JPH05325070A - セキュリティインターホン装置 - Google Patents

セキュリティインターホン装置

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JPH05325070A
JPH05325070A JP1052491A JP1052491A JPH05325070A JP H05325070 A JPH05325070 A JP H05325070A JP 1052491 A JP1052491 A JP 1052491A JP 1052491 A JP1052491 A JP 1052491A JP H05325070 A JPH05325070 A JP H05325070A
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JP
Japan
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voltage
power supply
capacitor
transistor
indicator lamp
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JP1052491A
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Mitsuhiro Matsuda
光弘 松田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】子機の表示灯の点灯電圧よりも低い電源電圧の
親機によって、表示灯を点滅させる。 【構成】プッシュプル接続されたトランジスタQ3 ,Q
4 のコレクタにコンデンサC1 の一端を接続し、コンデ
ンサC1 の他端と電源端子7との間にダイオードD2 を
接続して、コンデンサC1 の他端に電源電圧を昇圧した
電圧を得る。トランジスタQ3 ,Q4 をトランジスタQ
1 によって比較的低い周波数の駆動パルスでオン,オフ
制御することにより、コンデンサC1 の他端の電圧は駆
動パルス周期で変化し、子機12の表示灯6の点灯電圧が
親機21の電源電圧とコンデンサC1 によって昇圧された
電圧との間であれば、表示灯6は駆動パルス周期で点滅
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】本発明はセキュリティインターホ
ン装置に関し、特に、親機の電源電圧が子機に設けた表
示灯の点灯電圧よりも低いものに好適のセキュリティイ
ンターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターホン装置においては、ド
アホン等の複数の子機と親機との通話機能の外に、セキ
ュリティ機能を有するものがある。このようなセキュリ
ティインターホン装置においては、異常等を検出するた
めの各種のセンサ、例えば、ガス漏れを検知するセン
サ、防犯用の窓センサ及び火災用の温度センサ等を備え
ている。これらのセンサからの信号が入力されると、親
機は、通話回路のアンプ及び電源回路等を流用して、親
機及び子機のスピーカーから警報音を発生させたり、L
ED(発光ダイオード)による表示灯を点滅させたりす
る。
【0003】図6はこのような従来のセキュリティイン
ターホン装置を示す回路図である。親機11に組込まれた
警報音発振回路1は、周波数が2乃至20Hz の発振出
力を出力する低域発振器2と発振周波数が500乃至2
kHz の高域発振器3とを有している。異常時等には、
高域発振器3は、例えば、低域発振器2の発振出力によ
って変調されることにより、2種類の可聴周波数の発振
出力を交互に繰返して出力する。高域発振器3の出力は
パワーアンプ4を介して例えば親機11のスピーカー5に
与えられる。この場合には、スピーカー5からサイレン
音が出力されて警報が告知される。また、低域発振器2
の発振出力によって高域発振器3の出力を断続すること
も可能である。この場合には、スピーカー5は告知音の
断続によって警報を知らせることになる。
【0004】この警報音の発生と同時に、子機12に設け
た表示灯6を点滅させるようになっている。親機11の端
子8a,8bは信号線10を介して夫々子機12の端子9
a,9bに接続されており、端子9a,9bの間には限
流抵抗R3 と4個の直列接続された発光ダイオードから
成る表示灯6とが直列接続されている。発光ダイオード
の順方向電圧は2Vであり、表示灯6は8V以上の電圧
が印加されると電流が流れて発光する。子機12は、表示
灯6を点滅させるための駆動電圧を信号線10を介して親
機11から得ている。
【0005】すなわち、低域発振器2からの周波数が2
乃至20Hz の発振出力は、駆動パルスとして、抵抗R
1 を介してトランジスタQ1 のベースにも与えられる。
トランジスタQ1 のエミッタは基準電位点に接続され、
コレクタは抵抗R2 を介してトランジスタQ2 のベース
に接続されている。駆動パルスによってトランジスタQ
1 はオン,オフし、トランジスタQ1 のオン期間にトラ
ンジスタQ2 はオンとなって、親機11の電源端子7と端
子8aとを導通させる。そうすると、親機11の電源端子
7に供給されている12乃至16Vの電源電圧が子機12
の端子9a,9bに印加される。これにより、表示灯6
に電流が流れて点灯する。一方、トランジスタQ1 のオ
フ期間にはトランジスタQ2 もオフとなり、子機12への
電源電圧の供給が停止して、表示灯6はオフとなる。す
なわち、駆動パルスの周期で表示灯6は点滅する。
【0006】ところで、親機11の12乃至16Vという
電源電圧は、図示しない通話回路のアンプの電圧損失等
に基づいて設定されている。ところが、近年、通話回路
のICの改善等によって、例えば6V等の低い電源電圧
であっても、十分な通話レベルを得ることができるよう
になってきた。しかしながら、図6の子機12に対して例
えば6Vの電源電圧の親機を採用した場合には、表示灯
6の点灯電圧よりも親機の電源電圧の方が低いことか
ら、表示灯6を点灯させることができない。すなわち、
親機のみを新しい機種に変更すると、表示灯を点滅させ
ることができないことがある。したがって、親機におい
ては、通話回路用の電源の外に、表示灯用の高電圧の電
源を必要とするという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来のセキュリティインターホン装置においては、子機
の表示灯を点滅させるために、親機の電源電圧を比較的
高く設定しなければならないという問題点があった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、親機の電源電圧を子機の表示灯の点灯電圧
よりも低く設定した場合でも、表示灯の点滅を可能にす
ることができるセキュリティインターホン装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】[発明の構成]
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
セキュリティインターホン装置は、子機に設けられ親機
から供給される電圧によって駆動される表示灯と、この
表示灯を点滅させるための点滅周期の駆動パルスを発生
する警報音発振回路と、前記親機の電源端子と基準電位
点との間に直列接続され前記駆動パルスが与えられて相
補的にオン,オフする第1及び第2のスイッチング素子
と、前記親機の電源端子と前記第1及び第2のスイッチ
ング素子の接続点との間に接続されて前記電源端子の電
源電圧を昇圧して前記放電灯に与えるダイオード及びコ
ンデンサの直列回路とを具備したものであり、本発明の
請求項2に係るセキュリティインターホン装置は、子機
に設けられ親機から供給される電圧によって駆動される
表示灯と、この表示灯を点滅させるための可聴周波数の
駆動パルスを発生する警報音発振回路と、前記親機の電
源端子と基準電位点との間に直列接続され前記駆動パル
スが与えられて相補的にオン,オフする第1及び第2の
スイッチング素子と、前記親機の電源端子と前記第1及
び第2のスイッチング素子の接続点との間に接続されて
前記電源端子の電源電圧を昇圧し前記放電灯を駆動する
ための電圧を発生するダイオード及びコンデンサの直列
回路とを具備したものである。
【0010】
【作用】本発明の請求項1において、第1及び第2のス
イッチング素子は表示灯の点滅周期で相補的にオン,オ
フする。第2のスイッチング素子のオン期間にはダイオ
ード及びコンデンサの接続点には親機の電源電圧が現
れ、第1のスイッチング素子のオン期間にはダイオード
及びコンデンサの接続点には親機の電源電圧の2倍の電
圧が現れる。すなわち、表示灯には比較的高い電圧と比
較的低い電圧とが印加されることになり、表示灯は駆動
パルスの周期で点滅する。
【0011】本発明の請求項2において、第1及び第2
のスイッチング素子は可聴周波数でで相補的にオン,オ
フする。ダイオード及びコンデンサの接続点には親機の
電源電圧が昇圧されて現れる。駆動パルスの可聴周波数
は表示灯の点滅周期に対して十分に高い周波数であり、
ダイオード及びコンデンサの接続点に現れる電圧は略定
電圧である。したがって、表示灯の駆動電圧も安定し、
一定光量で点滅が行われる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るセキュリティインター
ホン装置の一実施例を示す回路図である。図1において
図6と同一物には同一符号を付してある。
【0013】親機21の電源端子7には6乃至8Vの電源
電圧Vccが供給されている。この電源端子7と基準電位
点との間にはトランジスタQ3 ,Q4 がプッシュプル接
続されている。トランジスタQ3 のエミッタは電源端子
7に接続され、コレクタはトランジスタQ4 のコレクタ
に接続される。トランジスタQ4 のエミッタは基準電位
点に接続されている。これらのトランジスタQ3 ,Q4
はトランジスタQ1 に制御されてオン,オフする。すな
わち、トランジスタQ4 のベースは抵抗R4 を介して電
源端子7に接続されると共に、ダイオードD1 を介して
トランジスタQ1 のコレクタに接続されており、トラン
ジスタQ3 のベースは抵抗R5 を介してトランジスタQ
1 のコレクタに接続されている。トランジスタQ1 のエ
ミッタは基準電位点に接続されており、ベースには警報
音発振回路1の低域発振器2から低周波(例えば、2乃
至20Hz )の駆動パルスが供給されるようになってい
る。
【0014】一方、電源端子7とトランジスタQ3 ,Q
4 のコレクタとの間にはダイオードD2 及びコンデンサ
C1 が直列接続されている。ダイオードD2 及びコンデ
ンサC1 の接続点は親機21の端子8aに接続され、親機
21の端子8bは基準電位点に接続されている。端子8
a,8bは信号線10を介して夫々子機12の端子9a,9
bに接続されている。子機12の構成は従来と同様であ
り、端子9a,9b相互間には限流抵抗R3 及び順方向
電圧が2Vの4個の発光ダイオードから成る表示灯6が
直列に接続されている。
【0015】次に、このように構成されたセキュリティ
インターホン装置の動作について図2のタイミングチャ
ートを参照して説明する。図2(a)はトランジスタQ
1 のベースに印加される駆動パルスを示し、図2(b)
はトランジスタQ3 ,Q4 のコレクタの電圧(コンデン
サC1 の一端の電圧)を示し、図2(c)は端子8aに
現れる電圧(コンデンサC1 の他端の電圧)を示してい
る。
【0016】図示しない各種センサから異常を知らせる
信号が親機21に入力されると、警報音発振回路1の低域
発振器2から、子機12に設けた表示灯6の点滅周期の駆
動パルス(図2(a))が発生する。この駆動パルスは
抵抗R1 を介してトランジスタQ1 のベースに与えられ
る。トランジスタQ1 は駆動パルスのローレベル(以
下、“L”という)期間にはオフである。この場合に
は、トランジスタQ3 ,Q4 のベースはハイレベル(以
下、“H”という)となり、トランジスタQ3 はオフ
で、トランジスタQ4 はオンとなる。そうすると、電源
端子7からダイオードD2 、コンデンサC1 及びトラン
ジスタQ4 のコレクタ・エミッタ路を介して基準電位点
に電流が流れて、コンデンサC1 は電源電圧Vccまで充
電される。この場合には、図2(b)に示すように、ト
ランジスタQ3 ,Q4 のコレクタ(コンデンサC1 の一
端)の電位は0Vであり、コンデンサC1 のダイオード
D2 側(コンデンサC1 の他端)の電位はVccである
(図2(c))。
【0017】この電圧Vccは端子8a,8bから信号線
10を介して子機12の端子9a,9bに印加される。しか
し、親機21の電源電圧Vccは6乃至8Vであり、表示灯
6の点灯電圧は8Vであるので、駆動パルスの“L”期
間には表示灯6は点灯しない。
【0018】次に、駆動パルスが“H”になると、トラ
ンジスタQ1 はオンとなり、トランジスタQ3 ,Q4 の
ベースは“L”となる。そうすると、トランジスタQ3
はオンとなり、トランジスタQ4 はオフとなる。トラン
ジスタQ3 がオンになると、図2(b)に示すように、
コンデンサC1 の一端の電圧は電源電圧Vccとなり、コ
ンデンサC1 の他端は図2(c)に示すように2Vccま
で上昇する。
【0019】この電圧2Vccは端子8a,8bから信号
線10を介して子機12の端子9a,9bに印加される。す
なわち、駆動パルスが“H”になると、端子9a,9b
間の電圧は表示灯6の点灯電圧(8V)よりも高くなっ
て、表示灯6は点灯する。コンデンサC1 の他端の電圧
は、図2(c)に示すように、放電によって低下する
が、コンデンサC1 として比較的大きな容量のものを採
用することによって、駆動パルスの“L”期間に放電灯
6の点灯を維持させることができる。なお、図2(c)
の波線はコンデンサC1 として比較的小さい容量のもの
を採用した場合の特性を示している。
【0020】このように、本実施例においては、プッシ
ュプル接続されたトランジスタQ3,Q4 とコンデンサ
C1 及びダイオードD2 とによって、コンデンサC1 の
他端に電源電圧Vccを昇圧した電圧を得ている。駆動パ
ルスによってトランジスタQ3 ,Q4 をオン,オフ制御
することにより、比較的低い周波数でコンデンサC1の
他端の電圧を変化させて表示灯6を点滅させている。こ
うして、親機21の電源電圧が表示灯6の点灯電圧よりも
低い場合でも、表示灯6の点滅を可能にしている。
【0021】図3は本発明の他の実施例を示す回路図で
ある。図3において図1と同一物には同一符号を付して
説明を省略する。本実施例が図1の実施例と異なる点は
トランジスタQ5 及び抵抗R6 を設けたことである。す
なわち、ダイオードD2 及びコンデンサC1 の接続点と
親機31の端子8aとの間にはトランジスタQ5 のエミッ
タ・コレクタ路が接続されている。トランジスタQ5 の
ベースは抵抗R6 を介してトランジスタQ1 のコレクタ
に接続されている。なお、本実施例においては、電源端
子7に供給される電源電圧Vccは8乃至10Vであるも
のとする。
【0022】次に、このように構成された実施例の動作
について図4のタイミングチャートを参照して説明す
る。図4(a)は駆動パルスを示し、図4(b)はトラ
ンジスタQ3 ,Q4 のコレクタ(コンデンサC1 の一
端)の電圧を示し、図4(c)はコンデンサC1 及びダ
イオードD2 の接続点(コンデンサC1 の他端)の電圧
を示し、図4(d)は端子8aに現れる電圧を示してい
る。本実施例は電源電圧Vccの変動に対応したものであ
る。
【0023】電源電圧Vccが変動して電源端子7に8乃
至10Vが供給されるものとする。図4(a)乃至
(c)に示すように、駆動パルスの“L”期間にコンデ
ンサC1の一端の電圧が0Vで、コンデンサC1 の他端
の電圧がVccとなり、駆動パルスの“H”期間にコンデ
ンサC1 の一端の電圧がVccで、他端の電圧が2Vccと
なることは図1の実施例と同様である。
【0024】本実施例においては、駆動パルスの“L”
期間、すなわち、トランジスタQ1がオフの期間には、
トランジスタQ5 もオフである。したがって、この期間
には、親機31の端子8aには、図4(d)に示すよう
に、電源電圧Vccは与えられず、子機12の表示灯6は点
灯しない。一方、駆動パルスの“H”期間にはトランジ
スタQ1 はオンとなってトランジスタQ5 もオンとな
る。したがって、この期間には、図4(d)に示すよう
に、コンデンサC1 の他端の電圧は端子8aに与えられ
る。これにより、子機12の表示灯6は点灯する。こうし
て、表示灯6は駆動パルス周期で点滅する。
【0025】図1の実施例において電源電圧Vccが8乃
至10Vに変動すると、この電源電圧は表示灯6の点灯
電圧よりも高いので、駆動パルスの“L”期間にも表示
灯6は微光状態となり、結局、表示灯6は点滅すること
なく常時点灯してしまう。本実施例ではトランジスタQ
5 によって駆動パルスの“H”期間にのみコンデンサC
1 の他端の電圧を端子8aに供給しており、親機31の電
源電圧Vccが高電圧となった場合でも、表示灯6を点滅
させることができる。更に、本実施例は子機が例えば2
個の発光ダイオードから成る表示灯を有している場合で
も、この表示灯を点滅させることができ、子機の機種に
限定されないという利点を有する。
【0026】図5は本発明の他の実施例を示す回路図で
ある。図5において図1及び図6と同一物には同一符号
を付して説明を省略する。電源端子7と基準電位点との
間にはトランジスタQ3 ,Q4 がプッシュプル接続され
ている。これらのトランジスタQ3 ,Q4 は警報音発振
回路1の高域発振器3によってオン,オフ制御されるよ
うになっている。すなわち、トランジスタQ3 のベース
には高域発振器3からコンデンサC2 を介して周波数が
500乃至2kHz の駆動パルスが与えられ、トランジ
スタQ4 のベースには高域発振器3からコンデンサC3
を介して周波数が500乃至2kHz の駆動パルスが与
えられる。
【0027】電源端子7とトランジスタQ3 ,Q4 のコ
レクタとの間にはダイオードD2 及びコンデンサC1 が
直列接続されており、ダイオードD2 にはコンデンサC
4 及びダイオードD3 の直列回路が並列接続されてい
る。ダイオードD3 及びコンデンサC4 の接続点はトラ
ンジスタQ2 のエミッタに接続されている。
【0028】子機12の構成と子機12の表示灯6を駆動す
るトランジスタQ1 ,Q2 及び抵抗R1 ,R2 の構成と
は図6と同一である。
【0029】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。トランジスタQ3 ,Q4 のベースに
は夫々コンデンサC2 ,C3 を介して高域発振器3から
比較的高い周波数の駆動パルスが与えられている。コン
デンサC1は、トランジスタQ3 のオン期間に、一端が
電源電圧Vccを呈し、他端の電圧は2Vccとなる。トラ
ンジスタQ3 ,Q4 は比較的短い周期でオン,オフして
いるので、トランジスタQ3 のオン期間におけるコンデ
ンサC1 の他端の電圧の低下は小さい。コンデンサC1
の他端に現れる電圧はダイオードD3 及びコンデンサC
4 によって構成される整流回路によって整流され、トラ
ンジスタQ2 のエミッタには電源端子7に供給される電
源電圧Vccの2倍の定電圧が与えられる。
【0030】トランジスタQ1 は低域発振器2からの低
い周波数の駆動パルスによってオン,オフしており、ト
ランジスタQ1 のオン期間にトランジスタQ2 もオンと
なって、2Vccの電圧が端子8a,8bから子機12の端
子9a,9bに与えられる。これにより、表示灯6は点
灯し、結局、低域発振器2の駆動パルスの周期で点滅す
る。
【0031】このように、本実施例においては、警報音
発振回路1の高域発振器3からの可聴周波数の駆動パル
スによってトランジスタQ3 ,Q4 をオン,オフ制御し
て、電源電圧Vccの2倍の定電圧を得て、トランジスタ
Q2 のエミッタに与えている。図1及び図3の実施例に
おいては、図2(c)及び図4(c)に示すように、コ
ンデンサC1 の放電によって端子9a,9b間の電圧が
低下して、放電灯6の点灯時の明るさが変化してしま
う。これに対し、本実施例ではトランジスタQ3,Q4
のオン,オフ周期が短いので、トランジスタQ2 のエミ
ッタに与えられる電圧は略一定である。したがって、表
示灯6の点灯期間における明るさを一定にすることがで
きるという利点がある。
【0032】なお、本実施例においては、高域発振器3
から低域発振器2の発振出力の周期で断続された発振出
力を出力させるようにしてもよい。この場合には、スピ
ーカー5からは可聴周波数の断続による警報音が発生す
ることになる。また、この場合には、コンデンサC4 及
びダイオードD3 の接続点には2Vccと0Vの電圧が交
互に現れることになり、この接続点の電圧をそのまま子
機12の端子9a,9bに与えることにより、表示灯6を
点滅させることができる。すなわち、トランジスタQ1
,Q2 及び抵抗R1 ,R2 を不要とすることができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、親
機の電源電圧が子機の表示灯の点灯電圧よりも低い場合
でも、表示灯の点滅を可能にすることができるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセキュリティインターホン装置の
一実施例を示すブロック図。
【図2】図1の実施例の動作を説明するためのタイミン
グチャート。
【図3】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図4】図3の実施例の動作を説明するためのタイミン
グチャート。
【図5】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図6】従来のセキュリティインターホン装置を示す回
路図。
【符号の説明】
1…警報音発振回路 6…表示灯 12…子機 21…親機 Q3 ,Q4 …トランジスタ D2 …ダイオード C1 …コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子機に設けられ親機から供給される電圧
    によって駆動される表示灯と、 この表示灯を点滅させるための点滅周期の駆動パルスを
    発生する警報音発振回路と、 前記親機の電源端子と基準電位点との間に直列接続され
    前記駆動パルスが与えられて相補的にオン,オフする第
    1及び第2のスイッチング素子と、 前記親機の電源端子と前記第1及び第2のスイッチング
    素子の接続点との間に接続されて前記電源端子の電源電
    圧を昇圧して前記放電灯に与えるダイオード及びコンデ
    ンサの直列回路とを具備したことを特徴とするセキュリ
    ティインターホン装置。
  2. 【請求項2】 子機に設けられ親機から供給される電圧
    によって駆動される表示灯と、 この表示灯を点滅させるための可聴周波数の駆動パルス
    を発生する警報音発振回路と、 前記親機の電源端子と基準電位点との間に直列接続され
    前記駆動パルスが与えられて相補的にオン,オフする第
    1及び第2のスイッチング素子と、 前記親機の電源端子と前記第1及び第2のスイッチング
    素子の接続点との間に接続されて前記電源端子の電源電
    圧を昇圧し前記放電灯を駆動するための電圧を発生する
    ダイオード及びコンデンサの直列回路とを具備したこと
    を特徴とするセキュリティインターホン装置。
JP1052491A 1991-01-31 1991-01-31 セキュリティインターホン装置 Pending JPH05325070A (ja)

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JP (1) JPH05325070A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011004221A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Arrow Co Ltd 警報音発生回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011004221A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Arrow Co Ltd 警報音発生回路

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