JPH05324183A - データ入力装置 - Google Patents
データ入力装置Info
- Publication number
- JPH05324183A JPH05324183A JP4184316A JP18431692A JPH05324183A JP H05324183 A JPH05324183 A JP H05324183A JP 4184316 A JP4184316 A JP 4184316A JP 18431692 A JP18431692 A JP 18431692A JP H05324183 A JPH05324183 A JP H05324183A
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- JP
- Japan
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- screen
- rotation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 広い操作面積を要さず、画面から離れた位置
からのデータ入力が片手操作で行える。 【構成】 装置本体１を片手に持ち、第１のボタンスイ
ッチ12を押し下げた状態で、CRT 画面に対して手首を中
心に装置本体１を上下左右に回転させると、回転検出器
14が装置本体１の回転方向及び回転角を検出し、この回
転方向及び回転角に応じた方向及び距離にCRT 画面上を
カーソルが移動させるべき信号をインターフェースケー
ブル15を介してCRT 画面側に伝送し、第２のボタンスイ
ッチ13の押し下げによってカーソルが現在指示する位置
の座標データが入力される。
からのデータ入力が片手操作で行える。 【構成】 装置本体１を片手に持ち、第１のボタンスイ
ッチ12を押し下げた状態で、CRT 画面に対して手首を中
心に装置本体１を上下左右に回転させると、回転検出器
14が装置本体１の回転方向及び回転角を検出し、この回
転方向及び回転角に応じた方向及び距離にCRT 画面上を
カーソルが移動させるべき信号をインターフェースケー
ブル15を介してCRT 画面側に伝送し、第２のボタンスイ
ッチ13の押し下げによってカーソルが現在指示する位置
の座標データが入力される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等に用いられ、その操作方向及び操作量に応じた方向
及び距離に画面上のカーソルを移動させてカーソル位置
の座標データを入力する装置に関する。
タ等に用いられ、その操作方向及び操作量に応じた方向
及び距離に画面上のカーソルを移動させてカーソル位置
の座標データを入力する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】パーソ
ナルコンピュータ等に用いられる、片手操作が可能な従
来のデータ入力装置としてマウス，ジョイスティック，
トラックボールがあるが、これらの装置は画面近傍の机
上を移動させ、又は机上に載置固定して可動輪，スティ
ックを操作し、可動輪の回転方向，回転量又はスティッ
クの移動方向，移動量に応じた方向及び距離にカーソル
を移動させる装置であるので、コンピュータ近傍の机上
の設置スペースを確保する必要がある。特にマウスは移
動のための十分広いスペースを必要とする。また、いず
れの場合も机上を離れてデータを入力するためには、一
方の手で入力装置を支え、他方の手で可動輪，スティッ
クを操作しなければならずに片手操作が不可能となる。
ナルコンピュータ等に用いられる、片手操作が可能な従
来のデータ入力装置としてマウス，ジョイスティック，
トラックボールがあるが、これらの装置は画面近傍の机
上を移動させ、又は机上に載置固定して可動輪，スティ
ックを操作し、可動輪の回転方向，回転量又はスティッ
クの移動方向，移動量に応じた方向及び距離にカーソル
を移動させる装置であるので、コンピュータ近傍の机上
の設置スペースを確保する必要がある。特にマウスは移
動のための十分広いスペースを必要とする。また、いず
れの場合も机上を離れてデータを入力するためには、一
方の手で入力装置を支え、他方の手で可動輪，スティッ
クを操作しなければならずに片手操作が不可能となる。
【０００３】従って、病院等の繁忙かつ手狭な環境で専
従のオペレータによらず、例えば看護婦自らがデータを
入力する場合、片手操作の場合はコンピュータ近傍の机
上に専用のスペースを確保せねばならず、一方、机上か
ら離れた位置でデータを入力する場合、片手操作が不可
能になるため装置の操作性が悪いという問題がある。
従のオペレータによらず、例えば看護婦自らがデータを
入力する場合、片手操作の場合はコンピュータ近傍の机
上に専用のスペースを確保せねばならず、一方、机上か
ら離れた位置でデータを入力する場合、片手操作が不可
能になるため装置の操作性が悪いという問題がある。
【０００４】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、空中での装置本体の画面に対
する回転方向及び回転量を検出して検出量にに応じた方
向及び距離にカーソルを移動させることにより、画面を
離れた位置での片手操作が可能であって操作性が良いデ
ータ入力装置の提供を目的とする。
になされたものであって、空中での装置本体の画面に対
する回転方向及び回転量を検出して検出量にに応じた方
向及び距離にカーソルを移動させることにより、画面を
離れた位置での片手操作が可能であって操作性が良いデ
ータ入力装置の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ入力
装置は、装置本体に対する操作方向及び操作量に応じて
画面上のカーソルを移動させてカーソルが指示する位置
の座標データを入力する装置において、空中における装
置本体の画面に対する回転方向及び回転量を検出する手
段と、装置本体の画面に対する回転方向及び回転量に応
じた方向及び距離に画面上のカーソルを移動させる手段
とを備えたことを特徴とする。
装置は、装置本体に対する操作方向及び操作量に応じて
画面上のカーソルを移動させてカーソルが指示する位置
の座標データを入力する装置において、空中における装
置本体の画面に対する回転方向及び回転量を検出する手
段と、装置本体の画面に対する回転方向及び回転量に応
じた方向及び距離に画面上のカーソルを移動させる手段
とを備えたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明に係るデータ入力装置は、オペレータの
操作による空中での装置本体の画面に対する回転方向及
び回転量を検出し、検出した回転方向及び回転量に応じ
た方向及び距離に画面上のカーソルを移動させてカーソ
ルが指示する位置の座標データを入力する。
操作による空中での装置本体の画面に対する回転方向及
び回転量を検出し、検出した回転方向及び回転量に応じ
た方向及び距離に画面上のカーソルを移動させてカーソ
ルが指示する位置の座標データを入力する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。図１は本発明に係るデータ入力装置（以
下、本発明装置という）の模式的断面図であって、図中
１は装置本体である。装置本体１のケーシング11外部に
は、その押し下げによって装置本体の回転方向及び回転
角の検出を有効とする第１のボタンスイッチ11と、その
押し下げによってカーソルが指示する画面上の現位置の
座標データ入力を決定する第２のボタンスイッチ12と
が、装置本体を片手で握って指が当たる位置に配されて
いる。
て説明する。図１は本発明に係るデータ入力装置（以
下、本発明装置という）の模式的断面図であって、図中
１は装置本体である。装置本体１のケーシング11外部に
は、その押し下げによって装置本体の回転方向及び回転
角の検出を有効とする第１のボタンスイッチ11と、その
押し下げによってカーソルが指示する画面上の現位置の
座標データ入力を決定する第２のボタンスイッチ12と
が、装置本体を片手で握って指が当たる位置に配されて
いる。
【０００８】ケーシング11の内部には、圧電振動ジャイ
ロからなり、装置本体の回転方向及び回転角を検出する
回転検出器14と、回転検出器14の検出データに基づいて
カーソルの移動方向及び移動距離のデータを算出する図
示しないマイクロコンピュータが内蔵され、マイクロコ
ンピュータが算出したカーソルの移動データはインター
フェースケーブル15を介してコンピュータ本体に伝送さ
れ、コンピュータ本体のCRT 画面上のカーソルが移動さ
れる。
ロからなり、装置本体の回転方向及び回転角を検出する
回転検出器14と、回転検出器14の検出データに基づいて
カーソルの移動方向及び移動距離のデータを算出する図
示しないマイクロコンピュータが内蔵され、マイクロコ
ンピュータが算出したカーソルの移動データはインター
フェースケーブル15を介してコンピュータ本体に伝送さ
れ、コンピュータ本体のCRT 画面上のカーソルが移動さ
れる。
【０００９】また、図２は本発明装置の構成を示すブロ
ック図である。回転検出器14は、それぞれ正三角柱振動
子を使った圧電振動ジャイロ（pp.183-191，「日経エレ
クトロニクス」No.514, 1990.11.26； pp.217-226,「日
経エレクトロニクス」No.541, 1991.11.25）からなる垂
直方向用角速度センサ141 及び水平方向用角速度センサ
142 と、両角速度センサ141,142 が検出した角速度のア
ナログデータをそれぞれディジタル変換するA/D 変換器
143,144 を有する。
ック図である。回転検出器14は、それぞれ正三角柱振動
子を使った圧電振動ジャイロ（pp.183-191，「日経エレ
クトロニクス」No.514, 1990.11.26； pp.217-226,「日
経エレクトロニクス」No.541, 1991.11.25）からなる垂
直方向用角速度センサ141 及び水平方向用角速度センサ
142 と、両角速度センサ141,142 が検出した角速度のア
ナログデータをそれぞれディジタル変換するA/D 変換器
143,144 を有する。
【００１０】回転検出器14は第１のボタンスイッチ12の
押し下げ信号が入力された場合作動し、検出した角速度
データはマイクロコンピュータ16に供給される。マイク
ロコンピュータ16はこの角速度データに基づいてカーソ
ルの垂直方向位置及び水平方向位置を算出し、第２のボ
タンスイッチ13の押し下げ信号が入力されると、これら
の算出データをコンピュータ本体に出力する。
押し下げ信号が入力された場合作動し、検出した角速度
データはマイクロコンピュータ16に供給される。マイク
ロコンピュータ16はこの角速度データに基づいてカーソ
ルの垂直方向位置及び水平方向位置を算出し、第２のボ
タンスイッチ13の押し下げ信号が入力されると、これら
の算出データをコンピュータ本体に出力する。
【００１１】次に本発明装置の操作方法について説明す
る。装置本体１を片手で持ち、第１のボタンスイッチ12
を押し下げた状態で、手首を中心に装置本体をCRT 画面
に対して上下左右に回転させると、画面上のカーソルが
上下左右に移動される。第２のボタンスイッチ13を押し
下げると、押し下げ時のカーソルの位置の座標データが
入力される。
る。装置本体１を片手で持ち、第１のボタンスイッチ12
を押し下げた状態で、手首を中心に装置本体をCRT 画面
に対して上下左右に回転させると、画面上のカーソルが
上下左右に移動される。第２のボタンスイッチ13を押し
下げると、押し下げ時のカーソルの位置の座標データが
入力される。
【００１２】なお、装置本体１は手首を中心に回転する
ので、手首の回転量の限度が略上下90°、左右90°であ
ることを考慮して、手首の４回転でCRT 画面の上（下）
端から下（上）端まで、又は右（左）端から左（右）端
までカーソルが移動するように、装置本体１の角速度に
対するカーソルの移動量を定めておく。従って、カーソ
ル移動の微調整は手首の回転量の調整によって可能であ
る。従って、手首の１回転分以上カーソルを移動させる
場合、回転した手首を元に戻すときに第１のボタンスイ
ッチ12から指を離す必要がある。
ので、手首の回転量の限度が略上下90°、左右90°であ
ることを考慮して、手首の４回転でCRT 画面の上（下）
端から下（上）端まで、又は右（左）端から左（右）端
までカーソルが移動するように、装置本体１の角速度に
対するカーソルの移動量を定めておく。従って、カーソ
ル移動の微調整は手首の回転量の調整によって可能であ
る。従って、手首の１回転分以上カーソルを移動させる
場合、回転した手首を元に戻すときに第１のボタンスイ
ッチ12から指を離す必要がある。
【００１３】なお、本実施例ではインターフェースケー
ブルを用いてパーソナルコンピュータにデータを伝送す
る場合について説明したが、データの伝送手段は有線に
限るものではなく無線であってもよい。
ブルを用いてパーソナルコンピュータにデータを伝送す
る場合について説明したが、データの伝送手段は有線に
限るものではなく無線であってもよい。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、本発明装置は、空中での
操作本体の画面に対する回転方向及び回転角を検出し、
検出値に応じた方向及び距離にカーソルを移動させるの
で、広い操作面積を必要とせず、画面から離れた位置で
の片手操作によるデータ入力が可能となって操作性が向
上するという優れた効果を奏する。
操作本体の画面に対する回転方向及び回転角を検出し、
検出値に応じた方向及び距離にカーソルを移動させるの
で、広い操作面積を必要とせず、画面から離れた位置で
の片手操作によるデータ入力が可能となって操作性が向
上するという優れた効果を奏する。
【図１】本発明装置の外観斜視図である。
【図２】本発明装置の構成ブロック図である。
１ 装置本体 12 第１のボタンスイッチ 13 第２のボタンスイッチ 14 回転検出器 15 インターフェースケーブル 16 マイクロコンピュータ 141 垂直方向用角速度センサ 142 水平方向用角速度センサ
Claims (1)
- 【請求項１】 装置本体に対する操作方向及び操作量に
応じて画面上のカーソルを移動させてカーソルが指示す
る位置の座標データを入力する装置において、空中にお
ける装置本体の画面に対する回転方向及び回転量を検出
する手段と、装置本体の画面に対する回転方向及び回転
量に応じた方向及び距離に画面上のカーソルを移動させ
る手段とを備えたことを特徴とするデータ入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184316A JPH05324183A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | データ入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184316A JPH05324183A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | データ入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05324183A true JPH05324183A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=16151207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4184316A Pending JPH05324183A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | データ入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05324183A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0736613A (ja) * | 1993-07-07 | 1995-02-07 | Tokin Corp | データ入力装置 |
| US9446452B2 (en) | 2009-07-09 | 2016-09-20 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Workpiece and gripping mechanism |
| US10510097B2 (en) | 2011-10-19 | 2019-12-17 | Firstface Co., Ltd. | Activating display and performing additional function in mobile terminal with one-time user input |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4184316A patent/JPH05324183A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0736613A (ja) * | 1993-07-07 | 1995-02-07 | Tokin Corp | データ入力装置 |
| US9446452B2 (en) | 2009-07-09 | 2016-09-20 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Workpiece and gripping mechanism |
| US10510097B2 (en) | 2011-10-19 | 2019-12-17 | Firstface Co., Ltd. | Activating display and performing additional function in mobile terminal with one-time user input |
| US10896442B2 (en) | 2011-10-19 | 2021-01-19 | Firstface Co., Ltd. | Activating display and performing additional function in mobile terminal with one-time user input |
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