JPH0532048Y2 - - Google Patents

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JPH0532048Y2
JPH0532048Y2 JP10312587U JP10312587U JPH0532048Y2 JP H0532048 Y2 JPH0532048 Y2 JP H0532048Y2 JP 10312587 U JP10312587 U JP 10312587U JP 10312587 U JP10312587 U JP 10312587U JP H0532048 Y2 JPH0532048 Y2 JP H0532048Y2
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brush
dust
raised
suction port
rotor
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は起毛ブラシ付ロータをもつ電気掃除機
の床ノズルに関するものである。
従来の技術 従来、電気掃除機の床ノズルは、床、畳または
カーペツト上の塵埃を掻き上げて、掃除機本体に
吸引させるために、特公昭59−52548号公報に示
されるような構成が一般的であつた。また特公昭
52−6036号公報に示されるものも発明されてい
る。以下その構成について第2図および第3図を
参照して説明する。
第2図に示す床ノズルは、床ノズル本体1の下
方にある吸込口2の前後に床上の塵埃を掻き上げ
るためのブラシ体3を備えたものである。そし
て、ブラシ体3は床面の種類に応じて上下に位置
調整ができるように保持体4に保持されている。
なお、5は掃除機本体の吸引側へ連通される吸込
継手で、6は床ノズル本体を支えるローラであ
る。
また第3図に示すものは、掃除用アタツチメン
トノズルでノズル本体7の内部中央にロータ8
と、そのロータ8に対して一定距離をおいて沿う
弧状内面9aを有する周辺体9とを備えている。
そしてロータ8の外周および周辺体9の弧状内面
9aには、それぞれ傾斜させた起毛ブラシ10を
設けて、床面等の塵埃を掻き上げる構成としてい
る。なお図中の矢線は吸引気流の流れを示してい
る。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら第2図に示すような従来の電気掃
除機の床ノズルでは、カーペツト上では操作性を
良くするためにブラシ体3がカーペツトに食い込
まないように内側に移動させて用いるようになつ
ている。このためカーペツト上の糸屑などの繊維
性の塵は吸引力とブラシ体3のわずかな掻き取り
のみでは十分に捕捉できず、カーペツト上に塵が
残ることが多く、十分な性能でなかつた。またブ
ラシ体に引つかかつた糸屑が吸引されずにブラシ
体に付着したままになつて、大変不衛生であると
いう問題があつた。
また第3図に示した例ではカーペツトの種類や
人の力の入れ方のばらつきなどにより起毛ブラシ
9がカーペツトにくいこんでノズルを動かすのに
必要な操作力が極端に大きくなつてしまい非常に
使いずらい場合があつた。また畳上や床根上を掃
除する際は、起毛ブラシ9による操作性の面や砂
塵が起毛ブラシ9に付着することにより畳や床に
傷を付ける等の問題のため使用することができな
かつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
種々の床状態でも糸塵などの塵が捕捉しやすい電
気掃除機の床ノズルを提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案の電気掃除
機の床ノズルは、吸込口と、この吸込口から電気
掃除機本体へ至る通気路と、前記吸込口の後方に
隔離して形成され上部に前記通気路と連通する孔
を有し、かつ下部が開口した塵埃捕集部屋と、前
記塵埃捕集部屋に配設されて外周の一部に起毛ブ
ラシと外方に突出した回り止め用の突起を有する
ローターと、前記塵埃捕集部屋の後方内面に設け
られ、上記起毛ブラシで掻取られた塵埃を捕集す
る起毛部を表面に持つ掻取板と、前記塵埃捕集部
屋の両側に設けた一対のローラーとを有し、前記
ロータの起毛ブラシの最下端は前記ローラーの最
下端よりわずかに上方に位置させてなるものであ
る。
作 用 上記構成においてロータの起毛ブラシの最下端
はローラの最下端より上方に位置しているため、
カーペツト上では起毛ブラシが必要以上に食い込
むことがなく、操作性が良く糸塵が掃除できると
ともに、また畳上や床面上を掃除する際は、起毛
ブラシが床に接触しないので操作性が悪くなら
ず、起毛ブラシに砂塵が付着して床面に傷をつけ
ることはない。
実施例 以下本考案の一実施例について第1図を参照し
て説明する。
本実施例の電気掃除機の床ノズルは、床ノズル
の本体11の前方下部に吸込口12を設け、その
吸込口12は本体11内に形成された通気路13
と連通している。また吸込口12の前後両側の本
体11の内部に本体11の下側に口が開いた開口
部屋14,15を設け、その開口部屋14,15
にそれぞれブラシ体16,17を配設している。
それらブラシ体16,17はそれぞれ上下動可能
なブラシ調整体18,19に取付けられている。
したがつて、ブラシ体16,17のブラシ部16
a,17aはブラシ調整体18,19の上下動に
ともなつて床ノズルの本体11の下方に出没する
ものである。
吸込口12の後方には床ノズルの本体11を支
える一対のローラ20があり、その一対のローラ
20間には吸引口12より離隔した下部開口の塵
埃捕集部屋21が設けている。その塵埃捕集部屋
21内にはロータ22と掻取板23を配設し、そ
れぞれロータ22および掻取板23に起毛ブラシ
24,25を装着するとともに、ロータ22には
回り止めをする突起26を設け、掻取板23はば
ね(図示せず)等によりロータ22側に付勢して
いる。
また塵埃捕集部屋21の上部には通気路13と
連通する孔27を設け、さらに通気路13の内面
に孔27を開閉するための遮閉板28を設ける。
その遮閉板28は、床ノズル本体11の外部に形
成されたレバー(図示せず)で操作され、前記レ
バーはブラシ調整体18,19の上下運動も同時
に操作できるようになつている。
上記構成の動作を説明すると、ブラシ体16,
17は被掃除面の状態に応じてそれらのブラシ1
6a,17aの出代が調整されるもので、たとえ
ば、被掃除面がカーペツトの場合は没状態に、畳
などの被掃除面で強い吸い込み力を得たい場合は
中程度の出代に、また弱い吸い込み力を得たい場
合には最大の出代にそれぞれ前記レバーを調節す
ることで設定されるものである。
床面や畳面より塵埃は、吸込口12から床ノズ
ルの本体11内に流入し、通気路13を経て吸込
継手29から流動して電気掃除機本体(図示せ
ず)へと流れるものである。
ところでカーペツト上の掃除をするときは、前
記レバーの操作でブラシ16a,17aは最上部
に上がつた状態にされる。この際遮閉板28も同
時に操作されて塵埃捕集部屋21の上部の孔27
は開かれた状態とされ、塵埃捕集部屋21と通気
路13は連通するため、塵埃捕集部屋21で捕捉
された糸屑等の繊維塵埃は通気路13中に勢いよ
く吸引される。
以下、塵埃捕集部屋21での糸屑の捕捉状況を
説明する。
床ノズルの本体11を引いているとき、ロータ
22の突起26はカーペツトにかかり前方に回動
し、第1図のように起毛ブラシ24が露出する。
この起毛ブラシ24に糸屑が捕捉されていく。そ
の後本体11を押すとき、突起が後方へ回り、起
毛ブラシ24は内部に入り込み掻取板23の起毛
ブラシ25に対面する。さらに床ノズルの本体1
1が押されたとき再度突起26が前方に回り、起
毛ブラシ24は露出するが、回動する際、起毛ブ
ラシ25に糸屑が掻取られ、露出した起毛ブラシ
24には糸屑は残らず、新たな状態で集塵でき、
かつ衛生的である。
また起毛ブラシ25に付着した糸屑は吸引力に
より通気路13中に勢いよく吸引され、塵埃捕集
部屋21に塵埃が多く滞留することもない。
特に一対のローラ20間に塵埃捕集部屋21を
設けているのでカーペツト上で掃除をするときは
起毛ブラシ24が必要以上にカーペツトに食い込
むことがなく、操作性が良く糸塵が掃除できると
ともに、また畳上や床面上を掃除する際は、ロー
ラ20によりしつかり支持されているので起毛ブ
ラシ24が床に接触せず、操作性も悪くならず、
起毛ブラシ24に砂塵が付着して床面等に傷つけ
る等の問題もなく使用することができる。
なお塵埃捕集部屋21より気流がながれる際、
吸込口12より流れる塵埃が減少するが、塵埃捕
集部屋21での洩れ分は集塵性能に影響を及ぼす
ほど必要でなく、ローラ20間に塵埃捕集部屋2
1を設けることにより糸屑の補集性能が上がると
ともにカーペツト上でも床、畳上でも操作性が良
く全体として非常に使いやすくなる。
考案の効果 以上説明したように本考案の電気掃除機の床ノ
ズルは、吸込口の通気路と連通する塵埃捕集部屋
に外周の一部に起毛ブラシと外方に突出した回り
止め用の突起を有するローターと、前記塵埃捕集
部屋の後方内面に設けられて上記起毛ブラシで掻
取られた塵埃を補集する起毛部を表面に持つ掻取
板とを配設し、前記塵埃捕集部屋の両側には一対
のローラーを設けるとともに、前記ロータの起毛
ブラシの最下端はこのローラーの最下端よりわず
かに上方に位置させたことにより、カーペツト上
で掃除をするときは起毛ブラシが必要以上にカー
ペツトに食い込むことがなく、操作性が良く、糸
塵が掃除できるとともに、また畳上や床面上を掃
除する際は、前記ロータがローラによりしつかり
支持させているので起毛ブラシが床に接触せず、
操作性も悪くならず、砂塵付着による傷つき等の
問題もなく使用することができ、清潔な表面集塵
性能を確保できる。しかも、その構造は塵埃捕集
部屋を一対のローラ間に設けるという簡単な構成
で達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す床ノズルの縦断
面図、第2図は従来例を示す床ノズルの縦断面
図、第3図は他の従来例を示すアタツチメントノ
ズルの縦断面図である。 11……床ノズルの本体、12……吸込口、1
3……通気路、20……ローラ、21……塵埃捕
集部屋、22……ロータ、23……掻取板、2
4,25……起毛ブラシ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸込口と、この吸込口から電気掃除機本体へ至
    る通気路と、前記吸込口の後方に隔離して形成さ
    れ上部に前記通気路と連通する孔を有し、かつ下
    部が開口した塵埃捕集部屋と、前記塵埃捕集部屋
    に配設されて外周の一部に起毛ブラシと外方に突
    出した回り止め用の突起を有するローターと、前
    記塵埃捕集部屋の後方内面に設けられ、上記起毛
    ブラシで掻取られた塵埃を捕集する起毛部を表面
    に持つ掻取板と、前記塵埃捕集部屋の両側に設け
    た一対のローラーとを有し、前記ロータの起毛ブ
    ラシの最下端は前記ローラーの最下端よりわずか
    に上方に位置させてなる電気掃除機の床ノズル。
JP10312587U 1987-07-03 1987-07-03 Expired - Lifetime JPH0532048Y2 (ja)

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JP10312587U JPH0532048Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

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Publication Number Publication Date
JPS648357U JPS648357U (ja) 1989-01-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7365891B2 (ja) * 2019-12-18 2023-10-20 東芝ライフスタイル株式会社 吸込口体および電気掃除機

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JPS648357U (ja) 1989-01-18

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