JPH01232628A - 遮断器の開閉異常検出装置 - Google Patents

遮断器の開閉異常検出装置

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JPH01232628A
JPH01232628A JP5832188A JP5832188A JPH01232628A JP H01232628 A JPH01232628 A JP H01232628A JP 5832188 A JP5832188 A JP 5832188A JP 5832188 A JP5832188 A JP 5832188A JP H01232628 A JPH01232628 A JP H01232628A
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JP
Japan
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circuit breaker
contact
vibration
contact piece
closing
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Pending
Application number
JP5832188A
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English (en)
Inventor
Yoichi Oshita
陽一 大下
Takeshi Hashimoto
橋本 斌
Masanori Tsukushi
正範 筑紫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01232628A publication Critical patent/JPH01232628A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電力用遮断器もしくは断路器等の接触部を有す
る遮断器の開閉異常検出装置に係わり。
特に可動接触子を駆動する操作機構部の異常を高精度に
検出する遮断器の開閉異常検出装置に関する。
〔従来の技術〕
遮断器の故障を発生部位別に統計してみると、操作機構
部が最も多く、これを事前に検知する技術の開発は重要
である。これを実現するため例えば特開昭61−203
820号公報では操作機構部に補助接点を設け、投入指
令または引外し指令が発生してから補助接点に信号が得
られるまでの所要時間を検出し、それが基準点より大き
いときには遮断器の操作伝達系に異常が発生したものと
判断する構成とされていた。さらに動作特性に関する情
報収集量を増すため動作時間だけではなく、時間経過と
共に変化する変位量を時刻毎に測定ゆく方法も開発され
ている。この−例である特開昭58−33119号公報
では反射面と非反射面よりなるバーコードに光ファイバ
ーで導かれた光を投光し、その反射光の有無をカウント
することによりその目的を達している。これらの従来技
術においては、操作機構部の接地電位部に検出装置が設
置されるため、高電位部に操作力を伝達機構部の変形、
ガタ、破損等は直接検出されない。検出(n頼性向上の
観点から可動電極の動作を直接的に求めることが望まれ
ていた。その−手段として前記特開昭58−33119
号公報等では検出装置を可動電極に直接設置して、光フ
ァイバにより信号を接地電位に伝達することも可能であ
る。しかし、この様な構成では機器本体の絶M(i頼性
が光ファイバの設置により低下すること、検出装置の保
守点検が不可能で故障時の対応ができないことが問題と
して残っていた。
一方、動作特性そのものではなく、動作に付随して発生
する振動波形を測定し、その形状から摺動面のカジリや
ピン摩耗によりガタ増大を振動センサにより検出する手
法が述べられている。本方法では振動波形そのものを基
準波形と比較するため、高精度で振動波形を測定するこ
とが必要となる。具体的にはセンサの微妙な取付は位置
の変化により測定部位の共振モードが変わって測定波形
が変化すること、外来ノイズによるS/N比の低下等が
問題となる。本発明では低速に駆動してS/N比を向上
する提案がなされているが、耐ノイズ特性を向上し、電
流開閉時の実操作でも異常検出できる方法が望まれてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、高電位部に設けられた可動接触子の動
作を、遮断器の絶縁信頼性を損なうことなく、高精度で
測定し、適確に異常の有無を判定することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、接地電位部に振動検出手段を設け、固定接
触子と可動接触子の接触時に発生する振動の有無を監視
し、振動検出をもって両電極の接触時点を求め、これよ
り投入指令信号発令時点との時間差から動作時間を求め
、正常時に測定した動作時間との差が基準値を上堰わっ
たとき異常と判定することにより達成される。
〔作用〕
代表的な遮断器容器に加速度ピックアップを設置して投
入動作時の振動波形を測定した結果、固定接触子と可動
接触子の接触以前の振動は約0.05G程度であるのに
対し、接触時の衝突で約10Gの振動を発生することが
わかった。両者の値の間にしきい値を設けた信号の有無
判定で両電極の接触時点を知ることが出来る。厳密には
振動の伝搬時間(約2m5)を補正することが必要であ
るが、これにより接地電位から直接的に高電位部の可動
電極の動作が監視可能になる。また波形そのものでなく
、有無のみ検出するため、センサ取付は位置、外部ノイ
ズによる波形電歪の影響が無視できるようになった。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。図は
、加速度ピックアップ1.前置アンプ2゜それらの出力
を系統制御盤より発せられた投入指令信号3とともに入
力する演算装@4からなる開閉異常検出装置をガス遮断
器5に適用した例を示す。ガス遮断器5は絶縁性能の優
れた消弧性ガス(一般には六弗化イオウガスS Fg)
6を封入した密閉容器であるタンク7に導体8.遮断部
9等よりなる高電位部10を絶縁支持筒11によって絶
縁支持した構成となっている。電流は外部導体12より
入り導体8.遮断部9を経て対称に構成された他の遮断
部、溝体を通り他端の外部導体12′より流出する。
第2図に遮断部9の詳細を示す。この図は投入状態を表
わしており、電流は固定接触子13より、主接触子14
とワイプ動作するアーク接触子15よりなる可動接触子
19.バッファシリンダ16の中心シャフト17を経て
他方の遮断部へ流れる。
遮断動作は図示しない操作器によりバッファシリンダ1
6の中心シャフト17を右方に即動され、固定接触子1
3と可動接触子19が開離し固接触子13.19間にア
ークが発生する。同時にバッファシリンダ16と固定ピ
ストン17でSFs ガス20が圧縮され、絶縁ノズル
21に導びかれてアークに吹き付けられこれを消弧する
。さらに可動接触子19は所定の位置まで叩動された後
停止する。投入は系統制御盤より操作器の投入励磁コイ
ルに投入指令信号電流が流れることにより動作開始する
。しゃ断動作と逆の過程で可動接触子19は右方より図
示の位置へ数m7秒のスピードで叩動される。動作過程
の終期に固定接触子13と可動接触子19が接触する。
これは固定接触子13と主接触子14のテーパ部及びア
ーク接触子15の先端部で衝突が起こり、その後面電極
13゜19の摺動運動が続く。始めの衝突で生じた衝撃
は振動として主に固体構造物中を伝達し、第1図の例で
は固定側支持導体20.絶縁支持筒11を通ってタンク
7に伝搬される。この振動は前記可速度ピックアップ1
.前置アンプ2により検出される。検出された波形例を
第3図に示す。図は投入指令信号電流I、可動接触子1
9の変位S、接触子13.19間の導通C1及びタンク
振動Vを時間Tに対して表わしたものである。投入指令
電流■が流れ始める時刻toよりやや遅れて変位Sが遮
断位置110 IIから投入位置11 C++へ動き始
める。動作終期の時刻11において固接触子13゜19
が接触し導通Cが立上がる。振動Vは動作開始に対応し
て時刻to直後にやや大きさの値が検出され、導通時刻
t1より1〜2 rnsec遅れて約1oGの比較的大
きな値が得られている。始めの振動は味動系の微少なガ
タ部で衝突が起きているものであり、時刻t1直後にお
けるものは前述接触子13.19の衝突及び停止位置で
のストッパーとの衝突による振動が残響で重なり合った
ものである。両者は分離できないが、本発明の目的は時
刻t1を求めることにあり、大きな振動の発生開始を知
ればよく分離する必要はない。第1図の構成における演
算装置の第1の機能は時刻tlを求めることでありこれ
は次の様にして求められる。
まず検出精度を向上するための動作初期に発生する振動
を除去する必要である。これは投入信号発生時刻toよ
りtlより短かい一定時間し2を設定しておきこの間の
信号を検出対象から除去することにより簡単に実現でき
る。次にt1以前の信号レベルと以後の信号レベルの間
に設定されたしきい値Vchと検出信号Vを比較して後
者が前者を上廻った時点をもって時刻t1とする。実際
には振動の伝搬時間1〜2msを差引いた値が正しい時
刻t1であるがこれは後に述べる基準値に加えておくこ
とで代用できる。演算装置4の第2の機能はあらかじめ
設定された基準値t3. ++と測定値tz を比較し
、 ta<tl<la の関係が満たされていることを確認し、もし基市外の値
であれば警報信号を発することである。さらに特別の場
合として充分遅く設定された時刻t+経過後も接触振動
波形が検出されない場合は、動作中途でかじり等により
動作停止している可能性があり、地絡等の重大故障に発
展する場合も考えられるのでただちに当該遮断器もしく
はこれと隣接した周辺遮断器に遮断指令を発し系統の通
電を停止する必要がある。
以上述べた原理からも明らかなように加速度ピックアッ
プの設置位置は、操作部からの振動が少ない方がよく、
逆に遮断部からの振動を効率よく検出するため、固定接
触子13側絶縁支持筒11の接地電位近傍が望ましい。
本例では投入動作時の動作特性を検出するためアーク放
電のエネルギ発生量が比較的少なく、従って系統構成、
負荷容量等の操作特性に及ぼす影響が小さい。その結果
、特に動作特性を測定するための系統の送電を止めての
無負荷操作試験は必要なく、系統運転時の実操作時に動
作特性を監視できる利点がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、接地電位に設けた振動検出装置で高電
位部の接触子の動作特性を監視できるので、遮断器の絶
縁信頼性を損なうことなく、高精度で開閉異常を検出す
ることが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成を示す部分断面図、第2図は
その要部を示す断面図、第3図は測定の一例を示す線図
である。 1・・・可速度ピックアップ、2・・・前置アンプ、5
・・・遮断器、7・・・タンク、9・・遮断部、11・
・・絶縁支竿 17 $2囚

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1対の固定接触子及び可動接触子を有す
    る遮断部を容器内に収納した遮断器において、投入動作
    時に前記固定接触子と前記可動接触子の接触によつて発
    生する振動もしくは音を検出する振動検出手段を設けた
    ことを特徴とする遮断器の開閉異常検出装置。 2、特許請求の範囲第1項において、振動検出手段によ
    り検出した固定接触子と可動接触子の接触振動の発生時
    期から該両電極の接触時点を求め、遮断器の投入励磁コ
    イルに付与される投入指令信号の発生時点との差より動
    作時間を求めて、正常時に求めた動作時間と比較し、そ
    の差が基準値を上廻わるとき異常信号を発生することを
    特徴とする遮断器の開閉異常検出装置。 3、特許請求の範囲第2項において、振動検出手段を固
    定接触子を絶縁支持する絶縁支持体の接地側もしくはそ
    の近傍に設置したことを特徴とする遮断器の開閉異常検
    出装置。 4、特許請求の範囲第3項において、振動検出手段は圧
    電形加速度ピックアップを用いたことを特徴とする遮断
    器の開閉異常検出装置。 5、特許請求の範囲第1項において、振動検出手段によ
    り所定の時間内に固定接触子と可動接触子の接触振動が
    検出されなかつたとき、ただちに当該遮断器もしくは隣
    接する遮断器を遮断する指令を発令する遮断器の開閉異
    常検出装置。
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