JPH05321917A - ファスナ - Google Patents

ファスナ

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JPH05321917A
JPH05321917A JP3204555A JP20455591A JPH05321917A JP H05321917 A JPH05321917 A JP H05321917A JP 3204555 A JP3204555 A JP 3204555A JP 20455591 A JP20455591 A JP 20455591A JP H05321917 A JPH05321917 A JP H05321917A
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ジー デュウェイ ジョージ
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/04Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
    • F16B13/08Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation
    • F16B13/0808Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation by a toggle-mechanism
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/002Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose self-cutting

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動穴明けのファスナを得ることにある。 【構成】 プラスタボード壁の一方の面からその壁に装
着自在であり、かつ、ねじと共に用いられる改良ファス
ナは、ファスナ本体と、挿入位置とトグル位置との間で
回動するトグル・クランプとを有している。ファスナ
は、穴明け工具と共同する頭部を除いてファスナを収容
するのに十分な穴を明けるドリル・チップを有してい
る。第1実施例においては、ドリル・チップがファスナ
本体の一体部分であり、かつ、その挿入位置においてト
グル・クランプを超えて軸方向に延びている。第2実施
例においては、ドリル・チップはトグル・クランプの一
体部分であり、かつ、トグル・クランプの挿入位置にお
いてファスナ本体を超えて軸方向に延びている。各実施
例において、ファスナは自動穴明けである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスタボードまたは
類似の壁の一方の面からそれに装着できかつトグル・ク
ランプを用いた改良ファスナに関するものである。ファ
スナは自動穴明けである。
【0002】
【従来の技術】プラスタボード壁は、2つの紙層間で石
こうギブス・プラスタのような砕けやすい材料の心から
できている。重い物体をこのような壁を装着することは
困難である。心は容易に砕けうる。紙層は容易に裂けう
る。
【0003】一般に、トグル・クランプを用いる形式の
ブラインド・ファスナは、重い物体をプラスタボードま
たは類似壁に装着するように用いられる。ブラインド・
ファスナは、壁の一方の面から壁に装着されうるファス
ナである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動穴明けとなる上述
した形式のブラインド・ファスナを得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラスタボー
ド壁によって代表される砕けやすい材料からなる壁に限
らないが、壁の一方の面に装着しうる改良ファスナを提
供する。改良されたファスナは、頭部とねじ切り部分を
有する細長い柄とを有するねじとともに用いられる。ね
じは、好ましくは尖鋭チップ、または鈍いチップを有す
る従来のねじであってもよい。
【0006】広く、改良ファスナは、ファスナ本体と、
挿入位置とトグル位置との間で回動できるトグル・クラ
ンプとを有している。改良ファスナはドリル・チップを
有し、このドリル・チップはファスナ本体の頭部を除い
てファスナを収容するのに十分な直径の穴を明ける。フ
ァスナ本体の頭部は比較的大きい断面を有し、また、最
適実施例においては、穴を明けるためにドリル・チップ
を用いることが望ましいときに、ねじ回しのような駆動
工具と共同できる。
【0007】ファスナ本体は軸を画定する。ファスナ本
体は、その頭部と一体の柄と、その柄から軸方向に延び
かつ一体の少なくとも1つの細長いアームとを有してい
る。好ましくは、ファスナ本体は1対の細長いアームを
有している。ファスナ本体の柄は、比較的小さい断面を
有し、かつ、ファスナ本体の頭部から軸方向に延びてい
る。ファスナ本体の頭部は比較的大きい断面を有し、ま
た、ファスナ本体の柄は比較的に小さい断面を有してい
る。ファスナ本体は、ねじを受けるようにファスナ本体
の頭部および柄を貫通する軸穴を有している。
【0008】トグル・クランプはファスナ本体に装着さ
れていて、挿入位置とトグル位置との間でファスナ本体
に関してトグル・クランプの回動運動を許し、また、フ
ァスナ本体に関してトグル・クランプの軸方向移動を許
す。挿入位置において、トグル・クランプはファスナ本
体によって画定される軸にほぼ一致する。トグル位置に
おいては、トグル・クランプはこの軸にほぼ直角に配置
される。トグル・クランプはねじ受入れ穴を有し、この
穴はねじの柄のねじ切り部分とのねじ結合を成形し、か
つ、トグル・クランプがトグル位置に回動された後に、
ねじがねじ受入れ穴に駆動されるさいにファスナ本体に
関するトグル・クランプの軸方向移動を行う。
【0009】好ましくは、各アームは軸方向に延びるス
ロットを有し、また、トグル・クランプは1対の両端に
延びる栓を有している。各栓は各スロット内まで延びて
いて、トグル・クランプが挿入位置にあるときに、トグ
ル・クランプがアーム間に配置されるように、ファスナ
本体に回動自在にトグル・クランプを装着する。スロッ
トおよび栓は、ファスナ本体に関してトグル・クランプ
の軸方向移動を許す。
【0010】好ましくは、トグル・クランプは傾斜部を
有している。トグル・クランプの挿入位置においては、
ねじの柄が穴内に動かされるさいに、傾斜部はねじによ
って軸方向に係合されるように配置されていて、トグル
・クランプを挿入位置からトグル位置に回動させる。
【0011】ファスナ本体が、ファスナが壁に装着され
るときに、壁に関してファスナ本体の回転移動を拘束す
る手段を有していることが好ましい。好ましくは、この
ような手段は、ファスナ本体の頭部付近でファスナ本体
の柄に成形されたねじ切り部分を有している。ねじ切り
部分は、プラスタボード壁によって代表される砕けやす
い材料からなる壁に適した外形を有するねじをもってい
る。
【0012】第1実施例においては、ドリル・チップは
ファスナ本体の一体部分である。特に、ドリル・チップ
は細長いアームと一体であり、トグル・クランプの両位
置においてトグル・クランプを超えて軸方向に延びてい
る。
【0013】第2実施例においては、ドリル・チップ
は、トグル・クランプの一体部品である。特に、ドリル
・チップは、トグル・クランプの2つの両端のうちの一
方と一体であり、また、トグル・クランプの挿入位置に
おいてファスナ本体のアームを超えて軸方向に延びてい
る。
【0014】好ましくは、ドリル・チップは、中央カッ
タと、2つの外カッタとを有し、外カッタと中央カッタ
との間に空所がある。好ましくは、中央カッタは外カッ
タを超えて延び、各カッタは螺旋切削エッジを有してい
る。
【0015】第1実施例においては、ファスナ本体は変
形自在または砕けやすい構造になっていて、トグル・ク
ランプが回動運動の所定の方向に挿入位置からトグル位
置まで自由に回動することを防止する。このような構造
は、ねじの柄が穴内に動かされるさいに、ねじによって
係合されたときに変形できるようになっていて、トグル
・クランプが挿入位置からトグル位置まで所定の方向に
回動することを許す。変形自在または砕けやすい構造
は、その構造が変形される前に、ファスナ本体に関して
トグル・クランプの軸方向移動を防止する。
【0016】上述した変形自在または砕けやすい構造と
ともに、ファスナ本体は、挿入位置からトグル位置まで
回動運動の逆方向にトグル・クランプが回動することを
防止する追加の構造を有するように成形されてもよい。
好ましくは、追加の構造は、ファスナ本体の柄に関して
軸方向に離隔されたアーム間に延びている。
【0017】第2実施例においては、トグル・クランプ
が上述した傾斜部を有している場合には、ファスナ本体
およびトグル・クランプは、それが挿入位置にあるとき
に、ファスナ本体とトグル・クランプとの間に駆動結合
を与える共同手段を有するようにつくられてもよい。駆
動結合によって、ドリル・チップが壁に穴を明けるよう
に用いられるとき、栓に相当な応力をかけずに、ファス
ナを回動自在に軸方向に駆動することができる。トグル
・クランプが挿入位置からトグル位置まで回動できるよ
うに、駆動結合が、傾斜部がねじによって係合されたと
きに、解除される。
【0018】好ましくは、共同手段はトグル・クランプ
上に成形された非円形プラグと、ファスナ本体内にソケ
ットを画定する壁部分とを有している。プラグはトグル
・クランプ上でかつドリル・チップに反対端に成形され
る。ソケットはプラグにほぼ一致する。ソケットは、ト
グル・クランプが挿入位置にあるときに、プラグを受け
るようになっている。傾斜部がねじによって係合される
とき、ソケットはプラグを解除するようになっていて、
トグル・クランプが挿入位置からトグル位置まで回動で
きるようにする。好ましくは、さらに、傾斜部はプラグ
内に成形された溝によって画定される。
【0019】
【実施例】本発明にもとづく改良ファスナの好ましい実
施例が図示されている。図示した実施例は例示であっ
て、本発明はこの実施例に限定されるべきものではな
い。
【0020】本発明にもとづく改良ファスナは自動穴明
けであるので、このファスナは2つの紙層の間で石こう
ギブス・プラスタのような砕けやすい材料の心を有する
プラスタボード壁とともに有利に用いられることができ
る。さらに、このファスナはプラスタ壁または木材、圧
縮木材等の材料からつくられた壁とともに有利に用いら
れてもよい。
【0021】本発明の改良ファスナは、フィリップスの
ねじ回しのような、ねじ切り部分を有する細長い柄とチ
ップとを有する従来の駆動工具と共同するように設計さ
れた頭部を有する従来のねじと共同するように設計され
る。チップは鋭利であるか鈍くてもよい。尖鋭チップが
好ましい。
【0022】図1から図8までに示すように、ファスナ
10は本発明の第1の好ましい実施例を構成する。ファ
スナ10は固定具12をプラスタボード壁20に装着す
るように用いられる。
【0023】壁20は、2つの紙の層、すなわち、外層
24と内層26との間で石こうギブス・プラスタのよう
な砕けやすい材料の心22を有している。図示するよう
に、ファスナ10を収納する穴28はファスナ10によ
って壁20を貫通して明けられる。後述するように、フ
ァスナ10はこのような穴を明けるように用いられる。
【0024】ファスナ10は、フィリップス頭部32、
ねじ切り部分36を有する細長い柄34、尖鋭チップ3
8を有する従来のねじ30と共同するように示されてい
る。フィリップス頭部32は、従来のフィリップスねじ
回しと共同するように設計されていて、ねじ30がファ
スナ10内に駆動されたときに、固定具12を保持す
る。
【0025】広く、ファスナ10は、ファスナ本体40
と、トグル・クランプ42とからできている。好ましく
は、ファスナ本体40は亜鉛から型鋳造(ダイカスト)
され、また、トグル・クランプ42はシート金属から打
ち抜かれる。亜鉛型鋳造およびシート金属打ち抜きが好
ましいけれども、強化ポリエチレンのような適切なプラ
スチックからファスナ本体40とトグル・クランプ42
とを成形することも可能である。
【0026】ダイカストまたはモールドのように、ファ
スナ本体40は軸を画定し、また、頭部44、柄46、
1対の細長いアーム48、ドリル・チップ50を有して
いる。比較的小断面の柄46にくらべて、頭部は比較的
大きい断面を有している。頭部44はソケット52を設
けられていて、それによって頭部44は従来のフィリッ
プスねじ回しと共同する。
【0027】ファスナ本体40は、ファスナ10が壁に
装着されるとき、壁20のような壁に関してファスナ本
体40の回転運動を拘束するための手段を有している。
このようにして、柄46は頭部44付近でねじ部分54
を有している。ねじ部分は、砕けやすい材料からなるプ
ラスタボード壁20のような壁に対して適切な形状を有
するねじ56を有している。
【0028】細長いアーム48は柄46と一体になって
いて、柄46から軸方向に延びている、アーム48は、
ねじ部分56を除いてねじ部54の断面にほぼ等しい断
面を有する想像上の円筒面内に嵌合する。
【0029】ファスナ本体40はねじの切っていない軸
穴58を有していて、その軸穴は頭部44および柄46
を貫通し、アーム48間に開口している。軸穴58はね
じ30の柄34が軸穴58内に軸方向に動くことができ
るようになっている。ねじ30の柄34は軸方向に押し
込まれるか、又は、軸穴58に回転自在に軸方向に駆動
されてもよい。
【0030】ファスナ本体40の一体部品として、ドリ
ル・チップ50がそれによって差し渡される細長いアー
ム48と一体になっている。
【0031】図6から図8までに示すように、ドリル・
チップ50は薄い刃60を有し、薄い刃60は中央カッ
タ62と、外カッタ64を画定し、外カッタ64と中央
カッタ62との間に空所66を画定している。外カッタ
64を超えて軸方向に延びる中央カッタ62は図示する
ようにくさび状になっている。各外カッタ64は螺旋切
削エッジ68を画定する。
【0032】ドリル・チップ50が穴28を明けるよう
に用いられたとき、外カッタ64が紙の層24に接触す
る前に、中央カッタ62が外紙層24および心22を貫
通する。そのさい、外カッタ64の螺旋切削エッジ68
は、外紙層24を破損する危険性を最小にして外紙層2
4をきれいに貫通する。
【0033】トグル・クランプ42はファスナ本体40
に装着されていて、挿入位置とトグル位置との間でファ
スナ本体40に関してトグル・クランプ42の回動を許
し、また、ファスナ本体40に関してトグル・クランプ
42の軸方向移動を許す。挿入位置において、トグル・
クランプ42は図1、2、3に示されているが、トグル
・クランプ42は細長いアーム48とほぼ一致される。
トグル位置においては、トグル・クランプ42が図4に
示されているが、トグル・クランプ42が細長いアーム
48にほぼ直角に配置される。後述するように、ファス
ナ10がトグル・クランプ42を挿入位置にして穴28
に挿入された後に、ねじ30はトグル・クランプ42を
挿入位置からトグル位置内に回動するように用いられ
る。
【0034】各アーム48は軸方向に延びるスロット7
0を有している。トグル・クランプ42は1対の両方向
に延びる栓72を有している。各栓72はスロット70
の各々にまで延びていて、トグル・クランプ42が挿入
位置にあるとき、トグル・クランプ42がアーム48間
に配置されるように、トグル・クランプ42をファスナ
本体40に回動自在に装着される。スロット70および
栓72は、ファスナ本体40に関してトグル・クランプ
42の回動を許す。
【0035】トグル・クランプ42は傾斜部74を有
し、傾斜部74は図示するように傾斜されていて、トグ
ル・クランプ42が挿入位置にあるときに、ファスナ本
体40によって画定される軸に関して約45°の角度を
画定する。このようにして、トグル・クランプ42の挿
入位置において、ねじ30の柄34がファスナ本体40
の穴58内に動かされるさいに、傾斜部74はねじ30
のチップ38によって軸方向に係合されるように配置さ
れる。
【0036】トグル・クランプ42はねじ受入れ穴76
を有している。トグル・クランプ42がトグル位置に回
動された後に、ねじ30がねじ受入れ穴76内に駆動さ
れたとき、穴76はねじ30の柄34のねじ切り部分3
6とねじ結合を成形するようになっている。図示するよ
うに、ねじ切り部分36はトグル・クランプ42内にね
じ込まれる。代案として、ねじ受入れ穴76は相補的に
ねじ込まれて、ねじ切り部分36と共同する。
【0037】トグル・クランプ42はねじ受入れ穴76
付近でフランジ78を有している。図4に示すように、
トグル・クランプ42のトグル位置においてねじ受入れ
穴内にねじ30の柄34のねじ切り部分36を案内する
ように助成するように成形される。
【0038】ダイカストまたはモールドとして、ファス
ナ本体40が変形自在舌80を有している。舌80はト
グル・クランプ42が挿入位置からトグル位置まで所定
の回動方向に自由に回動できないようにする手段として
働く、図2、3、4に示すように、所定の回動方向は時
計方向である。ねじ30の柄34が穴58内に動かされ
るさいに、舌80はねじ30のチップ38によって係合
されるようになったリップ81を有していて、破壊し
て、これにより、トグル・クランプ42が挿入位置から
トグル位置まで所定の方向に回動することを許す。しか
し、舌80がこのような運動を許すように破壊する必要
はない。
【0039】舌80は内部に延びるタブ82と一体に成
形される。タブ82はトグル・クランプ42内の穴84
に嵌合し、穴84と共同し、トグル・クランプ42が変
形される前に、クランプ42がファスナ本体40に関し
て軸方向に移動することを防止する。
【0040】接続ブリッジ90はアーム48と一体に成
形されていて、アーム48間で柄46に関して軸方向に
離隔されて延びている。ブリッジ90は、トグル・クラ
ンプ42が挿入位置からトグル位置まで逆の回動方向に
回動することを防止する手段を構成する。図2、3、4
において、逆の方向が半時計方向である。
【0041】図9から図17までに示すように、ファス
ナ110は本発明の好ましい第2の実施例を構成する。
ファスナ110は、プラスタボード壁120に固定具1
12を装着できるブラインド・ファスナである。
【0042】プラスタボード壁120は壁20に類似
し、2つの紙層、すなわち、外層124と内層126と
の間に、石こうギブス・プラスタのような砕けやすい材
料からなる心122から図10、12、13に示すよう
に、ファスナ110を収容する穴128は壁120を貫
通して穴明けされる。後述するように、ファスナ110
は穴を明けるように用いられる。
【0043】ファスナ110は、上述したねじ30に類
似した従来のねじ130と共同するように示されてい
る。このようにして、ねじ130はフィリップス頭部1
32、ねじ切り部分136を有する細長い柄134、尖
鋭チップ138を有している。ねじ130がファスナ1
10に駆動されたとき、頭部132が図示するように固
定具112を保持する。
【0044】広く、ファスナ110は、ファスナ本体1
40とトグル・クランプ142とからできている。好ま
しくは、ファスナ本体140およびトグル・クランプ1
42は強化ポリエチレンのような適切なプラスチックか
ら成形される。プラスチック・モールディングが好まし
いけれども、ファスナ本体140を亜鉛から型鋳造する
こと、また、トグル・クランプ142をシート金属から
打ち抜きをすることが可能である。
【0045】モールドまたはダイカストとして、ファス
ナ本体140は、頭部144、柄146、1対の細長い
アーム148、接続ブリッジ150を画定する。
【0046】比較的に小さい断面を有する柄146にく
らべて、頭部144は比較的に大きい断面を有してい
る。頭部144はソケット(図示せず)を設けられてい
る。ソケットはねじ30の頭部44のソケット52に類
似し、また、ねじ30によって、頭部144は図9、1
0に部分的に示されたフィリップスねじ回しDのような
従来のフィリップスねじ回しと共同する。
【0047】ファスナ本体140は、ファスナ110が
壁に装着されるとき、壁に関してファスナ本体140が
回動することを拘束する手段を有している。このように
して、柄146は頭部144付近でねじ切り部分154
を有している。ねじ切り部分154は、砕けやすい材料
からなるプラスタボード壁120のような壁に適した形
状を有するねじ部分156を有している。
【0048】細長いアーム148は柄146と一体にな
っていて、柄146から軸方向に延びている。アーム1
48は、ねじ部分156を除いてねじ切り部分154の
断面にほぼ等しい断面を有する想像上の円筒面内に嵌合
する。アーム148と一体のブリッジ150は、ねじ切
り部分154に関して軸方向に離隔されて末端において
アーム148を接続する。
【0049】ファスナ本体140は、頭部144および
柄146を貫通して延びるねじ切りのない軸穴158を
有し、軸穴158はアーム148間で開口している。軸
穴158はねじ130の柄134が軸穴158内に軸方
向に動かされるように配置される。柄134は軸方向に
押し込まれるか、または穴158内に回転自在にかつ軸
方向に駆動されてもよい。
【0050】トグル・クランプ142はファスナ本体1
40に装着されていて、挿入位置とトグル位置との間で
ファスナ本体140に関してトグル・クランプ142の
回動を許し、また、ファスナ本体140に関してトグル
・クランプ142の軸方向移動を許す。挿入位置に置い
ては、トグル・クランプ142が図9から図12までに
示され、トグル・クランプ142が細長いアーム148
とほぼ一致する。
【0051】トグル位置において、トグル・クランプ1
42は図16、17に示され、トグル・クランプ142
は細長いアーム148にほぼ直角に配置される。後述す
るように、ファスナ110がトグル・クランプ142を
挿入位置にして穴128に挿入された後に、ねじ130
は挿入位置からトグル位置までトグル・クランプ142
を回動させるように用いられる。
【0052】各アーム148は軸方向に延びるスロット
170を有している。トグル・クランプ142は1対の
両方向に延びる栓172を有している。各栓172はス
ロット170の各々にまで延びていて、トグル・クラン
プ142が挿入位置にあるとき、トグル・クランプ14
2がアーム148間に配置されるように、トグル・クラ
ンプ142をファスナ本体140に回動自在に装着す
る。スロット170および栓172は、ファスナ本体1
40に関してトグル・クランプ142の軸方向移動を許
す。
【0053】トグル・クランプ142は傾斜部174を
有している。トグル・クランプ142の挿入位置におい
て、傾斜部174は、ねじ130の柄134がファスナ
本体140の穴158内に押し込まれるさいに、ねじ1
30のチップ138によって軸方向に係合されるように
配置される。
【0054】トグル・クランプ142はねじ切り受入れ
穴176を有している。穴176は、トグル・クランプ
142がトグル位置に回動された後に、ねじ130が穴
176に駆動されたときに、ねじ130の柄134のね
じ切り部分136とねじ係合をするように成形される。
図示するように、穴176は相補的にねじ切りされてい
て、ねじ切り部分136と共同する。
【0055】トグル・クランプ142は、一体のドリル
・チップ180を一方の端部に成形される。
【0056】図示するように、ドリル・チップ180は
3つのくさび状のカッタを画定する薄い刃182を有し
ている。そのくさび状カッタは、中央カッタ184と2
つの外カッタ186とからなり、各外カッタ186と中
央カッタ184との間に空所188が形成される。中央
カッタ184は外カッタ186を超えて軸方向に延びて
いる。
【0057】ドリル・チップ180が穴128を明ける
ように用いられたとき、外カッタ186が外紙層124
に接触する前に、中央カッタ184が図9に示すよう
に、外紙層124を貫通する。このとき、外カッタ18
6は外紙層124を貫通する。
【0058】別の構成(図示せず)においては、トグル
・クランプ142が前述の第1実施例のドリル・チップ
50に類似のドリル・チップを一体に成形されてもよ
い。このようなドリル・チップは紙層を破壊する危険性
を最小にしてプラスタボード壁の外紙層をきれいに貫通
するので、このドリル・チップはさらに有効になる。
【0059】ファスナ本体140およびトグル・クラン
プ142は、トグル・クランプ142が挿入位置にある
ときに、それらの間の駆動接続を有している。トグル・
クランプ142上にあるドリル・チップ180が壁12
0に穴128を明けるように用いられたとき、駆動結合
が栓172に相当の応力をかけずにファスナ110を軸
方向に回転自在に駆動することができる。トグル・クラ
ンプ142を挿入位置からトグル位置まで回動できるよ
うにするために、傾斜部174がねじ130によって係
合されたときに、駆動結合が解除される。
【0060】駆動結合は、トグル・クランプ142の一
端、すなわち、ドリル・チップ180に反対端に成形さ
れた非円形プラグ190と、ファスナ本体140に成形
されたソケット192によってなされる。プラグ190
およびソケット192は非円形断面を有している。ソケ
ット192はプラグ190にほぼ一致する。図示するよ
うに、プラグ190は、プラグ190に成形された溝に
よって画定される傾斜部174とともに成形され、か
つ、ほぼ方形の断面になっている。図示するように、ソ
ケット192は一方の開いた側においてほぼ方形の断面
になっており、壁部分194、196、198によって
画定される。壁部分は、挿入位置にあるトグル・クラン
プ142がファスナ本体140の柄146に対して軸方
向に押し込まれたとき、3つの面上にプラグ190を包
囲する。
【0061】このようにして、ソケット192は、トグ
ル・クランプ142が挿入位置にあるとき、プラグ19
0を受けるようになっている。壁部分196は壁部分1
94、198に差し渡り、また、図示するように、短距
離で軸方向に延びている。このようにして、ソケット1
92は、傾斜部174がねじ130によって係合された
後に、ファスナ本体140とトグル・クランプ142と
の間の駆動結合を解除するように、トグル・クランプ1
42がより大きい距離だけ軸方向に移動されたときに、
プラグ192を解除する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にもとづく締結具を示すた
めに、プラスタボードの壁を一部破断した状態を示す。
【図2】図1の2−2線からみた縦断面図である。
【図3】図2に類似した図面であって、取付具をプラス
タボードの壁に装着するように用いられかつ締結具と接
触し始めたねじを示す。
【図4】トグル・クランプをトグル位置に回動しかつト
グル・クランプをプラスタボードの壁に引き付けるよう
に作動させたねじを示す類似の図面である。
【図5】ねじおよび取付具なしに締結具の端面を示す端
面図である。
【図6】図1の6−6線からみた断面図である。
【図7】締結具上のドリル・チップの拡大された部分斜
視図である。
【図8】図7の8−8線からみた最初の寸法の端面図で
ある。
【図9】本発明の第2実施例にもとづく締結具を示すた
めにプラスタボード壁の一部を通してみた断面図であ
る。
【図10】図9と類似の図面であるが、締結具の穴明け
チップによってプラスタボード壁を貫通して挿入された
締結具を示す。
【図11】図10の11−11線からみた断面図であ
る。
【図12】図10と類似の図面であって、プラスタボー
ド壁に取付具を装着するように用いられかつ締結具と共
同し始めたねじを示す。
【図13】図12の13−13線からみた縦断面図であ
る。
【図14】図9に示す実施例の駆動接続の詳細を示す斜
視図である。
【図15】図10の15−15線からみた断面図であ
る。
【図16】図13と類似の図面であって、取付具をプラ
スタボード壁に装着するさいに後の段階にある締結具、
ねじ、取付具の側面図である。
【図17】図13、17と類似の図面であって、最終段
階にある締結具、ねじ、取付具の側面図である。
【符号の説明】
10 ファスナ 20 プラスタボード 24 外層 26 内層 30 ねじ 40 ファスナ本体 42 トグル・クランプ 48 アーム 50 ドリル・チップ 52 ソケット 58 軸穴 60 薄い刃 70 スロット 74 傾斜部 80 変形自在舌 90 接続ブリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルフ ディ テヌータ アメリカ合衆国 イリノイ州 60056、マ ウント プロスペクト、ダブリュ ウィグ ワム トレイル 1403

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスタボード壁によって代表される砕
    けやすい材料からなる壁に限られずに壁内に挿入でき、
    かつ、頭部とねじ切り部分を有する細長い柄とを有する
    ねじとともに用いられる次のものからなるファスナ。 (a) ファスナ本体 該ファスナ本体は、軸を画定し、かつ、頭部と、該ファ
    スナ本体の頭部から軸方向に延びる一体の柄と、該ファ
    スナ本体の柄から軸方向に延びる一体の少なくとも1つ
    の細長いアームとを有している。該ファスナ本体は軸穴
    を有し、該軸穴はファスナ本体の頭部および柄を貫通
    し、また、ねじの柄を該軸穴に軸方向に動かされるよう
    に配置される。 (b) トグル・クランプ 該トグル・クランブは、前記ファスナ本体に装着され
    て、該トグル・クランプが軸とほぼ一致する挿入位置
    と、該トグル・クランプが軸にほぼ直角に配置されるト
    グル位置との間で前記ファスナ本体に関してトグル・ク
    ランプの枢動を許し、また、ファスナ本体に関してトグ
    ル本体の軸方向移動を許す。該トグル・クランプがねじ
    切り受け穴を有し、該穴は前記ねじの柄のねじ切り部分
    とねじ結合し、かつ、該トグル・クランプが前記トグル
    位置に回動された後に、ねじが前記ねじ切り受け穴に入
    れられるさいにファスナ本体に関してトグル・クランプ
    の軸方向移動を行う。前記ファスナは、前記トグル・グ
    ランプが前記挿入位置にあるときにファスナ本体の頭部
    を除いて該ファスナを収容するのに適した適当な直径の
    穴を明けるドリル・チップを有している。
  2. 【請求項2】 プラスタボード壁によって代表される砕
    けやすい材料からなる壁に限られずに壁内に挿入でき、
    かつ、頭部とねじ切り部分を有する細長い柄とを有する
    ねじとともに用いられる次のものからなるファスナ。 (a) ファスナ本体 該ファスナ本体は、軸を画定し、かつ、頭部と、該ファ
    スナ本体の頭部から軸方向に延びる一体の柄と、該ファ
    スナ本体の柄から軸方向に延びる一体の1対の細長いア
    ームとを有している。該ファスナ本体は軸穴を有し、該
    軸穴はファスナ本体の頭部および柄を貫通し、また、ね
    じの柄を該軸穴に軸方向に動かされるように配置され
    る。 (b) トグル・クランプ 該トグル・クランブは、前記ファスナ本体に装着され
    て、該トグル・クランプが軸とほぼ一致する挿入位置
    と、該トグル・クランプが軸とほぼ一致する挿入位置
    と、該トグル・クランプが軸にほぼ直角に配置されるト
    グル位置との間で前記ファスナ本体に関してトグル・ク
    ランプの枢動を許し、また、ファスナ本体に関してトグ
    ル本体の軸方向移動を許す。該トグル・クランプがねじ
    切り受け穴を有し、該穴は前記ねじの柄のねじ切り部分
    とねじ結合し、かつ、該トグル・クランプが前記トグル
    位置に回動された後に、ねじが前記ねじ切り受け穴に入
    れられるさいにファスナ本体に関してトグル・クランプ
    の軸方向移動を行う。前記ファスナは、前記トグル・ク
    ランプが前記挿入位置にあるときにファスナ本体の頭部
    を除いて該ファスナを収容するのに適した適当な直径の
    穴を明けるドリル・チップを有している。
  3. 【請求項3】 前記ドリル・チップは細長いアームと一
    体につくられ、かつ、前記トグル・クランプの両位置に
    おいて該トグル・クランプを超えて軸方向に延びること
    を特徴とした請求項2記載のファスナ。
  4. 【請求項4】 各アームが細長いスロットを有し、前記
    トグル・クランプは1対の両方向に延びる栓を有し、各
    栓は各スロット内にそれぞれ延びていて、挿入位置にあ
    るときトグル・クランプがアーム間に配置されるように
    トグル・クランプをファスナ本体に回動自在に装着し、
    そして、ファスナ本体に関してトグル・クランプの軸方
    向移動を許すことを特徴とした請求項3記載のファス
    ナ。
  5. 【請求項5】 前記トグル・クランプが傾斜部を有し、
    該傾斜部がトグル・クランプの挿入位置において前記ね
    じの柄が穴に押し込まれるさいに該ねじによって軸方向
    に係合されるように配置されて、挿入位置からトグル位
    置まで該トグル・クランプを回動させることを特徴とし
    た請求項3記載のファスナ。
  6. 【請求項6】 前記ファスナ本体は前記トグル・クラン
    プが挿入位置からトグル位置まで回動運動の所定の方向
    に自由に回動することを防止する変形自在手段を有し、
    該手段は前記ねじの柄が穴内に動かされるさいに変形さ
    れて、挿入位置からトグル位置まで所定の方向にトグル
    ・クランプの回動を許し、前記ファスナ本体は回動運動
    の逆方向において挿入位置からトグル位置までのトグル
    ・クランプの回動を防止する手段を有していることを特
    徴とした請求項5記載のファスナ。
  7. 【請求項7】 前記変形自在手段は、前記ねじの柄が穴
    内に動かされるさいにねじによって係合自在のリップを
    有していて、ファスナ本体から離れて曲がることを特徴
    とした請求項6記載のファスナ。
  8. 【請求項8】 前記変形自在手段はファスナ本体の柄か
    ら延び、また、追加の手段がファスナ本体の柄に関して
    軸方向に離間されたアーム間に延びることを特徴とした
    請求項6記載のファスナ。
  9. 【請求項9】 前記変形自在手段は前記トグル・クラン
    プに接触するタブを有していて、該変形自在手段が変形
    される前にファスナ本体に関してトグル・クランプの軸
    方向移動を防止することを特徴とした請求項6記載のフ
    ァスナ。
  10. 【請求項10】 前記ファスナ本体は、ファスナが壁に
    装着されるさいに壁に関してファスナ本体の回動運動を
    拘束する手段を有していることを特徴とした請求項2記
    載のファスナ。
  11. 【請求項11】 前記ファスナ本体の回転運動を防止す
    る手段は該本体の頭部付近に該本体の柄に成形されたね
    じ付き部分を有し、該ねじ付き部分はプラスタボーダ壁
    によって代表される砕けやすい材料からなる壁に対した
    外形を有するねじをもっていることを特徴とした請求項
    10記載のファスナ。
  12. 【請求項12】 前記ドリル・チップは各外カッタと中
    央カッタとの間に空所を有する中央カッタと2つの外カ
    ッタとを有し、中央カッタは外カッタを超えて軸方向に
    延び、各外カッタはほぼ螺旋状の切削エッジを画定する
    ことを特徴とする請求項3記載のファスナ。
  13. 【請求項13】 前記トグル・クランプは2つの両端を
    有し、前記ドリル・チップはトグル・クランプの両端の
    うちの一方と一体でありかつトグル・クランプの挿入位
    置においてファスナ本体のアームを超えて軸方向に延び
    ることを特徴とする請求項2記載のファスナ。
  14. 【請求項14】 各アームが細長いスロットを有し、前
    記トグル・クランプは1対の両方向に延びる栓を有し、
    各栓は各スロット内にそれぞれ延びていて、挿入位置に
    あるときトグル・クランプがアーム間に配置されるよう
    にトグル・クランプをファスナ本体に回動自在に装着
    し、そして、ファスナ本体に関してトグル・クランプの
    軸方向移動を許すことを特徴とした請求項3記載のファ
    スナ。
  15. 【請求項15】 前記トグル・クランプが傾斜部を有
    し、該傾斜部がトグル・クランプの挿入位置において前
    記ねじの柄が穴に押し込まれるさいに該ねじによって軸
    方向に係合されるように配置されて、挿入位置からトグ
    ル位置まで該トグル・クランプを回動させることを特徴
    とした請求項3記載のファスナ。
  16. 【請求項16】 前記ファスナ本体およびトグル・クラ
    ンプが挿入位置にあるときファスナ本体とトグル・クラ
    ンプとの間に駆動連結を与える共同手段を有し、前記ド
    リル・チップが壁の穴に押し込まれるときに、前記駆動
    連結によって該ファスナを実質的な応力を栓に与えずに
    回転自在に軸方向に駆動できるようにし、トグル・クラ
    ンプの回動運動を挿入位置からトグル位置まで許すよう
    に傾斜部がねじによって係合されるときに前記駆動連結
    が解除できるようになっていることを特徴とした請求項
    15記載のファスナ。
  17. 【請求項17】 前記駆動連結を与える共同手段はトグ
    ル・クランプに成形された非円形プラグと、ファスナ本
    体にソケットを画定する壁部分とを有し、該プラグは前
    記ドリル・チップに反対のトグル・クランプ端に成形さ
    れ、前記ソケットはプラグにほぼ一致し、かつ、トグル
    ・クランプが挿入位置にあるときにプラグを受け、ま
    た、前記傾斜部がねじによって係合されるときにプラグ
    を解除して、トグル・クランプの回動運動を挿入位置か
    らトグル位置まで許すことを特徴とした請求項16記載
    のファスナ。
  18. 【請求項18】 前記傾斜部はプラグ内に成形された溝
    によって画定されることを特徴とした請求項17記載の
    ファスナ。
  19. 【請求項19】 前記ファスナの頭部は、ファスナを壁
    に穴明けするように工具によって駆動係合できる手段を
    有していることを特徴とした請求項1記載のファスナ。
  20. 【請求項20】 前記ファスナの頭部はファスナを壁に
    穴明けするように工具によって駆動係合できる手段を有
    していることを特徴とした請求項2記載のファスナ。
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