JPH0532454Y2 - - Google Patents

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JPH0532454Y2
JPH0532454Y2 JP17440086U JP17440086U JPH0532454Y2 JP H0532454 Y2 JPH0532454 Y2 JP H0532454Y2 JP 17440086 U JP17440086 U JP 17440086U JP 17440086 U JP17440086 U JP 17440086U JP H0532454 Y2 JPH0532454 Y2 JP H0532454Y2
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JP
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plug
inner plug
seal
protrusion
cap
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JP17440086U
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JPS6379363U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は容器口部に嵌着して流路を形成する内
栓と、この内栓を閉止する外栓とを組合せた組合
せキヤツプに関する。
(従来の技術) 従来、内栓と外栓とからなる組合せキヤツプは
その未開封状態を保証するために例えば実開昭53
−136951号等に示されるように外蓋に、中栓を全
周にわたつて覆う、切り離し可能な管状帯部を設
け、これを中栓に熱融着により接着しておき、外
蓋を開封すると管状帯部が切り離され、その状態
をみて開封状態を判定するものが提案されてい
た。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の組合せキヤツプにおいては、開封時
に管状帯部が全周にわたり一様に切り離されるの
で、再封したときに切り離し部が一様な状態に収
まるのでこれを判別するのがむづかしいという問
題があつた。また、外蓋を中栓に嵌合し管状帯部
を接着する過程で、管状のため逃げ場を失なつた
応力が集中し、破損し易いという問題もあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は部分的なシール突片を採用することに
より上記問題点を解決したものであり、以下、添
付図面に基づき説明する。
第1図は本考案の組合せキヤツプの一例を示す
斜視図であり、第2図は第1図の−半断面図
である。
本考案は第1〜2図に示すように下部に容器口
部に嵌着し得る打栓溝1を有する内栓Aと、該内
栓Aを密閉し得る外栓Bとを組合せてなり、内栓
または外栓の一方に部分的に突出したシール突片
2を形成し、該シール突片2の端部21を他方に
接着して該シール突片に弾性歪を残したことを特
徴とする組合せキヤツプである。
内栓Aは第2図に示すように下部に外筒11と
内筒12とを短い天板13で連結して形成した打
栓溝1を有し、この打栓溝に容器口部が嵌合でき
るようにしてある。そして内筒の上方に雄ねじ筒
14が、その内側には引き裂き可能な密閉板15
が形成してある。内栓Aはたとえばポリエチレン
等を射出成形して得られる。
外栓Bは、内面に雌ねじ部5を有し、前記内栓
Aの雄ねじ筒14に螺合している。そしてその下
端の内栓Aとの境界には外方に突出したシール突
片2が形成してある。外栓Bはたとえばポリプロ
ピレン、ポリエチレン等を射出成形して得られ
る。
シール突片2はその端部21が前記内栓A下部
の外筒11に熱融着、超音波融着等により接着さ
れており、外栓Bを開封したときに上下に引張ら
れて破損するようにしておき、その破損状態をみ
て開封状態を判定できるようにしてある。シール
突片2を破損し易くするために、接着強度を弱く
して剥離し易くするほか、第2図に点線で示すよ
うにシール突片2の途中に切り溝22,23等の
弱化線を設けてここから破けるようにしておけ
ば、外栓Bを開封するときに余計な力を要せず好
ましい。また、シール突片の端部21を接着する
ときにシール突片の弾性に抗して接着する等の手
段によりシール突片2に弾性歪を残しておけば、
開封により破損したときに歪がもどつて大きく変
形するので開封したことが判定し易い。
本考案の組合せキヤツプを製造するためには、
シール突片2を有する外栓Bを内栓Aに嵌合して
から、シール突片2の端部21を超音波融着、熱
融着等の方法により内栓A下部の外筒11等に、
シール突片2の弾性に抗して接着すればよい。
なお、以上の例では外栓Bにシール突片2を形
成しその端部21を内栓Aに接着するものである
が、これとは逆にシール突片を内栓に形成して端
部を外栓に接着してもよい。またシール突片を複
数個、形成してもよい。
(考案の効果) 以上、説明した如く本考案の組合せキヤツプは
内栓または外栓の一方に部分的に突出したシール
突片を形成し、該シール突片の端部を他方に接着
して該シール突片に弾性歪を残したことを特徴と
するので、一旦開封してシール突片が破損したと
きに歪がもどつて大きく変形するので、その後は
再封しても僅かなずれが部分的なシール突片にお
いては判別し易く、未開封状態の保証機能に優れ
ているとともに、その組立時に部分的なシール突
片が応力を逃がすので破損の恐れがない等の作用
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の組合せキヤツプの一例を示す
斜視図であり、第2図は第1図の−半断面図
である。 1……打栓溝、2……シール突片、21……端
部、A……内栓、B……外栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に容器口部に嵌着し得る打栓溝を有する内
    栓と、該内栓を密閉し得る外栓とを組合せてな
    り、内栓または外栓の一方に部分的に突出したシ
    ール突片を形成し、該シール突片の端部を他方に
    接着して該シール突片に弾性歪を残したことを特
    徴とする組合せキヤツプ。
JP17440086U 1986-11-13 1986-11-13 Expired - Lifetime JPH0532454Y2 (ja)

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JP17440086U JPH0532454Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

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JP17440086U JPH0532454Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

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JPS6379363U JPS6379363U (ja) 1988-05-25
JPH0532454Y2 true JPH0532454Y2 (ja) 1993-08-19

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JP17440086U Expired - Lifetime JPH0532454Y2 (ja) 1986-11-13 1986-11-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2564641Y2 (ja) * 1992-02-14 1998-03-09 株式会社ユー・ピー・シー 液体注出器の封印構造

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Publication number Publication date
JPS6379363U (ja) 1988-05-25

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