JPH0532526U - 小屋束取付構造 - Google Patents

小屋束取付構造

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JPH0532526U
JPH0532526U JP8058891U JP8058891U JPH0532526U JP H0532526 U JPH0532526 U JP H0532526U JP 8058891 U JP8058891 U JP 8058891U JP 8058891 U JP8058891 U JP 8058891U JP H0532526 U JPH0532526 U JP H0532526U
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JP
Japan
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shed
end plate
bolt insertion
horizontal flange
mounting structure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8058891U
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English (en)
Inventor
淳 古田
Original Assignee
ナシヨナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保管や運搬が容易な小屋束を用いた小屋束取
付構造を提供する。 【構成】 梁1の水平フランジ2の下方に配置した取付
金具5と小屋束3のエンドプレート4により水平フラン
ジ2を挟んだ状態でエンドプレート4を取付金具5にね
じ止めする。 【効果】 取付金具5によって梁1と小屋束3との接合
部の剛性を確保できるため、エンドプレート4による小
屋束3の振れの防止が不要となり、エンドプレート4の
寸法形状を小さくできる。このため、エンドプレート4
が邪魔にならず、小屋束3の保管や運搬が容易にでき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、小屋束を梁に取付ける小屋束取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3に示すように、従来例の小屋束取付構造は、上面に水平フランジ102を もつ梁101に、下面にエンドプレート104をもつ小屋束103を取付けたも のである。水平フランジ102は、ボルト挿通孔102bを穿設している。エン ドプレート104は、小屋束103の幅方向より両端部l04aを突出し、両端 部l04aのボルト挿通孔102bに対応する位置にボルト挿通孔104bを穿 設している。梁101と小屋束103の固定は、梁101の水平フランジ102 の下方よりボルト挿通孔102bにボルト106を挿通し、このボルト106を エンドプレート104のボルト挿通孔104aに挿通するとともにナット(図示 せず)に締付けて行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来例の小屋束取付構造では、エンドプレート104が長いため、小屋束10 3を積み重ねたり横並べする際にエンドプレート104の両端部l04aが邪魔 になり、保管や運搬に不便であった。また、保管や運搬の際には、エンドプレー ト104のコーナ部により隣接する小屋束103同士が互いに損傷したり、小屋 束103同士の衝突によるエンドプレート104の変形等が起こった。これを防 止するには隣接する小屋束103同士の間に緩衝材を詰める等の必要があり、煩 雑な梱包をしなければならなかった。
【0004】 この考案の目的は、保管や運搬が容易な小屋束を用いた小屋束取付構造を提供 することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この考案の小屋束取付構造は、梁の水平フランジの下方に配置した取付金具と 小屋束のエンドプレートにより梁の水平フランジを挟んだ状態で小屋束のエンド プレートを取付金具にねじ止めしたものである。
【0006】
【作用】
この考案の小屋束取付構造は、梁の水平フランジの下方に配置した取付金具と 小屋束のエンドプレートにより梁の水平フランジを挟んだ状態で小屋束のエンド プレートを取付金具にねじ止めしため、取付金具によって梁と小屋束との接合部 の剛性が高くなりエンドプレートによる小屋束の振れの防止が不要となるので、 エンドプレートの寸法形状を小さくすることができる。
【0007】
【実施例】
この考案の第1の実施例の小屋束取付構造を説明する。図1に示す小屋束取付 構造は、上面に水平フランジ2をもつ梁1に、下面にエンドプレート4をもつ小 屋束3を取付けるものであり、梁1の水平フランジ2の下方に配置した取付金具 5と小屋束3のエンドプレート4により梁1の水平フランジ2を挟んだ状態で小 屋束3のエンドプレート4を取付金具5にねじ止めしたものである。
【0008】 梁1は、ウェブ9の上下端部に水平フランジ2,2′を各々形成したI形鋼で 、ウェブ9にボルト挿通孔1aを穿設している。水平フランジ2は、ボルト挿通 孔1aの上方にて幅方向の対称位置に1箇所ずつ2箇所のボルト挿通孔2bを穿 設している。小屋束3は、ウェブ3aとフランジ3bから成るH形鋼で、上下端 にエンドプレート4,4′を各々溶接している。エンドプレート4は、幅寸法が フランジ3bと等しい長方形の板材で、長手方向の両端部4aをフランジ3bよ り突出している。エンドプレート4の長手方向の中央付近には、水平フランジ2 のボルト挿通孔2bに対応する位置にボルト挿通孔4bを穿設している。両端部 4aの先端とフランジ3bの間には、補強リブ4bを設けている。取付金物5は 、水平片5cと垂直片5dから成る略L字状のもので、両側端に補強リブ5eを 各々溶接している。水平片5cは、ボルト挿通孔2bとの対応位置にボルト挿通 孔5bを穿設している。垂直片5dは、ボルト挿通孔1aとの対応位置にボルト 挿通孔5aを穿設している。
【0009】 小屋束3を梁1に固定する際には、梁1と取付金物5の各ボルト挿通孔1a, 5a、および水平フランジ2と取付金物5の各ボルト挿通孔2b,5bを各々一 致させて、一対の取付金物5を梁1のウェブ9の両面に配置する。ボルト6を各 ボルト挿通孔5a,1aに共に挿通し、これをナット7で締め付けて取付金物5 と梁1とを固定する。次いで、水平フランジ2とエンドプレート4の各ボルト挿 通孔2b,4bを各々一致させて小屋束3を水平フランジ2の上面に載置し、エ ンドプレート4と取付金具5の水平片5cで水平フランジ2を挟んだ状態とする 。エンドプレート4の上方よりボルト8を各ボルト挿通孔4b,2b,5bに共 に挿通し、このボルト8を取付金物5の水平片5cの下面に溶接したナット(図 示せず)にねじ込む。
【0010】 このように、エンドプレート4と共に水平片5cで水平フランジ2を挟持し、 かつ一対の垂直片5dでウェブ9を挟持したことによって、梁1と小屋束3との 接合部の剛性を高められるので、小屋束3を梁1に取付けた際、接合部の水平フ ランジ2やウェブ9の変形による小屋束3の振れ等が起こらない。したがって、 エンドプレート4による小屋束3の振れの防止が不要となり、エンドプレート4 の寸法形状を小さくすることができる。このため、小屋束3を積み重ねや横並べ する際にエンドプレート4が邪魔にならず、保管や運搬が容易にできる。しかも 、保管や運搬の際に、エンドプレート4のコーナ部により互いに隣り合う小屋束 3同士が損傷したり、隣り合う小屋束103同士の衝突によるエンドプレート4 の変形等も起こり難い。
【0011】 次に、この考案の第2の実施例の小屋束取付構造を説明する。図2に示すよう に、第2の実施例の小屋束取付構造は、図1に示した小屋束取付構造において、 取付金具5をアングル15に置き換えたものである。アングル15は、一方のフ ランジ50の長手方向の中央にボルト挿通孔50bとこれを挟んだ位置にボルト 挿通孔50cを各々穿設し、他方のフランジ51の長手方向の中央にボルト挿通 孔51bとこれを挟んだ位置にボルト挿通孔51cを各々穿設している。ボルト 挿通孔50b,51bの位置は、ウェブ9のボルト挿通孔1bおよび水平フラン ジ2のボルト挿通孔2bに各々対応している。水平フランジ2は、ボルト挿通孔 2bを挟んでボルト挿通孔50cに対応する位置にて、ボルト挿通孔1cを穿設 している。ウェブ9は、ボルト挿通孔1cを挟んでボルト挿通孔51cに対応す る位置にて、ボルト挿通孔2cを穿設している。各ボルト挿通孔50c,1cに ボルト11を挿通しこれをナット(図示せず)に締め付けるとともに、ボルト挿 通孔51c,2cに各々ボルト6を挿通しこれをナット7にねじ込み、梁1にア ングル15を取付ける。なお、その他の構成および効果については第1の実施例 と同様である。
【0012】
【考案の効果】
この考案の小屋束取付構造は、梁の水平フランジの下方に配置した取付金具と 小屋束のエンドプレートにより梁の水平フランジを挟んだ状態で小屋束のエンド プレートを取付金具にねじ止めしたため、取付金具によって梁と小屋束との接合 部の剛性を確保できる。したがって、エンドプレートによる小屋束の振れの防止 が不要となりエンドプレートの寸法形状を小さくすることができる。このため、 小屋束を積み重ねや横並べする際にエンドプレートが邪魔にならず、保管や運搬 が容易である。しかも、保管や運搬の際に、エンドプレートのコーナ部により互 いに隣り合う小屋束同士が損傷したり、隣り合う小屋束同士の衝突によるエンド プレートの変形等も起こり難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例の小屋束取付構造を示
す分解斜視図。
【図2】この考案の第2の実施例の小屋束取付構造を示
す分解斜視図。
【図3】従来例る小屋束取付構造を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1 梁 2 水平フランジ 3 小屋束 4 エンドプレート 5 取付金物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に水平フランジをもつ梁に、下面に
    エンドプレートをもつ小屋束を取付ける小屋束取付構造
    において、前記梁の水平フランジの下方に配置した取付
    金具と前記小屋束のエンドプレートにより前記梁の水平
    フランジを挟んだ状態で前記小屋束のエンドプレートを
    前記取付金具にねじ止めしたことを特徴とする小屋束取
    付構造。
JP8058891U 1991-10-03 1991-10-03 小屋束取付構造 Withdrawn JPH0532526U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8058891U JPH0532526U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 小屋束取付構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8058891U JPH0532526U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 小屋束取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0532526U true JPH0532526U (ja) 1993-04-27

Family

ID=13722506

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8058891U Withdrawn JPH0532526U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 小屋束取付構造

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Effective date: 19960208