JPH05319111A - 産業用車両の駆動ユニット - Google Patents

産業用車両の駆動ユニット

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JPH05319111A
JPH05319111A JP12901292A JP12901292A JPH05319111A JP H05319111 A JPH05319111 A JP H05319111A JP 12901292 A JP12901292 A JP 12901292A JP 12901292 A JP12901292 A JP 12901292A JP H05319111 A JPH05319111 A JP H05319111A
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vehicle
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Nobuo Futai
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同じ形状の駆動ユニットを左前輪用と右前輪用
に共用可能にすると共に、車体幅を従来よりも狭く設定
可能なことを目的としている。 【構成】駆動ユニット2,3のケースの外周に取り付け
部材13が形成されている。取り付け部材13に6個の
ボルト穴が開設されている。同一形状の駆動ユニット
2,3を2台用意し、その一方の駆動ユニット2を、そ
の入力軸8と出力軸9を結ぶ線Lを出力軸9を通る車体
前後方向の水平軸Sよりも下方に若干傾斜させた取り付
け角度θでサイドフレーム4,5に取り付ける。また、
上記右前輪1側の駆動ユニット2と同形状の駆動ユニッ
ト3を、出力軸9が左側に向くように裏返して、取り付
けラインLを、出力軸9を通る車体前後方向の水平軸S
より,出力軸9を中心に上方に傾斜させて取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右の各前輪をそれぞ
れ個別の駆動ユニット及び走行モータによって個々独立
に駆動する前輪駆動式の産業用車両に係り、特に駆動ユ
ニットの構造や取り付けに特徴を有する産業用車両の駆
動ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】左右の前輪をそれぞれ個別の駆動ユニッ
ト及び走行モータで駆動する前輪駆動式の産業用車両と
しては、例えば実開昭57−100518号公報に記載
されているフォークリフトがある。この車両において
は、図11及び図12に示すように、車体の車幅方向両
側前方の下端からそれぞれ車体側部材であるブラケット
30が下方に突設し、これらブラケット30に減速装置
等からなる駆動ユニット2,3のケースが複数のボルト
で固定されて構成されている。
【0003】そして、左右の駆動ユニット2,3は、そ
の車体前後方向前側において、対応する前輪1を支持す
ると共に出力軸をその車輪のアクスルに接続して、各車
輪1を独立して駆動可能になっていると共に、車体前後
方向後側の車幅方向内側において、入力軸を走行モータ
6,7の回転軸に連結している。各走行モータ6,7
は、対応する駆動ユニット2,3のケースに一体的に固
定され、その自由端がそれぞれ車幅方向内方に向けて延
在されて、その左右の走行モータ6,7の自由端部側が
所定のクリアランスをあけて車幅方向で対向している。
【0004】なお、図11及び12中,31は車体前側
に設けられたフォークリフトのマストである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のような産業
用車両にあっては、車幅方向の左右にそれぞれ取り付け
られる駆動ユニット2,3及び走行モータ6,7の搭載
位置は、車幅方向中央部を中心にしてほぼ左右対称な位
置に配置するようにして搭載されているため、左前輪用
の駆動ユニット3と右前輪用の駆動ユニット2の形状が
相違する。このように、左右に同一形状の駆動ユニット
を共用していないため、2種類の形状の駆動ユニット
2,3を用意して左右に取り付ける必要がある。
【0006】また、左右の走行モータ6,5が車幅方向
に軸を向け、且つ、所定のクリアランスをあけて並ぶよ
うに搭載されているため、車体幅として、少なくとも2
台の走行モータ2,3が長手方向に並ぶだけの幅が必要
になるという問題がある。本発明は、上記のような問題
点に着目してなされたもので、同じ形状の駆動ユニット
を左前輪用と右前輪用に共用可能にすると共に、車体幅
を従来よりも狭く設定可能な産業車両用の駆動ユニット
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の産業用車両の駆動ユニットは、左前輪及び
右前輪にそれぞれ個別の駆動ユニット及び走行モータを
独立して連結配置されている産業用車両において、一方
の駆動ユニットを、その車体前後方向の取り付け角度を
ほぼ水平にして車体側部材に取り付け、且つ、他方の駆
動ユニットを、上記一方の駆動ユニットと同一形状のも
のを上下が逆になるように裏返して配置すると共に、上
記一方の駆動ユニットに固定されている走行モータに他
方の駆動ユニットに固定されている走行モータが車両上
下方向で重なる車体前後方向の取り付け角度で、上記他
方の駆動ユニットを車体側部材へ取り付けたことを特徴
としている。
【0008】上記左右の駆動ユニットの車体側部材への
取り付けは、例えば、上記駆動ユニットのケースの外周
に、少なくとも上方及び下方,好ましくは後方にも突出
する張り出し部からなる取り付け部材を備え、その取り
付け部材にケースの周面に沿って所定間隔をあけて配置
された複数のボルト穴を設け、さらに、車体側部材であ
る左右のサイドフレームに、それぞれ上記対応する駆動
ユニットの取り付け位置に合わせてそのケースと干渉す
る部分を切り欠いて車体側取り付け部を形成すると共
に、上記駆動ユニット側のボルト穴と左右に対向する位
置の上記車体側取り付け部にそれぞれボルト穴を設けて
おき、その駆動ユニット側のボルト穴と車体側取り付け
部側のボルト穴とをそれぞれボルトにより締結固定して
取り付けるとよい。
【0009】また、上記駆動ユニットに対して、入力軸
と出力軸を結ぶ車体前後方向の軸を水平にした状態で、
出力軸よりも前側で上記車体前後方向の軸を上下から挟
む2箇所,及び車体前後方向中央部の下部の合計3箇所
にギヤオイル用の給排孔を設け、駆動ユニットの車体前
後方向の取付け角度に応じて上記3箇所のうちの2箇所
を実際の給排孔として使用するとよい。
【0010】さらに、走行モータとの合わせ面に設けら
れたブリーザ室と、駆動ユニットの入力軸と出力軸を結
ぶ車体前後方向の軸を水平にした状態で、上記ブリーザ
室の上側部分に連通して上記他方の駆動ユニットの取り
付け角度よりも小さい傾斜角度で後方且つ斜め上方に延
びて開口するブリーザ通気孔と、上記ブリーザ室とケー
ス内を連通する連通路と、その連通路のケース内への入
口部に設けられたボールベアリングと、上記連通路の途
中が形成する絞り部と、上記連通路の途中とケース内と
を連通しギヤや入力軸に近接しない位置でケース内へ開
口する切り欠き部とからなるブリーザ構造を備えるとよ
い。
【0011】
【作用】同じ形状の駆動ユニットを2つ用意して、その
うちの一方の駆動ユニットを、その車体前後方向の取り
付け角度をほぼ水平にして一方の前輪側に取り付ける。
そして、他方の駆動ユニットを上下が逆になるように裏
返すことで、その他方の駆動ユニットの出力軸及び入力
軸が一方の駆動ユニットの出力軸及び入力軸と反対方向
に向き、対応する他方の前輪側に連結可能になる。
【0012】また、他方の駆動ユニットの取り付け角度
を上方に傾けることで、その他方の駆動ユニットに固定
されている走行モータの位置が上方に移動する。このと
き、両駆動ユニットの出力軸が車幅方向にほぼ同軸且つ
水平になっているので、一方の駆動ユニットに固定され
ている走行モータよりも,他方の駆動ユニットに固定さ
れている走行モータの方が上方に位置することとなり、
他方の走行モータを一方のモータの上方に所定のクリア
ランスをおいて重ねた状態に配置可能となる。
【0013】これによって所望の車体幅に応じて、その
左右の走行モータの重ねる量を調整することで、2つの
走行モータによる車体幅の制限がなくなる。よって、左
右の走行モータを上下に重なるように対向させること
で、車幅が従来よりも小さく設定されて従来よりも車両
の旋回半径を小さく設定できるようになる。また、同一
形状の駆動ユニットを左右に使用するために、一方の駆
動ユニットを,上下が逆になるように裏返して取り付け
る必要があるが、駆動ユニットのケースに上方及び下方
に向かう取り付け部を設けておくことで、裏返して使用
しても、取り付け部が必ず上側及び下側に存在する。
【0014】また、その駆動ユニットを固定する左右の
各サイドフレームを駆動ユニットの取り付け角度に応じ
て駆動ユニットのケースと干渉しないように切り欠くこ
とで、対応する駆動ユニットの取り付け角度に応じた取
り付け部材と左右方向から当接可能な車体側の取り付け
部が駆動ユニットケースを囲うように形成される。そし
て、その車体側取り付け部に、駆動ユニット側のボルト
に対応するボルト穴を設けておき、対応するボルト穴同
士をボルトで締結することで、駆動ユニットが、駆動ユ
ニットのケースを囲むように車体側に固定されるように
なる。
【0015】なお、駆動ユニットの取り付け部は、上下
方向ばかりでなく車体後方にも設けておくと更に剛的に
駆動ユニットを車体に固定することができるようにな
る。このように、車体側部材であるサイドフレームに形
成する,取り付け部の切り欠き形状やボルト穴を駆動ユ
ニットの取り付け角度等に応じてそれぞれ適性化するこ
とで、同一形状の駆動ユニットを左右に共用してそれぞ
れ取り付けられるようになる。
【0016】また、請求項3に記載されているようにギ
ヤオイルのために3つの給排穴を設けておくと、一方の
駆動ユニットのように取り付け角度をほぼ水平にして取
り付けた場合には、前方下側若しくは上側の孔を給油孔
として使用することで、ケース内にギヤオイルの注入が
可能となり、また、中央下部に設けられている孔を排油
孔とすることで、ケース内のオイルを排出可能となる。
【0017】また、他方の駆動ユニットでは、上下が逆
になるように裏返すことで中央下部に位置していた孔が
中央上部に移動すると共に、駆動ユニットを出力軸を中
心に上方に傾斜させて取り付けることで、入力軸側が上
方に位置し、また、上記中央上部に位置した孔が駆動ユ
ニットの中央の高さに位置する。そして、その孔を給油
穴とすることで、ケース内にオイルの注入が可能とな
る。また、上記駆動ユニットを出力軸を中心にして傾斜
させることで、出力軸より前側に位置する孔は、下方に
旋回して駆動ユニットの最下部に位置するようになる。
そして、その孔を排油孔として使用することでケース内
のオイルを排出可能となる。
【0018】このように、同一形状の駆動ユニットを左
右に使用し,他方を裏返して使用してもギヤオイルの給
排処理用の孔が共用可能となる。また、駆動ユニットに
請求項4に示すようなブリーザ構造を備えることで、ギ
ヤや出力軸が回転することによってギヤオイルが掻き上
げられて該ギヤオイルがブリーザ室側に流入しようとし
ても、連通路の入口に設けられたボールベアリングによ
って上記流入が抑止される。さらに、ボールベアリング
を越えて流通路内にオイルが侵入しても絞り部によって
ブリーザ室内へのオイルの流入が抑止されると共に、そ
の流通路の途中に設けられた切り欠き部を通じてケース
内に排出される。
【0019】その切り欠き部のケース内への開口部は、
ギヤや出力軸と近接しない位置に設けることで、該ギヤ
や出力軸の回転で掻き上がってきたオイルが切り欠き部
からブリーザ室に入ってくることはない。このとき、ブ
リーザ室を走行モータとの合わせ面に設けることで、ケ
ースの壁と入力軸外周で形成される間隙が流通路として
使用でき、且つ、上記間隙に連通し且つ入力軸をケース
に回転自在に固定しているボールベアリングが、ブリー
ザ構造用のボールベアリングとして作用するので、ブリ
ーザ構造のために新たに流通路やボールベアリングを駆
動ユニット内に設ける必要がない。
【0020】また、ブリーザ室と外界とを連通するブリ
ーザ通気孔は、取り付け角度がほぼ水平に配置された一
方の駆動ユニットでは、ブリーザ室の上側で該ブリーザ
室と連通しているので、ブリーザ室の下側にオイルが溜
まっていてもそのオイルと常時接触することがないと共
に、斜め上方に延びて開口しているので、そのブリーザ
を通して外にオイルが出ることがない。また、他方の駆
動ユニットの取り付けでのブリーザ通気孔は、裏返すこ
とでブリーザ通気孔が斜め下方に延びて開口する状態に
なるが、その下方への傾斜角度は駆動ユニットの取り付
け角度よりも小さいために、他方の駆動ユニットを出力
軸を中心にして上方に傾けることで、再びブリーザは斜
め上方に向く。さらに、ブリーザ通気孔のブリーザ室と
の連結位置がブリーザ室の下側に位置しても、駆動ユニ
ットの後側に配置されている入力軸,さらには、ブリー
ザ室は駆動ユニットの上側部分に位置するようになるた
め、ケース内のギヤオイルの液面よりも高くなって、常
時ブリーザ室にオイルが溜まっている状態がなくなるの
で、他方の駆動ユニットにおいても該ブリーザ通気孔を
介してオイルが外にでることはない。
【0021】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず構成を説明すると、図2に示すように、左右の前輪
1がそれぞれ個別に駆動ユニット2,3のケースに支持
され、その駆動ユニット2,3のケースがそれぞれ車体
側部材である左右のサイドフレーム4,5に複数のボル
トで締結固定されて取り付けられている。そして、その
駆動ユニット2,3の車幅方向内側に駆動源である走行
モータ6,7が駆動ユニット2,3のケースに一体的に
固定されている。
【0022】上記左右の前輪1側に取り付けられている
駆動ユニット2,3は同じ形状をしている。その駆動ユ
ニット2,3は、図3に示すように、入力軸8と出力軸
9が2つのギヤ10,11を介して車体前後方向に所定
の間隔をあけた状態で連結され、入力軸8に入力された
回転が2つのギヤ10,11によって減速されて出力軸
9に伝達されるようになっている。その入力軸8,出力
軸9,及び2つのギヤ10,11はそれぞれ軸受けを介
してケース12に回転自在に固定され、出力軸9が左方
向に突出して図示しない車輪のアクスルと連結可能にな
っていると共に、右方向から走行モータ6,7の回転軸
6a,7aが入力軸8に嵌合するようになっている。
【0023】なお、図3中,8は入力軸8に連結された
ブレーキである。さらに、上記駆動ユニット2,3のケ
ース12本体の外周には、図4に示すように、取り付け
部材13が形成されている。その取り付け部材13は、
ケース12から上方13a,下方13c及び後方13b
に張り出すようにして形成されたもので、ケース12の
上側前方から長手方向に沿って後方に延び、さらに後方
を巡って下側を長手方向に沿って前方に延びるように形
成されていて、その取り付け部材13に6個のボルト穴
14a〜14fが開設されている。
【0024】その6個のボルト穴14a〜14fは、上
側に3個14a〜14c,後ろ側に1個14d,及び下
側に2個14e,14fというようにケース12の周面
に沿い且つ所定間隔をあけて配置している。上記のよう
な形状の駆動ユニット2,3を2台用意し、その一方の
駆動ユニット2を右前輪1側用として、その入力軸8と
出力軸9を結ぶ線L(以下,取り付けラインと呼称す
る)を出力軸9を通る車体前後方向の水平軸Sよりも下
方に出力軸9を中心に若干傾斜させた取り付け角度θで
サイドフレーム4,5に取り付ける。
【0025】その取り付けられる右側のサイドフレーム
4は、図5に示すように、駆動ユニット2の取り付け角
度θに対応して該駆動ユニット2,3のケース12と干
渉する部分,即ちケース12外周に沿って予め切り欠く
ことで、ケース12とは当接しないがケース12外周に
設けた取り付け部材13と当接可能な車体側取り付け部
4aが形成される。さらに、その車体側取り付け部4a
に、駆動ユニット2の取り付け部材13と当接する部分
で該取り付け部材13に設けられたボルト穴14a〜1
4fと同軸となる位置に夫々ボルト穴を開設しておく。
このとき、駆動ユニット2側に設けられている下側前方
の1つのボルト穴14fは車体側取り付け部4aと当接
しないので、車体側取り付け部4aには5つのボルト穴
が開設されていることになる。
【0026】そして、駆動ユニット2側の取り付け部材
13とサイドフレーム4側の車体取り付け部4aとのボ
ルト穴を共に貫通するようにそれぞれボルトを通して締
結固定することで、右前輪1側の駆動ユニット2の外周
が車体側部材であるサイドフレーム4に取り付けられ
る。なお、上記駆動ユニット2の車体前後方向後側の車
幅方向内側には駆動ユニット2の取り付け角度θに合わ
せて予め走行モータ6が取り付け時に水平になるように
固定されている。
【0027】また、上記右前輪1側の駆動ユニット2と
同形状の駆動ユニット3を、出力軸9が左側に向くよう
に裏返して左前輪1側の駆動ユニット3として使用す
る。このとき、上下に出っ張っている取り付け部材13
は上下逆になるので、ボルト穴14a〜14fは下側に
3個14a〜14c,後ろ側に1個14d,及び下側に
2個14e,14fという配置になるが、右前輪1側の
駆動ユニット2と同様に、上下方向に取り付け部材13
である張り出しがやはり存在する。
【0028】そして、図6に示すように、裏返した駆動
ユニット3の取り付けラインLを、出力軸9を通る車体
前後方向の水平軸Sより,出力軸9を中心に上方に傾斜
させる取り付け角度θでサイドフレーム5に取り付ける
ように設定する。その取り付けられる左側のサイドフレ
ーム5は、図6に示すように、駆動ユニット3の取り付
け角度θに対応して該駆動ユニット3のケース12と干
渉する部分,即ちケース12外周に沿って予め切り欠く
ことで、ケース12とは当接しないがケース12外周に
設けた取り付け部材13と当接可能な車体側取り付け部
5aが形成される。さらに、その車体側取り付け部5a
に、駆動ユニット3の取り付け部材13と当接する部分
で該取り付け部材13に設けられたボルト穴14b〜1
4fと同軸となる位置に夫々ボルト穴を開設しておく。
このとき、駆動ユニット3側に設けられている下側前方
の1つのボルト穴14aは車体側取り付け部5aと当接
しないので、車体側取り付け部5aには5つのボルト穴
が開設されていることになる。
【0029】そして、駆動ユニット3側の取り付け部材
13とサイドフレーム5側の取り付け部材13とのボル
ト穴を共に貫通するようにそれぞれボルトを通して締結
固定することで、左前輪1側の駆動ユニット3の外周が
車体側部材であるサイドフレーム5に取り付けられる。
なお、上記駆動ユニット3の車体前後方向後側の車幅方
向内側には駆動ユニット3の取り付け角度θに合わせて
予め走行モータ7が取り付け時水平になるように固定さ
れている。
【0030】上記のようにして左右のサイドフレーム
4,5にそれぞれ同一形状の駆動ユニット2,3を共用
して左右に取り付けされる。このとき、図1に示してい
るように、右側の駆動ユニット2は取り付け角度θをほ
ぼ水平にして取り付けられ、また、左側の駆動ユニット
3は、出力軸9を中心にして上方に傾けて取り付けてい
るので、左右の駆動ユニット2,3の後側にそれぞれ固
定されている走行モータ6,7は、左側の走行モータ7
の位置が右側の走行モータ6よりも高い位置で搭載さ
れ、車幅方向で左右の走行モータ6,7が干渉すること
がなくなるので、図2に示すように左右の走行モータ
6,7が上下に重なる状態で搭載可能となり、これによ
って、左右の走行モータ6,7による車体幅の制限が解
除されて車体幅を狭くすることが可能となる。車体幅を
狭くすると車両の旋回半径を小さく設定できる。
【0031】また、上記実施例のように、同一形状の駆
動ユニット2,3を左右輪側にそれぞれ取り付ける場
合、左側に取り付ける駆動ユニット3は裏返して取り付
けるので上下が逆になる。このため、従来の駆動ユニッ
トのままではギヤオイル用の給排孔が共用できない。次
に、これに対応した、ギヤオイル用の給排孔も共用でき
るように配置した駆動ユニット2,3の実施例を説明す
る。
【0032】駆動ユニット2,3本体の基本構造及び車
体への取り付け構造は、上記実施例と同様な構成であ
る。そして、その実施例の駆動ユニット2,3に対し
て、その駆動ユニット2,3の出力軸9よりも前側で且
つ取り付けラインLを挟んだ上下の2箇所の位置A,
B,及び車体前後方向の中央下部の位置Cの合計3箇所
に給排孔を設ける。
【0033】このように3つの給排孔A,B,Cを設け
ることによって、右輪側に取り付けらる駆動ユニット2
では、中央下部の給排孔Cを排油孔として使用し、前側
の2つの給排孔A,Bのうちの下側の孔Bを給油孔とし
て使用する。そうすると、上記給油孔Bからギヤオイル
が溢れるまで注入することで、図7に示すようにギヤオ
イルをケース12内に給油することができる。また、上
記排油孔Cは、取り付けられた駆動ユニット2の最下部
に位置するので、駆動ユニット2内のオイルを全て排出
可能となる。
【0034】また、左輪側に取り付けられる駆動ユニッ
ト3では、上記駆動ユニットを裏返して取り付けられる
ため、上記中央下部に位置していた給排孔Cが中央上部
に移動すると共に、前側の給排孔A,Bが上下逆にな
る。また、駆動ユニット3の取り付け角度θを出力軸9
を中心に上方に傾けることで、図8に示すように、中央
上部に移動した給排孔Cが、取り付けられた駆動ユニッ
ト3の上下方向の中間の高さに位置する。そしてその給
排孔Cを給油孔とすることで、駆動ユニット3内にオイ
ルを必要な量だけ給油することができる。
【0035】このとき、前下側に位置した給排孔A,B
は、駆動ユニット3を出力軸9を中心にして後側を上方
に旋回させるとで、下方に旋回して上記駆動ユニット3
の取り付けた状態では最下部に移動する。そして、その
孔Aを排油孔として使用することで、駆動ユニット2,
3内のオイルを全て排出可能となる。これによって、2
台の駆動ユニット2,3の一方を裏返して取り付けても
ギヤオイルの給排処理が同一形状の駆動ユニット2,3
で対応可能となる。
【0036】また、同一形状の駆動ユニット2,3を左
右輪側にそれぞれ取り付ける場合、左側に取り付けると
きに裏返して取り付けるので上下が逆になる。このた
め、従来の駆動ユニットではブリーザ室やブリーザ通気
孔を左右の駆動ユニットで共用することが難しい。これ
を可能にするブリーザ構造を備えた駆動ユニット2,3
を次に説明する。
【0037】駆動ユニット2,3の基本構成及び取り付
け構造は、上記実施例と同様な構成である。まずブリー
ザの構成を説明すると、図3に示すように、駆動ユニッ
ト2,3の入力軸8に走行モータ6,7の回転軸6a,
7aが同軸に嵌合して固定されている。そして、ケース
12のその走行モータ6,7との合わせ面の内側にブリ
ーザ室21が形成されている。そのブリーザ室21は、
入力軸8の外周とケース12とで形成されている連通路
となる空間15を介して、該入力軸8をケース12に回
転自在に固定している軸受であるボールベアリング16
に連通し、更に、そのボールベアリング16を介してケ
ース12内と連通している。また、上記入力軸8の外周
とケース12とで形成されている空間15は所定位置の
入力軸8外周と対向するケース12の壁が周方向に沿っ
て入力軸8に近接するように突出させて通路を狭くして
絞り部17を形成している。また、給油されたオイルの
液面よりも高い位置の上記ケース12の壁を切り欠き、
そのケース12内への開口18aをギヤ10,11や入
力軸8と近接しない位置でケース12内に連通するよう
に切り欠け部18が設けられ、該切り欠き部18がオイ
ルの戻り口を形成している。
【0038】また、上記ブリーザ室21に外界との通気
路であるブリーザ通気孔19が連通している。そのブリ
ーザ通気孔19は、ブリーザ室21の上部側面部19a
から側方に延び、さらに、後ろ斜め上方19bに延びて
ケース12の外と連通している。そのブリーザ通気孔1
9の斜め上方19bへ延びる水平方向からの傾斜角度
は、駆動ユニットを裏返し取り付ける側,即ち左側の駆
動ユニット3の取り付け角度θよりも小さく設定してお
く。
【0039】上記のようにブリーザ室21やブリーザ通
気孔19を駆動ユニット2,3に設けておくと、右側に
取り付けられた駆動ユニット2では、ブリーザ室21の
下側部分14aにはオイルが侵入するが、ブリーザ室2
1と外界とを連通するブリーザ通気孔19は、ブリーザ
室21の上側でブリーザ室21と連通するので常時オイ
ルと接触することがないと共に、斜め上方19bに向け
て延びて開口しているので、オイルがブリーザ通気孔1
9からケース12外に流出することが防止されている。
【0040】さらに、ギヤ10,11や入力軸8が回転
することで掻き上がってくるオイルは、ボールベアリン
グ16によってブリーザ室21側に流入することが抑止
されると共に、連通路15の途中に形成されている上記
絞り部17で更に抑止され、さらに、ケース12内に溜
まっているオイルの液面20よりも高くブリ−ザ室14
にオイルが入ってきても上記切り欠き部18からケース
12内に排出される。上記切り欠き部18は、ケース1
2内のオイルの液面20よりも高いと共に、出口の位置
がギヤ10,11や入力軸8から離れているので、オイ
ルが切り欠き部18からブリーザ室21内に侵入するこ
とはない。
【0041】なお、上記切り欠き部18のケース12内
への開口部がケース12内のオイルの液面20よりも低
いに位置しておいてもよい。この場合でも、切り欠き部
18の出口の近傍にギヤ10,11や入力軸8がないの
で、該切り欠き部18を介してオイルがケース内の液面
20以上に入ってくることがない。また、上記ブリーザ
室21及びブリーザ構造を有する駆動ユニット3を左車
輪側に取り付けた場合には、駆動ユニット3を裏返すこ
とでブリーザ通気孔19のの軸が斜め下方に向くが、駆
動ユニット3の取り付け角度θよりも小さい角度で下方
に傾斜するため、駆動ユニット3を出力軸9を中心にし
て上方に上記取り付け角度θに傾斜させることで、ブリ
ーザ通気孔19の軸も再び斜め上方に向く。これによっ
てブリーザ室21にオイルが流入しても該ブリーザ通気
孔19を介してそのオイルがケース12外に出ることは
ない。
【0042】また、駆動ユニット3を裏返すことでブリ
ーザ室21とブリーザ通気孔19との接続部19aがブ
リーザ室21の下側に位置するが、ブリーザ室21が駆
動ユニット2,3の上方に位置するので、該ブリーザ室
21内に常時オイルが溜まっている状態にならないので
問題はない。この場合、ブリーザ室21はオイルの液面
20よりも高い位置に位置しているが、ギヤ10,11
や入力軸8の回転によってオイルが掻き上がってブリー
ザ室21にオイルが流入しようとする。しかし、上記右
側の駆動ユニット2と同様に、ボールベアリング16が
その流入を抑止する。そのボールベアリング16を越え
て侵入したオイルは絞り部17でブリーザ室21への流
入が抑止されると共に、切り欠き部18から排出され
る。
【0043】このこの切り欠き部18は、駆動ユニット
2,3を裏返すことで下側に位置してブリーザ室21内
に流入したオイルを排出できるようになっているととも
に、その出口部分がギヤ10,11や入力軸8に近接し
ていないので、ギヤ10,11や入力軸8の回転によっ
て掻き上がってきたオイルが該切り欠き部18からブリ
ーザ室21に侵入することはない。
【0044】このように、上記のようなブリーザ室21
及びブリーザ構造を備えることで、同一形状の駆動ユニ
ット2,3を左右に共用しても駆動ユニットのブリーザ
機能が正常に作用する。なお、上記全実施例において
は、右側の駆動ユニット2と同一形状を裏返して左側の
駆動ユニット3として使用しているが、左右逆にして、
左側の駆動ユニットと同一形状のユニットを裏返す共に
取り付け角度θを上方に傾けて取り付けるようにしても
よい。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の産業
車両の駆動ユニットでは、同一形状の駆動ユニットを右
前輪側及び左前輪側にそれぞれ取り付け可能となるとい
う効果がある。また、左右の各駆動ユニットにそれぞれ
固定される左右の走行モータが上下に重なるように配置
されるため、走行モータの搭載位置による車体幅の制限
が小さくなり、車体幅を小さくして車両の旋回半径を従
来よりも小さく設定することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の左右の駆動ユニット及び
走行モータの取り付け位置を示す側面図である。
【図2】本発明に係る実施例の駆動ユニット及び走行モ
ータの車体側への取り付けを示す正面図である。
【図3】本発明に係る実施例の駆動ユニットを示す断面
図である。
【図4】本発明に係る実施例の駆動ユニットを示す概略
側面図である。
【図5】本発明に係る実施例の右前輪側の駆動ユニット
のサイドフレームへの取り付けを示す概略側面図であ
る。
【図6】本発明に係る実施例の左前輪側の駆動ユニット
のサイドフレームへの取り付けを示す概略側面図であ
る。
【図7】本発明に係る実施例の右前輪側の駆動ユニット
の取り付け位置での給排孔の位置を示す概略側面図であ
る。
【図8】本発明に係る実施例の左前輪側の駆動ユニット
の取り付け位置での給排孔の位置を示す概略側面図であ
る。
【図9】本発明に係る実施例の右前輪側の駆動ユニット
の取り付け位置でのブリーザ通気孔の位置を示す概略側
面図である。
【図10】本発明に係る実施例の左前輪1側の駆動ユニ
ットの取り付け位置でのブリーザ通気孔の位置を示す概
略側面図である。
【図11】従来の駆動ユニットの取り付け位置を示す正
面図である。
【図12】従来の駆動ユニットの取り付け位置を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 車輪 2,3 駆動ユニット 4,5 サイドフレーム 4a,5a 車体側取り付け部 6,7 走行モータ 8 入力軸 9 出力軸 10,11 ギヤ 12 駆動ユニットのケース 13 取り付け部 14a〜14f ボルト穴 15 流通路 16 ボールベアリング 17 絞り部 18 切り欠き部 19 ブリーザ通気孔 21 ブリーザ室 A,B,C 給排孔 θ 取り付け角度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左前輪及び右前輪にそれぞれ個別の駆動
    ユニット及び走行モータを独立して連結配置されている
    産業用車両において、一方の駆動ユニットを、その車体
    前後方向の取り付け角度をほぼ水平にして車体側部材に
    取り付け、且つ、他方の駆動ユニットを、上記一方の駆
    動ユニットと同一形状のものを上下が逆になるように裏
    返して配置すると共に、上記一方の駆動ユニットに固定
    されている走行モータに他方の駆動ユニットに固定され
    ている走行モータが車両上下方向で重なる車体前後方向
    の取り付け角度で、上記他方の駆動ユニットを車体側部
    材へ取り付けたことを特徴とする産業用車両の駆動ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 上記駆動ユニットのケース外周に、少な
    くとも上方及び下方に突出する張り出し部からなる取り
    付け部材を備え、その取り付け部材にケースの周面に沿
    って所定間隔をあけて配置された複数のボルト穴を設
    け、さらに、車体側部材である左右のサイドフレーム
    に、それぞれ上記対応する駆動ユニットの取り付け位置
    に合わせてそのケースと干渉する部分を切り欠いて車体
    側取り付け部を形成すると共に、上記駆動ユニット側の
    ボルト穴と左右から対向する位置の上記車体側取り付け
    部にそれぞれボルト穴を設けておき、その駆動ユニット
    側のボルト穴と車体側取り付け部側のボルト穴とをそれ
    ぞれボルトにより締結固定したことを特徴とする請求項
    1記載の産業用車両の駆動ユニット。
  3. 【請求項3】 上記駆動ユニットに対して、入力軸と出
    力軸を結ぶ車体前後方向の軸を水平にした状態で、出力
    軸よりも前側で上記車体前後方向の軸を上下から挟む2
    箇所,及び車体前後方向中央部における下部の合計3箇
    所にギヤオイル用の給排孔を設け、駆動ユニットの車体
    前後方向の取付け角度に応じて上記3箇所のうちの2箇
    所を実際の給排孔として使用することを特徴とする請求
    項1記載の産業用車両の駆動ユニット。
  4. 【請求項4】 走行モータとの合わせ面に設けられたブ
    リーザ室と、駆動ユニットの入力軸と出力軸を結ぶ車体
    前後方向の軸を水平にした状態で、上記ブリーザ室の上
    側部分に連通して上記他方の駆動ユニットの取り付け角
    度よりも小さい傾斜角度で後方且つ斜め上方に延びて開
    口するブリーザ通気孔と、上記ブリーザ室とケース内を
    連通する連通路と、その連通路のケース内への開口部に
    設けられたボールベアリングと、上記連通路の途中が形
    成する絞り部と、上記連通路の途中とケース内とを連通
    しギヤや入力軸に近接しない位置でケース内へ開口する
    切り欠き部とからなるブリーザ構造を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の産業用車両の駆動ユニット。
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