JPH05319423A - 連続帯状包装体の包装システムにおける帯状フイルム 面塵埃除去装置 - Google Patents

連続帯状包装体の包装システムにおける帯状フイルム 面塵埃除去装置

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JPH05319423A
JPH05319423A JP17145692A JP17145692A JPH05319423A JP H05319423 A JPH05319423 A JP H05319423A JP 17145692 A JP17145692 A JP 17145692A JP 17145692 A JP17145692 A JP 17145692A JP H05319423 A JPH05319423 A JP H05319423A
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JP
Japan
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shaped film
dust collecting
band
dust
shaped
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JP17145692A
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English (en)
Inventor
Teruyoshi Komatsu
輝芳 小松
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯状フイルム面に附着している塵埃,ゴミな
どを集塵機により吸い取り除去せしめるようにしたこと
を目的とする。 【構成】 所定量づつ断続的に供給される被包装物を、
帯状フイルムを各袋単位でシールしながら自動的に充填
して連続包装体を形成する自動充填装置を配設し、前記
被包装物の充填直前における帯状フイルム通過位置に、
集塵口を設けた集塵部材を、この集塵口を前記帯状フイ
ルム面に対向させて配置し、この帯状フイルム面に附着
している塵埃を除去せしめる集塵機を前記集塵部材に接
続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にホットパック、常
温パックまたは低温パックなどにより例えば麺つゆ、ソ
ース、タレその他適宜の流動物質などの食品の被包装物
を、帯状フイルムを各袋単位でシールしながら自動的に
充填して連続包装体を形成する連続帯状包装体の包装シ
ステムにおいて、前記帯状フイルム面に附着している塵
埃,ゴミを集塵機により吸い取り除去せしめるようにし
た連続帯状包装体の包装システムにおける帯状フイルム
面塵埃除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の連続帯状包装体の包装
システムは、例えば図4に示す構成のものが従来例とし
て周知である。この包装システムにおける自動充填装置
1は、例えばホットパックと称される高温流動物質を内
容物として充填包装するために使用されるものである。
このような自動充填装置1においては、連続充填包装の
ための帯状フイルム2が連続して供給されるようにセッ
トされ、この供給された帯状フイルム2を連続して袋状
部に形成するための縦シールロール3と横シールロール
4とが長手方向に配設され、これら縦シールロール3と
横シールロール4とによりシールして順次袋状部を形成
しながら、充填用パイプ5からの高温流動物質の被包装
物を順次形成した袋状部に充填させ、かつ最終的には横
シールにより注入口を塞いで連続包装体aが形成され
る。
【0003】このように高温流動物質が充填された連続
包装体aは、包装直後の温度がほぼ85℃と高温であっ
て、そのままの状態では事後の箱詰め工程などにおいて
の作業が困難となるため、これを熱処理により所要温度
(常温)に冷却していた。その冷却手段は、自動充填装
置1にカッター6を設け、このカッター6により連続包
装体aの横シール部7から切断して個別包装体bとし、
この個別包装体bを例えば一個づつネット状コンベア8
上に載架した状態で冷却水槽9内を通過させ、所要温度
に冷却していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来例の連続帯状包装体の包装システムによれば、連続し
て充填包装工程を行うものであるが、その後の熱処理工
程においては、充填包装直後に連続包装体aを横シール
部7から順次切断して個別包装体bにしてしまうため、
ネット状コンベア8を必要とし、さらに広い冷却スペー
スを要し、熱処理効率が悪くなるばかりでなく、例えば
冷却処理において、冷却が徐々に行われると、冷却途中
で内容物中での菌の発育が促進され、また前記供給され
る帯状フイルム2の表面には塵埃,ゴミが附着されてい
るため、高温流動物質からなる被包装物の袋状部への充
填時、この袋状部内に塵埃,ゴミが被包装物に含まれ、
非衛生的であるとともに、被包装物の日持ちが悪くな
り、風味および味覚も悪くなるという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の連続帯状包装体
の包装システムにおける帯状フイルム面塵埃除去装置
は、上記課題を解決することを目的とし、所定量づつ断
続的に供給される被包装物を、帯状フイルムを各袋単位
でシールしながら自動的に充填して連続包装体を形成す
る自動充填装置を配設し、前記被包装物の充填直前にお
ける帯状フイルム通過位置に、集塵口を設けた集塵部材
を、この集塵口を前記帯状フイルム面に対向させて配置
し、この帯状フイルム面に附着している塵埃を除去せし
める集塵機を前記集塵部材に結合したことを特徴とし、
前記集塵部材は、集塵口をそれぞれ設けた一対のパイプ
であり、これら一対のパイプにそれぞれ設けた集塵口
を、前記帯状フイルムの両面にそれぞれ対向配置したこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】図1は、本発明による連続帯状包装体の包装
システムにおける帯状フイルム面塵埃除去装置の好適な
一実施例を略示的に示した斜視図、図2は本発明の帯状
フイルム面塵埃除去装置の要部実施例を示す概略斜視
図、図3は本発明装置要部の実施例を部分的に示す概略
斜視図である。
【0007】図1において、10は被包装物の原料が投
入されるホッパーであり、このホッパー10に隣接して
パストライザーと称する殺菌装置11が配設され,前記
ホッパー10に収納された被包装物は、両者間に配設さ
れたパイプ12およびロータリーポンプ13を介して殺
菌装置11に順次移送され、この殺菌装置11において
殺菌される。この場合の殺菌処理は、いわゆる低温殺菌
(100℃以下)処理であり、被包装物に対して充填直
前において効果的な殺菌を行うとともに、殺菌装置11
以降においては、被包装物がクローズのまま充填される
ので二次汚染の防止ができるのである。
【0008】前記殺菌装置11に隣接して自動充填装置
14が配設されており、前記殺菌された被包装物が充填
用パイプ15を介して所定量づつ供給される。この自動
充填装置14においては、連続充填包装のための帯状フ
イルム2が連続して供給されるようにセットされ、この
供給された帯状フイルム2を連続して袋状部に形成する
ための縦シールロール3と横シールロール4とが長手方
向に配設されており、前記充填用パイプ15からの高温
流動物質の被包装物を、順次シールしながら形成した袋
状部に充填させ、かつ最終的に注入口を塞ぐ横シールを
して連続包装体aが形成される。本発明で使用される自
動充填装置14の基本的構造は、従来用いられていたも
のと殆ど変わらないが、特に次の点が異なっている。
【0009】すなわち、図2に示すように前記被包装物
の充填直前における帯状フイルム2の通過位置(最終テ
ンションローラー16とゴムローラー17との間)に
は、スリット状の集塵口18aをそれぞれ設けた一対の
パイプ18が、この集塵口18aを前記帯状フイルム2
の両面にそれぞれ対向して配置されている。図3に示す
ようにこの一対のパイプ18の一方には、閉塞部18b
がそれぞれ設けられており、他方には開口部18cがそ
れぞれ設けられている。これら各開口部18cには、二
股結合部材19の一方に設けた一対の開口部19a,1
9aがそれぞれ結合されており、他方に設けた一つの開
口部19bには、集塵パイプ20を介して前記帯状フイ
ルム面に附着している塵埃を吸い取り除去せしめる集塵
機21が、結合されている。22はテンションローラー
である。
【0010】図1に示すように、前記自動充填装置14
に隣接させ、かつ適宜のタイミング手段23を介して冷
却または加熱のための熱処理装置24が配設されてい
る。このタイミング手段23は前段の自動充填装置14
で形成された連続包装体aが、次の熱処理装置24に連
続供給される際に、この熱処理装置24によって連続包
装体aが前記自動充填装置14から強制的に引き出され
たり、無理な緊張度が生じないように適度の緩みを持た
せること、および連続包装体aを一時的にプールして置
くためのものであり、これによってシール直後の連続包
装体aに対してシール部分の剥離や不揃いを防止し、さ
らに次の熱処理工程への供給に所定のタイミングを取っ
ている。
【0011】前記熱処理装置24においては、熱処理タ
ンク25内に水、冷却ガス、湯または水蒸気などの熱処
理媒体が収納され、この熱処理媒体中を前記連続包装体
aが連続して通過することにより熱処理される。この場
合の通過は、例えば熱処理タンク25内に上下に配設さ
れた例えば簀子状ドラム26の周面を螺旋状に複数回巻
回して移送され、その間に簀子状ドラム26によって前
記連続包装体aが圧扁作用と部分的な屈曲作用とを同時
に受けて、内容物が強制的に流動攪拌され、全面的に均
等な熱処理の促進が図れるようになっている。
【0012】前記熱処理装置24に隣接して、適宜のタ
イミング手段27を配設するとともに、このタイミング
手段27に隣接して例えばカッター装置のような後処理
装置28を配設する。この後処理装置28により前記連
続包装体aを各袋毎に切断して後処理する。前記タイミ
ング手段27も前述のタイミング手段23とほぼ同様の
作用をするものであり、前記熱処理装置24から取り出
された前記連続包装体aをカッター装置のごとき後処理
装置28に連続して供給する際に、無理な緊張度が生じ
ないようにし、この後処理装置28において適正な位
置、すなわち前記連続包装体aの各横熱シール部分を正
確に切断できるよう余裕をもって供給できるタイミング
を図るためのものであり、タイミング手段で一時的にプ
ールさせることにより無理なく供給できるのである。
【0013】そして、後処理装置28であるカッター装
置においては、連続包装体aが各袋毎に切断されて個別
包装体bになり、この個別包装体bはベルトコンベア2
9上に載置され、例えば箱詰め工程へと順次移送される
ものである。前記後処理装置28としては、カッター装
置の他に、例えば連続包装体aのまま巻取って行く巻取
装置、または連続包装体aを順次所定の幅で折り畳む折
畳装置などがあり、適宜選択して配設することができ
る。
【0014】このように、前記自動充填装置14以降に
配設した前記タイミング手段23、前記熱処理装置2
4、前記タイミング手段27、前記後処理装置28、前
記ベルトコンベア29などは、一般的な連続帯状包装体
の包装システムの構成を説明するためのものであるが、
本発明の帯状フイルム面塵埃除去装置は、このように構
成した連続帯状包装体の包装システムにおいて、自動充
填装置14における帯状フイルム面の塵埃を、上述のご
とき集塵口を設けた前記集塵部材と、前記集塵機とによ
り確実にして、容易に除去するようにしたものである。
【0015】
【発明の効果】本発明の連続帯状包装体の包装システム
における帯状フイルム面塵埃除去装置によると、所定量
づつ断続的に供給される被包装物を、帯状フイルムを各
袋単位でシールしながら自動的に充填して連続包装体を
形成する自動充填装置を配設し、前記被包装物の充填直
前における帯状フイルム通過位置に、集塵口を設けた集
塵部材を、この集塵口を前記帯状フイルム面に対向させ
て配置し、この帯状フイルム面に附着している塵埃を除
去せしめる集塵機を前記集塵部材に結合したものである
から、前記供給される帯状フイルムの表面に附着されて
いる塵埃,ゴミは、前記集塵機により確実にして、容易
に除去されるため、衛生的であり、冷却途中で内容物中
での菌の発育が促進されることなく、食物である被包装
物の日持ちが良くなり、また風味および味覚も良くなる
などの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連続帯状包装体の包装システムに
おける帯状フイルム面塵埃除去装置の好適な一実施例を
略示的に示した斜視図である。
【図2】本発明の帯状フイルム面塵埃除去装置の要部実
施例を示す概略斜視図である。
【図3】本発明装置要部の実施例を部分的に示す概略斜
視図である。
【図4】従来の連続帯状包装体の包装システムの一例を
示す正面図である。
【符号の説明】
2 帯状フイルム 14 自動充填装置 18 パイプ 18a 集塵口 19 二股結合部材 20 集塵パイプ 21 集塵機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定量づつ断続的に供給される被包装物
    を、帯状フイルムを各袋単位でシールしながら自動的に
    充填して連続包装体を形成する自動充填装置を配設し、
    前記被包装物の充填直前における帯状フイルム通過位置
    に、集塵口を設けた集塵部材を、この集塵口を前記帯状
    フイルム面に対向させて配置し、この帯状フイルム面に
    附着している塵埃を除去せしめる集塵機を、前記集塵部
    材に結合したことを特徴とする連続帯状包装体の包装シ
    ステムにおける帯状フイルム面塵埃除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の集塵部材は、集塵口を
    それぞれ設けた一対のパイプであり、これら一対のパイ
    プにそれぞれ設けた集塵口を、前記帯状フイルムの両面
    にそれぞれ対向配置したことを特徴とする連続帯状包装
    体の包装システムにおける帯状フイルム面塵埃除去装
    置。
JP17145692A 1992-05-20 1992-05-20 連続帯状包装体の包装システムにおける帯状フイルム 面塵埃除去装置 Pending JPH05319423A (ja)

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