JPH0532472Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0532472Y2 JPH0532472Y2 JP14982188U JP14982188U JPH0532472Y2 JP H0532472 Y2 JPH0532472 Y2 JP H0532472Y2 JP 14982188 U JP14982188 U JP 14982188U JP 14982188 U JP14982188 U JP 14982188U JP H0532472 Y2 JPH0532472 Y2 JP H0532472Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- notch
- base plate
- frame edge
- cassette tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 18
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 18
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 9
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 9
- 229920006300 shrink film Polymers 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
これはカセツトテープを収納する容器に関する
考案である。
考案である。
（従来の技術）
従来は第５図に示すように、ボール紙を芯とし
てその内外の全面を軟質ビニールシートにより被
覆密着して成る二つ折り可能の表紙板Ａの外面に
透明カバーＣの左右片を熱接着し、そしてカセツ
トテープを嵌合する凹陥部Ｂを有する硬質合成樹
脂製の台板Ｄの下面を表紙板Ａの一半部内面の軟
質ビニールシートに熱接着して収納ケースを構成
する。
てその内外の全面を軟質ビニールシートにより被
覆密着して成る二つ折り可能の表紙板Ａの外面に
透明カバーＣの左右片を熱接着し、そしてカセツ
トテープを嵌合する凹陥部Ｂを有する硬質合成樹
脂製の台板Ｄの下面を表紙板Ａの一半部内面の軟
質ビニールシートに熱接着して収納ケースを構成
する。
しかしてこの従来品は表紙板Ａの他半部を台板
Ｄ上に重ねて凹陥部Ｂ内のカセツトテープを密閉
すると共に側周をシユリンクパツク即ちシユリン
クフイルムＦにより加熱密封し、店頭にて内部の
カセツトテープをみだりに取り出せぬようにす
る。
Ｄ上に重ねて凹陥部Ｂ内のカセツトテープを密閉
すると共に側周をシユリンクパツク即ちシユリン
クフイルムＦにより加熱密封し、店頭にて内部の
カセツトテープをみだりに取り出せぬようにす
る。
（考案が解決しようとする課題）
しかしながらシユリンクパツクすると、台板Ｄ
上に重ねた表紙板Ａの他半部はシユリンクフイル
ムＦが加熱収縮するに伴い摺動して他半部の端縁
が台板Ｄの一半部の端縁と一致せず、これよりず
れる欠点がある。それは表紙板Ａの一半部は硬質
プラスチツク製の台板Ｄを有して硬いのに対し他
半部は柔軟であるからシユリンクフイルムが収縮
するに伴い摺動する、ということが判明した。
上に重ねた表紙板Ａの他半部はシユリンクフイル
ムＦが加熱収縮するに伴い摺動して他半部の端縁
が台板Ｄの一半部の端縁と一致せず、これよりず
れる欠点がある。それは表紙板Ａの一半部は硬質
プラスチツク製の台板Ｄを有して硬いのに対し他
半部は柔軟であるからシユリンクフイルムが収縮
するに伴い摺動する、ということが判明した。
しかも従来品はスリツプカード（売上カードま
たは補充カードとも言い、価格、書名、発行所等
を記載し販売時にスリツプカードを抜き取つて販
売店が保管し、売上げを調査したり、売上げ品の
補充の参考にする。）を挟み入れることができず、
カセツトテープの販売店は販売したカセツトの売
上げ額が把握できず、これを補充するにも不便で
あつた。
たは補充カードとも言い、価格、書名、発行所等
を記載し販売時にスリツプカードを抜き取つて販
売店が保管し、売上げを調査したり、売上げ品の
補充の参考にする。）を挟み入れることができず、
カセツトテープの販売店は販売したカセツトの売
上げ額が把握できず、これを補充するにも不便で
あつた。
この考案は、収納ケースの側周をシユリンクパ
ツクしても表紙板はずれるおそれなく、しかもス
リツプカードを挟み入れるようにすることを目的
とする。
ツクしても表紙板はずれるおそれなく、しかもス
リツプカードを挟み入れるようにすることを目的
とする。
（課題を解決するための手段）
ボール紙１を芯とし、その外面全体にわたつて
軟質合成樹脂シート２を接着して表紙板Ａを形成
する。
軟質合成樹脂シート２を接着して表紙板Ａを形成
する。
そしてカセツトテープを嵌合する凹陥部Ｂを有
し、周縁には一部にスリツプカードＳの挟み入れ
用の切欠３を有する枠縁４を設けると共に切欠３
には突子５をのぞませ、かつ枠縁４の一側には係
止用凹所６を設けて硬質合成樹脂製の台板Ｄの一
半部を形成する。
し、周縁には一部にスリツプカードＳの挟み入れ
用の切欠３を有する枠縁４を設けると共に切欠３
には突子５をのぞませ、かつ枠縁４の一側には係
止用凹所６を設けて硬質合成樹脂製の台板Ｄの一
半部を形成する。
しかして前記一半部と硬質合成樹脂製の背表紙
７の部分で連結する硬質合成樹脂製の台板Ｄの他
半部の周縁には切欠３に対応する切欠８を有する
枠縁９を囲らせ、枠縁９には前記凹所６に係止す
る凸子１０を設ける。
７の部分で連結する硬質合成樹脂製の台板Ｄの他
半部の周縁には切欠３に対応する切欠８を有する
枠縁９を囲らせ、枠縁９には前記凹所６に係止す
る凸子１０を設ける。
このように背表紙７により連結する一半部と他
半部から成る硬質合成樹脂製の台板Ｄの下面を前
記表紙板Ａの外面に備える軟質合成樹脂シート２
の周縁に固着する。
半部から成る硬質合成樹脂製の台板Ｄの下面を前
記表紙板Ａの外面に備える軟質合成樹脂シート２
の周縁に固着する。
（作用）
台板Ｄの一半部における凹陥部Ｂ内にカセツト
テープを嵌合すると共に切欠３にスリツプカード
Ｓを載せ、次に台板Ｄの他半部を前記一半部に重
ねて凹所６に凸子１０を係止すると、重合する切
欠３，８内のスリツプカードＳは突子５に押圧さ
れてみだりに抜け出ることはない。
テープを嵌合すると共に切欠３にスリツプカード
Ｓを載せ、次に台板Ｄの他半部を前記一半部に重
ねて凹所６に凸子１０を係止すると、重合する切
欠３，８内のスリツプカードＳは突子５に押圧さ
れてみだりに抜け出ることはない。
次にその側周を第４図に示すようにシユリンク
フイルムＦによりシユリンクパツクする。
フイルムＦによりシユリンクパツクする。
しかして台板Ｄの一半部は硬質合成樹脂製であ
るばかりでなく、これと背表紙７により連結する
他半部も硬質合成樹脂製で、しかも周縁に枠縁９
を囲らすので、シユリンクフイルムＦが加熱収縮
しても他半部は摺動しない。
るばかりでなく、これと背表紙７により連結する
他半部も硬質合成樹脂製で、しかも周縁に枠縁９
を囲らすので、シユリンクフイルムＦが加熱収縮
しても他半部は摺動しない。
（実施例）
図面第１図乃至第４図に示す実施例について説
明すると、１はボール紙で、その外面全体と周縁
にわたつて軟質ビニールシート２を被覆して二つ
折り可能の表紙板Ａを形成する。
明すると、１はボール紙で、その外面全体と周縁
にわたつて軟質ビニールシート２を被覆して二つ
折り可能の表紙板Ａを形成する。
そしてカセツトテープを嵌合する凹陥部Ｂを有
し、その周縁一部にスリツプカードＳの挟み入れ
用の切欠３に突子５を設けて硬質ビニール製の台
板Ｄの一半部を形成する。
し、その周縁一部にスリツプカードＳの挟み入れ
用の切欠３に突子５を設けて硬質ビニール製の台
板Ｄの一半部を形成する。
そしてこの一半部と硬質ビニール製の背表紙７
により連結する硬質ビニール製の台板Ｄの他半部
の周縁には前記枠縁４の外周に被着する枠縁９を
囲らせ、枠縁９には切欠３に対応する切欠８およ
び枠縁４の一側外面に設けた凹所６に係止する凸
子１０を設ける。
により連結する硬質ビニール製の台板Ｄの他半部
の周縁には前記枠縁４の外周に被着する枠縁９を
囲らせ、枠縁９には切欠３に対応する切欠８およ
び枠縁４の一側外面に設けた凹所６に係止する凸
子１０を設ける。
なお切欠３，８は第１図に示すように各枠縁
４，９の上辺および下辺に位相を変えて設ける
と、スリツプカードＳを上辺または下辺のいずれ
にも挟み入れることができて便利である。
４，９の上辺および下辺に位相を変えて設ける
と、スリツプカードＳを上辺または下辺のいずれ
にも挟み入れることができて便利である。
このように背表紙７により連結する一半部と他
半部から成る硬質ビニール製の台板Ｄの下面を前
記表紙板Ａの外面周縁の軟質ビニールシート２に
熱接着または糊着する。
半部から成る硬質ビニール製の台板Ｄの下面を前
記表紙板Ａの外面周縁の軟質ビニールシート２に
熱接着または糊着する。
なお、凹陥部Ｂを有する硬質ビニール製の一半
部は第３図の断面にて示すように中空にする。
部は第３図の断面にて示すように中空にする。
また表紙板Ａには従来品と同様に透明カバーＣ
の左右辺を熱接着し、カセツトテープの標題、発
行所等を記載した表紙を表紙板Ａと透明カバーＣ
との間に挿入する。
の左右辺を熱接着し、カセツトテープの標題、発
行所等を記載した表紙を表紙板Ａと透明カバーＣ
との間に挿入する。
そして前述のように構成した収納ケースの側周
を第４図に示すようにシユリンクフイルムＦによ
りシユリンクパツクして店頭に陳列する。
を第４図に示すようにシユリンクフイルムＦによ
りシユリンクパツクして店頭に陳列する。
（考案の効果）
本考案によるときは、カセツトテープを収容す
る凹陥部Ｂを有する一半部およびこれと背表紙７
により連結する他半部から成る硬質合成樹脂製台
板Ｄを表紙板Ａの内面全体に固着したので、これ
を二つ折りしてその側周をシユリンクパツクして
も枠縁９により強化した他半部は摺動することな
く、正確に一半部に重合する。
る凹陥部Ｂを有する一半部およびこれと背表紙７
により連結する他半部から成る硬質合成樹脂製台
板Ｄを表紙板Ａの内面全体に固着したので、これ
を二つ折りしてその側周をシユリンクパツクして
も枠縁９により強化した他半部は摺動することな
く、正確に一半部に重合する。
しかも各枠縁４，９に備える切欠３，８内にス
リツプカードＳを挟み入れることができ、かつカ
ードＳは突子５に押されてみだりに抜け出ない。
その上シユリンクフイルムＦを破つても凹所６に
凸子１０が係止するので、台板Ｄの他半部はみだ
りに一半部より分離せず、内部にカセツトテープ
を安全に収納できる。
リツプカードＳを挟み入れることができ、かつカ
ードＳは突子５に押されてみだりに抜け出ない。
その上シユリンクフイルムＦを破つても凹所６に
凸子１０が係止するので、台板Ｄの他半部はみだ
りに一半部より分離せず、内部にカセツトテープ
を安全に収納できる。
第１図乃至第４図は本考案の実施例で、第１図
は台板を開いた斜面図、第２図は表紙板Ａおよび
台板Ｄの端面図、第３図は第２図の−線に沿
う一部断面図で、スリツプカードＳを挟み入れた
状態を示す。第４図はシユリンクパツクした状態
を示す斜面図、第５図は従来品の分解斜面図。 １はボール紙、２は軟質合成樹脂シート、３，
８は切欠、４，９は枠縁、５は突子、６は凹所、
７は背表紙、１０は凸子。
は台板を開いた斜面図、第２図は表紙板Ａおよび
台板Ｄの端面図、第３図は第２図の−線に沿
う一部断面図で、スリツプカードＳを挟み入れた
状態を示す。第４図はシユリンクパツクした状態
を示す斜面図、第５図は従来品の分解斜面図。 １はボール紙、２は軟質合成樹脂シート、３，
８は切欠、４，９は枠縁、５は突子、６は凹所、
７は背表紙、１０は凸子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ボール紙１を芯とし、その外面全体にわたつて
軟質合成樹脂シート２を接着して表紙板Ａを形成
し、 そしてカセツトテープを嵌合する凹陥部Ｂを有
し、周縁には一部にスリツプカードＳの挟み入れ
用の切欠３を有する枠縁４を設けると共に切欠３
には突子５をのぞませ、かつ枠縁４の一側には係
止用凹所６を設けて硬質合成樹脂製の台板Ｄの一
半部を形成し、 しかして前記一半部と硬質合成樹脂製の背表紙
７の部分で連結する硬質合成樹脂製の台板Ｄの他
半部の周縁には切欠３に対応する切欠８を有する
枠縁９を囲らせ、枠縁９には前記凹所６に係止す
る凸子１０を設け、 このように背表紙７により連結する一半部と他
半部から成る硬質合成樹脂製の台板Ｄの下面を前
記表紙板Ａの外面に備える軟質合成樹脂シート２
の周縁に固着して成るカセツトテープ収納ケー
ス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14982188U JPH0532472Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14982188U JPH0532472Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0293220U JPH0293220U (ja) | 1990-07-24 |
| JPH0532472Y2 true JPH0532472Y2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=31422402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14982188U Expired - Lifetime JPH0532472Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532472Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-17 JP JP14982188U patent/JPH0532472Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0293220U (ja) | 1990-07-24 |
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