JPH05325389A - スピンドルモーターの制御回路 - Google Patents

スピンドルモーターの制御回路

Info

Publication number
JPH05325389A
JPH05325389A JP13124092A JP13124092A JPH05325389A JP H05325389 A JPH05325389 A JP H05325389A JP 13124092 A JP13124092 A JP 13124092A JP 13124092 A JP13124092 A JP 13124092A JP H05325389 A JPH05325389 A JP H05325389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
current
control circuit
spindle motor
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13124092A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideya Yokouchi
秀弥 横内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP13124092A priority Critical patent/JPH05325389A/ja
Publication of JPH05325389A publication Critical patent/JPH05325389A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、コンピューターを電池駆動
する場合や、コンピューターの電源を小型化する場合に
於て、フレキシブルディスク装置に流れる電流のピーク
値を低く抑え、電池の長寿命化を計ることと、コンピュ
ーターの小型化を計る物である。 【構成】 モーターの起動時に電流制限を行い、起動電
流を低く抑え、一定時間後にモーターの電流制限を解除
し、通常負荷時のモーターの起動電流を低く抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク装置のスピンド
ルモーターの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク装置用のスピンドルモー
ターの制御方法は例えば、日立製作所発行のカタログ
「日立OA機器用ICデーターブック」’90.3等に
載っているごとく、図7に示す制御回路が知られてい
た。図7はディスク装置のスピンドルモーターの制御回
路である。モーター1は制御用のIC2の出力端子にコ
イル1a,1b,1cが接続してある。また、スピンド
ルモーターのロ−タ−の位置検出用のホールセンサー3
a,3b,3cがIC2に接続してある。IC2の電流
検出端子2aには電流検出抵抗R1が接続してあり、コ
イル1a,1b,1cに流れた電流によって電流検出抵
抗R1の両端に発生した電圧を検出しコイル1a,1
b,1cに流れる電流を制限している。これにより、モ
ーター1に電流が多く流れようとした場合に於いても、
一定の電流以上の電流が流れることを制限している(モ
ーター1の起動時にはモーター1のコイル1a,1b,
1cに発生する逆起電力が0に近いため、モーター1に
は加えた電圧をコイル抵抗で割った値の電流が流れよう
とするものである)。
【0003】一般的にモーター1が正常に回転する場合
は、起動時に電流が最も多く流れ、モーター1の回転数
が上昇するに連れて、コイル1a,1b,1cに発生す
る逆起電圧も上昇し、コイル1a,1b,1cに流れる
電流も減少する。この様子を図8に示す。図8はモータ
ー1の起動時にコイル1a,1b,1cに流れる電流と
回転数を縦軸に取り、横軸に時間を取ってある。そして
電流を4、回転数を5で示してある。モーターの起動時
に最も大きな電流が流れるのは図8のa部分であり、回
転数が目的の回転数bに近付くにしたがい、電流が急激
に減少する。そして、回転数が目的の回転数を過ぎ、オ
ーバーシュートして目的の回転数bを越えた場合には、
制御IC2がコイル1a,1b,1cに加わる電圧を制
御し、コイルに1a,1b,1c流れる電流が減少す
る。(図8のb部分)その後、回転数が低下し、目的の
回転数bに達すると負荷に応じた電流がコイル1a,1
b,1cに流れるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した通り、従
来の技術では、モーターの起動時に大きな電流が流れる
ため、特に電池によって駆動している可搬タイプのコン
ピューターに於いては、電池の内部抵抗の影響により、
ディスク装置のモーターの起動時に急激に電圧が下降
し、電池がまだ残っていても他の回路の動作に支障をき
たし、電池の使用時間を短くしてしまう原因になってい
た。また電池放電寿命の警告が行われる事によりコンピ
ューターの使用者はデーターの保存を行う事が多く、残
り少ない電池を有効に使用するためにもディスク装置の
モーターの起動電流を少しでも小さくすることが課題に
なっていた。そこで、本発明は上記の様な課題を解決す
るもので、その目的とするところは、ディスク装置を電
池駆動する場合に於ける、モーター起動時の大電流を下
げ、ディスク装置の駆動時間の長時間化を計ることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によるスピンドルモーターの制御回路は、以
下の構成とした物である。即ち、ディスク回転駆動用ス
ピンドルモーターの制御回路に於て、モーターの起動時
に一定時間電流制限を行なった後、電流制限の値を変更
し、電流制限値を増すようにした事を特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の上記の構成によれば、モーターの起動
時には電流制限を効かせて、起動電流を低く抑え、一定
時間経過した後電流制限値を元に戻す物であるが、一定
時間後に電流制限を元に戻しても既にモーターはある程
度の回転に達しており、起動時の大電流は避けられるの
である。
【0007】
【実施例】以下図面に基づき本発明を説明する。図1は
本発明におけるスピンドルモーター制御回路図である。
図2はモーターの分解斜視図である。図1に於て、コイ
ル101a,101b,101cは制御IC102の出
力端子に接続してある。
【0008】図2に於いて、モーター100のロ−タ−
104の位置を検出するホール素子103a,103
b,103cはコイル101の間に配置され、モーター
基板105に実装してある。ロ−タ−104の回転数を
検出する為、ロ−タ−104には駆動マグネット106
が接着固定してあり、駆動マグネット106の下面(モ
ーター基板105と対向する面)に周波数発電機用の多
極着磁(FG着磁)がしてある。このFG着磁と対向し
て、モーター基板105には発電用のパターン(FGパ
ターン107)が設けてある。ホール素子103a,1
03b,103cからは、ロ−タ−104の位置に応じ
た切り替え信号が制御IC102に加わり、FGパター
ンからは、ロ−タ−104の回転数に応じた周波数の交
流信号が制御IC102に加わり、制御IC102はモ
ーター100の回転数を一定に制御する。さらに図1に
於て、モーター100の制御IC102にはモーター1
00のスタートストップのコントロール端子102aが
設けてある。このコントロール端子102aをLOWに
する事により、モーター100が起動を開始する。一定
時間経過するまでは特に回路に変化は無い。一定時間経
過後タイマー115がONすると、モーター100の電
流検出用の抵抗R1に並列に入っている切り替えスイッ
チSW1がONし、電流制限の抵抗R1の値を低くす
る。これにより、電流制限抵抗R1の両端の電圧降下が
少なくなり、制御IC102はこの電流制限抵抗R1の
両端の電圧降下の値によって、モーター100に流れる
電流の量をコントロールしているため、より多くの電流
をモーター100に流す事ができるようになる。このよ
うにして、モーターの起動から一定時間後にモーターの
電流制限値を変更している。なおこの実施例ではスイッ
チSW1によって抵抗R1の両端をショートしている
が、スイッチSW1と直列に抵抗を挿入したり、スイッ
チによって2つの抵抗を切り替える事によって同様の制
御を行う事もできる。
【0009】図3はモーターの等価回路である。モータ
ーに加わる電圧をv、コイル101のインダクタンスを
L、コイル101の直流抵抗をr、モーター100が回
転する事によってコイル101に発生する逆起電力をe
としてある。図2に示すモーター100の起動時にはロ
−タ−104が回転していないため、コイル101には
ロ−タ−マグネット106からの磁束の変化が生じてい
ない。モーター100が回転してコイル101を貫く磁
束が変化すると、コイル101に逆起電力eが発生す
る。よってモーター100の回転が上昇するにつれ、モ
ーター100の電流が減少するのである。しかしモータ
ー100の起動時にはロ−タ−104が回転していない
ため、図3の逆起電力eは発生しておらず、コイル抵抗
rで電圧vを割った値の電流iが流れようとする。その
ため、制御IC2によって電流の制限を行い、起動時の
電流を少なくする。当然ながら電流を制限する事によ
り、モーター100の起動トルクが減少する。しかし、
ディスク装置のディスク回転用のモーターの負荷はディ
スクをヘッド(不図示)で挟むために発生するものがほ
とんどである。ところが一般的なディスクは起動トルク
が少なく、この様に電流を制限した状態でも十分起動で
きるものである。問題になるのは、特に起動トルクの重
いメディアであるが、この場合は、一定期間電流を制限
しているため、回転数が十分に上がらない。しかし一定
時間の後に制限電流を増す事により、十分な電流をモー
ターに流すことができ、重いトルクのメディアであって
も所定の時間内に所定の回転数まで駆動できるのであ
る。この様な状態の時のモーターに流れる電流の波形を
図4、図5に示す。図4に於て、縦軸に電流と回転数、
横軸に時間を取ってある。電流を110、回転数を11
1で示してある。また、電流制限値を112の破線で示
してある。モーター100を起動した瞬間は起動時の大
電流が流れるが、これは電流制限により、一定a1に抑
えてある。軽いメディアであれば、すぐに回転数が上昇
し、モーター100のコイル101に発生した逆起電力
eによって電流が減少するので起動時の電流はa1の値
以下に抑えられるのである。なお参考に図7で示した従
来の制御回路でモーターを起動した時の電流の値を4、
回転数を5に示してある。起動時間は従来に比べて若干
長くなるが、ディスク装置の仕様上問題になるような値
ではなく、実測値で50msec程度であった。
【0010】次にトルクが極端に重いメディアの場合を
図5に示す。トルクが極端に重い場合は電流制限によ
り、モーターのトルクが減少しているため、モータース
タート信号が入力されてもモーターがメディアを起動で
きない。しかし、一定時間T1後に電流の制限値が増加
してa2になることにより、電流制限の範囲内でモータ
ー100に流れる電流が増え、モーター100の起動ト
ルクがアップし、重いメディアを駆動出来るのである。
【0011】図6は電流制限を電源電圧によって行なう
実施例である。モーター100の起動に関しては、前述
と同様である。モーター100起動後一定時間してタイ
マー116がONすると、電源に入っているトランジス
ターQ1のベース電圧コントロール用のスイッチSW2
がOFFしトランジスターQ1は完全にONし制御IC
102の電源電圧が上昇し、モーター100に加わる電
圧が上昇し、駆動電流が増加するものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、モーターの
起動時に一定時間電流制限を行なった後、電流制限の値
を変更し、電流制限値を増すことにより、一般的な負荷
のディスクに於ては、モーターの起動時の電流を低く抑
えることができ、希に負荷の重いディスクが来たとして
も一定時間内に駆動回転できるディスク装置を提供で
き、コンピューターの電池駆動時の電池寿命を伸ばすた
めに非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるスピンドルモーター制御回路図
である。
【図2】本発明のモーターの分解斜視図である。
【図3】図3はモーターの等価回路図である。
【図4】本発明のモーターに流れる電流と回転数を示す
図。
【図5】本発明のモーターに流れる電流と回転数を示す
図。
【図6】本発明におけるスピンドルモーター制御回路図
である。
【図7】従来のディスク装置のスピンドルモーターの制
御回路図である。
【図8】従来のモーターに流れる電流と回転数を示す
図。
【符号の説明】
100 モーター 101 コイル 102 制御IC 102a コントロール端子 115 タイマー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジャケット内に収納されたディスクに、信
    号の記録再生を行なうディスク装置において、ディスク
    回転駆動用スピンドルモーターの制御回路に於て、モー
    ターの起動時に一定時間電流制限を行なった後、電流制
    限の値を変更し、制限電流値を増した事を特徴とするス
    ピンドルモーターの制御回路。
  2. 【請求項2】前記電流制限の方法として、モーターに加
    わる電圧をコントロールしたことを特徴とする請求項1
    記載のスピンドルモーターの制御回路。
  3. 【請求項3】前記電流制限の方法として、電流検出回路
    を切り替えることを特徴とする請求項1記載のスピンド
    ルモーターの制御回路。
JP13124092A 1992-05-25 1992-05-25 スピンドルモーターの制御回路 Pending JPH05325389A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13124092A JPH05325389A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 スピンドルモーターの制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13124092A JPH05325389A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 スピンドルモーターの制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05325389A true JPH05325389A (ja) 1993-12-10

Family

ID=15053285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13124092A Pending JPH05325389A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 スピンドルモーターの制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05325389A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007023613A1 (ja) * 2005-08-24 2007-03-01 Konica Milolta Opto, Inc. ストレージ機器
US8144416B2 (en) 2009-06-08 2012-03-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Hard disk driving circuit and method of driving spindle motor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007023613A1 (ja) * 2005-08-24 2007-03-01 Konica Milolta Opto, Inc. ストレージ機器
JPWO2007023613A1 (ja) * 2005-08-24 2009-02-26 コニカミノルタオプト株式会社 ストレージ機器
US8144416B2 (en) 2009-06-08 2012-03-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Hard disk driving circuit and method of driving spindle motor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6078158A (en) Disk drive motor spin-up control
KR100449221B1 (ko) 디스크의 저온 구동을 가능하게 하는 방법 및 장치
JP2610508B2 (ja) ウインチェスタ型ディスクドライブ装置
US20060132070A1 (en) Closed-loop rotational control of a brushless dc motor
US5327052A (en) Method and apparatus for controlling brushless DC motor
US7692394B2 (en) Power supply output control apparatus and method
JPH05325389A (ja) スピンドルモーターの制御回路
JP2000228053A (ja) ディスクドライブの制御方法及び制御装置
JP3288766B2 (ja) モータ駆動回路
JP4097320B2 (ja) ファンモータ駆動回路
JPH10178794A (ja) ファンモータ駆動回路
JP3259878B2 (ja) ブラシレスモータ
JPH0811071Y2 (ja) Dcブラシレスモータの制御回路
JPH0767379A (ja) モータの起動制御装置
JP3547880B2 (ja) モータ制御回路
KR0126447Y1 (ko) 브이.씨.알의 드럼모터 구동장치
JPH03190588A (ja) ブラシレスモータの駆動回路
US20020060539A1 (en) Motor-control device enabling the rotational speed of the motor's rotor to be measured
KR950000049B1 (ko) 전원단전시 디스크드라이브장치의 스핀들모터제동 및 헤드파킹제어회로
JP2944357B2 (ja) 磁気ディスク装置の駆動方法
JPH11273238A (ja) ディスクドライブ装置
JP3346633B2 (ja) ディスク装置
JPH0564473A (ja) 磁気デイスク駆動装置
JPH0697537B2 (ja) 磁気デイスク装置
KR0181025B1 (ko) 브이씨알의 드럼모터 구동 장치