JPH05325439A - 光学ピックアップ装置 - Google Patents

光学ピックアップ装置

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JPH05325439A
JPH05325439A JP15897392A JP15897392A JPH05325439A JP H05325439 A JPH05325439 A JP H05325439A JP 15897392 A JP15897392 A JP 15897392A JP 15897392 A JP15897392 A JP 15897392A JP H05325439 A JPH05325439 A JP H05325439A
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JP
Japan
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thread
optical pickup
base
feed
feed screw
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Pending
Application number
JP15897392A
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English (en)
Inventor
Tokio Kanouda
冬希郎 叶田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学ピックアップ装置において、衝撃、振動
等の外乱に関わらず、光学ピックアップ装置全体が適正
なスレッド送り位置にあることを保つ。 【構成】 基台10に、送りバネ13がスレッド送りね
じ30に対して離間する方向への偏移量を規制するスト
ッパ部50を設けることで、スレッド送りねじ30と送
りバネ隆起部13Aとの噛合の解除を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光(磁気)ディスクにレ
ーザビームを照射して、情報を記録または再生するため
の光学ピックアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】渦巻状、または同心円のトラックに情報
を記録し、または再生する光ディスク、または光磁気デ
ィスク装置には、一般にディスクの半径方向に移動可能
とされている光学ピックアップ装置を備え、この光学ピ
ックアップ装置よりレーザビームを照射し、その反射光
を電気信号として読み出すようになされている。
【0003】図6は、光学ピックアップ装置の斜視図を
示したもので、10は光学系ブロック、プリズム、2軸
機構が搭載されている光学ピックアップの基台である。
この基台10は、ガイド軸21が挿入される2つのガイ
ド軸受11A、11Bと、スレッド送りネジ30が挿入
される送りネジ受部12によって、ディスクDの下側で
水平状態に保持されている。ガイド軸21はシャーシに
固着されたガイド軸受22A、22Bで支持され、スレ
ッド送りネジ30はシャーシ側に固定されている図示し
ていないモータ、及び減速機構で回転され、そのネジ溝
は基台10に固定されている送りバネ13の隆起部13
Aと係合するように配置されており、スレッド送りネジ
30が図示されていないモータによって回転すると、基
台10全体がディスクDの半径方向(矢印A、B)に移
動可能となるよう構成されている。すなわち、図7で示
されているように、光学ピックアップ装置全体はガイド
軸21で案内されてディスクDの半径方向に移動され、
外周側の位置10Bから内周側の位置10Aまで移動可
能とされる。
【0004】14は対物レンズ15を保持しているレン
ズ保持部であり、このレンズ保持部14は水平および垂
直方向に移動できる2軸のヒンジ部材16A、16B、
16Cからなる2軸機構によって基台10に保持されて
いる。2軸機構は後で述べるように耐届曲性で、しかも
軽量のプラスチック材である、例えばポリエステルエラ
ストマ(商品名 東レハイトレル)を成型したものであ
って、基台10に固定されているヒンジ部材10Aと、
垂直方向に上下するヒンジ部材16Cで構築され、レン
ズ保持部14をA⇔B方向に首振る動作と、P方向に上
下させる動作が可能となるよう構成されている。
【0005】17A、17Bはレンズ保持部14の両側
端に配置されている駆動コイルを示し、その中心にヨー
ク18A、18Bが間隙を置いて立設されるとともに、
側面には偏平なマグネット19A、19Bが隣接配置さ
れている。駆動コイル17A、17Bは前記ヨーク18
A、18Bを中心として巻かれているフォーカストラッ
キング用コイルと、前記マグネット19A、19Bに対
峙しているトラッキング用コイルからなり、これらのコ
イルにサーボ信号を供給することによって、前記対物レ
ンズ15を上下動、および左右に回動し、ディスクDに
照射されるレーザスポットを合焦点で、かつトラックに
沿って微動させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような光学ピック
アップ装置10は、図7に示すようにディスクDの半径
方向にガイド軸21で案内されて、ディスクDの内周側
の位置10Aから外周側の位置10Bまで前記したスレ
ッド送りネジ30によって移動され、対物レンズから照
射されるレーザスポットは半径線に沿ってS1 からS2
に移動する。
【0007】ところが、スレッド送りネジ30と噛合す
る送りばね13は、その弾力性によって隆起部13A
が、スレッド送りねじ30のねじ溝と螺合しているが、
強い衝撃や振動が加わると、スレッド送りネジ30と送
りバネ隆起部13Aの噛合が外れ、送りバネ隆起部13
Aがスレッド送りネジ30のネジ溝30Aを飛び越え
て、光学ピックアップ装置10自体がディスクの半径方
向に滑動する場合が生じる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点を
解決するために、基台10上に送りバネ13がスレッド
送りねじ30に対して離間する方向への偏移量を規制す
るストッパ部50を設けたものである。このストッパ
は、送りバネ先端部に送りバネ13がスレッド送りねじ
30に対して離間する方向への偏移量を規制する基台1
0方向への折曲部13Bを設けてもよい。
【0009】
【作用】基台10に送りバネ13がスレッド送りねじ3
0に対して離間する方向への偏移量を規制するストッパ
部50を、また、送りバネ13先端部に基台10方向へ
の折曲部13Bを設けることにより、スレッド送りネジ
30と送りバネ隆起部13Aとの噛合の解除をなくすこ
とができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の光学ピックアップ装置の実
施例を示した斜視図であり、図6の光学ピックアップ装
置に対して基台10の一部にストッパ部50が形成され
ている点に特徴がある。また図2は説明図であって、図
1に示した光学ピックアップ装置の側面を一部断面で示
した模式図で、アルミダイキャスト等で構成されている
基台10の上には2軸機構を構成するために、基台10
に設置されている第1のヒンジ部材16Aと、このヒン
ジ部材16AとQ1 、Q2 でヒンジ結合されている第2
のヒンジ部材16B、16Bと、さらにこの第2のヒン
ジ部材16Bと一端がQ3 、Q4 でヒンジ結合され、他
端がQ5 、Q6 で垂直方向のヒンジ結合によりレンズ保
持部14を支持している第3のヒンジ部材16Cが設け
られている。
【0011】この2軸機構は、第2のヒンジ部材16
B、16BがQ1 、Q2 、Q3 、Q4を軸として平行四
辺形となるように変形することによって対物レンズ15
を上下動し、ヒンジ結合Q5 、Q6 で対物レンズ15の
水平方向の首振り動作を可能にするものである。20は
三角形のプリズムを示し、図示されていない光学ブロッ
クから出射されたレーザ光がビームスプリッタ用のプリ
ズムを介して、矢印方向から入射されている。
【0012】基台10の左端にはスレッド送りネジ30
に噛合している送りバネ13が設けられ、基台10の右
端側にはガイド軸受(11A、11B)に挿通されたガ
イド軸21をシャーシ1に固定するガイド軸押え22が
示されている。ガイド軸押え22は、図3の斜視図に示
されているように、ガイド軸が挿入される貫通孔23
と、位置決め用のダボ24、およびガイド軸押えをシャ
ーシに取り付けるネジを貫通する長孔25、25が形成
されている。ダボ24は、シャーシ1に形成されている
位置決め穴24Aに嵌合され、このシャーシ1一部に固
定されるスピンドルモータの中心位置から延びる半径線
上で前記対物レンズ15が移動するように、ガイド軸2
1の位置決めを行うものである。
【0013】図4は本実施例の光学ピックアップ装置に
おけるスレッド送りネジ30と送りバネ13の係合状態
を説明する一部断面図である。この図からわかるように
本発明の実施例では、基台10の底面よりも所定長高く
なるストッパ部50が送りバネ13の下側に形成され
て、送りバネ13がスレッド送りネジ30に対して離間
する偏移量を規制している。つまり、送りバネ13はそ
の先端がストッパ部50と当接することにより基台10
の方向への偏移は図中一点鎖線に示す状態まで規制され
る。この時、隆起部13Aと送りネジ30との噛合は解
除されない。従って、衝撃等があっても隆起部13Aが
ネジ溝30を乗り越えてしまうことはないため、光学ピ
ックアップのディスク半径方向における送り位置は常に
適正に保たれる。送りバネ13が正常な位置からストッ
パ部50に当接するまでの間隔は30Aのネジ溝の深さ
を0.5mmとした場合、0.1mm以内とすることが
好ましい。
【0014】また、図5に他の実施例として示すよう
に、ストッパ部50を設けることの代替手段として送り
バネ13先端部に基台10方向への折曲部13Bを設け
る。これにより、送りバネ13の基台方向への偏移は図
中一点鎖線で示す状態までに規制され、図4におけるス
トッパ部50と同様の効果を得ることが可能となる。こ
の場合の折曲部13Bの長さは、前述した図4の実施例
と同様に30Aのネジ溝の深さを0.5mmとした場
合、送りバネ折曲部13B先端部の正常な位置から基台
に当接するまでの間隔を0.1mm以内になるように設
定することが好ましい。なお、折曲部にあたる部分、つ
まり送りバネ13の偏位量を規制する手段を設ける位置
は先端部分に限定される必要はなく、同様の効果を有す
る限り、送りバネ下側の任意の位置に取付け、或は成形
することが可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学ピッ
クアップは送りバネの偏移量を制限するために基台10
上にストッパ部、あるいは送りバネ先端部に折曲部を設
けることにより、スレッド送りネジと送りバネ隆起部と
の噛合の解除をなくし、これにより衝撃、振動等の外乱
があっても光学ピックアップ装置全体が常に適正なスレ
ッド位置に保たれるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学ピックアップ装置の実施例を示す
斜視図である。
【図2】実施例の一部断面図である。
【図3】実施例のガイド軸押えの斜視図である。
【図4】実施例のスレッド送りネジと送りバネの係合状
態を示す一部断面図である。
【図5】他の実施例のスレッド送りネジと送りバネの係
合状態を示す一部断面図である。
【図6】従来の光学ピックアップ装置の斜視図である。
【図7】従来の光学ピックアップ装置のスレッド送りの
説明図である。
【符号の説明】
10 基台 13 送りバネ 13A 隆起部 13B 折曲部 30 スレッド送りネジ 30A スレッド送りネジ溝 50 ストッパ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に、ガイド軸が挿入される軸受部
    と、前記ガイド軸と平行に配されたスレッド送りネジと
    噛合する隆起部を有する送りバネ部が設けられて、ディ
    スク半径方向に移動可能とされている光学ピックアップ
    装置において、前記基台上には、前記送りバネ部が前記
    スレッド送りネジに対して離間する方向への偏移量を規
    制するストッパ部が設けられて、前記スレッド送りネジ
    と前記隆起部の噛合が解除されないように構成したこと
    を特徴とする光学ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 基台上に、ガイド軸が挿入される軸受部
    と、前記ガイド軸と平行に配されたスレッド送りネジと
    噛合する隆起部を有する送りバネ部が設けられて、ディ
    スク半径方向に移動可能とされている光学ピックアップ
    装置において、前記送りバネ部先端は、前記送りバネ部
    が前記スレッド送りネジに対して離間する方向への偏移
    量を規制することができる前記基台方向への折曲部と
    し、前記スレッド送りねじと前記隆起部の噛合が解除さ
    れないように構成したことを特徴とする光学ピックアッ
    プ装置。
JP15897392A 1992-05-27 1992-05-27 光学ピックアップ装置 Pending JPH05325439A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6249495B1 (en) 1997-02-27 2001-06-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stepping motor control method and disk drive apparatus
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