1と第2のポテンショメータ35a,35b の波形
A,Bの差を基準波形と比較して監視する例を示した
が、図3に示すようにこの波形A,Bの差を時間に関し
て積分した値を用いて、その基準値と比較することによ
って監視してもよい。ここでは、閉路位置から開路位置
に動く場合について説明したが、逆の開路位置から閉路
位置へ動く場合についても同様である。
【0012】なお、ここで、第1と第2のポテンショメ
ータ35a,35b をそれぞれ操作機構軸22と主軸10に取り付
けた例を示したが、リンク機構の他の可動部でもよい。
【0013】また、運動測定センサとしてポテンショメ
ータの例を示したが、エンコーダなどの角度計、光式変
位計などの変位計、回転計などの速度計、加速度計など
でもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、可動
接触子のリンク機構の可動部の2箇所に運動測定センサ
を取り付け、この2個の運動測定センサの出力を互に比
較するようにしているので、リンク機構の2点間の動き
の差を計測できるため、機構の摩耗によるあそびの増
加、部品の位置ずれ、変形、部分的な破損などによる細
かい動きをとらえることができ監視の精度があがる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による開閉器の監視装置を
示す概略図である。
【図2】図1の開閉器の監視装置の動作監視装置まわり
のブロック図である。
【図3】図1の開閉器の監視装置の動作説明図である。
【図4】従来の開閉器の監視装置を示す概略図である。
【符号の説明】
2 固定接触子 3 可動接触子 10 主軸 22 操作機構図 35a 第1のポテンショメータ 35b 第2のポテンショメータ 36 動作監視装置 37 表示器 38 警報出力器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 33/42 G01B 7/16 H01H 33/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接触子と、駆動軸によりリンク機構
    を介して駆動され前記固定接触子に対して開閉動作する
    可動接触子とからなる開閉器において、前記リンク機構
    の可動部の互いに異なる2つの位置に設けた第1と第2
    の運動測定センサと、この第1と第2の運動測定センサ
    の出力を互いに比較して前記リンク機構の動作を監視す
    動作監視装置とを有することを特徴とする開閉器の監
    視装置。
  2. 【請求項2】 運動測定センサはリンク機構の可動部の
    動作位置に応じた出力を行うポテンショメータであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の開閉器の監視装置。
  3. 【請求項3】 動作監視装置は第1と第2の運動測定セ
    ンサの出力差を時間積分する事を特徴とする請求項1に
    記載の開閉器の監視装置。
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