JPH0117065Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0117065Y2
JPH0117065Y2 JP7612381U JP7612381U JPH0117065Y2 JP H0117065 Y2 JPH0117065 Y2 JP H0117065Y2 JP 7612381 U JP7612381 U JP 7612381U JP 7612381 U JP7612381 U JP 7612381U JP H0117065 Y2 JPH0117065 Y2 JP H0117065Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
stopper
closing
crank
movable electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7612381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57188231U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7612381U priority Critical patent/JPH0117065Y2/ja
Publication of JPS57188231U publication Critical patent/JPS57188231U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0117065Y2 publication Critical patent/JPH0117065Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は投入およびしや断時の異常を検知す
る衝撃力測定装置付のしや断器に関する。
近年各種の機器において常時監視または定期検
査等の実施により特性の経時変化を検出して、重
大事故を未然に防止する予防保全が採用されるよ
うになつてきた。このことはしや断器においても
同様でしや断器の予防保全はその性能も判断する
上で最も適確とされている投入およびしや断時の
速度を測定することが行なわれていた。この速度
を測定する手段としては比較的簡単な操作電流の
時間的変化をチエツクする方式があるが、しや断
器はその操作方式の種類が多く、また中間電圧階
級用として多用されているような操作電流をとも
なわないスプリング力により投入・しや断を行な
う方式もあることから、直接に投入しや断時の速
度がチエツクできる簡単な装置が望まれていた。
従来のしや断器の予防保全技術として前述した
操作電流の時間的変化をチエツクする方式のもの
は、しや断器の故障の太半が可動電極を駆動する
機構部にあることから考えられたもので、機構部
の故障が最終的に例えば投入時であるならば投入
速度に換算可能であることによるものであり、さ
らに詳述すれば機構部に異常が生じ摩擦力が増大
すると、それが負荷の増加となつて投入速度の低
下が起ることから投入操作電流の時間的変化が平
常時と異なることになる関係を利用し、この投入
操作電流の時間的変化をチエツクすることにより
異常を検知していたのである。しかしながらしや
断器の操作方式には例えば投入線輪を使用しない
スプリング投入方式のものやスプリング力により
しや断するものがあり、しかもこれ等の方式によ
るものが中間電圧階級においては最も多く採用さ
れていることからも操作電流の時間的変化の検出
によらずに予防保全が可能なかつ簡単な装置が待
望されていた。
この考案は上記に鑑み操作方式に関係すること
なく投入・しや断時の速度変化を運動エネルギー
の変化によつて把握することにより予防保全を可
能とする衝撃力測定装置付のしや断器を提供する
ことを目的とする。
この考案によれば、上記目的は、しや断器の可
動電極と固定電極との開閉を行なうために駆動装
置によつて回動操作される開閉軸と、この開閉軸
に結合されたクランクと、前記可動電極の開成お
よび閉成位置において、前記クランクが当り前記
開閉軸の回動を阻止するストツパとを備えたしや
断器において、前記ストツパに前記クランクの当
接時の変形量を検出するセンサを設け、可動電極
の開閉速度を前記センサの変位量に変換するよう
に構成することにより達せられる。
以下この考案の実施例を図面に基づき説明す
る。第1図および第2図は本考案の一実施例を示
し、図においてしや断器1の可動電極2には操作
クランク3が結合され、固定電極4との接離を行
なうために操作クランク3には操作杆5の一端が
連結され、操作杆5の他端には図示しない駆動装
置によつて回動操作される開閉軸6に固定された
駆動用クランク7が連結されている。クランク7
にはまた操作杆5との結合側と反対側に突当部8
が延長して設けられ、突当部8には背中合わせに
なる両面に開離位置側突当面8aおよび閉成位置
側突当面8bが形成されている。一方駆動装置の
箱体9には可動電極2の開離および閉成のそれぞ
れの位置で両突当面8a,8bと当接する開離位
置ストツパ11および閉成位置ストツパ10が設
けられており、両ストツパ10,11にはそれぞ
れ可動電極2の接離操作時の当該突当面との当接
時の衝撃力を測定する例えばストレンゲージ等の
センサ12が取付けられている。そしてセンサ1
2の出力端子は図示されていないが他のしや断器
制御回路と同様に制御端子列まで引出されてい
る。
以上の構成においていま可動電極2と固定電極
4との接離操作が行なわれ、可動電極2に連結さ
れた操作クランク3、操作杆5および駆動用クラ
ンク7等の可動部の突当部8における等価質量を
mとし、ストツパ10あるいは11に突当部8の
突当面8a,8bが衝突する直前の速度をvとす
るとこの運動系のストツパ10,11に当接直前
の運動エネルギーは1/2mv2であり、そしてこ
の系が衝突すればストツパ10あるいは11によ
つて1/2mv2=1/2kx2の位置エネルギーに変
換されることになる。なおここでkはストツパ1
0あるいは11の弾性係数でxはストツパ10あ
るいは11の変形量である。従つてこの系で異常
が発生たとえば異常摩擦が発生して摩擦係数が増
大して速度vが低下してv1になつたとすればその
運動エネルギーは1/2mv1 2であり、そのときの
ストツパ10あるいは11の変形量がx1とすれば
位置エネルギは当然1/2kx1 2となる。そしてこ
れは異常摩擦の発生による可動部の速度がvから
v1への低下によつて、突当部8が衝突時のストツ
パ10あるいは11の変形量が変わること、すな
わち変位量Δx=x−x1が生じることを意味する
ものであることから、センサ12によつて変形量
を把握し変位量Δxを監視することによつてしや
断器の故障を検出することが可能となる。
以上説明したようにこの考案によれば可動電極
駆動用クランクの開離および閉成両位置ストツパ
に投入・しや断操作時の衝撃力を検出するセンサ
を設置することによりしや断器の開閉速度変化を
運動エネルギー変化によつて検出できるのでしや
断器の投入操作方式に無関係に開閉速度つまり、
機構部の異常を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の衝撃力測定装置付のしや断
器の一実施例を示す要部構成図、第2図は第1図
の要部平面図である。 1……しや断器、2……可動電極、4……固定
電極、6……開閉軸、7……クランク、8……突
当部、10,11……ストツパ、12……セン
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. しや断器の可動電極と固定電極との開閉を行な
    うために駆動装置によつて回動操作される開閉軸
    と、この開閉軸に結合されたクランクと、前記可
    動電極の開成および閉成位置において、前記クラ
    ンクが当り前記開閉軸の回動を阻止するストツパ
    とを備えたしや断器において、前記ストツパに前
    記クランクの当接時の変形量を検出するセンサを
    設け、可動電極の開閉速度を前記センサの変位量
    に変換することを特徴とする衝撃力測定装置付し
    や断器。
JP7612381U 1981-05-26 1981-05-26 Expired JPH0117065Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7612381U JPH0117065Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7612381U JPH0117065Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57188231U JPS57188231U (ja) 1982-11-29
JPH0117065Y2 true JPH0117065Y2 (ja) 1989-05-18

Family

ID=29871829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7612381U Expired JPH0117065Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0117065Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57188231U (ja) 1982-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH035013B2 (ja)
CN109738181B (zh) 具有机械卡涩检测功能的隔离开关操作机构及其应用方法
US5533410A (en) Motor power measuring cell for motor operated valves
RU2425264C2 (ru) Индикатор неисправностей подшипника
JP2013131476A (ja) 断路器の動作監視装置及び動作監視システム
KR970007770B1 (ko) 개폐기의 동작감시장치
CN105651503B (zh) 一种基于加速度变量监测的断路器机械故障诊断方法
CN103674508A (zh) 评估开关设备机械性能的方法及实施该方法的开关设备
US4400981A (en) Method and apparatus for detecting abnormal conditions of switch gears
JPH0117065Y2 (ja)
EP3698388A1 (en) Method for monitoring circuit breaker and apparatus and internet of things using the same
JP2010160926A (ja) 電力用ガス遮断器の異常診断装置及び方法
JP4849973B2 (ja) 断路器の動作監視装置、断路器、断路器の動作監視方法
EP3926771B1 (en) Switching equipment diagnostic device
JPS62214379A (ja) 電力開閉器用開閉時間センサ−
US20020080006A1 (en) Thermal switch containing preflight test feature and fault location detection
JPH074549A (ja) 電動弁の自己診断装置
US5959272A (en) Fail safe roller switch
CN210981293U (zh) 一种用于监测真空断路器的监测装置和真空断路器
US11177090B2 (en) Determining a state of a switching unit
JPH0693807A (ja) タービン保護装置の電気信号変換部
CN111554542B (zh) 用于中压断路器的致动器
JPS61130193A (ja) エレベ−タの扉異常検出装置
JP2022172594A (ja) 電力開閉装置
JPH0114771Y2 (ja)