JPH05323653A - 静電荷像現像剤 - Google Patents
静電荷像現像剤Info
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- JPH05323653A JPH05323653A JP4148831A JP14883192A JPH05323653A JP H05323653 A JPH05323653 A JP H05323653A JP 4148831 A JP4148831 A JP 4148831A JP 14883192 A JP14883192 A JP 14883192A JP H05323653 A JPH05323653 A JP H05323653A
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- silicone elastomer
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明はクリ−ニング性が優れており、感
光体に傷をつけることがなく、画像濃度の低下やかぶり
の増大を防止することができる静電荷像現像剤の提供を
目的とするものである。 【構成】 本発明の静電荷像現像剤は、帯電特性が平
均粒径が0.1 〜10μm であり、JIS K 6301A形硬さ試験
計による硬度が20〜90であるシリコ−ンエラストマ−球
状微粒子を含有することを特徴とするものである。
光体に傷をつけることがなく、画像濃度の低下やかぶり
の増大を防止することができる静電荷像現像剤の提供を
目的とするものである。 【構成】 本発明の静電荷像現像剤は、帯電特性が平
均粒径が0.1 〜10μm であり、JIS K 6301A形硬さ試験
計による硬度が20〜90であるシリコ−ンエラストマ−球
状微粒子を含有することを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電荷像現像剤、特には
クリ−ニング性能が優れており、画像濃度の低下または
カブリの増大を防止することができる静電荷像現像剤に
関するものである。
クリ−ニング性能が優れており、画像濃度の低下または
カブリの増大を防止することができる静電荷像現像剤に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真法あるいは静電記録法における
現像方法としては、トナ−とキャリアとよりなる現像剤
を使用してトナ−とキャリア間の摩擦帯電によってトナ
−に電荷を付与し、このトナ−により静電潜像を可視化
する方法が知られている。これによって感光体あるいは
静電記録体上に可視化されたトナ−像は、転写紙に転写
したのち定着して複写物とされるが、転写後の感光体あ
るいは静電記録体上に残留している転写できなかった残
留トナ−は次の帯電,露光,現像,転写工程に備えるた
めにクリ−ニングされる。
現像方法としては、トナ−とキャリアとよりなる現像剤
を使用してトナ−とキャリア間の摩擦帯電によってトナ
−に電荷を付与し、このトナ−により静電潜像を可視化
する方法が知られている。これによって感光体あるいは
静電記録体上に可視化されたトナ−像は、転写紙に転写
したのち定着して複写物とされるが、転写後の感光体あ
るいは静電記録体上に残留している転写できなかった残
留トナ−は次の帯電,露光,現像,転写工程に備えるた
めにクリ−ニングされる。
【0003】この残留トナ−のクリ−ニングはブレ−ド
法、ブラシ法、ウエブ法などの方法で行なわれるが、こ
の転写操作が数千回あるいは数万回も続けて行なわれる
と、これらのクリ−ニングでは除去できないトナ−が徐
々に感光体などの表面に蓄積されていわゆるクリ−ニン
グ不良あるいはトナ−フィルミングという不都合が生ず
る。したがって、これについては現像剤にポリテトラフ
ルオロエチレン、フッ化ポリビニリデンなどのような表
面エネルギ−の低い有機重合体を添加する方法(特公昭
48-8141 号公報参照)、または非粘着性の重合体とコロ
イド状シリカなどからなる研摩剤を添加する方法(特開
昭50-120631 号公報参照)、さらにはポリスチレン粒子
を添加する方法などが提案されている。
法、ブラシ法、ウエブ法などの方法で行なわれるが、こ
の転写操作が数千回あるいは数万回も続けて行なわれる
と、これらのクリ−ニングでは除去できないトナ−が徐
々に感光体などの表面に蓄積されていわゆるクリ−ニン
グ不良あるいはトナ−フィルミングという不都合が生ず
る。したがって、これについては現像剤にポリテトラフ
ルオロエチレン、フッ化ポリビニリデンなどのような表
面エネルギ−の低い有機重合体を添加する方法(特公昭
48-8141 号公報参照)、または非粘着性の重合体とコロ
イド状シリカなどからなる研摩剤を添加する方法(特開
昭50-120631 号公報参照)、さらにはポリスチレン粒子
を添加する方法などが提案されている。
【0004】このような添加剤を添加した現像剤は付着
能の低下あるいは研摩効果などによるクリ−ニング不良
あるいはトナ−フィルミングの防止という面ではある程
度効果があるが、これは流動性が悪く、摩擦帯電能が低
下するという不都合が生ずる。また一方では現像剤にシ
リコ−ン樹脂粉末を添加する方法(特開昭63-101854
号、特開昭63-101255 号、特開昭64-49052号、特開平1-
293354号、特開平2-55367 号公報参照)、シリコ−ン含
有重合体粉末を添加する方法(特開平1-106073号公報参
照)などが提案されている。
能の低下あるいは研摩効果などによるクリ−ニング不良
あるいはトナ−フィルミングの防止という面ではある程
度効果があるが、これは流動性が悪く、摩擦帯電能が低
下するという不都合が生ずる。また一方では現像剤にシ
リコ−ン樹脂粉末を添加する方法(特開昭63-101854
号、特開昭63-101255 号、特開昭64-49052号、特開平1-
293354号、特開平2-55367 号公報参照)、シリコ−ン含
有重合体粉末を添加する方法(特開平1-106073号公報参
照)などが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このシリコ−
ン樹脂粉末を添加した現像剤は流動性が良好でクリ−ニ
ング性についてもある程度改良されたものになるけれど
も、このものは感光体などにキズがつくし、クリ−ニン
グ性も十分でないという問題点がある。
ン樹脂粉末を添加した現像剤は流動性が良好でクリ−ニ
ング性についてもある程度改良されたものになるけれど
も、このものは感光体などにキズがつくし、クリ−ニン
グ性も十分でないという問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不利
を解決した静電荷像現像剤に関するものであり、これは
平均粒径が 0.1〜10μmであり、JIS K6301A型硬さ試験
計による硬度が20〜90であるシリコ−ンエラストマ−球
状微粒子を含有することを特徴とするものである。
を解決した静電荷像現像剤に関するものであり、これは
平均粒径が 0.1〜10μmであり、JIS K6301A型硬さ試験
計による硬度が20〜90であるシリコ−ンエラストマ−球
状微粒子を含有することを特徴とするものである。
【0007】すなわち、本発明者らはクリ−ンニング性
に優れており、画像濃度の低下、またはかぶりの増大を
防止することができる静電荷像現像剤を開発すべく種々
検討した結果、公知の現像剤に平均粒径が 0.1〜10μm
であり、JIS K6301A型硬さ試験機による硬度が20〜90で
あるシリコ−ンエラストマ−球状微粒子を添加すること
により、このシリコ−ンエラストマ−球状微粒子が前記
した有機樹脂粒子やシリコ−ン樹脂微粒子などに比較し
て硬度の低い微粒子で、トナ−粒子の流動性も阻害する
ものでないので、これをトナ−粒子に配合すればこれに
クリ−ンニング性が付与されるばかりか、感光体および
ブレ−ドなどのクリ−ンニング部材を傷つけることなく
良好な画像を長期にわたって得ることができ、また摩擦
帯電能の低下も少ないので現像剤が寿命の長いものにな
るということを見出して、このようなシリコ−ンエラス
トマ−球状微粒子の製造方法についての研究を進めて本
発明を完成させた。以下にこれをさらに詳述する。
に優れており、画像濃度の低下、またはかぶりの増大を
防止することができる静電荷像現像剤を開発すべく種々
検討した結果、公知の現像剤に平均粒径が 0.1〜10μm
であり、JIS K6301A型硬さ試験機による硬度が20〜90で
あるシリコ−ンエラストマ−球状微粒子を添加すること
により、このシリコ−ンエラストマ−球状微粒子が前記
した有機樹脂粒子やシリコ−ン樹脂微粒子などに比較し
て硬度の低い微粒子で、トナ−粒子の流動性も阻害する
ものでないので、これをトナ−粒子に配合すればこれに
クリ−ンニング性が付与されるばかりか、感光体および
ブレ−ドなどのクリ−ンニング部材を傷つけることなく
良好な画像を長期にわたって得ることができ、また摩擦
帯電能の低下も少ないので現像剤が寿命の長いものにな
るということを見出して、このようなシリコ−ンエラス
トマ−球状微粒子の製造方法についての研究を進めて本
発明を完成させた。以下にこれをさらに詳述する。
【0008】
【作用】本発明は静電荷像現像剤に関するものであり、
これは平均粒径が0.1 〜10μmであり、JIS K6301 A型
硬さ試験機による硬度が20〜90であるシリコ−ンエラス
トマ−球状微粒子を含有してなることを特徴とするもの
であるが、これによればクリ−ンニング性が優れてお
り、感光体に傷をつけることもなく、画像濃度の低下や
かぶりの増大などを防止することができる静電荷像現像
剤を得ることができる。
これは平均粒径が0.1 〜10μmであり、JIS K6301 A型
硬さ試験機による硬度が20〜90であるシリコ−ンエラス
トマ−球状微粒子を含有してなることを特徴とするもの
であるが、これによればクリ−ンニング性が優れてお
り、感光体に傷をつけることもなく、画像濃度の低下や
かぶりの増大などを防止することができる静電荷像現像
剤を得ることができる。
【0009】本発明の静電荷像現像剤は従来公知の現像
剤に特定の粒径と硬度を有するシリコ−ンエラストマ−
球状微粒子を添加してなるものである。この静電荷像現
像剤のトナ−粉末に用いられる結着樹脂は特に限定され
るものではなく、これにはスチレン、クロルスチレン、
ビニルスチレンなどのスチレン類、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、イソブチレンなどのモノオレフィン類、
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪
酸ビニルなどのビニルエステル類、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデ
シル、アクリル酸オクチル、アクリル酸フェニル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブ
チル、メタクリル酸ドデシルなどのアクリル(メタクリ
ル)酸のエステル、ビニルメチルエ−テル、ビニルエチ
ルエ−テル、ビニルブチルエ−テルなどのビニルエ−テ
ル、ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニ
ルイソプロペニルケトンなどの単独重合体または共重合
体を例示することができるが、特に代表的な結着樹脂と
してはポリスチレン、スチレン−アクリル酸アルキル共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共
重合体、ポリエチレン、ポリプロピレンを挙げることが
できるが、これにはポリエステル、ポリウレタン、エポ
キシ樹脂、シリコ−ン樹脂、ポリアミド、変性ロジン、
パラフィン、ワックスも挙げることができる。
剤に特定の粒径と硬度を有するシリコ−ンエラストマ−
球状微粒子を添加してなるものである。この静電荷像現
像剤のトナ−粉末に用いられる結着樹脂は特に限定され
るものではなく、これにはスチレン、クロルスチレン、
ビニルスチレンなどのスチレン類、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、イソブチレンなどのモノオレフィン類、
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪
酸ビニルなどのビニルエステル類、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデ
シル、アクリル酸オクチル、アクリル酸フェニル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブ
チル、メタクリル酸ドデシルなどのアクリル(メタクリ
ル)酸のエステル、ビニルメチルエ−テル、ビニルエチ
ルエ−テル、ビニルブチルエ−テルなどのビニルエ−テ
ル、ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニ
ルイソプロペニルケトンなどの単独重合体または共重合
体を例示することができるが、特に代表的な結着樹脂と
してはポリスチレン、スチレン−アクリル酸アルキル共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共
重合体、ポリエチレン、ポリプロピレンを挙げることが
できるが、これにはポリエステル、ポリウレタン、エポ
キシ樹脂、シリコ−ン樹脂、ポリアミド、変性ロジン、
パラフィン、ワックスも挙げることができる。
【0010】また、このトナ−粉末に用いられる着色剤
も特に限定されるものではないが、これにはカ−ボンブ
ラック、ニグロシン染料、アニリンブル−、カルコイル
ブル−、クロムイエロ−、ウルトラマリンブル−、デュ
ポンオイルレッド、キノリンイエロ−、メチレンブル−
クロリド、フタロシアニンブル−、マラカイトグリ−ン
オキサレ−ト、ランプブラック、ロ−ズベンガルなどが
代表的なものとして例示される。また、このトナ−粉末
は磁性材料を内包した磁性トナ−粉末を用いることもで
きる。
も特に限定されるものではないが、これにはカ−ボンブ
ラック、ニグロシン染料、アニリンブル−、カルコイル
ブル−、クロムイエロ−、ウルトラマリンブル−、デュ
ポンオイルレッド、キノリンイエロ−、メチレンブル−
クロリド、フタロシアニンブル−、マラカイトグリ−ン
オキサレ−ト、ランプブラック、ロ−ズベンガルなどが
代表的なものとして例示される。また、このトナ−粉末
は磁性材料を内包した磁性トナ−粉末を用いることもで
きる。
【0011】この公知の静電荷像現像剤に添加されるシ
リコ−ンエラストマ−球状微粒子は一般式 -(R2SiO)n- ・・・・・・・(1) で示され、R がメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基などの炭素数1〜6のアルキル基、フェニル、トリ
ル基などのアリ−ル基、ビニル基、アリル基などのアル
ケニル基、β−フェニルエチル基、β−フェニルプロピ
ル基のようなアラルキル基、クロロメチル基、3,3,
3−トリフルオロプロピル基などの1価ハロゲン化炭化
水素基、エポキシ基、アミノ基、メルカプト基、アクリ
ロキシ基、メタクリロキシ基などから選択される1種ま
たは2種以上からなる1価の有機基であり、n は5未満
ではシリコ−ン微粒子の硬度が高くなって感光体を傷つ
けるようになるし、1,000 より大きいと粒子の凝集が強
くなってクリ−ニング性が不十分となるので5〜1,000
、好ましくは5〜600 さらに好ましくは10〜300 の範
囲の数とされる線状オルガノポリシロキサンブロックを
分子骨格にもつ球状シリコ−ン硬化物である。
リコ−ンエラストマ−球状微粒子は一般式 -(R2SiO)n- ・・・・・・・(1) で示され、R がメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基などの炭素数1〜6のアルキル基、フェニル、トリ
ル基などのアリ−ル基、ビニル基、アリル基などのアル
ケニル基、β−フェニルエチル基、β−フェニルプロピ
ル基のようなアラルキル基、クロロメチル基、3,3,
3−トリフルオロプロピル基などの1価ハロゲン化炭化
水素基、エポキシ基、アミノ基、メルカプト基、アクリ
ロキシ基、メタクリロキシ基などから選択される1種ま
たは2種以上からなる1価の有機基であり、n は5未満
ではシリコ−ン微粒子の硬度が高くなって感光体を傷つ
けるようになるし、1,000 より大きいと粒子の凝集が強
くなってクリ−ニング性が不十分となるので5〜1,000
、好ましくは5〜600 さらに好ましくは10〜300 の範
囲の数とされる線状オルガノポリシロキサンブロックを
分子骨格にもつ球状シリコ−ン硬化物である。
【0012】このシリコ−ンエラストマ−球状微粒子の
粒子径はトナ−粉末の平均粒径より小さきものとする必
要があるが、その平均粒径が0.1 μm より小さくても、
10μm より大きくてもクリ−ニング効果が低下するの
で、0.1〜10μm の範囲とする必要があるが、好ましく
は0.2 〜2μm の範囲のものとされる。
粒子径はトナ−粉末の平均粒径より小さきものとする必
要があるが、その平均粒径が0.1 μm より小さくても、
10μm より大きくてもクリ−ニング効果が低下するの
で、0.1〜10μm の範囲とする必要があるが、好ましく
は0.2 〜2μm の範囲のものとされる。
【0013】また、このシリコ−ンエラストマ−球状微
粒子はJIS K6301 のA型硬さ試験機による硬度が20未満
のものではシリコ−ンエラストマ−球状微粒子同士の凝
集が起り易いし、クリ−ニング性が十分でなくなり、こ
れが90より大きいと感光体表面に傷を付け易くなるの
で、この硬度が20〜90のものとすることが必要とされる
が、この好ましい範囲は40〜80とされる。
粒子はJIS K6301 のA型硬さ試験機による硬度が20未満
のものではシリコ−ンエラストマ−球状微粒子同士の凝
集が起り易いし、クリ−ニング性が十分でなくなり、こ
れが90より大きいと感光体表面に傷を付け易くなるの
で、この硬度が20〜90のものとすることが必要とされる
が、この好ましい範囲は40〜80とされる。
【0014】このシリコ−ンエラストマ−球状微粒子の
製造は、メチルシロキシ基(≡SiOCH3) とヒドロキシシ
ロキシ基(≡SiOH) などとの縮合反応、メルカプトシリ
ル基(≡SiSH) とビニルシリル基(≡SiCH=CH2) とのラ
ジカル反応、ビニルシリル基(≡SiCH=CH2) と≡SiH 基
との付加反応によるものなどが例示されるが、反応性、
反応工程上の点からは付加反応によるものとすることが
好ましいので、これは(a) ビニル基含有オルガノポリシ
ロキサンと(b) オルガノハイドロジエンポリシロキサン
を(c) 白金系触媒の存在下で付加反応させ硬化させる組
成物とすることが好ましい。
製造は、メチルシロキシ基(≡SiOCH3) とヒドロキシシ
ロキシ基(≡SiOH) などとの縮合反応、メルカプトシリ
ル基(≡SiSH) とビニルシリル基(≡SiCH=CH2) とのラ
ジカル反応、ビニルシリル基(≡SiCH=CH2) と≡SiH 基
との付加反応によるものなどが例示されるが、反応性、
反応工程上の点からは付加反応によるものとすることが
好ましいので、これは(a) ビニル基含有オルガノポリシ
ロキサンと(b) オルガノハイドロジエンポリシロキサン
を(c) 白金系触媒の存在下で付加反応させ硬化させる組
成物とすることが好ましい。
【0015】上記(a) 成分はシリコ−ンエラストマ−球
状微粉末を与えるオルガノポリシロキサンの主成分であ
り、(c)成分の触媒作用により(b)成分と付加反応して
硬化する成分である。この(a) 成分は1分子中にけい素
原子に結合したビニル基を少なくと2個有することが必
要であり、このビニル基は分子のどの部分に存在しても
良いが、少なくとも分子の末端に存在することが好まし
い。ビニル基以外のけい素原子に結合した有機基として
はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシ
ル基、ドデシル基等のアルキル基、フェニル基のような
アリ−ル基、β−フェニルエチル基、β−フェニルプロ
ピル基のようなアラルキル基、クロロメチル基、3,
3,3−トリフルオロプロピル基等1価の置換炭化水素
基等が示されるが、合成がし易く硬化後に良好な物性を
保つ点では、けい素原子に結合した有機基の90モル%以
上がメチル基であることが好ましい。
状微粉末を与えるオルガノポリシロキサンの主成分であ
り、(c)成分の触媒作用により(b)成分と付加反応して
硬化する成分である。この(a) 成分は1分子中にけい素
原子に結合したビニル基を少なくと2個有することが必
要であり、このビニル基は分子のどの部分に存在しても
良いが、少なくとも分子の末端に存在することが好まし
い。ビニル基以外のけい素原子に結合した有機基として
はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシ
ル基、ドデシル基等のアルキル基、フェニル基のような
アリ−ル基、β−フェニルエチル基、β−フェニルプロ
ピル基のようなアラルキル基、クロロメチル基、3,
3,3−トリフルオロプロピル基等1価の置換炭化水素
基等が示されるが、合成がし易く硬化後に良好な物性を
保つ点では、けい素原子に結合した有機基の90モル%以
上がメチル基であることが好ましい。
【0016】また、このものの分子構造は直鎖状であつ
ても分岐状であっても、さらにはこれらの混合物であっ
ても良い。本成分の分子量は特に限定されるものではな
いが、硬化物がゴム状弾性体となるには25℃における粘
度が1cP以上であること、また凝集性の低い微粒子とす
るには10,000cP以下であることの好ましい。
ても分岐状であっても、さらにはこれらの混合物であっ
ても良い。本成分の分子量は特に限定されるものではな
いが、硬化物がゴム状弾性体となるには25℃における粘
度が1cP以上であること、また凝集性の低い微粒子とす
るには10,000cP以下であることの好ましい。
【0017】この(a) 成分としては、下記の一般式
【化1】 (但し、a 及びb は0、1、2、又は3且つa+b=3であ
り、c は正数およびd は0または正数且つa+d ≧2であ
る。)、
り、c は正数およびd は0または正数且つa+d ≧2であ
る。)、
【化2】 (但し、e は2以上の正の正数、f は0又は正の整数且
つ(e+f) は4〜8である。)、
つ(e+f) は4〜8である。)、
【化3】 (但し、g は1,2又は3、h は0、1又は2且つ(g+
h)=3 であり、i 、j 及びk は正数である。)等で示さ
れるものが挙げられる。
h)=3 であり、i 、j 及びk は正数である。)等で示さ
れるものが挙げられる。
【0018】つぎに上記の成分(b) は成分(a) の架橋剤
であり、本成分中のけい素原子に結合した水素原子が成
分(c) の触媒作用により成分(a) 中のビニル基と付加反
応して硬化する。従ってこの(b) 成分は1分子中にけい
素原子に結合した水素原子を少なくとも2個有すること
が必要であり、この水素原子以外のけい素原子に結合し
た有機基としては成分(a) と同じものが示されるが、合
成の容易さと良好な物性を保つ点でメチル基であること
が好ましい 。
であり、本成分中のけい素原子に結合した水素原子が成
分(c) の触媒作用により成分(a) 中のビニル基と付加反
応して硬化する。従ってこの(b) 成分は1分子中にけい
素原子に結合した水素原子を少なくとも2個有すること
が必要であり、この水素原子以外のけい素原子に結合し
た有機基としては成分(a) と同じものが示されるが、合
成の容易さと良好な物性を保つ点でメチル基であること
が好ましい 。
【0019】この(b) 成分の分子構造は特に限定される
ものではなく直鎖状、分岐状又は環状の何れでも、また
これらの混合物であっても良い。分子量にも特に限定は
ないが、成分(a) との相溶性を良好にするために、25℃
の粘度を1〜10,000cPとすることが好ましい。また、こ
の成分の添加量は(a) 成分中のビニル基1個に対し本成
分のけい素原子に結合した水素原子が0.5 個未満となる
ような量の場合には良好な硬化性を得にくく、水素原子
が5個を超えるような量の場合には、硬化後のゴムの物
理性性質が低下するので0.5 〜20個、好ましくは0.5 〜
5個となる量とすればよい。
ものではなく直鎖状、分岐状又は環状の何れでも、また
これらの混合物であっても良い。分子量にも特に限定は
ないが、成分(a) との相溶性を良好にするために、25℃
の粘度を1〜10,000cPとすることが好ましい。また、こ
の成分の添加量は(a) 成分中のビニル基1個に対し本成
分のけい素原子に結合した水素原子が0.5 個未満となる
ような量の場合には良好な硬化性を得にくく、水素原子
が5個を超えるような量の場合には、硬化後のゴムの物
理性性質が低下するので0.5 〜20個、好ましくは0.5 〜
5個となる量とすればよい。
【0020】この成分(b) としては下記一般式
【化4】 (但し、lは0又は1、p は2又は3且つl+p=3で
あり、q は0または正数r は正数且つ l+r≧2であ
る。)、
あり、q は0または正数r は正数且つ l+r≧2であ
る。)、
【化5】 (但し、s は2以上の正の整数、t は0又は正の整数且
つ(s+t) は4〜8である。)、
つ(s+t) は4〜8である。)、
【化6】 (但し、u は1、2又は3、v は0、1又は2且つ(u+
v)=3であり、w、x 及びyは正の整数である。)等で示さ
れるものが挙げられる。
v)=3であり、w、x 及びyは正の整数である。)等で示さ
れるものが挙げられる。
【0021】また、この成分(c) はけい素原子に結合し
たビニル基とけい素原子に結合した水素原子とを付加反
応させる触媒であり、例えば白金担持カ−ボン或いはシ
リカ、塩化白金酸、白金−オレフィン錯体、白金−アル
コ−ル錯体、白金−リン錯体、白金配位化合物等が挙げ
られる。この成分の使用量は成分(a) に対し白金原子の
量で1ppm 以下では硬化が遅くなる上触媒毒の影響も受
けやすい一方、100ppmを超えても特に硬化速度の向上等
を期待することができず経済性の面で好ましくないの
で、1〜100ppmとなる範囲が好ましいものとされる。
たビニル基とけい素原子に結合した水素原子とを付加反
応させる触媒であり、例えば白金担持カ−ボン或いはシ
リカ、塩化白金酸、白金−オレフィン錯体、白金−アル
コ−ル錯体、白金−リン錯体、白金配位化合物等が挙げ
られる。この成分の使用量は成分(a) に対し白金原子の
量で1ppm 以下では硬化が遅くなる上触媒毒の影響も受
けやすい一方、100ppmを超えても特に硬化速度の向上等
を期待することができず経済性の面で好ましくないの
で、1〜100ppmとなる範囲が好ましいものとされる。
【0022】このシリコ−ンエラストマ−球状微粒子の
製造は上記した(a) 成分を(c) 成分の存在下で(b) 成分
と反応させ、硬化させることにより球状微粒子を作れば
よいが、これは(a) 成分と(b) 成分を高温のスプレ−ド
ライ中で硬化させる方法、有機溶媒中で硬化させる方
法、これをエマルジョンとしたのち硬化させる方法など
で行えばよいが、反応工程の容易さからはシリコ−ンの
エマルジョンを粒子中で硬化させる方法とすることが好
ましい。
製造は上記した(a) 成分を(c) 成分の存在下で(b) 成分
と反応させ、硬化させることにより球状微粒子を作れば
よいが、これは(a) 成分と(b) 成分を高温のスプレ−ド
ライ中で硬化させる方法、有機溶媒中で硬化させる方
法、これをエマルジョンとしたのち硬化させる方法など
で行えばよいが、反応工程の容易さからはシリコ−ンの
エマルジョンを粒子中で硬化させる方法とすることが好
ましい。
【0023】したがって、これについてはまず上記した
(a) 成分としてのビニル基含有オルガノポリシロキサン
と(b) 成分としてのオルガノハイドロジエンンポリシロ
キサンの所定量を混合してオルガノポリシロキサン組成
物を調製し、次いで得られた組成物に水と界面活性剤を
添加した上で、市販のホモミキサ−などを用いてこれを
エマルジョン化する。
(a) 成分としてのビニル基含有オルガノポリシロキサン
と(b) 成分としてのオルガノハイドロジエンンポリシロ
キサンの所定量を混合してオルガノポリシロキサン組成
物を調製し、次いで得られた組成物に水と界面活性剤を
添加した上で、市販のホモミキサ−などを用いてこれを
エマルジョン化する。
【0024】ここに使用する界面活性剤としては硬化反
応に悪影響を及ぼすことの少ないポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエ−テル、ポリオキシエチレンアルキル
エ−テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ルおよびグリセリン脂肪酸エステルなどのノニオン系界
面活性剤とすることが好ましいが、この界面活性剤の添
加量はエマルジョン100 重量部に対して0.1 重量部より
少ないと微細な粒子とすることができず、6.0 重量部よ
り多くすると後工程でのエマルジョンの破壊が十分にで
きず、微粒子を取り出すことが困難となるので0.1 〜6.
0 重量部の範囲とすることが必要とされるが、この好ま
しい範囲は0.5 〜3.0 重量部とされる。
応に悪影響を及ぼすことの少ないポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエ−テル、ポリオキシエチレンアルキル
エ−テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ルおよびグリセリン脂肪酸エステルなどのノニオン系界
面活性剤とすることが好ましいが、この界面活性剤の添
加量はエマルジョン100 重量部に対して0.1 重量部より
少ないと微細な粒子とすることができず、6.0 重量部よ
り多くすると後工程でのエマルジョンの破壊が十分にで
きず、微粒子を取り出すことが困難となるので0.1 〜6.
0 重量部の範囲とすることが必要とされるが、この好ま
しい範囲は0.5 〜3.0 重量部とされる。
【0025】しかし、このエマルジョン中における上記
した(a) 成分としてのビニル基含有オルガノポリシロキ
サンと(b) 成分としてのオルガノハイドロジエンポリシ
ロキサンとの含有量はこれらがエマルジョン100 重量部
中に20重量部より少ないと効率的に不利となるし、60重
量部より多くすると独立した硬化粒子のエマルジョンと
することができなくなるので、これは20〜60重量部の範
囲のものとすることがよい。
した(a) 成分としてのビニル基含有オルガノポリシロキ
サンと(b) 成分としてのオルガノハイドロジエンポリシ
ロキサンとの含有量はこれらがエマルジョン100 重量部
中に20重量部より少ないと効率的に不利となるし、60重
量部より多くすると独立した硬化粒子のエマルジョンと
することができなくなるので、これは20〜60重量部の範
囲のものとすることがよい。
【0026】このようにして調製されたエマルジョンに
はついで(c) 成分としての白金系触媒を添加してこのオ
ルガノシロキサンを硬化させてシリコ−ンエラストマ−
硬化物の分散体とするのであるが、この白金系触媒には
公知の反応制御剤を添加してもよいし、この白金系触媒
および反応制御剤が水に分散し難いものである場合には
界面活性剤を用いて水分散が可能となるようにしてから
添加してもよい。
はついで(c) 成分としての白金系触媒を添加してこのオ
ルガノシロキサンを硬化させてシリコ−ンエラストマ−
硬化物の分散体とするのであるが、この白金系触媒には
公知の反応制御剤を添加してもよいし、この白金系触媒
および反応制御剤が水に分散し難いものである場合には
界面活性剤を用いて水分散が可能となるようにしてから
添加してもよい。
【0027】このシリコ−ンエラストマ−エマルジョン
はこれを50℃以上に加熱してエマルジョンを破壊させ、
フィルタ−で分離してシリコ−ンエラストマ−球状微粒
子を得るのであるが、エマルジョンの破壊が不十分なと
きにはここに塩類を添加してもよいし、さらに必要なら
ば洗浄を行なってもよい。ここに得られた分離物は常圧
または減圧下での加熱処理、熱媒体流体を使用しての加
熱処理などにより乾燥すれば目的とするシリコ−ンエラ
ストマ−球状粒子とすることができるが、このものは乾
燥時に生じた凝集を解砕するためにジエットミル、ボ−
ルミル、剪断式ミル、回転衝撃式ミルなどの粉砕機によ
って解砕処理してもよい。
はこれを50℃以上に加熱してエマルジョンを破壊させ、
フィルタ−で分離してシリコ−ンエラストマ−球状微粒
子を得るのであるが、エマルジョンの破壊が不十分なと
きにはここに塩類を添加してもよいし、さらに必要なら
ば洗浄を行なってもよい。ここに得られた分離物は常圧
または減圧下での加熱処理、熱媒体流体を使用しての加
熱処理などにより乾燥すれば目的とするシリコ−ンエラ
ストマ−球状粒子とすることができるが、このものは乾
燥時に生じた凝集を解砕するためにジエットミル、ボ−
ルミル、剪断式ミル、回転衝撃式ミルなどの粉砕機によ
って解砕処理してもよい。
【0028】この処理によって目的とするシリコ−ンエ
ラストマ−球状微粒子が得られるが、このものは上記し
たような方法で製造することによって平均粒径が0.1 〜
10μm でJIS k6301 のA形硬さ試験機による硬度が20〜
90であるものとして得ることができる。本発明の静電荷
像現像剤は公知のトナ−粒子にこのシリコ−ンエラスト
マ−球状微粒子を添加することによって作られるが、こ
のシリコ−ンエラストマ−球状微粒子の添加量は0.1 〜
5%、好ましくは0.1 〜1%の範囲とすればよい。
ラストマ−球状微粒子が得られるが、このものは上記し
たような方法で製造することによって平均粒径が0.1 〜
10μm でJIS k6301 のA形硬さ試験機による硬度が20〜
90であるものとして得ることができる。本発明の静電荷
像現像剤は公知のトナ−粒子にこのシリコ−ンエラスト
マ−球状微粒子を添加することによって作られるが、こ
のシリコ−ンエラストマ−球状微粒子の添加量は0.1 〜
5%、好ましくは0.1 〜1%の範囲とすればよい。
【0029】シリコ−ンエラストマ−球状微粒子を添加
した本発明の静電荷像現像剤はキャリアとトナ−とより
なる、いわゆる二成分現像剤であっても、またキャリア
を用いない、いわゆる一成分現像剤であってもよい。こ
れが二成分現像剤である場合に現像剤に混合して用いる
ことができるキヤリアとしては平均粒径がトナ−の粒径
とほぼ同じか、または 500μm まっでの粒子であり、こ
れには鉄、ニッケル、コバルト、酸化鉄、フェライト、
ガラスビ−ズ、粒状シリコンなどの公知のものが例示さ
れるが、これらはその表面をフッ素樹脂、アクリル系樹
脂、シリコ−ン樹脂などの被覆剤で被覆したものであっ
てもよい。
した本発明の静電荷像現像剤はキャリアとトナ−とより
なる、いわゆる二成分現像剤であっても、またキャリア
を用いない、いわゆる一成分現像剤であってもよい。こ
れが二成分現像剤である場合に現像剤に混合して用いる
ことができるキヤリアとしては平均粒径がトナ−の粒径
とほぼ同じか、または 500μm まっでの粒子であり、こ
れには鉄、ニッケル、コバルト、酸化鉄、フェライト、
ガラスビ−ズ、粒状シリコンなどの公知のものが例示さ
れるが、これらはその表面をフッ素樹脂、アクリル系樹
脂、シリコ−ン樹脂などの被覆剤で被覆したものであっ
てもよい。
【0030】本発明の静電荷像現像剤の製造は、二成分
現像剤の場合、上記アミノアルキル基含有シリコ−ン樹
脂微粒子をトナ−粒子と混合処理した後、キヤリアと混
合して現像剤を作成する方法、あるいはトナ−粒子の一
部に上記アミノアルキル基含有シリコ−ン樹脂微粒子を
混合処理し、後に未処理トナ−に希釈し、その後キヤリ
アと混合して現像剤を作成する方法、または現像剤製造
時、すなわちトナ−とキヤリアの混合時に上記アミノア
ルキル基含有シリコ−ン樹脂微粒子を添加する方法等を
例示することができるがこれら手法に限定されるもので
は無い。この上記アミノアルキル基含有シリコ−ン樹脂
微粒子のトナ−への添加量は、現像剤作成用初期トナ−
と供給用トナ−で異なって調整されていても良い。また
必要に応じコロイダルシリカ微粒子を始めとする流動性
向上剤,帯電制御剤,離型剤,ワックス等の添加剤を配
合することもできる。この混合方法は任意の方法で行え
ばよく、これは例えば乾式混合、湿式混合、V−ブレン
ダ−、ヘンシエルミキサ−などによって行なうことがで
きるが、このシリコ−ンエラストマー球状微粒子はトナ
−粒子表面には付着していても、また融着されていても
よい。
現像剤の場合、上記アミノアルキル基含有シリコ−ン樹
脂微粒子をトナ−粒子と混合処理した後、キヤリアと混
合して現像剤を作成する方法、あるいはトナ−粒子の一
部に上記アミノアルキル基含有シリコ−ン樹脂微粒子を
混合処理し、後に未処理トナ−に希釈し、その後キヤリ
アと混合して現像剤を作成する方法、または現像剤製造
時、すなわちトナ−とキヤリアの混合時に上記アミノア
ルキル基含有シリコ−ン樹脂微粒子を添加する方法等を
例示することができるがこれら手法に限定されるもので
は無い。この上記アミノアルキル基含有シリコ−ン樹脂
微粒子のトナ−への添加量は、現像剤作成用初期トナ−
と供給用トナ−で異なって調整されていても良い。また
必要に応じコロイダルシリカ微粒子を始めとする流動性
向上剤,帯電制御剤,離型剤,ワックス等の添加剤を配
合することもできる。この混合方法は任意の方法で行え
ばよく、これは例えば乾式混合、湿式混合、V−ブレン
ダ−、ヘンシエルミキサ−などによって行なうことがで
きるが、このシリコ−ンエラストマー球状微粒子はトナ
−粒子表面には付着していても、また融着されていても
よい。
【0031】このようにして作られた本発明の静電荷像
現像剤は感光体あるいは静電記録体に形成された静電潜
像の現像に用いることができる。すなわち、セレン、酸
化亜鉛、硫化カドミニウム、無定形シリコンなどの無機
光導電材料、フタロシアニン顔料、ビスアゾ顔料などの
有機光導電材料からなる感光体に、電子写真的に静電潜
像を形成するか、あるいはポリエチレンテレフタレ−ト
のような誘導体を有する静電記録体に針状電極などで静
電潜像を形成し、磁気ブラシ法、カスケ−ド法、タッチ
ダウン法などの現像方法によって静電潜像に本発明の静
電荷像現像剤を付着させてトナ−像を形成させる。
現像剤は感光体あるいは静電記録体に形成された静電潜
像の現像に用いることができる。すなわち、セレン、酸
化亜鉛、硫化カドミニウム、無定形シリコンなどの無機
光導電材料、フタロシアニン顔料、ビスアゾ顔料などの
有機光導電材料からなる感光体に、電子写真的に静電潜
像を形成するか、あるいはポリエチレンテレフタレ−ト
のような誘導体を有する静電記録体に針状電極などで静
電潜像を形成し、磁気ブラシ法、カスケ−ド法、タッチ
ダウン法などの現像方法によって静電潜像に本発明の静
電荷像現像剤を付着させてトナ−像を形成させる。
【0032】このトナ−像は紙などの転写剤に転写後、
定着して複写物とされるが、感光体などの表面に残留す
るトナ−はブレ−ト法、ブラシ法、ウエブ法、ロ−ル法
など種々な方法でクリ−ニングすることができる。
定着して複写物とされるが、感光体などの表面に残留す
るトナ−はブレ−ト法、ブラシ法、ウエブ法、ロ−ル法
など種々な方法でクリ−ニングすることができる。
【0033】
【実施例】つぎに本発明で使用されるシリコ−ンエラス
トマ−球状微粒子の製造例、本発明の実施例、比較例を
あげるが、例中の部は重量部を示したもの、粘度は25℃
での測定値を示したものである。
トマ−球状微粒子の製造例、本発明の実施例、比較例を
あげるが、例中の部は重量部を示したもの、粘度は25℃
での測定値を示したものである。
【0034】 シリコ−ンエラストマ−球状微粒子の製造例1 分子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖されてい
るジメチルシロキサン単位100 モル%からなる、粘度が
60cSであるメチルビニルシロキサン450gと、分子鎖両末
端がトリメチルシリル基で封鎖されているメチルハイド
ロジエンシロキサン単位25モル%とジメチルシロキサン
単位75モル%とからなる、粘度が150cSであるメチルハ
イドロジエンポリシロキサン50g(≡SiH/≡SiCH=CH2モル
比1.0)を仕込み、ホモミキサ−で混合してオルガノシロ
キサン組成物を作った。
るジメチルシロキサン単位100 モル%からなる、粘度が
60cSであるメチルビニルシロキサン450gと、分子鎖両末
端がトリメチルシリル基で封鎖されているメチルハイド
ロジエンシロキサン単位25モル%とジメチルシロキサン
単位75モル%とからなる、粘度が150cSであるメチルハ
イドロジエンポリシロキサン50g(≡SiH/≡SiCH=CH2モル
比1.0)を仕込み、ホモミキサ−で混合してオルガノシロ
キサン組成物を作った。
【0035】ついでこの組成物にHLB=13.6のポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエ−テル15g と水478gを添加
し、ホモミキサ−を用いてエマルジョンを作り、このエ
マルジョン1,000gを平板翼で撹拌しながら、これに塩化
白金酸−オレフィン錯体のトルエン溶液(白金含有量0.
05%)1.0gとHLB=13.6のポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエ−テル1.0gの混合物を添加し、20℃で16時間放
置して反応させた。
エチレンオクチルフェニルエ−テル15g と水478gを添加
し、ホモミキサ−を用いてエマルジョンを作り、このエ
マルジョン1,000gを平板翼で撹拌しながら、これに塩化
白金酸−オレフィン錯体のトルエン溶液(白金含有量0.
05%)1.0gとHLB=13.6のポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエ−テル1.0gの混合物を添加し、20℃で16時間放
置して反応させた。
【0036】つぎに、このエマルジョンを90℃に加熱
し、硫酸ナトリウムを50g 添加してエマルジョンを破壊
させ、さらに90℃で30分間保ったのち400 メッシュのフ
ィルタ−を取りつけた加圧ろ過機を用いて脱水し、この
ケ−キ状物800gにイオン交換水1,000gを添加して撹拌、
洗浄を1時間行ない、400メッシュのフィルタ−を取りつ
けた加圧ろ過機で脱水し、この洗浄操作をさらに2回行
なって得られたエマルジョン分離物を入口温度105 ℃、
出口温度60℃の流動乾燥機を用いて2時間乾燥した。
し、硫酸ナトリウムを50g 添加してエマルジョンを破壊
させ、さらに90℃で30分間保ったのち400 メッシュのフ
ィルタ−を取りつけた加圧ろ過機を用いて脱水し、この
ケ−キ状物800gにイオン交換水1,000gを添加して撹拌、
洗浄を1時間行ない、400メッシュのフィルタ−を取りつ
けた加圧ろ過機で脱水し、この洗浄操作をさらに2回行
なって得られたエマルジョン分離物を入口温度105 ℃、
出口温度60℃の流動乾燥機を用いて2時間乾燥した。
【0037】このようにして得られたシリコ−ンエラス
トマ−微粒子はコ−ルタ−カウンタ−(コ−ルタ−エレ
クトロニクス社製)を用いて平均粒径を測定したとこ
ろ、これは1.5 μm であり、光学顕微鏡で観察したとこ
ろ、これは球状の微粒子であった(この微粒子は以下シ
リコ−ン微粒子Aと略記する)。
トマ−微粒子はコ−ルタ−カウンタ−(コ−ルタ−エレ
クトロニクス社製)を用いて平均粒径を測定したとこ
ろ、これは1.5 μm であり、光学顕微鏡で観察したとこ
ろ、これは球状の微粒子であった(この微粒子は以下シ
リコ−ン微粒子Aと略記する)。
【0038】なお、この製造例で用いたメチルビニルシ
ロキサン45g、メチルハイドロジエンポリシロキサン5g
および塩化白金酸−オルフィン錯体のトルエン溶液0.1g
を混合し、3mm厚さのシ−ト金型にキャスティングし、
20℃で16時間放置して硬化ゴムシ−トを作り、このもの
のJIS K6301 のスプリング式硬さ試験機A形でその硬度
を測定したところ、これは硬度44であった。
ロキサン45g、メチルハイドロジエンポリシロキサン5g
および塩化白金酸−オルフィン錯体のトルエン溶液0.1g
を混合し、3mm厚さのシ−ト金型にキャスティングし、
20℃で16時間放置して硬化ゴムシ−トを作り、このもの
のJIS K6301 のスプリング式硬さ試験機A形でその硬度
を測定したところ、これは硬度44であった。
【0039】 シリコ−ンエラストマ−球状微粒子の製造例2 上記したシリコ−ンエラストマ−球状微粒子の製造例1
におけるメチルビニルシロキサン450g を、分子鎖両末端
がジメチルビニルシリル基で封鎖されているジメチルシ
ロキサン単位100 モル%で、粘度が7cSであるメチルビ
ニルシロキサン250 gとし、またメチルハイドロジエン
ポリシロキサン50g をメチルハイドロジエンポリシロキ
サン単位15モル%とジメチルシロキサン単位85モル%か
らなり、粘度が25cSであるメチルハイドロジエンポリシ
ロキサン250gとしたほかはこの製造例1と同様に処理し
てシリコ−ンエラストマ−微粒子を作ったところ、この
ものは平均粒径が1,3 μmの球状のものであった(この
微粒子は以下シリコ−ン微粒子Bと略記する)。
におけるメチルビニルシロキサン450g を、分子鎖両末端
がジメチルビニルシリル基で封鎖されているジメチルシ
ロキサン単位100 モル%で、粘度が7cSであるメチルビ
ニルシロキサン250 gとし、またメチルハイドロジエン
ポリシロキサン50g をメチルハイドロジエンポリシロキ
サン単位15モル%とジメチルシロキサン単位85モル%か
らなり、粘度が25cSであるメチルハイドロジエンポリシ
ロキサン250gとしたほかはこの製造例1と同様に処理し
てシリコ−ンエラストマ−微粒子を作ったところ、この
ものは平均粒径が1,3 μmの球状のものであった(この
微粒子は以下シリコ−ン微粒子Bと略記する)。
【0040】なお、この製造例で使用したメチルビニル
シロキサン25g、メチルハイドロジエンポリシロキサン
25gおよび塩化白金酸−オレフィン錯体のトルエン溶液
0.1gとを混合し、あとは製造例1と同様にしてゴムシ−
トを作り、この硬度を測定したところ、このものは硬度
62であった。
シロキサン25g、メチルハイドロジエンポリシロキサン
25gおよび塩化白金酸−オレフィン錯体のトルエン溶液
0.1gとを混合し、あとは製造例1と同様にしてゴムシ−
トを作り、この硬度を測定したところ、このものは硬度
62であった。
【0041】 シリコ−ンエラストマ−球状微粒子の製造例3 シリコ−ンエラストマ−球状微粒子の製造例1における
メチルビニルシロキサン450 gを、分子鎖両末端がジメ
チルビニルシリル基で封鎖されている、ジメチルシロキ
サン単位100 モル%からなり、粘度が7cSであるメチル
ビニルシロキサン400gに、またメチルハイドロジエン
ポリシロキサン50g をメチルハイドロジエンシロキサン
単位50モル%とジメチルシロキサン単位50モル%からな
る、粘度が25cSのメチルハイドロジエンポリシロキサン
100gとしたほかは、前記した製造例1と同様に処理して
シリコ−ンエラストマ−微粒子を作ったところ、このも
のは平均粒径が1.5 μmの球状のものであった(この微
粒子は以下シリコ−ン微粒子Cと略記する)。
メチルビニルシロキサン450 gを、分子鎖両末端がジメ
チルビニルシリル基で封鎖されている、ジメチルシロキ
サン単位100 モル%からなり、粘度が7cSであるメチル
ビニルシロキサン400gに、またメチルハイドロジエン
ポリシロキサン50g をメチルハイドロジエンシロキサン
単位50モル%とジメチルシロキサン単位50モル%からな
る、粘度が25cSのメチルハイドロジエンポリシロキサン
100gとしたほかは、前記した製造例1と同様に処理して
シリコ−ンエラストマ−微粒子を作ったところ、このも
のは平均粒径が1.5 μmの球状のものであった(この微
粒子は以下シリコ−ン微粒子Cと略記する)。
【0042】なお、この製造例で使用したメチルビニル
シロキサン40g、メチルハイドロジエンポリシロキサン10
g および塩化白金酸−オレフィン錯塩のトルエン溶液0.
1gを混合し、あとは製造例と同様にしてゴムシ−トを作
り、この硬度を測定したところ、このものは硬度79であ
った。
シロキサン40g、メチルハイドロジエンポリシロキサン10
g および塩化白金酸−オレフィン錯塩のトルエン溶液0.
1gを混合し、あとは製造例と同様にしてゴムシ−トを作
り、この硬度を測定したところ、このものは硬度79であ
った。
【0043】 シリコ−ンエラストマ−球状微粒子の製造例4 シリコ−ンエラストマ−球状微粒子の製造例1における
メチルビニルシロキサ450gを、 分子鎖両末端がジメチル
ビニルシリル基で封鎖されたジメチルビニルシロキサン
単位100 モル%からなり、粘度が5,000cS であるメチル
ビニルシロキサン491gに、またメチルハイドロジエンポ
リシロキサン50g をメチルハイドロジエンポリシロキサ
ン単位15モル%とジメチルシロキサン単位85モル%とか
らなり、粘度が25cSであるメチルハイドロジエンポリシ
ロキサン9g としたほかは前記した製造例1と同様に処
理してシリコ−ンエラストマ−微粒子を作ったところ、
このものは平均粒径が1.7 μmの球状のものであった
(この微粒子は以下シリコ−ン微粒子ンDと略記す
る)。
メチルビニルシロキサ450gを、 分子鎖両末端がジメチル
ビニルシリル基で封鎖されたジメチルビニルシロキサン
単位100 モル%からなり、粘度が5,000cS であるメチル
ビニルシロキサン491gに、またメチルハイドロジエンポ
リシロキサン50g をメチルハイドロジエンポリシロキサ
ン単位15モル%とジメチルシロキサン単位85モル%とか
らなり、粘度が25cSであるメチルハイドロジエンポリシ
ロキサン9g としたほかは前記した製造例1と同様に処
理してシリコ−ンエラストマ−微粒子を作ったところ、
このものは平均粒径が1.7 μmの球状のものであった
(この微粒子は以下シリコ−ン微粒子ンDと略記す
る)。
【0044】なお、この製造例で使用したメチルビニル
シロキサン49.1g、メチルハイドロジエンポリシロキサン
0.9gおよび塩化白金酸−オレフィン錯体のトルエン溶液
0.1gを混合し、製造例1と同様にしてゴムシ−トを作
り、この硬度を測定したところ、このものは硬度10であ
った。
シロキサン49.1g、メチルハイドロジエンポリシロキサン
0.9gおよび塩化白金酸−オレフィン錯体のトルエン溶液
0.1gを混合し、製造例1と同様にしてゴムシ−トを作
り、この硬度を測定したところ、このものは硬度10であ
った。
【0045】実施例1〜3、比較例1〜3 フェノ−ルホルムアルデヒド樹脂およびポリビニルブチ
ラ−ル樹脂を結着樹脂とし、着色剤としてカ−ボンブラ
ックを用いた平均粒径が12μmのトナ−粉末100 部に対
して、上記で製造したシリコ−ンエラストマ−球状微粒
子A〜Dおよびポリメチルシルセスキオキサン球状微粒
子(平均粒径1.3 μm)各々0.5 部配合し、ヘンシエル
ミキサ−で混合して負帯電性の現像剤トナ−を作った
が、比較例3のものには何も添加しなかった。ついで、
この6種のトナ−を用いて複写機5030[ 富士ゼロックス
(株)社製商品名]により連続複写試験を行なったとこ
ろ、表1に示したとおりの結果が得られた。
ラ−ル樹脂を結着樹脂とし、着色剤としてカ−ボンブラ
ックを用いた平均粒径が12μmのトナ−粉末100 部に対
して、上記で製造したシリコ−ンエラストマ−球状微粒
子A〜Dおよびポリメチルシルセスキオキサン球状微粒
子(平均粒径1.3 μm)各々0.5 部配合し、ヘンシエル
ミキサ−で混合して負帯電性の現像剤トナ−を作った
が、比較例3のものには何も添加しなかった。ついで、
この6種のトナ−を用いて複写機5030[ 富士ゼロックス
(株)社製商品名]により連続複写試験を行なったとこ
ろ、表1に示したとおりの結果が得られた。
【0046】
【表1】
【0047】この結果から本発明の静電荷像現像剤は良
好な現像特性を示すもので、クリ−ニング性が優れてい
てクリ−ニング不良は発生せず、感光体に傷をつけるこ
ともなく、また、感光体上にフィルミングも発生せず、
寿命の長いものであることが確認された。
好な現像特性を示すもので、クリ−ニング性が優れてい
てクリ−ニング不良は発生せず、感光体に傷をつけるこ
ともなく、また、感光体上にフィルミングも発生せず、
寿命の長いものであることが確認された。
【0048】
【発明の効果】本発明は静電荷像現像剤に関するもので
あり、これは前記したように平均粒径が0.,1〜10μm で
あり、JIS k6301 A形硬さ試験機による硬度が20〜90で
あるシリコ−ンエラストマ−球状微粒子を含有してなる
ことを特徴とするものであるが、これによればクリ−ニ
ング特性にすぐれており、感光性に傷をつけることもな
く、画像濃度の低下やかぶりの増大を防止することがで
きる静電荷像現像剤を得ることができるという有利性が
与えられる。
あり、これは前記したように平均粒径が0.,1〜10μm で
あり、JIS k6301 A形硬さ試験機による硬度が20〜90で
あるシリコ−ンエラストマ−球状微粒子を含有してなる
ことを特徴とするものであるが、これによればクリ−ニ
ング特性にすぐれており、感光性に傷をつけることもな
く、画像濃度の低下やかぶりの増大を防止することがで
きる静電荷像現像剤を得ることができるという有利性が
与えられる。
Claims (1)
- 【請求項1】平均粒径が0.1〜10μm であり、JIS K 630
1A形硬さ試験計による硬度が20〜90であるシリコ−ンエ
ラストマ−球状微粒子を含有することを特徴とする静電
荷像現像剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4148831A JP2677928B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 静電荷像現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4148831A JP2677928B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 静電荷像現像剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05323653A true JPH05323653A (ja) | 1993-12-07 |
JP2677928B2 JP2677928B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=15461709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4148831A Expired - Fee Related JP2677928B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 静電荷像現像剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2677928B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9348244B1 (en) | 2015-03-02 | 2016-05-24 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrostatic charge image developing toner, electrostatic charge image developer, and toner cartridge |
US9778584B2 (en) | 2015-02-25 | 2017-10-03 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Toner for developing electrostatic charge image, electrostatic charge image developer, toner cartridge, process cartridge, image forming apparatus, and image forming method |
US9996016B2 (en) | 2015-09-16 | 2018-06-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrostatic charge image developing toner, electrostatic charge image developer, and toner cartridge |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4148831A patent/JP2677928B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9778584B2 (en) | 2015-02-25 | 2017-10-03 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Toner for developing electrostatic charge image, electrostatic charge image developer, toner cartridge, process cartridge, image forming apparatus, and image forming method |
US9348244B1 (en) | 2015-03-02 | 2016-05-24 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrostatic charge image developing toner, electrostatic charge image developer, and toner cartridge |
CN105938303A (zh) * | 2015-03-02 | 2016-09-14 | 富士施乐株式会社 | 静电荷图像显影用调色剂、静电荷图像显影剂、以及调色剂盒 |
US9996016B2 (en) | 2015-09-16 | 2018-06-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrostatic charge image developing toner, electrostatic charge image developer, and toner cartridge |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2677928B2 (ja) | 1997-11-17 |
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