JPH0532080B2 - - Google Patents

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JPH0532080B2
JPH0532080B2 JP11053288A JP11053288A JPH0532080B2 JP H0532080 B2 JPH0532080 B2 JP H0532080B2 JP 11053288 A JP11053288 A JP 11053288A JP 11053288 A JP11053288 A JP 11053288A JP H0532080 B2 JPH0532080 B2 JP H0532080B2
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JP
Japan
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spring
washing
coil spring
boss
tub
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JP11053288A
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Hiroshi Oosugi
Hiroshi Agata
Takashi Ishino
Hiroyuki Yamamoto
Masahiro Shimazaki
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洗濯機の駆動装置に係り、特に、コ
イルスプリングの振動を防止するに好適な駆動装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来の駆動装置は、特開昭62−172995号に記載
のように、洗濯兼脱水槽と一体的に回転する中空
軸の外周部に、コイルスプリングを締代を有して
設け、コイルスプリングの端部は、非回転部に固
定することにより、コイルスプリングの締まり方
向には、スプリングが巻きつき、中空軸の回転を
防止し、コイルスプリングの緩み方向には、中空
軸の回転に対するするブレーキ機能を有してい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、中空軸が、コイルスプリング
の緩み方向に回転した場合には、コイルスプリン
グは自由状態となり、中空軸の寸法精度、表面の
凹凸等により、中空軸の回転振動が、コイルスプ
リングに励起され、コイルスプリングが振動し、
異音が発生する問題があつた。
本発明の目的は、このコイルスプリングの振動
を防止することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、コイルスプリングを外側より押し
つけ、コイルスプリングの自励振動を防止するこ
とにより、達成される。
〔作用〕
コイルスプリングの外側に、常時押しつけ力を
有して圧接する押えばねを設けることにより、コ
イルスプリングの自励振動を防止する。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図において、鋼板製でかつ箱形の外枠1内に
は、吊り棒2及び防振ばね3によつて合成樹脂製
の外槽4を防振支持する。外槽4の側壁には、吊
り棒2及び防振ばね3を取り付けるリブ4aを形
成する。外槽4内には、横断面形状がほぼ円形で
かつ合成樹脂製の洗濯兼脱水槽5を設ける。洗濯
兼脱水槽5の上端には、合成樹脂製のバランスリ
ング6を摩擦溶着により取り付ける。洗濯兼脱水
槽5内の側壁には、多数の縦溝5aを等間隔に設
ける。縦溝5aには、多数の脱水孔5bを設け
る。洗濯兼脱水槽5の内底中央には、後述する大
形の回転翼7を設置する凹部5cを形成する。洗
濯兼脱水槽5の外側壁及び外底部には、多数の補
強リブ5dを形成する。
外槽4の上端には、外槽4と洗濯兼脱水槽5と
の間に洗濯物が落下するのを防止するために、合
成樹脂製の槽カバー8を固定する。外槽4の外底
部には、排水装置9と、回転翼7及び洗濯兼脱水
槽5を回転させるための駆動装置10とを、鋼板
製の支持金具11を介して取り付ける。支持金具
11は、第2図に示すように、ほぼ箱形状になつ
ており、ねじ等によつて外槽4の外底部に固定す
る。
排水装置9は、外槽4の内底部に連結した排水
弁12と、この排水弁12に連結した排水ホース
13とを備えている。排水弁12の開閉は、小形
同期モータ12aによつて作動するレバー12b
により行われる。排水弁12は、第2図に示すよ
うに、ねじ12cによつて支持金具11に取り付
ける。排水ホース13は、外枠1の側壁下部ある
いは、ベース301に設けた穴14を通した外枠
1外に延在させる。
駆動装置10は、第1図に示すようにクラツチ
機構16を内蔵し、洗濯機用モーター15の駆動
力を伝達機構18を介して受け、回転翼7と洗濯
兼脱水槽5をに選択的に駆動する。
更に、駆動装置10は、後で詳しく説明するク
ラツチ機構16とブレーキ機構18と減速機構1
9とを備えている。洗濯機用モーター15は、第
2図に示すようにねじ15aによつて支持金具1
1に固定する。
伝達機構17は、洗濯機用モーター15の回転
軸に固定した第1プーリー17aと、クラツチ機
構16の下方に配置した第2プーリー17bと、
第1プーリー17a及び第2プーリー17bに巻
き付けたベルト17cとを備えている。
駆動装置10の詳細を、第3図〜第6図を用い
て説明する。上ケース101は上ベアリング10
2を介して、洗濯槽シヤフト103を軸支してい
る。ばね掛けピン104は、加締等の手段により
上ケース101に固定されている。コイルスプリ
ング105は洗濯時の洗濯兼脱水槽5の回動を係
止するものであり、洗濯兼脱水槽5を衣類投入口
20a側から見た場合、左回転に対しては締まり
側、右回転に対しては緩み側となるように洗濯槽
シヤフト103に圧入されシヤフト103と一体
になつた減速ギヤケース147のボス部に巻き付
いている。コイルスプリング105はアーム部1
06、ピン係止部107を有し、ピン係止部は第
4図に示す如く構成されている。即ちコイルスプ
リング105の一端はフツク部108を有してい
る。このフツク部108の内径d1はコイルスプリ
ング105の線径の2倍以上とする。上当板10
9、下当板110はそれぞれ溝部111、溝部1
12を有し、この溝の形状は、コイルスプリング
105のフツク部108の形状に沿い、しかもフ
ツクの外殻形状より少し小さい形状に形成されて
いる。これは、洗濯槽シヤフト103が左回転し
た場合、アーム部106に引張力Pが発生する
が、これがフツク部108に伝達された場合、溝
部111、溝部112との間にガタがあつた場
合、第4図のア点にP×d1/2の曲げモーメントが 発生し、引張力Pが大きくなくても過大な曲げ応
力が発生し、疲労破壊の原因となる。このためフ
ツク部108の内、外周を固定して変形を阻止
し、曲げ応力の発生を防止するものである。ブレ
ーキ板114は、外周に一体成形されたライニン
グ115を有している。ブレーキ板114は、ボ
ス116と係合部117で係合している。ブレー
キ板114は、ブレーキ当板118、ブレーキ押
しばね119、ばね用ボルト120にて、ブレー
キ当板118及び下ケース121に圧接されてい
る。ブレーキ当板118より一体的に下方に延び
た下アーム部122には、ソレノイド123が支
持されている。ボス124は、減速ギヤケースを
兼用した下シヤフト125とスプライン部126
で係合している。ボス124は下端面に逆U字状
に切欠れたばね係合部127を有し、この係合部
127にはクラツチスプリング129の内側に向
いた折曲げ部131が係合している。ボス116
とボス124の外周にはクラツチスプリング12
9が両者にまたがつて巻付けられている。このク
ラツチスプリング129はボス116、ボス12
4に対しては、締め代のない状態で係合してい
る。更にボス124は、ギヤシヤフト141に固
着したボス138と同じ直径の外周面を有する第
2のボス部を有し、第2のボス部とボス138に
またがつてクラツチスプリング128が巻回され
ている。スプリングカラー130は、クラツチス
プリング129の外周に設けられ、外周部に操作
バンド137が自己の弾性力にて巻着している。
操作バンド137の外側表面は静電植毛等によ
り、合成繊維等を付着させ、操作バンド137と
スプリングカラー130の摺動トルクを安定させ
る。スプリングカラー130の下部にはスプリン
グ係合溝133がありクラツチスプリング128
の係合部135と係合し、スプリングカラー13
0の上部には複数個のスプリング係合溝134を
有している。これはスプリングカラー130を組
込む時、クラツチスプリング128の係合部13
5とクラツチスプリング129の係合部136の
立上りを位置決めする必要がないよう15°間隔で
スプリング係合溝134を設けクラツチスプリン
グ129の係合部136と当接する溝と係合させ
る作業性の向上を図つている。
クラツチスプリング128はボス124とプー
リボス138に若干の締め代を有しながら巻回さ
れ、その上端は軸方向に立上げボス124の長穴
139に係合されクラツチスプリング128のス
リツプを防止する。
次に動作について説明する。洗濯時、まず第2
プーリー17bがQ方向(第5図)に回転する場
合にはクラツチスプリング128はゆるみ方向と
なるため動力は下シヤフト125には伝達され
ず、第2プーリー17bの回転はギヤシヤフト1
41、減速ギヤ142、翼シヤフト143を通し
て攪拌翼7に伝達される。この時、洗濯兼脱水槽
5も慣性により回転しようとするが、洗濯兼脱水
槽5は底部のフランジ144を通して洗濯槽シヤ
フト103にナツト145により固定されている
ため、シヤフト103がQ方向に回転しようとし
ても、この方向はコイルスプリング105の締め
付け方向となり、回動を防止する。
第2プーリー17bがR方向に回転した場合に
は、クラツチスプリング128は締まり方向とな
るが、ソレノイド123のプランジヤー123a
と操作バンド137の立上り部137aが係合
し、スプリングカラー130を係止させる。この
時、クラツチスプリング128の係合部135
は、スプリングカラー130のスプリング係合溝
133の端部130aに係止され、スプリングは
ゆるみ下シヤフト125には駆動力は伝達され
ず、攪拌翼7のみ伝達される。この時コイルスプ
リング105はゆるみ方向となるため動作しない
が、洗濯槽シヤフト103と一体的に結合された
下シヤフト125、さらにスプライン部126を
介してボス124に洗濯兼脱水槽5の回転力は伝
達される。この時クラツチスプリング129の折
曲げ部131とボス124のスプリング係合部1
27が係合しているため、クラツチスプリング1
29はボス124、ボス116の外周に巻きつ
き、ボス116の係合部117を介してブレーキ
板114に伝達され回動を防止する。
次に脱水時には、まずソレノイド123に通電
され、プランジヤー123aを吸引し、操作バン
ド137の係合を解除し、スプリングカラー13
0をフリー状態とする。この時第2プーリー17
bをR方向に回転することにより、クラツチスプ
リング128はしまり方向となり、プーリーボス
138、ボスを介して下シヤフト125、洗濯槽
シヤフト103に回転は伝達され、洗濯兼脱水槽
5を高速回転させる。
この時、クラツチスプリング129はスプリン
グカラー130と一体的に回転するが、締め代が
ない状態で係合しているためボス116には巻き
つかずブレーキは動作しない。また、コイルスプ
リング105はゆるみ方向となり、洗濯槽シヤフ
ト103の回転を拘束することはない。このと
き、コイルスプリング105は、ギアケース14
7のボス部との間で滑りが生じている訳である
が、シヤフト103と一体のボス部の表面状態、
偏芯等の影響を受け、自励振動がおこりやすく、
振動の発生とともに異常音が発生する。
そこで本発明においては、第7図に示すように
コイルスプリング105の外周部に、合成樹脂等
から成るグリースカツプ150を設け、グリース
カツプ150の内部には放射状のリブ152を有
し、グリースを保持することにより、摺動時の、
摩耗を低減すると共に、グリースカツプ150の
外側には、ばね掛けピン104に軸支され、グリ
ースカツプ150を一方向に偏心するように押し
つける押えばね151を設ける。この押えばね1
51はグリースカツプ150を介し、その内側の
コイルスプリング105を一方向に偏心するよう
に押し付けるのでコイルスプリング105が自励
振動することを防止し、異音の発生を防止する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、コイルスプリングの振動を防
止できるので、コイルスプリングの緩み方向に軸
が回転しても、コイルスプリングの自励振動を押
え、異音発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の洗濯機の縦断面
図、第2図は底部からの斜視図、第3図〜第7図
はクラツチ詳細図である。 105……コイルスプリング、150……グリ
ースカツプ、151……押えばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 底部に回転翼を有する洗濯兼脱水槽と、前記
    洗濯兼脱水槽を回転自在に内包する外槽と、前記
    外槽を外枠より防振支持する支持装置と、駆動装
    置より成る脱水洗濯機において、前記駆動装置
    は、前記洗濯兼脱水槽と一体的に回転する中空軸
    を有し、前記中空軸の回転を前記中空軸の外周に
    設けその一端を非回転部に固定したコイルスプリ
    ングを用いて一方向のみ回転を許すように構成
    し、前記コイルスプリングの外周部にコイルスプ
    リングを一方向に偏心させるように押し付け力を
    付加する押えばねを設けたことを特徴とする洗濯
    機の駆動装置。
JP11053288A 1988-05-09 1988-05-09 洗濯機の駆動装置 Granted JPH01284296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11053288A JPH01284296A (ja) 1988-05-09 1988-05-09 洗濯機の駆動装置

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JPH01284296A JPH01284296A (ja) 1989-11-15
JPH0532080B2 true JPH0532080B2 (ja) 1993-05-14

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