JPH05324020A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置

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JPH05324020A
JPH05324020A JP4125282A JP12528292A JPH05324020A JP H05324020 A JPH05324020 A JP H05324020A JP 4125282 A JP4125282 A JP 4125282A JP 12528292 A JP12528292 A JP 12528292A JP H05324020 A JPH05324020 A JP H05324020A
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pendant
robot
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robot controller
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JP4125282A
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Toru Sasaki
徹 佐々木
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作業性が良く,電線の損傷が起こらないロボッ
ト制御装置を提供すること。 【構成】複数台のロボットの設置位置に対してティーチ
ペンダントを接続するコネクタボックスを複数台設け、
テーチペンダントとコネクタボックス間を接続する電線
の長さが短くなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台のロボットに対
応して複数のコネクタを設け、操作しようとするロボッ
トに最も近いコネクタにペンダントを接続することで、
当該ロボットの操作を容易にするロボット制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車用生産ラインにおいては、
1つのラインに対して多数のロボットを設けている。た
とえば、溶接工程においては非常に狭い場所に多数のロ
ボットを配設し、この多数のロボットを一斉に作動させ
て1つのボディーの溶接を行なっている。
【0003】通常、1つの工程で使用される複数のロボ
ットは、それらの全ての動作を制御するロボットコント
ローラでその動作が制御されている。例えば、図5に示
すように、生産ラインに沿って設けられている3台のマ
ニピュレータ1,2,3はロボットコントローラ5によ
ってその全ての動作が制御されるようになっている。こ
のロボットコントローラ5には、各マニピュレータ1,
2,3にマニュアル動作の指令を出すペンダント6が接
続されることになるが、この接続は、ロボットコントロ
ーラ5に接続されているコネクタボックス7によって行
なわれる。
【0004】この図を概略的に描いたのが図6である。
この図に示すように、ロボットコントローラ5には複数
のマニピュレータ1,2,3が接続され、また、1台の
コネクタボックス7にペンダント6が接続されている。
ペンダント6とコネクタボックス7とは図5に示すよう
に非常に長い電線8によって接続されている。このよう
に電線を長くする必要があるのは、マニピュレータの教
示時やプレイバック時に、作動させるマニピュレータの
近くでその動作を検証する必要があるためである。
【0005】ペンダントを用いてマニピュレータを作動
させる場合には、作動させようとするマニピュレータを
指定する。同様にマニピュレータの教示を行なう場合に
も教示しようとするマニピュレータを指定する。その後
は、マニピュレータに設けられている操作用のスイッチ
などを用いてマニピュレータをマニュアル操作したりそ
の動作を教示したりする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来におけ
るこのようなロボット制御装置にあっては、上記のよう
に動作を検証しながら教示やプレイバックを行なう必要
があることから、ペンダント6とコネクタボックス7と
を接続する電線8は全てのロボットにとどくような長さ
としなければならないことから取り回しが困難となり、
また、長い電線が床の上を這っているため当然のことな
がら作業性が悪化するという問題がある。さらに電線を
引き回す機会が多く、電線を踏みつけてしまうことも多
いために、断線の機会が増加するなどの不具合もある。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、操作性が良好で、かつ電線の損
傷を少なくするロボットの制御装置の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、複数台のロボットの動作を総括制御するロ
ボット制御手段と、当該ロボット制御手段に接続され、
前記複数台のロボットの設置位置に応じて設けた複数の
接続手段と、当該複数の接続手段のいずれかに接続さ
れ、前記ロボット制御手段に対して、前記複数台のロボ
ットの内指定したロボットをマニュアル動作させるべき
信号を出力する一方、当該ロボットの動作を教示すべき
信号を出力するペンダントとを備え、前記接続手段に
は、前記ロボット制御手段と前記ペンダントとの間で授
受される信号を一時記憶するバッファと、当該接続手段
に接続されている複数のペンダントの内のいずれか1つ
のペンダントからの情報のみを受け入れる制限手段とを
有することを特徴とする。
【0009】
【作用】以上のように構成した本発明では、接続手段を
複数台設けているから、あるロボットを動作させようと
した場合には、ペンダントをその作動させようとするロ
ボットに最も近い位置に設けられている接続手段に接続
し、そこでペンダントを操作すれば、電線が作業の邪魔
にならずに作業効率が向上することになるし、電線の引
き回しの距離も最低限の距離で済むようになるので、電
線の損傷の機会も少なくなる。
【0010】また、このコネクタは複数設けられている
から、当然のことながら、ペンダントは複数台接続する
ことができることになる。この場合には、制限手段によ
って、接続されている複数のペンダントの内のいずれか
1つのペンダントからの情報のみが受け入れられるよう
になっている。したがって、ペンダントからの指令が衝
突を起こすようなことがなくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明に係るロボット制御装置の概略
構成を示す図であり、図2は、本発明に係るロボット制
御装置のブロック図である。
【0012】本発明に係るロボット制御装置は図1に示
すように3つのマニピュレータを作動させるものであ
る。これらのマニピュレータ1,2,3はロボットコン
トローラ5によってその作動が制御される。ここに例示
しているマニピュレータは自動車の車体組み立てライン
に用いるものであり、ボディーの部品をこのマニピュレ
ータによって所定の位置で支持し、これに対して溶接ロ
ボットで部品同士の溶接を行なえるようにするためのも
のである。したがって、これらのマニピュレータのセッ
テング位置はそれぞれのマニピュレータに設けられてい
るモータMによって調整できるようになっている。例え
ば、マニピュレータ1については、モータM1によって
マニピュレータ1のアーム1aの図示A,B方向の位置
が調整され、モータM2によってそのアーム1aの図示
C,D方向の位置がボールネジ4を介して調整される。
これは他のマニピュレータも同様である。
【0013】本発明のロボット制御装置では、図1に示
してあるようにティーチペンダント6a,6bをそれぞ
れ接続するコネクタボックス7a,7bがマニピュレー
タ側に設けられている。この実施例では2つのコネクタ
ボックスを例示しているが、マニピュレータの設置数に
合わせて10台あるいはそれ以上設けることも可能であ
る。また、これらのコネクタボックスには必ずティーチ
ングペンダントが接続されていなければいけないという
ものではなく、必要な場所に接続されていれば良い。
【0014】本発明のロボット制御装置をブロック図で
表わせば図2のようになる。ロボットコントローラ5に
は複数台のマニピュレータ1,2,3が接続され、さら
にティーチペンダント6a,6bを接続するコネクタボ
ックス7a,7bも接続されている。
【0015】ティーチペンダント6aを用いてマニピュ
レータを手動で動作させようとしたときには、その動作
させようとするマニピュレータに最も近い位置に設けら
れているコネクタボックスにティーチペンダントを接続
し、このティーチペンダントを用いてその作動させよう
とするマニピュレータを指定してマニュアル操作を行な
う。
【0016】このように複数のコネクタボックスを設け
ることによって、ティーチペンダントの電線が3m程度
と短くて済み、作業性が非常に良好となる。また、複数
のコネクタボックスのいずれかに複数のティーチペンダ
ントが接続されている場合には、ロボットコントローラ
はいずれのティーチペンダントからも信号を入力できる
ようになっているので、複数のティーチペンダントから
同時に信号が出力された場合には、信号の衝突を避ける
ような工夫が必要である。このため、コネクタボックス
の全てのものに図3,4に示すような工夫がされてい
る。
【0017】コネクタボックス7の内部には、ロボット
コントローラ5から出力された情報を一時保持するデー
タバッファ10aが設けられ、さらに、このバッファ1
0aによってストアされた情報を接続されているティー
チペンダント6a,6bに表示データとして出力するた
めのデータバッファ10b,10cが設けられている。
したがって、ロボットコントローラ5から出力された情
報は、これらのバッファ10a,10b,10cを介し
てティーチペンダント6a,6bに表示されることとな
る。このようにティーチングペンダント6a,6bが情
報を受ける側に立つときには、各ティーチペンダントは
他のティーチペンダントと対等の関係となる。
【0018】また、コネクタボックス7の内部には、テ
ィーチペンダントから出力された起動信号などの情報を
一時保持するデータバッファ10d,10eと、これら
のデータバッファ10d,10eのどちらか一方からデ
ータが出力された場合にのみそのデータを出力する排他
的論理素子11とが設けられ、バッファ10fにはこの
排他的論理素子11から出力されたデータがストアされ
る。このデータバッファ10fに記憶されデータはロボ
ットコントローラ5に出力される。したがって、ティー
チペンダント6a及び6bから同時に指令が出力された
としても、いずれか早く出力された一方の指令のみがロ
ボットコントローラ5に出力されるようになる。この為
に、データの衝突を起こすようなことが無くなる。
【0019】尚、本実施例においては、いずれのティー
チペンダントをも同等に扱う以上のような通信ユニット
が内蔵されたタイプのものを例示したが、これに限られ
ず、単にコネクタとしての機能を有しているものであっ
ても良い。この場合には、コントローラ5とティーチペ
ンダント6との間での1対1の情報授受が行なわれるこ
とになる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複数
台のロボットの設置位置に応じて複数の接続手段を設け
たので、ペンダントと接続手段とを繋ぐ電線の距離を最
少限にすることができるようになり、作業性の向上と電
線損傷の未然防止を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるロボット制御装置の概略構成図
である。
【図2】本発明にかかるロボット制御装置の概略ブロッ
ク図である。
【図3】図1に示した装置のコネクタボックスに内蔵さ
れている通信ユニットの構成図である。
【図4】図1に示した装置のコネクタボックスに内蔵さ
れている通信ユニットの構成図である。
【図5】従来のロボット制御装置の概略構成図である。
【図6】従来のロボット制御装置の概略ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3…マニピュレータ 4…ボールネジ 5…ロボットコントローラ(ロボット制御手段) 6,6a,6b…ティーチペンダント 8…電線 10,10a,10b…コネクタボックス(接続手段) 11…排他的論理素子(制限手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台のロボットの動作を総括制御するロ
    ボット制御手段と、 当該ロボット制御手段に接続され、前記複数台のロボッ
    トの設置位置に応じて設けた複数の接続手段と、 当該複数の接続手段のいずれかに接続され、前記ロボッ
    ト制御手段に対して、前記複数台のロボットの内指定し
    たロボットをマニュアル動作させるべき信号を出力する
    一方、当該ロボットの動作を教示すべき信号を出力する
    ペンダントとを備え、 前記接続手段には、前記ロボット制御手段と前記ペンダ
    ントとの間で授受される信号を一時記憶するバッファ
    と、当該接続手段に接続されている複数のペンダントの
    内のいずれか1つのペンダントからの情報のみを受け入
    れる制限手段とを有することを特徴とするロボット制御
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000002714A1 (fr) * 1998-07-08 2000-01-20 Komatsu Ltd. Systeme d'apprentissage de robot aux fins de transfert de pieces a traiter
JP2005118967A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Yaskawa Electric Corp ロボットシステム
JP2009006465A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Yaskawa Electric Corp ダイレクト操作装置および配電作業用ロボット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005118967A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Yaskawa Electric Corp ロボットシステム
JP2009006465A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Yaskawa Electric Corp ダイレクト操作装置および配電作業用ロボット

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JP2884912B2 (ja) 1999-04-19

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