JPH05321495A - 浴室壁の取付方法 - Google Patents
浴室壁の取付方法Info
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- JPH05321495A JPH05321495A JP4133417A JP13341792A JPH05321495A JP H05321495 A JPH05321495 A JP H05321495A JP 4133417 A JP4133417 A JP 4133417A JP 13341792 A JP13341792 A JP 13341792A JP H05321495 A JPH05321495 A JP H05321495A
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- JP
- Japan
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- wall
- wall panel
- waterproof pan
- mounting
- bathroom
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 防水パンを浴室に取り付け、防水パンの周縁
部に設けられた載置部4の上に、複数枚の壁パネル3を
隣接して立設し、隣接している壁パネル3、3の筒状フ
レーム33のスリット34の中に、上方から取付金具6
の両側端部をそれぞれ挿入し、筒状フレーム33の中に
上方から楔8を挿入して筒状フレーム33の中の取付金
具6の側端部を動かないように固定して、複数枚の壁パ
ネル3を防水パンの周縁部に取り付ける。 【効果】 浴室壁パネル3を手前からの作業、即ち、浴
室内からの作業で取り付けることができるので、マンシ
ョン等の浴室の如く、既に、壁が設けられていて、壁パ
ネル3を取り付けるときに壁パネル3の後に行って作業
できない部屋にも、簡単に、床に防水パンを取り付け、
この防水パンの周縁部に壁パネルを取り付けることがで
きるので便利である。
部に設けられた載置部4の上に、複数枚の壁パネル3を
隣接して立設し、隣接している壁パネル3、3の筒状フ
レーム33のスリット34の中に、上方から取付金具6
の両側端部をそれぞれ挿入し、筒状フレーム33の中に
上方から楔8を挿入して筒状フレーム33の中の取付金
具6の側端部を動かないように固定して、複数枚の壁パ
ネル3を防水パンの周縁部に取り付ける。 【効果】 浴室壁パネル3を手前からの作業、即ち、浴
室内からの作業で取り付けることができるので、マンシ
ョン等の浴室の如く、既に、壁が設けられていて、壁パ
ネル3を取り付けるときに壁パネル3の後に行って作業
できない部屋にも、簡単に、床に防水パンを取り付け、
この防水パンの周縁部に壁パネルを取り付けることがで
きるので便利である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴室壁の取付方法に関す
る。詳細には、防水パンの周縁部に壁パネルを取り付け
る浴室壁の取付方法に関する。
る。詳細には、防水パンの周縁部に壁パネルを取り付け
る浴室壁の取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室は、浴槽と洗い場とからなるが、こ
の浴室には種々な構造がある。この中でも、洗い場と浴
槽置き場からなる防水パンを床に設け、この防水パンの
浴槽置き場に浴槽を載せた浴室が、浴槽が簡単に設置で
きるし、又、浴槽が簡単に取り替えられるので、多く使
用されている。かかる浴室は、防水パンを床に取り付
け、その後、この防水パンの周縁部の上に浴室の壁を設
ける構造になっていて、壁を伝った水が防水パンの縁部
を経て防水パンの中に落下するようになっている。
の浴室には種々な構造がある。この中でも、洗い場と浴
槽置き場からなる防水パンを床に設け、この防水パンの
浴槽置き場に浴槽を載せた浴室が、浴槽が簡単に設置で
きるし、又、浴槽が簡単に取り替えられるので、多く使
用されている。かかる浴室は、防水パンを床に取り付
け、その後、この防水パンの周縁部の上に浴室の壁を設
ける構造になっていて、壁を伝った水が防水パンの縁部
を経て防水パンの中に落下するようになっている。
【0003】そして、従来の浴室の壁は土壁等の如く湿
式方式で製造され、この表面にタイル等の無機質表面材
を接着させるものが多かったが、この湿式方式では施工
期間が長くなるため、最近では、工場で、壁パネルを製
造し、この壁パネルを防水パンの周縁部に立てて取り付
ける乾式方式で壁を製造することが多くなっている。こ
の乾式方式に使用される壁パネルとしては種々な構造が
知られているが、特公昭63−56380号公報や特開
平1−137046号公報に記載されているように、裏
面にフレームが取り付けられたものが最も多く使用され
ている。
式方式で製造され、この表面にタイル等の無機質表面材
を接着させるものが多かったが、この湿式方式では施工
期間が長くなるため、最近では、工場で、壁パネルを製
造し、この壁パネルを防水パンの周縁部に立てて取り付
ける乾式方式で壁を製造することが多くなっている。こ
の乾式方式に使用される壁パネルとしては種々な構造が
知られているが、特公昭63−56380号公報や特開
平1−137046号公報に記載されているように、裏
面にフレームが取り付けられたものが最も多く使用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この壁パネルを防水パ
ンの周縁部に立てて壁を製造するには、先ず、縦材を複
数本ほぼ垂直に立てる。次に、この縦材の前面に壁パネ
ルを押し付け、壁パネルの下縁が防水パンの縁より手前
になるようにし、壁パネルの裏面に回って、壁パネルの
裏面に取り付けられたフームを縦材にビス等で固定する
ものである。従って、壁パネルの背後で作業する必要が
あった。
ンの周縁部に立てて壁を製造するには、先ず、縦材を複
数本ほぼ垂直に立てる。次に、この縦材の前面に壁パネ
ルを押し付け、壁パネルの下縁が防水パンの縁より手前
になるようにし、壁パネルの裏面に回って、壁パネルの
裏面に取り付けられたフームを縦材にビス等で固定する
ものである。従って、壁パネルの背後で作業する必要が
あった。
【0005】このように、防水パンに壁パネルを取り付
けるには壁パネルの背後に回って作業する必要があるか
ら、防水パンを床に取り付けた後に壁を取り付ける場合
には、簡単に壁が取り付けられるが、マンション等のコ
ンクリート造りの住宅の如く、既に、壁や床で仕切られ
ている部屋に防水パンを取り付けて浴室にする場合に
は、問題が発生する。
けるには壁パネルの背後に回って作業する必要があるか
ら、防水パンを床に取り付けた後に壁を取り付ける場合
には、簡単に壁が取り付けられるが、マンション等のコ
ンクリート造りの住宅の如く、既に、壁や床で仕切られ
ている部屋に防水パンを取り付けて浴室にする場合に
は、問題が発生する。
【0006】即ち、この床に防水パンを取り付けるだけ
であると、壁を伝った水は防水パンの下側に落下し、防
水パンの中に落下しないから、この壁を伝って落下した
水の排水が困難となる。従って、このコンクリート造り
の壁の手前側に別の壁を取り付け、この別の壁の下端を
防水パンの縁より手前になる構造にして、この別の壁を
伝った水を防水パンの中に落下するようにする。
であると、壁を伝った水は防水パンの下側に落下し、防
水パンの中に落下しないから、この壁を伝って落下した
水の排水が困難となる。従って、このコンクリート造り
の壁の手前側に別の壁を取り付け、この別の壁の下端を
防水パンの縁より手前になる構造にして、この別の壁を
伝った水を防水パンの中に落下するようにする。
【0007】しかし、このようにコンクリート壁の手前
側に、別の壁を設ける場合には、コンクリート壁と別の
壁との間に入ることができないので、従来、コンクリー
ト壁の手前に別の壁を湿式方式で製造していたが、湿式
方式では施工期間が長いため、乾式方式で壁を製造した
いとの要望が強かった。そこで、本発明の目的は壁パネ
ルの前から作業して防水パンの周縁部に壁パネルを取り
付けることができる浴室壁の取付方法を提供することで
ある。
側に、別の壁を設ける場合には、コンクリート壁と別の
壁との間に入ることができないので、従来、コンクリー
ト壁の手前に別の壁を湿式方式で製造していたが、湿式
方式では施工期間が長いため、乾式方式で壁を製造した
いとの要望が強かった。そこで、本発明の目的は壁パネ
ルの前から作業して防水パンの周縁部に壁パネルを取り
付けることができる浴室壁の取付方法を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
し、上記目的を達成するためになしたものであって、浴
室の床に防水パンを取り付け、この防水パンの周縁部に
壁パネルを取り付ける浴室壁の取付方法において、前記
防水パンは周縁部が立ち上げられ、更に、その上部が外
方向にほぼ水平に折曲されて載置部が形成され、この載
置部の先端部が更に立ち上げられて水切部が形成された
ものであり、前記壁パネルは裏面両側縁部に筒状フレー
ムが取り付けられ、この筒状フレームの外側壁にスリッ
トが設けられたものであり、防水パンを浴室の床に取り
付け、防水パンの載置部の上に複数枚の壁パネルを隣接
して立設し、隣接している壁パネルの筒状フレームに板
状の取付金具を差し渡し、この取付金具の両側端部をそ
れぞれ隣接している壁パネルの筒状フレームのスリット
の中に上方から挿入し、筒状フレームの中に上方から楔
を挿入し、筒状フレームの中の取付金具側感部を動かな
いように固定して、複数枚の壁パネルを防水パンの周縁
部に取り付けるものである。
し、上記目的を達成するためになしたものであって、浴
室の床に防水パンを取り付け、この防水パンの周縁部に
壁パネルを取り付ける浴室壁の取付方法において、前記
防水パンは周縁部が立ち上げられ、更に、その上部が外
方向にほぼ水平に折曲されて載置部が形成され、この載
置部の先端部が更に立ち上げられて水切部が形成された
ものであり、前記壁パネルは裏面両側縁部に筒状フレー
ムが取り付けられ、この筒状フレームの外側壁にスリッ
トが設けられたものであり、防水パンを浴室の床に取り
付け、防水パンの載置部の上に複数枚の壁パネルを隣接
して立設し、隣接している壁パネルの筒状フレームに板
状の取付金具を差し渡し、この取付金具の両側端部をそ
れぞれ隣接している壁パネルの筒状フレームのスリット
の中に上方から挿入し、筒状フレームの中に上方から楔
を挿入し、筒状フレームの中の取付金具側感部を動かな
いように固定して、複数枚の壁パネルを防水パンの周縁
部に取り付けるものである。
【0009】本発明に使用する取付具は適宜形状の板状
体が用いられる。例えば、壁パネルを一直線状に接続す
る場合には、この取付金具としては断面一字型の平板が
使用される。この際、断面一字型の平板の両側縁を折り
曲げて鍔を設けてもよい。又、コーナー部のように壁パ
ネルを直角に接続する場合には、取付金具としては断面
L字型に折曲された板状体が使用される。この際、この
コーナー部に使用される取付金具の断面L字型の両側縁
部を折り曲げて鍔を設けてもよい。
体が用いられる。例えば、壁パネルを一直線状に接続す
る場合には、この取付金具としては断面一字型の平板が
使用される。この際、断面一字型の平板の両側縁を折り
曲げて鍔を設けてもよい。又、コーナー部のように壁パ
ネルを直角に接続する場合には、取付金具としては断面
L字型に折曲された板状体が使用される。この際、この
コーナー部に使用される取付金具の断面L字型の両側縁
部を折り曲げて鍔を設けてもよい。
【0010】浴室壁は広いから一枚の壁パネルを取り付
けるだけでは壁が完成しないから、本発明方法で取り付
けられる壁パネルの上に更に別の壁パネルを取り付ける
場合があるが、かかる場合には、壁パネルに取付金具を
上方に突出させて固定し、この突出した取付金具が別の
壁パネルのフレームに下方から挿入されるように、壁パ
ネルの上に別の壁パネルを立設すればよい。
けるだけでは壁が完成しないから、本発明方法で取り付
けられる壁パネルの上に更に別の壁パネルを取り付ける
場合があるが、かかる場合には、壁パネルに取付金具を
上方に突出させて固定し、この突出した取付金具が別の
壁パネルのフレームに下方から挿入されるように、壁パ
ネルの上に別の壁パネルを立設すればよい。
【0011】即ち、取付金具の両端部をそれぞれ隣接し
ている壁パネルの筒状フレームのスリットの中に上方か
ら挿入し、取付金具の上部が壁パネルの上方に突出する
ようにして、壁パネルの筒状フレームの中に楔を挿入し
て、取付金具側端部を固定し、この壁パネルの上に別の
壁パネルを立設し、別の壁パネルの筒状フレームの中
に、下方から前記壁パネルの上方に突出して取り付けら
れた取付金具を挿入して、壁パネルの上に別の壁パネル
を取り付ければよい。
ている壁パネルの筒状フレームのスリットの中に上方か
ら挿入し、取付金具の上部が壁パネルの上方に突出する
ようにして、壁パネルの筒状フレームの中に楔を挿入し
て、取付金具側端部を固定し、この壁パネルの上に別の
壁パネルを立設し、別の壁パネルの筒状フレームの中
に、下方から前記壁パネルの上方に突出して取り付けら
れた取付金具を挿入して、壁パネルの上に別の壁パネル
を取り付ければよい。
【0012】
【作用】本発明浴室壁の取付方法は、先ず、防水パンを
浴室の床に取り付け、この防水パンの載置部の上に複数
枚の壁パネルを隣接して設け、隣接している壁パネルの
筒状フレームに板状の取付金具を差し渡し、この取付金
具の両側端部をそれぞれ隣接している壁パネルの筒状フ
レームのスリットの中に上方から挿入すると、隣接して
いる壁パネルが接続される。
浴室の床に取り付け、この防水パンの載置部の上に複数
枚の壁パネルを隣接して設け、隣接している壁パネルの
筒状フレームに板状の取付金具を差し渡し、この取付金
具の両側端部をそれぞれ隣接している壁パネルの筒状フ
レームのスリットの中に上方から挿入すると、隣接して
いる壁パネルが接続される。
【0013】この取付金具はフレームの中を動き、壁パ
ネルが固定されないから、筒状フレームの中に上方から
楔を挿入して、筒状フレームの中の取付金具側端部を動
かないように固定する。かかる作業、即ち、壁パネルの
フレームの中に上方から取付金具を挿入したり、楔を挿
入する作業は、壁パネルの手前からの作業、即ち浴室か
らの作業でできる。
ネルが固定されないから、筒状フレームの中に上方から
楔を挿入して、筒状フレームの中の取付金具側端部を動
かないように固定する。かかる作業、即ち、壁パネルの
フレームの中に上方から取付金具を挿入したり、楔を挿
入する作業は、壁パネルの手前からの作業、即ち浴室か
らの作業でできる。
【0014】このようにして、次々と壁パネルを防水パ
ンの周縁部に取り付けると、防水パンの周囲に壁パネル
が取り付けられ、この壁パネルは組み立てられては倒れ
ることがない。尚、浴室壁は広いから、壁パネルを多段
にして取り付ける場合があるが、かかる場合には、壁パ
ネルの上に別の壁パネルを立設すればよい。
ンの周縁部に取り付けると、防水パンの周囲に壁パネル
が取り付けられ、この壁パネルは組み立てられては倒れ
ることがない。尚、浴室壁は広いから、壁パネルを多段
にして取り付ける場合があるが、かかる場合には、壁パ
ネルの上に別の壁パネルを立設すればよい。
【0015】かかる場合には、取付金具の上端部が壁パ
ネルの上方から突出するようにして、筒状フレームの中
に上方から楔を挿入して、筒状フレームの中に取付金具
側端部を固定し、この上方に突出している取付具を、別
の壁パネルの筒状フレームの中に、下方から挿入する
と、別の壁パネルが取り付け易い。
ネルの上方から突出するようにして、筒状フレームの中
に上方から楔を挿入して、筒状フレームの中に取付金具
側端部を固定し、この上方に突出している取付具を、別
の壁パネルの筒状フレームの中に、下方から挿入する
と、別の壁パネルが取り付け易い。
【0016】尚必要があれば、壁パネルと壁パネルとの
間や壁パネルと防水パンとの間にシーリング材を注入し
て、この間を水密にする。以上説明したように、本発明
浴室壁の取付方法では壁の手前からの作業だけで壁が製
造できる。
間や壁パネルと防水パンとの間にシーリング材を注入し
て、この間を水密にする。以上説明したように、本発明
浴室壁の取付方法では壁の手前からの作業だけで壁が製
造できる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1〜5
は本発明浴室の一実施例を示すもので、図1は浴室の斜
視図、図2は図1のII−II線で切断した浴室の一般
部の側壁の断面図、図3は一般部に使用される取付金具
の斜視図、図4は図1のIV−IVで切断した浴室壁の
コーナー部の断面図、図5はコーナー部に使用する取付
金具の斜視図である。
は本発明浴室の一実施例を示すもので、図1は浴室の斜
視図、図2は図1のII−II線で切断した浴室の一般
部の側壁の断面図、図3は一般部に使用される取付金具
の斜視図、図4は図1のIV−IVで切断した浴室壁の
コーナー部の断面図、図5はコーナー部に使用する取付
金具の斜視図である。
【0018】図1〜5において、1は防水パンであり、
洗い場11と浴槽置き場12とからなる。この防水パン
1の周縁部13は立ち上げられ、更に、この周縁部13
の上部が外方向に折曲されて載置部4が形成されてい
る。更に、この載置部4の先端部が立ち上げられて水切
部5が形成されている。
洗い場11と浴槽置き場12とからなる。この防水パン
1の周縁部13は立ち上げられ、更に、この周縁部13
の上部が外方向に折曲されて載置部4が形成されてい
る。更に、この載置部4の先端部が立ち上げられて水切
部5が形成されている。
【0019】2は浴槽であり、この浴槽2は浴槽置き場
12の上に置かれている。3は壁パネルである。この壁
パネル3は珪酸カルシウム板からなる板状体31の表面
にタイルからなる表面材32が接着され、裏面周縁部に
鋼製四角筒状体からなる筒状フレーム33が取り付けら
れている。板状体31の両側縁部に設けられている筒状
フレーム33は上端および下端が開口していて、この外
側壁にはスリット34が長手方向に設けられている。
12の上に置かれている。3は壁パネルである。この壁
パネル3は珪酸カルシウム板からなる板状体31の表面
にタイルからなる表面材32が接着され、裏面周縁部に
鋼製四角筒状体からなる筒状フレーム33が取り付けら
れている。板状体31の両側縁部に設けられている筒状
フレーム33は上端および下端が開口していて、この外
側壁にはスリット34が長手方向に設けられている。
【0020】6は鋼製の断面一字型の小片からなる一般
部に使用される板状の取付金具であり、図3に示すよう
に、この取付金具6の両側縁には鍔61が設けられてい
る。7は鋼製の断面L字型の小片からなるコーナー部に
使用される取付金具であり、図5に示すように、この取
付金具7の両側縁には鍔71が設けられている。8は楔
であり、壁パネル3の筒状フレーム33の中に挿入さ
れ、取付金具6、7を筒状フレーム33の中に固定する
ものである。10はシーリング材であり、壁パネル3と
壁パネル3との間や、壁パネル3と防水パン1の置載部
4との間に充填されれて、この隙間を水密にするもので
ある。
部に使用される板状の取付金具であり、図3に示すよう
に、この取付金具6の両側縁には鍔61が設けられてい
る。7は鋼製の断面L字型の小片からなるコーナー部に
使用される取付金具であり、図5に示すように、この取
付金具7の両側縁には鍔71が設けられている。8は楔
であり、壁パネル3の筒状フレーム33の中に挿入さ
れ、取付金具6、7を筒状フレーム33の中に固定する
ものである。10はシーリング材であり、壁パネル3と
壁パネル3との間や、壁パネル3と防水パン1の置載部
4との間に充填されれて、この隙間を水密にするもので
ある。
【0021】次に、この浴室壁の取付方法について説明
する。浴室の床に防水パン1を取り付け、防水パン1の
載置部4の上にシーリング材10を塗布し、この防水パ
ン1の載置部4の上に複数枚の壁パネル3を隣接して設
け、一般部の隣接している壁パネル3、3の筒状フレー
ム33には板状の取付金具6を、又、コーナー部の隣接
している壁パネル3、3の筒状フレーム33には断面L
字型の取付金具7をそれぞれ差し渡し、この取付金具
6、7の両側端部を隣接する壁パネルの筒状フレーム3
3のスリット34の中に上方から挿入する。
する。浴室の床に防水パン1を取り付け、防水パン1の
載置部4の上にシーリング材10を塗布し、この防水パ
ン1の載置部4の上に複数枚の壁パネル3を隣接して設
け、一般部の隣接している壁パネル3、3の筒状フレー
ム33には板状の取付金具6を、又、コーナー部の隣接
している壁パネル3、3の筒状フレーム33には断面L
字型の取付金具7をそれぞれ差し渡し、この取付金具
6、7の両側端部を隣接する壁パネルの筒状フレーム3
3のスリット34の中に上方から挿入する。
【0022】次に、この筒状フレーム33の中に楔8を
上方から挿入して、取付金具6、7側端部を筒状フレー
ム33の中に固定する。この際、取付金具6、7の上端
部を上方に突出させて固定する。又、この楔8の外側に
取付金具6、7の鍔61、71が位置するように固定す
る。すると、この鍔61、71が楔8に引っ掛かって、
両側の壁パネル3が開かないようにする。
上方から挿入して、取付金具6、7側端部を筒状フレー
ム33の中に固定する。この際、取付金具6、7の上端
部を上方に突出させて固定する。又、この楔8の外側に
取付金具6、7の鍔61、71が位置するように固定す
る。すると、この鍔61、71が楔8に引っ掛かって、
両側の壁パネル3が開かないようにする。
【0023】このように、壁パネル3のフレーム33に
取付金具6、7や楔8を壁パネル3の上方から挿入する
だけであるから、この取付作業は手前、即ち、浴室内か
らの作業でできる。次に、この壁パネル3の上にシーリ
ング材10を塗布し、この上に別の壁パネル3を立設す
る。
取付金具6、7や楔8を壁パネル3の上方から挿入する
だけであるから、この取付作業は手前、即ち、浴室内か
らの作業でできる。次に、この壁パネル3の上にシーリ
ング材10を塗布し、この上に別の壁パネル3を立設す
る。
【0024】この際には、上方の別の壁パネル3のフレ
ーム33に、下方から既に取り付けられている壁パネル
3の取付金具6、7の上端部を挿入して取り付ける。こ
のようにして、次々と上方に壁パネル3を取り付ける
と、浴室の壁が完成する。以上の説明から判明するよう
に、この壁の取付作業は手前からの作業、即ち、浴室内
からの作業ででき、壁の後側に回ることがない。従っ
て、マンション等のように壁が設けられている浴室の中
でも、床に防水パンを設け、マンションの壁の前に別の
壁を設けることが簡単にできる。
ーム33に、下方から既に取り付けられている壁パネル
3の取付金具6、7の上端部を挿入して取り付ける。こ
のようにして、次々と上方に壁パネル3を取り付ける
と、浴室の壁が完成する。以上の説明から判明するよう
に、この壁の取付作業は手前からの作業、即ち、浴室内
からの作業ででき、壁の後側に回ることがない。従っ
て、マンション等のように壁が設けられている浴室の中
でも、床に防水パンを設け、マンションの壁の前に別の
壁を設けることが簡単にできる。
【0025】
【発明の効果】本発明浴室壁の取付方法は、以上の説明
で判明するように、浴室壁の手前からの作業、即ち、浴
室内からの作業で壁を取り付けることができるから、マ
ンション等の浴室の床に防水パンを取り付け、この防水
パンの周縁部に壁パネルを簡単に取り付けることができ
るので便利である。
で判明するように、浴室壁の手前からの作業、即ち、浴
室内からの作業で壁を取り付けることができるから、マ
ンション等の浴室の床に防水パンを取り付け、この防水
パンの周縁部に壁パネルを簡単に取り付けることができ
るので便利である。
【図1】図1は本発明浴室壁の取付方法の一実施例を示
すもので、浴室の斜視図である。
すもので、浴室の斜視図である。
【図2】図2は図1のII−II線で切断した浴室の側
壁の一般部の断面図である。
壁の一般部の断面図である。
【図3】図3は側壁の一般部に使用する取付金具の斜視
図である。
図である。
【図4】図4は図1のIV−IV線で切断した浴室のコ
ーナー部の断面図である。
ーナー部の断面図である。
【図5】図5は側壁のコーナー部に使用する取付金具の
斜視図である。
斜視図である。
1 防水パン 11 洗い場 12 浴槽置き場 13 周縁部 2 浴槽 3 壁パネル 31 板状体 32 表面材 33 フレーム 4 防水パンの載置部 5 防水パンの水切部 6 一般部の取付金具 7 コーナー部の取付金具 8 楔
Claims (2)
- 【請求項1】 浴室の床に防水パンを取り付け、この防
水パンの周縁部に壁パネルを取り付ける浴室壁の取付方
法において、前記防水パンは周縁部が立ち上げられ、更
に、その上部が外方向にほぼ水平に折曲されて載置部が
形成され、この載置部の先端部が更に立ち上げられて水
切部が形成されたものであり、前記壁パネルは裏面両側
縁部に筒状フレームが取り付けられ、この筒状フレーム
の外側壁にはスリットが設けられたものであり、防水パ
ンを浴室の床に取り付け、防水パンの載置部の上に複数
枚の壁パネルを隣接して立設し、隣接している壁パネル
の筒状フレームに板状の取付金具を差し渡し、この取付
金具の両側端部をそれぞれ隣接している壁パネルの筒状
フレームのスリットの中に上方から挿入し、筒状フレー
ムの中に上方から楔を挿入し、筒状フレームの中の取付
金具側端部を動かないように固定して、複数枚の壁パネ
ルを防水パンの周縁部に取り付けることを特徴とする浴
室壁の取付方法。 - 【請求項2】 防水パンの載置部の上に複数枚の壁パネ
ルを隣接して立設し、隣接している壁パネルの筒状フレ
ームに板状の取付金具を差し渡し、この取付金具の両側
端部をそれぞれ隣接している壁パネルの筒状フレームの
スリットの中に上方から挿入し、取付金具の上部が壁パ
ネルの上方に突出するようにして、筒状フレームの中に
上方から楔を挿入して、筒状フレームの中の取付金具側
端部を動かないように固定し、この壁パネルの上に別の
壁パネルを立設し、別の壁パネルの筒状フレームの中
に、下方から前記壁パネルの上方に突出して取り付けら
れた取付金具を挿入して、壁パネルの上に別の壁パネル
を取り付けることを特徴とする請求項1記載の浴室壁の
取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4133417A JPH05321495A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 浴室壁の取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4133417A JPH05321495A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 浴室壁の取付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05321495A true JPH05321495A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15104288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4133417A Pending JPH05321495A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 浴室壁の取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05321495A (ja) |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4133417A patent/JPH05321495A/ja active Pending
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