JPH0532322U - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JPH0532322U
JPH0532322U JP8750891U JP8750891U JPH0532322U JP H0532322 U JPH0532322 U JP H0532322U JP 8750891 U JP8750891 U JP 8750891U JP 8750891 U JP8750891 U JP 8750891U JP H0532322 U JPH0532322 U JP H0532322U
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富雄 扇原
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 基板2を水平にプッシングし、さらに基板2
の搬送経路を避けてプッシャー板4を戻すという動作
を、簡単な機構で実現し、故障が少なく、長寿命の基板
搬送装置を得る。 【構成】 シリンダー6によるプッシャー板4の動きを
水平に規制するため、上下にのみ撓む2枚の板バネ3
0、32を上下に平行に配置し、それらの一端側をベー
ス40に固定し、その他端側にシリンダー6を取り付け
ると共に、この他端側をシリンダー44で上下させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば電子部品を実装した回路基板等を搬送する装置に関し、特に 基板をストッカーマガジンに挿入したり、加工機に供給するため、基板をプッシ ングする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子部品を実装した回路基板をプッシングする装置として、一般に図3に示す ようなプッシャー装置が知られている。図3における符号において、2は搬送さ れる基板を、4は基板を押すプッシャー板を、6はプッシャー板を操作するプッ シャーシリンダを、8はプッシャーシリンダを上下させるための上下シリンダを 、10は上下シリンダ8による上下動をガイドするための上下ガイド機構を示し てている。この上下ガイド機構10、10としては、例えば、メタルブッシュガ イド、直線玉軸受(リニヤボールベアリング)、クロスローラー等の直動ガイド 、或は回り止めシリンダ等のガイド機構が用いられる。さらに、12は、基板2 を収納するマガジンストッカーを示している。 上のa、b、c、dを通る矢印で示した軌跡は、プッシャー板4の先端の動き を簡略化してその上側に示している。すなわちプッシャー板は、a点からb点に 上昇し、続いてb点からc点に前進し、このとき基板2をプッシングし、マガジ ンストッカーに収納する。その後、プッシャー板4は、d点に下降し、続いて原 点aに戻る。このように、プッシャー板4は、矩形軌跡を描くよう駆動される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術においては、特に上下ガイド機構に次のような問 題点がある。 すなわち、前記したメタルブッシュガイドの場合は、メタルブッシュの加工精 度、組立て精度、とも高精度であることが要求されるため、装置の価格が高価と なる。また給油することも必要であるため、保守の手数や費用もかかる。直動玉 軸受(リニヤボールベアリング)を用いたガイド機構の場合は、高い組み立て精 度が要求される上に、塵などがころ受けに入り込み易く、故障が発生しやすいた め、同様の課題を有する。クロスローラを用いた直動ガイドの場合は、これも塵 などがガイド内に入り込み易く、故障が発生しやすい。さらに、回り止めシリン ダを用いたガイド機構は、簡便な方法であるが、通常のシリンダよりも故障し易 く、寿命も短いという問題がある。 本考案はこれらの問題点を解決し、簡便な機構で故障しにくく、寿命の長い上 下ガイド機構を備えた基板搬送装置を提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
すなわち、前記目的を達成するために、本考案では、プッシャー板を前後及び 上下に往復させ、その上位時の前進動作により基板をプッシングする基板搬送装 置において、前記プッシャー板を前後動させる前後駆動機構と、上下方向にのみ 弾性的に撓み、水平方向には高い剛性を有する少なくとも一対の板バネが上下に 平行になるよう、その一端側をベース側に固定し、他端側を前記前後駆動機構に 固定してなる上下ガイド機構と、該上下ガイド機構の板バネの前記他端側を上下 動させる上下駆動機構とを備えたことを特徴とする基板搬送装置を提供する。
【0005】
【作用】
前記本考案による基板搬送装置では、上下ガイド機構が上下に平行に配置され た少なくとも1組の板バネという簡便な構成からなり、これら板バネが上下駆動 機構の動作によって上下に撓むことによって、プッシャー板が上下にガイドされ る。従って、この上下ガイド機構は、部材が摺動する部分がなく、板バネの撓み によってのみプッシャー板のガイドを行なうため、動作が速く、故障が少なく、 摩耗等により短期に寿命となることがない。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例で、図4、図5は、その側面図である。ここでは、 2本の板バネ30、32の両端部が各々固定部材34、36で平行に固定されて いる。さらに、これら板バネ30、32の一端(以下「基端」という)側は、固 定台座42によりベース40に固定されている。他方、これら板バネ30、32 の他端(以下「先端」という)側は、ベース40に固定された上下駆動機構であ るエアシリンダー44に連結されている。 図1から明かなように、これらの板バネ30、32は、その厚みに比べて幅が 充分広い。このため、これらの板バネ30、32は、厚さ方向の剛性が幅方向の 剛性に比べて遥かに小さく、前記エアシリンダー44で板バネ30、32の先端 側が上下に駆動されることにより、板バネ30、32は、図4から図5に示すよ うに、上下方向にのみ撓み、横方向(図4、図5において紙面前後方向)には撓 まない。
【0007】 前記板バネ30、32の先端には、垂直なパネル状のブラッケット38が立設 され、これに前後駆動機構であるエアシリンダー6が水平に取り付けられている 。さらに、このエアシリンダー6のプランジャーには、垂直な板状のプッシャー 板4が取り付けられている。
【0008】 この実施例による基板搬送装置では、前記エアシリンダー44が板バネ30、 32の先端側を上下に駆動させると、板バネ30、32は、図4から図5に示す ように、上下方向に撓むが、このとき2つの板バネ30、32は平行であり、従 って、ブラケット38が垂直な状態で上下され、エアシリンダー6を水平に保持 したまま上下させる。このため、エアシリンダー6が上下どの位置にあっても、 それが作動することにより、プッシャー板を水平に押し出し、或は引き戻す。こ のような動作によって、結果として前述の従来技術と同様のプッシャー板4の動 きが得られる。
【0009】 次に、図2で示した実施例は、両側に2組の板バネ46、48と50、52を 平行に配置したものである。この場合も、各組の2本ずつの板バネ46、485 0、52は、何れも上下に平行であり、これによってプッシャー板4の前述のよ うな動きが同様にして実現される。 なお、上下に平行に固定すべき一対の板バネは、それらが上下方向に平行であ りさえすればよく、例えば図6に示すように、それら板バネ60、62が幅方向 にずれていてもよい。図6において、符号64、66で示すのは、一対の板バネ 50、62の両端を固定する固定部材であって、図1における固定部材34、3 6に該当する。
【0010】 なお、前記の実施例では、前後駆動機構及び上下駆動機構として、何れもエア シリンダー6、44を用いた場合を例示したが、それらは同様の動作が得られる 他の要素、例えば、ソレノイドやリニアステッピングモータ等を使用してもよい ことはもちろんである。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によるプッシャーシリンダの上下ガイド機構が極 めて簡単な板バネの組み合わせで構成され、それらに摺動部分がないため、動作 時間が速く、長寿命で、故障が少ない搬送装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の第二の実施例を示す斜視図である。
【図3】基板搬送装置の従来例を示す側面図である。
【図4】本考案の前記第一の実施例を示すプッシャー板
が下位にある状態の側面図である。
【図5】本考案の前記第一の実施例を示すプッシャー板
が上位にある状態の側面図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す上下ガイド機構を構
成する板バネ部分の斜視図である。
【符号の説明】
2 基板 4 プッシャー板 6 エアシリンダ 30、32、46、48、50、52、60、62 板
バネ 34、36、54、56、64、66 固定部材 42 固定台座 38 ブラケット 40 ベース
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (1)

    【整理番号】 0030335−01 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プッシャー板を前後及び上下に往復さ
    せ、その上位時の前進動作により基板をプッシングする
    基板搬送装置において、前記プッシャー板を前後動させ
    る前後駆動機構と、上下方向にのみ弾性的に撓み、水平
    方向には高い剛性を有する少なくとも一対の板バネが上
    下に平行になるよう、その一端側をベース側に固定し、
    他端側を前記前後駆動機構に固定してなる上下ガイド機
    構と、該上下ガイド機構の板バネの前記他端側を上下動
    させる上下駆動機構とを備えたことを特徴とする基板搬
    送装置。
JP8750891U 1991-09-30 1991-09-30 基板搬送装置 Expired - Lifetime JPH085945Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8750891U JPH085945Y2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 基板搬送装置

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JP8750891U JPH085945Y2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 基板搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0532322U true JPH0532322U (ja) 1993-04-27
JPH085945Y2 JPH085945Y2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=13916927

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8750891U Expired - Lifetime JPH085945Y2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 基板搬送装置

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JP (1) JPH085945Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131336A (ja) * 2014-01-28 2018-08-23 伊東電機株式会社 移載装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018131336A (ja) * 2014-01-28 2018-08-23 伊東電機株式会社 移載装置

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JPH085945Y2 (ja) 1996-02-21

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Effective date: 19960827