JPH09216556A - 車両ブレーキ装置の検査方法および装置 - Google Patents
車両ブレーキ装置の検査方法および装置Info
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- JPH09216556A JPH09216556A JP9018744A JP1874497A JPH09216556A JP H09216556 A JPH09216556 A JP H09216556A JP 9018744 A JP9018744 A JP 9018744A JP 1874497 A JP1874497 A JP 1874497A JP H09216556 A JPH09216556 A JP H09216556A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T17/00—Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
- B60T17/18—Safety devices; Monitoring
- B60T17/22—Devices for monitoring or checking brake systems; Signal devices
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L5/00—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
- G01L5/28—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for testing brakes
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- Regulating Braking Force (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 とくに油圧回路内の不溶性ガスに関して電気
油圧式ブレーキの非常時走作動システムの検査を行うこ
とを可能にする。 【解決手段】 ブレーキ・システム内の不溶性ガスを検
出するために、主ブレーキシリンダ圧力、ブレーキペダ
ル変位、貯蔵室圧力降下等のような圧力上昇のための少
なくとも1つの特性を示す値が所定の限界値と比較さ
れ、この限界値を超えたとき、ブレーキ・システムの油
圧部分内の許容量以上の不溶性ガスが特定される。
油圧式ブレーキの非常時走作動システムの検査を行うこ
とを可能にする。 【解決手段】 ブレーキ・システム内の不溶性ガスを検
出するために、主ブレーキシリンダ圧力、ブレーキペダ
ル変位、貯蔵室圧力降下等のような圧力上昇のための少
なくとも1つの特性を示す値が所定の限界値と比較さ
れ、この限界値を超えたとき、ブレーキ・システムの油
圧部分内の許容量以上の不溶性ガスが特定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
車輪ブレーキにおいて電気的操作により圧力が上昇また
は低下される車両ブレーキ装置の検査方法および装置に
関するものである。
車輪ブレーキにおいて電気的操作により圧力が上昇また
は低下される車両ブレーキ装置の検査方法および装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許公開第4112137号か
ら、車両の車輪ブレーキ内のブレーキ圧力が、ドライバ
によるブレーキペダル操作から導かれたブレーキ希望の
関数として弁装置を操作することにより調節される車両
用ブレーキ装置が既知である。このタイプの電気式ブレ
ーキ装置においては、さらに、電気制御が故障した場
合、車輪ブレーキの通常の油圧制御がブレーキペダル操
作の関数として作動される。電気制御が故障した場合、
ドライバは車両をブレーキペダルの操作によっても減速
させかつ停止させることができる。この場合、ドライバ
は、ペダルおよび油圧式ブレーキ装置のブレーキシリン
ダを介して車輪ブレーキ内に必要なブレーキ圧力を供給
しなければならない。この電気油圧式ブレーキ・システ
ムの確実な作動を確保するために、正常作動の間におい
てもこの非常時作動システムの検査が行われなければな
らない。なぜならば、電気制御が故障した場合、この非
常時作動システムが機能しなくなると、ブレーキ装置全
体を無効にしてしまうからである。この点に関しては、
閉じた非常時作動ブレーキ回路のブレーキ作動流体内に
許容量以上の不溶性ガスが存在するときにとくに問題と
なる。
ら、車両の車輪ブレーキ内のブレーキ圧力が、ドライバ
によるブレーキペダル操作から導かれたブレーキ希望の
関数として弁装置を操作することにより調節される車両
用ブレーキ装置が既知である。このタイプの電気式ブレ
ーキ装置においては、さらに、電気制御が故障した場
合、車輪ブレーキの通常の油圧制御がブレーキペダル操
作の関数として作動される。電気制御が故障した場合、
ドライバは車両をブレーキペダルの操作によっても減速
させかつ停止させることができる。この場合、ドライバ
は、ペダルおよび油圧式ブレーキ装置のブレーキシリン
ダを介して車輪ブレーキ内に必要なブレーキ圧力を供給
しなければならない。この電気油圧式ブレーキ・システ
ムの確実な作動を確保するために、正常作動の間におい
てもこの非常時作動システムの検査が行われなければな
らない。なぜならば、電気制御が故障した場合、この非
常時作動システムが機能しなくなると、ブレーキ装置全
体を無効にしてしまうからである。この点に関しては、
閉じた非常時作動ブレーキ回路のブレーキ作動流体内に
許容量以上の不溶性ガスが存在するときにとくに問題と
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】とくに油圧回路内の不
溶性ガスに関して電気油圧式ブレーキの非常時作動シス
テムの検査を行うことが可能な車両ブレーキ装置の検査
方法および装置を提供することが本発明の課題である。
溶性ガスに関して電気油圧式ブレーキの非常時作動シス
テムの検査を行うことが可能な車両ブレーキ装置の検査
方法および装置を提供することが本発明の課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、少なくとも1つの車輪ブレーキにおいて電気的操作
により圧力が上昇または低下される本発明の車両ブレー
キ装置の検査方法は、検査の目的で圧力が上昇される少
なくとも1つの作動状態において圧力上昇の特性を示す
少なくとも1つの変数が許容限界値に関してモニタリン
グされることを特徴とする。
め、少なくとも1つの車輪ブレーキにおいて電気的操作
により圧力が上昇または低下される本発明の車両ブレー
キ装置の検査方法は、検査の目的で圧力が上昇される少
なくとも1つの作動状態において圧力上昇の特性を示す
少なくとも1つの変数が許容限界値に関してモニタリン
グされることを特徴とする。
【0005】また、上記課題を達成するため、少なくと
も1つの車輪ブレーキにおいて制御信号により圧力を上
昇または低下する電子式制御ユニットを備えた本発明の
車両ブレーキ装置の検査装置は、前記電子式制御ユニッ
トが、検査の目的で圧力が上昇される少なくとも1つの
作動状態において圧力上昇の特性を示す少なくとも1つ
の変数が所定の限界値を超えているか否かについて検査
することを特徴とする。
も1つの車輪ブレーキにおいて制御信号により圧力を上
昇または低下する電子式制御ユニットを備えた本発明の
車両ブレーキ装置の検査装置は、前記電子式制御ユニッ
トが、検査の目的で圧力が上昇される少なくとも1つの
作動状態において圧力上昇の特性を示す少なくとも1つ
の変数が所定の限界値を超えているか否かについて検査
することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態により詳細に説明する。
態により詳細に説明する。
【0007】図1は車両の電気油圧式ブレーキ装置のブ
ロック図を示す。ここで、電子式制御ユニットが10で
示され、電子式制御ユニット10は対応する弁装置を備
えた油圧式ブレーキ装置12を制御する。このために、
電子式制御ユニット10に、車輪のブレーキ内に形成さ
れるブレーキ圧力、ブレーキ・モーメントまたはブレー
キ力を測定するための測定装置18ないし20から入力
ライン14ないし16が供給され、ブレーキペダル操作
度を測定するための少なくとも1つの測定装置24から
入力ライン22が供給され、ならびに車輪速度、車両速
度等のようなブレーキ装置ないし車両のその他の作動変
数を測定するための測定装置30ないし32から入力ラ
イン26ないし28が供給される。好ましい実施形態に
おいては、測定装置24において油圧式主ブレーキシリ
ンダが使用され、調節される圧力がこの主ブレーキシリ
ンダの範囲内でブレーキペダルの操作により測定され、
対応する値がライン64を介して制御ユニット10に供
給される。さらに、測定装置24は少なくとも1つの位
置トランスジューサを含み、当該位置トランスジューサ
はブレーキペダルの位置を測定し、対応する値をライン
22を介して制御ユニット10に伝送する。さらに、ブ
レーキランプスイッチが測定装置24の構成要素であ
る。このスイッチ要素の状態は、ライン66を介して制
御ユニット10に伝送される。
ロック図を示す。ここで、電子式制御ユニットが10で
示され、電子式制御ユニット10は対応する弁装置を備
えた油圧式ブレーキ装置12を制御する。このために、
電子式制御ユニット10に、車輪のブレーキ内に形成さ
れるブレーキ圧力、ブレーキ・モーメントまたはブレー
キ力を測定するための測定装置18ないし20から入力
ライン14ないし16が供給され、ブレーキペダル操作
度を測定するための少なくとも1つの測定装置24から
入力ライン22が供給され、ならびに車輪速度、車両速
度等のようなブレーキ装置ないし車両のその他の作動変
数を測定するための測定装置30ないし32から入力ラ
イン26ないし28が供給される。好ましい実施形態に
おいては、測定装置24において油圧式主ブレーキシリ
ンダが使用され、調節される圧力がこの主ブレーキシリ
ンダの範囲内でブレーキペダルの操作により測定され、
対応する値がライン64を介して制御ユニット10に供
給される。さらに、測定装置24は少なくとも1つの位
置トランスジューサを含み、当該位置トランスジューサ
はブレーキペダルの位置を測定し、対応する値をライン
22を介して制御ユニット10に伝送する。さらに、ブ
レーキランプスイッチが測定装置24の構成要素であ
る。このスイッチ要素の状態は、ライン66を介して制
御ユニット10に伝送される。
【0008】電子式制御ユニット10は、出力ラインを
介して油圧式ブレーキ装置12の電気的に操作可能な弁
を操作する。この場合、図を見やすくするために、1つ
の車輪ブレーキに組み込まれた圧力低下弁38および圧
力上昇弁40を操作する出力ライン34および36のみ
が示されている。
介して油圧式ブレーキ装置12の電気的に操作可能な弁
を操作する。この場合、図を見やすくするために、1つ
の車輪ブレーキに組み込まれた圧力低下弁38および圧
力上昇弁40を操作する出力ライン34および36のみ
が示されている。
【0009】好ましい実施形態において非操作状態にお
いて遮断位置にあり又操作状態において開かれている圧
力低下弁38が点線で示した油圧配管42に接続され、
当該油圧配管42は貯蔵容器44から車輪48のブレー
キシリンダ46に通じている。それに対応して、好まし
い実施形態において同様に非操作状態において遮断位置
にあり又操作状態において開かれている圧力上昇弁40
が油圧配管50に接続され、当該油圧配管50は圧力発
生ポンプ52から車輪ブレーキ46に通じている。ポン
プ52の吸込側は油圧配管54を介して貯蔵容器56と
結合されている。当該貯蔵容器56は貯蔵容器44と同
じものであってもよい。油圧配管50に高圧圧力媒体貯
蔵室58が接続されている。貯蔵室58内の圧力を測定
するために、配管50、貯蔵室58ないし貯蔵室58の
範囲内の配管に圧力センサ70が結合され、当該圧力セ
ンサ70は対応する圧力信号をライン72を介して電子
式制御ユニット10に供給する。
いて遮断位置にあり又操作状態において開かれている圧
力低下弁38が点線で示した油圧配管42に接続され、
当該油圧配管42は貯蔵容器44から車輪48のブレー
キシリンダ46に通じている。それに対応して、好まし
い実施形態において同様に非操作状態において遮断位置
にあり又操作状態において開かれている圧力上昇弁40
が油圧配管50に接続され、当該油圧配管50は圧力発
生ポンプ52から車輪ブレーキ46に通じている。ポン
プ52の吸込側は油圧配管54を介して貯蔵容器56と
結合されている。当該貯蔵容器56は貯蔵容器44と同
じものであってもよい。油圧配管50に高圧圧力媒体貯
蔵室58が接続されている。貯蔵室58内の圧力を測定
するために、配管50、貯蔵室58ないし貯蔵室58の
範囲内の配管に圧力センサ70が結合され、当該圧力セ
ンサ70は対応する圧力信号をライン72を介して電子
式制御ユニット10に供給する。
【0010】さらに、車輪ブレーキシリンダ46内の圧
力は、ドライバが加速ペダルを操作することにより油圧
配管60を介して直接調節可能であり、ここで油圧配管
60は、片側が車輪ブレーキ46と結合され、反対側が
図示されていない主ブレーキシリンダと結合されてい
る。この結合は、図1において制御要素62により記号
で示されているように、電気系統が故障になった場合の
み可能となる。
力は、ドライバが加速ペダルを操作することにより油圧
配管60を介して直接調節可能であり、ここで油圧配管
60は、片側が車輪ブレーキ46と結合され、反対側が
図示されていない主ブレーキシリンダと結合されてい
る。この結合は、図1において制御要素62により記号
で示されているように、電気系統が故障になった場合の
み可能となる。
【0011】さらに、ペダル変位シミュレータ74が設
けられ、当該ペダル変位シミュレータ74は、好ましい
実施形態においては、主ブレーキシリンダから出ている
油圧配管60に油圧結合部76を介して接続され、また
は主ブレーキシリンダの範囲内で、ブレーキペダル操作
により調節可能な圧力容積部に接続されている。ペダル
変位シミュレータ74は、ブレーキ装置の電気的制御に
よる作動において、ドライバに対するブレーキペダルの
操作特性を、通常の油圧式のみのブレーキ装置に対応さ
せるためのものである。
けられ、当該ペダル変位シミュレータ74は、好ましい
実施形態においては、主ブレーキシリンダから出ている
油圧配管60に油圧結合部76を介して接続され、また
は主ブレーキシリンダの範囲内で、ブレーキペダル操作
により調節可能な圧力容積部に接続されている。ペダル
変位シミュレータ74は、ブレーキ装置の電気的制御に
よる作動において、ドライバに対するブレーキペダルの
操作特性を、通常の油圧式のみのブレーキ装置に対応さ
せるためのものである。
【0012】図を見やすくするために、図1において
は、ただ1つの車輪ブレーキに対するブレーキ装置の油
圧部分が示されている。少なくとも、同じ車軸の車輪ブ
レーキに対して、ないし車両のすべての車輪ブレーキに
対して、対応する装置が設けられている。
は、ただ1つの車輪ブレーキに対するブレーキ装置の油
圧部分が示されている。少なくとも、同じ車軸の車輪ブ
レーキに対して、ないし車両のすべての車輪ブレーキに
対して、対応する装置が設けられている。
【0013】正常作動において、電子式制御ユニット1
0は、ライン22および/または64を介して供給され
るブレーキペダルの操作度からドライバのブレーキ希望
を得る。このブレーキ希望は個々の車輪ブレーキにおい
て設定すべきブレーキ圧力に対する目標値に変換され
る。圧力制御回路の範囲内において、この圧力は、測定
された圧力を考慮して弁38および40を操作すること
により設定される。この場合、圧力上昇においては、圧
力媒体は配管50を介して、ポンプ52により貯蔵容器
56からおよび/または貯蔵室58から開かれた圧力上
昇弁40を介して車輪ブレーキ46内に流入する。圧力
低下においては、圧力上昇弁40が閉じられ、圧力低下
弁38が開かれ、これにより圧力媒体は配管42を介し
て貯蔵容器44内に流入して戻る。さらに、電子式制御
ユニット10はアンチスキッド制御装置および/または
駆動滑り制御装置を含み、これらの制御装置は、少なく
とも1つの車輪においてロック傾向ないし滑り回転傾向
が発生したとき、車輪速度を観察しながら対応する車輪
ブレーキ内の圧力を低下ないし上昇させることができ
る。
0は、ライン22および/または64を介して供給され
るブレーキペダルの操作度からドライバのブレーキ希望
を得る。このブレーキ希望は個々の車輪ブレーキにおい
て設定すべきブレーキ圧力に対する目標値に変換され
る。圧力制御回路の範囲内において、この圧力は、測定
された圧力を考慮して弁38および40を操作すること
により設定される。この場合、圧力上昇においては、圧
力媒体は配管50を介して、ポンプ52により貯蔵容器
56からおよび/または貯蔵室58から開かれた圧力上
昇弁40を介して車輪ブレーキ46内に流入する。圧力
低下においては、圧力上昇弁40が閉じられ、圧力低下
弁38が開かれ、これにより圧力媒体は配管42を介し
て貯蔵容器44内に流入して戻る。さらに、電子式制御
ユニット10はアンチスキッド制御装置および/または
駆動滑り制御装置を含み、これらの制御装置は、少なく
とも1つの車輪においてロック傾向ないし滑り回転傾向
が発生したとき、車輪速度を観察しながら対応する車輪
ブレーキ内の圧力を低下ないし上昇させることができ
る。
【0014】車輪ブレーキ内の圧力の制御のほかに、他
の有利な実施形態においては、ドライバのブレーキ希望
が、ブレーキ・モーメント、ブレーキ力、車輪速度、車
輪滑り等の制御により達成される。
の有利な実施形態においては、ドライバのブレーキ希望
が、ブレーキ・モーメント、ブレーキ力、車輪速度、車
輪滑り等の制御により達成される。
【0015】たとえば、供給電圧が低下した場合、ある
いは電子式制御ユニット10が故障した場合等のように
電子式制御が故障した場合、油圧式非常時作動ブレーキ
・システムが作動可能にされ、したがって、ドライバは
車輪ブレーキを直接作動することにより車両にブレーキ
作動を与えることができる。許容量以上の不溶性ガスが
油圧式非常時作動ブレーキ回路内に存在するとき、電子
式制御システムが故障した場合にドライバは脚力により
車輪ブレーキ内に十分なブレーキ力を形成することがで
きない。この結果、意図しない作動状態が発生すること
がある。この場合、ブレーキ作用は、主ブレーキシリン
ダとペダル変位シミュレータとの間の不溶性ガスによ
り、および/または貯蔵室、弁装置、車輪ブレーキおよ
び/またはこれらの範囲のブレーキ配管の範囲内におけ
る不溶性ガスにより損なわれることがある。
いは電子式制御ユニット10が故障した場合等のように
電子式制御が故障した場合、油圧式非常時作動ブレーキ
・システムが作動可能にされ、したがって、ドライバは
車輪ブレーキを直接作動することにより車両にブレーキ
作動を与えることができる。許容量以上の不溶性ガスが
油圧式非常時作動ブレーキ回路内に存在するとき、電子
式制御システムが故障した場合にドライバは脚力により
車輪ブレーキ内に十分なブレーキ力を形成することがで
きない。この結果、意図しない作動状態が発生すること
がある。この場合、ブレーキ作用は、主ブレーキシリン
ダとペダル変位シミュレータとの間の不溶性ガスによ
り、および/または貯蔵室、弁装置、車輪ブレーキおよ
び/またはこれらの範囲のブレーキ配管の範囲内におけ
る不溶性ガスにより損なわれることがある。
【0016】したがって、本発明により、モニタリング
の範囲内で適切な時期に、油圧作動流体内の有り得る不
溶性ガスの存在を検知することができる。
の範囲内で適切な時期に、油圧作動流体内の有り得る不
溶性ガスの存在を検知することができる。
【0017】主ブレーキシリンダと、ペダル変位シミュ
レータと、ブレーキ配管を遮断するスイッチ要素との間
の範囲内にガスが存在する場合、電気式制御装置が故障
したときそこに存在する不溶性ガスがブレーキ作動を著
しく損なうことがある。したがって、本発明により、こ
の範囲において、ブレーキ装置が正常に作動していると
き、すなわち電気式制御が機能しているとき、ブレーキ
ランプスイッチ、主ブレーキシリンダ圧力およびペダル
変位のブレーキペダル位置に関する3つの情報を用いて
ペダル挙動の特性がモニタリングされる。これらの3つ
の情報の妥当性検査により、所定の主ブレーキシリンダ
圧力におけるペダル変位の伸長から、ブレーキ装置のこ
の範囲内の不溶性ガスが検出される。この解法に対する
好ましい実施形態が図2に示されている。
レータと、ブレーキ配管を遮断するスイッチ要素との間
の範囲内にガスが存在する場合、電気式制御装置が故障
したときそこに存在する不溶性ガスがブレーキ作動を著
しく損なうことがある。したがって、本発明により、こ
の範囲において、ブレーキ装置が正常に作動していると
き、すなわち電気式制御が機能しているとき、ブレーキ
ランプスイッチ、主ブレーキシリンダ圧力およびペダル
変位のブレーキペダル位置に関する3つの情報を用いて
ペダル挙動の特性がモニタリングされる。これらの3つ
の情報の妥当性検査により、所定の主ブレーキシリンダ
圧力におけるペダル変位の伸長から、ブレーキ装置のこ
の範囲内の不溶性ガスが検出される。この解法に対する
好ましい実施形態が図2に示されている。
【0018】さらに、非常状態におけるブレーキ作用
は、ブレーキ配管、弁装置、貯蔵室等の範囲内における
不溶性ガス量により損なわれることがある。ブレーキ作
用のこのタイプの悪影響を検出するために、2つの有利
な解法が提案される。
は、ブレーキ配管、弁装置、貯蔵室等の範囲内における
不溶性ガス量により損なわれることがある。ブレーキ作
用のこのタイプの悪影響を検出するために、2つの有利
な解法が提案される。
【0019】1つは、正常作動におけるそれぞれのブレ
ーキ作動において、すなわちブレーキ圧力形成のために
ポンプ52を必要としない電気式制御のもとでは、定常
状態における所定のブレーキ圧力において最大許容貯蔵
室圧力降下が想定される。この値は、温度、貯蔵室の排
出特性曲線および車輪クランプの圧力−容積特性曲線の
関数である。さらに、計算のとき、ブレーキ過程の前の
貯蔵室内の圧力が考慮されることが有利である。好まし
い実施形態においては、所定のブレーキ装置に対し対応
する特性曲線が与えられ、この特性曲線は測定されたブ
レーキ圧力に対し最大許容貯蔵室圧力降下値を割り当て
ている。ブレーキ装置のこの範囲内のより大きな弾性に
より、したがって貯蔵室内のより大きな容積の消費によ
り、不溶性ガス量の存在がわかる。したがって、所定の
限界値を超えたことが検出されかつ限界値を何回も超え
た場合、ないし複数回のブレーキ作動の平均値が限界値
を超えた場合、許容量以上の不溶性ガスが検出されかつ
対応する手段が開始される。
ーキ作動において、すなわちブレーキ圧力形成のために
ポンプ52を必要としない電気式制御のもとでは、定常
状態における所定のブレーキ圧力において最大許容貯蔵
室圧力降下が想定される。この値は、温度、貯蔵室の排
出特性曲線および車輪クランプの圧力−容積特性曲線の
関数である。さらに、計算のとき、ブレーキ過程の前の
貯蔵室内の圧力が考慮されることが有利である。好まし
い実施形態においては、所定のブレーキ装置に対し対応
する特性曲線が与えられ、この特性曲線は測定されたブ
レーキ圧力に対し最大許容貯蔵室圧力降下値を割り当て
ている。ブレーキ装置のこの範囲内のより大きな弾性に
より、したがって貯蔵室内のより大きな容積の消費によ
り、不溶性ガス量の存在がわかる。したがって、所定の
限界値を超えたことが検出されかつ限界値を何回も超え
た場合、ないし複数回のブレーキ作動の平均値が限界値
を超えた場合、許容量以上の不溶性ガスが検出されかつ
対応する手段が開始される。
【0020】とくにブレーキ作動中にはモニタリングで
きないブレーキ装置の範囲に対する他の方法は、車両の
静止状態において、たとえば発進前のいわゆるドライブ
前チェックの範囲において、貯蔵室からの作用可能な圧
力が少なくとも1つの車輪ブレーキ内に供給されること
にある。このために、所定のモデルに従って、たとえば
ある勾配に対応して車輪ブレーキの圧力上昇弁に電流が
流され、設定された圧力が測定される。その後、ブレー
キ圧力および貯蔵室圧力低下の応答から系内のガスが特
定される。この両方の解法に関する実施形態が図4ない
し図6に示されている。
きないブレーキ装置の範囲に対する他の方法は、車両の
静止状態において、たとえば発進前のいわゆるドライブ
前チェックの範囲において、貯蔵室からの作用可能な圧
力が少なくとも1つの車輪ブレーキ内に供給されること
にある。このために、所定のモデルに従って、たとえば
ある勾配に対応して車輪ブレーキの圧力上昇弁に電流が
流され、設定された圧力が測定される。その後、ブレー
キ圧力および貯蔵室圧力低下の応答から系内のガスが特
定される。この両方の解法に関する実施形態が図4ない
し図6に示されている。
【0021】好ましい実施形態においては、本発明によ
る解法は、電気式制御ユニット10を含むマイクロコン
ピュータにおける計算プログラムとして実行される。
る解法は、電気式制御ユニット10を含むマイクロコン
ピュータにおける計算プログラムとして実行される。
【0022】ブレーキランプスイッチ信号、圧力センサ
信号およびペダル変位センサ信号の妥当性検査に基づく
主ブレーキシリンダおよびペダル変位シミュレータの範
囲内の不溶性ガス量の検出に関しては、種々の方法が考
えられる。1つの好ましい方法が図2及び図3に示され
ている。
信号およびペダル変位センサ信号の妥当性検査に基づく
主ブレーキシリンダおよびペダル変位シミュレータの範
囲内の不溶性ガス量の検出に関しては、種々の方法が考
えられる。1つの好ましい方法が図2及び図3に示され
ている。
【0023】ここに示したプログラム部分は、主ブレー
キシリンダ圧力およびペダル変位のためのセンサに故障
がないことを前提として、ブレーキペダルを操作しかつ
ブレーキランプスイッチが閉じられたときに開始され、
次に、所定の時点において、たとえば5ないし20ミリ
秒の時間間隔でプログラム部分は繰り返される。図示の
プログラム部分の第1のステップ100において、圧力
センサの測定値PHZおよびペダル変位センサの測定値
SPEDが読み込まれる。それに続くステップ102に
おいて、測定された圧力値PHZが所定の圧力PSOLLと
比較される。主ブレーキシリンダの圧力がこの所定の圧
力値より大きい場合、プログラム部分は終了され、ブレ
ーキ作動が継続するかぎり所定時間ごとに繰り返され
る。主ブレーキシリンダの圧力が所定の圧力値より小さ
い場合、それに続く問い合わせステップ104におい
て、測定されたペダル変位SPEDが所定の圧力値P
SOLLに割り当てられたペダル変位SPEDSOLLより大き
いか否かが検査される。SPEDがSPEDSOLLより大
きくない場合、ブレーキ・システムのこの部分内に不溶
性ガスが存在しないことが特定される。しかしながら、
ペダル変位が所定の圧力値に割り当てられた変位より大
きい場合、ステップ106により、ブレーキ・システム
のこの部分内に許容量以上の不溶性ガスが存在すること
が特定される。この場合、それに応じてアラーム信号が
出力され、場合により出力制限または速度制限の範囲内
で非常時作動が開始される。その後、プログラム部分は
終了され、所定の時間経過後に繰り返される。
キシリンダ圧力およびペダル変位のためのセンサに故障
がないことを前提として、ブレーキペダルを操作しかつ
ブレーキランプスイッチが閉じられたときに開始され、
次に、所定の時点において、たとえば5ないし20ミリ
秒の時間間隔でプログラム部分は繰り返される。図示の
プログラム部分の第1のステップ100において、圧力
センサの測定値PHZおよびペダル変位センサの測定値
SPEDが読み込まれる。それに続くステップ102に
おいて、測定された圧力値PHZが所定の圧力PSOLLと
比較される。主ブレーキシリンダの圧力がこの所定の圧
力値より大きい場合、プログラム部分は終了され、ブレ
ーキ作動が継続するかぎり所定時間ごとに繰り返され
る。主ブレーキシリンダの圧力が所定の圧力値より小さ
い場合、それに続く問い合わせステップ104におい
て、測定されたペダル変位SPEDが所定の圧力値P
SOLLに割り当てられたペダル変位SPEDSOLLより大き
いか否かが検査される。SPEDがSPEDSOLLより大
きくない場合、ブレーキ・システムのこの部分内に不溶
性ガスが存在しないことが特定される。しかしながら、
ペダル変位が所定の圧力値に割り当てられた変位より大
きい場合、ステップ106により、ブレーキ・システム
のこの部分内に許容量以上の不溶性ガスが存在すること
が特定される。この場合、それに応じてアラーム信号が
出力され、場合により出力制限または速度制限の範囲内
で非常時作動が開始される。その後、プログラム部分は
終了され、所定の時間経過後に繰り返される。
【0024】図3に、主ブレーキシリンダの圧力がペダ
ル変位に対して描かれている。ペダル変位の関数として
圧力PSOLLの曲線が描かれている。主ブレーキシリンダ
の圧力がPSOLLの上側にある場合ブレーキ・システムは
正常であり、下側にある場合ブレーキ・システム内のガ
スが特定される。さらに、この差が所定最大値を超えた
場合、ないし差の符号が逆の場合、センサの範囲内のエ
ラーが特定される。
ル変位に対して描かれている。ペダル変位の関数として
圧力PSOLLの曲線が描かれている。主ブレーキシリンダ
の圧力がPSOLLの上側にある場合ブレーキ・システムは
正常であり、下側にある場合ブレーキ・システム内のガ
スが特定される。さらに、この差が所定最大値を超えた
場合、ないし差の符号が逆の場合、センサの範囲内のエ
ラーが特定される。
【0025】車輪ブレーキ、弁装置およびポンプの範囲
内の許容量以上の不溶性ガスを検出するための1つの好
ましい実施形態が図4および図5の流れ図に示されてい
る。
内の許容量以上の不溶性ガスを検出するための1つの好
ましい実施形態が図4および図5の流れ図に示されてい
る。
【0026】使用例に応じてそれぞれ、図示のプログラ
ム部分は、ブレーキペダル操作によるブレーキ過程の
間、所定の時間間隔で開始され、またはブレーキを作動
していない車両の静止状態において、たとえばドライブ
前チェックの範囲内において開始される。
ム部分は、ブレーキペダル操作によるブレーキ過程の
間、所定の時間間隔で開始され、またはブレーキを作動
していない車両の静止状態において、たとえばドライブ
前チェックの範囲内において開始される。
【0027】上記の作動状態において、図示のプログラ
ム部分がスタートした後、第1のステップ200におい
て、圧力上昇弁の対応する操作により少なくとも1つの
車輪ブレーキ内の圧力が上昇される。これは、正常なブ
レーキ過程の範囲内で、ドライバがブレーキペダルを操
作することにより与えられるブレーキ希望の関数とし
て、車両の静止状態において所定の操作電流モデルに従
って、たとえばある時間勾配に従って行われる。その後
ステップ202において、少なくとも1つの車輪ブレー
キにおいて測定された圧力PRADならびに貯蔵室の範囲
内で測定された貯蔵室圧力PSP、場合によりブレーキ作
動の前の貯蔵室圧力PSP0が読み込まれ、それに続く問
い合わせステップ204において、ブレーキ圧力が定常
状態でありかつポンプが作動されていないか否かが検査
される。この場合、ブレーキ圧力が所定の公差範囲内で
変動しているとき、定常圧力レベルが到達したものとみ
なされ、圧力上昇弁の圧力上昇方向への操作が終了され
るか、または圧力上昇の開始後所定の時間経過させる。
ステップ204における問い合わせ条件のいずれかが満
たされていない場合、ステップ206により、圧力上昇
過程が圧力低下の方向に切り換えられたか否かが検査さ
れる。これが肯定の場合、プログラム部分は終了され、
所定の時間経過後繰り返される。ステップ206におい
て否定の場合、プログラム部分はステップ200から継
続され、所定の方法により圧力上昇がさらに継続され
る。ステップ204において、ポンプを操作することな
く定常圧力レベルに到達したことが検出された場合、ス
テップ208により、到達したブレーキ圧力PRADに基
づき、所定の特性曲線群またはモデル計算により、最大
許容貯蔵室圧力降下PSPminが導かれる。それに続くス
テップ210において、測定された貯蔵室圧力値PSPな
いし開始圧力と終了圧力との間の差として求められる圧
力降下(PSP0−PSP)が最大許容貯蔵室圧力降下P
SPminより小さいか否かが検査される。これが肯定の場
合、図4に示す実施形態においては、ステップ212に
より、カウンタZが増分され、一方否定の場合、ステッ
プ214により、カウンタZが減分される。ステップ2
12および214の後、プログラム部分は終了され、所
定の時間経過後繰り返される。
ム部分がスタートした後、第1のステップ200におい
て、圧力上昇弁の対応する操作により少なくとも1つの
車輪ブレーキ内の圧力が上昇される。これは、正常なブ
レーキ過程の範囲内で、ドライバがブレーキペダルを操
作することにより与えられるブレーキ希望の関数とし
て、車両の静止状態において所定の操作電流モデルに従
って、たとえばある時間勾配に従って行われる。その後
ステップ202において、少なくとも1つの車輪ブレー
キにおいて測定された圧力PRADならびに貯蔵室の範囲
内で測定された貯蔵室圧力PSP、場合によりブレーキ作
動の前の貯蔵室圧力PSP0が読み込まれ、それに続く問
い合わせステップ204において、ブレーキ圧力が定常
状態でありかつポンプが作動されていないか否かが検査
される。この場合、ブレーキ圧力が所定の公差範囲内で
変動しているとき、定常圧力レベルが到達したものとみ
なされ、圧力上昇弁の圧力上昇方向への操作が終了され
るか、または圧力上昇の開始後所定の時間経過させる。
ステップ204における問い合わせ条件のいずれかが満
たされていない場合、ステップ206により、圧力上昇
過程が圧力低下の方向に切り換えられたか否かが検査さ
れる。これが肯定の場合、プログラム部分は終了され、
所定の時間経過後繰り返される。ステップ206におい
て否定の場合、プログラム部分はステップ200から継
続され、所定の方法により圧力上昇がさらに継続され
る。ステップ204において、ポンプを操作することな
く定常圧力レベルに到達したことが検出された場合、ス
テップ208により、到達したブレーキ圧力PRADに基
づき、所定の特性曲線群またはモデル計算により、最大
許容貯蔵室圧力降下PSPminが導かれる。それに続くス
テップ210において、測定された貯蔵室圧力値PSPな
いし開始圧力と終了圧力との間の差として求められる圧
力降下(PSP0−PSP)が最大許容貯蔵室圧力降下P
SPminより小さいか否かが検査される。これが肯定の場
合、図4に示す実施形態においては、ステップ212に
より、カウンタZが増分され、一方否定の場合、ステッ
プ214により、カウンタZが減分される。ステップ2
12および214の後、プログラム部分は終了され、所
定の時間経過後繰り返される。
【0028】図4において使用されたカウンタZは、比
較結果を統計的に評価するためのものである。したがっ
て、ブレーキ・システム内の許容量以上の不溶性ガスを
検出するために、図5に示す処理方法により、所定の時
点においてステップ300によりカウンタ状態Zが読み
込まれ、それに続くステップ302において、最大値と
比較される。最大値に到達しない場合、図5に示したプ
ログラム部分は終了され、一方最大値に到達した場合、
ステップ304により、ブレーキ・システム内の許容量
以上の不溶性ガスが特定され、アラーム信号が発生さ
れ、場合により非常時作動が開始される。ステップ30
4の後、プログラム部分は終了される。
較結果を統計的に評価するためのものである。したがっ
て、ブレーキ・システム内の許容量以上の不溶性ガスを
検出するために、図5に示す処理方法により、所定の時
点においてステップ300によりカウンタ状態Zが読み
込まれ、それに続くステップ302において、最大値と
比較される。最大値に到達しない場合、図5に示したプ
ログラム部分は終了され、一方最大値に到達した場合、
ステップ304により、ブレーキ・システム内の許容量
以上の不溶性ガスが特定され、アラーム信号が発生さ
れ、場合により非常時作動が開始される。ステップ30
4の後、プログラム部分は終了される。
【0029】最大貯蔵室圧力降下を超えたときに増分さ
れ、下回ったときに減分少されるカウンタを使用する代
わりに、他の実施形態において、他の統計的評価が使用
されてもよい。たとえば、有利な実施形態においては、
限界値を超えた数が測定され、所定の数が存在した場
合、ブレーキ・システム内に不溶性ガスが存在すること
が特定される。他の有利な実施形態においては、貯蔵室
圧力ないし貯蔵室圧力降下の平均値および複数のブレー
キ作動ないし複数のドライブ前チェックに対する最大貯
蔵室圧力降下の平均値が形成され、当該平均値に基づき
測定値の平均値と限界値の平均値との比較によりガス検
出が行われる。
れ、下回ったときに減分少されるカウンタを使用する代
わりに、他の実施形態において、他の統計的評価が使用
されてもよい。たとえば、有利な実施形態においては、
限界値を超えた数が測定され、所定の数が存在した場
合、ブレーキ・システム内に不溶性ガスが存在すること
が特定される。他の有利な実施形態においては、貯蔵室
圧力ないし貯蔵室圧力降下の平均値および複数のブレー
キ作動ないし複数のドライブ前チェックに対する最大貯
蔵室圧力降下の平均値が形成され、当該平均値に基づき
測定値の平均値と限界値の平均値との比較によりガス検
出が行われる。
【0030】図4および図5に示した過程が、図6にお
ける時間変化に示されている。ここで、図6の(A)は
ある車輪ブレーキ内のブレーキ圧力の時間変化を示し、
一方図6の(B)は貯蔵室の圧力の時間変化を示す。図
6の(A)に示すように、ある時点T0において少なく
とも1つの車輪ブレーキに圧力上昇が始まる。時点T1
においてブレーキ圧力の定常圧力レベルが特定されたと
する。図6の(A)に示すブレーキ圧力の上昇と共に、
図6の(B)に示すように、貯蔵室圧力は時点T0にお
ける最大値PSPmaxから時点T1においてある値に低下
する。この値は、ブレーキ・システム内に許容量以上の
不溶性ガスが存在する場合、実線で示すように、時点T
1において、ブレーキ圧力に割り当てられた最大圧力降
下PSPmi nの下側にあり、一方不具合のない作動におい
ては、一点鎖線で示すように、この限界値の上側にあ
る。
ける時間変化に示されている。ここで、図6の(A)は
ある車輪ブレーキ内のブレーキ圧力の時間変化を示し、
一方図6の(B)は貯蔵室の圧力の時間変化を示す。図
6の(A)に示すように、ある時点T0において少なく
とも1つの車輪ブレーキに圧力上昇が始まる。時点T1
においてブレーキ圧力の定常圧力レベルが特定されたと
する。図6の(A)に示すブレーキ圧力の上昇と共に、
図6の(B)に示すように、貯蔵室圧力は時点T0にお
ける最大値PSPmaxから時点T1においてある値に低下
する。この値は、ブレーキ・システム内に許容量以上の
不溶性ガスが存在する場合、実線で示すように、時点T
1において、ブレーキ圧力に割り当てられた最大圧力降
下PSPmi nの下側にあり、一方不具合のない作動におい
ては、一点鎖線で示すように、この限界値の上側にあ
る。
【0031】最大許容貯蔵室圧力降下の決定は、温度、
排出特性曲線、車輪クランプの圧力/容積特性曲線のよ
うな上記の作動変数のほかに、ブレーキ圧力がその中に
形成される車輪ブレーキの数の関数としても行われる。
したがって、たとえば、ブレーキ過程の間にすべての車
輪ブレーキにおいてブレーキ圧力上昇が行われる場合
は、限界値を決定するときにすべての車輪ブレーキの容
積が考慮に入れられなければならない。他方で、車両が
静止状態の場合、ないしドライブ前チェックの範囲内
で、1つまたは複数の所定数の車輪ブレーキに圧力媒体
を供給してもよい。この場合、最大圧力降下値を決定す
るとき、圧力がその中で上昇される車輪ブレーキの数が
考慮されなければならない。
排出特性曲線、車輪クランプの圧力/容積特性曲線のよ
うな上記の作動変数のほかに、ブレーキ圧力がその中に
形成される車輪ブレーキの数の関数としても行われる。
したがって、たとえば、ブレーキ過程の間にすべての車
輪ブレーキにおいてブレーキ圧力上昇が行われる場合
は、限界値を決定するときにすべての車輪ブレーキの容
積が考慮に入れられなければならない。他方で、車両が
静止状態の場合、ないしドライブ前チェックの範囲内
で、1つまたは複数の所定数の車輪ブレーキに圧力媒体
を供給してもよい。この場合、最大圧力降下値を決定す
るとき、圧力がその中で上昇される車輪ブレーキの数が
考慮されなければならない。
【0032】好ましい実施形態においては、最大貯蔵室
圧力降下と実際の貯蔵室圧力降下との間の差に対して記
憶されている所定値からガス含有量が量の指示としてお
よび/または容積の指示として求められる。
圧力降下と実際の貯蔵室圧力降下との間の差に対して記
憶されている所定値からガス含有量が量の指示としてお
よび/または容積の指示として求められる。
【0033】油圧作動流体内に許容量以上の不溶性ガス
が検出された場合、ドライバは非常時ブレーキ回路が制
限された範囲でのみ利用可能であることを知らされ、あ
る有利な実施形態においては、出力制限、速度制限等に
より運転され、代替形態または補足形態においては、ブ
レーキ装置のガス抜きを行うために修理工場に行くよう
に警告される。
が検出された場合、ドライバは非常時ブレーキ回路が制
限された範囲でのみ利用可能であることを知らされ、あ
る有利な実施形態においては、出力制限、速度制限等に
より運転され、代替形態または補足形態においては、ブ
レーキ装置のガス抜きを行うために修理工場に行くよう
に警告される。
【0034】好ましい実施形態においては、評価のため
に圧力測定値が読み取られる。他の有利な実施形態にお
いては、ブレーキにより加えられる力を表わす、たとえ
ば締付力のような他の値に基づいて上記の検査が行わ
れ、本発明による解法の意味での検査のためにこの値が
評価される。
に圧力測定値が読み取られる。他の有利な実施形態にお
いては、ブレーキにより加えられる力を表わす、たとえ
ば締付力のような他の値に基づいて上記の検査が行わ
れ、本発明による解法の意味での検査のためにこの値が
評価される。
【0035】さらに、有利な実施形態においては、貯蔵
室圧力が限界値と比較されないで、上記のように貯蔵室
内の開始圧力と定常圧力レベルにおいて得られた終端圧
力との間の差が対応する限界値と比較される。これと共
に、完全に充満されていない貯蔵室もまた考慮されても
よい。
室圧力が限界値と比較されないで、上記のように貯蔵室
内の開始圧力と定常圧力レベルにおいて得られた終端圧
力との間の差が対応する限界値と比較される。これと共
に、完全に充満されていない貯蔵室もまた考慮されても
よい。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下の通りの効果を奏する。即ち、本発明に
よる解法は、油圧式非常時作動ブレーキ・システムを備
えた電気油圧式ブレーキ装置の確実な作動を保証する。
この検査はブレーキ装置の正常作動中においても行うこ
とができることはとくに有利である。
いるので、以下の通りの効果を奏する。即ち、本発明に
よる解法は、油圧式非常時作動ブレーキ・システムを備
えた電気油圧式ブレーキ装置の確実な作動を保証する。
この検査はブレーキ装置の正常作動中においても行うこ
とができることはとくに有利である。
【0037】この場合、ブレーキ・システムのブレーキ
作動流体内の許容量以上の不溶性ガスが検出されること
は有利である。
作動流体内の許容量以上の不溶性ガスが検出されること
は有利である。
【0038】本発明による解法により、きわめて僅かな
ガス量も検出可能である。
ガス量も検出可能である。
【0039】この点に関して、ガス検出のために行われ
るテストがきわめて短時間内に行われることはとくに有
利である。
るテストがきわめて短時間内に行われることはとくに有
利である。
【0040】本発明の方法により、ブレーキ作動流体内
のガス含有量ないしガス含有容積が決定可能であること
はとくに有利である。
のガス含有量ないしガス含有容積が決定可能であること
はとくに有利である。
【0041】モニタリングを行うために、追加のセンサ
装置を必要としないことは有利である。モニタリングは
既存のセンサからの信号のみを基礎にしている。
装置を必要としないことは有利である。モニタリングは
既存のセンサからの信号のみを基礎にしている。
【0042】さらに、個々の車輪ブレーキにおいて目的
に合わせた圧力上昇によりガス検出が行われ得て、この
ようにして種々のブレーキ配管領域が相互に独立に許容
量以上のガス量に関して検査可能であることはとくに有
利である。
に合わせた圧力上昇によりガス検出が行われ得て、この
ようにして種々のブレーキ配管領域が相互に独立に許容
量以上のガス量に関して検査可能であることはとくに有
利である。
【図1】電気油圧式ブレーキ装置のブロック図である。
【図2】第1の実施形態における本発明による方法の流
れ図である。
れ図である。
【図3】第1の実施形態における主ブレーキシリンダの
圧力のペダル変位に対する変化を示す。
圧力のペダル変位に対する変化を示す。
【図4】第2の実施形態における本発明による方法の流
れ図である。
れ図である。
【図5】第2の実施形態における本発明による方法の流
れ図である。
れ図である。
【図6】本発明による解法の第2の実施形態における時
間線図であり、(A)は車輪ブレーキ圧力の時間変化
を、(B)は貯蔵室圧力の時間変化を示す。
間線図であり、(A)は車輪ブレーキ圧力の時間変化
を、(B)は貯蔵室圧力の時間変化を示す。
10 電子式制御ユニット 12 油圧式ブレーキ装置 18、20、24、30、32 測定装置 38 圧力低下弁 40 圧力上昇弁 44、56 貯蔵容器 46 車輪ブレーキシリンダ 48 車輪 52 ポンプ 58 高圧圧力媒体貯蔵室 62 スイッチ要素 70 圧力センサ 74 ペダル変位シミュレータ
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも1つの車輪ブレーキにおいて
電気的操作により圧力が上昇または低下される車両ブレ
ーキ装置の検査方法において、 検査の目的で圧力が上昇される少なくとも1つの作動状
態において圧力上昇の特性を示す少なくとも1つの変数
が許容限界値に関してモニタリングされることを特徴と
する車両ブレーキ装置の検査方法。 - 【請求項2】 前記の特性を示す変数が、ブレーキペダ
ルスイッチの信号、主ブレーキシリンダ内の圧力の信号
およびペダル変位を表わす信号であり、この場合、所定
の主ブレーキシリンダ圧力においてペダル変位の伸長が
生じた場合前記ブレーキ装置内に不溶性ガスが特定され
ることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 実際の貯蔵室圧力降下が最大許容値を超
えた場合前記ブレーキ装置内に不溶性ガスが特定される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 最大許容貯蔵室圧力降下が、モデルまた
は特性曲線群から、温度、排出特性曲線および車輪クラ
ンプの圧力−容積特性曲線の関数として、また場合によ
りブレーキ圧力が供給される車輪ブレーキの数の関数と
して計算されることを特徴とする請求項3に記載の方
法。 - 【請求項5】 最大許容貯蔵室圧力降下を、複数回十分
にしばしば超えた場合、または複数のブレーキ作動の平
均が超えた場合、前記ブレーキ装置内に不溶性ガスが特
定されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
一項に記載の方法。 - 【請求項6】 貯蔵室圧力降下のモニタリングが、電気
的に操作されたブレーキ作動ごとに行われることを特徴
とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項7】 貯蔵室圧力降下のモニタリングが、車両
の静止状態において、たとえば発進前のいわゆるドライ
ブ前チェックの範囲内で行われることを特徴とする請求
項1ないし6のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項8】 貯蔵室圧力降下のモニタリングが、前記
ブレーキ装置の補助圧力源(ポンプ)が作動していない
ときにのみ行われることを特徴とする請求項1ないし7
のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】 前記ブレーキ装置が電気油圧式ブレーキ
装置であり、当該電気系統に不具合が生じた場合、純粋
に油圧式の制御に移行されることを特徴とする請求項1
ないし8のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項10】 少なくとも1つの車輪ブレーキにおい
て制御信号により圧力を上昇または低下する電子式制御
ユニットを備えた車両ブレーキ装置の検査装置におい
て、 前記電子式制御ユニットが、検査の目的で圧力が上昇さ
れる少なくとも1つの作動状態において圧力上昇の特性
を示す少なくとも1つの変数が所定の限界値を超えてい
るか否かについて検査することを特徴とする車両ブレー
キ装置の検査装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19603863.4 | 1996-02-03 | ||
DE19603863A DE19603863B4 (de) | 1996-02-03 | 1996-02-03 | Verfahren und Vorrichtungen zur Überprüfung der Bremsanlage eines Fahrzeugs |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09216556A true JPH09216556A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=7784398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9018744A Withdrawn JPH09216556A (ja) | 1996-02-03 | 1997-01-31 | 車両ブレーキ装置の検査方法および装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5908983A (ja) |
JP (1) | JPH09216556A (ja) |
DE (1) | DE19603863B4 (ja) |
FR (1) | FR2745253B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007182171A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Toyota Motor Corp | ブレーキ制御装置 |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5941608A (en) | 1996-03-07 | 1999-08-24 | Kelsey-Hayes Company | Electronic brake management system with manual fail safe |
NL1004028C2 (nl) * | 1996-09-13 | 1998-03-16 | Sun Electric Systems Bv | Werkwijze voor het bepalen van de hoeveelheid onopgelost gas in een hydraulisch systeem. |
DE19822535B4 (de) * | 1997-10-29 | 2010-08-05 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Vorrichtung und Verfahren zur Steuerung einer Bremsanlage |
WO1999041125A1 (de) * | 1998-02-10 | 1999-08-19 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Elektronisch regelbares bremsbetätigungssystem |
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