JPH0532042B2 - - Google Patents

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JPH0532042B2
JPH0532042B2 JP58042296A JP4229683A JPH0532042B2 JP H0532042 B2 JPH0532042 B2 JP H0532042B2 JP 58042296 A JP58042296 A JP 58042296A JP 4229683 A JP4229683 A JP 4229683A JP H0532042 B2 JPH0532042 B2 JP H0532042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
window
printed circuit
hair dryer
heater
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58042296A
Other languages
English (en)
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JPS59168807A (ja
Inventor
Yoshiaki Takeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP4229683A priority Critical patent/JPS59168807A/ja
Publication of JPS59168807A publication Critical patent/JPS59168807A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はヘアードライヤーの構造に係り、特に
ヘアードライヤーに好適なヒーターまわりの構造
の改良に関する。
〔従来技術〕
ヘアードライヤーにおいても価格競争が激しく
安く作るための種々の方策が考じられている。そ
の中でもヒーター部はヘアードライヤーの価格の
30%を含めることから全面的な見直しが各社で行
なわれ技術的にも実用化できる方式をいくつか持
つている。その一例として第7図及び第8図に示
すものがあるが、このヘアードライヤーは風量及
び熱量を無段階に任意に調整できるようにしたこ
とを特徴としているが、ヒーター部に工夫をこら
している。ヒーター部の構造は耐熱性のあるパイ
プを基本に構成され、パイプの外周に6枚のマイ
カ基板を等間隔に樹立させその外周にヒーター線
を巻装している。またパイプの内面には風量及び
熱量を無段階に調整させるための電子部品を乗せ
たプリント基板を設けている。温度過昇防止装置
はパイプの外周表面に固定している。
しかし、このヒーター構成であるとマイカ基板
6枚などを含め構成部品点数が多く組立工数が増
えたり、パイプの外周表面に温度過昇防止装置
(サーモスタツト及び温度ヒユーズなど)を取り
付けることがヒーター線の熱に敏感に反応させる
ために必要条件となることから部品の取付け、又
は電気的な接続が複雑になり、ヒーター部の組立
を機械化することは不可能で価格的に高価なもの
となつてしまう欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は従来品を部品点数、構成及びヒ
ーターとしての必要性能の確保の点から総合的に
見直し、構造を最大限に簡略化することで組立を
機械化し安価で、しかも温度過昇防止装置が敏感
に反応し、風切り音や乱流の発生もないヘアード
ライヤーを提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、従来品の欠点を克服するためになさ
れたもので、本体ケースに発熱装置および送風装
置を内蔵するヘアードライヤーにおいて、後部側
端面に窓部を形成したコ字状の2枚の基板を十字
状に組み合わせて、その外周に基板前端側から窓
部にわたつてヒーター線を巻装し、温度過昇防止
装置及び雑防、整流電子部品を乗せたプリント基
板を上記基板の窓部内に配置して、少なくとも温
度過昇防止装置を窓部内のヒーター線巻回領域内
に位置するよう配置するとともに、基板の窓部後
端部に配されるフアン駆動用モーターの外形延長
線領域内に、上記プリント基板及び搭載部品が収
まるよう配置したことで、搭載部品を一括して乗
せたプリント基板とヒーター線のみを巻回して構
成した十字状基板とを後で組み合わせるため構造
は簡略化し、ヒーター線組付けの機械化を可能に
でき、しかもヘアードライヤー組立製作後におけ
る実用試験時あるいは使用時に、電子部品の不具
合やヒーター線断線等が見つかつても、プリント
基板あるいは十字状基板ごとに交換すれば良く、
メインテナンスの点においても非常に簡単かつ効
果的である。さらに温度過昇防止装置が十字に組
合わせたマイカ基板の外周に巻装されたヒーター
線の熱を直接受け易い構成とできることから、ヘ
アードライヤーの誤使用などによるヒーター線の
発する熱の変化にも敏感に対応でき、またプリン
ト基板上の搭載部品が風の流れに影響を与えにく
い構成としたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図、第
3図、第4図、第5図、第6図により説明する
と、1は本体ケースで36のハンドルと回転自在
に連結され、内部に送風装置2及び発熱装置5と
発熱装置5を囲むヒーターカバー26を設け、ヒ
ーターカバー26の外周と本体ケース1の内面に
円周空間27を形成している。又、本体ケース1
の前部にはノズル28が前記の円周空間27を摺
動及び回転(ノズル28が本体ケース1の前端面
34の前にある時のみ)自在になるように取付け
られている。ノズル28は2部材で構成し、内側
にナイロン又はポリカーボネートなどの樹脂で成
形されたノズル基材29とノズル器材29の表面
を覆うゴムで成形されたノズルカバー31とから
成つている。ノズル基材29には対地したU字開
口部30を設け、又ノズルカバー31の側面には
操作突起32が設けられ、ゴム材にはゴム硬度40
〜50のシリコンゴムを使用し、操作突起32を除
き平均肉厚を0.5〜1.0mmとしてある。
さらに、本体ケース1の側面にはU字状の切欠
部33を設け、前記操作突起32がこのU字状の
切欠部33を摺動するようにしてある。
送風装置2は整流翼42、モーター3及びフア
ン43から成り、モーター3のシヤフトにフアン
43を圧入し整流翼42の中央部に固定し、送風
装置2としては、整流翼42の外周面を利用して
本体ケース1の内面に嵌合固定されるようになつ
ている。モーター3の後端面には導電端子4が2
ケ出ている。
発熱装置5は送風装置2の前にあり、後部側端
面に窓部8,9をそれぞれ形成したコ字状の2枚
のマイカ基板6,7を十字に組み、その外周に、
マイカ基板6,7前端側から窓部8,9中途部に
わたつてヒーター線10を巻回装着して形成して
ある。そしておのおのマイカ基板6,7の端面窓
部8,9内に、温度過昇防止装置(サーモスタツ
ト14及び温度ヒユーズ)、雑音防止電子部品
(フイルムコンデンサー18及びチヨークコイル
19)及び整流電子部品(シリコン整流器17及
びシリコンダイオード16)を乗せ、銅箔パター
ン13をプリントしたプリント基板11を送風方
向と平行に、また前方から見て十字に組み合わせ
たマイカ基板とある角度θが得られるように設け
てある。プリント基板11の一端に設けた細溝1
2はぜ前記モーター3の後端部の導電端子4と、
又サーモスタツト14の固定片44はマイカ基板
6,7の外周に巻装したヒーター線10の一端を
固定している圧着端子45と、それぞれ嵌合固定
され電気的に接続されるようになつている。
プリント基板11への部品の搭載は、モーター
3側寄りに雑音防止及び整流電子部品が、反対側
寄りに温度過昇防止装置と電圧降下用抵抗20が
位置するようにし、特に第1図で示すように、少
なくとも上記温度過昇防止装置(サーモスタツト
14と温度ヒユーズ15)は窓部8,9内のヒー
ター線巻回領域内に位置するよう配置されてい
る。また電圧降下用抵抗20とサーモスタツト1
4はプリント基板11の側端面寄り(ヒーター線
10に近づく位置)に対地させ、さらに温度ヒユ
ーズ15は電圧降下用抵抗20とサーモスタツト
14の間に位置するようにしてある。又温度ヒユ
ーズ15には糸ヒユーズを使用し、一端をシリコ
ンダイオード16のリード線部に溶解固定してあ
る。
電圧降下用抵抗20はマイカ板21の表面にニ
クロム線24を巻装し、ニクロム線24の端末を
それぞれプリント基板11に設けられた切欠部2
2,23に軟銅線25と一緒に巻き、その表面を
ハンダで接合させたものである。電圧降下用抵抗
20のプリント基板11への取付けはプリント基
板11の一側端面の段部の板厚分(銅箔パターン
13を含む)をマイカ板21の切欠部22に圧入
することで行ない、電気的接続は軟銅線25と銅
箔パターン13の接触で行なわせるものである。
マイカ基板6,7の窓部8,9の後端部には上
記した送風装置としてのモーター3が配置され、
特に第4図で示すごとく、モーター3の外径延長
線領域内(外形寸法範囲内)に、上記プリント基
板11及び搭載部品がすべて収まるよう配置され
ている。したがつて、このプリント基板11及び
搭載部品はすべてモーター3の後ろにかくれて、
風の流れに影響を与えることがなく、風切り音の
発生や乱流の発生がない。
35は本体ケース1の表面と逆コ字形を形成す
る固定板で本体ケース1と一体形成してある。
36はハンドル部で下部の端面には凹部37を
形成させ、電源プラグ43の付いたコード42を
直付けしてあり、前面部には段部38を設け、こ
の段部38の上を合わせマーク40を刻印したス
イツチボタン39が摺動可能になるように取付け
てある。段部38は前面部の巾の2/3程度とし、
残りの部分にシルク印刷などで表示文字41を記
載してある。
ハンドル36は本体ケース1と回転自在に連結
されていて、ハンドル36を本体ケース1側に折
りたたんだ時、コードを固定板35と凹部37と
の間に巻き付けられるようになつている。
〔発明の効果〕
本発明によると雑音防止、整流電子部品を含め
本来ヒーター組に必要な温度過昇防止装置などを
小さなプリント基板に予めすべて搭載し、ヒータ
ー部10を巻回した2枚のマイカ基板と組み合わ
せるだけでヒーター部を構成できることから、構
造が簡略化されヒーター部の組立を機械化するこ
とが可能である。また、構成部品点数も大巾に減
り組立工数減にもなり安く製作できる。しかも、
ヘアードライヤー組立製作後における実用試験時
あるいは使用時に、電子部品の不具合やヒーター
線断線等が見つかつても、プリント基板あるいは
十字状基板ごとに分割して交換すれば良く、メイ
ンテナンスの点においても非常に簡単かつ効果的
である。さらに性能面では温度過昇防止装置(サ
ーモスタツト及び温度ヒユーズ)などがその外周
に対応して位置するヒーター線の熱を直に受ける
様に取付けられるため、ヘアードライヤーの異常
取扱い時に生ずるヒーター線の加熱にも温度の変
化を敏感に受け反応できるなどの優れた効果を有
するものである。さらに、プリント基板に搭載さ
れた部品が送風装置から風のの流れに影響を与え
ることなく、風切り音や乱流の発生を効果的に防
止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第
2図は本体ケース部の横断面図、第3図は第1図
の左側面図、第4図は第2図のA−A部説明図、
第5図は本発明の外観正面図、第6図は電圧降下
用抵抗20の取付状態を示す図、第7図は従来例
を示す縦断面図、第8図は第7図のB−B線断面
図。 1……本体ケース、2……送風装置、3……モ
ーター、5……発熱装置、6,7……マイカ基
板、8,9……端面窓部、10……ヒーター線、
11……プリント基板、14……サーモスタツ
ト、15……温度ヒユーズ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本体ケースに発熱装置および送風装置を内蔵
    するヘアードライヤーにおいて、後部側端面に窓
    部を形成したコ字状の2枚の基板を十字状に組み
    合わせて、その外周に基板前端側から窓部にわた
    つてヒーター線を巻装し、 温度過昇防止装置及び雑防、整流電子部品を乗
    せたプリント基板を上記基板の窓部内に配置し
    て、少なくとも温度過昇防止装置を窓部内のヒー
    ター線巻回領域内に位置するよう配置するととも
    に、 基板の窓部後端部に配されるフアン駆動用モー
    ターの外形延長線領域内に、上記プリント基板及
    び搭載部品が収まるように配置したことを特徴と
    するヘアードライヤー。
JP4229683A 1983-03-16 1983-03-16 ヘア−ドライヤ−のヒ−タ− Granted JPS59168807A (ja)

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JP4229683A JPS59168807A (ja) 1983-03-16 1983-03-16 ヘア−ドライヤ−のヒ−タ−

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JPS59168807A JPS59168807A (ja) 1984-09-22
JPH0532042B2 true JPH0532042B2 (ja) 1993-05-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4882084A (ja) * 1972-01-28 1973-11-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5364665U (ja) * 1976-10-29 1978-05-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4882084A (ja) * 1972-01-28 1973-11-02

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