JPH05324455A - マルチプロセッサとメモリとのバス結合方式 - Google Patents
マルチプロセッサとメモリとのバス結合方式Info
- Publication number
- JPH05324455A JPH05324455A JP8435292A JP8435292A JPH05324455A JP H05324455 A JPH05324455 A JP H05324455A JP 8435292 A JP8435292 A JP 8435292A JP 8435292 A JP8435292 A JP 8435292A JP H05324455 A JPH05324455 A JP H05324455A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory
- bus
- buses
- multiprocessor
- connection
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Abstract
(57)【要約】
【目的】複数のプロセッサとメモリとのバス結合におけ
る実行処理速度の向上をはかる。 【構成】メモリを分割し、プロセッサ(PU)11対応
にメモリA(MMA)21,PU12に対応にMMB2
2,〜,PU1N対応にMMN2Nをそれぞれバス3
1,32,〜3Nを介して接続し、バス31と32との
間,バス32と33との間,〜バス3Nと31との間に
それぞれスイッチ(SW)41,42,〜4Nを設け
る。メモリ制御部10は各PUからメモリへの接続要求
に従って、二重接続しない範囲でSW41,42,〜4
Nを閉成してメモリへの径路を作る。各PUは対応する
メモリに自PUからのアクセスの頻度が高いデータを格
納する。
る実行処理速度の向上をはかる。 【構成】メモリを分割し、プロセッサ(PU)11対応
にメモリA(MMA)21,PU12に対応にMMB2
2,〜,PU1N対応にMMN2Nをそれぞれバス3
1,32,〜3Nを介して接続し、バス31と32との
間,バス32と33との間,〜バス3Nと31との間に
それぞれスイッチ(SW)41,42,〜4Nを設け
る。メモリ制御部10は各PUからメモリへの接続要求
に従って、二重接続しない範囲でSW41,42,〜4
Nを閉成してメモリへの径路を作る。各PUは対応する
メモリに自PUからのアクセスの頻度が高いデータを格
納する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチプロセッサとメモ
リとのバス結合方式に関する。
リとのバス結合方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバス結合方式は、1本の
共有バスに複数のプロセッサとメモリとが接続され、プ
ロセッサは共有のバスが使用されていないときにメモリ
にアクセスし、メモリからデータおよび命令を取込み処
理を行なうようになっている。
共有バスに複数のプロセッサとメモリとが接続され、プ
ロセッサは共有のバスが使用されていないときにメモリ
にアクセスし、メモリからデータおよび命令を取込み処
理を行なうようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したマルチプロセ
ッサとメモリのバス結合方式は、1本の共有バスにプロ
セッサとが接続されているため、何れのプロセッサから
もメモリにアクセスできるが、各プロセッサのバス使用
効率を考えると、ある程度を越えてプロセッサを接続す
ると共有バスの空き時間が少なくなり、各プロセッサの
処理能力が極度に低下し、システム全体としての処理能
力も上がらなくなるという問題点を有している。
ッサとメモリのバス結合方式は、1本の共有バスにプロ
セッサとが接続されているため、何れのプロセッサから
もメモリにアクセスできるが、各プロセッサのバス使用
効率を考えると、ある程度を越えてプロセッサを接続す
ると共有バスの空き時間が少なくなり、各プロセッサの
処理能力が極度に低下し、システム全体としての処理能
力も上がらなくなるという問題点を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチプロセッ
サとメモリとのバス結合方式は、マルチプロセッサとメ
モリとのバス結合方式において、各プロセッサのそれぞ
れを接続するバスと、これらのバスの互いに隣接するバ
スの間のそれぞれに設けられ常時は接続を開放している
スイッチと、前記バスのそれぞれに接続されたアドレス
の異なったメモリと、前記各プロセッサからメモリへの
接続要求を受けて、二重接続を生じない範囲で前記スイ
ッチを閉成してメモリへの接続路を作成するスイッチ制
御手段とを有することにより構成される。
サとメモリとのバス結合方式は、マルチプロセッサとメ
モリとのバス結合方式において、各プロセッサのそれぞ
れを接続するバスと、これらのバスの互いに隣接するバ
スの間のそれぞれに設けられ常時は接続を開放している
スイッチと、前記バスのそれぞれに接続されたアドレス
の異なったメモリと、前記各プロセッサからメモリへの
接続要求を受けて、二重接続を生じない範囲で前記スイ
ッチを閉成してメモリへの接続路を作成するスイッチ制
御手段とを有することにより構成される。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の一実施例の構成図である。
図1の実施例はプロセッサ(以下PUという)がN台の
場合を示していて、PU11,12,〜1Nはそれぞれ
共有バスのバス31,32,〜3Nに接続され、バス3
1,32,〜3Nのそれぞれには均等に分割されたメモ
リであるMMA21,MMB22,MMC23,〜MM
N2Nが接続されている。またバス31とバス32との
間、バス32とバス33との間、バス33とバス34と
の間、〜バス3Nとバス31との間にはそれぞれ常時は
開放状態になっているスイッチ(以下SWという)4
1,42,43,〜4Nを有しており、これらのスイッ
チはPU11,12,〜1Nからのメモリへの接続要求
を受付けるスイッチ制御部の10の制御によって閉成・
開放される。
図1の実施例はプロセッサ(以下PUという)がN台の
場合を示していて、PU11,12,〜1Nはそれぞれ
共有バスのバス31,32,〜3Nに接続され、バス3
1,32,〜3Nのそれぞれには均等に分割されたメモ
リであるMMA21,MMB22,MMC23,〜MM
N2Nが接続されている。またバス31とバス32との
間、バス32とバス33との間、バス33とバス34と
の間、〜バス3Nとバス31との間にはそれぞれ常時は
開放状態になっているスイッチ(以下SWという)4
1,42,43,〜4Nを有しており、これらのスイッ
チはPU11,12,〜1Nからのメモリへの接続要求
を受付けるスイッチ制御部の10の制御によって閉成・
開放される。
【0007】以上の構成において、スイッチ制御部10
はPU11,12,〜1Nからのメモリへ接続要求に従
って、必要に応じてSW41,42,〜4Nを閉成して
要求されたメモリへのバス径路を作った後に、接続要求
を出力したPUへメモリのアクセスを許可する。このと
き後からの接続要求に従ってSWを閉成することによ
り、前に作ったバス径路に二重接続となる場合には待合
せるものとする。またPU間で同時にメモリへの接続要
求が発生しメモリへ二重接続が生ずる場合には、PUか
らメモリへの接続の優先順位を予め定めておくことによ
り、優先順位の高い方を先に接続させ、低い方を待合さ
せる。本実施例では各PUはスイッチを閉成しないでア
クセスできるメモリから、スイッチを多く閉成しなけれ
ばアクセスできないメモリへと順に優先順位を低くする
ようにし、同じ優先順位同志であったときはPUの番号
の小さい方を優先としている。
はPU11,12,〜1Nからのメモリへ接続要求に従
って、必要に応じてSW41,42,〜4Nを閉成して
要求されたメモリへのバス径路を作った後に、接続要求
を出力したPUへメモリのアクセスを許可する。このと
き後からの接続要求に従ってSWを閉成することによ
り、前に作ったバス径路に二重接続となる場合には待合
せるものとする。またPU間で同時にメモリへの接続要
求が発生しメモリへ二重接続が生ずる場合には、PUか
らメモリへの接続の優先順位を予め定めておくことによ
り、優先順位の高い方を先に接続させ、低い方を待合さ
せる。本実施例では各PUはスイッチを閉成しないでア
クセスできるメモリから、スイッチを多く閉成しなけれ
ばアクセスできないメモリへと順に優先順位を低くする
ようにし、同じ優先順位同志であったときはPUの番号
の小さい方を優先としている。
【0008】図2は上記のルールにより5台のPUがア
クセスするメモリへの接続の優先順位の例を示す図であ
る。図2を参照してPUからメモリへのアクセスについ
て2〜3の例を示すと、PU11,12,〜15がそれ
ぞれMMA21,MMB22,〜MME25に接続要求
を出した場合には、スイッチ制御部10は何れのSWも
閉成する必要がなく、二重接続となることがないので、
全てのPUにアクセス許可を与える。またPU11がM
MB22へ、PU12がMMBC23への接続要求を全
く同時に出した場合は、PU11からMMB22へのア
クセスを優先して、SW41を閉成し、PU11のみに
アクセスの許可を与える。さらにまた、PU11からM
MB22へ、PU13からMME25への接続要求を全
く同時に出した場合は、SW41を閉成してPU11か
らMMB22へ、SW43,44を閉成してPU13か
らMME25への径路を作成しても二重接続となること
がないので、それぞれのアクセスの許可が与えられる。
クセスするメモリへの接続の優先順位の例を示す図であ
る。図2を参照してPUからメモリへのアクセスについ
て2〜3の例を示すと、PU11,12,〜15がそれ
ぞれMMA21,MMB22,〜MME25に接続要求
を出した場合には、スイッチ制御部10は何れのSWも
閉成する必要がなく、二重接続となることがないので、
全てのPUにアクセス許可を与える。またPU11がM
MB22へ、PU12がMMBC23への接続要求を全
く同時に出した場合は、PU11からMMB22へのア
クセスを優先して、SW41を閉成し、PU11のみに
アクセスの許可を与える。さらにまた、PU11からM
MB22へ、PU13からMME25への接続要求を全
く同時に出した場合は、SW41を閉成してPU11か
らMMB22へ、SW43,44を閉成してPU13か
らMME25への径路を作成しても二重接続となること
がないので、それぞれのアクセスの許可が与えられる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、メモリを
分割し各プロセッサがそれぞれ分割した対応するメモリ
に対して同時にアクセスできるようにし、また分割した
対応しないメモリに対しても二重接続の生じない範囲で
アクセスできるようにしたことにより、効率的にメモリ
を使用できるという効果がある。
分割し各プロセッサがそれぞれ分割した対応するメモリ
に対して同時にアクセスできるようにし、また分割した
対応しないメモリに対しても二重接続の生じない範囲で
アクセスできるようにしたことにより、効率的にメモリ
を使用できるという効果がある。
【0010】因にプロセッサを4台とし、各プロセッサ
の処理サイクルを200ns,各プロセッサのバス使用
要求率を1/2とすると、従来のバス結合方式では、 平均処理時=(1/2)×200ns{1+(1/2)
3 +3(1/2)3 ×2+3(1/2)3 ×3+(1/
2)3 ×4}=350ns となり、実行速度は350ns/4=87.5ns、即
ち1プロセッサの2.3倍となる。本発明のバス結合方
式での平均処理時間は、各プロセッサのメモリへのアク
セスの大部分を分割された対応するメモリとし、対応し
ないメモリへのアクセスが少ないものとすると、200
nsに近づけることができ、1プロセッサの4倍の実行
速度となる。
の処理サイクルを200ns,各プロセッサのバス使用
要求率を1/2とすると、従来のバス結合方式では、 平均処理時=(1/2)×200ns{1+(1/2)
3 +3(1/2)3 ×2+3(1/2)3 ×3+(1/
2)3 ×4}=350ns となり、実行速度は350ns/4=87.5ns、即
ち1プロセッサの2.3倍となる。本発明のバス結合方
式での平均処理時間は、各プロセッサのメモリへのアク
セスの大部分を分割された対応するメモリとし、対応し
ないメモリへのアクセスが少ないものとすると、200
nsに近づけることができ、1プロセッサの4倍の実行
速度となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図であう。
【図2】図1の実施例のスイッチ制御部が有する接続優
先順位の例を示す図である。
先順位の例を示す図である。
10 スイッチ制御部 11,12,〜1N プロセッサ(PU) 21 メモリA(MMA) 22 メモリB(MMB) 2N メモリN(MMN) 31,32,〜3N バス 41,42,〜4N スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 マルチプロセッサとメモリとのバス結合
方式において、各プロセッサのそれぞれを接続するバス
と、これらのバスの互いに隣接するバスの間のそれぞれ
に設けられ常時は接続を開放しているスイッチと、前記
バスのそれぞれに接続されたアドレスの異なったメモリ
と、前記各プロセッサからメモリへの接続要求を受け
て、二重接続を生じない範囲で前記スイッチを閉成して
メモリへの接続路を作成するスイッチ制御手段とを有す
ることを特徴とするマルチプロセッサとメモリとのバス
結合方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8435292A JPH05324455A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | マルチプロセッサとメモリとのバス結合方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8435292A JPH05324455A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | マルチプロセッサとメモリとのバス結合方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05324455A true JPH05324455A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=13828128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8435292A Withdrawn JPH05324455A (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | マルチプロセッサとメモリとのバス結合方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05324455A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0991242A (ja) * | 1995-09-27 | 1997-04-04 | Nec Off Syst Ltd | マルチプロセッサシステムにおけるメモリアクセス回路 |
WO2005015386A1 (ja) * | 2003-08-07 | 2005-02-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | プロセッサ集積回路及びプロセッサ集積回路を用いた製品開発方法 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP8435292A patent/JPH05324455A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0991242A (ja) * | 1995-09-27 | 1997-04-04 | Nec Off Syst Ltd | マルチプロセッサシステムにおけるメモリアクセス回路 |
WO2005015386A1 (ja) * | 2003-08-07 | 2005-02-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | プロセッサ集積回路及びプロセッサ集積回路を用いた製品開発方法 |
CN100390728C (zh) * | 2003-08-07 | 2008-05-28 | 松下电器产业株式会社 | 处理器集成电路和安装了处理器集成电路的产品开发方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |