JPH05318815A - 静電記録ヘッド - Google Patents
静電記録ヘッドInfo
- Publication number
- JPH05318815A JPH05318815A JP4160297A JP16029792A JPH05318815A JP H05318815 A JPH05318815 A JP H05318815A JP 4160297 A JP4160297 A JP 4160297A JP 16029792 A JP16029792 A JP 16029792A JP H05318815 A JPH05318815 A JP H05318815A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle electrode
- cross wiring
- electrode substrate
- substrate
- patterns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0266—Marks, test patterns or identification means
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
- H05K1/141—One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
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- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 針電極基板とクロス配線基板の位置合わせを
簡単かつ正確に行うことのできる静電記録ヘッドを提供
する。 【構成】 針電極基板12の集積回路16の列の下に
は、二つで一組となる正方形パターン26が多数形成さ
れている。針電極基板12上に貼り付けられるクロス配
線基板18の縁の近傍にも、横一列に正方形パターン2
8が多数形成されている。針電極基板にクロス配線基板
を貼り付ける際の位置合わせは、作業者が例えば顕微鏡
によって拡大したこれらのパターン26及びパターン2
8を直接見ながら、正方形パターン24と正方形パター
ン28とが所定の位置関係となるよう調整することによ
り、正確かつ簡単に行うことができる。
簡単かつ正確に行うことのできる静電記録ヘッドを提供
する。 【構成】 針電極基板12の集積回路16の列の下に
は、二つで一組となる正方形パターン26が多数形成さ
れている。針電極基板12上に貼り付けられるクロス配
線基板18の縁の近傍にも、横一列に正方形パターン2
8が多数形成されている。針電極基板にクロス配線基板
を貼り付ける際の位置合わせは、作業者が例えば顕微鏡
によって拡大したこれらのパターン26及びパターン2
8を直接見ながら、正方形パターン24と正方形パター
ン28とが所定の位置関係となるよう調整することによ
り、正確かつ簡単に行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電プロッタなどに使
用される静電記録ヘッドに関するものである。
用される静電記録ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はサイドプレート54の一部を切り
欠いて示した代表的な静電記録ヘッドの全体的な斜視図
である。針電極62は銅箔によって、絶縁樹脂の針電極
基板52の両側にストライプ状に形成され、その先端部
は主走査方向に直線状に配列されている。この先端部の
両側は上記サイドプレート54によって挟持されてい
る。記録紙(図示せず)はサイドプレート54に沿っ
て、矢印Aの副走査方向に所定の送りタイミングで移送
される。この間に、画像信号に基づく電圧を針電極62
に印加することにより記録紙に当該画像信号に対応した
画像の静電パターンが記録される。
欠いて示した代表的な静電記録ヘッドの全体的な斜視図
である。針電極62は銅箔によって、絶縁樹脂の針電極
基板52の両側にストライプ状に形成され、その先端部
は主走査方向に直線状に配列されている。この先端部の
両側は上記サイドプレート54によって挟持されてい
る。記録紙(図示せず)はサイドプレート54に沿っ
て、矢印Aの副走査方向に所定の送りタイミングで移送
される。この間に、画像信号に基づく電圧を針電極62
に印加することにより記録紙に当該画像信号に対応した
画像の静電パターンが記録される。
【0003】針電極基板52には更に、配線を横方向に
延ばすためのクロス配線基板58が接着される。クロス
配線基板58の裏面、すなわち針電極基板52に対向す
る側の面には、クロス配線基板の長さ方向に延在する配
線が形成されており、この配線は基板に設けられたスル
ーホールを通って表側に延び、基板の表側の面に形成さ
れたボンディング用のパッドに接続される。
延ばすためのクロス配線基板58が接着される。クロス
配線基板58の裏面、すなわち針電極基板52に対向す
る側の面には、クロス配線基板の長さ方向に延在する配
線が形成されており、この配線は基板に設けられたスル
ーホールを通って表側に延び、基板の表側の面に形成さ
れたボンディング用のパッドに接続される。
【0004】また、針電極基板52には、シリアル信号
をパラレル信号に変換するためのシフトレジスタ及び電
圧変換回路を内蔵した駆動用集積回路56が複数実装さ
れている。これらの集積回路は針電極62に接続される
とともに、クロス配線基板上に設けられた前記のボンデ
ィング用のパッドにワイヤボンディングされる。
をパラレル信号に変換するためのシフトレジスタ及び電
圧変換回路を内蔵した駆動用集積回路56が複数実装さ
れている。これらの集積回路は針電極62に接続される
とともに、クロス配線基板上に設けられた前記のボンデ
ィング用のパッドにワイヤボンディングされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来は、クロ
ス配線基板を針電極基板に貼り付ける際の位置合わせは
目視に頼っていたため、この位置合わせの作業は困難で
あり、針電極基板とクロス配線基板の相対位置を精度よ
く貼り合わせることができなかった。クロス配線基板を
針電極基板に貼り付ける際に針電極基板とクロス配線基
板の相対的位置が不正確であると、針電極基板に集積回
路を実装してこの集積回路のボンディング端子とクロス
配線基板のボンディング用パッドとをボンディングワイ
ヤにて接続するときに、ボンディングワイヤが斜めに張
設されるなどして無理がかかり、ワイヤ切れなどが起こ
り易い。また、ボンディングの時点でワイヤ切れが生じ
なくても、ワイヤの形状に無理がかかった状態でボンデ
ィングされると、その後の使用においてワイヤ切れ等の
不良が発生する原因ともなる。したがって、針電極基板
とクロス配線基板の貼り付け作業を目視に頼っている
と、出来上がった製品は信頼性の点で問題がある。
ス配線基板を針電極基板に貼り付ける際の位置合わせは
目視に頼っていたため、この位置合わせの作業は困難で
あり、針電極基板とクロス配線基板の相対位置を精度よ
く貼り合わせることができなかった。クロス配線基板を
針電極基板に貼り付ける際に針電極基板とクロス配線基
板の相対的位置が不正確であると、針電極基板に集積回
路を実装してこの集積回路のボンディング端子とクロス
配線基板のボンディング用パッドとをボンディングワイ
ヤにて接続するときに、ボンディングワイヤが斜めに張
設されるなどして無理がかかり、ワイヤ切れなどが起こ
り易い。また、ボンディングの時点でワイヤ切れが生じ
なくても、ワイヤの形状に無理がかかった状態でボンデ
ィングされると、その後の使用においてワイヤ切れ等の
不良が発生する原因ともなる。したがって、針電極基板
とクロス配線基板の貼り付け作業を目視に頼っている
と、出来上がった製品は信頼性の点で問題がある。
【0006】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、針電極基板とクロス配線基板の位置合わせを簡
単かつ正確に行うことのできる静電記録ヘッドを提供す
ることを目的とするものである。
であり、針電極基板とクロス配線基板の位置合わせを簡
単かつ正確に行うことのできる静電記録ヘッドを提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明は、針電極基板とクロス配線基板とを貼り合
わせてなる静電記録ヘッドにおいて、前記針電極基板上
に第一の位置合わせ用パターンを形成し、前記クロス配
線基板上に第二の位置合わせ用パターンを形成し、且つ
前記針電極基板とクロス配線基板とを貼り合わせる際に
前記第一及び第二の位置合わせ用パターンを目印として
両者の相対的位置を調整することを特徴とするものであ
る。
めの本発明は、針電極基板とクロス配線基板とを貼り合
わせてなる静電記録ヘッドにおいて、前記針電極基板上
に第一の位置合わせ用パターンを形成し、前記クロス配
線基板上に第二の位置合わせ用パターンを形成し、且つ
前記針電極基板とクロス配線基板とを貼り合わせる際に
前記第一及び第二の位置合わせ用パターンを目印として
両者の相対的位置を調整することを特徴とするものであ
る。
【0008】また、前記第一の位置合わせ用パターンは
前記針電極基板に集積回路のためのリードが形成される
のと同時に形成され、前記第二の位置合わせ用パターン
はクロス配線基板にクロス配線が形成されるのと同時に
形成されたことが望ましい。
前記針電極基板に集積回路のためのリードが形成される
のと同時に形成され、前記第二の位置合わせ用パターン
はクロス配線基板にクロス配線が形成されるのと同時に
形成されたことが望ましい。
【0009】
【作用】本発明は前記の構成によって、針電極基板上に
設けた第一の位置合わせ用パターンとクロス配線基板上
に設けた第二の位置合わせ用パターンを、例えば顕微鏡
で両者の位置を視認しながら、又は画像処理手段を用い
て自動的に両者の相対的位置を調整することにより、結
果として針電極基板とクロス配線基板を正確に位置合わ
せすることが可能となる。
設けた第一の位置合わせ用パターンとクロス配線基板上
に設けた第二の位置合わせ用パターンを、例えば顕微鏡
で両者の位置を視認しながら、又は画像処理手段を用い
て自動的に両者の相対的位置を調整することにより、結
果として針電極基板とクロス配線基板を正確に位置合わ
せすることが可能となる。
【0010】また、第一の位置合わせ用パターンは集積
回路のためのリードが形成されるのと同時に形成し、前
記第二の位置合わせ用パターンはクロス配線基板にクロ
ス配線が形成されるのと同時に形成することにより、両
位置合わせ用パターンを形成するための特別の工程が必
要となることはない。
回路のためのリードが形成されるのと同時に形成し、前
記第二の位置合わせ用パターンはクロス配線基板にクロ
ス配線が形成されるのと同時に形成することにより、両
位置合わせ用パターンを形成するための特別の工程が必
要となることはない。
【0011】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明の第一実施例の平面図、図2
は第一実施例の一部を拡大した平面図、図3は第2実施
例の一部を拡大した平面図である。
て説明する。図1は本発明の第一実施例の平面図、図2
は第一実施例の一部を拡大した平面図、図3は第2実施
例の一部を拡大した平面図である。
【0012】図1は図4に示した静電記録ヘッドを矢印
Bの方向から見た場合に相当する平面図である。同図に
おいて、絶縁樹脂からなる針電極基板12にはサイドプ
レート14に隠れた部分に多数の針電極が設けられてい
る。このサイドプレート14の下側には、シリアル信号
をパラレル信号に変換するためのシフトレジスタ及び電
圧変換回路を内蔵した、駆動用集積回路16が横方向に
所定の間隔で多数実装されている。この集積回路16の
列の下には更に二つで一組となる正方形のパターン26
が多数形成されている。
Bの方向から見た場合に相当する平面図である。同図に
おいて、絶縁樹脂からなる針電極基板12にはサイドプ
レート14に隠れた部分に多数の針電極が設けられてい
る。このサイドプレート14の下側には、シリアル信号
をパラレル信号に変換するためのシフトレジスタ及び電
圧変換回路を内蔵した、駆動用集積回路16が横方向に
所定の間隔で多数実装されている。この集積回路16の
列の下には更に二つで一組となる正方形のパターン26
が多数形成されている。
【0013】図1において点線Cで示した内側は針電極
基板12上の一つのセル、すなわち静電記録ヘッドを製
造する際の一つの単位であり、各セルの中には一つの集
積回路16とその両側下方の二つの正方形パターン26
が含まれている。このように正方形パターン26を集積
回路16の両側に配置したのは、集積回路を後述のクロ
ス配線基板上のボンディング用パッドにワイヤボンディ
ングを行う際にワイヤの邪魔にならないようにするため
である。
基板12上の一つのセル、すなわち静電記録ヘッドを製
造する際の一つの単位であり、各セルの中には一つの集
積回路16とその両側下方の二つの正方形パターン26
が含まれている。このように正方形パターン26を集積
回路16の両側に配置したのは、集積回路を後述のクロ
ス配線基板上のボンディング用パッドにワイヤボンディ
ングを行う際にワイヤの邪魔にならないようにするため
である。
【0014】正方形パターン26の更に下側には、針電
極基板12上に貼り付けられたクロス配線基板18があ
り、この縁の近傍にも横一列に正方形パターン28が多
数形成されている。そしてクロス配線基板18を針電極
基板12に貼り付ける際にはこれらの正方形パターン2
6,28を利用して後述のように正確な位置合わせを行
うことができる。
極基板12上に貼り付けられたクロス配線基板18があ
り、この縁の近傍にも横一列に正方形パターン28が多
数形成されている。そしてクロス配線基板18を針電極
基板12に貼り付ける際にはこれらの正方形パターン2
6,28を利用して後述のように正確な位置合わせを行
うことができる。
【0015】図2は、針電極基板12に設けられた一組
のパターン26とクロス配線基板18に設けられた一組
のパターン28を拡大して示した図である。この例では
いずれのパターンも正方形で、その一辺の長さは一例と
して0.2mmである。また、針電極基板側の二つのパタ
ーン26の間隔は0.05mmであり、クロス配線基板側
のパターン28はクロス配線基板18の縁から0.1mm
の距離の位置に形成されている。
のパターン26とクロス配線基板18に設けられた一組
のパターン28を拡大して示した図である。この例では
いずれのパターンも正方形で、その一辺の長さは一例と
して0.2mmである。また、針電極基板側の二つのパタ
ーン26の間隔は0.05mmであり、クロス配線基板側
のパターン28はクロス配線基板18の縁から0.1mm
の距離の位置に形成されている。
【0016】針電極基板12にクロス配線基板18を貼
り付ける際の位置合わせは、作業者が、例えば顕微鏡に
よって拡大したこれらのパターン26及び28を直接見
ながら行うことができる。すなわち、図2に示すように
クロス配線基板18の縁を針電極基板12上の二つの正
方形パターン26の共通の一辺と一致させてクロス配線
基板18の上下方向の位置を決める。また、正方形パタ
ーン28の中心を、二つの正方形パターン26の間の中
心線a−a′上に位置させることによりクロス配線基板
18の左右方向の位置を決める。これと同様な位置関係
が他の正方形パターンについても成り立っていることを
確認することによって、クロス配線基板18を針電極基
板12上の正しい位置に貼り付けることができる。この
ように針電極基板12上の正確な位置にクロス配線基板
18を貼り付けることにより、針電極基板12上に実装
された集積回路をクロス配線基板18上のボンディング
用パッドにワイヤボンディングしても、かかるワイヤに
無理な力がかかって歪むことはなく、ワイヤ切れ等の不
良が発生することもない。
り付ける際の位置合わせは、作業者が、例えば顕微鏡に
よって拡大したこれらのパターン26及び28を直接見
ながら行うことができる。すなわち、図2に示すように
クロス配線基板18の縁を針電極基板12上の二つの正
方形パターン26の共通の一辺と一致させてクロス配線
基板18の上下方向の位置を決める。また、正方形パタ
ーン28の中心を、二つの正方形パターン26の間の中
心線a−a′上に位置させることによりクロス配線基板
18の左右方向の位置を決める。これと同様な位置関係
が他の正方形パターンについても成り立っていることを
確認することによって、クロス配線基板18を針電極基
板12上の正しい位置に貼り付けることができる。この
ように針電極基板12上の正確な位置にクロス配線基板
18を貼り付けることにより、針電極基板12上に実装
された集積回路をクロス配線基板18上のボンディング
用パッドにワイヤボンディングしても、かかるワイヤに
無理な力がかかって歪むことはなく、ワイヤ切れ等の不
良が発生することもない。
【0017】針電極基板12上に形成される正方形パタ
ーンもクロス配線基板18上に形成される正方形パター
ンも、ともにそれぞれの基板の電極やパッドに使用され
るものと同じ銅箔からなる。したがって、それぞれの基
板の電極やパッドを形成するためのホトマスクにこの正
方形パターンも予め形成しておき、この正方形パターン
も他の銅箔と同時に一括して形成することができるの
で、正方形パターンを形成するための特別の工程が必要
となることはない。また、このように一括して形成する
ことにより、各正方形パターンの位置決め精度をより高
くすることができる。
ーンもクロス配線基板18上に形成される正方形パター
ンも、ともにそれぞれの基板の電極やパッドに使用され
るものと同じ銅箔からなる。したがって、それぞれの基
板の電極やパッドを形成するためのホトマスクにこの正
方形パターンも予め形成しておき、この正方形パターン
も他の銅箔と同時に一括して形成することができるの
で、正方形パターンを形成するための特別の工程が必要
となることはない。また、このように一括して形成する
ことにより、各正方形パターンの位置決め精度をより高
くすることができる。
【0018】図3は本発明の第二実施例の一部を拡大し
た平面図であり、第一実施例の図2に対応するものであ
る。本実施例が第一実施例と異なるのは、針電極基板1
2とクロス配線基板18に、それぞれ一つの正方形パタ
ーンが対応するように形成されている点である。その他
の構成は第一実施例と同様であるので、その詳細な説明
は省略する。本実施例でクロス配線基板18を針電極基
板12に貼り付けるときには、クロス配線基板18の縁
が針電極基板12上の正方形パターン27の一辺と一致
するように置き、更にクロス配線基板18上の正方形パ
ターン29と針電極基板12上の正方形パターン27の
中心線b−b′が一致するように置くことにより、両方
の基板の相対的位置を正確に合わせることができる。
た平面図であり、第一実施例の図2に対応するものであ
る。本実施例が第一実施例と異なるのは、針電極基板1
2とクロス配線基板18に、それぞれ一つの正方形パタ
ーンが対応するように形成されている点である。その他
の構成は第一実施例と同様であるので、その詳細な説明
は省略する。本実施例でクロス配線基板18を針電極基
板12に貼り付けるときには、クロス配線基板18の縁
が針電極基板12上の正方形パターン27の一辺と一致
するように置き、更にクロス配線基板18上の正方形パ
ターン29と針電極基板12上の正方形パターン27の
中心線b−b′が一致するように置くことにより、両方
の基板の相対的位置を正確に合わせることができる。
【0019】本発明は上記の実施例に限定されるもので
はなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能で
ある。たとえば、上の例では位置合わせ用のパターンが
正方形である場合について説明したが、本発明はこれに
限るものではなく、他の形状のパターンを使用すること
もできる。また、針電極基板とクロス配線基板上に設け
るパターンの数も、またパターンの寸法も、両者の相対
的位置を正確に調整できるものである限り任意である。
はなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能で
ある。たとえば、上の例では位置合わせ用のパターンが
正方形である場合について説明したが、本発明はこれに
限るものではなく、他の形状のパターンを使用すること
もできる。また、針電極基板とクロス配線基板上に設け
るパターンの数も、またパターンの寸法も、両者の相対
的位置を正確に調整できるものである限り任意である。
【0020】更に、上記の各実施例においては作業者が
顕微鏡などを使用して両方の基板の正方形パターンを認
識しながら両者の相対的位置を調整する場合について説
明したが、静電記録ヘッドを量産する場合には、このよ
うな位置合わせを画像処理機能を持った自動位置合わせ
装置によって行うことができる。すなわち針電極基板上
に設けられた位置合わせ用のパターンとクロス配線基板
の位置合わせ用のパターンの正確な位置の画像を予め記
憶させておき、この記憶された画像と実際に両基板から
得られる位置合わせ用パターンの画像とを比較し、両方
の画像が一致するよう二つの基板の相対的な位置を調整
することによって正確な位置合わせを行うことが可能と
なる。この場合にはクロス配線基板の縁を針電極上の位
置合わせ用パターンの一辺に一致させる必要は特にな
い。
顕微鏡などを使用して両方の基板の正方形パターンを認
識しながら両者の相対的位置を調整する場合について説
明したが、静電記録ヘッドを量産する場合には、このよ
うな位置合わせを画像処理機能を持った自動位置合わせ
装置によって行うことができる。すなわち針電極基板上
に設けられた位置合わせ用のパターンとクロス配線基板
の位置合わせ用のパターンの正確な位置の画像を予め記
憶させておき、この記憶された画像と実際に両基板から
得られる位置合わせ用パターンの画像とを比較し、両方
の画像が一致するよう二つの基板の相対的な位置を調整
することによって正確な位置合わせを行うことが可能と
なる。この場合にはクロス配線基板の縁を針電極上の位
置合わせ用パターンの一辺に一致させる必要は特にな
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、針
電極基板上の位置合わせ用パターンとクロス配線基板上
の位置合わせ用パターンの相対的な位置を合わせて両基
板を貼り合わせることにより、両基板の相対的位置を正
確に調整することができるので、針電極基板上に実装さ
れた集積回路のワイヤをクロス配線基板上のボンディン
グ用パッドにボンディングする場合に、このワイヤに無
理な力が加わってワイヤ切れを起こしたり、その後の使
用によってワイヤが切断するようなことが起こりにく
く、したがって、信頼性の高い静電記録ヘッドを提供す
ることができる。
電極基板上の位置合わせ用パターンとクロス配線基板上
の位置合わせ用パターンの相対的な位置を合わせて両基
板を貼り合わせることにより、両基板の相対的位置を正
確に調整することができるので、針電極基板上に実装さ
れた集積回路のワイヤをクロス配線基板上のボンディン
グ用パッドにボンディングする場合に、このワイヤに無
理な力が加わってワイヤ切れを起こしたり、その後の使
用によってワイヤが切断するようなことが起こりにく
く、したがって、信頼性の高い静電記録ヘッドを提供す
ることができる。
【0022】また、本発明によれば、更に、第一の位置
合わせ用パターンは針電極基板上の針電極と同時に、ま
た第二の位置合わせ用パターンはクロス配線基板上のク
ロス配線と同時に形成することにより、かかる位置合わ
せ用パターンを形成するための特別な工程が不要とな
り、コストの上昇を抑えることができる静電記録ヘッド
を提供することができる。
合わせ用パターンは針電極基板上の針電極と同時に、ま
た第二の位置合わせ用パターンはクロス配線基板上のク
ロス配線と同時に形成することにより、かかる位置合わ
せ用パターンを形成するための特別な工程が不要とな
り、コストの上昇を抑えることができる静電記録ヘッド
を提供することができる。
【図1】本発明の第一実施例の静電記録ヘッドの平面図
である。
である。
【図2】本発明の第一実施例の一部を拡大した平面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第二の実施例の静電記録ヘッドの一部
を拡大して示した平面図である。
を拡大して示した平面図である。
【図4】一部を切り欠いて示した静電記録ヘッドの斜視
図である。
図である。
12 針電極基板 14 サイドプレート 16 集積回路 18 クロス配線基板 26,27,28,29 正方形パターン
Claims (2)
- 【請求項1】 針電極基板とクロス配線基板とを貼り合
わせてなる静電記録ヘッドにおいて、前記針電極基板上
に第一の位置合わせ用パターンを形成し、前記クロス配
線基板上に第二の位置合わせ用パターンを形成し、且つ
前記針電極基板とクロス配線基板とを貼り合わせる際に
前記第一及び第二の位置合わせ用パターンを目印として
両者の相対的位置を調整することを特徴とする静電記録
ヘッド。 - 【請求項2】 前記第一の位置合わせ用パターンは前記
針電極基板に集積回路のためのリードが形成されるのと
同時に形成され、前記第二の位置合わせ用パターンはク
ロス配線基板にクロス配線が形成されるのと同時に形成
されたものであることを特徴とする請求項1記載の静電
記録ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4160297A JPH05318815A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 静電記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4160297A JPH05318815A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 静電記録ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05318815A true JPH05318815A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15711927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4160297A Withdrawn JPH05318815A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 静電記録ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05318815A (ja) |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4160297A patent/JPH05318815A/ja not_active Withdrawn
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