JPH0633323U - 開閉装置等のストローク測定装置 - Google Patents

開閉装置等のストローク測定装置

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JPH0633323U
JPH0633323U JP6825592U JP6825592U JPH0633323U JP H0633323 U JPH0633323 U JP H0633323U JP 6825592 U JP6825592 U JP 6825592U JP 6825592 U JP6825592 U JP 6825592U JP H0633323 U JPH0633323 U JP H0633323U
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JP
Japan
Prior art keywords
stroke
measuring device
rod
shaped body
stroke measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP6825592U
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English (en)
Inventor
智弘 近藤
伸一 長谷川
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮断器のオーバーストロークを確実に測定す
ることができるストローク測定装置を提供する。 【構成】 駆動系のストローク測定装置として、ケース
内にグリス等の粘性のある液体を詰め、その中に棒状体
を挿入したものを使用し、このストローク測定装置を棒
状体の一端が駆動部に衝突するように取り付ける。 【効果】 ストローク測定装置は簡単な構造であり、駆
動部のストローク分だけ移動した棒状体はその移動量を
そのまま保持し続けから、ストローク量を棒状体の移動
量として直接読み取ることができる。そして、棒状体は
駆動系の一部に直接接触して動作するため、ストローク
量が確実に測定できるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、開閉装置等における開閉動作時の開閉部のストロークを測定するた めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
遮断器等の開閉装置において、遮断部の開閉動作時のストロークを測定するた めに、遮断部に連結された駆動系のクランク軸の回転角を電気的に測定し、これ をオシログラフ等に伝えて、遮断部のストロークを測定することが行われていた 。このための装置として、従来は図5および図6に記載されたような装置が使用 されていた。図5は、クランクケース1の正面図であり、図6は、その平面図で ある。 図において、クランクケース1を貫通して取り付けられたクランク軸2は、ク ランクケース1の外側のレバー3を操作器側のリンク5と連結し、クランクケー ス1の内部のレバー4を遮断器側のリンク6と連結している。図示の遮断器の切 の状態から入の状態にするには、操作器側のリンク5によりクランク軸2が反時 計方向に回転させられ、遮断器側のリンク6を図示上方へ移動し、遮断器を投入 する。遮断器を入から切にするには、以上と逆の動作が行われる。
【0003】 この開閉動作における遮断部のストロークを測定するために、クランク軸2に ポテンショメータ9が取り付られる。ポテンショメータ9は、クランクケース1 にスタッド7により取り付けられた取付板8に取り付けられ、クランク軸2にア ダプタ10とカップリング11により連結される。遮断器が開閉動作をすると、 クランク軸2の回転に応じてポテンショメータ9が回転し、遮断部のストローク に対応したクランク軸2の回転角をポテンショメータ9の抵抗値の変化として検 出しストローク量を測定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 ここで使用されるポテンショメータ9は、精密な角度を読み取ることができる 装置であるが、ポテンショメータ9とクランク軸2との取り付け中心が合致しな いと破損につながり、また、破損を防止するために自在継ぎ手を使用するとその 偏心を吸収する分、測定誤差を生じるという欠点があった。 また、遮断器の開閉動作時には、入・切位置の最終状態では、操作器側で動作 を急停止させるため、駆動系のリンク、レバー軸、ピン等にガタが存在し慣性力 が働くため、遮断部は操作器が停止した後も移動を続けた後停止するオーバース トロークが生ずる。
【0005】 このオーバーストロークは、駆動系のガタが大きい場合、遮断部が限界動作範 囲を越えて動作し、遮断器内部で衝突する可能性がある。したがって、ストロー クの測定において、このオーバーストロークの測定が重要となるが、ポテンショ メータによる測定では、前記理由により測定値にばらつきが生じ信頼性に乏しい 。 本考案は、このオーバーストロークを確実に測定することができるストローク 測定装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、駆動系のストローク測定装置として、ケース内にグ リス等の粘性のある液体を詰め、その中に棒状体を挿入したものを使用し、この ストローク測定装置を棒状体の一端が駆動部に衝突するように取り付ける。
【0007】
【作用】
上記手段によれば、棒状体は駆動部と衝突してから駆動部が止まるまで移動を し、駆動部が停止してから棒状体から離れても、内部に詰められたグリスにより 最大限に移動された位置で止まる。これにより、棒状体は駆動部と直接接触して 正確なストローク量を表示することとなる。
【0008】
【実施例】 本考案の実施例を図1〜図4を用いて説明する。図1は本考案のストローク測 定装置を従来のストローク測定装置に付加した状態を示す正面図、図2はその平 面図である。 図1および図2において、クランクケース1を貫通して取り付けられたクラン ク軸2は、クランクケース1の外側のレバー3を操作器側のリンク5と連結し、 クランクケース1の内部のレバー4を遮断器側のリンク6と連結している。図示 の遮断器の切の状態から入の状態にするには、操作器側のリンク5によりクラン ク軸2を反時計方向に回転させ、遮断器側のリンク6を図示上方へ移動し遮断器 を投入する。遮断器を入から切にするには、以上と逆の動作が行われる。
【0009】 この開閉動作における遮断部のストロークを測定するために、クランク軸2に ポテンショメータ9が取り付けられるが、本考案においてはさらに、オーバース トロークを測定するため、ストローク測定装置12が取り付けられる。 ポテンショメータ9は図5、図6の従来例のものと同様に、クランクケース1 にスタッド7、取付板8、アダプタ10およびカップリング11により取り付け られる。 ストローク測定装置12は、スタッド7を利用して、取付金具13により後述 の棒状体がクランク軸2のレバー3に当たる位置に取り付けられる。
【0010】 本考案のストローク測定装置12の詳細を図3、図4を用いて説明する。図3 は本考案のストローク測定装置の正面図、図4は図2のA−A線から見た断面図 である。ストローク測定装置12は、パイプ14の一方をボルト15により塞い でケースを構成し、その内部にグリス16を詰めている。ボルト14には貫通孔 17が設けられ、パイプ16には軸方向の切り欠き18が設けられる。さらにL 字型に曲げられた棒状体19が、一端をボルト15の貫通孔17から外部に突出 させ、他端を切り欠き18から外部に突出している。また、パイプ14の切り欠 き18の周辺部分には、目盛り20が付されている。このように構成されたスト ローク測定装置12は、溶接等により取付金具13に取り付けられる。
【0011】 このストローク測定装置12は、遮断部の入動作および切動作におけるオーバ ーストロークを測定するため、2組がスタッド7によりクランクケース1に取り 付けられる。そして各ストローク測定装置12は、ケース外部に突出した棒状体 19の一端が、入および切の位置で静止しているクランク軸2のレバー3に接触 し、このとき棒状体19の他端が目盛り20の0点を指すように取り付け位置が 調整される。
【0012】 次にこのストローク測定装置12の動作を説明する。 遮断器が図1の切の状態から、投入指令により図示しない操作器が操作される と、リンク5は図示右方向に移動し、レバー3、4とクランク軸2を反時計方向 に回転し、遮断器側のリンク6を図示上方へ移動させる。操作器は、投入位置で その動作を急停止するが、操作器が停止しても、駆動系のリンク、レバー軸、ピ ン等にガタが存在し、かつ慣性力が働くため、遮断部はさらに移動を続けその後 停止する。この操作器の停止位置から最も行き過ぎた位置までがオーバーストロ ークである。この動作は、遮断器が入の状態から切の状態に操作されるときも同 様に行われる。
【0013】 この遮断器の動作中、操作器が停止した位置でストローク測定装置12の棒状 体19の一端はレバー3に接触し、オーバーストロークによりさらに棒状体19 はレバー3により押し込まれる。この際、棒状体19はグリス16により保持さ れているのであるから、レバー3に押された衝撃をはじくことなく受け止めるこ とができる。そして、ストローク測定装置12のパイプ14内にはグリス16が 詰められているのであるから、レバー3がオーバーストロークの後、元の静止位 置に戻ったとしても、棒状体19はグリス16によりその位置に止まる。したが って、オーバーストロークの量は、棒状体19の移動量として目盛り20により 直接に読み取ることができる。
【0014】 なお、以上の説明においては、ストローク測定装置12でレバー3の回転量を 測定するようにしているが、駆動系の他の部分の直線運動量を測定するようにし てもよいものである。また、本考案のストローク測定装置をオーバーストローク の測定に用いた例について説明したが、オーバーストローク以外の通常のストロ ークの測定にも適用できるものである。
【0015】
【考案の効果】
本考案のストローク測定装置は、グリスのような粘性のある液体中で棒状体を 移動させる簡単な構造であり、遮断器のストローク分だけ移動した棒状体はその 移動量をそのまま保持し続けるから、ストローク量を棒状体の移動量として直接 読み取ることができる。そして、棒状体は駆動系の一部に直接接触して動作する ため、ストローク量が確実に測定できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のストローク測定装置を取り付けたクラ
ンクケースの正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】本考案のストローク測定装置の詳細を示す正面
図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】従来のストローク測定装置を取り付けた状態の
クランクケースの正面図。
【図6】図5の平面図。
【符号の説明】
1…クランクケース 2…クランク軸 3,4…レバー 5,6…リンク 7…スタッド 8…取付板 9…ポテンショメータ 10…アダプタ 11…カップリング 12…ストローク測定装置 13…取付金具 14…パイプ 15…ボルト 16…グリス 17…貫通孔 18…切り欠き 19…棒状体 20…目盛り

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に粘性のある液体を詰め、該液
    体中に棒状体を挿入してストローク測定装置を構成し、
    前記棒状体の一端が遮断器の駆動系の一部に接触できる
    位置に前記ストローク測定装置を取り付けたことを特徴
    とする開閉装置等のストローク測定装置。
  2. 【請求項2】 前記ケースに目盛りを付して、前記棒状
    体の移動量を直接読み取れるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の開閉装置等のストローク測定装置。
JP6825592U 1992-09-30 1992-09-30 開閉装置等のストローク測定装置 Pending JPH0633323U (ja)

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JP6825592U JPH0633323U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 開閉装置等のストローク測定装置

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JPH0633323U true JPH0633323U (ja) 1994-04-28

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JP6825592U Pending JPH0633323U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 開閉装置等のストローク測定装置

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