JPH05321308A - 排水管及び排水管路 - Google Patents
排水管及び排水管路Info
- Publication number
- JPH05321308A JPH05321308A JP4132320A JP13232092A JPH05321308A JP H05321308 A JPH05321308 A JP H05321308A JP 4132320 A JP4132320 A JP 4132320A JP 13232092 A JP13232092 A JP 13232092A JP H05321308 A JPH05321308 A JP H05321308A
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- JP
- Japan
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- pipe
- drainage
- line
- drainage pipe
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】詰まり等がなく、常に、管中央に安定した空気
芯を作ることができる排水管およびこの排水管を利用し
て形成される排水能力の高い排水管路を提供する。 【構成】排水管に、高さが管の口径の0.5/100 〜7.0/10
0 、ピッチが管の口径の3〜15倍の管軸に対して所定
の角度を持つ突条を管内壁面に沿って4〜25条形成し
た。そして、この排水管を排水管が旋回流を与える構造
をもたない継手または排水管の突条と同じ方向に旋回流
を与える構造を備えた継手を介して接続することで排水
管路を形成するようにした。
芯を作ることができる排水管およびこの排水管を利用し
て形成される排水能力の高い排水管路を提供する。 【構成】排水管に、高さが管の口径の0.5/100 〜7.0/10
0 、ピッチが管の口径の3〜15倍の管軸に対して所定
の角度を持つ突条を管内壁面に沿って4〜25条形成し
た。そして、この排水管を排水管が旋回流を与える構造
をもたない継手または排水管の突条と同じ方向に旋回流
を与える構造を備えた継手を介して接続することで排水
管路を形成するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物に設けられる排
水管及び排水管路に関する。
水管及び排水管路に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の排水配管方法として、従来、一
管式排水管路(通気管は伸長通気管のみ)と二管式排水
管路(排水立て管の他に通気立て管を持つ)とが一般に
採用されている。しかし、これらの従来の方法には、以
下の表1に示すようにそれぞれ利点と欠点がある。
管式排水管路(通気管は伸長通気管のみ)と二管式排水
管路(排水立て管の他に通気立て管を持つ)とが一般に
採用されている。しかし、これらの従来の方法には、以
下の表1に示すようにそれぞれ利点と欠点がある。
【0003】
【表1】
【0004】一管式排水管路の場合、最近では、通常の
継手より胴部が大きくなっていて、内部に上部の立て管
及び横枝管からの排水に旋回流を与える羽根が設けられ
た特殊継手(例えば、積水化学工業(株)製商品名エス
ロンAD継手、久保田集合継手等)を用いて排水管と排
水管とを接続している。すなわち、このように特殊継手
を用いれば、継手部分で排水が羽根によって旋回力を与
えられ、管中央に空気芯をつくるとともに、管内流速を
抑えて圧力変動を小さくすることができ、トラップの破
封を抑えることができ、一管式排水管路においても100A
で6.5L/secと排水能力が向上する。
継手より胴部が大きくなっていて、内部に上部の立て管
及び横枝管からの排水に旋回流を与える羽根が設けられ
た特殊継手(例えば、積水化学工業(株)製商品名エス
ロンAD継手、久保田集合継手等)を用いて排水管と排
水管とを接続している。すなわち、このように特殊継手
を用いれば、継手部分で排水が羽根によって旋回力を与
えられ、管中央に空気芯をつくるとともに、管内流速を
抑えて圧力変動を小さくすることができ、トラップの破
封を抑えることができ、一管式排水管路においても100A
で6.5L/secと排水能力が向上する。
【0005】しかし、二管式排水管路に比べれば、まだ
まだその排水能力に問題がある。そこで、特開昭48−
100957号公報にみるように、管内壁面に水平断面
に対して所定の傾斜角度を以て形成した溝や突条を有す
る排水管が提案されている。すなわち、この排水管は、
螺旋状の溝或いは突条によって排水を螺旋状に旋回させ
ながら流下させ、管中央に空気芯をつくるようにして、
排水能力を高めるようにしている。
まだその排水能力に問題がある。そこで、特開昭48−
100957号公報にみるように、管内壁面に水平断面
に対して所定の傾斜角度を以て形成した溝や突条を有す
る排水管が提案されている。すなわち、この排水管は、
螺旋状の溝或いは突条によって排水を螺旋状に旋回させ
ながら流下させ、管中央に空気芯をつくるようにして、
排水能力を高めるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報の排
水管は、100mmの内径に対し30mm程度の深さの溝あ
るいは高さの突条が設けられており、流水断面が著しく
小さく管の詰まりが発生して却って排水能力が落ちたり
しやすい。また、突起がこのように大きいと成形が難し
く量産性に乏しいとともに、管の単位重量も重くなる。
水管は、100mmの内径に対し30mm程度の深さの溝あ
るいは高さの突条が設けられており、流水断面が著しく
小さく管の詰まりが発生して却って排水能力が落ちたり
しやすい。また、突起がこのように大きいと成形が難し
く量産性に乏しいとともに、管の単位重量も重くなる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みて、詰ま
り等がなく、常に、管中央に安定した空気芯を作ること
ができる排水管およびこの排水管を利用して形成される
排水能力の高い排水管路を提供することを目的としてい
る。
り等がなく、常に、管中央に安定した空気芯を作ること
ができる排水管およびこの排水管を利用して形成される
排水能力の高い排水管路を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1の発明にかかる排水管は、高さが管の口
径の0.5/100 〜7.0/100 、螺旋ピッチが管の口径の3〜
15倍で、管軸方向に対して所定の傾斜角度を持つ螺旋
状突条が管内壁面に沿って4〜25条形成されている構
成とした。
るために、第1の発明にかかる排水管は、高さが管の口
径の0.5/100 〜7.0/100 、螺旋ピッチが管の口径の3〜
15倍で、管軸方向に対して所定の傾斜角度を持つ螺旋
状突条が管内壁面に沿って4〜25条形成されている構
成とした。
【0009】上記構成において、排水管の材質は、特に
限定されないが、例えば、塩ビ管等の合成樹脂管, 鋳鉄
管, 塩ビライニング鋼管, 鋼管等が挙げられ、中でも耐
蝕性に優れ、軽量で、耐火建築物の場合、防火区画を貫
通できる薄肉塩ビライニング鋼管が特に好ましい。ま
た、突条の断面形状は、特に限定されないが、たとえ
ば、図1および図2に示すような形状を挙げることがで
きる。
限定されないが、例えば、塩ビ管等の合成樹脂管, 鋳鉄
管, 塩ビライニング鋼管, 鋼管等が挙げられ、中でも耐
蝕性に優れ、軽量で、耐火建築物の場合、防火区画を貫
通できる薄肉塩ビライニング鋼管が特に好ましい。ま
た、突条の断面形状は、特に限定されないが、たとえ
ば、図1および図2に示すような形状を挙げることがで
きる。
【0010】すなわち、図1のように三角形、図2
(a)のように半円形、図2(b)のように四角形、図
2(c)のように花びら形、図2(d)のように変形花
びら形、図2(e)のように傾斜半円形、図2(f)の
ように傾斜三角形、図2(g)のように傾斜四角形など
が挙げられる。一方、第2の発明にかかる排水管路は、
請求項1記載の排水管が旋回流を与える構造をもたない
継手または排水管の突条と同じ方向に旋回流を与える構
造を備えた継手を介して接続されている構成とした。
(a)のように半円形、図2(b)のように四角形、図
2(c)のように花びら形、図2(d)のように変形花
びら形、図2(e)のように傾斜半円形、図2(f)の
ように傾斜三角形、図2(g)のように傾斜四角形など
が挙げられる。一方、第2の発明にかかる排水管路は、
請求項1記載の排水管が旋回流を与える構造をもたない
継手または排水管の突条と同じ方向に旋回流を与える構
造を備えた継手を介して接続されている構成とした。
【0011】
【作用】上記構成によれば、この排水管を建築物の排水
用立て管として用いると、排水管に多量の排水を流して
も、排水は、常に突条に沿って螺旋状に旋回しながら流
下し、管中央部には、常に通気用空気芯が形成される。
しかも、突条によって管内流速が抑えられ、圧力変動を
小さくすることができる。
用立て管として用いると、排水管に多量の排水を流して
も、排水は、常に突条に沿って螺旋状に旋回しながら流
下し、管中央部には、常に通気用空気芯が形成される。
しかも、突条によって管内流速が抑えられ、圧力変動を
小さくすることができる。
【0012】また、この排水管を旋回流を与える構造を
もたない継手または排水管の突条と同じ方向に旋回流を
与える構造を備えた継手を介して接続して中層や高層建
築物の排水管路とすると、上方の排水管で螺旋突条によ
って旋回流になった排水は、継手の所で旋回を阻害され
ることなくつぎの排水管へ流下し、排水管路の中央部に
は、常に通気用空気芯が形成される。
もたない継手または排水管の突条と同じ方向に旋回流を
与える構造を備えた継手を介して接続して中層や高層建
築物の排水管路とすると、上方の排水管で螺旋突条によ
って旋回流になった排水は、継手の所で旋回を阻害され
ることなくつぎの排水管へ流下し、排水管路の中央部に
は、常に通気用空気芯が形成される。
【0013】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例をあらわす図
面を参照しつつ詳しく説明する。 (実施例1)突条高さが口径の3.0/100 ,螺旋突条ピッ
チが口径の7.5 倍、突条数が12条、突条の断面形状が
図1にみるような三角形の突条が内面に形成された三種
類の口径80A,100A,125Aの口径の排水管を用意した。
そして、図3(a)にみるように、各排水管1を対応す
る特殊継手(積水化学工業(株)製エスロンAD継手)
2を介して連結し図2に示す十階高さの一管式排水管路
Aをそれぞれ形成した。 (実施例2)通常の継手(積水化学工業(株)製エスロ
ンTM継手)3を用いた以外は、実施例1と同様にして
図3(b)に示す十階高さの一管式排水管路(伸長通気
方式)Bを形成した。 (実施例3)実施例1同様の排水管1を用意し、通常の
継手(積水化学工業(株)製エスロンTM継手)3を介
してて排水管1を接続し、図4に示す十階高さの二管式
排水管路Cを形成した。 (実施例4)螺旋突起ピッチを口径の3.0 倍とした以外
は実施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一
管式排水管路Aを形成した。 (実施例5)螺旋突起ピッチを口径の10.0倍とした以外
は実施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一
管式排水管路Aを形成した。 (実施例6)螺旋突起ピッチを口径の15.0倍とした以外
は実施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一
管式排水管路Aを形成した。 (実施例7)突起高さを口径の0.5/100 とした以外は実
施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一管式
排水管路Aを形成した。 (実施例8)突起高さを口径の7.0/100 とした以外は実
施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一管式
排水管路Aを形成した。 (実施例9)突起条数を4条とした以外は実施例1と同
様にして図3(a)に示す十階高さの一管式排水管路A
を形成した。 (実施例10)突起条数を24条とした以外は実施例1と同
様にして図3(a)に示す十階高さの一管式排水管路A
を形成した。 (比較例1)内面螺旋突条付きの排水管1に代えて螺旋
突起のない管を用いた以外は、実施例1と同様にして図
3(a)に示す十階高さの一管式排水管路Aを形成し
た。 (比較例2)内面螺旋突条付きの排水管1代えて螺旋突
起のない管を用いた以外は、実施例3と同様にして図4
に示す十階高さの二管式排水管路Cを形成した。 (比較例3)螺旋突起ピッチを口径の2.0 倍とした以外
は実施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一
管式排水管路Aを形成した。 (比較例4)突起高さを口径の8.0/100 とした以外は実
施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一管式
排水管路Aを形成した。 (比較例5)突起高さを口径の12.0/100とした以外は実
施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一管式
排水管路Aを形成した。 (比較例6)突起条数を3条とした以外は実施例1と同
様にして図3(a)に示す十階高さの一管式排水管路A
を形成した。 (比較例7)突起条数を27条とした以外は実施例1と同
様にして図3(a)に示す十階高さの一管式排水管路A
を形成した。
面を参照しつつ詳しく説明する。 (実施例1)突条高さが口径の3.0/100 ,螺旋突条ピッ
チが口径の7.5 倍、突条数が12条、突条の断面形状が
図1にみるような三角形の突条が内面に形成された三種
類の口径80A,100A,125Aの口径の排水管を用意した。
そして、図3(a)にみるように、各排水管1を対応す
る特殊継手(積水化学工業(株)製エスロンAD継手)
2を介して連結し図2に示す十階高さの一管式排水管路
Aをそれぞれ形成した。 (実施例2)通常の継手(積水化学工業(株)製エスロ
ンTM継手)3を用いた以外は、実施例1と同様にして
図3(b)に示す十階高さの一管式排水管路(伸長通気
方式)Bを形成した。 (実施例3)実施例1同様の排水管1を用意し、通常の
継手(積水化学工業(株)製エスロンTM継手)3を介
してて排水管1を接続し、図4に示す十階高さの二管式
排水管路Cを形成した。 (実施例4)螺旋突起ピッチを口径の3.0 倍とした以外
は実施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一
管式排水管路Aを形成した。 (実施例5)螺旋突起ピッチを口径の10.0倍とした以外
は実施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一
管式排水管路Aを形成した。 (実施例6)螺旋突起ピッチを口径の15.0倍とした以外
は実施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一
管式排水管路Aを形成した。 (実施例7)突起高さを口径の0.5/100 とした以外は実
施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一管式
排水管路Aを形成した。 (実施例8)突起高さを口径の7.0/100 とした以外は実
施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一管式
排水管路Aを形成した。 (実施例9)突起条数を4条とした以外は実施例1と同
様にして図3(a)に示す十階高さの一管式排水管路A
を形成した。 (実施例10)突起条数を24条とした以外は実施例1と同
様にして図3(a)に示す十階高さの一管式排水管路A
を形成した。 (比較例1)内面螺旋突条付きの排水管1に代えて螺旋
突起のない管を用いた以外は、実施例1と同様にして図
3(a)に示す十階高さの一管式排水管路Aを形成し
た。 (比較例2)内面螺旋突条付きの排水管1代えて螺旋突
起のない管を用いた以外は、実施例3と同様にして図4
に示す十階高さの二管式排水管路Cを形成した。 (比較例3)螺旋突起ピッチを口径の2.0 倍とした以外
は実施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一
管式排水管路Aを形成した。 (比較例4)突起高さを口径の8.0/100 とした以外は実
施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一管式
排水管路Aを形成した。 (比較例5)突起高さを口径の12.0/100とした以外は実
施例1と同様にして図3(a)に示す十階高さの一管式
排水管路Aを形成した。 (比較例6)突起条数を3条とした以外は実施例1と同
様にして図3(a)に示す十階高さの一管式排水管路A
を形成した。 (比較例7)突起条数を27条とした以外は実施例1と同
様にして図3(a)に示す十階高さの一管式排水管路A
を形成した。
【0014】上記実施例1〜10および比較例1〜7の排
水管路に図5にみるように、圧力計51および流量計5
2を取りつけておき、高架水槽53から水を排水管路に
流し、定常流排水実験を行い、それぞれについて許容流
量を測定した。その結果を表2〜表5に示す。なお、判
定基準は、トラップの推進(50mm以上)を考慮し、管
内圧力の変動を±25mmaq以内とした。
水管路に図5にみるように、圧力計51および流量計5
2を取りつけておき、高架水槽53から水を排水管路に
流し、定常流排水実験を行い、それぞれについて許容流
量を測定した。その結果を表2〜表5に示す。なお、判
定基準は、トラップの推進(50mm以上)を考慮し、管
内圧力の変動を±25mmaq以内とした。
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】
【表5】
【0019】表2〜5から、実施例の排水管を用いて排
水管路を形成するようにすれば、通気管なしの一管式で
も従来の管を用いた二管式の排水管路よりも排水能力を
向上できることが判る。因に、実施例1の口径100Aの排
水管1と特殊継手2を用いた排水管路Aに各階で2戸分
すべての排水が流れ込むようにしたとき、DINルート
法による許容階高は、48階であったのに対し、突起な
しの管を用いた排水管路では、15階であった。
水管路を形成するようにすれば、通気管なしの一管式で
も従来の管を用いた二管式の排水管路よりも排水能力を
向上できることが判る。因に、実施例1の口径100Aの排
水管1と特殊継手2を用いた排水管路Aに各階で2戸分
すべての排水が流れ込むようにしたとき、DINルート
法による許容階高は、48階であったのに対し、突起な
しの管を用いた排水管路では、15階であった。
【0020】また、突起の断面形状を実施例1の三角形
型に代えて半円型としたが、排水性能は三角形型の断面
形状のものと差が見られなかった。
型に代えて半円型としたが、排水性能は三角形型の断面
形状のものと差が見られなかった。
【0021】
【発明の効果】第1の発明にかかる排水管は、以上のよ
うに、排水を旋回流にして流下させ、つねに、管中央あ
るいは管路中央に空気芯を形成するため、二管式の半分
の配管スペースで二管式排水管路よりも排水性能を向上
させることができる。従って、配管コストを減少させる
ことができるとともに、配管作業工数も減少させること
ができる。
うに、排水を旋回流にして流下させ、つねに、管中央あ
るいは管路中央に空気芯を形成するため、二管式の半分
の配管スペースで二管式排水管路よりも排水性能を向上
させることができる。従って、配管コストを減少させる
ことができるとともに、配管作業工数も減少させること
ができる。
【0022】また、より高層階の建物にも使用すること
ができる。さらに、排水を旋回流とすることで排水が管
壁に沿って流れ排水とともに流れる汚物等の固形物の落
下音のピークを減少させることができる。また、第2の
発明にかかる排水管路は、上記第1の発明にかかる排水
管によって旋回流とされた排水を継手部分で阻害するこ
となく次の排水管へ送り、排水管による効果をより効率
よく発揮させることができる。
ができる。さらに、排水を旋回流とすることで排水が管
壁に沿って流れ排水とともに流れる汚物等の固形物の落
下音のピークを減少させることができる。また、第2の
発明にかかる排水管路は、上記第1の発明にかかる排水
管によって旋回流とされた排水を継手部分で阻害するこ
となく次の排水管へ送り、排水管による効果をより効率
よく発揮させることができる。
【図1】本発明にかかる排水管の1実施例をあらわす断
面図である。
面図である。
【図2】螺旋突起の断面形状の他の例をあらわす説明図
である。
である。
【図3】本発明にかかる排水管と継手とを用いた一管式
排水管路の1例をあらわす配管図であって、同図(a)
は特殊継手を用いたもの、同図(b)は通常の継手を用
いたものをあらわす。
排水管路の1例をあらわす配管図であって、同図(a)
は特殊継手を用いたもの、同図(b)は通常の継手を用
いたものをあらわす。
【図4】本発明にかかる排水管と継手とを用いた二管式
排水管路の1例をあらわす配管図である。
排水管路の1例をあらわす配管図である。
【図5】実施例および比較例の排水管路の許容流量を調
べるのに用いた実験排水管路の配管図である。
べるのに用いた実験排水管路の配管図である。
A 排水管路 B 排水管路 C 排水管路 1 排水管 2 特殊継手 3 継手
Claims (2)
- 【請求項1】高さが管の口径の0.5/100 〜7.0/100 、螺
旋ピッチが管の口径の3〜15倍で、管軸方向に対して
所定の傾斜角度を持つ螺旋状突条が管内壁面に沿って4
〜25条形成されている排水管。 - 【請求項2】請求項1記載の排水管が、旋回流を与える
構造をもたない継手または排水管の突条と同じ方向に旋
回流を与える構造を備えた継手を介して接続されている
ことを特徴とする排水管路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132320A JPH05321308A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 排水管及び排水管路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132320A JPH05321308A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 排水管及び排水管路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05321308A true JPH05321308A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15078562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4132320A Pending JPH05321308A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 排水管及び排水管路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05321308A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009097610A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Yuan Mei Corp | 導水接続管構造 |
CN106402566A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-15 | 安徽金洁塑业有限公司 | 中孔螺旋管 |
CN114857390A (zh) * | 2022-06-09 | 2022-08-05 | 集美大学 | 一种具有花瓣形结构的弯管 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4132320A patent/JPH05321308A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009097610A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Yuan Mei Corp | 導水接続管構造 |
CN106402566A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-15 | 安徽金洁塑业有限公司 | 中孔螺旋管 |
CN114857390A (zh) * | 2022-06-09 | 2022-08-05 | 集美大学 | 一种具有花瓣形结构的弯管 |
CN114857390B (zh) * | 2022-06-09 | 2024-03-29 | 集美大学 | 一种具有花瓣形结构的弯管 |
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