JPH05325081A - リンガ出力監視回路 - Google Patents

リンガ出力監視回路

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JPH05325081A
JPH05325081A JP12658392A JP12658392A JPH05325081A JP H05325081 A JPH05325081 A JP H05325081A JP 12658392 A JP12658392 A JP 12658392A JP 12658392 A JP12658392 A JP 12658392A JP H05325081 A JPH05325081 A JP H05325081A
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JP
Japan
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ringer
circuit
signal
output
alarm
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JP12658392A
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Minoru Hirahara
実 平原
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断続するリンガ信号を発生するリンガ回路の
出力監視回路に関し、出力電圧の異常を検出してから異
常が回復するまで警報信号を送出し続けるリンガ出力監
視回路を提供することを目的とする。 【構成】 断続する動作電位を供給する制御信号6をリ
ンガ回路1の動作制御端子2に入力し、リンガ回路1が
出力する断続するリンガ信号の出力電圧を監視するリン
ガ出力監視回路であって、前記制御信号6より動作電圧
が警報制御端子4に入力されているときにリンガ信号の
電圧が所定値以下となったことを検出したときに、前記
動作電位に等しい電位の警報信号8を送出する監視回路
3と、一方の入力端子に制御信号6、他方の入力端子に
警報信号8を接続し、出力端子をリンガ回路1の動作制
御端子2及び監視回路3の警報制御端子4に接続した論
理和回路5を備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は断続するリンガ信号を発
生するリンガ回路の出力監視回路に関する。従来のリン
ガ信号の送出方法では、リンガ信号発生回路(以下、リ
ンガ回路と記す)が連続するリンガ信号を出力し、リン
ガ信号を加入者線等に送出する回路、例えば加入者回路
等において連続信号を所定の断続時間(例えば、1秒間
出力、2秒間休止)で断続して加入者線等に送出してい
た。このような、連続信号を出力するリンガ回路の出力
監視回路では、出力されるリンガ電圧を常時監視し、出
力電圧が所定値以下となった場合に警報信号を送出する
ようにしていた。
【0002】ところが、近年、リモート制御などの普及
に伴って、各種の機器に対する小電力化の要望が強ま
り、リンガ回路も小電力化が要求されるようになってき
た。この要求に応えて、リンガ回路を外部よりの信号に
より制御し、実際に電話機のベルなどを鳴らす間だけ、
リンガ回路を動作させる方式が出現している。
【0003】このような断続するリンガ信号を出力する
リンガ回路を従来の常時出力型リンガ用の監視回路によ
り監視すると、リンガ信号の休止時間の間、警報信号が
出力されてしまうので、リンガの発生を制御する制御信
号を警報送出を制御する信号として監視回路に引き込
み、リンガ信号の休止時間には警報信号を送出しないよ
うにする方法が考えられている。
【0004】しかし、この方法ではリンガ出力が正常で
ある場合には問題がないが、出力が異常となった場合
に、リンガ信号が出力される時間だけしか警報信号を送
出することができないため、警報信号が断続し、さらに
制御信号が停止すると警報の送出も停止するという問題
を有している。
【0005】このため、断続するリンガ信号の出力電圧
異常時に警報信号が断続せず、制御信号が停止しても警
報信号が送出されるリンガ出力監視回路が求められてい
る。
【0006】
【従来の技術】図4及び図5は従来技術の構成図及び波
形図である。図4(a) は連続するリンガ信号を出力する
リンガ回路とその出力を監視する監視回路の構成図、同
図(b) はその波形図である。以下、両図を併せて説明す
る。
【0007】図4(a) のリンガ回路11は、同図(b) の
に示すように連続するリンガ信号を出力している。この
連続するリンガ信号は加入者回路19に入力され、リンガ
断続部19a において同図(b) のに示すように、例えば
1秒送出、2秒休止のような断続信号に変換されて加入
者線に送出され、加入者線に接続されている電話機(図
示省略)のベルを断続的に鳴動させる。
【0008】監視回路13は図示のようにリンガ回路11の
出力電圧を常時監視しており、出力電圧が規定値以下に
なると警報信号を送出する。例えば、工事などの際にリ
ンガ回路11の出力側が直接地気に接続されるような状態
が発生すると、出力部分が短絡状態となるため、リンガ
回路11の出力は図4(b) のの時刻tにおけるように出
力電圧が0ボルトの状態となる。監視回路13は出力電圧
の異常を直ちに検出し、図4(b) のに示すように警報
信号18を送出する。
【0009】上記において出力側の短絡状態が回復する
と、リンガ回路11の出力は図4(b)のの時刻rに示す
ように正常電圧に復し、監視回路13より出力される警報
信号18も同図ののように停止する。このように、図4
の方式ではリンガ回路11の出力監視が迅速確実に行われ
る。
【0010】次に、図5の方式について説明する。図5
(a) は断続するリンガ信号を出力するリンガ回路とその
出力を監視する監視回路の構成図、同図(b) はその波形
図である。以下、両図を併せて説明する。
【0011】図5(a) のリンガ回路21は動作制御端子22
に動作電位が供給されたときのみリンガ信号を発生する
ように構成されており、動作電位の供給は負荷側にリン
ガ信号を送出するときのみ入力される制御信号26によっ
て行われる。制御信号26は図5(b) のに示すように断
続する信号となっており、Hレベルがリンガ回路21の動
作電位となっている。従って、リンガ回路21は制御信号
26が入力されたときのみ、図5(b) のに示すような断
続するリンガ信号を発生して出力する。
【0012】この断続するリンガ信号は加入者回路29に
入力されるが、既に断続されているため、加入者回路29
では断続することなくそのまま、図5(b) のに示すよ
うに加入者線に送出される。
【0013】監視回路23はリンガ回路21の出力電圧を監
視しているが、制御信号26が入力されていないために出
力が送出されないときや、リンガ信号は出力されている
が断続するリンガ信号の休止時間に警報が出力されない
ようにする必要がある。このため、監視回路23の警報制
御端子24に制御信号26を接続し、制御信号がLレベル電
位のときはリンガ回路21の出力電圧が0であっても警報
を送出しないようにマスクする。図では出力電圧異常検
出回路23a が出力電圧が規定値以下であることを検出し
ても、AND回路23b にHレベルの制御信号26が入力さ
れていないときは警報信号28が出力されないように構成
した例を示している。
【0014】以上のように、図5のリンガ出力監視回路
は制御信号26がHレベルのときに出力電圧が規定値以下
であると警報信号27を送出するようになっており、正常
状態でリンガ信号が送出されない時間に誤った警報信号
28が送出されることはない。
【0015】一方、図5(a) の加入者回路29側で例えば
短絡障害等が発生すると、制御信号25がHレベルとなっ
ても出力電圧が0となるため、同図(b) のに示すよう
に警報信号28が発せられる。しかし、図5(a) の監視回
路23は制御信号26がLレベルのときは警報信号を送出し
ないように構成されているため、制御信号26がLレベル
になると警報信号28も停止する。このため、警報信号28
は(b) のに示すように制御信号26の断続に応じて断続
することとなる。
【0016】また、リンガ信号が送出されないためにリ
ンガ信号の送出対象加入者に対する発呼者が接続を断
ち、他にリンガ信号の送出要求がなければ、制御信号26
が入力されなくなる。このときは制御信号26がLレベル
のままとなるため、警報信号28も停止する。従って、リ
ンガ信号の出力異常の原因が残っているか否かに関わら
ず、警報信号28は停止した状態のままとなる。従って、
次に制御信号26が入力されるまで、リンガ信号の出力異
常が回復したか否かを警報信号28によって判断すること
ができないこととなる。
【0017】以上のように、断続するリンガ信号を出力
するリンガ回路21の出力を監視する従来技術のリンガ出
力監視回路は、出力電圧の異常を検出したときに警報信
号28が断続するうえ、制御信号26が停止すると警報信号
28も停止するため、リンガ信号の出力異常の回復を警報
信号28によって検出することができないと言う問題があ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】断続するリンガ信号を
出力するリンガ回路の出力を監視する従来技術のリンガ
出力監視回路では、リンガ信号の送出時に出力電圧の異
常を検出して警報信号を送出しても、制御信号の断続に
より警報信号が断続するうえ、制御信号の停止に伴って
警報信号も停止すると言う欠点がある。このため、出力
電圧の異常の原因が除かれたか否かを警報信号によって
判断することができないという問題があった。
【0019】本発明は、出力電圧の異常を検出してから
異常が回復するまで警報信号を送出し続けるリンガ出力
監視回路を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
図である。図中、1は動作制御端子2に動作電位が供給
されたときにリンガ信号を発生するように構成され、前
記動作制御端子2に断続する制御信号を入力することに
より断続するリンガ信号を出力するリンガ回路、6は負
荷にリンガ信号を送出する際に入力され、リンガ回路1
の前記動作制御端子2に所定周期で断続する動作電位を
供給する制御信号である。
【0021】3は前記制御信号6より前記動作電位が警
報制御端子4に入力されているときに前記リンガ信号の
出力電圧が所定値以下となったことを検出したときに、
前記動作電位に等しい電位の警報信号8を送出する監視
回路、5は一方の入力端子に前記制御信号6、他方の入
力端子に前記警報信号8を接続し、出力端子を前記リン
ガ回路1の前記動作制御端子2及び前記監視回路3の前
記警報制御端子4に接続した論理和回路である。
【0022】
【作用】図1において、リンガ回路1は動作制御端子2
に動作電位が供給されたときのみリンガ信号を発生する
ように構成されている。また、制御信号6は負荷7にリ
ンガ信号を送出する際のみ入力され、断続する動作電位
をリンガ回路1の動作制御端子2に供給するようになっ
ている。
【0023】いま、制御信号6が入力され、論理和回路
5を経てリンガ回路1の動作制御端子2に供給される
と、リンガ回路1は断続するリンガ信号を発生し、負荷
7に送出する。
【0024】監視回路3はリンガ回路1が出力するリン
ガ信号の出力電圧を監視し、出力電圧が規定値以下にな
ると警報信号8を発する。しかし、制御信号6が入力さ
れていないときや、リンガ信号の休止時間中に警報信号
8を発することがないように、制御信号6を論理和回路
5を経て警報制御端子4に入力し、制御信号6が動作電
位を供給していないときには警報信号8を送出しないよ
うにしている。
【0025】いま、リンガ回路1の出力部が例えば地気
に短絡されるなどの障害が発生すると、制御信号6が動
作電位を供給してもリンガ回路の出力電圧が0となるの
で監視回路3は出力異常を検出し、警報信号8を発す
る。この警報信号8は前記動作電位と同一電位となって
いるが、外部に送出されると同時に論理和回路5を介し
て警報制御端子4に再入力される。このため、監視回路
3は警報制御端子4に動作電位が入力された状態のまま
となり、リンガ回路1よりリンガ信号が出力されない限
り警報信号8を送出し続ける。
【0026】一方、論理和回路5に入力された警報信号
8はリンガ回路1の動作制御端子2にも入力され、リン
ガ回路1を信号発生状態に保つ。ただし、出力部が短絡
されている状態が継続していれば、リンガ信号の出力電
圧は0となっている。この状態は制御信号6が停止して
もそのまま継続される。
【0027】上記の状態において、リンガ回路1の出力
部の短絡状態が除かれると、動作制御端子2には警報信
号8による動作電位が供給された状態となっているた
め、リンガ回路1はリンガ信号を出力する。障害原因が
除かれたためにこの出力が正常電圧になっていれば監視
回路3は警報信号を停止する。これに伴って、リンガ回
路1の動作制御端子2の動作電位が除かれるため、リン
ガ回路1より送出されたリンガ信号も停止する。
【0028】以上のように、図1においては監視回路3
がリンガ回路1の出力電圧が所定値以下となったことを
検出すると制御信号の断続に関係なく警報信号8が連続
して送出され、かつ、リンガ回路1が正常なリンガ信号
を送出できる状態となるまで警報信号8が送出されたま
まとなる。このため、警報信号8によって、リンガ信号
の異常状態を的確に把握することが可能となる。
【0029】
【実施例】図2は本発明の実施例構成図、図3は本発明
の実施例波形図である。図中、図1と同一の記号は図1
に図示されたものと同一の対象物を示す。3a,3bは監視
回路3の内部構成の一部で、2aは出力電圧異常検出部、
3bはAND(論理積)回路である。また、5はOR(論
理和)回路、9は加入者回路である。
【0030】以下、図2と図3を用いて本発明の実施例
を説明する。なお、図2中の乃至は図3に波形を図
示した点である。図2のリンガ回路1は動作制御端子2
に動作電位が供給されたときのみリンガ信号を発生する
ように構成されている。この動作電位は、負荷(図2で
は、加入者回路9及びこれに接続される図示省略された
加入者線、電話機等が負荷となるが加入者回路9を直接
の負荷として説明する。)にリンガ信号を送出するとき
に入力される制御信号6により供給される。
【0031】制御信号6は図3のに示すように断続す
る信号である。断続時間は負荷に供給するリンガ信号の
断続時間に一致し、例えばリンガ信号が1秒送出、2秒
休止となるように断続するが、断続波形のHレベルが前
記リンガ回路1の動作電位となる。
【0032】いま、負荷の一つである加入者回路9より
リンガ信号の送出要求があると、交換機の制御装置(図
示省略)を介して制御信号6が送出される。制御信号6
は図2の回路に入力され、OR回路4を経てリンガ回路
1の動作制御端子2に入力される。リンガ回路1はこの
制御信号6の断続に対応してリンガ信号を発生し、加入
者回路9に送出する。加入者回路9はこの断続するリン
ガ信号を加入者線へ送出し、加入者線に接続されている
電話機(図示省略)のベルを鳴動させる。
【0033】制御信号6、OR回路4の出力、リンガ回
路1の出力及び加入者回路8の出力の各波形は、図3の
乃至に示すように、すべて制御信号の波形に一致し
ている。なお、波形に縦線の網模様が入っているものは
リンガ信号(例えば75V)で、その他は論理信号レベ
ルを示している。
【0034】リンガ回路1より出力されるリンガ信号は
監視回路3に入力され、出力電圧異常検出部3aにおいて
出力電圧が所定電圧以下となっているか否かが調べら
れ、所定電圧以下であるとHレベルの電位が送出され、
AND回路3bに入力される。AND回路3bの他方の入力
端子には、OR回路4を経た制御信号6が警報制御端子
4を介して入力されているため、制御信号6がHレベル
となったときに出力電圧異常検出部3aよりHレベルの電
位が出力されるとAND回路3bよりHレベルの警報信号
8が出力される。
【0035】出力電圧異常検出部3aは制御信号6がLレ
ベルのときにリンガ回路1の出力電圧が0となっても異
常を検出するが、このときはAND回路3bのゲートが閉
じられた状態であるため、警報信号8は送出されない。
同様に、制御信号6が入力されていない状態でも警報信
号8は送出されない。即ち、監視回路3は警報制御端子
4に入力される制御信号6によって警報信号の送出を制
御している。
【0036】いま、図3のに示した時刻tの時点に例
えばリンガ回路1の出力側を短絡するような障害が発生
したとする。時刻tではリンガ信号が送出されていない
が、制御信号6がLレベルであるため、監視回路3は警
報信号8を発しない。時刻t以後、最初のリンガ信号が
送出されると監視回路3はリンガ出力電圧の異常を検出
し、図3のに示すようにHレベルの警報信号8を送出
する。送出されたHレベルの警報信号7は外部に出力さ
れると同時にOR回路5に再入力される。
【0037】このため、OR回路5の出力は図3のに
示すようにHレベルが連続して送出された状態となる。
このHレベルの信号はリンガ回路1の動作制御端子2と
監視回路3の警報制御端子4に送出される。警報信号8
のHレベルはリンガ回路1の動作電位に等しいように作
られているため、リンガ回路1は動作状態となるが、負
荷側が障害で短絡されている状態であるため、リンガ信
号電圧は0ボルトのままとなる。一方、監視回路3では
AND回路3bにHレベルが入力された状態となり、か
つ、リンガ回路1の出力が送出されていない状態である
ため、この状態が続く限り警報信号8を送出している
(図3参照)。なお、この状態で、加入者回路8側よ
りのリンガ信号送出要求がなくなり、制御信号6が入力
されなくなっても、監視回路3は警報信号8を送出し続
ける。
【0038】上記の状態が継続したのち、時刻rにおい
て障害の原因が除去されると、リンガ回路1の動作制御
端子2にはHレベルの電位が入力されたままとなってい
るため、リンガ回路1は直ちに出力を送出する(図3
参照)。この信号は加入者回路8に送出されるが、リン
ガ信号送出状態にある加入者回路4が存在しなければ加
入者線に送出されることはない(図3参照)。
【0039】リンガ信号が送出されると監視回路3の出
力電圧異常検出部3aは出力電圧が正常となったため、H
レベルの電位の送出を停止し、警報信号8は停止する
(Lレベルとなる)。警報信号8がLレベルとなるとO
R回路5の出力もLレベルとなるため、リンガ回路1よ
り出力されたリンガ信号も停止する。なお、障害が回復
してリンガ信号が送出されてから停止するまでの時間t
−s(図3)は極めて短いため、たとえリンガ信号送
出状態にある加入者回路4があっても不正規(正規の断
続周期と一致しない)のリンガ信号として問題となるこ
とはない。
【0040】以上のように、図2の回路では制御信号6
の断続または入力の有無に関係なく、出力電圧の異常が
検出されてからリンガ回路1が正常の出力を送出できる
状態となるまで警報信号8を送出し続ける。このため、
警報信号8によって、リンガ信号の異常状態を的確に把
握することが可能となる。
【0041】以上、図2及び図3により本発明の実施例
を説明したが、図2及び図3はあくまで本発明の一実施
例を示したものに過ぎず、本発明が図示されたもののみ
に限定されるものでないことは言うまでもない。
【0042】例えば、本発明のリンガ回路1の負荷は加
入者回路に限定されるものではなく、他の各種の装置が
含まれるは勿論である。また、監視回路3において警報
信号の送出を制御する回路(AND回路3b)も図示され
たものに出力信号の送出時期と制御信号6のタイミング
調整回路を付加することを含め、各種の回路があり得る
が、いずれにおいても本発明の効果は変わらない。
【0043】また、出力電圧の異常の例として負荷側が
短絡された例により説明したが、短絡以外の理由、例え
ば過負荷による出力電圧の低下等が含まれることは勿論
である。なお、過負荷のような場合、リンガ回路1の動
作制御端子2に動作電位を供給し続けることによってリ
ンガ回路1が更に過負荷となる現象は、リンガ回路1に
過負荷検出回路等、公知の方法を組み込むことによって
容易に防止できるため、本発明の回路がリンガ回路1に
悪影響を与えることはない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部よりの制御信号によって断続するリンガ信号を発生
するリンガ回路の出力電圧に異常が発生した場合、制御
信号の断続または入力の有無に関係なく、出力電圧の異
常が検出されてからリンガ回路が正常の出力を送出でき
る状態となるまで警報信号を送出し続けるため、リンガ
回路の異常状態を的確に把握することが可能となり、か
かるリンガ出力監視回路の性能及び信頼性の向上に資す
るところが極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構成図
【図2】 本発明の実施例構成図
【図3】 本発明の実施例波形図
【図4】 従来技術の構成図及び波形図(1)
【図5】 従来技術の構成図及び波形図(2)
【符号の説明】
1 リンガ回路 2 動作制御端子 3 監視回路 4 警報制御端子 5 論理和回路 6 制御信号 7 負荷 8 警報信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷(7) にリンガ信号を送出する際に所
    定周期で断続する動作電位を供給する制御信号(6) をリ
    ンガ回路(1) の動作制御端子(2) に入力し、該リンガ回
    路(1) より負荷(7) に出力される断続するリンガ信号の
    出力電圧を監視するリンガ出力監視回路であって、 前記制御信号(6) より前記動作電圧が警報制御端子(4)
    に入力されているときに前記リンガ信号の出力電圧が所
    定値以下となったことを検出したときに、前記動作電位
    に等しい電位の警報信号(8) を送出する監視回路(3)
    と、 一方の入力端子に前記制御信号(6) 、他方の入力端子に
    前記警報信号(8) を接続し、出力端子を前記リンガ回路
    (1) の前記動作制御端子(2) 及び前記監視回路(3) の前
    記警報制御端子(4) に接続した論理和回路(5) を備え、 制御信号(6) が動作電圧を供給中に前記リンガ信号の出
    力電圧が所定値以下となったことを検出してからリンガ
    回路(1) が正常なリンガ信号を送出できる状態となるま
    で連続して警報信号(8) を送出することを特徴とするリ
    ンガ出力監視回路。
JP12658392A 1992-05-20 1992-05-20 リンガ出力監視回路 Withdrawn JPH05325081A (ja)

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