JPH05319250A - ブレーキスイッチの故障検出装置 - Google Patents
ブレーキスイッチの故障検出装置Info
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- JPH05319250A JPH05319250A JP12646792A JP12646792A JPH05319250A JP H05319250 A JPH05319250 A JP H05319250A JP 12646792 A JP12646792 A JP 12646792A JP 12646792 A JP12646792 A JP 12646792A JP H05319250 A JPH05319250 A JP H05319250A
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- Japan
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- brake
- brake switch
- failure
- switch
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- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブレーキペダルの操作状態を検出するブレー
キスイッチの故障を検出し得るようにする。 【構成】 ブレーキブースタの内圧の変化度合ΔＰＢ
と、ブレーキへの供給油圧ＰＯと、ブレーキペダルの踏
力Ｔとからブレーキの状態を検出する。ΔＰＢ、ＰＯ、
Ｔが夫々について設定された所定値ΔＰＢｓ、ＰＯｓ、
Ｔｓ以上になっているか否かを判別し、ΔＰＢ≧ΔＰＢ
ｓ、ＰＯ≧ＰＯｓ、Ｔ≧Ｔｓの３条件のうちの少なくと
も１つの条件が成立しているときはブレーキが制動状
態、３条件の何れもが成立していないときはブレーキが
解放状態であると判断する。このようにして判断された
ブレーキの状態とは異なる状態にブレーキスイッチが存
するときに、ブレーキスイッチが故障であると判断す
る。
キスイッチの故障を検出し得るようにする。 【構成】 ブレーキブースタの内圧の変化度合ΔＰＢ
と、ブレーキへの供給油圧ＰＯと、ブレーキペダルの踏
力Ｔとからブレーキの状態を検出する。ΔＰＢ、ＰＯ、
Ｔが夫々について設定された所定値ΔＰＢｓ、ＰＯｓ、
Ｔｓ以上になっているか否かを判別し、ΔＰＢ≧ΔＰＢ
ｓ、ＰＯ≧ＰＯｓ、Ｔ≧Ｔｓの３条件のうちの少なくと
も１つの条件が成立しているときはブレーキが制動状
態、３条件の何れもが成立していないときはブレーキが
解放状態であると判断する。このようにして判断された
ブレーキの状態とは異なる状態にブレーキスイッチが存
するときに、ブレーキスイッチが故障であると判断す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両用のブ
レーキペダルの操作状態を検出するブレーキスイッチの
故障検出装置に関する。
レーキペダルの操作状態を検出するブレーキスイッチの
故障検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ブレーキペダルの踏み込み操作で
オンするブレーキスイッチからの信号をエンジン制御用
の電子制御回路に入力し、ブレーキペダルの操作状態に
応じたエンジンの制御を行うものが知られている（特開
昭６１−２７１１３１号公報参照）。然し、従来はブレ
ーキスイッチの故障を検出する手段が設けられておら
ず、ブレーキペダルの実際の操作状態とは異なった信号
がブレーキスイッチから制御回路に入力され、エンジン
をブレーキペダルの操作状態に応じて適切に制御できな
くなることがあった。
オンするブレーキスイッチからの信号をエンジン制御用
の電子制御回路に入力し、ブレーキペダルの操作状態に
応じたエンジンの制御を行うものが知られている（特開
昭６１−２７１１３１号公報参照）。然し、従来はブレ
ーキスイッチの故障を検出する手段が設けられておら
ず、ブレーキペダルの実際の操作状態とは異なった信号
がブレーキスイッチから制御回路に入力され、エンジン
をブレーキペダルの操作状態に応じて適切に制御できな
くなることがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑み、ブレーキスイッチが故障したときにこれを検出し
得るようにした装置を提供することをその目的としてい
る。
鑑み、ブレーキスイッチが故障したときにこれを検出し
得るようにした装置を提供することをその目的としてい
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、ブレーキペダルの操作状態を検出するブレー
キスイッチの故障を検出する装置であって、ブレーキの
作動状態を検出する検出手段と、該検出手段により検出
されたブレーキの作動状態とブレーキスイッチにより検
出されたブレーキペダルの操作状態とを比較してブレー
キスイッチの故障の有無を判別する判別手段とを備える
ことを特徴とする。
本発明は、ブレーキペダルの操作状態を検出するブレー
キスイッチの故障を検出する装置であって、ブレーキの
作動状態を検出する検出手段と、該検出手段により検出
されたブレーキの作動状態とブレーキスイッチにより検
出されたブレーキペダルの操作状態とを比較してブレー
キスイッチの故障の有無を判別する判別手段とを備える
ことを特徴とする。
【０００５】
【作用】検出手段によりブレーキが制動作動中であるこ
とが検出されてもブレーキスイッチがオフのとき、或い
はブレーキが解放状態であることが検出されてもブレー
キスイッチがオンのとき、ブレーキスイッチが故障であ
ると判別する。
とが検出されてもブレーキスイッチがオフのとき、或い
はブレーキが解放状態であることが検出されてもブレー
キスイッチがオンのとき、ブレーキスイッチが故障であ
ると判別する。
【０００６】
【実施例】図１を参照して、１はブレーキペダル、２は
エンジンの吸気管に負圧配管３を介して接続されるブレ
ーキブースタ、４はマスタシリンダであり、ブレーキペ
ダル１を踏み込んだとき、ブレーキブースタ２によるエ
ンジンの吸気負圧を利用した倍力作用によりマスタシリ
ンダ４内のピストンを動作させ、マスタシリンダ４から
油圧配管５を介してブレーキ６のシリンダに圧油を供給
し、ブレーキ６を制動作動せしめるようにした。
エンジンの吸気管に負圧配管３を介して接続されるブレ
ーキブースタ、４はマスタシリンダであり、ブレーキペ
ダル１を踏み込んだとき、ブレーキブースタ２によるエ
ンジンの吸気負圧を利用した倍力作用によりマスタシリ
ンダ４内のピストンを動作させ、マスタシリンダ４から
油圧配管５を介してブレーキ６のシリンダに圧油を供給
し、ブレーキ６を制動作動せしめるようにした。
【０００７】そして、ブレーキペダル１の踏み込み操作
でオンするブレーキスイッチ７を設け、該スイッチ７か
らの信号をエンジン制御用の電子制御回路（以下ＥＣＵ
と記す）８に入力して、例えばクルーズコントロール中
にブレーキペダル１を踏み込んだときクルーズコントロ
ールを解除するようにした。
でオンするブレーキスイッチ７を設け、該スイッチ７か
らの信号をエンジン制御用の電子制御回路（以下ＥＣＵ
と記す）８に入力して、例えばクルーズコントロール中
にブレーキペダル１を踏み込んだときクルーズコントロ
ールを解除するようにした。
【０００８】また、ブレーキペダル１の踏み込み力即ち
踏力Ｔを検出するロードセルから成る踏力センサ９と、
ブレーキブースタ２の内圧ＰＢ（以下ブースタ圧と記
す）を検出すべく負圧配管３に接続したブースタ圧セン
サ１０と、マスタシリンダ４の出力油圧ＰＯ（以下ブレ
ーキ圧と記す）を検出するブレーキ圧センサ１１とを設
けて、これらセンサ９、１０、１１からの信号もＥＣＵ
８に入力し、ＥＣＵ８により図２に示す故障検知用のプ
ログラムをサブルーチンとして実行し、ブレーキスイッ
チ７の故障の有無を判別するようにした。
踏力Ｔを検出するロードセルから成る踏力センサ９と、
ブレーキブースタ２の内圧ＰＢ（以下ブースタ圧と記
す）を検出すべく負圧配管３に接続したブースタ圧セン
サ１０と、マスタシリンダ４の出力油圧ＰＯ（以下ブレ
ーキ圧と記す）を検出するブレーキ圧センサ１１とを設
けて、これらセンサ９、１０、１１からの信号もＥＣＵ
８に入力し、ＥＣＵ８により図２に示す故障検知用のプ
ログラムをサブルーチンとして実行し、ブレーキスイッ
チ７の故障の有無を判別するようにした。
【０００９】これを詳述するに、図２においてＳ１はブ
ースタ圧ＰＢの変化度合ΔＰＢが所定値ΔＰＢｓ以上か
否かを判別するステップ、Ｓ２はブレーキ圧ＰＯが所定
値ＰＯｓ以上か否かを判別するステップ、Ｓ３は踏力Ｔ
が所定値Ｔｓ以上か否かを判別するステップであって、
各所定値ΔＰＢｓ、ＰＯｓ、Ｔｓは夫々ブレーキの作動
の判定基準となる値に設定されており、ブレーキペダル
１を踏み込んでブレーキが制動作動状態のときは、ΔＰ
Ｂ≧ΔＰＢｓ、ＰＯ≧ＰＯｓ、Ｔ≧Ｔｓの３条件のうち
少なくとも１つの条件が成立し、３条件の何れもが成立
しないときはブレーキが解放状態即ちブレーキペダル１
が踏み込まれていないと判断できる。
ースタ圧ＰＢの変化度合ΔＰＢが所定値ΔＰＢｓ以上か
否かを判別するステップ、Ｓ２はブレーキ圧ＰＯが所定
値ＰＯｓ以上か否かを判別するステップ、Ｓ３は踏力Ｔ
が所定値Ｔｓ以上か否かを判別するステップであって、
各所定値ΔＰＢｓ、ＰＯｓ、Ｔｓは夫々ブレーキの作動
の判定基準となる値に設定されており、ブレーキペダル
１を踏み込んでブレーキが制動作動状態のときは、ΔＰ
Ｂ≧ΔＰＢｓ、ＰＯ≧ＰＯｓ、Ｔ≧Ｔｓの３条件のうち
少なくとも１つの条件が成立し、３条件の何れもが成立
しないときはブレーキが解放状態即ちブレーキペダル１
が踏み込まれていないと判断できる。
【００１０】そこで、３条件のうちの１つの条件が成立
したときはＳ４のステップに進んでブレーキスイッチ７
がオンか否かを判別し、オフのときはブレーキペダル１
が踏み込まれているにもかかわらず、ブレーキスイッチ
７が継線等のオフ故障でオフのままになっていると判断
し、オフのまま所定時間経過したときにＳ５のステップ
を経てＳ６のステップに進み、オフ故障の発生を表示す
る等の適宜のフェールセーフ処理を行う。
したときはＳ４のステップに進んでブレーキスイッチ７
がオンか否かを判別し、オフのときはブレーキペダル１
が踏み込まれているにもかかわらず、ブレーキスイッチ
７が継線等のオフ故障でオフのままになっていると判断
し、オフのまま所定時間経過したときにＳ５のステップ
を経てＳ６のステップに進み、オフ故障の発生を表示す
る等の適宜のフェールセーフ処理を行う。
【００１１】また、３条件の何れもが成立しないときは
Ｓ７のステップに進んでブレーキスイッチ７がオンか否
かを判別し、オンのときはブレーキペダル１が踏み込ま
れていないにもかかわらずブレーキスイッチ７が溶着等
のオン故障でオンのままになっていると判断し、オンの
まま所定時間経過したときにＳ８のステップを経てＳ９
のステップに進み、オン故障の発生を表示する等の適宜
のフェールセーフ処理を行う。
Ｓ７のステップに進んでブレーキスイッチ７がオンか否
かを判別し、オンのときはブレーキペダル１が踏み込ま
れていないにもかかわらずブレーキスイッチ７が溶着等
のオン故障でオンのままになっていると判断し、オンの
まま所定時間経過したときにＳ８のステップを経てＳ９
のステップに進み、オン故障の発生を表示する等の適宜
のフェールセーフ処理を行う。
【００１２】尚、上記実施例ではブレーキ６の作動状態
を検出するために、踏力センサ９とブースタ圧センサ１
０とブレーキ圧センサ１１との３個の検出手段を設けた
が、これに限らないことは勿論である。
を検出するために、踏力センサ９とブースタ圧センサ１
０とブレーキ圧センサ１１との３個の検出手段を設けた
が、これに限らないことは勿論である。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ブレーキの作動状態とブレーキスイッチによ
り検出されるブレーキペダルの操作状態とを比較するこ
とにより、ブレーキスイッチの故障を生じたときにこれ
を確実に検出でき、ブレーキスイッチに関連した制御の
信頼性を向上できる効果を有する。
によれば、ブレーキの作動状態とブレーキスイッチによ
り検出されるブレーキペダルの操作状態とを比較するこ
とにより、ブレーキスイッチの故障を生じたときにこれ
を確実に検出でき、ブレーキスイッチに関連した制御の
信頼性を向上できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明装置の一例の系統図
【図２】 故障検知用のプログラムを示すフローチャー
ト
ト
１ ブレーキペダル ７ ブレーキス
イッチ ８ ＥＣＵ（判別手段） ９ 踏力センサ
（検出手段） １０ ブースタ圧センサ（検出手段） １１ ブレーキ
圧センサ（検出手段）
イッチ ８ ＥＣＵ（判別手段） ９ 踏力センサ
（検出手段） １０ ブースタ圧センサ（検出手段） １１ ブレーキ
圧センサ（検出手段）
Claims (1)
- 【請求項１】 ブレーキペダルの操作状態を検出するブ
レーキスイッチの故障を検出する装置であって、ブレー
キの作動状態を検出する検出手段と、該検出手段により
検出されたブレーキの作動状態とブレーキスイッチによ
り検出されたブレーキペダルの操作状態とを比較してブ
レーキスイッチの故障の有無を判別する判別手段とを備
えることを特徴とするブレーキスイッチの故障検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4126467A JP2772737B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | ブレーキスイッチの故障検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4126467A JP2772737B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | ブレーキスイッチの故障検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05319250A true JPH05319250A (ja) | 1993-12-03 |
| JP2772737B2 JP2772737B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=14935946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4126467A Expired - Fee Related JP2772737B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | ブレーキスイッチの故障検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2772737B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6871918B2 (en) | 1999-07-30 | 2005-03-29 | Robert Bosch Gmbh | Method for the reliable operation of a brake booster system, brake booster system, and circuit therefor for implementing the method |
| EP2100785A1 (en) * | 2006-11-30 | 2009-09-16 | Bosch Corporation | Brake switch failure diagnostic method and brake switch failure diagnostic device |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4887126B2 (ja) | 2006-11-30 | 2012-02-29 | ボッシュ株式会社 | ブレーキスイッチ故障診断方法及びブレーキスイッチ故障診断装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0213874U (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-29 | ||
| JPH04123966A (ja) * | 1990-09-17 | 1992-04-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 二輪車用のブレーキスイッチ異常検出装置 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP4126467A patent/JP2772737B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0213874U (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-29 | ||
| JPH04123966A (ja) * | 1990-09-17 | 1992-04-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 二輪車用のブレーキスイッチ異常検出装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6871918B2 (en) | 1999-07-30 | 2005-03-29 | Robert Bosch Gmbh | Method for the reliable operation of a brake booster system, brake booster system, and circuit therefor for implementing the method |
| EP2100785A1 (en) * | 2006-11-30 | 2009-09-16 | Bosch Corporation | Brake switch failure diagnostic method and brake switch failure diagnostic device |
| EP2100785A4 (en) * | 2006-11-30 | 2011-08-10 | Bosch Corp | METHOD FOR THE DIAGNOSIS OF BRAKE SWITCH FAILURE AND DEVICE FOR THE DIAGNOSIS OF BRAKE SWITCH FAILURE |
| AU2007326388B2 (en) * | 2006-11-30 | 2012-03-22 | Bosch Corporation | Brake switch failure diagnostic method and brake switch failure diagnostic device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2772737B2 (ja) | 1998-07-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080424 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090424 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |