JPH05324197A - 入力装置およびバス駆動回路 - Google Patents

入力装置およびバス駆動回路

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JPH05324197A
JPH05324197A JP4126114A JP12611492A JPH05324197A JP H05324197 A JPH05324197 A JP H05324197A JP 4126114 A JP4126114 A JP 4126114A JP 12611492 A JP12611492 A JP 12611492A JP H05324197 A JPH05324197 A JP H05324197A
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bus
gate
input
mouse
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JP4126114A
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Tomoo Iiizumi
知男 飯泉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 持上げた後、再び降ろすまでの期間、直前の
移動量情報を入力するマウスを提供する。また、不要な
バスの電位変化を抑え、バスからの高周波電波の輻射を
低減するバス駆動回路を提供する。 【構成】 縦移動量検出ローラ3aは縦方向へのマウス
移動量を検出し、横移動量検出ローラ3bは横方向への
マウス移動量を検出し、持上検出ローラ4はマウスと面
6との当接状態を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力装置およびバス駆動
回路に関し、例えば、コンピユータなどに接続されるマ
ウスなどの入力装置や、コンピユータとその周辺機器間
などでデータのやり取りを行うバスのバス駆動回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピユータなどの入力装置として用い
られている従来のマウスは、机の上などの平面上を移動
させて、縦横2方向の移動量に対応したパルス列を出力
するものであつた。また、マウス上には、1つ以上の押
しボタンスイツチが設けられているものもあるが、これ
らスイツチもマウスを平面上に置いて操作するものであ
つた。
【0003】また、移動量と移動量に対応したパルス列
との関係は、固定または予め設定されているので、マウ
スの感度(例えばパルス数/移動量)を、マウスの移動
中に変更することはできなかつた。次に、接続された複
数の機器などのデータのやり取りを担う従来のバスにお
いて、バスに接続されたすべてのデータ出力機器の出力
が途絶えた場合に、バス上のデータが不定になるのを防
ぐ目的で、バスの各ラインと固定電位(電源電位または
接地電位)とをレジスタを介して接続していた。さら
に、前記のバス電位不定に対する処置を怠つて、バスの
電位が長時間不定になると、入力回路に貫通電流が流れ
たり、バスに接続された回路の発振を引き起こしたりす
ることもあつた。
【0004】
【発明が決しようとする課題】しかし、上記従来例にお
いては、次のような問題点があつた。すなわち、従来の
マウスにおいては、低感度に設定されている場合は、移
動量に比べて出力されるパルスの数が少なくなるので、
例えばスクリーン上のマウスカーソルの動きは緩やかに
なり、マウスによる細かな指示がやり易くなる。反面、
机上のスペースなどからマウスを移動できる距離には制
限があるので、スクリーン上のマウスカーソルを大きく
移動したい場合は、マウスを移動できる領域の端近くま
で移動した後、一旦マウスを移動できる領域の反対端近
くまで机上から持上げた状態で移動し、再びマウスを移
動させる手順を必要なだけ繰返さなければならなかつ
た。
【0005】また、従来のマウスにおいては、高感度に
設定されている場合は、説明は省略するが、上記と逆の
メリツト/デメリツトとなつた。次に、従来のバスにお
いては、バスに接続されたデータ出力機器の出力がON
/OFFを繰返すと、バスの各ラインの電位は、固定電
位とデータ‘1’または‘0’に相当する電位との間
で、データ出力機器の出力がON/OFFする度に変化
することになる。この電位の変化は、バスから高周波電
波を輻射させる欠点があつた。
【0006】また、従来のバスに接続された機器など
は、バスの各ラインと固定電位との間に接続されたレジ
スタに流れる電流までもドライブする必要があり、バス
に接続された機器などのインタフエイスは、より大きな
電流駆動能力を必要とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決することを目的としたもので、前記の課題を解決す
る一手段として、以下の構成を備える。すなわち、面上
を移動させることによつて移動量情報を入力する入力装
置であつて、第1の方向への移動量を検出する第1の検
出手段と、第2の方向への移動量を検出する第2の検出
手段と、装置自体と前記面上との当接状態を検出する第
3の検出手段とを備えた入力装置とする。
【0008】また、バスの状態を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された状態を前記バスへ出力する出
力手段と前記バスへのデータ出力状態を監視して検出し
たデータ出力状態に応じて前記出力手段の出力を制御す
る制御手段とを備えたバス駆動回路とする。
【0009】
【作用】以上の構成によれば、装置自体と面上との当接
状態を検出できる入力装置を提供できる。例えば、以上
の構成によつて、マウスを移動しながら面から持上げた
後、再びマウスを面へ降ろすまでの期間、直前の移動量
情報を入力できるマウスを提供できる。従つて、マウス
を移動できる領域の端近くまで移動した後、一旦マウス
を移動できる領域の反対端近くまで机上から持上げた状
態で移動し、再びマウスを移動させる手順を必要なだけ
繰返すといつた従来のマウスの操作は不要になる。
【0010】また、以上の構成によれば、バスへのデー
タ出力状態に応じて、記憶手段に記憶された状態をバス
へ出力するバス駆動回路を提供できる。例えば、以上の
構成によつて、不要なバスの電位変化を抑え、バスから
の高周波電波の輻射を低減でき、かつ、バスに接続され
た機器や回路などのインタフエイスを、必要最小限の電
流駆動能力とすることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。
【0012】
【第1実施例】図1は本発明に係る一実施例のマウスの
構成例を示す要部断面図である。図1において、1はマ
ウスの本体、2はボール、9は略リング状の押え板であ
る。平面6上で本体1を動かすと、平面6との摩擦によ
つてボール2は回転する。ボール2は、本体1が平面6
上にある場合は、見掛け上本体1に押込まれた状態にな
り、また、本体1が平面6から浮いてた場合は、ボール
2の外形より小さい内径の押え板9によつて、ボール2
が本体1から抜け落ちることはない。
【0013】3は略車輪状の移動量検出ローラで、ボー
ル2の縦方向の回転を検出し、縦方向の移動量検出ロー
ラ3aと直交する向きに取付けられた横方向の移動量検
出ローラ3bとの組合せによつて、本体1の縦横方向そ
れぞれの移動量を検出する。すなわち、平面6上に置か
れた本体1を動かすと、ボール2が回転して両移動量検
出ローラ3a,3bを回転させることによつて、本体1
の縦横方向それぞれの移動量が検出される。
【0014】4は略車輪状の持上検出ローラで、その中
心から伸びたアーム4aの先端を支点として、上下に揺
動自在に支持されている。また、アーム4aは、揺動す
ることによつて、スイツチSW5をON/OFFする。
例えば、本体1が平面6上に置かれた場合、ボール2に
よつて持上検出ローラ4は押圧されるので、アーム4a
は上方向へ揺動してSW5をOFFにする。また、本体
1が平面6から持上げられると、ボール2によつて持上
検出ローラ4は押圧されなくなるので、アーム4aは下
方向へ揺動してSW5をONにする。なお、持上検出ロ
ーラ4は、ボール2を滑らかに回転される補助機能も有
している。
【0015】7はボタンで、ユーザによつてイベントの
入力などに使用される。8はケーブルで、後述する図2
に示す回路から出力されたパルス信号So、ボタン7に
よつて入力されたイベント信号などを伝送する信号線な
どを包含している。なお、ケーブル8の一端は、コンピ
ユータなどのインタフエイスへ接続されていて、コンピ
ユータなどからは、ケーブル8を通して、後述する図2
に示す回路を動作させる電圧+Vが供給されている。
【0016】図2は本実施例の回路構成例を示すブロツ
ク図、図3は本実施例の動作の一例を示すタイミングチ
ヤートである。なお、図2は縦または横の一方の移動量
を検出する回路構成を示していて、本実施例には図2の
回路が2組備わつている。図2において、17はワンシ
ヨツトマルチバイブレータで、縦移動量検出ローラ3a
(または横移動量検出ローラ3b)から図3(a)に示
す本体1の移動量に応じたパルス信号Siが入力され、
パルス信号Siの立下がりで、図3(b)に示すパルス
幅の狭いパルス信号Ssを出力する。
【0017】18はキヤパシタで、ワンシヨツトマルチ
バイブレータ17から出力されたパルス信号SsがHレ
ベルの期間、スイツチ13が閉じて、電源電圧+Vで充
電される。19は定電流回路で、スイツチ13が開の期
間、キヤパシタ18を一定電流icで放電させる。従つ
て、図3(c)に示すキヤパシタ18の端子電圧Vc
は、ワンシヨツトマルチバイブレータ17からパルス信
号Ssが出力されると、急激に電源電圧+Vまで立上
り、スイツチ13が開の期間に、一定の傾きで徐々に低
下する。
【0018】10はサンプルアンドホールド回路S&H
で、パルス信号Siの立上りで、入力されたキヤパシタ
18の端子電圧Vcをホールドして、図3(d)に示す
ホールドした電圧に略等しいホールド電圧Vhを出力す
る。11は電圧制御発振器VCOで、S&H10から入
力されたホールド電圧Vhに応じた図3(e)に示す周
波数のパルス信号Foを出力する。なお、VCO11の
発振条件は、パルス信号Foのパルス幅は、パルス信号
Siのパルス幅に略一致するように、また、パルス信号
Foの周波数は、直前のパルス信号Siの周波数に略一
致するように設定されている。
【0019】VCO11から出力されたパルス信号Fo
は、SW5を介して、ORゲート12の一方の入力端子
へ入力される。ORゲート12の他方の入力端子へは、
パルス信号Siが入力される。本体1が平面6上にある
場合は、SW5は開いているので、ORゲート12から
出力されるパルス信号Soは、図3(f)に示すように
パルス信号Siと略同等である。
【0020】さて、図3に示す時間t1において、本体
1が持上げられると、SW5はONし、パルス信号Si
は無くなる。しかし、ホールド電圧Vhは直前の値に維
持されるので、パルス信号Foも直前のパルス信号Si
と略同一周波数で維持される。この場合、図2に示すS
W5は閉じているので、パルス信号FoはORゲート1
2へ入力され、ORゲート12から出力されるパルス信
号Soは、図3(f)に示すようにパルス信号Foと略
同等である。
【0021】すなわち、本体1を持上げている期間、そ
の直前のパルス信号Soと略同等の周波数のパルス信号
Soが引続き出力されることになる。以上説明したよう
に、本実施例によれば、マウスの感度を低く設定して、
マウスによる細かな指示がやり易い状態で、スクリーン
上のマウスカーソルを大きく移動したい場合は、本体1
を移動させながら持上げて、スクリーン上のマウスカー
ソルが目標の近傍に達したところで、再び、本体1を平
面6へ降ろせばよい。
【0022】なお、前記の説明および図においては、本
体1を持上げることによつてSW5がON(閉)すると
説明したが、本実施例はこれに限定されるものではな
く、例えば、本体1を平面6へ押し付ける、あるいは本
体1の表面へ新たにボタンを設けて、これらによつてS
W5をON/OFFしてもよい。なお、前記の説明にお
いては、図2に示した回路が本体1内に組込まれる例を
説明したが、本実施例はこれに限定されるものではな
く、例えば、ケーブル8の一端が接続される本実施例の
インタフエイス内に組込んでもよい。
【0023】
【第2実施例】第1実施例においては、本体1が持上げ
られた場合、図2に示した電子回路でパルス信号Soを
出力させる例を説明したが、第2実施例においては、ソ
フトウエアによつてパルス信号Soを出力させる例を説
明する。なお、第2実施例のマウスの構成は、図1に示
した第1実施例のマウスの構成例と略同様であり、同一
符号を付して詳細説明を省略する。
【0024】本実施例のケーブル8は、縦および横移動
量検出ローラ3a,3bから出力されたパルス信号S
i、ボタン7によつて入力されたイベント信号、SW5
から出力されたON/OFF信号などを伝送する信号線
などを包含している。また、本実施例は、ケーブル8の
一端が接続される本実施例のインタフエイス内で信号処
理を行うものである。
【0025】図4は本実施例の動作の一例を示すフロー
チヤートである。図4において、本実施例は、例えば装
置がONされると、ステツプS41でタイマをスタート
させる。続いて、本実施例は、ステツプS42で、ケー
ブル8を介して、パルス信号Siが入力されるのを待
つ。
【0026】パルス信号Siが入力されると、本実施例
は、ステツプS43でタイマをストツプし、ステツプS
44でタイマ値をメモリなどへ保存し、ステツプS45
で入力処理を実行し、ステツプS46で再びタイマをス
タートする。なお、本実施例は、タイマをストツプさせ
たところで、検出された位置に移動が発生する処理を行
う。
【0027】続いて、本実施例は、ステツプS47で、
SW5からの信号によつて、マウス(本体1)が持上げ
られているか否かを判断して、マウスが持上げられてい
ない場合はステツプS42へ戻り、また、マウスが持上
げられている場合はステツプS48へ進む。続いて、本
実施例は、ステツプS48で、タイマ値がステツプS4
4で保存した値を超えるのを待つ。
【0028】タイマ値がステツプS44で保存した値を
超えると、本実施例は、ステツプS49でタイマをスト
ツプした後、ステツプS45へ戻る。すなわち、本実施
例は、タイマ値が保存値を超えた時点で、ステツプS4
5で入力処理を実行することによつて、マウスからパル
ス信号Siが入力されたのと略同様の状態をつくり出す
ことができる。
【0029】以上説明したように、本実施例によれば、
第1実施例と同様の効果があるほか、ソフトウエアによ
つて信号処理を行うので、信号処理の自由度が高いとい
う効果がある。さらに、本実施例は、マウス(本体1)
を持上げることで、イベントの入力を行うこともでき
る。例えば、マウスを動かすことはできるが、図1に示
したボタン7を押すことができない身体障害者の場合、
ボタン7の代わりに、マウス(本体1)を持上げること
で、イベント入力を行うことができる。
【0030】
【第3実施例】図5は本発明に係る第3実施例のバス駆
動回路の構成例を示すブロツク図である。図5におい
て、101はバス、102と103は任意のデータ出力
回路で、ともにバス101へ接続されている。また、1
02aはデータ出力回路a102に接続された出力イネ
イブル信号線、103aはデータ出力回路b103に接
続された出力イネイブル信号線で、データ出力回路a1
02とデータ出力回路b103は、それぞれに接続され
た出力イネイブル信号線上のデータが‘1’の場合、デ
ータをバス101へ出力する。
【0031】104は本実施例のバス駆動回路で、n個
のバス駆動部で構成される。例えば、バス101のデー
タ幅が8ビツトならば、バス駆動回路104は8個のバ
ス駆動部で構成される。詳細は後述するが、バス駆動回
路104は、出力イネイブル信号線を介して、各データ
出力回路の出力イネイブル信号が入力して、入力した出
力イネイブル信号に応じた信号をバス101へ出力す
る。
【0032】なお、前述の説明および図1においては、
データ出力回路が2つの例を説明したが、本実施例はこ
れに限定されるものではなく、図5に示すバス101に
は、任意個のデータ出力回路などを接続することができ
るほか、当然、データ入力回路なども接続される。図6
はバス駆動部の詳細構成例を示す回路図である。
【0033】図6において、201はNORゲートで、
入力した各データ出力回路の出力イネイブル信号を否定
論理和して出力する。202はデータフリツプフロツプ
F/Fで、クロツク端子はNORゲート201の出力
へ、データ入力端子Dはバス駆動部の出力、すなわちバ
ス101の所定ラインへ接続されている。
【0034】203はデイレイラインで、NORゲート
201から入力された信号を、所定時間遅延して出力す
る。204はNANDゲートで、F/F202のデータ
出力端子Qからの信号と、デイレイライン203からの
信号とを否定論理積する。205はANDゲートで、F
/F202のデータ出力端子Q’からの信号と、デイレ
イライン203からの信号とを論理積する。なお、F/
F202のデータ出力端子Qの信号を否定したものが、
F/F202のデータ出力端子Q’の信号である。
【0035】206はトランジスタa、208はトラン
ジスタbで、両トランジスタはコレクタフオロワ型のコ
ンプリメンタリ出力回路を形成している。トランジスタ
a206のベース端子はNANDゲート204の出力端
子へ、エミツタ端子は電源電圧Vccへ、コレクタ端子
はレジスタ207を介してバス101の所定ラインへ、
それぞれ接続されている。従つて、トランジスタa20
6は、NANDゲート204の出力が‘0’の場合、レ
ジスタ207で制限された電流をバス101の所定ライ
ンへソースする。
【0036】また、トランジスタb208のベース端子
はANDゲート205の出力端子へ、エミツタ端子は接
地電圧GNDへ、コレクタ端子はレジスタ209を介し
てバス101の所定ラインへ、それぞれ接続されてい
る。従つて、トランジスタb208は、ANDゲート2
05の出力が‘1’の場合、レジスタ209で制限され
た電流をバス101の所定ラインからシンクする。
【0037】図7はバス駆動部の動作の一例を示すタイ
ミングチヤートである。図7において、(a)は出力イ
ネイブル信号線102a上の信号、(b)は出力イネイ
ブル信号線103a上の信号、(c)はNORゲート2
01の出力、(d)はF/F202のデータ出力端子Q
の出力、(e)はF/F202のデータ出力端子Q’の
出力、(f)はデイレイライン203の出力、(g)は
NANDゲート204の出力、(h)はANDゲート2
05の出力、(j)はバス101の所定ライン上の信号
を表している。
【0038】図7において、イネイブル信号(a)が
‘0’で、イネイブル信号(b)が‘1’の場合、デー
タ出力回路103はバス101へデータを出力してい
る。続いて、同図に示すタイミング701で、イネイブ
ル信号(b)が‘1’から‘0’になると、NORゲー
ト201の出力(c)は‘1’になり、F/F202
は、NORゲート201の出力(c)の立上りで、バス
101の所定ライン上のデータ(j)をラツチして、ラ
ツチしたデータに応じた信号を出力する(同図では
‘1’をラツチ)。
【0039】すなわち、F/F202は、データ‘1’
をラツチしたので、データ出力端子Qの出力(d)を
‘1’に、データ出力端子Q’の出力(e)を‘0’に
する。一方、NORゲート201の出力(c)は、デイ
レイライン203で所定時間TD遅延され、NANDゲ
ート204とANDゲート205へ入力される。両ゲー
トの一方の入力端子へ入力される信号(f)は‘1’で
あり、NANDゲート204の他方の端子へ入力される
信号(d)も‘1’であるから、NANDゲート204
は‘0’を出力(g)して、トランジスタa206はバ
ス101の所定ラインへ電流をソースする。また、AN
Dゲート205の他方の端子へ入力される信号(e)は
‘0’であるから、ANDゲート205も‘0’を出力
(h)して、トランジスタa208のコレクタ−エミツ
タ間はオープン状態になる。
【0040】従つて、同図に702で示すように、デー
タ出力イネイブル信号(b)が‘0’になつて、データ
出力回路103の出力が途絶えても、バス駆動回路10
4によつて、バス101の電位は直前の状態に保たれ
る。続いて、同図に示すタイミング703で、イネイブ
ル信号(a)が‘0’から‘1’になると、NORゲー
ト201の出力(c)は、‘0’になり、デイレイライ
ン203で所定時間TD遅延され、NANDゲート20
4とANDゲート205へ入力される。両ゲートの一方
の入力端子へ入力される信号(f)は‘0’であるか
ら、NANDゲート204は‘1’を出力(g)し、A
NDゲート205は‘0’を出力(h)して、両トラン
ジスタのコレクタ−エミツタ間はオープン状態になる。
【0041】従つて、同図に704で示すように、バス
101の電位はデータ出力回路102の出力によつて決
定される。続いて、同図に示すタイミング705で、イ
ネイブル信号(a)が‘1’から‘0’になると、NO
Rゲート201の出力(c)は‘1’になり、F/F2
02は、NORゲート201の出力(c)の立上りで、
バス101の所定ライン上のデータ(j)をラツチし
て、ラツチしたデータに応じた信号を出力する(同図で
は‘0’をラツチ)。
【0042】すなわち、F/F202は、データ‘0’
をラツチしたので、データ出力端子Qの出力(d)を
‘0’に、データ出力端子Q’の出力(e)を‘1’に
する。一方、NORゲート201の出力(c)は、デイ
レイライン203で所定時間TD遅延され、NANDゲ
ート204とANDゲート205へ入力される。両ゲー
トの一方の入力端子へ入力される信号(f)は‘1’で
あり、NANDゲート204の他方の端子へ入力される
信号(d)は‘0’であるから、NANDゲート204
は‘1’を出力(g)して、トランジスタa206のコ
レクタ−エミツタ間はオープン状態になる。また、AN
Dゲート205の他方の端子へ入力される信号(e)は
‘1’であるから、ANDゲート205は‘1’を出力
(h)して、トランジスタa208はバス101の所定
ラインから電流をシンクする。
【0043】従つて、同図に706で示すように、デー
タ出力イネイブル信号(a)が‘0’になつて、データ
出力回路102の出力が途絶えても、バス駆動回路10
4によつて、バス101の電位は直前の状態に保たれ
る。以上説明したように、本実施例によれば、バス10
1上のデータを、出力イネイブル信号によつて、データ
出力回路の出力が途絶える直前の状態に保持する。従つ
て、本実施例によれば、バス101の不要な電位変動を
除去することができるので、高周波電波の輻射を低減す
ることができる。
【0044】さらに、本実施例によれば、バス101に
接続される機器や回路などは、バスの各ラインと固定電
位との間に接続されたレジスタに流れる電流をドライブ
する必要が無くなり、バス101に接続された機器や回
路などのインタフエイスは、必要最小限の電流駆動能力
とすることができる。
【0045】
【第4実施例】図8は本発明に係る第4実施例のバス駆
動部の詳細構成例を示す回路図である。なお、図8に示
す第4実施例のバス駆動部は、図6に示した第3実施例
のバス駆動部のデイレイライン203を、デイレイライ
ン403,405とゲート405,406とに置換えた
ものであり、他の構成は第3実施例と略同様であるの
で、同一符号を付して詳細説明を省略する。また、第4
実施例のバス駆動部は、図5に示した第3実施例のバス
駆動回路104と略同様の構成によつて、バス101と
接続するものである。
【0046】図8において、404はANDゲートで、
NORゲート201の出力を、一方の入力端子へ直接入
力し、他方の入力端子へデイレイライン403を経て入
力する。ANDゲート404は、両入力を論理積して出
力する。406はORゲートで、ANDゲート404の
出力を、一方の入力端子へ直接入力し、他方の入力端子
へデイレイライン405を経て入力する。ORゲート4
06は、両入力を論理和して、NANDゲート204と
ANDゲート205へ出力する。
【0047】図9はバス駆動部の動作の一例を示すタイ
ミングチヤートである。図9において、(a)は出力イ
ネイブル信号線102a上の信号、(b)は出力イネイ
ブル信号線103a上の信号、(c)はNORゲート2
01の出力、(d)はF/F202のデータ出力端子Q
の出力、(e)はF/F202のデータ出力端子Q’の
出力、(f)はANDゲート404の出力、(f’)は
ORゲート406の出力、(g)はNANDゲート20
4の出力、(h)はANDゲート205の出力、(j)
はバス101の所定ライン上の信号を表している。
【0048】図9において、イネイブル信号(a)が
‘0’で、イネイブル信号(b)が‘1’の場合、デー
タ出力回路103はバス101へデータを出力してい
る。続いて、同図に示すタイミング901で、イネイブ
ル信号(b)が‘1’から‘0’になると、NORゲー
ト201の出力(c)は‘1’になり、F/F202
は、NORゲート201の出力(c)の立上りで、バス
101の所定ライン上のデータ(j)をラツチして、ラ
ツチしたデータに応じた信号を出力する(同図では
‘1’をラツチ)。
【0049】すなわち、F/F202は、データ‘1’
をラツチしたので、データ出力端子Qの出力(d)を
‘1’に、データ出力端子Q’の出力(e)を‘0’に
する。一方、ANDゲート404は、NORゲート20
1の出力(c)を、一方の入力端子へ直接入力し、他方
の入力端子へデイレイライン403を介して入力する。
従つて、ANDゲート404の出力(f)は、デイレイ
ライン403に設定された遅延時間TD1だけ遅れて立上
がる。また、ORゲート406は、ANDゲート404
の出力(f)を、一方の入力端子へ直接入力し、他方の
入力端子へデイレイライン405を介して入力する。従
つて、ORゲート406の出力(f’)は、NORゲー
ト201の出力(c)に比べて、デイレイライン403
に設定された遅延時間TD1だけ遅れて立上がる。
【0050】続いて、ORゲート406の出力(f’)
は、NANDゲート204とANDゲート205へ入力
される。両ゲートの一方の入力端子へ入力される信号
(f’)は‘1’であり、NANDゲート204の他方
の端子へ入力される信号(d)も‘1’であるから、N
ANDゲート204は‘0’を出力(g)して、トラン
ジスタa206はバス101の所定ラインへ電流をソー
スする。また、ANDゲート205の他方の端子へ入力
される信号(e)は‘0’であるから、ANDゲート2
05も‘0’を出力(h)して、トランジスタa208
のコレクタ−エミツタ間はオープン状態になる。
【0051】従つて、同図に902で示すように、デー
タ出力イネイブル信号(b)が‘0’になつて、データ
出力回路103の出力が途絶えても、バス駆動回路10
4によつて、バス101の電位は直前の状態に保たれ
る。続いて、同図に示すタイミング903で、イネイブ
ル信号(a)が‘0’から‘1’になると、NORゲー
ト201の出力(c)は‘0’に、ANDゲート404
の出力(f)も‘0’になる。しかし、ORゲート40
6は、ANDゲート404の出力(f)を、一方の入力
端子へ直接入力し、他方の入力端子へデイレイライン4
05を介して入力するので、ORゲート406の出力
(f’)は、NORゲート201の出力(c)に比べ
て、デイレイライン405に設定された遅延時間TD2だ
け遅れて立下がる。
【0052】続いて、ORゲート406の出力(f’)
は、NANDゲート204とANDゲート205へ入力
される。両ゲートの一方の入力端子へ入力される信号
(f’)は‘0’であるから、NANDゲート204は
‘1’を出力(g)し、ANDゲート205は‘0’を
出力(h)して、両トランジスタのコレクタ−エミツタ
間はオープン状態になる。
【0053】従つて、同図に904で示すように、バス
101の電位はデータ出力回路102の出力によつて決
定される。続いて、同図に示すタイミング905で、イ
ネイブル信号(a)が‘1’から‘0’になると、NO
Rゲート201の出力(c)は‘1’になり、F/F2
02は、NORゲート201の出力(c)の立上りで、
バス101の所定ライン上のデータ(j)をラツチし
て、ラツチしたデータに応じた信号を出力する(同図で
は‘0’をラツチ)。
【0054】すなわち、F/F202は、データ‘0’
をラツチしたので、データ出力端子Qの出力(d)を
‘0’に、データ出力端子Q’の出力(e)を‘1’に
する。一方、ANDゲート404は、NORゲート20
1の出力(c)を、一方の入力端子へ直接入力し、他方
の入力端子へデイレイライン403を介して入力する。
従つて、ANDゲート404の出力(f)は、デイレイ
ライン403に設定された遅延時間TD1だけ遅れて立上
がる。また、ORゲート406は、ANDゲート404
の出力(f)を、一方の入力端子へ直接入力し、他方の
入力端子へデイレイライン405を介して入力する。従
つて、ORゲート406の出力(f’)は、NORゲー
ト201の出力(c)に比べて、デイレイライン403
に設定された遅延時間TD1だけ遅れて立上がる。
【0055】続いて、ORゲート406の出力(f’)
は、NANDゲート204とANDゲート205へ入力
される。両ゲートの一方の入力端子へ入力される信号
(f’)は‘1’であり、NANDゲート204の他方
の端子へ入力される信号(d)は‘0’であるから、N
ANDゲート204は‘1’を出力(g)して、トラン
ジスタa206のコレクタ−エミツタ間はオープン状態
になる。また、ANDゲート205の他方の端子へ入力
される信号(e)は‘1’であるから、ANDゲート2
05は‘1’を出力(h)して、トランジスタa208
はバス101の所定ラインから電流をシンクする。
【0056】従つて、同図に906で示すように、デー
タ出力イネイブル信号(a)が‘0’になつて、データ
出力回路102の出力が途絶えても、バス駆動回路10
4によつて、バス101の電位は直前の状態に保たれ
る。以上説明したように、本実施例によれば、第3実施
例と略同様の効果が得られるほか、データ出力装置10
2,103などの出力の遅れに合わせて、ORゲート4
06の出力(f’)の立上り/立下がりタイミングを、
デイレイライン403とデイレイライン405によつ
て、それぞれ設定することができる。従つて、本実施例
によれば、最適なバス駆動タイミングを得ることができ
る。
【0057】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによつて達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上、本発明によれば、装置自体と面上
との当接状態を検出できる入力装置を提供できる。ま
た、本発明によれば、バスのデータ出力状態に応じて、
記憶手段に記憶された状態をバスへ出力するバス駆動回
路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のマウスの構成例を示す
要部断面図である。
【図2】本実施例の回路構成例を示すブロツク図であ
る。
【図3】本実施例の動作の一例を示すタイミングチヤー
トである。
【図4】本発明に係る第2実施例の動作の一例を示すフ
ローチヤートである。
【図5】本発明に係る第3実施例のバス駆動回路の構成
例を示すブロツク図である。
【図6】本実施例のバス駆動部の詳細構成例を示す回路
図である。
【図7】本実施例のバス駆動部の動作の一例を示すタイ
ミングチヤートである。
【図8】本発明に係る第4実施例のバス駆動部の詳細構
成例を示す回路図である。
【図9】本実施例のバス駆動部の動作の一例を示すタイ
ミングチヤートである。
【符号の説明】
1 マウスの本体 2 ボール 3 移動量検出ローラ 4 持上検出ローラ 5 スイツチSW 7 ボタン 8 ケーブル 10 サンプルアンドホールド回路S&H 11 電圧制御発振器VCO 17 ワンシヨツトマルチバイブレータ 18 キヤパシタ 19 定電流回路 101 バス 102,103 データ出力回路 104 バス駆動回路 201 NORゲート 202 データフリツプフロツプF/F 203 デイレイライン 204 NANDゲート 205 ANDゲート 206,208 トランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面上を移動させることによつて移動量情
    報を入力する入力装置であつて、 第1の方向への移動量を検出する第1の検出手段と、 第2の方向への移動量を検出する第2の検出手段と、 装置自体と前記面上との当接状態を検出する第3の検出
    手段とを有することを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 面上を移動させることによつて移動量情
    報を入力する入力装置であつて、 第1の方向への移動量を検出する第1の検出手段と、 第2の方向への移動量を検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段によつて検出された移動量情報と前
    記第2の検出手段によつて検出された移動量情報とを記
    憶する記憶手段と、 装置自体と前記面上との当接状態を検出する第3の検出
    手段とを備え、 前記第3の検出手段は検出した当接状態に応じて前記記
    憶手段に記憶された移動情報量を入力することを特徴と
    する入力装置。
  3. 【請求項3】 バスの状態を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された状態を前記バスへ出力する出
    力手段と、 前記バスへのデータ出力状態を監視して検出したデータ
    出力状態に応じて前記出力手段の出力を制御する制御手
    段とを有することを特徴とするバス駆動回路。
JP4126114A 1992-05-19 1992-05-19 入力装置およびバス駆動回路 Withdrawn JPH05324197A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100397317C (zh) * 2004-09-14 2008-06-25 艾勒博科技股份有限公司 光电鼠标及其控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100397317C (zh) * 2004-09-14 2008-06-25 艾勒博科技股份有限公司 光电鼠标及其控制方法

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